JP2003044439A - アプリケーション利用制御システム、認証用装置、アプリケーション利用機器、並びに、認証用装置制御用プログラム - Google Patents

アプリケーション利用制御システム、認証用装置、アプリケーション利用機器、並びに、認証用装置制御用プログラム

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JP2003044439A
JP2003044439A JP2001232116A JP2001232116A JP2003044439A JP 2003044439 A JP2003044439 A JP 2003044439A JP 2001232116 A JP2001232116 A JP 2001232116A JP 2001232116 A JP2001232116 A JP 2001232116A JP 2003044439 A JP2003044439 A JP 2003044439A
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Naofumi Fukaya
直文 深谷
Mutsuhito Azuma
睦仁 東
Hideyuki Tanaka
秀之 田中
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JFE Steel Corp
JFE Systems Inc
Original Assignee
Kawasaki Steel Systems R&D Corp
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションを利用可能にするための認
証処理において、ユーザIDやパスワードを入力するこ
となく、認証処理を行うアプリケーションを利用可能に
するのに好適なアプリケーション利用制御システムを提
供する。 【解決手段】 アプリケーション利用制御システム1
は、後述する認証用装置3との間の電子メールの送受信
によってアプリケーションを利用するための認証処理等
を行うためのアプリケーション利用機器2と、同利用機
器2からの認証処理用の電子メールを受信し、その電子
メールに含まれる情報に基づいて認証処理を行い、その
認証処理によって認証された場合は、アプリケーション
を利用可能にするなど、アプリケーション利用機器2に
対してアプリケーションの利用可否の制御を行う認証用
装置3と、インターネットを介してアプリケーション利
用機器2と認証用装置3との間のデータ通信を行うため
のインターネット4とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のアプリケー
ションを特定の条件を有する機器に利用可能にするため
の認証処理システムに係り、特に、アプリケーションを
利用するためのアプリケーション利用機器と認証処理用
の端末との間で、電子メールを利用した認証処理を行
い、アプリケーション利用機器に対してアプリケーショ
ンの利用可否を制御するのに好適なアプリケーション利
用制御システム、同システムにおける認証用装置、アプ
リケーション利用機器、並びに、認証用装置における各
処理を制御するための認証用装置制御用プログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット上のアプリケーシ
ョンの認証には、主にユーザIDとパスワードの入力が
用いられてきた。これは、予めアプリケーションの提供
側で、ユーザIDとパスワードをデータベースとして登
録しておき、利用時に利用者によって入力されたユーザ
IDとパスワードがデータベースに登録されているか否
かを判定し、登録されている場合にのみアプリケーショ
ンの利用を許可するものである。
【0003】このような認証処理を必要とするアプリケ
ーションを使用する際においては、利用者は、セキュリ
ティを守るためにパスワードを第三者に漏れないように
しなければならず、また、パスワードをシステム的に破
られないようにするためには、パスワードを複雑なもの
にしたりするなどの工夫が必要になる。また、ユーザI
Dやパスワードを入力するには、PC(Personal Compu
ter)であれば、付属のキーボードやマウスなどの入力
デバイスを用い、携帯電話などであればナンバーボタン
等を駆使して入力を行うことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、複雑なパスワードは、利用者にとって覚えに
くいものであり、利用者はアプリケーションを利用する
度に、ユーザIDやパスワードの書かれたメモを見なが
らこれらの情報を入力するといった煩わしい作業が必要
であった。
【0005】また、携帯電話によるユーザIDやパスワ
ードの入力は、限られたボタンを駆使して文字を入力す
ることになり、PC(Personal Computer)に付属のキ
ーボードなどの文字入力用デバイスに比べて文字の入力
が困難であり、一層煩わしい作業となる。そこで、本発
明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着
目してなされたものであって、アプリケーションを利用
可能にするための認証処理において、ユーザIDやパス
ワードを入力することなく、認証処理を行うアプリケー
ションを利用可能にするのに好適なアプリケーション利
用制御システム、認証用装置、アプリケーション利用機
器、並びに、認証用装置制御用プログラムを提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載のアプリケーション利用
制御システムは、所定のアプリケーションを利用するた
めのアプリケーション利用機器からのアプリケーション
の利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用
可能にするアプリケーション利用制御システムであっ
て、前記アプリケーション利用機器と、当該アプリケー
ション利用機器に対して前記所定のアプリケーションを
利用可能にする認証用装置と、を通信可能に接続し、前
記認証用装置は、前記アプリケーション利用機器から前
記所定のアプリケーションの利用要求及び送信元のアプ
リケーション利用機器の固有情報が含まれた電子メール
を受信するメール受信手段と、受信した電子メールに含
まれる前記固有情報に基づいて認証処理を行う認証処理
手段と、前記固有情報が認証されたときに、前記アプリ
ケーションを利用するために必要な利用許可情報を前記
固有情報と関連付けて生成する利用許可情報生成手段
と、当該利用許可情報を電子メールとして前記送信元ア
ドレス宛てに送信するメール送信手段と、を備え、前記
アプリケーション利用機器と通信可能に接続された処理
装置に、前記利用許可情報に基づいて前記アプリケーシ
ョン利用機器に前記所定のアプリケーションを利用可能
とするアプリケーション利用許可手段を備えることを特
徴としている。
【0007】このような構成であれば、認証用装置にお
