JP2003043834A - 定着装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents
定着装置及びこれを備える画像形成装置Info
- Publication number
- JP2003043834A JP2003043834A JP2001235715A JP2001235715A JP2003043834A JP 2003043834 A JP2003043834 A JP 2003043834A JP 2001235715 A JP2001235715 A JP 2001235715A JP 2001235715 A JP2001235715 A JP 2001235715A JP 2003043834 A JP2003043834 A JP 2003043834A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording material
- fixing device
- guide member
- image
- surfactant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱された記録材からの水蒸気による案内部
材への水滴の付着を防止し、記録材の波打や、両面画像
形成時における画像流れを防止することができる定着装
置及びこれを備える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 排紙ガイド31の加熱後の記録材Pとの
接触面に界面活性剤を塗布する。
材への水滴の付着を防止し、記録材の波打や、両面画像
形成時における画像流れを防止することができる定着装
置及びこれを備える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 排紙ガイド31の加熱後の記録材Pとの
接触面に界面活性剤を塗布する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等を採用するプリンタ、ファクシミリ装置、
複写機等の画像形成装置に用いる定着装置及びこれを備
える画像形成装置に関するものである。
電記録方式等を採用するプリンタ、ファクシミリ装置、
複写機等の画像形成装置に用いる定着装置及びこれを備
える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる定着装置にあっては、未定
着像を担持する記録材を加熱することにより該未定着像
を該記録材に定着させる定着装置であって、加熱後の記
録材を所定位置に案内するガイド部材を備える定着装置
が知られている。
着像を担持する記録材を加熱することにより該未定着像
を該記録材に定着させる定着装置であって、加熱後の記
録材を所定位置に案内するガイド部材を備える定着装置
が知られている。
【0003】例えば、かかる定着装置は、セラミック製
のヒータと、該ヒータの裏面に取り付けられたサーミス
タと、ポリイミド等の耐熱樹脂フィルムスリーブの外周
にPFAやPTFEといった離型性の良い樹脂をコート
した定着フィルムと、加圧ローラとを備えている。
のヒータと、該ヒータの裏面に取り付けられたサーミス
タと、ポリイミド等の耐熱樹脂フィルムスリーブの外周
にPFAやPTFEといった離型性の良い樹脂をコート
した定着フィルムと、加圧ローラとを備えている。
【0004】上記定着フィルムは、フィルムガイドによ
り内側から支えられている。
り内側から支えられている。
【0005】上記ヒータへの通電は、上記サーミスタに
よって検出された温度に応じて、CPUがトライアック
をON、OFFすることによりなされる。
よって検出された温度に応じて、CPUがトライアック
をON、OFFすることによりなされる。
【0006】上記加圧ローラは、芯金の上にシリコーン
ゴム等の耐熱弾性体が被覆されている。上記加圧ローラ
を上記定着フィルムに圧接することで、定着ニップを形
成し、該定着ニップに記録材を通過させることで、未定
着トナー像を記録材に定着させる。上記加圧ローラに
は、モータから駆動ギヤ列を介して駆動力が伝達され
て、上記定着フィルム及び記録材を搬送する。
ゴム等の耐熱弾性体が被覆されている。上記加圧ローラ
を上記定着フィルムに圧接することで、定着ニップを形
成し、該定着ニップに記録材を通過させることで、未定
着トナー像を記録材に定着させる。上記加圧ローラに
は、モータから駆動ギヤ列を介して駆動力が伝達され
て、上記定着フィルム及び記録材を搬送する。
【0007】上記定着ニップの記録材の搬送方向下流側
(定着ニップでの加熱後の記録材が排出される側)に
は、ガイド部材たる排紙ガイドが設けられており、上記
加圧ローラへの記録材の巻きつきを防止したり、所定位
置に配置された排紙トレーへの記録材の案内をするため
に用いられている。
(定着ニップでの加熱後の記録材が排出される側)に
は、ガイド部材たる排紙ガイドが設けられており、上記
加圧ローラへの記録材の巻きつきを防止したり、所定位
置に配置された排紙トレーへの記録材の案内をするため
