JP2003045417A - 電池用シートの巻取装置及び電池用シートの巻取方法 - Google Patents

電池用シートの巻取装置及び電池用シートの巻取方法

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JP2003045417A
JP2003045417A JP2001234439A JP2001234439A JP2003045417A JP 2003045417 A JP2003045417 A JP 2003045417A JP 2001234439 A JP2001234439 A JP 2001234439A JP 2001234439 A JP2001234439 A JP 2001234439A JP 2003045417 A JP2003045417 A JP 2003045417A
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winding
edge
shaft
winding shaft
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Takashi Arai
孝 荒井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な巻取精度を有する電池素子を形成し、
不良品の削減を図る。 【解決手段】 各シート9、10、11、12の巻出軸
5、6、7、8側に配置され各シートのエッジの位置を
検出する第1のセンサー3、3、・・・と、巻取軸2側
に配置され各シートのエッジの位置を検出する第2のセ
ンサー4、4、・・・とを設け、巻き取り前において、
巻出軸から引き出される各シートの部分のエッジの位置
と巻取軸に巻き取られる各シートの部分のエッジの位置
との間の予測されるずれ量X分を補正した位置に、各シ
ートの巻出軸を巻取軸に対して配置し、巻き取り開始後
において、第1のセンサーによって検出された巻出軸側
の各シートの部分のエッジの位置と第2のセンサーによ
って検出された巻取軸側の各シートの部分のエッジの位
置との間の実測したずれ量X′を上記予測されるずれ量
と随時置き換えて補正した位置に、各シートの巻出軸を
巻取軸に対して配置するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池用シートの巻取
装置及び電池用シートの巻取方法に関する。詳しくは、
各巻出軸にそれぞれ巻回されている正極シートと負極シ
ートとセパレーターシートとを積層した状態で巻取軸に
巻き取って電池素子を形成する電池用シートの巻取装置
及び電池用シートの巻取方法についての技術分野に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電池製造工程、例えば、2次電池を製造
する電池製造工程において、電池缶内に封入される電池
素子を形成する工程がある。
【0003】電池素子は、正極シート、セパレーターシ
ート、負極シート、セパレータシートが内側から順に積
層された状態で巻取軸に巻き取られることにより形成さ
れ、この巻取作業は電池用シートの巻取装置によって自
動的に行われる。
【0004】図4及び図5に、従来の電池用シートの巻
取装置における巻取方法を示す。
【0005】電池用シートの巻取装置aは、巻取軸bと
巻出軸側センサーc、c、・・・と巻取軸側センサー
d、d、・・・とを有しており、巻出軸側センサーc、
c、・・・と巻取軸側センサーd、d、・・・とがそれ
ぞれ4つずつ設けられている(図4参照)。
【0006】電池用シートの巻取装置aには4つの装着
部が設けられており、各巻出軸e、f、g、hにそれぞ
れ巻回された正極シートi、セパレーターシートj、負
極シートk及びセパレーターシートlが各装着部にそれ
ぞれ装着される。
【0007】各装着部にそれぞれ正極シートi、セパレ
ーターシートj、負極シートk及びセパレーターシート
lが装着されると、図示しない引出機構によって正極シ
ートi、セパレーターシートj、負極シートk及びセパ
レーターシートlがそれぞれ引き出され、これらが積層
された状態で巻取軸bに巻き取られる。巻取軸bへの巻
き取りが完了すると図示しない切断機構によって所定の
位置において切断され、巻取軸bに巻回された電池素子
mが形成される。
【0008】電池用シートの巻取装置aによる巻取作業
が行われるときには、巻出軸e、f、g、h側において
それぞれ巻出軸側センサーc、c、・・・によって正極
シートi、セパレーターシートj、負極シートk及びセ
パレーターシートlのエッジの位置検出が行われ、巻取
軸b側においてそれぞれ巻取軸側センサーd、d、・・
・によって正極シートi、セパレーターシートj、負極
シートk及びセパレーターシートlのエッジの位置検出