いて、メール受信手段によって、アプリケーション利用
機器からの電子メールによる所定のアプリケーションの
利用要求を受信し、認証処理手段によって受信した電子
メールに含まれるアプリケーション利用機器固有の情報
に基づいて認証処理を行い、その固有情報によってアプ
リケーション利用機器が認証されると、利用許可情報生
成手段によって、認証されたアプリケーション利用機器
の固有情報が関連付けられたアプリケーションの利用許
可情報を生成し、メール送信手段によって、この情報を
電子メールとしてアプリケーション利用機器に伝送す
る。
【0008】そして、アプリケーション利用許可手段
は、この利用許可情報に基づいて、アプリケーション利
用機器にアプリケーションを利用可能にする。従って、
認証用装置にアプリケーションの利用要求の電子メール
を伝送するだけで認証処理が行われ、アプリケーション
の利用許可情報を入手することが出来るので、ユーザI
Dやパスワードの入力を行わなくても済み、簡易に認証
処理を行え、アプリケーションを利用することが可能に
なる。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載のアプリケーション利用制御システムにおいて、前記
利用許可情報生成手段は、前記固定情報を含む前記所定
のアプリケーションを提供するWebページへのURI
(Uniform Resource Identifier)を生成するようにな
っていることを特徴としている。つまり、利用許可情報
生成手段によって、アプリケーション利用機器の固有情
報を含むような利用許可情報を生成して、アプリケーシ
ョン利用機器に送るようにしたので、利用するアプリケ
ーション機器によって利用可否が決定されるので、登録
されていない利用機器によるアプリケーションの利用を
防ぎ、第三者の利用を低減するのに役立つ。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は請求項2記載のアプリケーション利用制御システムに
おいて、前記アプリケーション利用機器は、利用可能と
なった前記所定のアプリケーションに対する指示内容を
入力する指示内容入力手段を備えることを特徴としてい
る。つまり、アプリケーションが利用可能になると、指
示内容入力手段によってアプリケーション利用機器から
アプリケーションに対する指示内容を入力することが可
能となっている。
【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載のアプリケーション利用制
御システムにおいて、前記利用許可情報は、利用制限時
間が設けられており、前記アプリケーション利用許可手
段は、当該利用制限時間を超えた利用許可情報に対し
て、前記所定のアプリケーションの利用を許可しないよ
うになっていることを特徴としている。
【0012】つまり、利用許可情報に時間制限を設定す
るようにし、アプリケーション利用許可手段によって、
この制限時間の過ぎた利用許可情報を用いてアプリケー
ションを利用しようとしたときに、その利用を許可しな
いようにした。従って、例えば、アプリケーション利用
機器を落としてしまったようなときに、第三者によって
アプリケーションが利用されるようなことを防ぐのに役
立つ。
【0013】また、請求項5に係る発明は、請求項4記
載のアプリケーション利用制御システムにおいて、前記
利用制限時間は、所定の時間を設定可能となっているこ
とを特徴としている。つまり、制限時間を所定の時間に
設定可能としたので、例えば、利用者の役職毎に制限時
間を設けるようにして、役職に特化したセキュリティを
考慮するなどの工夫が可能となり便利である。
【0014】また、請求項6に係る発明は、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載のアプリケーション利用制
御システムにおいて、前記利用許可情報が前記送信元ア
ドレスに伝送されてから利用されるまでの時間を測定し
て記憶する時間履歴記憶手段を備えることを特徴として
いる。つまり、時間履歴記憶手段によって、利用許可情
報を取得してから利用するまでの時間を記憶するように
したので、例えば、その履歴情報によって、機器毎に利
用許可情報を取得してから、それを用いていアプリケー
ションを利用するまでの時間の統計を算出することが可
能となり、機器を特定の利用者のみに固定使用させるこ
とで、その利用者の時間統計を算出できるので、例え
ば、平均時間を過ぎた場合には、セキュリティのために
そのときに取得した利用許可情報では、アプリケーショ
ンを利用できないようにしたりするなどの工夫が可能と
なり便利である。
【0015】また、請求項7に係る発明は、請求項1乃
至請求項6のいずれかに記載のアプリケーション利用制
御システムにおいて、前記指示内容入力手段は、文字が
入力された時点のその入力文字を含む予め登録されてい
る指示内容の一覧を表示するようになっており、その一
覧から指示内容を選択することが可能となっていること
を特徴としている。
【0016】つまり、指示内容入力手段によって、アプ
リケーションに対する指示内容として文字を入力する
と、その入力時点の入力文字を含む、登録された指示内
容の一覧を表示し、その一覧の中から指示内容を選択で
きるようにしたので、携帯電話等の文字入力の困難なア
プリケーション利用機器によって簡易に指示内容を入力
することが可能となる。
【0017】また、請求項8に係る発明は、請求項1乃
至請求項7のいずれかに記載のアプリケーション利用制
御システムにおいて、前記アプリケーション利用機器
は、携帯型機器であることを特徴としている。つまり、
アプリケーション利用機器として、携帯電話やPDA
(Personal Digital Assistant)などの携帯型機器を利
用するようにしたものである。これにより、固有情報と
して、例えば、携帯電話毎に設定されている固有のメー
ルアドレスや製造番号などが利用でき、且つ、移動しな
がらでもアプリケーションを利用でき便利である。
【0018】本発明に係る請求項9記載の認証用装置
は、所定のアプリケーションを利用するためのアプリケ
ーション利用機器からのアプリケーションの利用要求に
応じて前記所定のアプリケーションを利用可能にするア
プリケーション利用制御システムにおける、前記アプリ
ケーション利用機器と通信可能に接続された認証用装置
であって、前記アプリケーション利用機器から前記所定
のアプリケーションの利用要求及び送信元のアプリケー
ション利用機器の固有情報が含まれた電子メールを受信
するメール受信手段と、受信した電子メールに含まれる
前記固有情報に基づいて認証処理を行う認証処理手段
と、前記固有情報が認証されたときに、前記アプリケー
ションを利用するために必要な利用許可情報を前記固有
情報と関連付けて生成する利用許可情報生成手段と、当
該利用許可情報を電子メールとして前記送信元アドレス
宛てに送信するメール送信手段と、を備えることを特徴
としている。
