JP2003043266A - 面発光装置の導光板 - Google Patents

面発光装置の導光板

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JP2003043266A JP2002147420A JP2002147420A JP2003043266A JP 2003043266 A JP2003043266 A JP 2003043266A JP 2002147420 A JP2002147420 A JP 2002147420A JP 2002147420 A JP2002147420 A JP 2002147420A JP 2003043266 A JP2003043266 A JP 2003043266A
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祐記 田村
Koichi Kunikata
孝一 国方
Nobutoshi Shioda
信俊 塩田
Eiji Nakanishi
栄二 中西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光面からの均一な発光が可能でかつ輝線の
発生を抑制できる導光板を提供する。 【解決手段】 互いに対向する出射面と反射面を有し、
一端面又は対向する2端面に設けられた光源から入力さ
れる光を、出射面から均一に出射するように反射面に複
数のドットが形成された面発光装置の導光板において、
ドットを一定の分布密度を有する領域として定義される
帯状領域が形成されるように配置し、各帯状領域におい
て、ドットが配列されることにより隣接する帯状領域に
向かう方向の複数の縦ラインが略等間隔に形成され、ド
ットにより形成される縦ラインの間隔が隣接する帯状領
域の間において互いに異なるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光を発
光面全体に広げて出力するための面発光装置の導光板に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶バックライトなどの光源とし
て、点光源であるLEDチップからの光を面状に発光さ
せる面発光装置が用いられている。この面発光装置は、
対向する主面を有する導光板の一端面から1又は2以上
の発光ダイオードからの光を入射してその導光板の一方
の主面全体から光を出射させるように構成される。すな
わち、図20の平面図に示すように、外枠903に、第
1の主面と第2の主面とを有し透過性樹脂からなる導光
板901と、その導光板901の端面に対向するように
設けられた発光ダイオード902と、導光板の第2の主
面側に設けられた反射体(図示せず)とを有してなり、
発光ダイオード902からの光を導光板901の一方の
主面全体から光を出射させる
【0003】以上のように構成された面発光装置では、
発光ダイオード902から出力された光が導光板901
を伝播されるにしたがって減少し、光源から離れるにし
たがって光量が減少するので、反射面である第2の主面
に光拡散ドットパターンを形成し均一な面発光を得よう
としている。この光拡散ドットパターンは光源から離れ
るにしたがって、ドットの密度又は各ドットの面積を順
次増加させる等により、光拡散ドットが占める面積を順
次増加させて発光面内における輝度の均一化を図ってい
る。図21は、特開平8−271893号公報に開示さ
れた導光板反射面の光拡散ドットパターンを示す平面図
であり、この例では、光源101から離れるにしたがっ
て、ドット102の面積を順次大きくして、光源から離
れるにしたがって光拡散ドットが占める面積の割合を順
次増加させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図21
に示す従来例の光拡散ドットパターンでは、光拡散ドッ
トの配列に起因した輝線が発生するという問題点があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、発光面からの均一な発
光が可能でかつ輝線の発生を抑制できる導光板を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明に係る第1の面発光装置の導光板は、互い