に用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の定着装置にあっては、記録材に含まれていた
水分が同時に加熱されるために、蒸気として発生し排紙
ガイドに水滴として付着する場合がある。
うな従来の定着装置にあっては、記録材に含まれていた
水分が同時に加熱されるために、蒸気として発生し排紙
ガイドに水滴として付着する場合がある。
【0009】これが多量になると、後から排出されてく
る紙の先端に付着して先端を波打たせたり、或いは、両
面プリントをしようと再度画像形成工程に戻る時に、感
光体ドラムに水滴を付着させて画像を流れさせたりす
る。
る紙の先端に付着して先端を波打たせたり、或いは、両
面プリントをしようと再度画像形成工程に戻る時に、感
光体ドラムに水滴を付着させて画像を流れさせたりす
る。
【0010】特に、この現象は装置が冷えている状態で
発生しやすいため、スタンバイ状態での加熱のない上述
のフィルム加熱方式の定着装置においては顕著な問題と
なり得る。
発生しやすいため、スタンバイ状態での加熱のない上述
のフィルム加熱方式の定着装置においては顕著な問題と
なり得る。
【0011】又、ローラ定着においても記録材が吸湿し
ていると同様の問題が発生する場合がある。
ていると同様の問題が発生する場合がある。
【0012】更には、排紙ガイドには、定着装置からの
記録材の排出を検出するセンサが取り付けられているこ
とが多いが、水滴が直接このセンサに落ちて破壊した
り、或いはその先の電装基板にまで達して故障の一因と
なる虞がある。
記録材の排出を検出するセンサが取り付けられているこ
とが多いが、水滴が直接このセンサに落ちて破壊した
り、或いはその先の電装基板にまで達して故障の一因と
なる虞がある。
【0013】従来、この問題は、図6に示すようにガイ
ド部材たる排紙ガイド231に風を通すための穴234
を形成したり、或いは、排紙センサの周囲を水滴受けで
囲ったりして対策していた。
ド部材たる排紙ガイド231に風を通すための穴234
を形成したり、或いは、排紙センサの周囲を水滴受けで
囲ったりして対策していた。
【0014】しかしながら、排紙部分は自然対流をもち
いて風を流すことが多いのと、強引な除湿は記録材のカ
ールの原因となることがわかっているため、容易に対策
を打つことができなかった。
いて風を流すことが多いのと、強引な除湿は記録材のカ
ールの原因となることがわかっているため、容易に対策
を打つことができなかった。
【0015】そこで、本発明は、加熱された記録材から
の水蒸気による案内部材への水滴の付着を防止し、記録
材の波打や、両面画像形成時における画像流れを防止す
ることができる定着装置及びこれを備える画像形成装置
の提供を目的とする。
の水蒸気による案内部材への水滴の付着を防止し、記録
材の波打や、両面画像形成時における画像流れを防止す
ることができる定着装置及びこれを備える画像形成装置
の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、未定着像を担持する記録材を加熱することにより
該未定着像を該記録材に定着させる定着装置であって、
加熱後の記録材を所定位置に案内するガイド部材を備え
る定着装置において、ガイド部材は、加熱後の記録材と
の接触面に界面活性剤が塗布されているという第一の発
明によって達成される。
的は、未定着像を担持する記録材を加熱することにより
該未定着像を該記録材に定着させる定着装置であって、
加熱後の記録材を所定位置に案内するガイド部材を備え
る定着装置において、ガイド部材は、加熱後の記録材と
の接触面に界面活性剤が塗布されているという第一の発
明によって達成される。
【0017】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、ガイド部材は、加熱後の記録材との接触
面をなすリブが形成されているという第二の発明によっ
ても達成される。
発明において、ガイド部材は、加熱後の記録材との接触
面をなすリブが形成されているという第二の発明によっ
ても達成される。
【0018】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、ガイド部材は、界面活
性剤が添加された樹脂材料で形成されているという第三
の発明によっても達成される。
の発明又は第二の発明において、ガイド部材は、界面活
性剤が添加された樹脂材料で形成されているという第三
の発明によっても達成される。
【0019】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、ガイド部材に
塗布される界面活性剤は、フッ素系の界面活性剤である
という第四の発明によっても達成される。
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、ガイド部材に
塗布される界面活性剤は、フッ素系の界面活性剤である
という第四の発明によっても達成される。
【0020】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録材に
記録する画像形成装置であって、第一の発明乃至第四の
発明のいずれかの定着装置を備えるという第五の発明に