【0019】また、請求項10記載の認証用装置は、所
定のアプリケーションを利用するためのアプリケーショ
ン利用機器からのアプリケーションの利用要求に応じて
前記所定のアプリケーションを利用可能にするアプリケ
ーション利用制御システムにおける、前記アプリケーシ
ョン利用機器と通信可能に接続された認証用装置であっ
て、前記アプリケーション利用機器から前記所定のアプ
リケーションの利用要求及び送信元のアプリケーション
利用機器の固有情報が含まれた電子メールを受信するメ
ール受信手段と、受信した電子メールに含まれる前記固
有情報に基づいて認証処理を行う認証処理手段と、前記
固有情報が認証されたときに、前記アプリケーションを
利用するために必要な利用許可情報を前記固有情報と関
連付けて生成する利用許可情報生成手段と、当該利用許
可情報を電子メールとして前記送信元アドレス宛てに送
信するメール送信手段と、前記利用許可情報に基づいて
前記アプリケーション利用機器に前記所定のアプリケー
ションを利用可能とするアプリケーション利用許可手段
と、を備えることを特徴としている。
【0020】また、請求項11に係る発明は、請求項9
又は請求項10記載の認証用装置において、前記利用許
可情報生成手段は、前記固有情報を含む前記所定のアプ
リケーションを提供するWebページへのURI(Unif
orm Resource Identifier)を生成するようになってい
ることを特徴としている。また、請求項12に係る発明
は、請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の認証用
装置において、前記利用許可情報は、利用制限時間が設
けられており、前記アプリケーション利用許可手段は、
当該利用制限時間を超えた利用許可情報に対して、前記
所定のアプリケーションの利用を許可しないようになっ
ていることを特徴としている。
【0021】また、請求項13に係る発明は、請求項1
2記載の認証用装置において、前記利用制限時間は、所
定の時間を設定可能となっていることを特徴としてい
る。また、請求項14に係る発明は、請求項9乃至請求
項12のいずれかに記載の認証用装置において、前記利
用許可情報が前記送信元アドレスに伝送されてから利用
されるまでの時間を測定して記憶する時間履歴記憶手段
を備えることを特徴としている。
【0022】ここで、請求項9乃至請求項14記載の認
証用装置は、請求項1乃至請求項8に記載のアプリケー
ション利用制御システムを実現させるためのもので、そ
の作用効果は同様のものとなるので、記載を省略する。
また、請求項15記載のアプリケーション利用機器は、
所定のアプリケーションを利用するためのアプリケーシ
ョン利用機器からのアプリケーションの利用要求に応じ
て前記所定のアプリケーションを利用可能にするアプリ
ケーション利用制御システムにおける、当該アプリケー
ション利用機器に対して前記利用要求のあった所定のア
プリケーションを利用可能にする認証用装置と通信可能
に接続されたアプリケーション利用機器であって、利用
可能となった前記所定のアプリケーションに対する指示
内容を入力する指示内容入力手段を備えることを特徴と
している。
【0023】また、請求項16に係る発明は、請求項1
5記載のアプリケーション利用機器において、前記指示
内容入力手段は、文字が入力された時点のその入力文字
を含む予め登録されている指示内容の一覧を表示するよ
うになっており、その一覧から指示内容を選択すること
が可能となっていることを特徴としている。ここで、請
求項15乃び16記載のアプリケーション利用機器は、
請求項1乃至請求項8に記載のアプリケーション利用制
御システムを実現させるためのもので、その作用効果は
同様のものとなるので、記載を省略する。
【0024】また、請求項17記載の認証用装置制御用
プログラムは、所定のアプリケーションを利用するため
のアプリケーション利用機器からのアプリケーションの
利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用可
能にするアプリケーション利用制御システムにおける、
前記アプリケーション利用機器と通信可能に接続された
認証用装置を制御するための認証用装置制御用プログラ
ムであって、コンピュータに、前記アプリケーション利
用機器から前記所定のアプリケーションの利用要求及び
送信元のアプリケーション利用機器の固有情報が含まれ
た電子メールを受信する機能と、受信した電子メールに
含まれる前記固有情報に基づいて認証処理を行う機能
と、前記固有情報が認証されたときに、前記アプリケー
ションを利用するために必要な利用許可情報を前記固有
情報と関連付けて生成する機能と、当該利用許可情報を
電子メールとして前記送信元アドレス宛てに送信する機
能と、を実現させるものである。
【0025】また、請求項18記載の認証用装置制御用
プログラムは、所定のアプリケーションを利用するため
のアプリケーション利用機器からのアプリケーションの
利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用可
能にするアプリケーション利用制御システムにおける、
前記アプリケーション利用機器と通信可能に接続された
認証用装置を制御するための認証用装置制御用プログラ
ムであって、コンピュータに、前記アプリケーション利
用機器から前記所定のアプリケーションの利用要求及び
送信元のアプリケーション利用機器の固有情報が含まれ
た電子メールを受信する機能と、受信した電子メールに
含まれる前記固有情報に基づいて認証処理を行う機能
と、前記固有情報が認証されたときに、前記アプリケー
ションを利用するために必要な利用許可情報を前記固有
情報と関連付けて生成する機能と、当該利用許可情報を
電子メールとして前記送信元アドレス宛てに送信する機
能と、前記利用許可情報に基づいて前記アプリケーショ
ン利用機器に前記所定のアプリケーションを利用可能と
する機能と、を実現させるためのものである。
【0026】ここで、請求項17乃び18記載の認証用
装置制御プログラムは、請求項9及び請求項10記載の
認証用装置を制御するためのプログラムであり、その効
果は同様のものとなるので、記載を省略する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1乃至図5は、本発明に係
るアプリケーション利用制御システムの実施の形態を示
す図である。まず、本発明に係るアプリケーション利用
制御システムの構成を図1に基づいて説明する。図1
は、本発明に係るアプリケーション利用制御システムを
所定の制御対象を制御するアプリケーションに適用した
場合のアプリケーション利用制御システムの構成を示す
ブロック図である。
【0028】アプリケーション利用制御システム1は、
制御対象に指示内容の入力を行ったり、後述する認証用
装置との間の電子メールの送受信によってアプリケーシ
ョンを利用するための認証処理等を行うためのアプリケ
ーション利用機器2と、同利用機器2からの認証処理用
