JP2003049780A - 都市ガス等供給昇圧マイクロポンプ - Google Patents

都市ガス等供給昇圧マイクロポンプ

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JP2003049780A JP2001235656A JP2001235656A JP2003049780A JP 2003049780 A JP2003049780 A JP 2003049780A JP 2001235656 A JP2001235656 A JP 2001235656A JP 2001235656 A JP2001235656 A JP 2001235656A JP 2003049780 A JP2003049780 A JP 2003049780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直線状に流量を調節する流量調節装置を昇圧ポ
ンプ装置内の流入流体の供給通路に配置する。 【解決手段】電動モータMを内蔵し、この回転軸に固着
した偏心カム7により吸気・排気弁を備えたダイヤフラ
ム9が作動されて連続的に流入接続管2から吸入し、流
出接続管6から排出して流体を給送する昇圧ポンプにお
いて、流入接続管口2又は流出接続管口6に密接嵌合
し、これら接続管内を通過する流体を遮蔽する円錐形コ
マ3、この円錐形コマ3を常時閉塞位置に付勢する調節
部材5とが内蔵された流量制御機構を前記流入接続管2
または前記流出接続管3の継手部内に配置し、ダイヤフ
ラム9の動作による吸入圧または排出圧の制御により前
記円錐形コ3の位置を前記調節部材5の遮蔽力に抗して
変化させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、都市ガス、LP
ガス等の供給システムにおける流通路内の圧力変化に対
する昇圧用の都市ガス等供給昇圧マイクロポンプに関す
る。特に、流体の流量を直線状に制御する流量制御機構
を内蔵する都市ガス等供給昇圧マイクロポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】都市ガスやLPガスを家庭等に供給する
供給システムにおいて、給送する管路中に下流側の2次
圧力が所定圧力となるように圧力を制御している。一般
家庭用ガス器具の入口圧力は、各ガス種によって最高圧
力、標準圧力及び最低圧力が規定され、ガス器具は安全
な燃焼のために入口圧力が最高圧力以下・標準圧力以上
で所定の能力が発揮できるように製作されている。都市
ガス供給一定区域内において急激にガスの使用量が増加
し、ガス流量、ガス整圧器や導管などの供給設備の能力
以上に増加すると圧力損失が増加し、各家庭におけるガ
ス器具入口圧力が効率的な燃焼をする標準圧力以下未満
に低下し、効率が低下する。
【0003】この圧力低下に際して昇圧のための種々の
対策が提案されている。例えば、この圧力制御装置とし
てはボンベなどの一次圧力を予め設定されたパイロット
圧に調整するパイロット弁と、この弁の弁駆動部にパイ
ロット弁からパイロット圧が供給される圧力制御弁とを
有している。この1次圧力と2次圧力との圧力差が大き
い場合にはこの圧力差により弁駆動部が破損するおそれ
があり、2次圧力を非常に低く設定したいときには圧力
制御弁の弁駆動部は、パイロット圧と1次圧力との差に
より弁体を開閉に駆動されるようにし、2次圧力を所定
の設定圧に保つようにしている。
【0004】このように従来は供給路に圧力制御弁とは
別に遮断弁を設けなければならず、そのため設置スペー
スが大きくなり、構成も複雑化して製造コストがかかっ
ていた。また、これら2箇所の弁機構のメンテナンス作
業しなければならなかった。また、レイノルド式ガス整
圧器においては、ガス使用時の時刻に合わせて二次圧力
を自動的に増減するようにしたもの等がある。従って、
流入流体である都市ガスやLPガスの流入量の制御は別
途に供給管に配設された電力を利用する流量調節装置、
例えば、マスフローによって制御されていた。
【0005】また、図14に示されるように昇圧マイク
ロポンプの接続管30内に流入口31を閉塞するボール
32を常時塞ぐ方向にばね部材33で付勢し、圧力の変
化によりボール33が移動して流入口31を開閉して流
体の流通をオン・オフしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の昇圧マイクロポ
ンプでは流体の流通量のオン、オフのみの制御しかでき
ず、図14に示されるものでは直線状の流量調節の制御
は出来なかった。また、このマイクロポンプと別途に設