よっても達成される。
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録材に
記録する画像形成装置であって、第一の発明乃至第四の
発明のいずれかの定着装置を備えるという第五の発明に
よっても達成される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
て、添付図面に基づき説明する。
【0022】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
実施形態について説明する。
【0023】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
の概略構成を示す模式的断面図である。
【0024】本実施形態に画像形成装置は、図1に示す
ように、像担持体としての感光ドラム1と、帯電ローラ
2と、像露光装置(レーザスキャナ)3と、現像装置4
と、転写ローラ5と、クリーニング装置6と、定着装置
11とを備えている。
ように、像担持体としての感光ドラム1と、帯電ローラ
2と、像露光装置(レーザスキャナ)3と、現像装置4
と、転写ローラ5と、クリーニング装置6と、定着装置
11とを備えている。
【0025】感光ドラム1は、OPC、アモルファスシ
リコン等の感光材料をアルミニウムやニッケル等からな
るシリンダ状の基体上に形成して構成されており、所定
のプロセススピードで回転駆動されるようになってい
る。
リコン等の感光材料をアルミニウムやニッケル等からな
るシリンダ状の基体上に形成して構成されており、所定
のプロセススピードで回転駆動されるようになってい
る。
【0026】帯電ローラ2は、感光ドラム1表面に所定
の押圧力で当接されて感光ドラム1の回転駆動に伴い従
動回転し、帯電バイアス電源(図示せず)から帯電ロー
ラ2に対して所定の帯電バイアスを印加して、感光ドラ
ム1を所定の極性、電位に帯電処理するようになってい
る。
の押圧力で当接されて感光ドラム1の回転駆動に伴い従
動回転し、帯電バイアス電源(図示せず)から帯電ロー
ラ2に対して所定の帯電バイアスを印加して、感光ドラ
ム1を所定の極性、電位に帯電処理するようになってい
る。
【0027】露光装置3は、入力される画像情報に応じ
てレーザー光Lによる露光を、帯電処理された感光ドラ
ム1上に行って静電潜像を形成するようになっている。
てレーザー光Lによる露光を、帯電処理された感光ドラ
ム1上に行って静電潜像を形成するようになっている。
【0028】現像装置4は、本実施の形態では現像スリ
ーブ4aを有する反転現像装置であり、現像スリーブ4
aには現像バイアス電源(図示せず)より現像バイアス
が印加されるようになっている。
ーブ4aを有する反転現像装置であり、現像スリーブ4
aには現像バイアス電源(図示せず)より現像バイアス
が印加されるようになっている。
【0029】転写ローラ5は、芯金上にソリッド状の弾
性層を成形したローラ転写方式の接触転写手段であり、
転写バイアス電源(図示せず)より転写バイアスが印加
されるようになっている(転写ローラ5の詳細な構成に
ついては後述する)。
性層を成形したローラ転写方式の接触転写手段であり、
転写バイアス電源(図示せず)より転写バイアスが印加
されるようになっている(転写ローラ5の詳細な構成に
ついては後述する)。
【0030】次に、本実施形態の画像形成装置の画像形
成動作について説明する。
成動作について説明する。
【0031】画像形成時には、感光ドラム1は駆動手段
(図示せず)により所定のプロセススピードで回転駆動
される。この時、帯電バイアスを印加して感光ドラム1
表面を帯電処理する。
(図示せず)により所定のプロセススピードで回転駆動
される。この時、帯電バイアスを印加して感光ドラム1
表面を帯電処理する。
【0032】そして、帯電処理された感光ドラム1表面
に、露光装置3からレーザー光Lを画像情報に応じてO
N、OFF制御して走査露光がなされ、感光ドラム1上
に静電潜像が形成される。
に、露光装置3からレーザー光Lを画像情報に応じてO
N、OFF制御して走査露光がなされ、感光ドラム1上
に静電潜像が形成される。
【0033】この静電潜像は現像装置4で現像され、ト
ナー像として顕像化される。
ナー像として顕像化される。
【0034】このとき、用紙等の記録材Pは、手差しト
レイ(図示せず)又はカセット7から給紙ローラ15a
によって1枚づつ取り出され、先端が感光ドラム1表面
上に形成されるトナー像と同期をするようにレジスタセ
ンサ9でタイミングを取って、感光ドラム1と転写ロー
ラ5とで形成される転写ニップ部(転写部)に供給され
る。
レイ(図示せず)又はカセット7から給紙ローラ15a
によって1枚づつ取り出され、先端が感光ドラム1表面
上に形成されるトナー像と同期をするようにレジスタセ
ンサ9でタイミングを取って、感光ドラム1と転写ロー
ラ5とで形成される転写ニップ部(転写部)に供給され
る。
【0035】そして、転写ニップ部において、転写バイ
アスが印加された転写ローラ5により感光ドラム1上の
前記トナー像が記録材Pに転写される。
アスが印加された転写ローラ5により感光ドラム1上の
