JP2003050017A - 調理機器及び調理手順表示方法 - Google Patents

調理機器及び調理手順表示方法

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JP2003050017A
JP2003050017A JP2002159632A JP2002159632A JP2003050017A JP 2003050017 A JP2003050017 A JP 2003050017A JP 2002159632 A JP2002159632 A JP 2002159632A JP 2002159632 A JP2002159632 A JP 2002159632A JP 2003050017 A JP2003050017 A JP 2003050017A
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dish
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JP2002159632A
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Jun Ozawa
順 小澤
Takahiro Kudo
貴弘 工藤
Satoshi Matsuura
聰 松浦
Masaaki Sano
雅章 佐野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理に関する作業を効率よく行うことができ
るようにする。 【解決手段】 レシピに従って調理動作を行う調理機器
であって、表示部と、入力部と、前記表示部にレシピを
表示させる情報処理部とを備える。前記情報処理部は、
当該調理機器が調理動作を行う調理段階において、前記
入力部に他の調理段階の情報を表示する操作がなされる
と、前記レシピの他の調理段階の情報を、前記表示部に
表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等の調
理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子レンジ等の調理機器の利用方
法が多様になってきた。従来は、調理の下準備を行った
後、最終的に電子レンジ等を利用して加熱し、仕上げる
という使い方が多かった。ところが、電子レンジで調理
を行うだけではなく、その後更にソースをかけたり、ト
ッピングを行ったりして仕上げをするような、工程が複
雑な料理が開発されてきた。
【0003】また、電子レンジや冷蔵庫等のキッチンで
使われる家電機器の計算能力が向上したことと、表示機
器の低価格化とに伴い、調理に関する様々な情報を調理
機器等に表示させてユーザに提示することが可能になっ
てきた。
【0004】このような、表示機能を持つ調理機器とし
て、料理の調理を行うためのレシピを蓄積し、調理手順
をそのステップ毎に表示するものがある。また、気に入
ったレシピを再度簡単に取り出せるようにするために、
その料理をお気に入り登録することができる調理機器が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電子レンジ等の調理機
器が加熱動作等を行っている間は、その動作の残り時間
の表示等、動作状態の表示が行われる。このとき、調理
手順を確認することができないので、予め必要な材料を
揃えておいたり、電子レンジ等を用いることなく独立し
てすることができる作業を行うことができないという問
題があった。
【0006】また、従来の調理機器では、お気に入り登
録をする場合には、お気に入りボタンを押し、その後、
料理名を検索して、料理名やその他の情報に基づいてそ
の料理を登録するか否かを決定するという煩雑な操作が
必要であった。特に、調理したことがある料理をお気に
入り登録する場合であっても、このような操作が必要で
あった。
【0007】本発明は、調理に関する作業を効率よく行
うことができるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明が講じた手段は、レシピに従って調
理動作を行う調理機器であって、表示部と、入力部と、
前記表示部にレシピを表示させる情報処理部とを備え、
前記情報処理部は、当該調理機器が調理動作を行う調理
段階において、前記入力部に他の調理段階の情報を表示
する操作がなされると、前記レシピの他の調理段階の情
報を、前記表示部に表示させるものである。
【0009】請求項1の発明によると、調理機器が加熱
等の調理動作を行っているときに、その調理動作の次に
行うべき作業等を知ることができる。このため、その作
業のための下ごしらえや材料の準備を行うことができ、
調理作業が促進される。
【0010】また、請求項2の発明は、レシピに従って
調理動作を行う調理機器であって、表示部と、入力部
と、当該調理機器の状態を示すステータスを格納する状
態管理部と、前記表示部にレシピを表示させる情報処理
部とを備え、前記情報処理部は、一の料理についてのレ
シピを表示中に、前記入力部に切り替え操作がなされる
と、前記ステータスに応じて、他の料理のレシピの情報
を前記表示部に表示させるとともに、前記他の料理のレ
シピに従った調理動作を当該調理機器が行うようにする
ものである。
【0011】請求項2の発明によると、主菜の調理と副
菜の調理とを並行して行うことができ、1台の調理機器
で効率よく調理作業を行うことができる。
【0012】また、請求項3の発明は、レシピに従って
調理動作を行う調理機器であって、端末部と、レシピに
従って調理動作を制御する制御部と、受信したデータを
前記制御部に出力する第1の通信部とを備え、前記端末
部は、表示部と、入力部と、前記表示部にレシピを表示
させる情報処理部と、前記情報処理部のデータを第1の
通信部に送信する第2の通信部とを有するものであり、
かつ、取り外し可能なように構成されているものであ
る。
【0013】請求項3の発明によると、調理機器の本体
から離れたところで操作したり、その表示を見たりする
ことができる。
