JP2003047414A - 常温保存できる低カロリー調製ローヤルゼリー - Google Patents

常温保存できる低カロリー調製ローヤルゼリー

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JP2003047414A
JP2003047414A JP2001253630A JP2001253630A JP2003047414A JP 2003047414 A JP2003047414 A JP 2003047414A JP 2001253630 A JP2001253630 A JP 2001253630A JP 2001253630 A JP2001253630 A JP 2001253630A JP 2003047414 A JP2003047414 A JP 2003047414A
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royal jelly
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erythritol
preservable
ordinary temperature
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瑩瑩 徐
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】容易に製錠できて、常温で運送、保存できる、
且つ、風味に優れ、お菓子のようにそのまま服用できる
低カロリー調製ローヤルゼリーを提供する。 【解決手段】乾燥ローヤルゼリーに、エリスリトールと
乳糖等の甘味料を配合した後錠状物とする。乾燥ローヤ
ルゼリーに対して、エリスリトール及び乳糖がそれぞれ
100〜800重量%の割合で配合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常温で運送、保存
できる、風味に優れ、お菓子のように便利で携帯、服用
でき、並びに低カロリーで美容、健康の両面に優れた調
製ローヤルゼリーに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】ローヤルゼリーは、蜜蜂の
若い働き蜂が分泌される蛋白質に富んだ乳白色〜乳黄色
の糊状物質で、特有の収れん性(舌と喉を刺すような酸
味)があり、その人体に対する滋養、強壮等の効能が公
知されている。
【0003】ローヤルゼリーは生の状態が最も優れた効
能を発揮できると考えられてきたが、生ローヤルゼリー
は特有の収れん性(舌と喉を刺すような酸味)があるた
め、摂取しにくいと考えられます。又、生ローヤルゼリ
ーは非常にデリケートであり、鮮度を保つために冷蔵又
は冷凍保存をしなければならない等、その運送、保存の
取扱には不便である。
【0004】上記生ローヤルゼリーのえぐ味を低減させ
るために、一般にはハチミツ等多量の甘味料を添加した
調整ローヤルゼリーとして販売されていることが多い。
その結果、多くのカロリーを摂取することにもなり、ロ
ーヤルゼリーを摂取する本来の目的及び現在の健康志向
には必ずしも沿ったものとはなっていなかった。
【0005】従って、生ローヤルゼリー特有のえぐ味を
抑制すると共に、風味にも優れ、且つ美容、健康の両面
において優れた効果を有する調製ローヤルゼリーが既に
発明して特許公報した。(特許第3061616号)
【0006】しかしながら、前記の(特許第30616
16号)に関する明細書に記載されている調製ローヤル
ゼリーは、多くの水分を含むペースト状であり、生ロー
ヤルゼリーと同様に、鮮度を保つために冷蔵又は冷凍保
存をしなければならない、その運送、保存の取扱には不
便である。
【0007】乾燥ローヤルゼリーは、生ローヤルゼリー
を−40℃で急速冷凍し、真空凍結乾燥する等の方法で
粉末化したものである。従来、生ローヤルゼリーのデリ
ケート性由来の取り扱い不便さを克服するために、乾燥
ローヤルゼリーを使用した調製ローヤルゼリー製品を多
数開発されている。主な製品には、次のようなものがあ
る。それらの製品は常温で運送、保存、携帯でき、取り
扱いには便利になった。 1.乾燥ローヤルゼリーに油脂類を混合した糊状のもの
をソフトカプセル入りとしたもの。 2.乾燥ローヤルゼリーをハードカプセル入りとしたも
の。 3.乾燥ローヤルゼリーに乳糖等を混合し、これを糖衣
した錠型のもの。 4.乾燥ローヤルゼリーに乳糖等を混合した顆粒状のも
の。
【0008】しかしながら、それらの従来製品は薬剤の
ような、お水等で飲み込むするような服用方法は一般で
あるので、毎日の連続投与する形態として好ましくな
い。又、出張や旅行の途中などで容易に服用できない場
合もある。
【0009】従って、本発明の目的は、常温で運送、保
存でき、風味に優れ、お菓子のように便利で携帯、服用
でき、並びに低カロリーで美容、健康の両面に優れた調
製ローヤルゼリーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、乾燥ロー
ヤルゼリーとエリスリトールと乳糖とを含有している錠
状物である低カロリー調製ローヤルゼリーにより解決さ
れる。
【0011】ローヤルゼリーは医薬品の認定をまだ受け
ていないため定かではないが、ローヤルゼリーの効能を
得るために、長時間の使用が望ましく、必要とされる摂
取量は生ローヤルゼリーに換算して1日300mg〜3
gとされている。
【0012】本発明に係る調製ローヤルゼリーに含まれ
る乾燥ローヤルゼリーその量が、少なければ一日の必要
摂取量を満たすことができず、ローヤルゼリーの効果も
期待できない一方、含有量が多ければ必然的にローヤル
ゼリーの効果が期待できるが、単にその量を多くすると
ローヤルゼリー特有のえぐ味が強くなり、本発明の目的
を達成することができない。
【0013】従って、本発明に係る調製ローヤルゼリー
に含まれる乾燥ローヤルゼリーの量は、生換算して15
重量%〜50重量%であることが好ましい。
【0014】本発明による調製ローヤルゼリーが含有し
ている成分の内で、エリスリトールは低カロリーと風味
の点を考慮に入れて選択されたが、更に、エリスリトー
ルの極めて吸湿しにくい物性を利用し、吸湿しやすい調
製ローヤルゼリーの製錠工程を容易に操作できるの点を
考慮に入れて選択された。
【0015】エリスリトールとは、糖アルコールの一種
で、果実やキノコ類の他、ワイン、清酒、醤油、味噌等
の発酵食品に含まれている天然の糖質であり、人体では
代謝できないため、平成8年5月施行の「食品の営業表
示基準制度」に於ける難消化性糖質のエネルギー換算係
数では、カロリーゼロとされている。更に、エリスリト
ールは結晶性に優れ、極めて吸湿しにくい物性でる。
又、エリスリトールは虫歯の原因にならない、糖尿病患
者に適する甘味料である等の整理特長を持つ健康志向の
食品素材である。
【0016】従って、本発明に係る調製ローヤルゼリー
に含まれるエリスリトールの量は、製品のカロリー低減
効果、又は製錠工程を容易に行なうため、10重量%〜
60重量%であることが好ましい。
【0017】本発明による調製ローヤルゼリーが含有し
ている成分の内で、乳糖は風味の点を考慮に入れて選択
された。添加量は任意に定めうるが、10重量%〜60
重量%であることが好ましい。
【0018】その他、本発明に係る調製ローヤルゼリー
は、好みに応じて、お茶、人参、ビタミン剤、卵油、烏
骨鶏、花粉、プロポリス等栄養補助食品の素材を添加す
ることもできる。又、一般食品に使用される甘味料、香
料、着色料、増粘剤、保存料等を添加することもでき
る。
【0019】本発明に係る調製ローヤルゼリーは、好み
に応じて、錠剤の外側に糖衣等をかけることもできる。
【0020】
【実施例等】次に製造例、比較製造例及び試験例により
本発明を更に詳細に且つ具体的に説明する。
【0021】製造例1(常温保存できる低カロリー調製
ローヤルゼリー錠の製造) 乳糖粉末450gにエリスリトール粉末400g、ブド
ウ糖110g、ビタミンC粉末30g、増粘剤10gを
添加して十分に混合して濾過する。濾過した原料粉末を
殺菌・消毒、低温乾燥、造粒、錠重約1gの錠剤に製錠
して包装した。以上の工程により、本発明による常温保
存できる低カロリー調製ローヤルゼリー錠を製造した。
【0022】かかる含有量であれば、1日に6錠を使用
すると、約2.2g相当の生ローヤルゼリーを摂取する
ことができることとなり、1日の必要摂取量を満たすこ
とができるものである。
【0023】比較製造例1 製造例1の配合の中に、エリスリトール粉末400gを
同類の糖アルコール、キシリットに変わりその外の成分
は製造例1と同様、並びに、製造例1と同様の製錠工程
で、製造例1と同様の錠剤を製造した。
【0024】試験例1(エリスリトールの製錠工程での
作用) 製造例1、又は比較製造例1の製造工程、又はそれで得
られた調製ローヤルゼリー錠について、以下の数値を測
定して比較した。
【0025】
【0026】
【考察】製錠工程を順調に行なうため、原料粉末の含水
率を5重量%以下に乾燥しなければならない。上記表1
の結果から、エリスリトールを使用した場合には、原料
粉末をすばやく乾燥され、キシリットを使用した場合と
比べ、製錠工程が19時間も短縮できることが判明し
た。又、エリスリトールを使用した場合には、製品の不
合格率を明らかに降下した。
【0027】試験例2(官能試験) 製造例1で得られた調製ローヤルゼリー、並びに市販さ
れている各種調製ローヤルゼリーについて、30名のパ
ネラーにより、外観、そのまま食べる時の硬さ、甘味、
収れん性、風味、食べ易さの各々について、最高点を5
点とする5段階評価の官能試験を行なった。
【0028】上記試験例2に使用した市販他社調製ロー
ヤルゼリーは以下のものとした。 1.乾燥ローヤルゼリーに油脂類を混合した糊状のもの
をソフトカプセル入りとしたもの。 2.乾燥ローヤルゼリーをハードカプセル入りとしたも
の。 3.乾燥ローヤルゼリーに乳糖等を混合し、これを糖衣
した錠型のもの。 4.乾燥ローヤルゼリーに乳糖等を混合した顆粒状のも
の。
【0029】
【0030】全パネラーの評価値の平均点を上記表2に
示されている通りであった。本発明に係る調製ローヤル
ゼリー(製造例1)は、硬さ、甘味、収れん性、風味、
食べ易さのの項目について、市販他社品のそれよりも平
均値を上回っており、ローヤルゼリー特有の収れん性を
解消し、お菓子のようにそのまま食べれることを示す結
果となった。
【0031】
【発明の効果】本発明による調製ローヤルゼリーは、エ
リスリトール、乳糖の添加によりローヤルゼリー特有の
収れん性(舌と喉を刺すような酸味)が抑制され、且
つ、風味に優れ、お菓子のようにそのまま服用できるた
め、摂取者の負担を大いに低減し、楽しく、易しくロー
ヤルゼリーを摂取できるようになった。
【0032】本発明による調製ローヤルゼリーは、常温
で運送、保存、携帯できるため、扱い業者、摂取者とも
便利になった。
【0032】本発明による調製ローヤルゼリーは、カロ
リーゼロのエリスリトールを一定量以上使用しているた
め、製品のカロリーが低減させ、現在の健康志向に沿っ
たものとはなっているため、摂取量については心配する
必要性がない。
【0033】また、一日に必要な生ローヤルゼリーの相
当量を容易にクリアすることができるため、ローヤルゼ
リーを摂取することによる本来の効果が期待できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥ローヤルゼリーとエリスリトール
    と乳糖とを含有している錠状物であることを特徴とす
    る、常温で運送、保存できる、且つ、風味に優れ、お菓
    子のようにそのまま服用できる低カロリー調製ローヤル
    ゼリー。
  2. 【請求項2】 乾燥ローヤルゼリーに対して、エリス
    リトール及び乳糖がそれぞれ100重量%〜800重量
    %の割合で配合されていることを特徴とする、請求項1
    に記載の調製ローヤルゼリー。
JP2001253630A 2001-07-23 2001-07-23 常温保存できる低カロリー調製ローヤルゼリー Pending JP2003047414A (ja)

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