前記トナー像が記録材Pに転写される。
【0036】トナー像が転写された記録材Pは、定着装
置11に搬送され、定着装置11のニップ部で加熱加圧
されてトナー像が記録材P上に永久固着画像として定着
されて、外部に排出される。
置11に搬送され、定着装置11のニップ部で加熱加圧
されてトナー像が記録材P上に永久固着画像として定着
されて、外部に排出される。
【0037】一方、転写後に感光ドラム1上に残留して
いる転写残トナーは、クリーニング装置6によって感光
ドラム1上から除去される。
いる転写残トナーは、クリーニング装置6によって感光
ドラム1上から除去される。
【0038】或いは、両面印字をされる場合には、定着
装置11後にあるフラッパ18で搬送方向を下方に切り
替えられて、両面用の積載カセット19に一時収納され
る。その後、積載カセット19内の記録材P2は給紙ロ
ーラ15bによって再度給紙されて、搬送ローラ17
a,17b等で搬送されて、第一面と同様の画像形成プ
ロセスを経て反対面に像を形成されて排紙トレー14に
排出される。
装置11後にあるフラッパ18で搬送方向を下方に切り
替えられて、両面用の積載カセット19に一時収納され
る。その後、積載カセット19内の記録材P2は給紙ロ
ーラ15bによって再度給紙されて、搬送ローラ17
a,17b等で搬送されて、第一面と同様の画像形成プ
ロセスを経て反対面に像を形成されて排紙トレー14に
排出される。
【0039】図2は、定着装置11の概略構成を示す断
面図である。
面図である。
【0040】定着装置11は、図2に示すように、セラ
ミック製のヒータ20と、ヒータ20の裏面に取り付け
られたサーミスタ21と、ポリイミド等の耐熱樹脂フィ
ルムスリーブの外周にPFAやPTFEといった離型性
の良い樹脂をコートした定着フィルム25と、加圧ロー
ラ26とを備えている。
ミック製のヒータ20と、ヒータ20の裏面に取り付け
られたサーミスタ21と、ポリイミド等の耐熱樹脂フィ
ルムスリーブの外周にPFAやPTFEといった離型性
の良い樹脂をコートした定着フィルム25と、加圧ロー
ラ26とを備えている。
【0041】この定着フィルム25は、フィルムガイド
22により内側から支えられている。
22により内側から支えられている。
【0042】セラミック製のヒータ20への通電は、サ
ーミスタ21によって検出された温度に応じて、CPU
23がトライアック24をON、OFFすることにより
なされる。
ーミスタ21によって検出された温度に応じて、CPU
23がトライアック24をON、OFFすることにより
なされる。
【0043】加圧ローラ26は、芯金26aの上にシリ
コーンゴム等の耐熱弾性体26bが被覆されている。こ
の加圧ローラ26を定着フィルム25に圧接すること
で、定着ニップaを形成し、この定着ニップaに記録材
Pを通過させることで、未定着トナー像を記録材Pい定
着させる。この加圧ローラ26には、モータ30から駆
動ギヤ列29を介して駆動力が伝達されて、定着フィル
ム25及び記録材Pを搬送する。
コーンゴム等の耐熱弾性体26bが被覆されている。こ
の加圧ローラ26を定着フィルム25に圧接すること
で、定着ニップaを形成し、この定着ニップaに記録材
Pを通過させることで、未定着トナー像を記録材Pい定
着させる。この加圧ローラ26には、モータ30から駆
動ギヤ列29を介して駆動力が伝達されて、定着フィル
ム25及び記録材Pを搬送する。
【0044】定着ニップaの記録材Pの搬送方向下流側
(定着ニップaでの加熱後の記録材Pが排出される側)
には、排紙ガイド31が設けられており、加圧ローラ2
6への巻きつきを防止したり、所定位置に配置された排
紙トレーへの案内するために用いられている。
(定着ニップaでの加熱後の記録材Pが排出される側)
には、排紙ガイド31が設けられており、加圧ローラ2
6への巻きつきを防止したり、所定位置に配置された排
紙トレーへの案内するために用いられている。
【0045】図3は、本実施形態における、PBTやP
ETといった樹脂製の排紙ガイド31上に、界面活性剤
35をスプレーガン33によって塗装する様子を示して
いる。
ETといった樹脂製の排紙ガイド31上に、界面活性剤
35をスプレーガン33によって塗装する様子を示して
いる。
【0046】界面活性剤として使用できるものの選定基
準は排紙ガイドの達する温度でも、分解を起こさない
ものであること。濡れ性を与えるためには、塗布後の
水との接触角を20度以下に下げることのできるもので
あること。より好ましくは、10度以下にさげることの
できるものである。
準は排紙ガイドの達する温度でも、分解を起こさない
ものであること。濡れ性を与えるためには、塗布後の
水との接触角を20度以下に下げることのできるもので
あること。より好ましくは、10度以下にさげることの
できるものである。
【0047】具体的には、耐熱性の面からフッ素系の界
面活性剤が好ましく、例えば、ダイキン工業株式会社製
ユ二ダインDS−101、DS−102、DS−20
1、DS−202、DS−301、DS−401、DS
−402、旭硝子工業株式会社製サーフロンS−11
1、S−112、S−113、S−131、S−13
2、S−145といったものが挙げられる。