【0014】また、請求項4の発明は、レシピに従って
調理動作を行う調理機器であって、表示部と、入力部
と、他の調理機器から送信された前記他の調理機器の状
態を示すステータスを受信して出力する通信部と、前記
ステータスに応じて前記他の調理機器で調理している料
理のレシピを前記表示部に表示させる情報処理部とを備
えたものである。
【0015】請求項4の発明によると、自ら調理を行い
ながら、他の調理機器の状態を表示することができる。
【0016】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の調理機器において、レシピを格納する調理情報記憶部
を更に備え、情報処理部は、前記調理情報記憶部から前
記他の調理機器で調理している料理のレシピを読み出し
て用いるものである。
【0017】また、請求項6の発明では、請求項4に記
載の調理機器において、前記通信部は、前記他の調理機
器と共通の、レシピを格納するサーバから、前記他の調
理機器で調理している料理のレシピを受信し、前記情報
処理部に出力するものである。
【0018】また、請求項7の発明では、請求項4に記
載の調理機器において、前記通信部は、前記他の調理機
器から、前記他の調理機器で調理している料理のレシピ
を受信し、前記情報処理部に出力するものである。
【0019】また、請求項8の発明は、レシピに従って
調理動作を行う調理機器であって、表示部と、入力部
と、前記表示部にレシピを表示する情報処理部とを備
え、前記情報処理部は、一の料理の調理中又は調理が終
了したとき、当該一の料理を示す情報を所定のリスト
(利用者が登録を行うように設けられたリスト、お気に
入りリスト等)に登録することを促すメッセージを、前
記表示部に表示させるものである。
【0020】請求項8の発明によると、料理を示す情報
をお気に入りリスト等のリストに登録するのを忘れるこ
とを防ぐことができる。
【0021】また、請求項9の発明では、請求項8に記
載の調理機器において、前記情報処理部は、前記メッセ
ージの表示とともに、前記入力部を、当該一の料理を示
す情報を前記所定のリストに登録する操作を入力可能に
設定するものである。
【0022】請求項9の発明によると、料理の調理が終
了したときに、その料理を示す情報をお気に入りリスト
等に登録する操作を簡単に行うことができる。
【0023】また、請求項10の発明は、レシピに従っ
て調理動作を行う調理機器であって、表示部と、入力部
と、前記表示部にレシピを表示する情報処理部とを備
え、前記情報処理部は、一の料理の調理が終了したと
き、当該一の料理に関連する他の料理の情報を前記表示
部に表示させるものである。
【0024】請求項10の発明によると、料理の調理が
終了したときに、その料理に関連する他の料理に関する
情報表示を簡単に行うことができる。
【0025】また、請求項11の発明では、請求項10
に記載の調理機器において、前記情報処理部は、前記他
の料理を示す情報の表示とともに、前記入力部を、当該
他の料理の調理開始操作を入力可能に設定するものであ
る。
【0026】請求項11の発明によると、料理の調理が
終了したときに、その料理に関連する他の料理の調理を
簡単に始めることができる。
【0027】また、請求項12の発明では、請求項1〜
4,8,10のいずれか1項に記載の調理機器におい
て、前記調理機器は、電子レンジであることを特徴とす
る。
【0028】また、請求項13の発明は、調理手順表示
方法として、調理機器を用いる料理の調理段階に応じて
前記料理のレシピを表示するステップと、前記調理機器
における調理動作が行われる調理段階において、他の調
理段階の情報を表示する操作がなされると、前記レシピ
の他の調理段階の情報を表示するステップとを備えたも
のである。
【0029】また、請求項14の発明は、調理手順表示
方法として、調理機器において調理中の一の料理につい
てのレシピを表示するステップと、切り替え操作がなさ
れると、他の料理のレシピの情報を表示するステップと
を備えたものである。
【0030】また、請求項15の発明は、調理手順表示
方法として、調理機器を用いる料理の調理段階に応じて
前記料理のレシピを表示するステップと、前記料理の調
理中又は調理が終了したとき、当該料理を示す情報を所
定のリストに登録することを促すメッセージを表示する
ステップと、前記情報を登録するステップとを備えたも
のである。
【0031】また、請求項16の発明は、調理手順表示
方法として、調理機器を用いる一の料理の調理段階に応
じて前記一の料理のレシピを表示するステップと、前記
一の料理の調理が終了したとき、当該一の料理に関連す
る他の料理の情報を表示するステップとを備えたもので
ある。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。調理機器の例として
電子レンジについて説明するが、以下で説明する調理機
器はいずれも、オーブン、トースター、炊飯器等の他の
調理機器であってもよい。
【0033】(第1の実施形態)図1(a)は、本発明
の第1の実施形態に係る電子レンジ全体を示す概略図で
ある。図1(a)の電子レンジ10は、入力部11と、
表示部14とを備えている。図1(b)は、図1(a)
の電子レンジ10における入力部11及び表示部14を
示す説明図である。入力部11は、[上]キー21と、
[下]キー22と、[左]キー23と、[右]キー24
と、[お気に入り]キー25と、[決定]キー26と、
[戻る]キー27と、[スタート]キー28と、[画面
切替]キー29とを備えている。
【0034】図2は、図1(a)の電子レンジ10のブ
ロック図である。電子レンジ10は、入力部11と、情
報処理部12と、調理情報記憶部13と、表示部14
と、制御部15とを備えている。入力部11は、図1
(b)に示されたキーに対するユーザの操作情報を情報
処理部12に出力する。調理情報記憶部13は、料理の
調理を行うための調理データとして、複数のレシピを格
納している。
【0035】レシピには、料理に必要な材料や調理手順
等を表示するための表示データと、高周波出力や加熱時