が行われる。
【0009】電池用シートの巻取装置aにあっては、上
記のように、巻出軸側センサーc、c、・・・と巻取軸
側センサーd、d、・・・によってエッジの位置を検出
し、巻取軸bに対する各シートi、j、k、lの巻取位
置の適正化を目的として以下のような制御を行ってい
る。
【0010】各巻出軸e、f、g、hについて基準位置
Sを設定し、巻出軸側センサーc、c、・・・によって
位置検出した正極シートi、セパレーターシートj、負
極シートk及びセパレーターシートlのエッジの位置に
基づいて、各巻出軸e、f、g、hの一端が基準位置S
に一致されるように移動させる。
【0011】また、巻取軸側センサーd、d、・・・に
よって検出した正極シートi、セパレーターシートj、
負極シートk及びセパレーターシートlのエッジの位置
に基づいて、形成された電池素子mが予め規定された巻
取精度を満足するかどうかを判断し、良品と不良品とに
区別する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電池
用シートの巻取装置aのように、各巻出軸e、f、g、
hについて基準位置Sを設定し各巻出軸e、f、g、h
の一端が基準位置Sに一致されるように制御した場合で
も、正極シートi、セパレーターシートj、負極シート
k及びセパレーターシートlの材料、厚み、幅、エッジ
の裁断状態等の違いによって生じる歪みや弛み等によっ
て、巻出軸e、f、g、h側の各シートi、j、k、l
の位置と巻取軸b側の各シートi、j、k、lの位置と
の間に、幅方向において位置ずれが生じてしまい(図5
にずれ量をαとして示す。)、各シートi、j、k、l
が巻取軸bの一方の側に偏った状態で巻き取られてしま
うことがある(図5参照)。
【0013】このずれ量αが大きい場合には、各シート
i、j、k、lが巻取軸bに適正に巻回されないことに
なり、形成された電池素子m、m、・・・が不良品とな
ってしまう。
【0014】そこで、本発明電池用シートの巻取装置及
び電池用シートの巻取方法は、上記した問題点を克服
し、良好な巻取精度を有する電池素子を形成し、不良品
の削減を図ることを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明電池用シートの巻
取装置は、上記した課題を解決するために、各シートの
巻出軸側に配置され各シートのエッジの位置を検出する
第1のセンサーと、巻取軸側に配置され各シートのエッ
ジの位置を検出する第2のセンサーとを設け、巻き取り
前において、巻出軸から引き出される各シートの部分の
エッジの位置と巻取軸に巻き取られる各シートの部分の
エッジの位置との間の予測されるずれ量分を補正した位
置に、各シートの巻出軸を巻取軸に対して配置し、巻き
取り開始後において、第1のセンサーによって検出され
た巻出軸側の各シートの部分のエッジの位置と第2のセ
ンサーによって検出された巻取軸側の各シートの部分の
エッジの位置との間の実測したずれ量を上記予測される
ずれ量と随時置き換えて補正した位置に、各シートの巻
出軸を巻取軸に対して配置するようにしたものである。
【0016】また、本発明電池用シートの巻取方法は、
上記した課題を解決するために、巻き取り前において、
巻出軸から引き出される各シートの部分のエッジの位置
と巻取軸に巻き取られる各シートの部分のエッジの位置
との間の予測されるずれ量分を補正した位置に、各シー
トの巻出軸を巻取軸に対して配置し、巻き取り開始後に
おいて、各シートの巻出軸側に配置され各シートのエッ
ジの位置を検出する第1のセンサーによって巻出軸側の
各シートの部分のエッジの位置を検出すると共に巻取軸
側に配置され各シートのエッジの位置を検出する第2の
センサーによって巻取軸の各シートの部分のエッジの位
置を検出し、第1のセンサーによって検出した各エッジ
の位置と第2のセンサーによって検出した各エッジの位
置との間のずれ量を上記予測されるずれ量と随時置き換
えて補正した位置に、各シートの巻出軸を巻取軸に対し
て配置するようにしたものである。
【0017】従って、本発明電池用シートの巻取装置及
び電池用シートの巻取方法にあっては、巻取軸に対する
各シートの巻取位置の精度が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明電池用シートの巻
取装置及び電池用シートの巻取方法の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0019】電池用シートの巻取装置1は、巻取軸2と
第1のセンサー3、3、・・・と第2のセンサー4、
4、・・・とを有しており、第1のセンサー3、3、・
・・と第2のセンサー4、4、・・・とがそれぞれ4つ
ずつ設けられている(図1参照)。