の電子メールを受信し、その電子メールに含まれる情報
に基づいて認証処理を行い、その情報により認証された
場合は、アプリケーションを利用可能にするなど、アプ
リケーション利用機器2に対してアプリケーションの利
用可否の制御を行う認証用装置3と、インターネットを
介してアプリケーション利用機器2と認証用装置3との
間のデータ通信を行うためのインターネット4とから構
成される。
【0029】アプリケーション利用機器2は、インター
ネット4等のネットワークに接続可能な、デスクトップ
型PC(Personal Computer)や、ノート型PC(Perso
nalComputer)、PDA(Personal Digital Assistan
t)、携帯電話などであり、ネットワークへの接続機能
の他に、少なくとも電子メールの送受信機能と、文字の
入力機能とを備えた機器である。
【0030】認証用装置3は、電子メールを受信するた
めのメール受信部3aと、受信した電子メールに含まれ
る情報に基づいて、その送信元のアプリケーション利用
機器2を認証する認証部3bと、認証がされたときに、
前記情報に含まれるアプリケーション利用機器2固有の
情報を利用してアプリケーションを利用可能にするアプ
リケーション利用可能情報を生成する利用可能情報生成
部3cと、生成されたアプリケーション利用可能情報を
送信元のアプリケーション利用機器2に電子メールとし
て送信するためのメール送信部3dと、生成されたアプ
リケーション利用許可情報を受信し、アプリケーション
利用機器2にアプリケーションを利用可能に提供するた
めのアプリケーション提供部3eとから構成されてい
る。
【0031】なお、図示しないが、認証用装置3は、上
記した各部における処理を行うための制御プログラムの
記憶されたROM(Read Only Memory) 、プログラム
の実行などに使用するデータを記憶するためのRAM
(Random Access Memory)、プログラムを実行するため
のCPU(Central Processing Unit)、上記各部間の
データの授受を行うためのインターフェース回路を備え
ている。
【0032】具体的な動作を説明すると、アプリケーシ
ョンの利用者は、アプリケーション利用機器2によっ
て、同利用機器の固有情報を含むアプリケーションの利
用要求を電子メールとして認証用装置3へと送信する。
認証用装置3では、メール受信部3aによってこの電子
メールを受信し、認証部3bへと伝送する。認証部3b
は、電子メールを受信すると、送信元メールアドレス、
利用要求のあったアプリケーション、送信元のアプリケ
ーション利用機器の固有情報を解析し、その解析結果に
基づいて、予めデータベースに登録してあるアプリケー
ション利用機器2のメールアドレスや固有情報と照合す
るなどの認証処理を行う。そして、送信元メールアドレ
スや固有情報がデータベースに登録された情報であると
認証されると、利用許可情報生成部3cによって、アプ
リケーションを利用するために必要な、固有情報を含む
アプリケーション利用許可情報を生成する。生成された
アプリケーション利用許可情報は、メール送信部3dに
おいて、電子メールとして加工され、アプリケーション
利用要求のあった送信元のアプリケーション利用機器2
に送信する。
【0033】ここで、本実施の形態において、アプリケ
ーション提供部3eは、Webページによってアプリケ
ーションを提供するもので、アプリケーション利用許可
情報は、データベースに登録された固有情報毎に設定さ
れたWebページへのURIとして生成される。利用者
は、WebページへのURL(Uniform Resource Locat
or)へと関連付けられたURIをアプリケーション利用
許可情報として取得し、ブラウザソフトを用いて、取得
したURIによってアクセスすることで、このURIが
解析され、その結果によって関連付けられたURLに対
応するアプリケーション提供部3eの提供するWebペ
ージに接続し、そこで制御対象を制御するためのアプリ
ケーションを利用することになる。このアプリケーショ
ン利用許可情報には、利用時間の制限時間が設定されて
おり、メール送信部3dは、この情報をアプリケーショ
ン利用機器2に送信するときの時刻を記録しておき、こ
の情報をアプリケーション提供部3eに伝送する。
【0034】更に、アプリケーションを利用する際に
は、アプリケーション利用機器2の文字入力機能によ
り、制御対象への指示内容を入力することになるが、本
実施の形態においては、文字入力のナビゲーション機能
を備えており、その詳細は後述する。次に、認証用装置
3における認証処理及びアプリケーション利用許可情報
の生成処理の流れを図2に基づいて説明する。図2は、
認証用装置3において認証処理及びアプリケーション利
用許可情報の生成処理を示すフローチャートである。
【0035】図2に示すように、まず、ステップS20
0に移行し、メール受信部3aにおいてアプリケーショ
ン利用機器2からの利用要求の電子メールを受信したか
否かを判定し、受信したと判定された場合(Yes)は受信
メールを認証部3bに伝送してステップS202に移行
し、そうでない場合(No)は受信するまで待機する。ス
テップS202に移行した場合は、認証部3bにおい
て、メールの内容を解析して、電子メールのヘッダ情報
から転送元のアドレスを抽出し、メール本文から利用機
器固有の情報を抽出しステップS204に移行する。
【0036】ステップS204では、抽出されたアドレ
ス及び固有情報と、予めデータベースに登録されている
アドレス及び固有情報とを照合する認証処理を行いステ
ップS206に移行する。ステップS206に移行する
と、照合により利用要求のあったアプリケーション利用
機器2のメールアドレス及び固有情報が一致したものが
あり認証されたか否かを判定し、認証されたと判定され
た場合(Yes)はステップS208に移行し、そうでない
場合(No)はステップS212に移行する。
【0037】ステップS208に移行した場合は、利用
許可情報生成部3cにおいて、固有情報を含むアプリケ
ーションを提供するWebページに接続するためのUR
Iを作成してステップS210に移行する。ここで、本
実施の形態において、URIは固有情報の他に所定桁の
乱数部分を含んでおり、この数値によっても制限時間の
チェックが行われるようになっている。
【0038】ステップS210に移行すると、メール送
信部3dにおいて、専用のWebページに接続するため
のURLに対応したURIを電子メールとして加工し送
信元のメールアドレス宛てに送信してステップS200
に移行する。ここで、メール送信部3dにおいて、同様
の情報をアプリケーション提供部3eにも送信する。一
方、認証されずステップS212に移行した場合は、相
手に通知しないで終わるか、あるいはメール送信部3d
において、転送元のメールアドレス宛てに認証拒否を示
す情報を含む電子メールを送信してステップS200に
移行する。
【0039】更に、アプリケーション許可情報を用いた
アプリケーションの提供処理の流れを図3に基づいて説