間等の電子レンジ10の加熱動作を制御するための制御
データとが含まれている。情報処理部12は、調理情報
記憶部13からレシピを読み出し、ユーザの操作情報や
電子レンジ10の動作状態に応じて、その内容を表示部
14に表示させる。また、情報処理部12は、必要に応
じて制御データを制御部15に出力し、制御部15は高
周波出力部(図示せず)等の動作を制御する。
【0036】図3は、表示部14に表示される画面の遷
移の例を示す説明図である。既に「じゃがいものファル
シ」のレシピが選択されているものとする。図3におい
て、レシピの最初の表示D1は、この料理の概要を示す
ものである。ユーザが図1(a)の[下]キー22を操
作すると、表示は表示D2となる。表示D2は、この料
理の材料を示すものである。ユーザが[上]キー21を
操作すると、表示は表示D1に戻り、[決定]キー26
を操作すると、表示D3が表示される。
【0037】表示D3は、調理手順の流れを示す作り方
一覧画面である。ユーザが[決定]キー26を操作する
と、表示D4が表示される。表示D4は、調理手順の最
初のステップ(Step1)を示している。ユーザは、
この表示D4を参照して、材料の加熱を行うための準備
をする。ユーザが[スタート]キー28を操作すると、
調理動作として加熱動作が開始され、表示D5が表示さ
れる。表示D5は、加熱動作中であることを示すもので
あり、加熱終了までの時間が表示される。ユーザがキー
操作を行わない場合は、加熱動作終了後、自動的に調理
手順の次のステップ(Step2)を示す表示D6が表
示される。
【0038】表示D5のような表示が行われる加熱動作
中のステップにおいてユーザが他のステップの情報を表
示する操作をすると、すなわち、[下]キー22を操作
すると、加熱動作中であっても、表示部14の表示は調
理手順の次のステップ(Step2)を示す表示D21
となる。したがって、加熱動作中であっても、ユーザは
調理手順の次のステップを知ることができ、作業を進め
ることができるので、加熱動作が行われる間に作業を中
断して時間を無駄にすることがない。
【0039】このとき、ユーザが[上]キー21を操作
すると、加熱動作中であることを示す表示D5のような
表示が再び行われ、ユーザが[下]キー22を操作する
と、更に次のステップ(Step3)を示す表示D22
が表示される。
【0040】表示部14が表示D21又はD22を表示
しているときに、加熱動作が終了すると、自動的にこの
加熱動作後の次のステップ(Step2)を示す表示D
6が表示される。このため、ユーザは表示を表示D5に
戻すための操作を行う必要がなく、ユーザは何ステップ
後の手順を表示させていたかを記憶しておく必要がな
い。ここでは、加熱動作中に2ステップ後までの表示を
行う場合について説明したが、1ステップ後までの表示
しか行わないようにしてもよいし、3ステップ以上後ま
での表示を行うようにしてもよい。また、加熱動作中に
次のステップ等における表示を行う場合について説明し
たが、次のステップにおける作業のために準備すべきこ
と等、関連する情報を表示するようにしてもよい。
【0041】図4は、図3に続いて表示部14に表示さ
れる画面の遷移の例を示す説明図である。レシピは、調
理手順を表示するステップと加熱動作を行うステップと
を含め、図3、図4のような各表示を行うステップを調
理段階として有している。
【0042】図4において、表示D6が表示されている
ときに、ユーザが[下]キー22を操作すると、調理手
順の次のステップ(Step3)を示す表示D7が表示
される。ユーザは、この表示を参照して、材料の加熱を
行うための準備をする。ユーザが[スタート]キー28
を操作すると、加熱動作が開始され、表示D8が表示さ
れる。料理ができあがって調理が終了すると、調理が終
了したことを示す表示D9が自動的に表示される。
【0043】ここで、ユーザが[下]キー22を操作す
ると、表示D10が表示される。ここでは、いま調理し
終えた料理の名前をお気に入りリストに登録することを
促すメッセージが表示されている。また、この料理に関
連する他の料理、すなわち、この料理との相性や栄養
素、カロリー等を考慮して、この料理と一緒に食べるこ
とを推薦する副菜、付け合わせ等の料理の名前がおすす
めレシピとして表示されている。例えば図4では、コー
ンスープ等が表示されている。
【0044】図5は、図2の電子レンジの他の例を示す
ブロック図である。図5の電子レンジは、図2の電子レ
ンジにおいて、お気に入りリスト記憶部16を更に備え
たものである。お気に入りリスト記憶部16は、お気に
入りリストを記憶する。なお、お気に入りリスト記憶部
16は、電子レンジが備えていてもよいし、半導体メモ
リカード等の着脱可能な記録媒体が備えていてもよい。
【0045】表示部14に、いま調理し終えた料理の情
報をお気に入りリストに登録することを促すメッセージ
を含む表示D10が表示されているとき、情報処理部1
2は、いま調理し終えた料理の名前をお気に入りリスト
に登録する操作を入力できるように、入力部11を設定
している。このため、ユーザが[お気に入り]キー25
を操作すると、いま調理し終えた料理である「じゃがい
ものファルシ」を示す情報(料理名等)がお気に入りリ
ストに登録される。お気に入りリストに登録された料理
は、他の料理に比べて簡単な操作で取り出せるようにな
っている。このように、調理終了後に調理を終えたばか
りの料理名を登録するので、料理名等を入力する必要が
なく、また、登録のために複雑な操作をする必要がな
い。このため、お気に入りリストへの登録を簡単に行う
ことができる。
【0046】お気に入りリストへの登録は、調理終了後
の所定の時間内に行うことができるようにしてもよい
し、次の調理を開始するまでとしてもよい。また、前回
調理した料理の情報を、電源を切っても消えないように
蓄積しておくようにすることにより、次回電子レンジを
使ったときに、前回調理した料理の名前を簡単にお気に
入りリストに登録することができる。これにより、料理
を食べてからしばらく経過した後でも簡単にお気に入り