【0020】電池用シートの巻取装置1には4つの装着
部が設けられており、第1のセンサー3、3、・・・が
それぞれ各装着部に寄った位置に配置されている。第2
のセンサー4、4、・・・は、それぞれ巻取軸2に寄っ
た位置に配置されている。
【0021】電池用シートの巻取装置1の各装着部に
は、各巻出軸5、6、7、8にそれぞれ巻回された正極
シート9、セパレーターシート10、負極シート11及
びセパレーターシート12がそれぞれ装着される。
【0022】各装着部にそれぞれ正極シート9、セパレ
ーターシート10、負極シート11及びセパレーターシ
ート12が装着されると、図示しない引出機構によって
正極シート9、セパレーターシート10、負極シート1
1及びセパレーターシート12がそれぞれ引き出され、
これらが積層された状態で巻取軸2に巻き取られる。巻
取軸2への巻き取りが完了すると図示しない切断機構に
よって所定の位置において切断され、巻取軸2に巻回さ
れた電池素子13が形成される。
【0023】電池用シートの巻取装置1による巻取作業
が行われるときには、巻出軸5、6、7、8側において
それぞれ第1のセンサー3、3、・・・によって正極シ
ート9、セパレーターシート10、負極シート11及び
セパレーターシート12のエッジの位置検出が行われ、
巻取軸2側においてそれぞれ第2のセンサー4、4、・
・・によって正極シート9、セパレーターシート10、
負極シート11及びセパレーターシート12のエッジの
位置検出が行われる(図1及び図2参照)。
【0024】各シート9、10、11、12において
は、その材料、厚み、幅、エッジの裁断状態等の違いに
よって巻取走行中に歪みや弛み等が発生することがあ
り、電池用シートの巻取装置1にあっては、上記のよう
に、第1のセンサー3、3、・・・と第2のセンサー
4、4、・・・によってエッジの位置を検出し、巻取軸
2に対する各シート9、10、11、12の巻取位置の
適正化を目的として以下のような制御を行っている。
【0025】電池用シートの巻取装置1における制御
を、図2の概念図及び図3のフローチャート図に従って
説明する。
【0026】先ず、正極シート9、セパレーターシート
10、負極シート11又はセパレーターシート12を、
これらに用いられる各材料ごとに予め設定されたずれ量
Xに応じて、巻出軸5、6、7、8を巻取軸2に対して
当該ずれ量Xに相当する分だけ軸方向にずらした状態で
各装着部に装着する(図2参照)。図2には、軸方向に
ずらす前の巻出軸5、6、7、8の状態を2点鎖線で示
し、軸方向にずらした後の巻出軸5、6、7、8の状態
を実線で示している。
【0027】ずれ量Xとしては、各シート9、10、1
1、12が巻き取られたときに予測されるズレ量であ
り、例えば、巻取作業において巻出軸5、6、7、8側
の各シート9、10、11、12の位置に対する巻取軸
2側の各シート9、10、11、12の経験値として求
めたずれ量を用いる。
【0028】次に、上記のように、引出機構によって各
シート9、10、11、12が引き出されるが、この
後、以下のような制御が行われる(図3参照)。
【0029】(S1)各シート9、10、11、12が
各装着部に装着され引き出された直後であるか、各シー
ト9、10、11、12の巻き取りが行われている場合
であるのかが判別され、各シート9、10、11、12
が各装着部に装着され引き出された直後である場合には
(S2)へ移行し、各シート9、10、11、12の巻
き取りが行われている場合には(S5)へ移行する。
【0030】(S2)正極シート9、セパレーターシー
ト10、負極シート11及びセパレーターシート12が
引き出されたときに、第1のセンサー3、3、・・・に
よって巻出軸5、6、7、8側における各シート9、1
0、11、12の各エッジの位置Dが検出され、当該エ
ッジの位置Dが入力される。
【0031】(S3)第1のセンサー3、3、・・・に
よって検出された各シート9、10、11、12のエッ
ジの位置Dが入力されると、予め設定された基準位置S
と(S2)で検出されたエッジの位置Dと上記ずれ量X
とから、各巻出軸5、6、7、8の巻取軸2に対する位
置補正量Mが算出される。位置補正量Mは、M=S―D
―Xによって算出される。予め設定された基準位置Sと
は、巻取軸2の軸方向における中央に各巻出軸5、6、
7、8の軸方向における中央が一致したときの各巻出軸
5、6、7、8の一端が位置される位置であり、従来の
電池用シートの巻取装置aにおける基準位置Sと同じ位
置である。
【0032】(S4)(S3)で求められた位置補正量
Mが出力され、当該位置補正量Mだけ各巻出軸5、6、
7、8がその軸方向へ巻取軸2に対して移動される。
【0033】(S5)各シート9、10、11、12の
巻き取りが行われると、第1のセンサー3、3、・・・
による巻出軸5、6、7、8側における各シート9、1
0、11、12の各エッジの位置Dの検出に加え、第2
のセンサー4、4、・・・によって巻取軸2側における
各シート9、10、11、12の各エッジの位置Tが検
出され、当該エッジの位置Tが入力される。
【0034】(S6)巻取中の各シート9、10、1
1、12について、実際のずれ量X′が算出される。ず
れ量X′はX′=S―Tで算出される。
【0035】(S7)第1のセンサー3、3、・・・に
よって、巻取が行われている際の巻出軸5、6、7、8
側における各シート9、10、11、12の各エッジの
位置Dが検出され、当該エッジの位置Dが入力される。
【0036】(S8)予め設定された基準位置Sと(S
7)で検出されたエッジの位置Dと上記ずれ量X′とか
ら、各巻出軸5、6、7、8の巻取軸2に対する位置補
正量M′が算出される。位置補正量M′は、M′=S―
D―X′によって算出される。従って、巻取中は、巻取
前の予測されるずれ量Xが実際のずれ量X′に置き換え
られる。
【0037】(S9)(S8)で求められた位置補正量
M′が出力され、当該位置補正量M′だけ各巻出軸5、
6、7、8がその軸方向へ巻取軸2に対して移動され
る。
【0038】以上のようにして、巻取位置の適正化を目
的とした制御が行われ、第2のセンサー4、4、・・・
によって検出された正極シート9、セパレーターシート
10、負極シート11及びセパレーターシート12のエ
ッジの位置に基づいて、形成された電池素子13が予め
規定された巻取精度を満足するかどうかが判断され、良
品と不良品とに区別される。
【0039】以上に記載した(S5)乃至(S9)の各
ステップは、各シート9、10、11、12の巻取中、
随時行われる。
【0040】尚、上記には、正極シート9、セパレータ
ーシート10、負極シート11及びセパレーターシート
12の全てのシートについて巻取精度の向上を図るため
の制御を行う場合を示したが、特に、高い巻取精度が要
求される正極シート9及び負極シート11についてのみ
上記した制御を行うようにしてもよい。
【0041】以上に記載した通り、電池用シートの巻取
装置1にあっては、各シート9、10、11、12の巻
き取り前において、巻取軸2に巻き取られる各シート
9、10、11、12の部分のエッジの位置と巻出軸
5、6、7、8から引き出される各シート9、10、1
1、12の部分のエッジの位置との間の予測されるずれ
量X分を補正した位置に、各シート9、10、11、1
2の巻出軸5、6、7、8を巻取軸2に対して配置して
いるため、巻取開始直後から各シート9、10、11、
12が巻取軸2の適正な位置に巻き取られ、良好な巻取
精度を有する電池素子13、13、・・・が形成され、
巻取精度の向上による不良品の削減を図ることができ
る。
【0042】また、各シート9、10、11、12の巻
取中においても、随時、位置補正量M′を算出し巻出軸
9、10、11、12の位置を適正な巻取が行われる位
置に移動させているため、一層良好な巻取精度を有する
電池素子13、13、・・・が形成され、巻取精度の向
上による不良品の一層の削減を図ることができる。
【0043】上記した実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の
具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
【0044】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明電池用シートの巻取装置は、各巻出軸にそれ
ぞれ巻回されている正極シートと負極シートとセパレー
ターシートとを積層した状態で巻取軸に巻き取って電池
素子を形成する電池用シートの巻取装置であって、各シ
ートの巻出軸側に配置され各シートのエッジの位置を検
出する第1のセンサーと、巻取軸側に配置され各シート
のエッジの位置を検出する第2のセンサーとを備え、巻
き取り前において、巻出軸から引き出される各シートの
部分のエッジの位置と巻取軸に巻き取られる各シートの
部分のエッジの位置との間の予測されるずれ量分を補正
した位置に、各シートの巻出軸を巻取軸に対して配置
し、巻き取り開始後において、第1のセンサーによって
検出された巻出軸側の各シートの部分のエッジの位置と
第2のセンサーによって検出された巻取軸側の各シート
の部分のエッジの位置との間の実測したずれ量を上記予
測されるずれ量と随時置き換えて補正した位置に、各シ
ートの巻出軸を巻取軸に対して配置するようにしたこと
を特徴とする。
【0045】従って、各シートの巻取前及び巻取中に、
巻出軸が巻取軸に対して適正な巻取が行われる位置に移
動されるため、良好な巻取精度を有する電池素子が形成
され、巻取精度の向上による不良品の削減を図ることが
できる。
【0046】また、本発明電池用シートの巻取方法は、
各巻出軸にそれぞれ巻回されている正極シートと負極シ
ートとセパレーターシートとを積層した状態で巻取軸に
巻き取って電池素子を形成する電池用シートの巻取方法
であって、巻き取り前において、巻出軸から引き出され
る各シートの部分のエッジの位置と巻取軸に巻き取られ
る各シートの部分のエッジの位置との間の予測されるず
れ量分を補正した位置に、各シートの巻出軸を巻取軸に
対して配置し、巻き取り開始後において、各シートの巻
出軸側に配置され各シートのエッジの位置を検出する第
1のセンサーによって巻出軸側の各シートの部分のエッ
ジの位置を検出すると共に巻取軸側に配置され各シート
のエッジの位置を検出する第2のセンサーによって巻取
軸の各シートの部分のエッジの位置を検出し、第1のセ
ンサーによって検出した各エッジの位置と第2のセンサ
ーによって検出した各エッジの位置との間のずれ量を上
記予測されるずれ量と随時置き換えて補正した位置に、
各シートの巻出軸を巻取軸に対して配置するようにした
ことを特徴とする。
【0047】従って、各シートの巻取前及び巻取中に、
巻出軸が巻取軸に対して適正な巻取が行われる位置に移
動されるため、良好な巻取精度を有する電池素子が形成
され、巻取精度の向上による不良品の削減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に本発明電池用シートの巻取
装置及び電池用シートの巻取方法の実施の形態を示すも
のであり、本図は電池用シートの巻取装置の概念図であ
る。
【図2】巻出軸と巻取軸の位置関係を示す概念図であ
る。
【図3】電池用シートの巻取装置において行われる制御
動作を示すフローチャート図である。
【図4】従来の電池用シートの巻取装置を示す概念図で
ある。
【図5】従来の電池用シートの巻取装置における巻出軸
と巻取軸の位置関係を示す概念図である。
【符号の説明】
1…電池用シートの巻取装置、2…巻取軸、3…第1の
センサー、4…第2のセンサー、5…巻出軸、6…巻出
軸、7…巻出軸、8…巻出軸、9…正極シート、10…
セパレーターシート、11…負極シート、12…セパレ
ーターシート、13…電池素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各巻出軸にそれぞれ巻回されている正極
    シートと負極シートとセパレーターシートとを積層した
    状態で巻取軸に巻き取って電池素子を形成する電池用シ
    ートの巻取装置であって、 各シートの巻出軸側に配置され各シートのエッジの位置
    を検出する第1のセンサーと、 巻取軸側に配置され各シートのエッジの位置を検出する
    第2のセンサーとを備え、 巻き取り前において、巻出軸から引き出される各シート
    の部分のエッジの位置と巻取軸に巻き取られる各シート
    の部分のエッジの位置との間の予測されるずれ量分を補
    正した位置に、各シートの巻出軸を巻取軸に対して配置
    し、 巻き取り開始後において、第1のセンサーによって検出
    された巻出軸側の各シートの部分のエッジの位置と第2
    のセンサーによって検出された巻取軸側の各シートの部
    分のエッジの位置との間の実測したずれ量を上記予測さ
    れるずれ量と随時置き換えて補正した位置に、各シート
    の巻出軸を巻取軸に対して配置するようにしたことを特
    徴とする電池用シートの巻取装置。
  2. 【請求項2】 各巻出軸にそれぞれ巻回されている正極
    シートと負極シートとセパレーターシートとを積層した
    状態で巻取軸に巻き取って電池素子を形成する電池用シ
    ートの巻取方法であって、 巻き取り前において、巻出軸から引き出される各シート
    の部分のエッジの位置と巻取軸に巻き取られる各シート
    の部分のエッジの位置との間の予測されるずれ量分を補
    正した位置に、各シートの巻出軸を巻取軸に対して配置
    し、 巻き取り開始後において、各シートの巻出軸側に配置さ
    れ各シートのエッジの位置を検出する第1のセンサーに
    よって巻出軸側の各シートの部分のエッジの位置を検出
    すると共に巻取軸側に配置され各シートのエッジの位置
    を検出する第2のセンサーによって巻取軸の各シートの
    部分のエッジの位置を検出し、 第1のセンサーによって検出した各エッジの位置と第2
    のセンサーによって検出した各エッジの位置との間のず
    れ量を上記予測されるずれ量と随時置き換えて補正した
    位置に、各シートの巻出軸を巻取軸に対して配置するよ
    うにしたことを特徴とする電池用シートの巻取方法。
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