に対向する出射面と反射面を有し、一端面又は対向する
2端面に設けられた光源から入力される光を、上記出射
面から均一に出射するように上記反射面に複数のドット
が形成された面発光装置の導光板において、上記ドット
は、一定の分布密度を有する領域として定義される帯状
領域が形成されるように配置され、上記各帯状領域にお
いて、上記ドットが配列されることにより隣接する帯状
領域に向かう方向の複数の縦ラインが略等間隔に形成さ
れ、上記各帯状領域に上記ドットにより形成される縦ラ
インの間隔は、隣接する帯状領域の間においては互いに
異なるように設定されていることを特徴とする。以上の
ように構成された本発明に係る第1の面発光装置の導光
板では、隣接する上記帯状領域間において、縦ラインの
間隔を互いに異ならせているので、長い距離に亙って縦
ラインが1つの直線を構成することがなく、輝線の発生
を防止できる。
【0007】また、本発明に係る第2の面発光装置の導
光板は、互いに対向する出射面と反射面を有し、一端面
又は対向する2端面に設けられた光源から入力される光
を、上記出射面から均一に出射するように上記反射面に
複数のドットが形成された面発光装置の導光板におい
て、上記ドットは、一定の分布密度を有する領域として
定義される帯状領域が形成されるように配置され、上記
各帯状領域において、上記ドットが配列されることによ
り隣接する帯状領域に向かう方向の縦ラインが複数本等
間隔に形成され、隣接する2つの帯状領域の間では、一
方の帯状領域において上記ドットにより形成される縦ラ
インと、他方の帯状領域において上記ドットにより形成
される縦ラインとが1つの直線を構成しないように上記
ドットが配列されていることを特徴とする。以上のよう
に構成された本発明に係る第2の面発光装置の導光板で
は、隣接する上記帯状領域間において、一方の帯状領域
における上記ドットによる縦ラインと、他方の帯状領域
における上記ドットによる縦ラインとが1つの直線を構
成しないように上記ドットを配列しているので、長い距
離に亙って縦ラインが1つの直線を構成することがな
く、輝線の発生を防止できる。
【0008】また、本発明に係る第1と第2の面発光装
置の導光板では、上記各帯状領域において、上記ドット
を上記縦ラインと直交する複数の横ラインが形成される
ように配列し、上記縦ライン間の間隔と上記横ライン間
の間隔とをその帯状領域におけるドットの分布密度に基
いて設定するようにしてもよい。
【0009】さらに、本発明に係る第3の面発光装置の
導光板は、互いに対向する出射面と反射面を有し、一端
面又は対向する2端面に設けられた光源から入力される
光を、上記出射面から均一に出射するように上記反射面
に複数のドットが形成された面発光装置の導光板におい
て、上記ドットは、一定の分布密度を有する領域として
定義される帯状領域が形成されるように配置され、かつ
該帯状領域は隣接する領域間において互いに異なるドッ
ト分布密度を有し、上記各帯状領域において、上記ドッ
トは略正方形の格子の格子点に配列されていることを特
徴とする。以上のように構成された本発明に係る第3の
面発光装置の導光板では、上記帯状領域は隣接する領域
間において互いに異なるドット分布密度を有しかつ上記
各帯状領域において上記ドットは略正方形の格子状に配
列されているので、上記隣接する領域間においてはドッ
トによる格子間隔が互いに異なる。したがって、本第3
の面発光装置の導光板は、ドットによる縦ラインの間隔
が隣接する帯状領域間で互いに異なるようになるので、
上記第1の面発光装置の導光板と同様、長い距離に亙っ
て縦ラインが1つの直線を構成することがないようにで
き、輝線の発生を防止できる。
【0010】また、本発明に係る上記第1〜第3の面発
光装置の導光板において、上記各帯状領域におけるドッ
トの分布密度は、上記光源から入力される光の減衰量に
対応させて、減衰量が大きい領域ほどドット分布密度が
高くなるように設定されていることが好ましく、これに
より均一な面発光が可能になる。
【0011】さらに、本発明に係る上記第1〜第3の面
発光装置の導光板において、上記光源が設けられた端面
の両側に位置する反射面の一部において、上記ドットが
光の減衰量に応じて設定された密度になるようにランダ
ムに配置されるように構成してもよい。
【0012】またさらに、本発明に係る第1〜第3の面