リストに登録することができる。
【0047】また、料理をランク付けしてお気に入りリ
ストに登録するようにしてもよい。例えば、[お気に入
り]キー25を2回続けて押したり、所定の時間以上押
し続けたりした場合には、その登録しようとしている料
理のランクを高くして登録する。
【0048】更に、調理の途中で、いま調理中の料理の
情報をお気に入りリストに登録することができるように
してもよく、調理中に試食をして味を確認し、すぐに登
録をすることが可能となる。この場合、お気に入りリス
トに登録することを促すメッセージを含む表示D10を
表示するようにしてもよく、また、調理終了後にその料
理のお気に入りリストへの登録をキャンセルしたり、そ
の料理のランクを下げることができるようにしてもよ
い。すると、できあがった料理を見て、登録すべきか否
か等を判断することができる。また、お気に入りリスト
へ登録できる料理の数を制限してもよい。
【0049】表示D10が表示されているとき、情報処
理部12は、おすすめレシピとして表示された料理の調
理開始操作を入力できるように、入力部11を設定して
いる。このため、ユーザが[上]キー21又は[下]キ
ー22を操作し、おすすめレシピとして表示された料理
の名前から1つを選択した状態で、[決定]キー26を
操作すると、選択した料理のレシピを表示することがで
きる。
【0050】レシピは、その料理が電子レンジで調理す
べきものである場合は、図3及び図4を参照して説明し
たように、調理手順等を示す表示データと、電子レンジ
の加熱動作を制御するための制御データとを含んでい
て、加熱動作の設定を自動的に行うものである。この場
合、このレシピに従って調理が開始される。
【0051】また、レシピは、その料理が電子レンジで
調理すべきものではない場合は、表示データのみを含
む。この場合、このレシピに従って情報が表示される。
表示される情報は、調理手順等の作り方を示すものであ
ってもよいし、調理のための簡単なワンポイントアドバ
イスであってもよい。
【0052】なお、表示部14は、その表面がタッチパ
ネルとなっていて、表示毎にそのときに操作可能なキー
を表示し、かつ、キー操作を受け付けることができるよ
うになっていてもよい。
【0053】また、調理動作として加熱動作を行う場合
について説明したが、これには限られず、調理動作は、
攪拌等の他の動作であってもよい。
【0054】(第2の実施形態)本実施形態では、複数
のレシピに係る調理を並行して行う調理機器について説
明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係る電子レ
ンジのブロック図である。図6の電子レンジは、入力部
111と、情報処理部112と、調理情報記憶部113
と、表示部114と、制御部115と、状態管理部11
6とを備えている。入力部111、情報処理部112、
調理情報記憶部113、表示部114、及び制御部11
5は、それぞれ図2の入力部11、情報処理部12、調
理情報記憶部13、表示部14、及び制御部15に対応
している。
【0055】調理すべき料理として、主菜だけではな
く、副菜が予め選択されているものとする。副菜として
は、図3の表示D1に示された「コーンスープ」のよう
に、主菜の選択の際に、主菜に関連づけられている料理
を選択するようにしてもよいし、調理情報記憶部113
が格納する調理データに含まれる料理から自由に選択す
るようにしてもよい。
【0056】状態管理部116は、主菜の調理がどこま
で進んでいるかを示す主調理ステータスと、主菜のレシ
ピのどのステップを表示すべきかを示す主表示ステータ
スと、副菜の調理がどこまで進んでいるかを示す副調理
ステータスと、副菜のレシピのどのステップを表示すべ
きかを示す副表示ステータスとを格納する。
【0057】図7は、図6の電子レンジが複数のレシピ
に係る調理を並行して行う場合の処理を示すフローチャ
ートである。ステップS10では、入力部111の[画
面切替]キーが所定時間内に操作されると、情報処理部
112は、主菜、副菜の切換えを行う。すなわち、主菜
の調理中に[画面切替]キーが押されると、副菜の調理
をするために、ステップS21に進み、副菜の調理中に
[画面切替]キーが押されると、主菜の調理をするため
に、ステップS11に進む。
【0058】ステップS11では、情報処理部112
は、処理中のレシピのうち、状態管理部116が格納す
る主表示ステータスが示す主菜レシピのステップの表示
を行う。ステップS12では、状態管理部116が格納
する主調理ステータスが加熱をすべきステップを示して
いる場合はステップS13に進み、その他の場合はステ
ップS14に進む。
【0059】ステップS13では、加熱を終了している
場合はステップS18に、終了していない場合にはステ
ップS15に進む。ステップS14では、情報処理部1
12は、主調理ステータスを主表示ステータスと同じに
して状態管理部116に格納させ、ステップS15に進
む。
【0060】ステップS15では、情報処理部112
は、入力部111のボタンが所定時間内に押されたか否
かをチェックする。[下]キー(場合によっては[決
定]キー、又は[スタート]キー)が押された場合に
は、ステップS16に進み、[上]キーが押された場合
には、ステップS17に進む。所定時間内にこれらのキ
ーのいずれもが押されなかったときは、ステップS10
に戻る。
【0061】ステップS16では、情報処理部112
は、主表示ステータスを主菜レシピの次のステップに進
めて状態管理部116に格納させ、ステップS11に戻
る。ステップS17では、情報処理部112は、主表示
ステータスを主菜レシピの前のステップに戻して状態管
理部116に格納させ、ステップS11に戻る。
【0062】ステップS18では、情報処理部112
は、主調理ステータスを主菜レシピの次のステップに進
めて状態管理部116に格納させ、ステップS19に進
む。ステップS19では、情報処理部112は、主表示
ステータスを主調理ステータスと同じにして状態管理部
116に格納させ、ステップS11に戻る。このため、