明する。図3は、アプリケーション許可情報によるアプ
リケーションの提供処理を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、ステップS300に移行し、
アプリケーション提供部3eにおいて、アプリケーショ
ン利用許可情報であるURIによるWebページへのア
クセスがあったか否かを判定し、アクセスがあったと判
定された場合(Yes)はステップS302に移行し、そう
でない場合(No)はアクセスがあるまで待機する。ここ
で、本実施の形態においては、アプリケーション利用機
器2によるアプリケーションの利用の際は、同利用機器
2に予めインストールされているブラウザソフトを利用
して取得したURIによって専用のWebページに接続
することになる。
【0040】ステップS302に移行した場合は、アク
セスのあったURIを解析し、URIの期限情報及びア
プリケーション利用機器2の固有情報を抽出してステッ
プS304に移行する。ここで、本実施の形態において
は、利用許可情報生成部3cにおいて生成される専用の
Webページへ接続するためのURIに対して、その利
用に任意の制限時間を設定することができるようになっ
ている。
【0041】ステップS304では、抽出されたURI
期限及び固有情報が、期限切れでなく、且つ、データベ
ースに登録されている正当な固有情報であるか否かを判
定し、期限切れでなく、且つ、登録されている情報であ
る場合(Yes)はステップS306に移行し、そうでない
場合(No)はステップS314に移行する。ここで、本
実施の形態においては、アプリケーション提供部3e
は、利用者がURI受信し、これを利用するまでの時間
を履歴として記録する機能を有している。この利用まで
の時間の履歴はシステムの提供者によって、アプリケー
ションの利用者の判別などセキュリティの強化などに利
用される。
【0042】ステップS306に移行した場合は、専用
のWebページへの接続を許可し接続処理を行ってステ
ップS308に移行する。ステップS308では、We
bページ上で要求のあったアプリケーションを提供して
ステップS310に移行する。提供されたアプリケーシ
ョンにおいては、アプリケーション利用機器2の文字入
力機能等を利用してアプリケーションによって実行させ
る制御対象への指示内容の入力や実行が行われる。
【0043】ステップS310に移行すると、終了ボタ
ンやブラウザが閉じらてアプリケーションの利用が終了
されたか否かを判定し、終了されたと判定された場合(Y
es)はステップS312に移行し、そうでない場合(No)
はステップS308に移行しアプリケーションの提供を
継続する。ステップS312に移行した場合は、アプリ
ケーションの終了処理を行いアプリケーションを終了さ
せてステップS300に移行する。
【0044】一方、URI期限及び固有情報が正当なも
のでなくステップS314に移行した場合は、アプリケ
ーションの利用不許可情報をブラウザの表示画面に表示
してステップS300に移行する。更に、本発明のアプ
リケーション利用システム1をキャリアパレットの運行
指示を制御するアプリケーションに利用した場合の実際
の処理の流れを図4及び図5に基づいて説明する。図4
は、キャリアパレットの運行指示の処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【0045】図4に示すように、まず、ステップS40
0に移行し、作業班の交代後か否かを判定し交代後であ
る場合(Yes)はステップS402に移行し、そうでない
場合(No)はステップS410に移行する。つまり、キャ
リアパレットの運行において、運行指示を行う班が時間
ごとに決められており、その班が交代したか否かの判定
を行う。本実施の形態においては、この班交代の判定は
プログラムで行うものではないとする。
【0046】ステップS402に移行した場合は、上記
した図2に示すフローチャートに基づいて認証処理及び
アプリケーションの利用許可情報生成処理を行い、アプ
リケーションの利用許可を取得してステップS404に
移行する。ここで、キャリアパレットの運行指示を制御
するアプリケーションの利用において、アプリケーショ
ン利用機器2として携帯電話も利用できる。
【0047】つまり、利用者は携帯電話によって、アプ
リケーションの利用要求を電子メールによって認証用装
置3に送信し、同端末3はそのメールを受信すると(ス
テップS200)、認証部3bに伝送し、そこで電子メ
ールを解析し、これに含まれる送信元のメールアドレス
及びアプリケーション利用機器2である携帯電話の固有
情報として、本実施の形態においては携帯電話の製造ナ
ンバを抽出し(ステップS202)、認証処理のために
予めデータベースとして登録された送信元メールアドレ
ス及び製造番号と照合を行い(ステップS204)、そ
の結果認証されたか否かを判定する(ステップS20
6)。そして、ここでは、認証されたとして、利用許可
情報生成部3cによって、アプリケーションを提供する
専用のWebページへのURIを生成する(ステップS
208)。この際に生成されたURIには、認証処理に
用いた製造番号を含むようにする。このURIは、メー
ル送信部3dに伝送され、そこで、送信元のメールアド
レス宛に電子メールとして送信される(ステップS21
0)。
【0048】更に、利用者は、携帯電話によって専用の
Webページへと接続するためのURIを取得すると、
電子メール上でそのURIを携帯電話の機能を利用して
選択することにより、そのWebページに接続する。こ
の接続要求は、アプリケーション提供部3eによって受
信され(ステップS300)、そこで、このURIの情
報が解析されることになる(ステップS302)。ここ
で、解析内容としては、上記したように、このURIに
含まれる期限情報及び携帯電話の製造番号の抽出処理と
なる。抽出の結果を用いて、製造番号が正規のものであ
り、且つ、URIの期限が切れているか否かを判定し
(ステップS304)、ここでは、製造番号は正当なも
のであり、且つ、期限が切れていないと判定されたとし
て、アプリケーションの利用が許可される。つまり、ス
テップS404へと移行する。
【0049】ステップS404に移行すると、文字入力
のナビゲーション機能を利用するか否かを選択し、利用
すると選択した場合(Yes)はステップS406に移行
し、そうでない場合(No)はステップS422に移行す
る。ステップS406に移行した場合は、文字入力のナ
ビゲーション機能を利用して車両ナンバを入力してステ
ップS408に移行する。ここで、文字入力のナビゲー
ション機能について、図5に基づいて説明する。図5
は、文字入力のナビゲーション機能を利用した文字入力
処理の一例を示す図である。
【0050】図5(a)に示すように、まず、入力でき
る文字の一覧が表示される、利用者は、携帯電話の文字
入力機能を用いて、この中から運行指示を与えたい車両
のナンバの頭文字を選択することになる。図中の「*」
記号は、この後にまだ文字が続くことを示している。こ
こでは、1文字目に「1」を選択したとする。次に、図
5(b)に示すように、一文字目に「1」を選択したの
で、これに続く次の文字として、車両ナンバとして選択
可能な文字の組み合わせが表示される。ここでは、一文
字目の「1」に続いて「0」を選択したとする。更に、
図5(c)に示すように「10」に続く候補が表示さ
れ、ここでは、3文字目として「C」を選択したとす
る。更に、図5(d)に示すように、選択候補が表示さ
れるので、ここでは4文字目として「0」を選択したと
する。そして、図5(e)に示すように、5文字目の選
択候補が表示されるが、ここでは、文字列の最後に
「*」が表示されていない。これは、車両ナンバの最終
文字、つまり、車両ナンバは5文字で表されることを示
しており、ここでの選択が最終選択であることを示して
いる。文字入力のナビゲーション機能を利用した場合
は、このようにして、文字の入力を行うことになる。
【0051】ステップS408に移行すると、最終的に
表示された車両ナンバの一覧の中から目的のナンバを選
択してステップ410に移行する。ステップS410で
は、選択した車両に対して与える作業指示内容を確認
し、その車両を移動元の置場に移動してステップS41
2に移行する。ステップS412では、作業内容の作業
開始指示を入力してステップS414に移行する。
【0052】ステップS414では、入力された作業開
始指示に応じて、車両を移動先の置場に移動させステッ
プS416に移行する。ステップS416に移行する
と、作業終了指示を入力してステップS418に移行す
る。ステップS418では、入力された作業終了指示に
応じて、作業が終了され、ここで「戻る」ボタンを選択
してステップS420に移行する。
【0053】ステップS420では、班終了か否かを選
択し、班終了であると選択した場合(Yes)はステップS
422に移行し、そうでない場合(No)はステップS41
0に移行して選択した車両に作業を行わせる。一方、文
字入力のナビゲーション機能を利用しないと選択してス
テップS424に移行した場合は、携帯電話の番号ボタ
ンにより車両ナンバを入力してステップS408に移行
する。ステップS408〜ステップS422の処理はナ
ビゲーション機能を利用した場合と同様であるので省略
する。
【0054】以上、アプリケーション利用機器2と認証
用装置3との間の電子メールの送受信により、認証処理
を行うようにしたので、アプリケーションの利用者は、
ログインIDやパスワードの入力といった煩わしい作業
を行わなくても、簡易に認証処理が行え、アプリケーシ
ョンを利用することが可能となる。また、文字入力をナ
ビゲーション機能により補佐することで、携帯電話など
の文字入力のやりづらいアプリケーション利用機器によ
ってアプリケーションを利用する際には、文字入力の煩
わしさが軽減できる。
【0055】また、利用許可情報の利用時間に期限を設
けることによって、アプリケーション利用機器を落とし
てしまったときなどに、第3者によるアプリケーション
の不正利用を低減するのに役立つ。ここで、図1に示
す、メール受信部3aは、請求項1、8、9記載のメー
ル受信手段に対応し、認証部3bは、請求項1、8、9
記載の認証処理手段に対応し、利用許可情報生成部3c
は、請求項1、5、8、9、13記載の利用許可情報生
成手段に対応し、メール送信部3dは、請求項1、8、
9記載のメール送信手段に対応し、アプリケーション提
供部3eは、請求項1、2、9、10記載のアプリケー
ション利用許可手段及び請求項4及び請求項12記載の
時間履歴記憶手段に対応し、本文に記載の文字入力機能
は、請求項1、5、14、15記載の指示内容入力手段
に対応している。
【0056】なお、上記実施の形態においては、利用許
可情報に任意の利用制限時間を設定できるようになって
おり、この制限時間を超えているような場合は、その利
用許可情報ではアプリケーションを利用できないように
しているが、携帯電話等のアプリケーション利用機器に
おけるボタン操作(延長指示ボタンの押下等)によっ
て、この制限時間を一定時間延長する機能を持たせた
り、又は、URIの乱数部分を変更した新たなURIを
再送する機能を持たせたりしても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載のアプリケーション利用制御システムによれ
ば、認証用装置にアプリケーションの利用要求の電子メ
ールを伝送するだけで認証処理が行われ、アプリケーシ
ョンの利用許可情報を入手することが出来るので、煩わ
しいユーザIDやパスワードの入力を行わなくても済
み、簡易に認証処理を行え、アプリケーションを利用す
ることが可能になるという効果が得られる。
【0058】また、請求項2記載のアプリケーション利
用制御システムによれば、請求項1の前記効果に加え、
利用許可情報生成手段によって、アプリケーション利用
機器の固有情報を含むような専用のWebページを利用
するためのURIを生成して、アプリケーション利用機
器に送るようにしたので、利用するアプリケーション利
用機器によって利用可否が決定されるので、登録されて
いない機器によるアプリケーションの利用を防ぎ、第三
者の利用を低減するといった効果が得られる。
【0059】また、請求項4記載のアプリケーション利
用制御システムによれば、請求項1又は請求項2の前記
効果に加え、利用許可情報に時間制限を設定するように
し、アプリケーション利用許可手段によって、この制限
時間の過ぎた利用許可情報を用いてアプリケーションを
利用しようとしたときに、その利用を許可しないように
しので、アプリケーション利用機器を落としてしまった
ようなときに、第三者によってアプリケーションが利用
されるようなことを低減するといった効果が得られる。
【0060】また、請求項5記載のアプリケーション利
用制御システムによれば、請求項4の前記効果に加え、
制限時間を所定の時間に設定可能としたので、例えば、
利用者の役職毎に制限時間を設けるようにして、役職に
特化したセキュリティを考慮するなどの工夫が可能とな
るといった効果が得られる。また、請求項6記載のアプ
リケーション利用制御システムによれば、請求項1、
2、4、5のいずれかの前記効果に加え、時間履歴記憶
手段によって、利用許可情報を取得してから利用するま
での時間を記憶するようにしたので、例えば、その履歴
情報によって、機器毎に利用許可情報を取得してから、
それを用いていアプリケーションを利用するまでの時間
の統計を算出することが可能となり、機器を特定の利用
者のみに固定使用させることで、その利用者の時間統計
を算出できるので、例えば、平均時間を過ぎた場合に
は、セキュリティのためにそのときに取得した利用許可
情報では、アプリケーションを利用できないようにした
りするなどの工夫が可能となるといった効果が得られ
る。
【0061】また、請求項7記載のアプリケーション利
用制御システムによれば、請求項1、2、4、5、6の
いずれかの前記効果に加え、指示内容入力手段によっ
て、アプリケーションに対する指示内容として文字を入
力すると、その入力時点の入力文字を含む、登録された
指示内容の一覧を表示し、その一覧の中から指示内容を
選択できるようにしたので、携帯電話等の文字入力の困
難なアプリケーション利用機器によって簡易に指示内容
を入力できるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアプリケーション利用制御システ
ムを所定の制御対象を制御するアプリケーションに適用
した場合のアプリケーション利用制御システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】認証用装置3において認証処理及びアプリケー
ション利用許可情報の生成処理を示すフローチャートで
ある。
【図3】アプリケーション許可情報によるアプリケーシ
ョンの提供処理を示すフローチャートである。
【図4】キャリアパレットの運行指示の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図5】文字入力のナビゲーション機能を利用した文字
入力処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 アプリケーション利用制御システム 2 アプリケーション利用機器 3 認証用装置 3a メール受信部 3b 認証部 3c 利用許可情報生成部 3d メール送信部 3e アプリケーション提供部 4 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 睦仁 東京都江東区南砂弐丁目36番11号 川鉄情 報システム株式会社内 (72)発明者 田中 秀之 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AE04 BC02 5J104 AA07 KA02 PA08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のアプリケーションを利用するため
    のアプリケーション利用機器からのアプリケーションの
    利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用可
    能にするアプリケーション利用制御システムであって、 前記アプリケーション利用機器と、当該アプリケーショ
    ン利用機器に対して前記所定のアプリケーションを利用
    可能にする認証用装置と、を通信可能に接続し、 前記認証用装置は、前記アプリケーション利用機器から
    前記所定のアプリケーションの利用要求及び送信元のア
    プリケーション利用機器の固有情報が含まれた電子メー
    ルを受信するメール受信手段と、受信した電子メールに
    含まれる前記固有情報に基づいて認証処理を行う認証処
    理手段と、前記固有情報が認証されたときに、前記アプ
    リケーションを利用するために必要な利用許可情報を前
    記固有情報と関連付けて生成する利用許可情報生成手段
    と、当該利用許可情報を電子メールとして前記送信元ア
    ドレス宛てに送信するメール送信手段と、を備え、 前記アプリケーション利用機器と通信可能に接続された
    処理装置に、前記利用許可情報に基づいて前記アプリケ
    ーション利用機器に前記所定のアプリケーションを利用
    可能とするアプリケーション利用許可手段を備えること
    を特徴とするアプリケーション利用制御システム。
  2. 【請求項2】 前記利用許可情報生成手段は、前記固有
    情報を含む前記所定のアプリケーションを提供するWe
    bページを利用するためのURI(UniformResource Id
    entifier)を生成するようになっていることを特徴とす
    る請求項1記載のアプリケーション利用制御システム。
  3. 【請求項3】 前記アプリケーション利用機器は、利用
    可能となった前記所定のアプリケーションに対する指示
    内容を入力する指示内容入力手段を備えることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のアプリケーション利用
    制御システム。
  4. 【請求項4】 前記利用許可情報は、利用制限時間が設
    けられており、前記アプリケーション利用許可手段は、
    当該利用制限時間を超えた利用許可情報に対して、前記
    所定のアプリケーションの利用を許可しないようになっ
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載のアプリケーション利用制御システム。
  5. 【請求項5】 前記利用制限時間は、所定の時間を設定
    可能となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載のアプリケーション利用制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記利用許可情報が前記送信元アドレス
    に伝送されてから利用されるまでの時間を測定して記憶
    する時間履歴記憶手段を備えることを特徴とする請求項
    1乃至請求項5のいずれかに記載のアプリケーション利
    用制御システム。
  7. 【請求項7】 前記指示内容入力手段は、文字が入力さ
    れた時点のその入力文字を含む予め登録されている指示
    内容の一覧を表示するようになっており、その一覧から
    指示内容を選択することが可能となっていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のアプリ
    ケーション利用制御システム。
  8. 【請求項8】 前記アプリケーション利用機器は、携帯
    型機器であることを特徴とする請求項1乃至請求項7の
    いずれかに記載のアプリケーション利用制御システム。
  9. 【請求項9】 所定のアプリケーションを利用するため
    のアプリケーション利用機器からのアプリケーションの
    利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用可
    能にするアプリケーション利用制御システムにおける、
    前記アプリケーション利用機器と通信可能に接続された
    認証用装置であって、前記アプリケーション利用機器か
    ら前記所定のアプリケーションの利用要求及び送信元の
    アプリケーション利用機器の固有情報が含まれた電子メ
    ールを受信するメール受信手段と、受信した電子メール
    に含まれる前記固有情報に基づいて認証処理を行う認証
    処理手段と、前記固有情報が認証されたときに、前記ア
    プリケーションを利用するために必要な利用許可情報を
    前記固有情報と関連付けて生成する利用許可情報生成手
    段と、当該利用許可情報を電子メールとして前記送信元
    アドレス宛てに送信するメール送信手段と、を備えるこ
    とを特徴とする認証用装置。
  10. 【請求項10】 所定のアプリケーションを利用するた
    めのアプリケーション利用機器からのアプリケーション
    の利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用
    可能にするアプリケーション利用制御システムにおけ
    る、前記アプリケーション利用機器と通信可能に接続さ
    れた認証用装置であって、 前記アプリケーション利用機器から前記所定のアプリケ
    ーションの利用要求及び送信元のアプリケーション利用
    機器の固有情報が含まれた電子メールを受信するメール
    受信手段と、受信した電子メールに含まれる前記固有情
    報に基づいて認証処理を行う認証処理手段と、前記固有
    情報が認証されたときに、前記アプリケーションを利用
    するために必要な利用許可情報を前記固有情報と関連付
    けて生成する利用許可情報生成手段と、当該利用許可情
    報を電子メールとして前記送信元アドレス宛てに送信す
    るメール送信手段と、前記利用許可情報に基づいて前記
    アプリケーション利用機器に前記所定のアプリケーショ
    ンを利用可能とするアプリケーション利用許可手段と、
    を備えることを特徴とする認証用装置。
  11. 【請求項11】 前記利用許可情報生成手段は、前記固
    有情報を含む前記所定のアプリケーションを提供するW
    ebページへのURI(Uniform Resource Identifie
    r)を生成するようになっていることを特徴とする請求
    項9又は請求項10記載の認証用装置。
  12. 【請求項12】 前記利用許可情報は、利用制限時間が
    設けられており、前記アプリケーション利用許可手段
    は、当該利用制限時間を超えた利用許可情報に対して、
    前記所定のアプリケーションの利用を許可しないように
    なっていることを特徴とする請求項9乃至請求項11の
    いずれかに記載の認証用装置。
  13. 【請求項13】 前記利用制限時間は、所定の時間を設
    定可能となっていることを特徴とする請求項12記載の
    認証用装置。
  14. 【請求項14】 前記利用許可情報が前記送信元アドレ
    スに伝送されてから利用されるまでの時間を測定して記
    憶する時間履歴記憶手段を備えることを特徴とする請求
    項9乃至請求項13のいずれかに記載の認証用装置。
  15. 【請求項15】 所定のアプリケーションを利用するた
    めのアプリケーション利用機器からのアプリケーション
    の利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用
    可能にするアプリケーション利用制御システムにおけ
    る、当該アプリケーション利用機器に対して前記利用要
    求のあった所定のアプリケーションを利用可能にする認
    証用装置と通信可能に接続されたアプリケーション利用
    機器であって、利用可能となった前記所定のアプリケー
    ションに対する指示内容を入力する指示内容入力手段を
    備えることを特徴とするアプリケーション利用機器。
  16. 【請求項16】 前記指示内容入力手段は、文字が入力
    された時点のその入力文字を含む予め登録されている指
    示内容の一覧を表示するようになっており、その一覧か
    ら指示内容を選択することが可能となっていることを特
    徴とする請求項15記載のアプリケーション利用機器。
  17. 【請求項17】 所定のアプリケーションを利用するた
    めのアプリケーション利用機器からのアプリケーション
    の利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用
    可能にするアプリケーション利用制御システムにおけ
    る、前記アプリケーション利用機器と通信可能に接続さ
    れた認証用装置を制御するための認証用装置制御用プロ
    グラムであって、 コンピュータに、前記アプリケーション利用機器から前
    記所定のアプリケーションの利用要求及び送信元のアプ
    リケーション利用機器の固有情報が含まれた電子メール
    を受信する機能と、受信した電子メールに含まれる前記
    固有情報に基づいて認証処理を行う機能と、前記固有情
    報が認証されたときに、前記アプリケーションを利用す
    るために必要な利用許可情報を前記固有情報と関連付け
    て生成する機能と、当該利用許可情報を電子メールとし
    て前記送信元アドレス宛てに送信する機能と、を実現さ
    せるための認証用装置制御用プログラム。
  18. 【請求項18】 所定のアプリケーションを利用するた
    めのアプリケーション利用機器からのアプリケーション
    の利用要求に応じて前記所定のアプリケーションを利用
    可能にするアプリケーション利用制御システムにおけ
    る、前記アプリケーション利用機器と通信可能に接続さ
    れた認証用装置を制御するための認証用装置制御用プロ
    グラムであって、 コンピュータに、前記アプリケーション利用機器から前
    記所定のアプリケーションの利用要求及び送信元のアプ
    リケーション利用機器の固有情報が含まれた電子メール
    を受信する機能と、受信した電子メールに含まれる前記
    固有情報に基づいて認証処理を行う機能と、前記固有情
    報が認証されたときに、前記アプリケーションを利用す
    るために必要な利用許可情報を前記固有情報と関連付け
    て生成する機能と、当該利用許可情報を電子メールとし
    て前記送信元アドレス宛てに送信する機能と、前記利用
    許可情報に基づいて前記アプリケーション利用機器に前
    記所定のアプリケーションを利用可能とする機能と、を
    実現させるための認証用装置制御用プログラム。
JP2001232116A 2001-07-31 2001-07-31 アプリケーション利用制御システム、認証用装置、アプリケーション利用機器、並びに、認証用装置制御用プログラム Withdrawn JP2003044439A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014233068A (ja) * 2013-04-30 2014-12-11 株式会社リコー 通信管理システム、通信管理方法、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014233068A (ja) * 2013-04-30 2014-12-11 株式会社リコー 通信管理システム、通信管理方法、及びプログラム

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