面活性剤が好ましく、例えば、ダイキン工業株式会社製
ユ二ダインDS−101、DS−102、DS−20
1、DS−202、DS−301、DS−401、DS
−402、旭硝子工業株式会社製サーフロンS−11
1、S−112、S−113、S−131、S−13
2、S−145といったものが挙げられる。
【0048】これらのものは、水のなかの含有量が、
0.1%でも水の表面張力を44.6×10-3N/m以下
にまで下げることが可能である。又、多くは、0.00
1%でも水の表面張力を43×10-3N/m以下にまで
下げることが可能である。
0.1%でも水の表面張力を44.6×10-3N/m以下
にまで下げることが可能である。又、多くは、0.00
1%でも水の表面張力を43×10-3N/m以下にまで
下げることが可能である。
【0049】図4に示すように、界面活性剤の溶けた水
滴の表面張力をγl、樹脂の表面張力をγs、樹脂と水
滴の界面の表面張力をγslとした場合に、接触角θを
つかって力のつりあいの式は、近似的に以下のように表
せる。
滴の表面張力をγl、樹脂の表面張力をγs、樹脂と水
滴の界面の表面張力をγslとした場合に、接触角θを
つかって力のつりあいの式は、近似的に以下のように表
せる。
【0050】図4につりあいの力の関係を示す。図4に
おいて、符号36は樹脂の基材を示し、符号37は水滴
を示している。 γs=γlcosθ+|γs−γl| この式の意味するところは、γsとγlを近い値にする
とθが0に近づきぬれやすくなるということである。
おいて、符号36は樹脂の基材を示し、符号37は水滴
を示している。 γs=γlcosθ+|γs−γl| この式の意味するところは、γsとγlを近い値にする
とθが0に近づきぬれやすくなるということである。
【0051】本発明で用いる界面活性剤の場合は少量の
溶解で水滴の表面張力を排紙ガイドの樹脂材料と同等に
するか、むしろ下げてしまうので、濡れ性を得ることが
できる。逆にいうと界面活性剤でも、樹脂の表面張力に
近いところまで水の表面張力を下げられないもの、ない
し濃度のものでは本発明には使えない。
溶解で水滴の表面張力を排紙ガイドの樹脂材料と同等に
するか、むしろ下げてしまうので、濡れ性を得ることが
できる。逆にいうと界面活性剤でも、樹脂の表面張力に
近いところまで水の表面張力を下げられないもの、ない
し濃度のものでは本発明には使えない。
【0052】具体的な実施にあたっては、先述の界面活
性剤を0.1%までの濃度で水で希釈し、スプレーで塗
布すればよい。これらの多くは水に溶けるため、作業性
もよい。
性剤を0.1%までの濃度で水で希釈し、スプレーで塗
布すればよい。これらの多くは水に溶けるため、作業性
もよい。
【0053】0.1%以上に希釈した場合には、両面印
字をすると問題を発生させることがある。それは搬送ガ
イドから記録材を介して、感光体ドラムに界面活性剤が
運ばれて表面に付着すると潜像が流れてしまうという現
象である。0.1%以下の濃度の希釈であれば、問題は
発生しない。
字をすると問題を発生させることがある。それは搬送ガ
イドから記録材を介して、感光体ドラムに界面活性剤が
運ばれて表面に付着すると潜像が流れてしまうという現
象である。0.1%以下の濃度の希釈であれば、問題は
発生しない。
【0054】記録材との磨耗での界面活性剤の剥がれが
心配なら、一度樹脂の成型温度近くまで過熱して界面活
性剤を焼き付けても良い。フッ素系の界面活性剤である
ので、耐熱性が高く、特に旭硝子工業株式会社製サーフ
ロンS−111等は250℃まで耐熱性があるので焼き
付けに適している。
心配なら、一度樹脂の成型温度近くまで過熱して界面活
性剤を焼き付けても良い。フッ素系の界面活性剤である
ので、耐熱性が高く、特に旭硝子工業株式会社製サーフ
ロンS−111等は250℃まで耐熱性があるので焼き
付けに適している。
【0055】尚、界面活性剤のコート方法については、
スプレーに限らず、ディップやはけ塗りでも何ら問題な
い。
スプレーに限らず、ディップやはけ塗りでも何ら問題な
い。
【0056】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては,同一符号を付し、その説明を省略す
る。
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては,同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0057】図5は、本実施形態におけるガイド部材を
説明するものである。
説明するものである。
【0058】本実施形態のガイド部材たる排紙ガイド1
31には、図5に示すように、リブ132が形成されて
おり、リブ132の間の平面部135には、記録材Pが
直接接触しないようにしてある。本実施形態では、この
ような構造の排紙ガイド131に実施形態で用いたもの
と同じ界面活性剤をスプレーでコートするようになって
いる。
31には、図5に示すように、リブ132が形成されて
おり、リブ132の間の平面部135には、記録材Pが
直接接触しないようにしてある。本実施形態では、この
ような構造の排紙ガイド131に実施形態で用いたもの