加熱終了時には、自動的に主菜レシピの次のステップの
情報を表示させることができる。
【0063】副菜の調理のためのステップS21〜S2
9についても、同様に説明することができる。すなわ
ち、主調理ステータスに代えて副調理ステータスに従っ
て加熱処理を行い、主表示ステータスに代えて副表示ス
テータスに従って副菜レシピのステップの表示を行う点
の他は、ステップS11〜S19と同様であるので、詳
細な説明は省略する。
【0064】図8は、図6の表示部114に表示される
画面の切り替えについての説明図である。主表示ステー
タスに従って、図3及び図4と同様に、表示部114に
は主菜レシピについての表示D1〜D9が表示される。
いずれの表示がされているときでも、[画面切替]キー
を操作すると、副菜レシピの画面に切り替わる。表示さ
れる画面は、副菜レシピの副表示ステータスが示すステ
ップの情報である。
【0065】副菜レシピの画面が表示されているときに
は、いずれの表示がされているときでも、[画面切替]
キーを操作すると、主菜レシピの画面に切り替わる。表
示される画面は、主菜レシピの主表示ステータスが示す
ステップの情報である。
【0066】図9は、図6の表示部114に表示される
副菜レシピの画面の遷移の例を示す説明図である。図3
の表示D1のように、主菜である「じゃがいものファル
シ」の副菜として、「コーンスープ」が選択されている
ものとする。もちろん、主菜レシピと関わりなく、自由
に副菜レシピを予め選択するようにしてもよい。
【0067】図9において、レシピの最初の表示D51
は、この料理の概要を示すものである。ユーザが[下]
キーを操作すると、表示は表示D52となる。表示D5
2は、この料理の材料を示すものである。ユーザが
[上]キーを操作すると、表示は表示D51に戻り、
[決定]キーを操作すると、表示D53が表示される。
【0068】以下、図3及び図4と同様に、キー操作及
び加熱動作の終了に伴って、表示が遷移する。加熱動作
を行っているときには、調理中画面D55,D57,D
59が表示され、加熱動作が終了すると、副調理ステー
タス及び副表示ステータスが自動的にそれぞれ次のステ
ップに遷移し、表示D56,D58,D60が行われ
る。
【0069】このように、図6の電子レンジによると、
主菜の調理と副菜の調理とを並行して行うことができ、
1台の電子レンジで効率よく調理作業を行うことができ
る。したがって、調理という、毎日する必要があり、限
られた時間で行う必要がある家事を効率よく行うことが
できる。
【0070】(第3の実施形態)本実施形態では、離れ
た場所にその状態を通知することができる調理機器につ
いて説明する。図10は、本発明の第3の実施形態に係
る調理機器システムのブロック図である。図10の調理
機器システムは、第1の調理機器210と、第2の調理
機器230とを備えている。例えば、第1の調理機器2
10は電子レンジであり、第2の調理機器230はオー
ブンである。
【0071】第1の調理機器210は、入力部211
と、情報処理部212と、調理情報記憶部213と、表
示部214と、制御部215と、状態管理部216と、
通信部217とを備えている。また、第2の調理機器2
30は、入力部231と、情報処理部232と、調理情
報記憶部233と、表示部234と、制御部235と、
状態管理部236と、通信部237とを備えている。
【0072】入力部211、情報処理部212、調理情
報記憶部213、表示部214、制御部215、及び状
態管理部216は、それぞれ図2の入力部11、情報処
理部12、調理情報記憶部13、表示部14、制御部1
5、及び図6の状態管理部116に対応している。同様
に、入力部231、情報処理部232、調理情報記憶部
233、表示部234、制御部235、及び状態管理部
236は、それぞれ図2の入力部11、情報処理部1
2、調理情報記憶部13、表示部14、制御部15、及
び図6の状態管理部116に対応している。
【0073】通信部217は、通信部237との間で、
例えば赤外線を用いてデータを送受信する。通信部21
7は、状態管理部216が格納する各種ステータス、調
理情報記憶部213が格納するレシピの表示データ等を
情報処理部212から受け取り、通信部237に送信す
る。情報処理部232は、通信部237から受信したデ
ータを受け取り、表示部234に表示させる。
【0074】第2の調理機器230において、第1の調
理機器210の状態を表示させることができるので、第
1の調理機器210の表示部214を直接見なくても、
第1の調理機器210における調理の進行状態やレシピ
の内容の確認を行うことができる。
【0075】図11は、図10の調理機器システムの変
形例を示すブロック図である。図11の調理機器システ
ムは、調理機器210と、携帯電話等の携帯端末250
とを備えている。携帯端末250は、入力部251と、
情報処理部252と、表示部254と、通信部257と
を備えている。
【0076】調理機器210の通信部217は、携帯端
末250の通信部257との間で、例えば局所的な無線
通信技術(Bluetooth(商標)等)を用いてデータを送
受信する。通信部217は、調理情報記憶部213が格
納するレシピの表示データ等を情報処理部212から受
け取り、携帯端末250の通信部257に送信する。情
報処理部252は、通信部257から受信したデータを
受け取り、表示部254に表示させる。
【0077】図11の調理機器システムによると、調理
機器210の状態やレシピを携帯電話等の携帯端末25
0で確認することができる。調理機器210が調理情報
記憶部213及び状態管理部216を備えているので、
携帯端末250がレシピのデータを格納する必要がな
い。
【0078】図12は、図10の調理機器システムの他
の変形例を示すブロック図である。図12の調理機器シ
ステムは、電子レンジ等の調理機器220と、携帯電話
等の携帯端末260とを備えている。調理機器220
は、入力部211と、情報処理部212と、表示部21
4と、制御部215と、通信部217とを備えている。
携帯端末260は、入力部251と、情報処理部252