けた直線状に流量を制御する流量調節装置は高価であ
り、これを供給管システム内に配置したときは消費電力
を多く必要としていた。また、レイノルド式整圧器は時
刻調節であるから時間帯が規定されいつでも的確な調整
が出来なかった。この発明の課題は、流入流体の供給通
路内の流量調節装置を配置することなく、直線状に流量
を調節することができる都市ガス等供給昇圧マイクロポ
ンプを提供することである。また、他の課題は、簡易な
機構によって流入量を直線状に調節できるシステム全体
の消費電力の少ない安価な都市ガス等供給昇圧マイクロ
ポンプを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の発明課題を達成す
るために、この発明に係る都市ガス等供給昇圧マイクロ
ポンプは、電動モータを内蔵し、この回転軸に固着した
偏心カムにより吸気・排気弁を備えたダイヤフラムが作
動されて連続的に流体を給送する昇圧ポンプにおいて、
装置本体に接続した流入接続管から流出接続管までの間
の装置本体内の流通路中に流体の流量制御機構を内蔵し
た都市ガス等供給昇圧マイクロポンプの構成とした。
【0008】また、前記課題は、前記流入接続管口又は
流出接続管口に密接嵌合し、これら接続管内を通過する
流体を遮蔽する円錐形コマと、この円錐形コマを常時閉
塞位置に付勢する調節部材とが内蔵された流量制御機構
を前記流入接続管または前記流出接続管の継手部内に配
置し、前記ダイヤフラムの動作による吸入圧または排出
圧の制御により前記円錐形コマの位置を前記調節部材の
遮蔽力に抗して変化させて前記円錐形コマと前記接続管
口との間隙を調節して流体の流量を間隙幅に比例して直
線状に制御してなる都市ガス等供給昇圧マイクロポンプ
の構成によって達成できる。
【0009】更に、前記課題は、前記流入接続管口及び
前記流出接続管口に前記円錐形コマの傾斜面を受ける斜
面を備えたコマ受部材を配置してある構成、又は前記流
量制御機構が前記ダイヤフラムの排気弁の開度を調節す
るように調節部材を配置し、前記ダイヤフラムのストロ
ークを一定にし、このダイヤフラムの排気弁の開度を制
御して流体の流量を開度の大きさに比例して直線状に制
御してなる構成によって達成できる。
【0010】この発明の前記課題は、前記円錐形コマ又
は前記ダイヤフラムの排気弁を流体の流通が常時遮断さ
れる方向に付勢する前記調節部材がコイルばねのような
弾性部材であることを特徴とする構成、または前記調節
部材が前記弾性部材に代え磁力によって調節可能な磁性
部材である構成によって達成することができる。
【0011】この発明の都市ガス等供給昇圧マイクロポ
ンプは、流量を直線状に調節することができるから、供
給システム内に高価な流量調節装置を配置する必要がな
い。従って、供給システム全体の消費電力を低減するこ
とができる。また、流入接続管口または流出接続管口に
密接嵌合する円錐形コマを使用するから簡易な機構によ
り、流体の流量を直線状に調節することができる。しか
も、この円錐形コマを受けるコマ受部材を配置してある
から圧力変化に対して直線状の流量制御が確実にでき
る。この発明の流量調節装置は流入接続管または流出接
続管のどちらか一方に配置すればよく、両方に配置する
必要はない。また、この流入接続管の出口にコマ受を配
置し、装置本体内に円錐形コマと弾性部材を配置しても
よい。
【0012】更に、この発明の都市ガス等供給昇圧マイ
クロポンプは、ダイヤフラムの排気弁の開度を調節する
調節部材を配置してあるから流量制御を直線状に変化さ
せることができる。しかも、この排気弁の開度を調節す
るのに弾性部材を使用するので流量制御が簡易である。
この発明の都市ガス等供給昇圧マイクロポンプにおい
て、円錐形コマ又は排気弁を調節する調節部材として弾
性部材に代えて磁石と鉄や電磁石を配置することによ
り、弁の動作を円滑にすることができる。
【0013】この発明に使用する円錐形コマは、流入接
続管や流出接続管の材質と密接に接触する開閉弁機能を
発揮するものであればよく、軽量なものがよい。特に、
やや弾力性を有し、耐薬品性、耐久性に優れる材質で形
成することができる。例えば、合成ゴム、フッ素樹脂で
あるポリテトラフルオロエチレン、ポリフロロアセテー
ト、またはアルミニュームなどで製造したものを使用で
きる。コマ受部材に同様の材質で形成することができ
る。また、調節部材についても耐薬品性に優れるものが
よい。流入接続管などについては通常の配管が使用する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る都市ガス等