と同じ界面活性剤をスプレーでコートするようになって
いる。
【0059】リブ132の間隔pとリブの高さhの関係
は、p/h≦15であることが、記録材の剛性から非接
触を保つために必要である。
は、p/h≦15であることが、記録材の剛性から非接
触を保つために必要である。
【0060】このようにリブ132を設けた結果とし
て、記録材との摺擦による磨耗は、リブ132が受け持
つため平面部では起こらず、且つ、発生した蒸気は露結
しても平面部135で広がり水滴とならないので、記録
材Pについて排出されたり、両面印字画像を乱したりし
ない。
て、記録材との摺擦による磨耗は、リブ132が受け持
つため平面部では起こらず、且つ、発生した蒸気は露結
しても平面部135で広がり水滴とならないので、記録
材Pについて排出されたり、両面印字画像を乱したりし
ない。
【0061】又、このようにリブ132を設けたこと
で、上述の第一の実施形態では寿命にして5万枚の効果
しか維持できなかったが、本実施形態では15万枚を超
えても何ら性能の低下を起こさなかった。
で、上述の第一の実施形態では寿命にして5万枚の効果
しか維持できなかったが、本実施形態では15万枚を超
えても何ら性能の低下を起こさなかった。
【0062】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては,同一符号を付し、その説明を省略す
る。
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては,同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0063】上述の第一の実施形態又は第二の実施形態
では、排紙ガイド31又は排紙ガイド131の表面に界
面活性剤を塗布したが、本実施形態では、ガイド部材た
る排紙ガイドを形成している樹脂の中に、界面活性剤が
添加されている。
では、排紙ガイド31又は排紙ガイド131の表面に界
面活性剤を塗布したが、本実施形態では、ガイド部材た
る排紙ガイドを形成している樹脂の中に、界面活性剤が
添加されている。
【0064】第一の実施形態の中で述べた旭硝子工業株
式会社製 サーフロンS−111等は、耐熱温度も25
0℃と高く排紙ガイドに用いる樹脂剤に添加して成型し
ても分解することがない。
式会社製 サーフロンS−111等は、耐熱温度も25
0℃と高く排紙ガイドに用いる樹脂剤に添加して成型し
ても分解することがない。
【0065】このように予め樹脂に添加して成型する
と、後工程での塗布が必要なくなるとともに表面の界面
活性剤密度が低下すると、内部からの供給も期待するこ
とができる。
と、後工程での塗布が必要なくなるとともに表面の界面
活性剤密度が低下すると、内部からの供給も期待するこ
とができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、ガイド部材は、加熱後の記録材との
接触面に界面活性剤が塗布されているので、ガイド部材
の該接触面での表面張力が低下し、加熱された記録材か
らの水蒸気による案内部材への水滴の付着を防止し、記
録材の波打や、両面画像形成時における画像流れを防止
することができる。
一の発明によれば、ガイド部材は、加熱後の記録材との
接触面に界面活性剤が塗布されているので、ガイド部材
の該接触面での表面張力が低下し、加熱された記録材か
らの水蒸気による案内部材への水滴の付着を防止し、記
録材の波打や、両面画像形成時における画像流れを防止
することができる。
【0067】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
ガイド部材は、加熱後の記録材との接触面をなすリブに
界面活性剤が塗布されているので、ガイド部材の該接触
面での表面張力が低下し、加熱された記録材からの水蒸
気による案内部材への水滴の付着を防止し、記録材の波
打や、両面画像形成時における画像流れを防止すること
ができる。
ガイド部材は、加熱後の記録材との接触面をなすリブに
界面活性剤が塗布されているので、ガイド部材の該接触
面での表面張力が低下し、加熱された記録材からの水蒸
気による案内部材への水滴の付着を防止し、記録材の波
打や、両面画像形成時における画像流れを防止すること
ができる。
【0068】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、界面活性剤が添加された樹脂材料で形成されている
ガイド部材は、加熱後の記録材との接触面に界面活性剤
が塗布されているので、ガイド部材の該接触面での表面
張力が低下し、加熱された記録材からの水蒸気による案
内部材への水滴の付着を防止し、記録材の波打や、両面
画像形成時における画像流れを防止することができる。
ば、界面活性剤が添加された樹脂材料で形成されている
ガイド部材は、加熱後の記録材との接触面に界面活性剤
が塗布されているので、ガイド部材の該接触面での表面
張力が低下し、加熱された記録材からの水蒸気による案
内部材への水滴の付着を防止し、記録材の波打や、両面
画像形成時における画像流れを防止することができる。