発光装置の導光板においては、上記ドットがそれぞれ凹
部と凸部とを有することが好ましく、これにより、各ド
ットでより効果的に光を散乱させることができる。
【0013】また、上記各ドットは凸部とその凸部の周
りに形成された凹部により構成されていてもよく、凹部
とその凹部の周りに形成された凸部により構成されてい
てもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る実施の形態の面発光装置の導光板にについて説
明する。 実施の形態1.本実施の形態1の導光板は、一方の主面
である出射面に対向する他方の主面である反射面に所定
の分布を満足するように多数のドットを形成することに
より、光源から入力される光が出射面から均一に出射さ
れるように構成した面発光装置の導光板であって、上記
所定の分布を本願特有のドットパターンにより実現した
ものである。すなわち、本実施の形態1の導光板では、
反射面において光源10が設けられる端面の両側に位置
する隅部52a,52bを除く、反射面の主要な部分に
以下のようにドットが形成されている。尚、図1は導光
板の反射面に形成されたドットの分布を示す平面図であ
り、図2は図1の一部分(51の符号を付して示す部
分)の拡大図である。
【0015】(一定のドット密度を有する帯状領域)第
1に本実施の形態1の反射面において、図2に示すよう
に、ドットは、一定のドット密度を有する領域が帯状に
形成されるように配置される。この帯状に形成された各
帯状領域R(k=1,2,3,・・・,n)は、図3
に示すドット密度曲線C1において、ドット密度がΔD
yだけ増加する毎に境界を設定することにより定義され
る。また、各帯状領域Rのドット密度は、例えば、各
領域にそれぞれ対応するドット密度曲線C1上における
最大ドット密度と最低ドット密度の平均値であるドット
密度Dに設定することができ、各帯状領域R内にお
いてはドット密度が一定(その帯状領域R内ではどこ
の部分についてもドット密度はDである。)になるよ
うにドットを形成する。すなわち、帯状領域Rは、一
定の分布密度を有する領域として定義される。尚、本実
施の形態1において、各帯状領域Rの幅ΔLxは、
導光板の長さに比較して十分小さく設定され、各帯状領
域R内において、ドット密度を一定に設定しても、実
質的には、本実施の形態1のドット密度は、図3のドッ
ト密度曲線C1に従って設定したものと同等とみなすこ
とができる。
【0016】(各帯状領域Rにおけるドットの配列)
本実施の形態1の各帯状領域Rにおいて、図2に示す
ように、ドットは、隣接する帯状領域に向かう方向(本
実施の形態1では導光板の長手方向に一致する方向)に
縦ライン1を形成するように配列される。また、各帯
状領域Rにおいて、ドットは縦ライン1と直交する
複数の横ライン2を形成するように配列される。ここ
で、縦ライン1間の間隔と横ライン2間の間隔と
は、その帯状領域R に要求されるドットの分布密度D
を満足するように設定される。
【0017】(隣接する帯状領域R,Rk+1間にお
いて満足すべきドット配列条件)本実施の形態1におい
て、各帯状領域Rにおいてドット配列により形成され
る縦ライン1間の間隔は、隣接する帯状領域Rk+1
においてドット配列により形成される縦ライン1k+1
間の間隔とは異なるように設定される。また、隣接する
2つの帯状領域R,Rk+1の間では、一方の帯状領
域Rにおいてドットにより形成される縦ライン1
と、他方の帯状領域Rk+1においてドットにより形
成される縦ライン1k+1とが1つの直線を構成しない
ようにドットを配列する。
【0018】また、本発明では、輝線が発生しやすい部
分ほど、帯状領域Rの縦ライン1 と帯状領域R
k+1の縦ライン1k+1の距離を大きくすることが好
ましく、これによってより効果的に輝線の発生を抑制で
きる。従って、導光板の反射面において、光源の光軸の
延長線の近傍では、帯状領域Rの隣接する縦ライン1
の中心線上に帯状領域Rk+1の縦ライン1k+1
位置するように設定することが好ましい。
【0019】このように、本実施の形態1では、隣接す
る帯状領域R,Rk+1間において、帯状領域R
縦ライン1間の間隔と帯状領域Rk+1の縦ライン1
k+ 間の間隔とを異なるように設定し、かつ帯状領域
の縦ライン1と、帯状領域Rk+1の縦ライン1