と、表示部254と、通信部257と、調理情報記憶部
263と、状態管理部266とを備えている。
【0079】携帯端末260は、インターネット等を経
由してレシピのデータをダウンロードして、調理情報記
憶部263に格納している。また、携帯端末260が半
導体メモリカード等の記録媒体を着脱可能になってい
て、これが調理情報記憶部263を構成し、レシピのデ
ータを格納するようにしてもよい。また、調理情報記憶
部263は、調理機器220の状態等を示すステータス
を格納する。
【0080】通信部257は、調理情報記憶部263が
格納するレシピの制御データ等を情報処理部252から
受け取り、調理機器220の通信部217に送信する。
情報処理部212は、制御部215を用いて、調理機器
220の調理動作を制御する。
【0081】通信部217は、調理動作終了等の調理機
器220の状態を示す情報を制御部215から情報処理
部212を経由して受け取り、通信部257に送信す
る。情報処理部252は、通信部257が受信したデー
タを受け取り、状態管理部266が格納するステータス
を書き換え、これに対応する画面を表示部254に表示
させる。
【0082】図12の調理機器システムによると、調理
機器220の状態やレシピを携帯電話等の携帯端末26
0で確認することができる。携帯端末260が調理情報
記憶部263及び状態管理部266を備えているので、
携帯端末260がダウンロードしたレシピの表示データ
を調理機器220に転送したり、調理機器220がレシ
ピのデータを格納する必要がない。
【0083】図13は、端末部320を備えた調理機器
のブロック図である。図13の調理機器は、例えば電子
レンジであって、端末部320と、制御部315と、第
1の通信部327とを備えている。端末部320は、入
力部311と、情報処理部312と、調理情報記憶部3
13と、表示部314と、状態管理部316と、第2の
通信部317とを備えている。入力部311、情報処理
部312、調理情報記憶部313、表示部314、制御
部315、及び状態管理部316は、それぞれ図6の入
力部111、情報処理部112、調理情報記憶部11
3、表示部114、制御部115、及び状態管理部11
6に対応している。
【0084】通信部317は、通信部327との間で通
信を行い、情報処理部312と制御部315との間のデ
ータ伝送を行う。端末部320は、他の部分から取り外
し可能なように構成されているので、調理機器本体から
離れたところで調理機器を操作したり、その表示を見た
りすることができる。
【0085】したがって、電子レンジ等の調理機器にお
ける加熱等の調理を行いながら、調理機器本体から離れ
たところで材料を洗う、切る等の下ごしらえ等の他の作
業をすることができる。調理機器における加熱等の状況
を確認するために、このような作業を中断して移動する
必要がないので、調理のための労力を軽減することがで
きる。
【0086】図14は、端末部を備えた調理機器の他の
例のブロック図である。図14の電子レンジは、端末部
340と、調理情報記憶部313と、制御部315と、
状態管理部316と、情報処理部322と、第1の通信
部327とを備えている。端末部340は、入力部31
1と、情報処理部312と、表示部314と、第2の通
信部317とを備えている。情報処理部322は、情報
処理部212と同様に、調理情報記憶部313、制御部
315、状態管理部316、及び通信部327を制御し
ている。
【0087】通信部317は、通信部327との間で通
信を行い、情報処理部312と情報処理部322との間
のデータ伝送を行う。端末部340は、他の部分から取
り外し可能なように構成されている。したがって、図1
3の調理機器と同様に、調理機器本体から離れたところ
で調理機器を操作したり、その表示を見たりすることが
できる。
【0088】なお、図13又は図14の調理機器の構成
要素のうち、表示部及び通信部を含むようにすれば、い
かなる部分を端末部として取り外し可能なように構成し
てもよい。
【0089】(第4の実施形態)本実施形態では、自ら
調理を行いながら、他の調理機器の状態を表示すること
ができる調理機器システムについて説明する。図10の
調理機器システムを参照して、第1の調理機器210が
第2の調理機器230の状態を表示する場合について説
明する。
【0090】図15は、調理機器210が、自ら調理を
行いながら他の調理機器の状態を表示する場合の処理を
示すフローチャートである。ステップS40では、入力
部211の[画面切替]キーが所定時間内に操作される
と、情報処理部212は、自機器、他機器の切換えを行
う。すなわち、自機器についての表示中に[画面切替]
キーが押されると、他機器についての表示をするため
に、ステップS51に進み、他機器についての表示中に
[画面切替]キーが押されると、自機器についての表示
をするために、ステップS41に進む。
【0091】ステップS51では、他の機器のステータ
スを取得し、ステップS52では、取得した他の機器の
ステータスのステップの表示を行い、ステップS40に
戻る。自機器についての表示及び調理のためのステップ
S41〜S49は、図7のステップS11〜S19と同
様に説明することができる。すなわち、主調理ステータ
スに代えて調理ステータスに従って加熱処理を行い、主
表示ステータスに代えて表示ステータスに従って表示を
行う点の他は同様であるので、詳細な説明は省略する。
同様に、第2の調理機器230は、第1の調理機器21
0の状態を表示することができるように構成されてい
る。
【0092】図16は、図15のフローを実行する調理
機器システムの他の例についてのブロック図である。図
16の調理機器システムは、第1の調理機器410と、
第2の調理機器430と、サーバ450とを備えてい
る。
【0093】第1の調理機器410は、入力部411
と、情報処理部412と、表示部414と、制御部41
5と、状態管理部416と、通信部417とを備えてい
る。また、第2の調理機器430は、入力部431と、
情報処理部432と、表示部434と、制御部435
と、状態管理部436と、通信部437とを備えてい
る。サーバ450は、通信部457と、調理情報記憶部
458とを備えている。
【0094】入力部411、情報処理部412、表示部
414、制御部415、及び状態管理部416は、それ
ぞれ図6の入力部111、情報処理部112、表示部1
14、制御部115、及び状態管理部116に対応して
いる。同様に、入力部231、情報処理部232、表示
部234、制御部235、及び状態管理部236は、そ
れぞれ図6の入力部111、情報処理部112、表示部
114、制御部115、及び状態管理部116に対応し
ている。
【0095】調理情報記憶部458は、調理データをデ
ータベースとして格納している。通信部457は、調理
情報記憶部458が格納する調理データを読み書きす
る。通信部417は、通信部457との間で通信を行
い、調理データを情報処理部412に出力する。同様
に、通信部437は、通信部457との間で通信を行
い、調理データを情報処理部432に出力する。通信部
417と通信部437との間では、直接、又は通信部4
57を経由して通信を行い、状態管理部416,436
が格納する各種ステータス等を交換する。
【0096】図16の調理機器システムによると、調理
情報記憶部458が格納する調理データを用いるので、
それぞれの調理機器が調理データ(レシピ)のデータベ
ースを保持する必要がない。
【0097】図17は、図15のフローを実行する調理
機器システムの更に他の例についてのブロック図であ
る。図17の調理機器システムは、第1の調理機器51
0と、第2の調理機器530とを備えている。調理機器
510は、調理機器410に調理情報記憶部513を備
えたものである。調理機器530は、調理機器430と
同様のものである。
【0098】通信部517と通信部537との間で通信
を行い、調理機器530では、調理情報記憶部513が
格納する調理データを利用することができるようになっ
ている。このため、調理機器530は、調理データ(レ
シピ)のデータベースを保持する必要がない。
【0099】このように、本実施形態の調理機器による
と、自らの機器において調理を行いながら、他の調理機
器の状態を表示することができる。
【0100】以上の実施形態において、2つの通信部の
間の通信は、電波によるものであってもよいし、赤外線
等の光によるものであってもよい。
【0101】
【発明の効果】以上のように本発明によると、調理動作
中であってもその次の調理手順を知ること、主菜の調理
と副菜の調理とを並行して行うこと等ができるので、調
理作業を効率よく行うことができる。また、気に入った
料理の名前をお気に入りリスト等に登録することが簡単
に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施形態に係る電子
レンジ全体を示す概略図である。(b)は、(a)の電
子レンジにおける入力部及び表示部を示す説明図であ
る。
【図2】図1(a)の電子レンジのブロック図である。
【図3】表示部に表示される画面の遷移の例を示す説明
図である。
【図4】図3に続いて表示部に表示される画面の遷移の
例を示す説明図である。
【図5】図2の電子レンジの他の例を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る電子レンジのブ
ロック図である。
【図7】図6の電子レンジが複数のレシピに係る調理を
並行して行う場合の処理を示すフローチャートである。
【図8】図6の表示部に表示される画面の切り替えにつ
いての説明図である。
【図9】図6の表示部に表示される副菜レシピの画面の
遷移の例を示す説明図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る調理機器シス
テムのブロック図である。
【図11】図10の調理機器システムの変形例を示すブ
ロック図である。
【図12】図10の調理機器システムの他の変形例を示
すブロック図である。
【図13】端末部を備えた調理機器のブロック図であ
る。
【図14】端末部を備えた調理機器の他の例のブロック
図である。
【図15】調理機器が、自ら調理を行いながら他の調理
機器の状態を表示する場合の処理を示すフローチャート
である。
【図16】図15のフローを実行する調理機器システム
の他の例についてのブロック図である。
【図17】図15のフローを実行する調理機器システム
の更に他の例についてのブロック図である。
【符号の説明】
10 電子レンジ(調理機器) 11,111,211,231,251,311,41
1,431,511,531 入力部 12,112,212,232,252,312,32
2,412,432,512,532 情報処理部 13,113,213,233,263,313,45
8,513 調理情報記憶部 14,114,214,234,254,314,41
4,434,514,534 表示部 15,115,215,235,315,415,43
5,515,535 制御部 16 お気に入りリスト記憶部 116,216,236,266,316,416,4
36,516,536状態管理部 210,410,510 第1の調理機器 230,430,530 第2の調理機器 217,237,257,417,437,457,5
17,537 通信部 250,260 携帯端末 317 第2の通信部 327 第1の通信部 320,340 端末部 450 サーバ
フロントページの続き (72)発明者 松浦 聰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐野 雅章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L086 AA01 CA07 CA11 CA16 CC16 DA07 DA24 DA29

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシピに従って調理動作を行う調理機器
    であって、 表示部と、 入力部と、 前記表示部にレシピを表示させる情報処理部とを備え、 前記情報処理部は、 当該調理機器が調理動作を行う調理段階において、前記