供給昇圧マイクロポンプの実施の形態について図面を参
照して説明する。図1はこの発明に係る昇圧マイクロポ
ンプの1実施の形態を示す断面図である。図2は図1の
流入接続管内に流量調節機構を内蔵する1実施形態の分
解斜視図である。図3は図1に示す流出接続管内に流量
調節機構を内蔵する1実施形態の分解斜視図である。図
4はこの発明の図2の流入接続管の継手部内の作動状態
を示す断面図で、(a)はマイクロポンプが停止してい
るときの閉止状態を示す。(b)はマイクロポンプ作動
中の開き状態を示す。(c)はマイクロポンプ作動中に
おける最大開放状態を示す。図5はこの発明の流入接続
管内に傾斜角度60度の円錐形コマを配置した断面図で
ある。
【0015】図6はこの発明の昇圧マイクロポンプの両
(2)軸型モータを使用した2ヘッドタイプを使用した
第1の実施形態の説明図で、(a)は外観を示す斜視
図、(b)は側面図である。(c)は(b)のA−A断
面図。図7はこの発明の1軸型のモータを使用した2ヘ
ッドタイプの第2の実施形態の説明図で、(a)は外観
斜視図、(b)は(a)のA−A断面図、図8は図7
(a)のB−B断面図である。図9は2軸型モータの2
ヘッドタイプの装置本体内に流量調節機構を内蔵した第
3の実施形態の断面図である。図10は第4の実施の形
態を示す説明図で、(a)は外観を示す側面図、(b)
は(a)のA−A断面図である。図11は第5の実施形
態の説明図で、(a)は側面図、(b)は(a)のA−
A断面図。図12は図11の(a)のB−B断面図であ
る。図13はダイヤフラムの排気弁の動作を示す拡大断
面図で、(a)はマイクロポンプが停止しているときの
閉止状態を示す。(b)はマイクロポンプ作動中の排気
弁の開き状態を示す。(c)はマイクロポンプ作動中に
最大開放状態を示す。図14は従来の昇圧マイクロポン
プの開閉弁機構を示す説明図である。
【0016】この発明の都市ガス等供給昇圧マイクロポ
ンプについて図面に示す実施の形態に基づいて説明す
る。装置本体1内に電動モータMの回転軸Rに固着した
偏心カム7、この偏心カム7に嵌合してある操作杆8、
この操作杆8に連結したダイヤフラム9、吸気室10、
排気室11が配置してある。この吸気室10に流入接続
管2の継手部2aが螺着してあり、排気室11には流出
接続管6の継手部6aが螺着してある。吸気室10と排
気室11とダイヤフラム9との間に吸気弁10a、排気
弁11aが設けられている。
【0017】流入接続管2の継手部2a内で、傾斜面が
流入接続管2口に密接嵌合する円錐形コマ3を配置する
とともにこの円錐形コマ3が流入接続管2口を常時閉塞
する位置に付勢する調節部材である弾性部材5が継手部
2a内に配置してある。この弾性部材5は図面に示され
るコイルばねに限らず、板ばねでもよく、円錐形コマ3
とコマ受4との間隙を調節することにより流量変化を直
線的に制御するものである。このコイルばねの弾性部材
5に代えて磁性材料を配置することもできる。図面に示
す実施の形態ではこの流入接続管2口には円錐形コマ3
に密接するコマ受4が固設してある。この円錐形コマ3
の傾斜角度は使用する都市ガスの制止ガス圧によって変
更することになる。例えば、ガス圧が高いときは円錐形
コマの傾斜角度を小さくし(密接面積を大きく)、ガス
圧が低いときは傾斜角度を大きくする。この傾斜角度と
しては、30度,45度,60度ものが使用できる。
【0018】この発明昇圧マイクロポンプの流量調節機
構について説明する。電動モータ(図示せず)停止して
いるときは図4に示されるように流入接続管2の継手部
2a内に嵌装してあるコマ受4に円錐形コマ3が弾性部
材5によって圧接し、閉止状態が維持されている(図4
a)。電動モータが駆動されたときはダイヤフラム9の
上下動により吸気室10が減圧され、流入接続管2の円
錐形コマ3が弾性部材5の弾力に抗して移動して流入接
続管2が開口することによって流体が吸気される。
【0019】この流体の流量は円錐形コマ3の移動位
置、すなわち円錐形コマ3とコマ受4との間隙によって
決定される。この間隙を通過する流体の流量は前記円錐
形コマ3の傾斜角度のみならず、調節部材であるコイル
ばねの定数、ばねストロークなどによって変化するが、
流量は直線状に変化する。
【0020】図6に示す第1の実施形態について説明す
る。この第1の実施形態は電動モータの左右の回転軸R
に偏心カム7,7を配置した両(2)軸型のモータを使
用した2ヘッドタイプの昇圧マイクロポンプである。こ
の装置本体1の吸気室10および排気室11の側面に流
入接続管2および流出接続管6の継手部2a,6aが接
続してある。この流入接続管2の継手部2a内にコマ受
4、円錐形コマ3および弾性部材5が配置してある。電
動モータ(図示せず)の駆動によりダイヤフラム9が上
下動して図6(c)矢印のように流体が流入接続管2か
ら吸引され、吸気弁10a,10aを経て排気室11へ
吸気されて流出接続管6から排出される。この流出接続
管6は従来の接続管である。
【0021】図7に示す第2の実施形態は、1軸型モー
タを使用した2ヘッドタイプであって、一個の電動モー
タMの回転軸Rに固定した二枚の偏心カム7,7のそれ
ぞれにダイヤフラム9,9の操作杆8,8を嵌装してあ
る2ヘッドタイプのマイクロポンプである。この流入接
続管2の継手部2a内に装填したものである。
【0022】図9に示す第3の実施形態は、2軸型モー
タ2ヘッドタイプの昇圧マイクロポンプの装置本体内に
流量調節機構を内蔵した実施形態で、流入接続管2の出
口に円錐形コマ3を密接するように弾性部材5が配置し
てある。図10に示す第4の実施形態は、図9と同じ2
ヘッドタイプの昇圧マイクロポンプにおける流出接続管
6の継手部6a内に図3に示す流量調節機構である円錐
形コマ3を配置した実施例である。流入接続管2は従来
の接続管である。
【0023】図11に示す第5の実施形態は、両軸タイ
プの2ヘッドタイプにおける排気室11内に排気弁11
aの開度を調節する当板12b、調節部材である弾性材
料5が配設してあり、ダイヤフラム9の圧力によって調
節部材の弾性部材5の弾力に抗して排気弁11aの開度
が調節され、これによって通過する流体の流量は制御で
きる。
【0024】図11に示すように第5の実施形態の排気
室11内において、昇圧マイクロポンプが停止している
とき排気室11の排気弁11aは弾性部材5の押圧力に
よって閉止している(図13a)。ダイヤフラム9が動
作しているときは排気圧が増加し、排気弁11aが弾性
部材5の弾力に抗して押し上げられ、排気室11に流体
が流入し、流出接続管6から排気する(図13b)。排
気量を増加するときはダイヤフラム9の振幅を増加して
排気弁11aの開度を最大にして流量を変化させる(図
13c)。
【0025】このようにこの第5の実施形態は装置本体
に接続した流入接続管や流出接続管内に流量制御機構を
配置することなく、従来の接続管を使用し、ダイヤフラ
ム機構の排気室内の排気弁に調節部材を介在させて排気
弁開度を調節するようにして通過する流体の流量を容易
に直線状に調節できる。
【0026】
【発明の効果】この発明に係る都市ガス等供給昇圧マイ
クロポンプは、ダイヤフラムを電動モータにより駆動す
る昇圧マイクロポンプにおいて電動モータの停止中は流
体の流通を完全に遮断でき、昇圧に際しては、電動モー
タの回転数によってダイヤフラムの往復動を制御して流
体流量を直線状に制御することが出来る。また、この発
明の昇圧マイクロポンプは装置本体内に流体の流通をオ
ン・オフする共に流量を制御する簡易な機構を内蔵する
ことができ、別途に流量調節部材や圧力調節用の切り替
え弁などを必要とせず、システム全体の消費電力の少な
い昇圧ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る都市ガス等供給昇圧マイクロポ
ンプの実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1の流入接続管内に流量調節機構を内蔵する
実施形態の分解斜視図である。
【図3】図1の流出接続管内に流量調節機構を内蔵する
実施形態の分解斜視図である。
【図4】この発明の図2の流入接続管の作動状態を示す
断面図で、(a)はマイクロポンプが停止しているとき
の閉止状態を示す。(b)はマイクロポンプ作動中の流
入接続管内の開放状態を示す。(c)はマイクロポンプ
作動中に最大圧開放状態を示す。
【図5】この発明の図1の流入接続管内に傾斜角度60
度の円錐形コマを配置した断面図である。
【図6】この発明の昇圧マイクロポンプの両(2)軸型
のモータを使用した2ヘッドタイプ弁を使用した第1の
実施形態の説明図で、(a)は外観を示す斜視図、
(b)は側面図である。(c)は(b)のA−A断面
図、
【図7】この発明の1軸型のモータを使用した2ヘッド
タイプの第2の実施形態の説明図で、(a)は外観斜視
図、(b)は(a)のA−A断面図、
【図8】図7(a)のB−B断面図である。
【図9】この発明の2軸型モータの2ヘッドタイプの装
置本体内に流量調節機構を内蔵した第3の実施形態の断
面図である。
【図10】第4の実施の形態を示す説明図で、(a)は
外観を示す側面図、(b)は(a)のA−A断面図であ
る。
【図11】第5の実施形態の説明図で、(a)は側面