k+1とが1つの直線を構成しないように配列させるこ
とにより、配列されたドットが長い距離に亙って1つの
直線を形成することがないので、輝線の発生を防止でき
る。すなわち、本実施の形態1では、各帯状領域Rkに
おいてはドットが直線上に配列されているが、各帯状領
域Rは限られた領域に制限されているので、配列され
たドットが長い距離に亙って1つの直線を形成すること
がなく、各帯状領域Rkにおいてドットが直線上に配列
されていてもそれにより視認される輝線が生じることは
ない。このように、本実施の形態1では、各帯状領域R
内においてはドットを一定の規則に従って配列するこ
とによりドットの偏在を防止し、隣接する帯状領域間で
は互いに配列規則を異ならせることにより輝線の発生を
防止している。
【0020】ここで、本実施の形態1では、隣接する帯
状領域R,Rk+1間において、帯状領域Rの縦ラ
イン1間の間隔と帯状領域Rk+1の縦ライン1
k+1間の間隔とを異なるように設定し、かつ帯状領域
の縦ライン1と、帯状領域Rk+1の縦ラインR
k+1とが1つの直線を構成しないようにしたが、本発
明はこれに限られるものではなく、いずれか一方の条件
を満たすように各帯状領域における縦ラインの位置を設
定するようにすればよい。
【0021】すなわち、隣接する帯状領域R,R
k+1間において、帯状領域Rの縦ライン1間の間
隔と帯状領域Rk+1の縦ライン1k+1間の間隔とを
異なるように設定すると、隣接する帯状領域R,R
k+1間に跨って一部のドットが1つの直線を構成する
ことがあっても、3つの帯状領域R,Rk+1,R
k+2間に亙って1つの直線を構成することはほとんど
ない。従って、本発明では、隣接する帯状領域R,R
k+1間において、帯状領域Rの縦ライン1間の間
隔と帯状領域Rk+1の縦ライン1k+1間の間隔とを
異なるように設定するだけで、実施の形態1と同様の作
用効果が得られる。また、1つの帯状領域R内におい
て、例えば、中央部付近の縦ライン1間の間隔とその
両側の部分での縦ライン1間の間隔とが異なるように
ドットを配列させた場合、帯状領域Rの縦ライン1
と帯状領域Rk+1の縦ライン1 +1とが1つの直線
を構成しないようにさえすれば、本実施の形態1と同様
の作用効果が得られる。
【0022】(反射面の隅部52a,52bにおけるド
ット配置)また、本実施の形態1の導光板では、反射面
において、光源10が設けられる端面の両側に位置する
隅部52a,52bでは、ドットを所定の密度になるよ
うにランダムに配置している。隅部52a,52bは、
光源の指向性に因り光が伝達されないために暗くなる部
分であるために、他の部分に比較してドット密度を高く
する必要があり、一定の規則に従って配列する必要もな
いことから、本実施の形態1ではランダムにドットを配
置することにした。ここで、隅部52a,52bは、帯
状領域と同様の規則に従ってドットを配置した後、さら
にドットをランダムに追加するようにして所定の密度の
ランダム配置を実現しても良い。
【0023】以下、本実施の形態1のドットの配列パタ
ーンの設定方法の一例について説明する。 (第1ステップ)本方法では、まず、導光板の形状及び
実際にドットを形成する場合に適用する製造方法等を考
慮して、ドットのサイズを決定する。 (第2ステップ)次に、発光面における発光強度が面内
で均一になるように、反射面における各位置の面積率
(単位面積あたりにドットが占める面積の割合)を設定
する。ここで、面積率は光源から入力される光の減衰量
に応じて設定し、面積率は光の減衰量が大きい所ほど大
きくなる。そして、その面積率とステップ1で決定され
たドットのサイズとに基いて、ドット密度曲線(図3に
示すC1)を作成する。
【0024】(第3ステップ)次に、第2ステップで作
成したドット密度曲線(図3に示すC1)に基いて、ド
ット密度がΔDyだけ増加する毎に境界を設定すること
により、帯状領域R(k=1,2,3,・・・,R
n)を定義し、各帯状領域Rのドット密度を、例え
ば、各領域にそれぞれ対応するドット密度曲線C1上に
おける最大ドット密度と最低ドット密度の平均値である
ドット密度Dに設定する。
【0025】(第4ステップ)次に、各領域に対して設
定されたドット密度Dに基いて、図4に示すように、
各帯状領域Rをさらに格子に区切り、各格子La