    入力部に他の調理段階の情報を表示する操作がなされる
    と、前記レシピの他の調理段階の情報を、前記表示部に
    表示させるものである調理機器。
  2. 【請求項2】 レシピに従って調理動作を行う調理機器
    であって、 表示部と、 入力部と、 当該調理機器の状態を示すステータスを格納する状態管
    理部と、 前記表示部にレシピを表示させる情報処理部とを備え、 前記情報処理部は、 一の料理についてのレシピを表示中に、前記入力部に切
    り替え操作がなされると、前記ステータスに応じて、他
    の料理のレシピの情報を前記表示部に表示させるととも
    に、前記他の料理のレシピに従った調理動作を当該調理
    機器が行うようにするものである調理機器。
  3. 【請求項3】 レシピに従って調理動作を行う調理機器
    であって、 端末部と、 レシピに従って調理動作を制御する制御部と、 受信したデータを前記制御部に出力する第1の通信部と
    を備え、 前記端末部は、 表示部と、 入力部と、 前記表示部にレシピを表示させる情報処理部と、 前記情報処理部のデータを第1の通信部に送信する第2
    の通信部とを有するものであり、かつ、取り外し可能な
    ように構成されているものである調理機器。
  4. 【請求項4】 レシピに従って調理動作を行う調理機器
    であって、 表示部と、 入力部と、 他の調理機器から送信された前記他の調理機器の状態を
    示すステータスを受信して出力する通信部と、 前記ステータスに応じて前記他の調理機器で調理してい
    る料理のレシピを前記表示部に表示させる情報処理部と
    を備えた調理機器。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の調理機器において、 レシピを格納する調理情報記憶部を更に備え、 情報処理部は、 前記調理情報記憶部から前記他の調理機器で調理してい
    る料理のレシピを読み出して用いるものであることを特
    徴とする調理機器。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の調理機器において、 前記通信部は、 前記他の調理機器と共通の、レシピを格納するサーバか
    ら、前記他の調理機器で調理している料理のレシピを受
    信し、前記情報処理部に出力するものであることを特徴
    とする調理機器。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の調理機器において、 前記通信部は、 前記他の調理機器から、前記他の調理機器で調理してい
    る料理のレシピを受信し、前記情報処理部に出力するも
    のであることを特徴とする調理機器。
  8. 【請求項8】 レシピに従って調理動作を行う調理機器
    であって、 表示部と、 入力部と、 前記表示部にレシピを表示させる情報処理部とを備え、 前記情報処理部は、 一の料理の調理中又は調理が終了したとき、当該一の料
    理を示す情報を所定のリストに登録することを促すメッ
    セージを、前記表示部に表示させるものである調理機
    器。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の調理機器において、 前記情報処理部は、 前記メッセージの表示とともに、前記入力部を、当該一
    の料理を示す情報を前記所定のリストに登録する操作を
    入力可能に設定するものであることを特徴とする調理機
    器。
  10. 【請求項10】 レシピに従って調理動作を行う調理機
    器であって、 表示部と、 入力部と、 前記表示部にレシピを表示させる情報処理部とを備え、 前記情報処理部は、 一の料理の調理が終了したとき、当該一の料理に関連す
    る他の料理の情報を前記表示部に表示させるものである
    調理機器。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の調理機器におい
    て、 前記情報処理部は、 前記他の料理を示す情報の表示とともに、前記入力部
    を、当該他の料理の調理開始操作を入力可能に設定する
    ものであることを特徴とする調理機器。
  12. 【請求項12】 請求項1〜4,8,10のいずれか1
    項に記載の調理機器において、 前記調理機器は、電子レンジであることを特徴とする調
    理機器。
  13. 【請求項13】 調理機器を用いる料理の調理段階に応
    じて前記料理のレシピを表示するステップと、 前記調理機器における調理動作が行われる調理段階にお
    いて、他の調理段階の情報を表示する操作がなされる
    と、前記レシピの他の調理段階の情報を表示するステッ
    プとを備えた調理手順表示方法。
  14. 【請求項14】 調理機器において調理中の一の料理に
    ついてのレシピを表示するステップと、 切り替え操作がなされると、他の料理のレシピの情報を
    表示するステップとを備えた調理手順表示方法。
  15. 【請求項15】 調理機器を用いる料理の調理段階に応
    じて前記料理のレシピを表示するステップと、 前記料理の調理中又は調理が終了したとき、当該料理を
    示す情報を所定のリストに登録することを促すメッセー
    ジを表示するステップと、 前記情報を登録するステップとを備えた調理手順表示方
    法。
  16. 【請求項16】 調理機器を用いる一の料理の調理段階
    に応じて前記一の料理のレシピを表示するステップと、 前記一の料理の調理が終了したとき、当該一の料理に関
    連する他の料理の情報を表示するステップとを備えた調
    理手順表示方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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