【0069】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
ガイド部材は、加熱後の記録材との接触面にフッ素系の
界面活性剤が塗布されているので、ガイド部材の該接触
面での表面張力が低下し、加熱された記録材からの水蒸
気による案内部材への水滴の付着を防止し、記録材の波
打や、両面画像形成時における画像流れを防止すること
ができる。
ガイド部材は、加熱後の記録材との接触面にフッ素系の
界面活性剤が塗布されているので、ガイド部材の該接触
面での表面張力が低下し、加熱された記録材からの水蒸
気による案内部材への水滴の付着を防止し、記録材の波
打や、両面画像形成時における画像流れを防止すること
ができる。
【0070】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、ガイド部材は、加熱後の記録材との接触面に界面活
性剤が塗布されているので、ガイド部材の該接触面での
表面張力が低下し、加熱された記録材からの水蒸気によ
る案内部材への水滴の付着を防止し、記録材の波打や、
両面画像形成時における画像流れを防止することができ
る。
ば、ガイド部材は、加熱後の記録材との接触面に界面活
性剤が塗布されているので、ガイド部材の該接触面での
表面張力が低下し、加熱された記録材からの水蒸気によ
る案内部材への水滴の付着を防止し、記録材の波打や、
両面画像形成時における画像流れを防止することができ
る。
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の第一の実施形態におけるガイド部材へ
の界面活性剤の塗布を説明するための図である。
の界面活性剤の塗布を説明するための図である。
【図4】ガイド部材上の水滴に働く力を説明するための
図である。
図である。
【図5】本発明の第二の実施形態におけるガイド部材の
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
【図6】従来におけるガイド部材の概略構成を示す図で
ある。
ある。
11定着装置
31排紙ガイド(ガイド部材)
131 排紙ガイド(ガイド部材)
132 リブ
35 界面活性剤
P 記録材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H033 AA15 AA39 AA46 BA10
3F101 FA01 FA02 FB08 FC01 FC07
FC19 FD02 FD07 LA02 LA05
LA07 LB03
Claims (5)
- 【請求項1】 未定着像を担持する記録材を加熱するこ
とにより該未定着像を該記録材に定着させる定着装置で
あって、加熱後の記録材を所定位置に案内するガイド部
材を備える定着装置において、ガイド部材は、加熱後の
記録材との接触面に界面活性剤が塗布されていることを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 ガイド部材は、加熱後の記録材との接触
面をなすリブが形成されていることとする請求項1に記
載の定着装置。 - 【請求項3】 ガイド部材は、界面活性剤が添加された
樹脂材料で形成されていることとする請求項1又は請求
項2に記載の定着装置。 - 【請求項4】 ガイド部材に塗布される界面活性剤は、
フッ素系の界面活性剤であることとする請求項1乃至請
求項3のいずれか一項に記載の定着装置。 - 【請求項5】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
れた画像を記録材に記録する画像形成装置であって、請
求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の定着装置を
備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235715A JP2003043834A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 定着装置及びこれを備える画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235715A JP2003043834A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 定着装置及びこれを備える画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003043834A true JP2003043834A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19067114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001235715A Withdrawn JP2003043834A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 定着装置及びこれを備える画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003043834A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006327701A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 搬送ガイド、定着装置、及び画像形成装置 |