中心にドットを1つ配置する。すなわち、各格子La
に対してそれぞれ1つのドットを形成することにより、
帯状領域Rにおいてドット密度Dが実現されるよう
に、各格子La の大きさを設定する。より具体的に
は、まず、各格子の面積SLaを次の(1)式により求
め、その求めた面積の平方根から各格子の1辺の長さP
を決定する((2)式)。 面積SLa=(単位面積)/(ドット密度D)…(1) 格子の1辺の長さP=√(面積SLa)…(2)
【0026】以上のようにしてドット配列を決定する
と、隣接する帯状領域R,Rk+1間においては、互
いにドット密度が異なることから格子の1辺の長さが異
なり、帯状領域Rの縦ライン1間の間隔と帯状領域
k+1の縦ライン1k+1間の間隔とが異なるように
設定される。これにより、帯状領域Rの縦ライン1
と帯状領域Rk+1の縦ラインR +1とが1つの直線
を構成しないようにドットを配列させることができ、輝
線の発生を防止できる。尚、このようにしてドット配列
を設定した場合、隣接する帯状領域において一部のドッ
トが1つの直線上に配列される場合があり得るが、3つ
の帯状領域に亙って1つの直線を構成することは確率的
にほとんどあり得ないので、視認される輝線の発生を防
止できる。また、言うまでもなく、上述のようにして配
置されたドットは、各帯状領域を区切った格子の中心を
格子点とする新たな格子を構成している。
【0027】以上の実施の形態1の面発光装置の導光板
では、隅部52a,52bを除く反射面全体に帯状領域
を定義することによりドットを配列した。しかしなが
ら、本発明はこれに限られるものではなく、反射面のう
ち光源に近い輝線の発生が特に顕著な部分(例えば、図
1における51で示す部分)において、より効果的に輝
線の発生を防止できるようにドットを配置してもよい。
【0028】実施の形態2.以下、実施の形態2の導光
板について説明する。本実施の形態2の導光板は、図5
に示すように、光源10が設けられる端面側のドット配
列をランダムに配置したものであり、実施の形態1の導
光板に比較してより効果的に輝線の発生を防止したもの
である。具体的には実施の形態2の導光板において、光
源10が設けられる端面側のドットは、光源10の前方
の領域53と、その領域53の両側に位置する隅部54
a,54bのドット配置を所定のドット密度を満足する
ようにかつランダムに配置し、領域53及び隅部54
a,54bを除く領域57(光源10が設けられる端面
から離れた領域)のドット配置を実施の形態1と同様に
したものである。
【0029】以下、本発明に係る実施の形態2における
領域53及び隅部54a,54bのドット配置について
詳細に説明する。実施の形態2の導光板反射面の光拡散
ドットパターンにおいて、領域53では、光源10から
入力される光の減衰量に対応して光源10から離れるほ
どドット密度が増加するようにかつドットが直線上に並
ばないようにランダムに配置された分布を有することを
特徴とし、これにより導光板の出射面(特に光源10の
近傍)における輝線の発生を抑制している。尚、実施の
形態2において、領域53のドット密度は実施の形態1
で説明した図3のドット密度曲線に基づいて設定され
る。
【0030】以下、本実施の形態2における、領域53
の光拡散ドットパターンの作成方法について図6のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。本作成方法におい
て、ステップS1では、導光板の形状、光の入射位置
(光源を設ける位置)及びドットの形状と寸法を含む、
光拡散ドットパターンを作成する上で必要な導光板に係
るデータを入力する。次に、ステップS2では、ステッ
プS1で入力された導光板に係るデータ(導光板の形状
及びドットの形状と寸法)に基づいて、導光板反射面に
おける縦横の分割数を決定する。
【0031】ここで、この縦横の分割数の決定において
は、分割後の各領域の1辺がそれぞれ、ドットの直径の
倍数又は略倍数に設定することが好ましい。このように
すると、各領域において隙間無くドットを形成すること
ができ、かつ隣接する領域間においてもドット間の隙間
を無くすことができる。また、本発明において、ドット
密度を滑らかに変化させることができるように、好まし
くは、決定する縦横の分割数は分割された領域が概ね正
