JP2003045029A - 光ディスク記録における記録信号波形補正方法、記録信号波形補正データの保存方法および光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録における記録信号波形補正方法、記録信号波形補正データの保存方法および光ディスク記録装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリに保存する記録信号波形の補正データの
情報量を削減する。 【解決手段】記録信号波形を補正する複数の項目につい
て、それぞれ複数種類の補正データ群をメモリに用意す
る。記録に使用するディスク種類および記録速度倍率に
応じて予め定められた識別情報に基づいて、補正項目ご
とに補正データ群を選択し、それらを組み合わせて記録
ストラテジーを合成する。合成された記録ストラテジー
に基づき記録信号波形を補正して光ディスクに記録を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク記録
における記録信号波形補正方法、記録信号波形補正デー
タの保存方法および光ディスク記録装置に関し、メモリ
に保存する補正データの情報量の削減を図ったものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CD−R,CD−RW等の記録可能型C
DやDVD−R、DVD+RW、DVD−RAM、DV
D−RW等の記録可能型DVD等の記録可能型光ディス
クの記録においては、同じ記録信号でレーザ光を駆動し
ても、ディスク種類(フォーマットの違いではなく、同
一フォーマットで記録材料、メーカー、型番等が違うも
のをいう。)に応じて、記録膜の感度や熱の伝わり方に
違いが生じ、このため、形成されるピット、ランドの前
位置、後位置がディスク種類ごとに変化し、再生信号の
ジッタ(時間軸方向のずれ)、デビエーション(正規の
信号長に対する偏差)等の特性に違いが生じる。このた
め、ディスク種類にかかわらず常に最適な記録品位が確
保されるように、ディスク種類に応じて記録信号波形の
時間軸やレベルを補正する必要がある。従来の光ディス
ク記録装置は、記録信号波形に付与する時間軸やレベル
等のディスク種類ごとの補正データ(いわゆる記録スト
ラテジー)がメーカーから提供されてメモリに保存され
ており、記録時に、記録に使用するディスク種類を判別
し、該当する記録ストラテジーをメモリから読み出し
て、記録信号波形の補正を行っていた。記録信号波形を
補正する項目は通常複数あり、従来の光ディスク記録装
置においては、ディスク種類ごとに、各項目の補正デー
タをメモリに保存していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】記録可能型光ディスク
方式の普及とともに、市販されるディスク種類(特にメ
ーカー数)が増え、メモリに保存すべき補正データ量が
次第に増大している。また、光ディスク記録装置は、一
般に記録速度倍率をユーザが選択して記録を行えるよう
に設定されているが、同一ディスク種類でも記録速度倍
率ごとに適正な補正値が異なるので、記録速度倍率ごと
の補正データをメモリに保存する必要がある。特に、最
近はユーザが選択できる記録速度倍率の種類が次第に増
加しているので、同一ディスク種類についてメモリに保
存すべき補正データ数が増大している。その結果、メモ
リに保存すべき補正データの情報量が飛躍的に増大し、
大容量のメモリが必要となっていた。いくつかのディス
ク種類をグループ化して共通の記録ストラテジーを設定
することにより補正データの情報量を削減することも考
えられるが、グループ内の全てのディスク種類に対し、
全ての項目について適正な波形補正を行えるように各項
目の補正データを調整するのは困難であった。
【0004】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
ので、光ディスク種類ごとに各補正項目について適正な
波形補正を行えるとともに、メモリに保存する補正デー
タの情報量を削減できるようにした光ディスク記録にお
ける記録信号波形補正方法、記録信号波形補正データの
保存方法および光ディスク記録装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の記録信号波形
補正方法は、記録信号波形を補正する複数の項目につい
て、それぞれ複数種類の補正データを識別可能かつ複数
のディスク種類で共用可能に用意し、記録に使用するデ
ィスク種類に応じて予め定められた、各項目の補正デー
タの選択情報の組合せに基づき、各項目の該当する補正
データをそれぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択さ
れた各項目の補正データの組合せに相当する補正を行う
ものである。すなわち、同一メーカー製で同一色素を使
用し型番のみ異なるディスク種類どうしでは、一部の項
目について補正データの数値が異なり、他の項目は補正
データの数値が共通している場合があり、そのようなデ
ィスク種類どうしで、補正データの数値が共通している
項目の補正データを共用することにより、記憶手段に保
存する情報量を削減することができる。
【0006】この発明の記録信号波形補正方法は、記録
信号波形を補正する複数の項目について、それぞれ複数
種類の補正データを識別可能かつ複数の記録速度倍率で
共用可能に用意し、記録に使用する記録速度倍率に応じ
て予め定められた、各項目の補正データの選択情報の組
合せに基づき、各項目の該当する補正データをそれぞれ
選択し、記録信号波形に対し該選択された各項目の補正
データの組合せに相当する補正を行うものである。すな
わち、同一のディスク種類では、記録速度倍率が異なっ
ても、一部の項目について補正データの数値が異なり、
他の項目は補正データの数値が共通している場合があ
り、そのような記録速度倍率どうしで、補正データの数
値が共通している項目の補正データを共用することによ
り、記憶手段に保存する情報量を削減することができ
る。
【0007】この発明の記録信号波形補正方法は、記録
信号波形を補正する複数の項目について、それぞれ複数
種類の補正データを識別可能かつ複数のディスク種類お
よび複数の記録速度倍率で共用可能に用意し、記録に使
用するディスク種類および記録速度倍率に応じて予め定
められた、各項目の補正データの選択情報の組合せに基
づき、各項目の該当する補正データをそれぞれ選択し、
記録信号波形に対し該選択された各項目の補正データの
組合せに相当する補正を行うものである。すなわち、複
数のディスク種類の複数の記録速度倍率どうしで、補正
データの数値が共通している項目の補正データを共用す
ることにより、記憶手段に保存する情報量をより削減す
ることができる。
【0008】この発明の記録信号波形補正方法におい
て、前記項目は、例えば、時間軸に関する項目を含むこ
とができる。この場合、時間軸に関する項目は、例え
ば、時間軸に関する記録ストラテジー(n−K)T+α
(nT)−β(mT)または(n−K)T+α(nT)−β(mT)−γ
(m,n)+λ(n,m)のα(nT)値、β(mT)値、γ(m,n)値、λ
(n,m)値のいずれか1または2以上の項目を含むことが
できる。また、時間軸に関する項目は、例えば、記録信
号波形の立ち上がり部分に付加する付加パルスのパルス
幅に関する項目を含むことができる。また、前記項目
は、例えば、記録パワーに関する項目を含むことができ
る。この場合、前記記録パワーに関する項目は、例え
ば、記録信号波形の立ち上がり部分に付加する付加パル
スのパルス振幅に関する項目を含むことができる。
【0009】この発明の記録信号波形補正データの保存
方法は、記録信号波形を補正する複数の項目について、
それぞれ複数種類の補正データを用意し、該複数種類の
補正データを識別可能かつ複数のディスク種類で共用可
能に記憶手段に保存し、併せて、ディスク種類に応じて
各項目について使用する補正データの選択情報の組合せ
を別途記憶手段に保存するものである。
【0010】この発明の記録信号波形補正データの保存
方法は、記録信号波形を補正する複数の項目について、
それぞれ複数種類の補正データを用意し、該複数種類の
補正データを識別可能かつ複数の記録速度倍率で共用可
能に記憶手段に保存し、併せて、記録速度倍率に応じて
各項目について使用する補正データの選択情報の組合せ
を別途記憶手段に保存するものである。
【0011】この発明の記録信号波形補正データの保存
方法は、記録信号波形を補正する複数の項目について、
それぞれ複数種類の補正データを用意し、該複数種類の
補正データを識別可能かつ複数のディスク種類および記
録速度倍率で共用可能に記憶手段に保存し、併せて、デ
ィスク種類および記録速度倍率に応じて各項目について
使用する補正データの選択情報の組合せを別途記憶手段
に保存するものである。
【0012】この発明の記録信号波形補正データの保存
方法において、前記項目は、例えば、記録信号の信号長
に応じて補正データの値が変動する項目を含むことがで
きる。記録信号の信号長に応じて補正データの値が変動
する項目は、補正データのデータ量が多くなるので、こ
の発明を適用することにより、データ量を大幅に削減す
ることができる。また、記録信号の信号長に応じて補正
データの値が変動しない項目については、データ量が比
較的少ないので、ディスク種類またはディスク種類およ
び記録速度倍率に応じて使用する補正データを、選択情
報を媒介させずに直接保存することができる。
【0013】この発明の光ディスク記録装置は、記録信
号波形を補正する複数の項目について、それぞれ複数種
類の補正データを識別可能にかつ複数のディスク種類で
共用可能に集合した第1のテーブルと、ディスク種類に
応じて各項目について使用する補正データの選択情報の
組合せを集合した第2のテーブルを保存する記憶手段
と、記録に使用するディスク種類に応じて、前記第2の
テーブルから、各項目について使用する補正データの選
択情報の組合せを読み出し、該選択情報の組合せに基づ
き、前記第1のテーブルから、各項目の該当する補正デ
ータをそれぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択され
た補正データの組合せに相当する補正を行う記録信号補
正制御手段とを具備してなるものである。
【0014】この発明の光ディスク記録装置は、記録信
号波形を補正する複数の項目について、それぞれ複数種
類の補正データを識別可能にかつ複数の記録速度倍率で
共用可能に集合した第1のテーブルと、記録速度倍率に
応じて各項目について使用する補正データの選択情報の
組合せを集合した第2のテーブルを保存する記憶手段
と、記録に使用する記録速度倍率に応じて、前記第2の
テーブルから、各項目について使用する補正データの選
択情報の組合せを読み出し、該選択情報の組合せに基づ
き、前記第1のテーブルから、各項目の該当する補正デ
ータをそれぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択され
た補正データの組合せに相当する補正を行う記録信号補
正制御手段とを具備してなるものである。
【0015】この発明の光ディスク記録装置は、記録信
号波形を補正する複数の項目について、それぞれ複数種
類の補正データを識別可能にかつ複数のディスク種類お
よび記録速度倍率で共用可能に集合した第1のテーブル
と、ディスク種類および記録速度倍率に応じて各項目に
ついて使用する補正データの選択情報の組合せを集合し
た第2のテーブルを保存する記憶手段と、記録に使用す
るディスク種類および記録速度倍率に応じて、前記第2
のテーブルから、各項目について使用する補正データの
選択情報の組合せを読み出し、該選択情報の組合せに基
づき、前記第1のテーブルから、各項目の該当する補正
データをそれぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択さ
れた補正データの組合せに相当する補正を行う記録信号
補正制御手段とを具備してなるものである。
【0016】この発明の光ディスク記録装置において、
前記記憶手段には、補正項目のほか目標β値やROPC
情報等を保存することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。図2はこの発明が適用された光ディスク記録再生
装置1(例えば、CD−RディスクとCD−RWディス
クの記録再生が可能なCD−R/RWドライブ)のシス
テム構成を示すものである。入力装置28ではオペレー
タの操作等により記録速度倍率が設定される。ディスク
サーボ回路16は、システムコントローラ19からの指
令により、スピンドルモータ12を、設定された記録速
度倍率で線速度一定(1倍速時は1.2m/s〜1.4
m/s、2倍速時は1倍速時の2倍、4倍速時は1倍速
時の4倍、……)で回転制御する。この線速度一定制御
は、CD−WO規格の場合、プリグループのウォブル
(Wobble)が22.05kHz になるように規定さ
れているので、光ヘッド13から出力されるトラッキン
グエラー信号の残留分からウォブルを検出して、これが
所定の周波数(1倍速時は22.05kHz 、2倍速時は
44.1kHz、4倍速時は88.2kHz 、……)で検出
されるようにスピンドルモータ12をPLL制御するこ
とで実現される。フォーカスサーボおよびトラッキング
サーボ回路18は、システムコントローラ19からの指
令により、光ヘッド13内の半導体レーザから出射され
るレーザ光11のフォーカスおよびトラッキングを制御
する。トラッキング制御は光ディスク10に形成された
プリグルーブを検出することにより行なわれる。フィー
ドサーボ回路17はシステムコントローラ19からの指
令により、フィードモータ20を駆動して光ヘッド13
を光ディスク10の径方向に移動させる。
【0018】光ディスク10に記録すべき入力信号は、
記録速度倍率に応じた速度で、ディジタル信号の場合は
直接記録信号形成回路22に入力され、アナログ信号の
場合はA/D変換器24を経て記録信号形成回路22に
入力される。記録信号形成回路22は、入力データにイ
ンタリーブをかけて、エラーチェックコードを付与し、
またTOCおよびサブコード生成回路23で生成される
TOC情報およびサブコード情報を付与し、EFM変調
してCD規格のフォーマットおよび記録速度倍率に応じ
た転送レートで一連のシリアルデータを形成し、記録信
号として出力する。この記録信号は、ドライブインター
フェイス15を介して、記録信号補正回路26(記録ス
トラテジー回路)で、使用するディスク種類および記録
速度倍率等に応じて合成された記録ストラテジーによる
変調を受けてレーザ発生回路25に入力される。レーザ
発生回路25は記録信号波形に応じて光ヘッド13内の
半導体レーザを駆動してレーザ光11を光ディスク10
の記録面に照射し、ピットを形成して記録を行なう。こ
の時のレーザパワーは記録速度倍率および必要に応じて
線速度に応じた値に指令され、ALPC(Automatic La
ser Power Control)回路でこの指令されたパワーに高
精度に制御される。これにより、光ディスク10にはC
D−WO規格のフォーマット、転送速度および線速度
(1.2〜1.4m/s)でデータが記録される。以上
のようにして記録した光ディスク10にボトムパワー
(再生パワー)のレーザ光を照射して再生すると、読出
データは信号再生処理回路30で復調され、そのままデ
ィジタル信号として、またD/A変換器31でアナログ
信号に変換されて出力される。
【0019】図2のシステムコントローラ19による記
録制御の制御ブロックを図1に示す。記録速度倍率設定
手段28は図2の入力装置28に相当し、操作者の操作
により記録速度倍率(×1,×2,×4,…)を設定す
る。ディスク種類判別手段32は、装置にセットされて
いる光ディスク10のディスク種類を判別するものであ
る。ディスク種類は、例えば光ディスク10に予め記録
されているディスクIDのうちディスク種類を示す情報
を利用して判別することができる。記録信号補正制御手
段35において、補正データ記憶手段34は、記録信号
を補正する複数の項目について、それぞれ複数種類の補
正データを記憶している。補正データ記憶手段34は第
1のテーブル34−1と第2のテーブル34−2を具備
する。第1のテーブル34−1には、補正項目ごとに、
各ピット長、ランド等ごとの補正データ群が複数組用意
され、該複数組の補正データ群が、個々の組を識別可能
かつ複数のディスク種類および記録速度倍率で共用可能
に保存されている。第2のテーブル34−2には、ディ
スク種類および記録速度倍率ごとに、各補正項目につい
て適用する補正データ群の選択情報の組合せが記憶され
ている。補正項目のうち、ディスク種類や記録速度倍率
に応じて変化しピット長やランド長によっては変化しな
い項目については、第2のテーブル34−2に直接記憶
させることができる。
【0020】制御手段38は、入力されるディスク種類
および記録速度倍率の情報に応じて、補正項目ごとに、
補正量のデータを補正データ記憶手段34から読み出
す。すなわち、第1のテーブル34−1に補正量のデー
タが記憶されている補正項目については、ディスク種類
および記録速度倍率に応じて、第2のテーブル34−2
から補正項目ごとの選択情報を読み出し、該選択情報の
組合せに基づき、第1のテーブルから補正項目ごとに、
該当する補正データ群を読み出す。また、第2のテーブ
ル34−2に補正量のデータが直接記憶されている補正
項目については、ディスク種類および記録速度倍率に応
じて、第2のテーブル34−2から補正項目ごとの補正
量のデータを直接読み出す。制御手段38は補正データ
記憶手段34から読み出された各補正項目の補正量のデ
ータを組み合わせて記録ストラテジーを合成し、記録信
号補正回路26に設定する。記録信号補正回路26は、
記録時に、該設定された記録ストラテジーに応じて、順
次入力される記録信号のピット形成部分やランド形成部
分に時間軸補正を加え、また、必要に応じて部分パルス
の付加(後述するトップパワー付加パルス、ボトムパワ
ーオフパルス等。図6参照)を行う。また、レーザ発生
回路25を制御して、レーザパワーを制御する。また、
ディスクサーボ回路16を制御して、指令された記録速
度倍率に相当する速度にスピンドルモータ12を回転制
御する。
【0021】図1の記録信号補正制御手段35によるト
ップパワー(記録パワー)のレーザ光の照射時間制御の
具体的例について説明する。
【0022】〔具体例1〕時間軸に関する記録ストラテ
ジーとして(n−K)T+α(nT)−β(mT)を使用する場
合について説明する。図3は、記録ストラテジー(n−
K)T+α(nT)−β(mT)による時間軸補正の概念図であ
る。(a)は補正前の記録信号波形、(b)は該記録信
号波形に補正項目−KTの補正をした記録信号波形、
(c)はさらに補正項目+α(nT),−β(mT)の補正をし
たレーザ駆動に用いられる最終的な記録信号波形であ
る。(b)の補正項目−KTによる補正は、(a)の補
正前の記録信号波形の立ち下がりタイミング(レーザ光
の照射終了タイミング)をディスク種類および記録速度
倍率に応じて補正するもので、ピット長やランド長に無
関係に一定値である。Kの値が正の場合は該立ち下がり
タイミングを早める(記録パワーの持続時間を短縮す
る)方向に働き、負の場合は該立ち下がりタイミングを
遅らせる(記録パワーの持続時間を伸長する)方向に働
く。(c)の補正項目+α(nT)による補正は、KTによ
る補正がされた記録パワーの終了タイミングを、形成す
るピット長nTに応じてさらに微調整するもので、α(n
T)の値が正の場合は該終了タイミングを遅らせる方向に
働き、負の場合は該終了タイミングを早める方向に働
く。(c)の補正項目−β(mT)による補正は、形成する
ピットの直前のブランク長mTに応じて記録信号の記録
パワーの開始タイミングを微調整するもので、β(mT)の
値が正の場合は該開始タイミングを遅らせる(記録パワ
ーの持続時間を短縮する)方向に働き、負の場合は該開
始タイミングを早める(記録パワーの持続時間を伸長す
る)方向に働く。
【0023】補正データ記憶手段34の第1のテーブル
34−1に記憶される補正項目α(nT)の複数種類のデー
タ群の一例を表1に示す。なお、表1において、補正項
目α(nT)の値は、1Tに対する比率(%)で表してい
る。
【表1】
【0024】補正データ記憶手段34の第1のテーブル
34−1に記憶される補正項目β(mT)の複数種類のデー
タ群の一例を表2に示す。なお、表2において、補正項
目β(mT)の値は、1Tに対する比率(%)で表してい
る。
【表2】
【0025】記録信号補正制御手段35の第2のテーブ
ル34−2に記憶されるデータの一例を表3に示す。
【表3】
【0026】表3からわかるように、第2のテーブル3
4−2には、ディスク種類(ディスクID)および記録
速度倍率ごとに、−K値が直接記憶され、補正項目α(n
T)が第1のテーブル34−1の補正項目α(nT)のデータ
群名(表1のA1,A2,A3,…)で記憶され、補正
項目β(mT)が第1のテーブル34−1の補正項目β(mT)
のデータ群名(表2のB1,B2,B3,…)で記憶さ
れている。つまり、データ群名が個々のデータ群の識別
情報であり、該識別情報がデータ群の選択情報として利
用されている。
【0027】制御手段38による記録信号の補正制御を
図4を参照して説明する。装置に光ディスク10が装着
されると(S1)、ディスクIDによりディスク種類が
判別される(S2)。次いで、操作者により記録速度倍
率が指令されると(S3)、判別されたディスク種類お
よび指令された記録速度倍率に応じて、第2のテーブル
34−2から、該当する補正項目−Kの値、補正項目α
(nT)のデータ群名、補正項目β(mT)のデータ群名を読み
出す(S4)。読み出された補正項目α(nT)のデータ群
名、補正項目β(mT)のデータ群名を選択情報として、第
1のテーブル34−1から補正項目α(nT)のデータ群お
よび補正項目β(mT)のデータ群を読み出す(S5)。以
上のようにして読み出された補正量−K値、α(nT)値、
β(mT)値の各データを組み合わせて記録ストラテジーを
合成し、記録信号補正回路26に設定して記録の準備が
整い(S6)、操作者による記録開始指令を待って、記
録信号の時間軸補正を開始し、該補正された記録信号で
レーザ発生回路25を駆動して、光ディスク10への記
録を行う(S7)。
【0028】〔具体例2〕具体例1では、補正項目とし
て、−K値、α(nT)値、β(mT)値を採用したが、さらに
別の補正項目を追加することもできる。例えば、長いピ
ットを形成する場合ほど熱の蓄積が大きくなってピット
前端が手前(記録の進行方向と逆方向)に伸びる傾向が
あるので、より短いピットを形成する場合に比べて、該
ピットの前端部を形成するための記録パワーのレーザ光
の照射開始タイミングを相対的に遅らせる。また、短い
ランドを形成する場合ほど、その次のピット形成時の熱
が該ランドを経てその前のピットに伝わって、該前のピ
ットの後端が先方(記録の進行方向)に伸びる傾向があ
るので、より長いランドを形成する場合に比べて該前の
ピットの後端部を形成するための記録パワーのレーザ光
の照射終了タイミングを相対的に早める。図5は、この
ような考えに基づき、ピット長に応じたトップパワーの
照射開始タイミングの補正項目−γ(m,n)と、ランド長
に応じたトップパワーの照射終了タイミングの補正項目
+λ(n,m)を追加した、記録ストラテジー(n−K)T
+α(nT)−β(mT)−γ(m,n)+λ(n,m)による時間軸補正
の概念図である。(a)は補正前の記録信号波形、
(b)は該記録信号波形に−KTの補正をした記録信号
波形、(c)はさらに+α(nT)+λ(n,m),−β(mT)−
γ(m,n)の補正をしたレーザ駆動に用いられる最終的な
記録信号波形である。
【0029】補正データ記憶手段34の第1のテーブル
34−1には、補正項目α(nT)の複数種類のデータ群
(表1)、補正項目β(mT)の複数種類のデータ群(表
2)のほか、補正項目λ(n,m)の複数種類のデータ群、
補正項目γ(m,n)の複数種類のデータ群が記憶される。
第1のテーブル34−1に記憶される補正項目γ(m,n)
の複数種類のデータ群の一例を表4に示す。なお、表4
において、補正項目γ(m,n)の補正量は、1Tに対する
比率(%)で表している。また、表4に次ピット長が3
Tのときの補正項目γ(m,3)の補正量が規定されていな
いのは、次ピット長が3Tのときの補正項目γ(m,3)の
補正量が0となるように補正項目β(mT)の補正量を設定
しているためである。
【表4】
【0030】第1のテーブル34−1に記憶される補正
項目λ(n,m)の複数種類のデータ群の一例を表5に示
す。なお、表5において、補正項目λ(n,m)の補正量
は、1Tに対する比率(%)で表している。また、表5
に次ランド長が3Tのときの補正項目λ(n,3)の補正量
が規定されていないのは、次ランド長が3Tのときの補
正項目λ(n,3)の補正量が0となるように補正項目α(n
T)の補正量を設定しているためである。
【表5】
【0031】第2のテーブル34−2に記憶されるデー
タの一例を表6に示す。
【表6】
【0032】制御手段38による記録ストラテジーの合
成および記録信号補正回路26への設定制御は前記図4
について説明したのと同様である。すなわち、ディスク
種類および記録速度倍率に応じて、第2のテーブル34
−2から、該当する−K値と、該当するα(nT)、β(m
T)、γ(m,n)、λ(n,m)の各データ群名を読み出し、該各
データ群名に基づき第1のテーブル34−1からα(nT)
値、β(mT)値、γ(m,n)値、λ(n,m)値を読み出し、これ
らを組み合わせて記録ストラテジーを合成し、記録信号
補正回路26に設定する。
【0033】〔具体例3〕記録信号波形として、図6に
示すような波形を使用する場合がある。これは、トップ
パワーの開始当初にトップパワー付加パルス40を付加
して(トップパワーよりも高くして)、ピット前端部分
の形成を良好にし、また、ボトムパワーの開始当初にボ
トムパワーオフパルス42を付加して(ボトムパワーよ
りも低くして)、前のピット形成時の熱をそこで遮断し
て次のピット形成に影響を与えないようにしたものであ
る。ピット長nTに応じてトップパワー付加パルス40
のパルス幅ΔTt(nT)や振幅ΔPt(nT)を可変制御した
り、ランド長mTに応じてボトムパワーオフパルス42
のパルス幅ΔTb(mT)や振幅ΔPb(mT)を可変制御する
場合がある。そこで、個々の補正項目ΔTt(nT)、ΔP
t(nT)、ΔTb(mT)、ΔPb(mT)について、第1のテー
ブル34−1にそれぞれ複数種類ずつデータ群を保存す
る。第1のテーブル34−1に保存するトップパワー付
加パルス40のパルス幅ΔTt(nT)の複数種類のデータ
群E1,E2,E3,…のテーブル形式の一例(データ
値は省略)を表7に示す。
【表7】
【0034】第1のテーブル34−1に保存するトップ
パワー付加パルス40の振幅ΔPt(nT)の複数種類のデ
ータ群F1,F2,F3,…のテーブル形式の一例(デ
ータ値は省略)を表8に示す。
【表8】
【0035】第1のテーブル34−1に保存するボトム
パワーオフパルス42のパルス幅ΔTb(mT)の複数種類
のデータ群G1,G2,G3,…のテーブル形式の一例
(データ値は省略)を表9に示す。
【表9】
【0036】第1のテーブル34−1に保存するボトム
パワーオフパルス42の振幅ΔPb(mT)の複数種類のデ
ータ群H1,H2,H3,…のテーブル形式の一例(デ
ータ値は省略)を表10に示す。
【表10】 第1のテーブル34−1には、このほか補正項目α(nT)
の複数種類のデータ群(表1)、補正項目β(mT)の複数
種類のデータ群(表2)が記憶される。このとき、第2
のテーブル34−2に記憶されるデータの一例を表11
に示す。
【表11】
【0037】制御手段38による記録ストラテジーの合
成および記録信号補正回路26への設定制御は前記図4
について説明したのと同様である。すなわち、ディスク
種類および記録速度倍率に応じて、第2のテーブル34
−2から、該当する−K値と、該当するα(nT)、β(m
T)、ΔTt(nT)、ΔPt(nT)、ΔTb(mT)、ΔPb(mT)
の各データ群名を読み出し、該各データ群名に基づき第
1のテーブル34−1からα(nT)値、β(mT)値、ΔTt
(nT)、ΔPt(nT)、ΔTb(mT)、ΔPb(mT)値を読み出
し、これらを組み合わせて記録ストラテジーを合成し、
記録信号補正回路26に設定する。
【0038】なお、前記実施の形態では、個々の補正パ
ラメータ−K、α(nT)、β(mT)、−γ(m,n)、+λ(n,
m)、ΔTt(nT)、ΔPt(nT)、ΔTb(mT)、ΔPb(mT)
を補正項目の単位としたが、これに限らず、複数の補正
パラメータの組合せを補正項目の単位とすることができ
る。例えば、前記各具体例では、第1のテーブル34−
1に補正項目α(nT)のデータ群のテーブルと補正項目β
(mT)のデータ群のテーブルを個別に用意したが、これに
代えて、表12に示すように、補正項目α(nT)と補正項
目β(mT)を組み合わせて個々のデータ群AB1,AB
2,AB3,…を用意して、第1のテーブル34−1に
保存することもできる。この場合、第2のテーブル34
−2には、表3の「α(nT)値のデータ群名」および「β
(mT)値のデータ群名」に代えて、「α(nT)値とβ(mT)値
の組合せデータ群名」として、データ群名AB1,AB
2,AB3,…を保存する。
【表12】
【0039】また、具体例2では、第1のテーブル34
−1に、補正項目α(nT)のデータ群のテーブル、補正項
目β(mT)のデータ群のテーブル、補正量γ(m,n)のデー
タ群のテーブル、補正量λ(n,m)のデータ群のテーブル
を個別に用意したが、図5からわかるように、トップパ
ワーのレーザ光の照射開始タイミングの補正量はβ(mT)
+γ(m,n)であり、照射終了タイミングの補正量はα(n
T)+λ(n,m)であるので、補正項目α(nT)、β(mT)、γ
(m,n)、λ(n,m)のテーブルを個別に用意するのに代え
て、補正項目β(mT)+γ(m,n)の加算値のテーブルと、
補正項目α(nT)+λ(n,m)の加算値のテーブルを用意し
て、第1のテーブル34−1に保存することもできる。
この場合、第2のテーブル34−2には、表3のデータ
群識別情報項目「α(nT)値のデータ群名」および「β(m
T)値のデータ群名」に代えて、データ群識別情報項目
「α(nT)+λ(n,m)値のデータ群名」および「β(mT)+
γ(m,n)値のデータ群名」を設けて、該当するデータ群
名を保存する。
【0040】また、前記各具体例では、第2のテーブル
34−2にディスク種類および記録速度倍率ごとの−K
値を直接記憶したが、第2のテーブル34−2には、こ
のほかに、ピット長やランド長によらない情報として、
ディスク種類および記録速度倍率ごとの目標アシンメト
リ値やROPC(Running Optimum Power Control:実
時間最適パワー制御)に関する情報等を直接記憶するこ
とができる。
【0041】また、以上の実施の形態では、この発明を
CD規格の光ディスク記録に適用した場合について示し
たが、DVD規格等のマーク長記録方式の他の規格の光
ディスク記録にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2のシステムコントローラ19による記録
制御の制御ブロック図である。
【図2】 この発明が適用された光ディスク記録再生装
置のシステム構成を示すブロック図である。
【図3】 記録ストラテジー(n−K)T+α(nT)−β
(mT)による時間軸補正の概念を示す波形図である。
【図4】 図1の制御手段38による記録信号の補正制
御を示すフローチャートである。
【図5】 記録ストラテジー(n−K)T+α(nT)−β
(mT)−γ(m,n)+λ(n,m)による時間軸補正の概念を示す
波形図である。
【図6】 トップパワー付加パルスおよびボトムパワー
オフパルスを付加した記録信号を示す波形図である。
【符号の説明】
10…光ディスク、34…補正データ記憶手段、34−
1…第1のテーブル、34−2…第2のテーブル、35
…記録信号補正制御手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録信号波形を補正する複数の項目につい
    て、それぞれ複数種類の補正データを識別可能かつ複数
    のディスク種類で共用可能に用意し、記録に使用するデ
    ィスク種類に応じて予め定められた、各項目の補正デー
    タの選択情報の組合せに基づき、各項目の該当する補正
    データをそれぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択さ
    れた各項目の補正データの組合せに相当する補正を行う
    光ディスク記録における記録信号波形補正方法。
  2. 【請求項2】記録信号波形を補正する複数の項目につい
    て、それぞれ複数種類の補正データを識別可能かつ複数
    の記録速度倍率で共用可能に用意し、記録に使用する記
    録速度倍率に応じて予め定められた、各項目の補正デー
    タの選択情報の組合せに基づき、各項目の該当する補正
    データをそれぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択さ
    れた各項目の補正データの組合せに相当する補正を行う
    光ディスク記録における記録信号波形補正方法。
  3. 【請求項3】記録信号波形を補正する複数の項目につい
    て、それぞれ複数種類の補正データを識別可能かつ複数
    のディスク種類および複数の記録速度倍率で共用可能に
    用意し、記録に使用するディスク種類および記録速度倍
    率に応じて予め定められた、各項目の補正データの選択
    情報の組合せに基づき、各項目の該当する補正データを
    それぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択された各項
    目の補正データの組合せに相当する補正を行う光ディス
    ク記録における記録信号波形補正方法。
  4. 【請求項4】前記項目が、時間軸に関する項目を含む請
    求項1から3のいずれかに記載の光ディスク記録におけ
    る記録信号波形補正方法。
  5. 【請求項5】前記時間軸に関する項目が、時間軸に関す
    る記録ストラテジー(n−K)T+α(nT)−β(mT)また
    は(n−K)T+α(nT)−β(mT)−γ(m,n)+λ(n,m)の
    α(nT)値、β(mT)値、γ(m,n)値、λ(n,m)値のいずれか
    1または2以上の項目を含む請求項4記載の光ディスク
    記録における記録信号波形補正方法。
  6. 【請求項6】前記時間軸に関する項目が、記録信号波形
    の立ち上がり部分に付加する付加パルスのパルス幅に関
    する項目を含む請求項4または5記載の光ディスク記録
    における記録信号波形補正方法。
  7. 【請求項7】前記項目が、記録パワーに関する項目を含
    む請求項1から6のいずれかに記載の光ディスク記録に
    おける記録信号波形補正方法。
  8. 【請求項8】前記記録パワーに関する項目が、記録信号
    波形の立ち上がり部分に付加する付加パルスのパルス振
    幅に関する項目を含む請求項7記載の光ディスク記録に
    おける記録信号波形補正方法。
  9. 【請求項9】記録信号波形を補正する複数の項目につい
    て、それぞれ複数種類の補正データを用意し、該複数種
    類の補正データを識別可能かつ複数のディスク種類で共
    用可能に記憶手段に保存し、併せて、ディスク種類に応
    じて各項目について使用する補正データの選択情報の組
    合せを別途記憶手段に保存する光ディスク記録における
    記録信号波形補正データの保存方法。
  10. 【請求項10】記録信号波形を補正する複数の項目につ
    いて、それぞれ複数種類の補正データを用意し、該複数
    種類の補正データを識別可能かつ複数の記録速度倍率で
    共用可能に記憶手段に保存し、併せて、記録速度倍率に
    応じて各項目について使用する補正データの選択情報の
    組合せを別途記憶手段に保存する光ディスク記録におけ
    る記録信号波形補正データの保存方法。
  11. 【請求項11】記録信号波形を補正する複数の項目につ
    いて、それぞれ複数種類の補正データを用意し、該複数
    種類の補正データを識別可能かつ複数のディスク種類お
    よび記録速度倍率で共用可能に記憶手段に保存し、併せ
    て、ディスク種類および記録速度倍率に応じて各項目に
    ついて使用する補正データの選択情報の組合せを別途記
    憶手段に保存する光ディスク記録における記録信号波形
    補正データの保存方法。
  12. 【請求項12】前記項目が、記録信号の信号長に応じて
    補正データの値が変動する項目を含む請求項9から11
    のいずれかに記載の光ディスク記録における記録信号波
    形補正データの保存方法。
  13. 【請求項13】記録信号の信号長に応じて補正データの
    値が変動しない項目について、ディスク種類またはディ
    スク種類および記録速度倍率に応じて使用する補正デー
    タを、選択情報を媒介させずに直接保存する請求項12
    記載の光ディスク記録における記録信号波形補正データ
    の保存方法。
  14. 【請求項14】記録信号波形を補正する複数の項目につ
    いて、それぞれ複数種類の補正データを識別可能にかつ
    複数のディスク種類で共用可能に集合した第1のテーブ
    ルと、ディスク種類に応じて各項目について使用する補
    正データの選択情報の組合せを集合した第2のテーブル
    を保存する記憶手段と、 記録に使用するディスク種類に応じて、前記第2のテー
    ブルから、各項目について使用する補正データの選択情
    報の組合せを読み出し、該選択情報の組合せに基づき、
    前記第1のテーブルから、各項目の該当する補正データ
    をそれぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択された補
    正データの組合せに相当する補正を行う記録信号補正制
    御手段とを具備してなる光ディスク記録装置。
  15. 【請求項15】記録信号波形を補正する複数の項目につ
    いて、それぞれ複数種類の補正データを識別可能にかつ
    複数の記録速度倍率で共用可能に集合した第1のテーブ
    ルと、記録速度倍率に応じて各項目について使用する補
    正データの選択情報の組合せを集合した第2のテーブル
    を保存する記憶手段と、 記録に使用する記録速度倍率に応じて、前記第2のテー
    ブルから、各項目について使用する補正データの選択情
    報の組合せを読み出し、該選択情報の組合せに基づき、
    前記第1のテーブルから、各項目の該当する補正データ
    をそれぞれ選択し、記録信号波形に対し該選択された補
    正データの組合せに相当する補正を行う記録信号補正制
    御手段とを具備してなる光ディスク記録装置。
  16. 【請求項16】記録信号波形を補正する複数の項目につ
    いて、それぞれ複数種類の補正データを識別可能にかつ
    複数のディスク種類および記録速度倍率で共用可能に集
    合した第1のテーブルと、ディスク種類および記録速度
    倍率に応じて各項目について使用する補正データの選択
    情報の組合せを集合した第2のテーブルを保存する記憶
    手段と、 記録に使用するディスク種類および記録速度倍率に応じ
    て、前記第2のテーブルから、各項目について使用する
    補正データの選択情報の組合せを読み出し、該選択情報
    の組合せに基づき、前記第1のテーブルから、各項目の
    該当する補正データをそれぞれ選択し、記録信号波形に
    対し該選択された補正データの組合せに相当する補正を
    行う記録信号補正制御手段とを具備してなる光ディスク
    記録装置。
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