US7269385B2 (en) | 2005-03-15 | 2007-09-11 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Sheet guide, fixing device and image forming apparatus |
JP2017218307A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | 株式会社リコー | 搬送ガイド部材を製造する方法及び装置 |
-
2001
- 2001-08-03 JP JP2001235715A patent/JP2003043834A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7269385B2 (en) | 2005-03-15 | 2007-09-11 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Sheet guide, fixing device and image forming apparatus |
JP2006327701A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 搬送ガイド、定着装置、及び画像形成装置 |
JP2017218307A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | 株式会社リコー | 搬送ガイド部材を製造する方法及び装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7764915B2 (en) | Elastic roll and fixing device | |
JPH0990787A (ja) | ベルト定着装置及びそれを用いた電子写真装置、並びにベルト定着装置の定着方法 | |
US7933530B2 (en) | Fuser assembly fan control | |
US9104150B2 (en) | Fixing unit, image forming apparatus incorporating the fixing unit, and image forming method | |
JP2020166083A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016206256A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2009294391A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
JP2004296188A (ja) | 加熱装置 | |
JP4687347B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4742131B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、制御プログラムおよびその記録媒体 | |
JP4542388B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022019291A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2002132076A (ja) | 像加熱装置及びこの装置を有する画像形成装置 | |
JP2009223291A (ja) | 定着装置およびそれを備える画像形成装置 | |
JP2004093582A (ja) | ベルト定着装置及び画像形成装置並びに定着方法 | |
JP2003043834A (ja) | 定着装置及びこれを備える画像形成装置 | |
JP2002099169A (ja) | 定着装置 | |
JP3968110B2 (ja) | 定着装置 | |
JP2004078251A (ja) | 定着装置 | |
JP2005156918A (ja) | 定着装置 | |
JPH10254266A (ja) | 定着装置 | |
JP2014010194A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003307963A (ja) | 定着装置・画像形成装置 | |
JP7125217B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2002351210A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050218 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |