JP2003046479A - トランスデューサネットワークバス - Google Patents
トランスデューサネットワークバスInfo
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- JP2003046479A JP2003046479A JP2001203869A JP2001203869A JP2003046479A JP 2003046479 A JP2003046479 A JP 2003046479A JP 2001203869 A JP2001203869 A JP 2001203869A JP 2001203869 A JP2001203869 A JP 2001203869A JP 2003046479 A JP2003046479 A JP 2003046479A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各センサを小型化したセンサ通信システムを
提供する。 【解決手段】 センサ通信システムは、2線分岐トラン
スデューサバス30上のマスタモジュール70に接続さ
れて多重通信チャネルを提供する各種センサモジュール
50を有する。センサモジュール50は、マスタモジュ
ール70との間の信号の送受信を行う。
提供する。 【解決手段】 センサ通信システムは、2線分岐トラン
スデューサバス30上のマスタモジュール70に接続さ
れて多重通信チャネルを提供する各種センサモジュール
50を有する。センサモジュール50は、マスタモジュ
ール70との間の信号の送受信を行う。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のセンサのセ
ンサモジュールと分析システムに連結したマスタモジュ
ールとの信号を接続する通信バス、およびこれらを備え
たセンサ通信システムに関する。
ンサモジュールと分析システムに連結したマスタモジュ
ールとの信号を接続する通信バス、およびこれらを備え
たセンサ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】トラ
ンスデューサとしても知られているセンサは、温度、加
速度、圧力および流量のような各種タイプの現象を測定
し、これらの現象をアナログ電圧に変換する。従来は、
航空機用の振動監視装置は搭載量監視、動力伝達系路振
動監視および機体振動監視のような機能に対してアナロ
グセンサを用いてきた。大型航空機の製造には、広範囲
にわたる試験手順が採用され、数百、さらには数千に及
ぶセンサが機体全体に配備される。アナログセンサを使
用すると、センサ毎に、専用のポイントツーポイントの
ワイヤハーネス(組配線)、大量の電力を消費する大型
の計測装置(即ち信号調整、データ多重化およびデータ
収集)が必要となる。典型的な試験構成においては、個
別のワイヤ対を設けているデータ収集・分析システムに
各センサが接続されるので、航空機全体にわたりケーブ
ルの大きな束が出来上がる。この専用のケーブルおよび
アナログインタフェースハードウエアは、航空機の重
量、コストおよび信頼性に影響を及ぼす。モード解析お
よび工場環境は別の応用例であり、この場合は一般に、
分散したセンサ群に、個別にデータ分析システムに接続
された各センサが配備されている。
ンスデューサとしても知られているセンサは、温度、加
速度、圧力および流量のような各種タイプの現象を測定
し、これらの現象をアナログ電圧に変換する。従来は、
航空機用の振動監視装置は搭載量監視、動力伝達系路振
動監視および機体振動監視のような機能に対してアナロ
グセンサを用いてきた。大型航空機の製造には、広範囲
にわたる試験手順が採用され、数百、さらには数千に及
ぶセンサが機体全体に配備される。アナログセンサを使
用すると、センサ毎に、専用のポイントツーポイントの
ワイヤハーネス(組配線)、大量の電力を消費する大型
の計測装置(即ち信号調整、データ多重化およびデータ
収集)が必要となる。典型的な試験構成においては、個
別のワイヤ対を設けているデータ収集・分析システムに
各センサが接続されるので、航空機全体にわたりケーブ
ルの大きな束が出来上がる。この専用のケーブルおよび
アナログインタフェースハードウエアは、航空機の重
量、コストおよび信頼性に影響を及ぼす。モード解析お
よび工場環境は別の応用例であり、この場合は一般に、
分散したセンサ群に、個別にデータ分析システムに接続
された各センサが配備されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスタモジュ
ールとスレーブセンサモジュール間の信号を接続する通
信バスに関し、マスタモジュールとスレーブセンサモジ
ュールを接続する2線バスを含む。2線バスは、同時に
複数のディジタル通信チャネルを提供する。
ールとスレーブセンサモジュール間の信号を接続する通
信バスに関し、マスタモジュールとスレーブセンサモジ
ュールを接続する2線バスを含む。2線バスは、同時に
複数のディジタル通信チャネルを提供する。
【0004】センサ通信システムは、少なくとも2つの
ディジタル通信チャネルを有する通信バスを備える。複
数のスレーブセンサモジュールは通信バスに接続され、
少なくとも2つのディジタル通信チャネルで、スレーブ
センサ信号を送信し、マスタコントロール信号を受信す
る。マスタモジュールは通信バスに接続され、少なくと
も2つのディジタル通信チャネルでマスタコントロール
信号を送信し、スレーブセンサ信号を受信する。
ディジタル通信チャネルを有する通信バスを備える。複
数のスレーブセンサモジュールは通信バスに接続され、
少なくとも2つのディジタル通信チャネルで、スレーブ
センサ信号を送信し、マスタコントロール信号を受信す
る。マスタモジュールは通信バスに接続され、少なくと
も2つのディジタル通信チャネルでマスタコントロール
信号を送信し、スレーブセンサ信号を受信する。
【0005】2線分岐トランスデューサバスは、マスタ
モジュールによって送信される電力・クロック・コント
ロールマスタ信号と、スレーブセンサ/トランスデュー
サスレーブモジュールによって送信されるスレーブセン
サ信号とを伝送するものであり、下記の特徴を持つ。 1)バスは分岐ディジタル通信ネットワークの一部であ
り、ディジタルスマートセンサが同時に(同期的に)セ
ンサのアナログ出力をサンプリングし、シーケンス的に
(時分割多重化)ディジタルデータをマスタバスコント
ローラに送り返すことを可能にする。マスタモジュール
は、同期化クロック信号を全スレーブセンサモジュール
に配信する。 2)一つのスレーブセンサモジュールからサンプリング
されたデータを送信するコマンドは、マスタモジュール
が別のセンサモジュールからデータを受信している間に
も同時に送出される。 3)バスシステムは少ない電力で作動する。トランスデ
ューサバスは電力を分散して、各モジュールのコネクタ
数を最小にする。各モジュールの消費電力は非常に少な
く、ラインのIR低下を最小にする。太いケーブルの使
用は、サイズと重量の犠牲を払うことになる。 4)小さいサイズは、重量を減らし、センサの性能(即
ち加速計の周波数応答)に対する影響を最小にするため
に望ましい。コネクタは通常、最大の構成要素であるの
で、コネクタのピン数およびセンサモジュールのコネク
タ数は最小にされる。 5)装置の製造コストを引き下げることができる。
モジュールによって送信される電力・クロック・コント
ロールマスタ信号と、スレーブセンサ/トランスデュー
サスレーブモジュールによって送信されるスレーブセン
サ信号とを伝送するものであり、下記の特徴を持つ。 1)バスは分岐ディジタル通信ネットワークの一部であ
り、ディジタルスマートセンサが同時に(同期的に)セ
ンサのアナログ出力をサンプリングし、シーケンス的に
(時分割多重化)ディジタルデータをマスタバスコント
ローラに送り返すことを可能にする。マスタモジュール
は、同期化クロック信号を全スレーブセンサモジュール
に配信する。 2)一つのスレーブセンサモジュールからサンプリング
されたデータを送信するコマンドは、マスタモジュール
が別のセンサモジュールからデータを受信している間に
も同時に送出される。 3)バスシステムは少ない電力で作動する。トランスデ
ューサバスは電力を分散して、各モジュールのコネクタ
数を最小にする。各モジュールの消費電力は非常に少な
く、ラインのIR低下を最小にする。太いケーブルの使
用は、サイズと重量の犠牲を払うことになる。 4)小さいサイズは、重量を減らし、センサの性能(即
ち加速計の周波数応答)に対する影響を最小にするため
に望ましい。コネクタは通常、最大の構成要素であるの
で、コネクタのピン数およびセンサモジュールのコネク
タ数は最小にされる。 5)装置の製造コストを引き下げることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の前記およびその他の目
的、形態および利点は、添付図面を用いた以下の説明で
明らかになるであろう。添付図面では、同一の参照符号
は異なる図面においても同一部品を示す。図面は必ずし
も縮尺通りではなく、本発明の原理を示すために強調さ
れている。
的、形態および利点は、添付図面を用いた以下の説明で
明らかになるであろう。添付図面では、同一の参照符号
は異なる図面においても同一部品を示す。図面は必ずし
も縮尺通りではなく、本発明の原理を示すために強調さ
れている。
【0007】発明の好ましい実施形態を次に記す。図1
には、本発明の原理を示すディジタルトランスデューサ
システム10が示されている。トランスデューサバスコ
ントローラ(TBC)20は、トランスデューサバス3
0とホストコンピュータ40との間のゲートウエイを提
供する。従来のコンピュータシステムバス32がTBC
20をホストコンピュータ40に接続して、ホストコン
ピュータ40がデータ収集および分析を行う。TBC2
0はディジタル的に、トランスデューサバス・インタフ
ェースモジュール(TBIM)50、2−チャネルTB
IM 52、…、N−チャネルTBIM(図示せず)、
ネットワークトランスデューサ(NT)54および2−
チャネルNT 56、…、N−チャネルNT(図示せ
ず)と全二重ディジタルバスを介して通信する。TBI
M 50、2−チャネルTBIM 52およびNチャネル
TBIM(図示せず)は、トランスデューサバス30上
でTBC20に逆方向通信するセンサまたはトランスデ
ューサ58に接続されている。TBC 20は、TBI
M 50、2−チャネルTBIM 52、ネットワークト
ランスデューサ(NT)54および2−チャネルNT
56に直流電力を供給し、またマスタクロックを提供す
ることによって、トランスデューサバス上のすべてのT
BIM 50、2−チャネルTBIM 52、ネットワー
クトランスデューサ(NT)54および2−チャネルN
T 56の間の同期/同時データサンプリングを可能に
する。
には、本発明の原理を示すディジタルトランスデューサ
システム10が示されている。トランスデューサバスコ
ントローラ(TBC)20は、トランスデューサバス3
0とホストコンピュータ40との間のゲートウエイを提
供する。従来のコンピュータシステムバス32がTBC
20をホストコンピュータ40に接続して、ホストコン
ピュータ40がデータ収集および分析を行う。TBC2
0はディジタル的に、トランスデューサバス・インタフ
ェースモジュール(TBIM)50、2−チャネルTB
IM 52、…、N−チャネルTBIM(図示せず)、
ネットワークトランスデューサ(NT)54および2−
チャネルNT 56、…、N−チャネルNT(図示せ
ず)と全二重ディジタルバスを介して通信する。TBI
M 50、2−チャネルTBIM 52およびNチャネル
TBIM(図示せず)は、トランスデューサバス30上
でTBC20に逆方向通信するセンサまたはトランスデ
ューサ58に接続されている。TBC 20は、TBI
M 50、2−チャネルTBIM 52、ネットワークト
ランスデューサ(NT)54および2−チャネルNT
56に直流電力を供給し、またマスタクロックを提供す
ることによって、トランスデューサバス上のすべてのT
BIM 50、2−チャネルTBIM 52、ネットワー
クトランスデューサ(NT)54および2−チャネルN
T 56の間の同期/同時データサンプリングを可能に
する。
【0008】図2のブロック図は、測定計測システム
と、統合電子回路を有するピエゾ電気トランスデューサ
(IEPE)60、TBIM 50およびNT 54との
関係を示し、例えばイソトロン(Isotron)、ICP(誘導
結合プラズマ)、またはデルタトロン(Deltratron)装置
にできる。IEPE 60は、センサもしくはトランス
デューサ58およびアナログ信号調整モジュール62を
一体化している。TBIM 50は、(1)アナログ信
号調整モジュール62、(2)アナログディジタル変換
モジュール64、(3)ディジタル信号処理モジュール
66、および(4)スレーブディジタル通信モジュール
(SDCM)68を一体化している。NT54は、TB
IM 50と共に一体化されたアナログトランスデュー
サである。
と、統合電子回路を有するピエゾ電気トランスデューサ
(IEPE)60、TBIM 50およびNT 54との
関係を示し、例えばイソトロン(Isotron)、ICP(誘導
結合プラズマ)、またはデルタトロン(Deltratron)装置
にできる。IEPE 60は、センサもしくはトランス
デューサ58およびアナログ信号調整モジュール62を
一体化している。TBIM 50は、(1)アナログ信
号調整モジュール62、(2)アナログディジタル変換
モジュール64、(3)ディジタル信号処理モジュール
66、および(4)スレーブディジタル通信モジュール
(SDCM)68を一体化している。NT54は、TB
IM 50と共に一体化されたアナログトランスデュー
サである。
【0009】センサ58は基本トランスデューサ(米国
規格,ANSI MC6.1−1975により規定され
た)であって、各種の検出技術(即ちピエゾ電気、ピエ
ゾ抵抗、容量、誘導、磁気抵抗)を利用し、物理的に測
定される量、物性または状態に応答して電気出力(即
ち、電圧、電流、電荷)を発生する。アナログ信号調整
モジュール62は内部のプロセスおよびステップを参照
して、適切なアナログ出力信号(即ち増幅信号、フィル
タリングされた信号)をアナログディジタルコンバータ
(A/D)64に供給する。アナログディジタルコンバ
ータ(A/D)モジュール64は、アナログ信号調整モ
ジュール62で生成されるサンプリングされた波形から
ディジタル出力を生成する。ディジタル信号処理(DS
P)モジュール66は、各種DSP技法(即ちディジタ
ルフィルタリング、マルチレートフィルタリング、平均
化、RMS、イベント検出)を使用して、離散時間領域
のサンプリングされたアナログ波形を処理する。スレー
ブディジタル通信モジュール(SDCM)68は、必要
なすべての機能を実行し、この機能は、(1)アナログ
/ディジタル処理されかつサンプリングされた信号、ま
たはTBIM50もしくはネットワークトランスデュー
サ(NT)54のいずれかを記述するトランスデューサ
電気データシート(TEDS)のいずれかを送信し、
(2)後述するMDCM70(図8)からのコマンドを
受け取るのに必要な機能である。
規格,ANSI MC6.1−1975により規定され
た)であって、各種の検出技術(即ちピエゾ電気、ピエ
ゾ抵抗、容量、誘導、磁気抵抗)を利用し、物理的に測
定される量、物性または状態に応答して電気出力(即
ち、電圧、電流、電荷)を発生する。アナログ信号調整
モジュール62は内部のプロセスおよびステップを参照
して、適切なアナログ出力信号(即ち増幅信号、フィル
タリングされた信号)をアナログディジタルコンバータ
(A/D)64に供給する。アナログディジタルコンバ
ータ(A/D)モジュール64は、アナログ信号調整モ
ジュール62で生成されるサンプリングされた波形から
ディジタル出力を生成する。ディジタル信号処理(DS
P)モジュール66は、各種DSP技法(即ちディジタ
ルフィルタリング、マルチレートフィルタリング、平均
化、RMS、イベント検出)を使用して、離散時間領域
のサンプリングされたアナログ波形を処理する。スレー
ブディジタル通信モジュール(SDCM)68は、必要
なすべての機能を実行し、この機能は、(1)アナログ
/ディジタル処理されかつサンプリングされた信号、ま
たはTBIM50もしくはネットワークトランスデュー
サ(NT)54のいずれかを記述するトランスデューサ
電気データシート(TEDS)のいずれかを送信し、
(2)後述するMDCM70(図8)からのコマンドを
受け取るのに必要な機能である。
【0010】図3は、分岐ディジタルトランスデューサ
システム10(TBIM50およびTBC20は、スレ
ーブディジタル通信モジュール68およびマスタディジ
タル通信モジュール70の詳細を示すのみ)の簡単な実
施例を示す。システム10は、4本のより対線、即ち
(1)送信(TxM/RxS)74、(2)受信(Rx
M/TxS)72、(3)クロック(Clk)76およ
び(4)電力78、を必要とする。テンベースティー
(10BASE−T)イーサネット(登録商標)(Ethe
rnet(登録商標))に用いられる非シールドより線
対(UTP)4−対カテゴリ5ケーブルを使用して、ト
ランスデューサバス30を相互接続できる。RS−48
5差動ドライバは、TxM、TxSおよびクロック(C
lock)信号に使用される。
システム10(TBIM50およびTBC20は、スレ
ーブディジタル通信モジュール68およびマスタディジ
タル通信モジュール70の詳細を示すのみ)の簡単な実
施例を示す。システム10は、4本のより対線、即ち
(1)送信(TxM/RxS)74、(2)受信(Rx
M/TxS)72、(3)クロック(Clk)76およ
び(4)電力78、を必要とする。テンベースティー
(10BASE−T)イーサネット(登録商標)(Ethe
rnet(登録商標))に用いられる非シールドより線
対(UTP)4−対カテゴリ5ケーブルを使用して、ト
ランスデューサバス30を相互接続できる。RS−48
5差動ドライバは、TxM、TxSおよびクロック(C
lock)信号に使用される。
【0011】UTP 4−対ケーブルに関する一つの困
難は、センサモジュールを相互接続するためのロジステ
ィックスである。図4に、実現可能なデイジーチェーン
構成を示す。この方法の持つ問題点は、TBIM 50
ごとに2つのコネクタ80を必要とし、その結果TBI
M50が大きくなることである。図5に、T−接続82
を用いる4線または4差動線の4つの通信チャネルを示
す。残念なことに4線または4差動線T−接続82は、
現在入手可能な在庫品が知られていない。コネクタはT
BIM 50のコストの大きな部分(15〜30%)を
占めるので、バスのワイヤ数を最小にすることが、TB
IM 50およびトランスデューサバス30のサイズ、
重量およびコストを低減することになる。
難は、センサモジュールを相互接続するためのロジステ
ィックスである。図4に、実現可能なデイジーチェーン
構成を示す。この方法の持つ問題点は、TBIM 50
ごとに2つのコネクタ80を必要とし、その結果TBI
M50が大きくなることである。図5に、T−接続82
を用いる4線または4差動線の4つの通信チャネルを示
す。残念なことに4線または4差動線T−接続82は、
現在入手可能な在庫品が知られていない。コネクタはT
BIM 50のコストの大きな部分(15〜30%)を
占めるので、バスのワイヤ数を最小にすることが、TB
IM 50およびトランスデューサバス30のサイズ、
重量およびコストを低減することになる。
【0012】図6は本発明の一実施形態を示しており、
2線T−接続84および同軸ケーブル86(1つの中心
導体と外側シールド導体)を用いて相互接続された分岐
2線ディジタルトランスデューサバスである。同軸ケー
ブル86は、ツイストペアケーブルよりも広い帯域幅
(0.5〜2.0GHz)を有するので、同一のケーブ
ル長さで多くの通信チャネルを持つか、または長い距離
にわたって高い通信速度を達成できる。市販されている
同軸ケーブル86には、14−22AWGの中心導体が
あるので、304.8m当たり10〜20Ω(1,00
0ft当たり10〜20Ω)の小さい導線抵抗と、小さ
いIR低下による高効率の電力配給とが可能となる。同
軸ケーブル86は、また、低い電磁放射と磁化率を示
す。同軸ケーブルと共に用いられる在庫がある市販品
(COTS)コネクタの幾つかの例としてBNC(試験
計測装置およびシンネットイーサネット(Thin Net Ethe
rnet)に用いられる)、TNC、SMA、SMBおよび
SMC(ビデオおよび電気通信機器に用いられる)があ
る。BNCコネクタ用のT−接続84は、低コストで入
手が容易である。
2線T−接続84および同軸ケーブル86(1つの中心
導体と外側シールド導体)を用いて相互接続された分岐
2線ディジタルトランスデューサバスである。同軸ケー
ブル86は、ツイストペアケーブルよりも広い帯域幅
(0.5〜2.0GHz)を有するので、同一のケーブ
ル長さで多くの通信チャネルを持つか、または長い距離
にわたって高い通信速度を達成できる。市販されている
同軸ケーブル86には、14−22AWGの中心導体が
あるので、304.8m当たり10〜20Ω(1,00
0ft当たり10〜20Ω)の小さい導線抵抗と、小さ
いIR低下による高効率の電力配給とが可能となる。同
軸ケーブル86は、また、低い電磁放射と磁化率を示
す。同軸ケーブルと共に用いられる在庫がある市販品
(COTS)コネクタの幾つかの例としてBNC(試験
計測装置およびシンネットイーサネット(Thin Net Ethe
rnet)に用いられる)、TNC、SMA、SMBおよび
SMC(ビデオおよび電気通信機器に用いられる)があ
る。BNCコネクタ用のT−接続84は、低コストで入
手が容易である。
【0013】図7に、2線、即ち(1)トランスデュー
サバスライン(TBL)80および(2)アース82を
用いる一般的な分岐ネットワークを示す。TBL 80
は次の信号、(a)多重ディジタル通信チャネル(Tx
M 85、TxS1、…、TxSn 86)、(b)クロ
ック信号(CLK)88および(c)DC電力(Pw
r)90を伝送する。この物理層形態の特徴は、多くの
複雑なハードウエアを可能な限りTBC 20のMDC
M 70に配置して、TBIM 50におけるSDCM
68の複雑なハードウエアを簡素化することである。一
般にMDCM 70は、(1)ACバス終端94、
(2)パワー結合器100、(3)エンコーダ変調器1
10、(4)デコーダ/復調器130、(5)加算素子
150および(6)電流ドライバ160を有する。一般
にSDCM 68は、(1)パワー分離器170、
(2)エンコーダ変調器110、(3)デコーダ/復調
器130、(4)TxM/Clkセパレータ180およ
び電流ドライバ160を有する。
サバスライン(TBL)80および(2)アース82を
用いる一般的な分岐ネットワークを示す。TBL 80
は次の信号、(a)多重ディジタル通信チャネル(Tx
M 85、TxS1、…、TxSn 86)、(b)クロ
ック信号(CLK)88および(c)DC電力(Pw
r)90を伝送する。この物理層形態の特徴は、多くの
複雑なハードウエアを可能な限りTBC 20のMDC
M 70に配置して、TBIM 50におけるSDCM
68の複雑なハードウエアを簡素化することである。一
般にMDCM 70は、(1)ACバス終端94、
(2)パワー結合器100、(3)エンコーダ変調器1
10、(4)デコーダ/復調器130、(5)加算素子
150および(6)電流ドライバ160を有する。一般
にSDCM 68は、(1)パワー分離器170、
(2)エンコーダ変調器110、(3)デコーダ/復調
器130、(4)TxM/Clkセパレータ180およ
び電流ドライバ160を有する。
【0014】MDCM 70は、コマンドと同期クロッ
ク信号88を含むマスタコントロール信号をSDCM
68に同時に送る。一方、1つまたは複数のSDCM 6
8は応答を含むスレーブセンサ信号をMDCM 70に
送信する。SDCM 68は同期クロックを使用して同
期ディジタル通信を実現し、トリガコマンドを利用して
分散されたTBIM 50それぞれの内部のアナログデ
ィジタル(A/D)コンバータを同期化する。なお、パ
ワー結合器100はトランスデューサバスライン80に
送出する信号に電力を結合させ、パワー分離器170は
トランスデューサバスラインから受け取る信号から電力
を切り離す。
ク信号88を含むマスタコントロール信号をSDCM
68に同時に送る。一方、1つまたは複数のSDCM 6
8は応答を含むスレーブセンサ信号をMDCM 70に
送信する。SDCM 68は同期クロックを使用して同
期ディジタル通信を実現し、トリガコマンドを利用して
分散されたTBIM 50それぞれの内部のアナログデ
ィジタル(A/D)コンバータを同期化する。なお、パ
ワー結合器100はトランスデューサバスライン80に
送出する信号に電力を結合させ、パワー分離器170は
トランスデューサバスラインから受け取る信号から電力
を切り離す。
【0015】RS232およびRS485のようなディ
ジタル通信ポートに従来用いられている電圧ドライバの
代わりに電流ドライバ160を用いることによって、多
重ディジタル通信チャネルおよびクロックを衝突せずに
TBL 80に同時送信できる。TBL80上のAC電
圧は、すべてのAC電流ドライバの合計によって発生
し、ライン終端抵抗94に流れ込む。電流ドライバは廉
価で、実施が容易であり、電圧ドライバの使用の際には
必要とされる変圧器よりも小型である。
ジタル通信ポートに従来用いられている電圧ドライバの
代わりに電流ドライバ160を用いることによって、多
重ディジタル通信チャネルおよびクロックを衝突せずに
TBL 80に同時送信できる。TBL80上のAC電
圧は、すべてのAC電流ドライバの合計によって発生
し、ライン終端抵抗94に流れ込む。電流ドライバは廉
価で、実施が容易であり、電圧ドライバの使用の際には
必要とされる変圧器よりも小型である。
【0016】ベースバンドディジタル信号は、周波数変
換せずに(高周波搬送波の変調なしに)送信される。こ
れによりRFモデムの必要性がなくなり、ハードウエア
は簡単化される。本発明の一実施形態においては、直接
拡散スペクトラム拡散(CDMA(コード分割多重アク
セス)としても知られている)を使用して、各ディジタ
ル通信チャネルをコード化し、同時多重アクセスを実現
する。疑似ランダムノイズを使用してデータを拡散す
る。拡散レートは、TBL 80が伝送する同時ディジ
タル通信チャネル数に依存する。
換せずに(高周波搬送波の変調なしに)送信される。こ
れによりRFモデムの必要性がなくなり、ハードウエア
は簡単化される。本発明の一実施形態においては、直接
拡散スペクトラム拡散(CDMA(コード分割多重アク
セス)としても知られている)を使用して、各ディジタ
ル通信チャネルをコード化し、同時多重アクセスを実現
する。疑似ランダムノイズを使用してデータを拡散す
る。拡散レートは、TBL 80が伝送する同時ディジ
タル通信チャネル数に依存する。
【0017】TBC 20によって送信されるクロック
信号の振幅は、同時に送信するすべてのディジタル通信
チャネルの和よりも大きい。これにより、TBL 80
によって伝送される複合信号の「ゼロクロス」がクロッ
ク信号88によってだけ発生することが保障される。S
DCMは、単純な「ゼロクロス」レベル検出器を用いる
ことによりTBL 80からクロックを抽出できる。
信号の振幅は、同時に送信するすべてのディジタル通信
チャネルの和よりも大きい。これにより、TBL 80
によって伝送される複合信号の「ゼロクロス」がクロッ
ク信号88によってだけ発生することが保障される。S
DCMは、単純な「ゼロクロス」レベル検出器を用いる
ことによりTBL 80からクロックを抽出できる。
【0018】図8は、TBC 20およびTBIM 50
におけるディジタル通信モジュールを示す。TxM 8
5は直交ウォルシュコード00(200)を用いてコー
ド化/拡散され、TxS 86は直交ウォルシュコード
01(200')を用いてコード化/拡散される。コー
ド00(200)を用いてTxM 85を拡散すること
は、電流ドライバ160を使用してTxM 85をTB
L 80に直接(拡散せずに)出力できることを意味す
る。コード01(200')を用いてTxS 86を拡散
することは、復元したクロック信号88を用いてTxS
を拡散した後、電流ドライバ160を使用してTxS
86をTBL 80に出力できることを意味する。クロ
ック信号88は、TxM/Clkセパレータモジュール
180内の単純なしきい値検出器181を用いて復元さ
れる。TxM 85とTxS 86の両方を、拡散コード
を用いてコード化する前に、エンコーダ変調器内でマン
チェスタコード化(CLK/2によりXORを行う)し
て、高周波数狭帯域幅パワースペクトラム密度を持つ信
号を形成し、DC成分を抑制する。
におけるディジタル通信モジュールを示す。TxM 8
5は直交ウォルシュコード00(200)を用いてコー
ド化/拡散され、TxS 86は直交ウォルシュコード
01(200')を用いてコード化/拡散される。コー
ド00(200)を用いてTxM 85を拡散すること
は、電流ドライバ160を使用してTxM 85をTB
L 80に直接(拡散せずに)出力できることを意味す
る。コード01(200')を用いてTxS 86を拡散
することは、復元したクロック信号88を用いてTxS
を拡散した後、電流ドライバ160を使用してTxS
86をTBL 80に出力できることを意味する。クロ
ック信号88は、TxM/Clkセパレータモジュール
180内の単純なしきい値検出器181を用いて復元さ
れる。TxM 85とTxS 86の両方を、拡散コード
を用いてコード化する前に、エンコーダ変調器内でマン
チェスタコード化(CLK/2によりXORを行う)し
て、高周波数狭帯域幅パワースペクトラム密度を持つ信
号を形成し、DC成分を抑制する。
【0019】図9は、TxM 85がシーケンス011
0を、またTxS 86がシーケンス1010を同時に
10Mbpsレートで送信する場合のTBL80の信号
タイミング図を示す。一方、40MHzクロック信号
は、TBC 20により、TxM85およびTxS 86
に使用される電流振幅の3倍の振幅で送出される。20
MHzクロック信号88を使用して、TxM 85とT
xS 86をマンチェスタコード化する。送信は40M
Hzのチップレートで発生する。チップレートは、複数
ビットを表す離散信号レベルの数を増やすことにより、
回路の複雑性を犠牲にして減少させることができる(帯
域幅条件が少なくなる)(即ち00=−2mA、01=
−1mA、10=+1mA、11=+2mA)。
0を、またTxS 86がシーケンス1010を同時に
10Mbpsレートで送信する場合のTBL80の信号
タイミング図を示す。一方、40MHzクロック信号
は、TBC 20により、TxM85およびTxS 86
に使用される電流振幅の3倍の振幅で送出される。20
MHzクロック信号88を使用して、TxM 85とT
xS 86をマンチェスタコード化する。送信は40M
Hzのチップレートで発生する。チップレートは、複数
ビットを表す離散信号レベルの数を増やすことにより、
回路の複雑性を犠牲にして減少させることができる(帯
域幅条件が少なくなる)(即ち00=−2mA、01=
−1mA、10=+1mA、11=+2mA)。
【0020】TBL 80の信号は、常にクロック信号
88と同一レートでゼロ(0)と交差する。SDCM
68内のTxM/Clkセパレータモジュール180
は、しきい値比較器またはシュミットトリガを用いてク
ロック信号88を容易に復元できる。TBL 80内の
DC信号(即ち直流電力)は、比較器のしきい値レベル
を変化させるか、または信号をAC結合することにより
(マンチェスタコード化された信号はDC成分を持たな
い)容易に生成できる。クロック信号88は、同時に送
信するすべての電流ドライバにより発生したすべての電
流よりも大きい振幅で送信される。TxM85とTxS
86用の電流ドライバ160は、各々±1mA(低=−
1、高=+1)を送信する。したがってクロック信号8
8用の電流ドライバ160は±3mA(低=−3、高=
+3)になるように選択された。TBL 80の複合信
号の最大振幅は±5mAである。
88と同一レートでゼロ(0)と交差する。SDCM
68内のTxM/Clkセパレータモジュール180
は、しきい値比較器またはシュミットトリガを用いてク
ロック信号88を容易に復元できる。TBL 80内の
DC信号(即ち直流電力)は、比較器のしきい値レベル
を変化させるか、または信号をAC結合することにより
(マンチェスタコード化された信号はDC成分を持たな
い)容易に生成できる。クロック信号88は、同時に送
信するすべての電流ドライバにより発生したすべての電
流よりも大きい振幅で送信される。TxM85とTxS
86用の電流ドライバ160は、各々±1mA(低=−
1、高=+1)を送信する。したがってクロック信号8
8用の電流ドライバ160は±3mA(低=−3、高=
+3)になるように選択された。TBL 80の複合信
号の最大振幅は±5mAである。
【0021】受信器に入力する信号の最大信号振幅は、
TBL80からクロック信号88を差し引いた±2mA
である。TBL 80内のクロック信号を相関受信器に
出力する前に、クロック信号88を抽出する必要はな
い。
TBL80からクロック信号88を差し引いた±2mA
である。TBL 80内のクロック信号を相関受信器に
出力する前に、クロック信号88を抽出する必要はな
い。
【0022】図10は、MDCM 70とSDCM 68
の両者用の逆拡散相関受信器130の詳細なブロック図
を示す。MDCM 70は、SDCM 68に用いられる
コード01(200')を用いて信号をデコードする。
SDCM 68は、MDCM70に用いられるコード0
0(200)を用いて信号をデコードする。例えば図8
において、SDCM 68はコード=0を設定し(スイ
ッチは恒久的に信号を反転なしに通過させ)、MDCM
70はクロック信号88を用いて信号をデコードする
(信号はClk=0の時は反転なしに通過し、Clk=
1の時には反転する)。
の両者用の逆拡散相関受信器130の詳細なブロック図
を示す。MDCM 70は、SDCM 68に用いられる
コード01(200')を用いて信号をデコードする。
SDCM 68は、MDCM70に用いられるコード0
0(200)を用いて信号をデコードする。例えば図8
において、SDCM 68はコード=0を設定し(スイ
ッチは恒久的に信号を反転なしに通過させ)、MDCM
70はクロック信号88を用いて信号をデコードする
(信号はClk=0の時は反転なしに通過し、Clk=
1の時には反転する)。
【0023】デコーダ135は、機能性を限定された2
入力アナログ乗算器と同等の機能を果たす。TBL 8
0から受け取った処理済みのアナログ信号は第1入力に
供給され、またその高(HIGH)/真(TRUE)状態および低(L
OW)/偽(FALSE)状態が+1および−1の値と解釈される
ディジタルコードシーケンス(即ちウォルシュ、または
疑似ランダムノイズ)が第2入力に供給される。ディジ
タルコードが高のときには、デコーダ135は第1入力
に存在するアナログ信号に等しい出力を供給する(+1を
乗じる場合と同じ)。ディジタルコードが低のとき、デ
コーダ135は第1入力に存在する反転されたアナログ
信号に等しい出力を供給する(−1を乗じる場合と同
じ)。相関器131は、(1)アナログ積分器132
(ディジタル積分器を使用できるのは、アナログ信号が
A/Dを用いて最初にサンプリングされる場合である)
と、(2)1または0を受取ったか否かを判定する比較
器と、(3)結果をラッチするD-フリップフロップ13
6とから構成される。
入力アナログ乗算器と同等の機能を果たす。TBL 8
0から受け取った処理済みのアナログ信号は第1入力に
供給され、またその高(HIGH)/真(TRUE)状態および低(L
OW)/偽(FALSE)状態が+1および−1の値と解釈される
ディジタルコードシーケンス(即ちウォルシュ、または
疑似ランダムノイズ)が第2入力に供給される。ディジ
タルコードが高のときには、デコーダ135は第1入力
に存在するアナログ信号に等しい出力を供給する(+1を
乗じる場合と同じ)。ディジタルコードが低のとき、デ
コーダ135は第1入力に存在する反転されたアナログ
信号に等しい出力を供給する(−1を乗じる場合と同
じ)。相関器131は、(1)アナログ積分器132
(ディジタル積分器を使用できるのは、アナログ信号が
A/Dを用いて最初にサンプリングされる場合である)
と、(2)1または0を受取ったか否かを判定する比較
器と、(3)結果をラッチするD-フリップフロップ13
6とから構成される。
【0024】相関器131は、クロック信号88のネガ
ティブエッジ(立下りエッジ)トリガにより50nse
c毎にリセットされる積分器132を用いて実行され
る。比較器134は、積分器132の出力をしきい値レ
ベル133と比較することにより高または低が検出され
たか否かの判定を行う。しきい値レベル133をゼロ
(0)に設定するのは、入力信号がクロック信号80を
含まない場合である。しきい値133を非ゼロ値(クロ
ック信号88の振幅に依存して)に設定する必要がある
のは、クロック信号88を相関器131に供給する前
に、クロック信号88が複合信号から前もって抽出され
ていない場合である。D−フリップフロップ136は、
積分器が次のビットを解決している間に、比較器の結果
を保持するのに用いられる。最後にマンチェスタデコー
ダ137は、反転したClk/2信号を用いて出力をX
ORすることにより、相関器の出力からマンチェスタコ
ード化を除く。
ティブエッジ(立下りエッジ)トリガにより50nse
c毎にリセットされる積分器132を用いて実行され
る。比較器134は、積分器132の出力をしきい値レ
ベル133と比較することにより高または低が検出され
たか否かの判定を行う。しきい値レベル133をゼロ
(0)に設定するのは、入力信号がクロック信号80を
含まない場合である。しきい値133を非ゼロ値(クロ
ック信号88の振幅に依存して)に設定する必要がある
のは、クロック信号88を相関器131に供給する前
に、クロック信号88が複合信号から前もって抽出され
ていない場合である。D−フリップフロップ136は、
積分器が次のビットを解決している間に、比較器の結果
を保持するのに用いられる。最後にマンチェスタデコー
ダ137は、反転したClk/2信号を用いて出力をX
ORすることにより、相関器の出力からマンチェスタコ
ード化を除く。
【0025】図11に、復元された信号RxS 87の
タイミング図を示す。復元された信号RxS 87は、
送信された信号TxM 85と同一であるが、クロック
信号88の1周期分だけ遅れる。これがマンチェスタデ
コードを実行するときClk/2が反転されることの理
由である。
タイミング図を示す。復元された信号RxS 87は、
送信された信号TxM 85と同一であるが、クロック
信号88の1周期分だけ遅れる。これがマンチェスタデ
コードを実行するときClk/2が反転されることの理
由である。
【0026】図12に、受信信号RxM 89のタイミ
ング図を示す。復元された信号RxM 89は、送信さ
れた信号TxS 86と同一であるが、クロック信号8
8の1周期分だけ遅れる。
ング図を示す。復元された信号RxM 89は、送信さ
れた信号TxS 86と同一であるが、クロック信号8
8の1周期分だけ遅れる。
【0027】図13は、TBL 80に接続されたCD
MAを使用するMDCM 70とSDCM 68の両者の
詳細なブロック図を示す。“_”に続く記号は、DMC
M 70およびSDCM 68内のノードを指す(即ちP
wr_M、Clk_M、Pwr_S、等)。クロック信
号88、TxM 85および1つのTxS 86は同時に
TBL80に送信される。本発明の一実施形態において
は、クロック信号88は、8mAの電流シンクを用いて
1MHzで送信することが可能であり、TxM85は、
2mAの電流シンクを用いてマンチェスタエンコーダ1
10(1Mcps)により0.5Mbpsで送信され
る。一方、TxS 86は、2mAの電流シンクを用い
て長さ7(7Mcps)の拡散PNコード200により
1Mbpsで送信することができる。周波数乗算器20
6は、入力クロック信号88の整数倍の周波数を持つク
ロック信号88を発生する。これは、MDCM 70に
より送信されるクロック信号88の位相固定を維持する
ために行なわれ、極めて安定した水晶発信器の必要性を
解消する。PNコード位相調節202を使用して、複数
のSDCM 68をTBL 80に接続する。各SDCM
68は、同一PNコード200の異なる位相バージョン
を用いて送信する。
MAを使用するMDCM 70とSDCM 68の両者の
詳細なブロック図を示す。“_”に続く記号は、DMC
M 70およびSDCM 68内のノードを指す(即ちP
wr_M、Clk_M、Pwr_S、等)。クロック信
号88、TxM 85および1つのTxS 86は同時に
TBL80に送信される。本発明の一実施形態において
は、クロック信号88は、8mAの電流シンクを用いて
1MHzで送信することが可能であり、TxM85は、
2mAの電流シンクを用いてマンチェスタエンコーダ1
10(1Mcps)により0.5Mbpsで送信され
る。一方、TxS 86は、2mAの電流シンクを用い
て長さ7(7Mcps)の拡散PNコード200により
1Mbpsで送信することができる。周波数乗算器20
6は、入力クロック信号88の整数倍の周波数を持つク
ロック信号88を発生する。これは、MDCM 70に
より送信されるクロック信号88の位相固定を維持する
ために行なわれ、極めて安定した水晶発信器の必要性を
解消する。PNコード位相調節202を使用して、複数
のSDCM 68をTBL 80に接続する。各SDCM
68は、同一PNコード200の異なる位相バージョン
を用いて送信する。
【0028】自動ゲインコントロール(AGC)ブロッ
クの前段にあるキャパシタを使用して、DC電力90を
阻止し、TBL80に存在する高周波複合信号だけを通
過させる。AGCブロックを使用して、TBL 80内
の高周波複合信号を拡大縮小し、以後の処理に適切な振
幅にする。この拡大縮小は、TBL 80内の損失を補
償するために必要である。ゲイン調節は、動的にまたは
損失の変化が極めて小さい場合は、パワーアップ時に1
回だけ行うことができる。
クの前段にあるキャパシタを使用して、DC電力90を
阻止し、TBL80に存在する高周波複合信号だけを通
過させる。AGCブロックを使用して、TBL 80内
の高周波複合信号を拡大縮小し、以後の処理に適切な振
幅にする。この拡大縮小は、TBL 80内の損失を補
償するために必要である。ゲイン調節は、動的にまたは
損失の変化が極めて小さい場合は、パワーアップ時に1
回だけ行うことができる。
【0029】MDCM 70内のPNコード位相調節2
02は調節可能であり、MDCM70がPNコード20
0(1/2チップ内)の位相を選択して、SDCM68
の1つで使用されるものに一致するようにできる。MD
CM70内の積分器/相関器131に対するリセットパ
ルスの位相は、相関器リセット位相調節204により調
節可能であり、MDCM70がその相関器131を同期
化して、TBL80の伝搬遅延を補償することができ
る。相関器リセット発生器138は、クロック信号88
の高から低への、または低から高への移行を検出すると
細いパルス信号を供給する。このパルスは、相関器13
1内の積分器132をリセットするのに用いられる。
02は調節可能であり、MDCM70がPNコード20
0(1/2チップ内)の位相を選択して、SDCM68
の1つで使用されるものに一致するようにできる。MD
CM70内の積分器/相関器131に対するリセットパ
ルスの位相は、相関器リセット位相調節204により調
節可能であり、MDCM70がその相関器131を同期
化して、TBL80の伝搬遅延を補償することができ
る。相関器リセット発生器138は、クロック信号88
の高から低への、または低から高への移行を検出すると
細いパルス信号を供給する。このパルスは、相関器13
1内の積分器132をリセットするのに用いられる。
【0030】図14に、図13に示されたMDCM 7
0およびSDCM 68の各種ノードにおけるタイミン
グ図を示す。各種ノードは次の通りである。1)Clk
_M:TBC20によって送信される0.5MHzクロ
ック、2)TBL:SDCM68内のAGCの出力で見
られる増幅されたTBL信号、3)Clk_S:SDC
M 68により復元されたClk_M、4)TBL_C
lk_S:SDCM68内のTBL信号からClk_S
を差し引くことにより得られた信号、5)RxS_Co
rr:SDCM68の〔TBL_Clk_S〕信号を積
分することにより得られる信号、6)TxM:0.5M
bpsでMDCM70によって送信されるディジタル信
号、7)RxS:SDCM68で受信されたディジタル
信号、8)TBL−Clk−TxM:MDCM 70内
のクロック信号とTxM85を差し引くことにより得ら
れる信号、9)RxM_d:MDCM70の〔TBL−
Clk−TxM〕信号に疑似ランダムノイズ(PN)コ
ード200(正しい位相を持つ)を適用することにより
得られる信号、10)PN_コード:MDCM70の
〔TBL−Clk−TxM〕信号を復号するのに用いら
れる疑似ランダムノイズ(PN)コード200、11)
RxM_Corr:MDCM70の〔TBL−Clk−
TxM〕信号を積分することにより得られる信号、1
2)TxS_C:SDCM 68により生成されたPC
_コード200によりコード化されたSDCM 68か
ら送信された信号TxS86、および13)RxM:M
DCM 70により受信されたディジタル信号。
0およびSDCM 68の各種ノードにおけるタイミン
グ図を示す。各種ノードは次の通りである。1)Clk
_M:TBC20によって送信される0.5MHzクロ
ック、2)TBL:SDCM68内のAGCの出力で見
られる増幅されたTBL信号、3)Clk_S:SDC
M 68により復元されたClk_M、4)TBL_C
lk_S:SDCM68内のTBL信号からClk_S
を差し引くことにより得られた信号、5)RxS_Co
rr:SDCM68の〔TBL_Clk_S〕信号を積
分することにより得られる信号、6)TxM:0.5M
bpsでMDCM70によって送信されるディジタル信
号、7)RxS:SDCM68で受信されたディジタル
信号、8)TBL−Clk−TxM:MDCM 70内
のクロック信号とTxM85を差し引くことにより得ら
れる信号、9)RxM_d:MDCM70の〔TBL−
Clk−TxM〕信号に疑似ランダムノイズ(PN)コ
ード200(正しい位相を持つ)を適用することにより
得られる信号、10)PN_コード:MDCM70の
〔TBL−Clk−TxM〕信号を復号するのに用いら
れる疑似ランダムノイズ(PN)コード200、11)
RxM_Corr:MDCM70の〔TBL−Clk−
TxM〕信号を積分することにより得られる信号、1
2)TxS_C:SDCM 68により生成されたPC
_コード200によりコード化されたSDCM 68か
ら送信された信号TxS86、および13)RxM:M
DCM 70により受信されたディジタル信号。
【0031】図15は本発明の一実施形態であり、2つ
のディジタル通信チャネル(全二重)を持つ2線ネット
ワークを示す。時分割多重(TDM)を使用して、複数
のSDCM 68との通信ができる(1つだけのSDC
M 68でも伝送可能である)。クロック信号88は、
変調なしでTBL 80に供給されるが、振幅が十分に
大きいのでSDCM 68は単純なしきい値検出回路1
80を用いて容易にクロック信号88を復元できる。T
xM 85とTxS 86だけをコード化して、それらが
クロック信号88と同一周波数スペクトラムを占めるよ
うにできる。
のディジタル通信チャネル(全二重)を持つ2線ネット
ワークを示す。時分割多重(TDM)を使用して、複数
のSDCM 68との通信ができる(1つだけのSDC
M 68でも伝送可能である)。クロック信号88は、
変調なしでTBL 80に供給されるが、振幅が十分に
大きいのでSDCM 68は単純なしきい値検出回路1
80を用いて容易にクロック信号88を復元できる。T
xM 85とTxS 86だけをコード化して、それらが
クロック信号88と同一周波数スペクトラムを占めるよ
うにできる。
【0032】EDCM 70によって送信されるTxM
85信号は、コード0(200)を用いてコード化さ
れ、SDCM 68によって受信されて、コード0(2
00)を使用して逆拡散される。EDCM 68によっ
て送信されるTxS 86信号は、コード1(200')
を用いてコード化され、MDCM 70によって受信さ
れて、コード1(200')を使用して逆拡散される。
疑似ランダムノイズ(PN)コード化シーケンスは拡散
に用いられる。
85信号は、コード0(200)を用いてコード化さ
れ、SDCM 68によって受信されて、コード0(2
00)を使用して逆拡散される。EDCM 68によっ
て送信されるTxS 86信号は、コード1(200')
を用いてコード化され、MDCM 70によって受信さ
れて、コード1(200')を使用して逆拡散される。
疑似ランダムノイズ(PN)コード化シーケンスは拡散
に用いられる。
【0033】必要なコードが2つに過ぎないため、拡散
は最小にとどめられる。一般にSDCM 68のサイ
ズ、所要電力、回路の複雑さおよびバス帯域使用量は拡
散量に正比例する。
は最小にとどめられる。一般にSDCM 68のサイ
ズ、所要電力、回路の複雑さおよびバス帯域使用量は拡
散量に正比例する。
【0034】図16は本発明の別の実施形態であり、3
つの同時ディジタル通信チャネルを持つ2線ネットワー
クを示す。SDCM 68からMDCM 70への通信チ
ャネルは、送信器に用いられるPNコードを変更するだ
けでSDCM 68の複雑さを増すことなく追加でき
る。
つの同時ディジタル通信チャネルを持つ2線ネットワー
クを示す。SDCM 68からMDCM 70への通信チ
ャネルは、送信器に用いられるPNコードを変更するだ
けでSDCM 68の複雑さを増すことなく追加でき
る。
【0035】MDCM 70は、多数の受信器130
(それぞれが異なったコードを受け取る)を備えること
により、同時に多数の通信チャネルを受け取る(即ちN
個のセンサモジュールが同時に送信を行う場合には、T
BCはN個の受信器を使用する)。通信チャネルの数が
増加すると共に、MDCM70から送出されるクロック
信号の振幅は増大し、クロック信号88が復元できるこ
とは保障される。
(それぞれが異なったコードを受け取る)を備えること
により、同時に多数の通信チャネルを受け取る(即ちN
個のセンサモジュールが同時に送信を行う場合には、T
BCはN個の受信器を使用する)。通信チャネルの数が
増加すると共に、MDCM70から送出されるクロック
信号の振幅は増大し、クロック信号88が復元できるこ
とは保障される。
【0036】図16に示したネットワークシステムの可
能な使用では、(1)MDCM70はSDCM 68の
グループをコード1(200')を用いて送信し、残り
のSDCM 68をコード2(200'')を用いて送信
するように割り当て、(2)MDCM70は、アラーム
または他のイベントトリガのようなメッセージを送信す
るよう指定されている可能性のある1つのSDCM 6
8に対してコード1(200')の独占使用を割り当て
できる。
能な使用では、(1)MDCM70はSDCM 68の
グループをコード1(200')を用いて送信し、残り
のSDCM 68をコード2(200'')を用いて送信
するように割り当て、(2)MDCM70は、アラーム
または他のイベントトリガのようなメッセージを送信す
るよう指定されている可能性のある1つのSDCM 6
8に対してコード1(200')の独占使用を割り当て
できる。
【0037】図17は本発明の別の実施形態であり、4
つの同時ディジタル通信チャネルを持つ2線ネットワー
クを示す。回路の複雑さ、所要電力およびバス帯域幅使
用量は、同時通信チャネル数の増大と共に増加する。
つの同時ディジタル通信チャネルを持つ2線ネットワー
クを示す。回路の複雑さ、所要電力およびバス帯域幅使
用量は、同時通信チャネル数の増大と共に増加する。
【0038】SDCM 68の受信器130は、MDC
M 70から送られた送信を容易に逆拡散する。何故な
らば積分時間情報はMDCM 70から送られるクロッ
ク信号に含まれるからである。MDCM 70の受信器
130はより複雑である。何故ならばTBL 80と、
MDCM70で生成されるクロック信号88からSDC
M 68が非同期に送信するSDCM 68とにおいて
は、遅延が起こるからである。
M 70から送られた送信を容易に逆拡散する。何故な
らば積分時間情報はMDCM 70から送られるクロッ
ク信号に含まれるからである。MDCM 70の受信器
130はより複雑である。何故ならばTBL 80と、
MDCM70で生成されるクロック信号88からSDC
M 68が非同期に送信するSDCM 68とにおいて
は、遅延が起こるからである。
【0039】図17に示したネットワークシステムの可
能な使用では(図16に記載したもの以外で)、(1)
MDCM 70はコード3(200''')を用いてSDC
M68と通信する一方で、コード0(200)を用いて
データの収集をトリガできる、(2)MDCM 70は
コード3(200''')を用いて、2つのSDCM68
の間の通信を確立することができる(SDCM 68内
の回路を最小にするために、SDCM 68の同期受信
器130はMDCM 70以外の他のSDCM68から
は受信できない。
能な使用では(図16に記載したもの以外で)、(1)
MDCM 70はコード3(200''')を用いてSDC
M68と通信する一方で、コード0(200)を用いて
データの収集をトリガできる、(2)MDCM 70は
コード3(200''')を用いて、2つのSDCM68
の間の通信を確立することができる(SDCM 68内
の回路を最小にするために、SDCM 68の同期受信
器130はMDCM 70以外の他のSDCM68から
は受信できない。
【0040】図18に、パルス振幅変調(PAM)を使
用するMDCM 70およびSDCM 68の両者のブロ
ック図を示す。SDCM 68によって送信されるTx
S86信号は振幅1を持つのに対し、MDCM70から
のTxM85信号は振幅2である。SDCM 68は、
単一の比較器134を用いてMDMC 70から送信さ
れたTxM 85信号を抽出する。MDCM 70は、S
DCM 68から送信されたTxS 86信号を3つの比
較器134、1つのANDゲート、および1つのORゲ
ートを用いで抽出する。MDCM 70から送信された
TxM 85信号は、マンチェスタエンコーダ110で
マンチェスタコード化されている。SDCM 68はク
ロック信号88をマンチェスタコード化された信号から
クロック抽出モジュール220内のPLL(位相ロック
ループ)を用いて抽出することができる。
用するMDCM 70およびSDCM 68の両者のブロ
ック図を示す。SDCM 68によって送信されるTx
S86信号は振幅1を持つのに対し、MDCM70から
のTxM85信号は振幅2である。SDCM 68は、
単一の比較器134を用いてMDMC 70から送信さ
れたTxM 85信号を抽出する。MDCM 70は、S
DCM 68から送信されたTxS 86信号を3つの比
較器134、1つのANDゲート、および1つのORゲ
ートを用いで抽出する。MDCM 70から送信された
TxM 85信号は、マンチェスタエンコーダ110で
マンチェスタコード化されている。SDCM 68はク
ロック信号88をマンチェスタコード化された信号から
クロック抽出モジュール220内のPLL(位相ロック
ループ)を用いて抽出することができる。
【0041】自動ゲインコントロール(AGC)ブロッ
クの前段のキャパシタは、DC電力90を阻止し、TB
L 80内に存在する高周波複合信号だけを通過させ
る。AGCブロックは、TBL 80内に存在する高周
波複合信号を拡大縮小して、その後の処理に適正な振幅
にするのに使用される。この拡大縮小は、TBL 80
の損失を補償するために必要である。ゲイン調節は、動
的に、または損失の変化が極めて小さい場合は、パワー
アップ時に1回だけ行うことができる。
クの前段のキャパシタは、DC電力90を阻止し、TB
L 80内に存在する高周波複合信号だけを通過させ
る。AGCブロックは、TBL 80内に存在する高周
波複合信号を拡大縮小して、その後の処理に適正な振幅
にするのに使用される。この拡大縮小は、TBL 80
の損失を補償するために必要である。ゲイン調節は、動
的に、または損失の変化が極めて小さい場合は、パワー
アップ時に1回だけ行うことができる。
【0042】本発明を好ましい実施形態により図示し、
説明してきたが、形態および詳細に関しては、添付の特
許請求の範囲に包含される本発明の範囲から逸脱するこ
となく各種の変更が可能であることは、当業者には理解
されるであろう。
説明してきたが、形態および詳細に関しては、添付の特
許請求の範囲に包含される本発明の範囲から逸脱するこ
となく各種の変更が可能であることは、当業者には理解
されるであろう。
【図1】本発明によるディジタルトランスデューサシス
テムの概略ブロック図である。
テムの概略ブロック図である。
【図2】計測機能の統合部の概略ブロック図である。
【図3】4−対(8線)トランスデューサシステムの概
略図である。
略図である。
【図4】図3のシステムのデイジーチェーン実施を示す
概略図である。
概略図である。
【図5】図3のシステムのT−接続実施を用いる4線、
または4差動線の4通信チャネルの概略図である。
または4差動線の4通信チャネルの概略図である。
【図6】本発明の2線T−接続実施の概略図である。
【図7】本発明のシールド付き1線の実施形態を示す概
略図である。
略図である。
【図8】直交ウォルシュコードを使用する本発明の実施
形態を示す概略図である。
形態を示す概略図である。
【図9】図8の実施において、トランスデューサバスラ
インに現れる各種信号のタイミング図である。
インに現れる各種信号のタイミング図である。
【図10】トランスデューサバスライン用の相関受信器
のブロック図である。
のブロック図である。
【図11】受信されたセンサ信号RxSのタイミング図
である。
である。
【図12】受信されたマスタ信号RxMのタイミング図
である。
である。
【図13】CDMA(コード分割多重アクセス)プロト
コルを用いる本発明の図7のさらに詳細な概略図であ
る。
コルを用いる本発明の図7のさらに詳細な概略図であ
る。
【図14】図13の概略図で発生する信号のタイミング
図である。
図である。
【図15】クロックおよび2つのディジタル通信チャネ
ルを用いる本発明の実施形態の概略図である。
ルを用いる本発明の実施形態の概略図である。
【図16】クロックおよび3つのディジタル通信チャネ
ルを用いる本発明の実施形態の概略図である。
ルを用いる本発明の実施形態の概略図である。
【図17】クロックおよび4つのディジタル通信チャネ
ルを用いる発明の実施形態の概略図である。
ルを用いる発明の実施形態の概略図である。
【図18】PAM(パルス振幅変調)プロトコルを用い
る本発明の図7のさらに詳細な概略図である。
る本発明の図7のさらに詳細な概略図である。
【符号の説明】
30…トランスデューサバス(通信バス)、50…スレ
ーブセンサモジュール、70…マスタモジュール、80
…トランスデューサバスライン(2線バス)、100…
パワー結合器、110…エンコーダ変調器、130…デ
コーダ復調器、160…電流ドライバ、170…パワー
分離器。
ーブセンサモジュール、70…マスタモジュール、80
…トランスデューサバスライン(2線バス)、100…
パワー結合器、110…エンコーダ変調器、130…デ
コーダ復調器、160…電流ドライバ、170…パワー
分離器。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 フェルナンド・エフ・ゲンクォング
アメリカ合衆国,カリフォルニア州
92677,ラグナ ニグエル,ムレレット
ドライブ 28561
(72)発明者 エルドン・イー・エラー
アメリカ合衆国,カリフォルニア州
92078,サン マルコス,ポッピー ロー
ド 732
Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31
5K032 AA09 BA08 BA11 CC01 CC13
DA11 DB01 DB08 DB09 DB14
EA07
Claims (29)
- 【請求項1】 マスタモジュールとN個のスレーブセン
サモジュールとの間の信号を接続する通信バスであっ
て、 前記マスタモジュールと前記N個のスレーブセンサモジ
ュールを接続する2線バスを備え、この2線バスはM個
のディジタル通信チャネルを同時に提供する通信バス。 - 【請求項2】 請求項1において、前記M個のディジタ
ル通信チャネルが、送信マスタ/受信スレーブ(TxM
/RxS)チャネル、送信スレーブ/受信マスタ(Tx
S/RxM)チャネル、および同期化クロック(Cl
k)チャネルを有する通信バス。 - 【請求項3】 請求項2において、前記信号がPAM、
FDMA、TDMA、またはCDMAエンコードを用い
て変調されている通信バス。 - 【請求項4】 請求項2において、前記信号が電流ドラ
イバを用いて、電流として送信される通信バス。 - 【請求項5】 請求項2において、さらに、前記マスタ
モジュールから前記スレーブセンサモジュールに配信さ
れる電力信号を有する通信バス。 - 【請求項6】 少なくとも2つのディジタル通信チャネ
ルを有する通信バスと、 前記通信バスに接続され、前記少なくとも2つのディジ
タル通信チャネルで、スレーブセンサ信号を送信し、マ
スタコントロール信号を受信する複数のスレーブセンサ
モジュールと、 前記通信バスに接続され、前記少なくとも2つのディジ
タル通信チャネルで、前記マスタコントロール信号を送
信し、前記スレーブセンサ信号を受信するマスタモジュ
ールとを備えたセンサ通信システム。 - 【請求項7】 請求項6において、前記通信バスが、前
記マスタモジュールおよび前記複数のスレーブセンサモ
ジュールに接続された2線バスを備え、この2線バスが
少なくとも2つのディジタル通信チャネルを同時に提供
するセンサ通信システム。 - 【請求項8】 請求項7において、前記ディジタル通信
チャネルが、送信マスタ/受信スレーブ(TxM/Rx
S)チャネル、および送信スレーブ/受信マスタ(Tx
S/RxM)チャネルを有するセンサ通信システム。 - 【請求項9】 請求項8において、前記マスタモジュー
ルが、クロックチャネルで同期化クロック(Clk)信
号を送信するセンサ通信システム。 - 【請求項10】 請求項8において、前記信号がPA
M、FDMA、TDMA、またはCDMAエンコードを
用いて変調されているセンサ通信システム。 - 【請求項11】 請求項8において、前記信号が電流ド
ライバを用いて、電流として送信されるセンサ通信シス
テム。 - 【請求項12】 請求項8において、さらに、前記マス
タモジュールから前記スレーブセンサモジュールに配信
される電力信号を有するセンサ通信システム。 - 【請求項13】 請求項6において、前記スレーブセン
サモジュールが前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの一方でスレーブ信号を送信し、前記マスタモジ
ュールが前記少なくとも2つのディジタル通信チャネル
の他方でマスタコントロール信号を送信するセンサ通信
システム。 - 【請求項14】 請求項6において、各スレーブセンサ
モジュールが、前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの第1チャネルで第1スレーブ信号を送信し、前
記少なくとも2つのディジタル通信チャネルの第2チャ
ネルで第2スレーブ信号を送信するセンサ通信システ
ム。 - 【請求項15】 請求項14において、前記マスタモジ
ュールが前記少なくとも2つのディジタル通信チャネル
の第3チャネルで第1マスタコントロール信号を送信す
るセンサ通信システム。 - 【請求項16】 請求項15において、前記マスタモジ
ュールが前記少なくとも2つのディジタル通信チャネル
の第4チャネルで第2マスタコントロール信号を送信す
るセンサ通信システム。 - 【請求項17】 請求項6において、前記マスタモジュ
ールが、 前記通信バスの前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの一方で送信するように、マスタコントロール信
号をエンコードおよび変調する少なくとも1つのエンコ
ーダ/変調器と、 前記通信バスの前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの他方で受信されるスレーブセンサ信号をデコー
ドおよび復調する少なくとも1つのデコーダ/復調器と
を備えたセンサ通信システム。 - 【請求項18】 請求項17において、前記エンコーダ
/変調器およびデコーダ/復調器は、直接拡散スペクト
ラム変調/復調を用いるセンサ通信システム。 - 【請求項19】 請求項17において、前記エンコーダ
/変調器およびデコーダ/復調器がパルス振幅変調/復
調を用いるセンサ通信ステム。 - 【請求項20】 請求項17において、前記マスタモジ
ュールがパワー信号を通信バスに結合するパワー結合器
を有するセンサ通信システム。 - 【請求項21】 請求項6において、前記スレーブモジ
ュールが、 前記通信バスの前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの一方で送信するように、スレーブ信号をエンコ
ードおよび変調する少なくとも1つのエンコーダ/変調
器と、 前記通信バスの前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの他方で受信されるコントロール信号をデコード
および復調する少なくとも1つのデコーダ/復調器とを
備えたセンサ通信システム。 - 【請求項22】 請求項21において、前記エンコーダ
/変調器およびデコーダ/復調器は、直接拡散スペクト
ラム変調/復調を用いるセンサ通信システム。 - 【請求項23】 請求項21において、前記エンコーダ
/変調器およびデコーダ/復調器がパルス振幅変調/復
調を用いるセンサ通信システム。 - 【請求項24】 請求項21において、前記スレーブモ
ジュールが、前記通信バスからパワー信号を切離すパワ
ー分離器を有するセンサ通信システム。 - 【請求項25】 a)複数のスレーブセンサモジュール
およびマスタモジュールを少なくとも2つのディジタル
通信チャネルを提供する通信バスに接続し、 b)前記複数のスレーブセンサモジュールにおいて、前
記少なくとも2つのディジタル通信チャネルでスレーブ
センサ信号の送信とマスタコントロール信号の受信とを
行い、 c)前記マスタモジュールにおいて、前記少なくとも2
つのディジタル通信チャネルで前記マスタコントロール
信号の送信と前記スレーブセンサ信号の受信とを行う通
信方法。 - 【請求項26】 請求項25において前記送信を行う際
には、PAM、FDMA、TDMA、またはCDMAエ
ンコードを用いて変調する通信方法。 - 【請求項27】 請求項25において、前記工程c)
が、 前記通信バスの前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの一方で送信するように、マスタコントロール信
号をエンコードおよび変調する工程と、 前記通信バスの前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの他方で受信されるスレーブセンサ信号をデコー
ドおよび復調する工程とを有する通信方法。 - 【請求項28】 請求項25において、前記工程b)
が、 前記通信バスの前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの一方で送信するように、スレーブ信号をエンコ
ードおよび変調する工程と、 前記通信バスの前記少なくとも2つのディジタル通信チ
ャネルの他方で受信されるマスタコントロール信号を復
号および復調する工程とを有する通信方法。 - 【請求項29】 複数のスレーブセンサモジュールを少
なくとも2つのディジタル通信チャネルを提供する通信
バスに接続する手段と、 前記少なくとも2つのディジタル通信チャネルで、スレ
ーブセンサ信号を送信し、マスタコントロール信号を受
信する手段と、 マスタモジュールを通信バスに接続する手段と、 前記少なくとも2つのディジタル通信チャネルで前記マ
スタコントロール信号を送信し、前記スレーブセンサ信
号を受信する手段とを備えた通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001203869A JP2003046479A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | トランスデューサネットワークバス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001203869A JP2003046479A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | トランスデューサネットワークバス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003046479A true JP2003046479A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19040431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001203869A Pending JP2003046479A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | トランスデューサネットワークバス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003046479A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7406555B2 (en) * | 2005-04-29 | 2008-07-29 | The Boeing Company | Systems and methods for multiple input instrumentation buses |
JP2020067856A (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | アズビル株式会社 | 計測システムおよび電子回路モジュール |
-
2001
- 2001-07-04 JP JP2001203869A patent/JP2003046479A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7406555B2 (en) * | 2005-04-29 | 2008-07-29 | The Boeing Company | Systems and methods for multiple input instrumentation buses |
JP2020067856A (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | アズビル株式会社 | 計測システムおよび電子回路モジュール |
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