図、(b)は(a)のA−A断面図、
【図12】図11の(a)のB−B断面図である。
【図13】ダイヤフラムの排気弁の動作を示す拡大断面
図で、(a)はマイクロポンプが停止しているときの閉
止状態を示す。(b)はマイクロポンプ作動中の排気弁
の開き状態を示す。(c)はマイクロポンプ作動中に最
大開放状態を示す。
【図14】従来の昇圧マイクロポンプの開閉弁機構を示
す説明図である。
【符号の説明】
M 電動モータ R 回転軸 1 装置本体 2 流入接続管 2a 継手部 3 円錐形コマ 4 コマ受 5 弾性部材 6 流出接続管 6a 継手部 7 偏心カム 8 操作杆 9 ダイヤフラム 10 吸気室 10a 吸気弁 11 排気室 11a 排気弁 12 当板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H077 AA11 BB10 CC02 CC07 CC09 CC11 DD02 DD12 EE16 EE37 FF04 FF06 FF12 FF14 FF38 3J071 AA02 BB02 BB14 CC11 DD14 EE02 FF03 5H307 AA12 BB04 DD12 EE04 EE09 EE12 EE22 EE23 EE26 ES06 GG03 KK01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータを内蔵し、この回転軸に固着し
    た偏心カムにより吸気・排気弁を備えたダイヤフラムを
    作動して連続的に流体を給送する昇圧ポンプにおいて、 装置本体に接続した流入接続管から流出接続管までの間
    の装置本体内の流通路中に流体の流量制御機構を内蔵し
    たことを特徴とする都市ガス等供給昇圧マイクロポン
    プ。
  2. 【請求項2】前記流入接続管口又は流出接続管口に密接
    嵌合し、これら接続管内を通過する流体を遮蔽する円錐
    形コマと、この円錐形コマを常時閉塞位置に付勢する調
    節部材とを内蔵した流量制御機構を前記流入接続管また
    は前記流出接続管の継手部内に配置し、前記ダイヤフラ
    ムの動作による吸気圧または排気圧の制御により前記円
    錐形コマの位置を前記調節部材の遮蔽力に抗して変化さ
    せて前記円錐形コマと前記接続管口との間隙を調節して
    流体の流量を間隙幅に比例して直線状に制御してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の都市ガス等供給昇圧マ
    イクロポンプ。
  3. 【請求項3】前記流入接続管口及び前記流出接続管口
    に、前記円錐形コマの傾斜面を受ける斜面を備えたコマ
    受部材を配置してあることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の都市ガス等供給昇圧マイクロポンプ。
  4. 【請求項4】前記流量制御機構が前記ダイヤフラムの排
    気弁の開度を調節するように調節部材を配置し、前記ダ
    イヤフラムのストロークを一定にし、このダイヤフラム
    の排気弁の開度を制御して流体の流量を開度の大きさに
    比例して直線状に制御してなることを特徴とする請求項
    1に記載の都市ガス供給昇圧マイクロポンプ。
  5. 【請求項5】前記円錐形コマ又は前記ダイヤフラムの排
    気弁を流体の流通が常時遮断される方向に付勢する前記
    調節部材が弾性部材であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項4に記載の都市ガス等供給昇圧マイクロポン
    プ。
  6. 【請求項6】前記調節部材による制御が前記弾性部材に
    代え磁性部材によって調節可能であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項5に記載の都市ガス等供給昇圧マイ
    クロポンプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200033510A (ko) * 2018-09-20 2020-03-30 주식회사 포스코 가스 승압 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200033510A (ko) * 2018-09-20 2020-03-30 주식회사 포스코 가스 승압 장치
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