方形になるようにかつ、分割された領域に形成すること
ができるドットの最大数が以下の関係を満足するように
分割数を決定する。すなわち、ドットが円形である場
合、各領域に配置することができるドットの最大個数と
ドットの径との積が5〜10(mm個)となるようにメ
ッシュ分割する。また、ドットが正方形である場合、各
領域に配置することができるドットの最大個数とドット
の1辺との積が5〜10(mm個)となるようにメッシ
ュ分割する。
【0032】このステップS2の処理の一例を示すと、
例えば、導光板のサイズが縦66mm、横18mm、ド
ットが径60μmの円形である場合、以下のようにす
る。まず、上述した関係から領域内の最大ドット数の好
ましい範囲として、83個〜167個((5〜10)m
m個/0.06mm)を得る。次に、この最大ドット数
の好ましい範囲から略正方形の領域の1辺に並ぶドット
の好ましい個数として、9〜13個を得る。このように
して得られた領域の縦横それぞれの1辺に並ぶ好ましい
ドットの個数(9〜13個)とドット径0.06mmを
乗じて得た値を目安として、各領域の1辺の値として好
ましい範囲を設定する。例えば、上記寸法の導光板の場
合、縦方向を100分割で縦方向の1辺が0.660m
mになるように、横方向を30分割して横方向の1辺が
0.600mmになるように分割する。このように分割
すると、各領域においてドットを縦方向に11個、横方
向に10個配列させると、110個のドットを隙間なく
各ドットに並べることができる。また、このように分割
すると隣接する領域間においてドット間に隙間が形成さ
れないようにドットを配列させることができる。
【0033】ステップS3では、ステップS2で分割し
た各領域に形成するドットの必要個数を、導光板におけ
る光の減衰量に対応させて決定する。具体的には、導光
板における光の減衰量に対応する密度関数を作成し、そ
の密度関数に基いて各領域に形成するドットの必要個数
を決定する。この密度関数は、導光板反射面における光
源からの距離及び方向(すなわち、反射面における位
置)に対するドットの密度分布を表すものであり、光の
減衰が小さい光源に近いところでは小さくなり、光の減
衰が大きい光源から離れた所では大きくなる。また、密
度関数は、光源の光軸との角度が大きい所では密度は大
きくなり、光源の光軸との角度が小さい所では密度が小
さくなる傾向がある。
【0034】光源が複数ある場合の密度関数は、個々の
光源に対応して作成された密度関数を全ての総計に基づ
いて作成することができる。図7には、ステップS3で
決定された各領域に形成するドットの必要個数の一覧表
の一例を示す(縦横それぞれ5分割した例)。尚、図7
の例では、1行目の3列の前方に光源が設けられる。
【0035】ステップS4では、例えばコンピュターの
ディスプレイ上で、導光板の反射面において、ステップ
S2で決定された分割数に対応するメッシュを切り、各
分割領域に対応するマスを作成する。尚、図8には、図
7に対応させて5×5の25個のマスM11〜M55に
分割したメッシュの例を示している。そして、ステップ
S5で、図9(a)に示すように、各マスに配列させ得
る最大個数の、ドット形状に対応する直径Rの円(単に
ドット21という。)を描く(最密充填配置)。次に、
ステップS6で、各マスにおいてステップS5で最密充
填されたドット21から余分のドットをランダムに削除
することにより各マスに必要な個数(それぞれのマスに
対してステップS3で決定された個数)のドット21を
残す。これにより、各マスにはランダムに描かれた必要
個数のドットに対応する円が形成される。
【0036】このようにして、光源から入力される光の
減衰量に対応して光源から離れるほど密度が増加するよ
うにかつドットが直線上に並ばないようにランダムに配
置された分布を有する光拡散ドットパターンを作成する
ことができる。
【0037】以上の実施の形態2において、ステップS
5とステップS6では、全てのマスに最大個数の円を描
いた後に、ステップS6に移り各マス毎に順次、最密充
填された円から余分の円をランダムに削除するようにし
ても良いし、ステップS5で1つマスに最大個数の円を
描き、次にステップS6でその最大個数の円を描いたマ
スから余分の円をランダムに削除し、その後各マス毎に
ステップS5とステップS6とを繰り返すようにしても
良い。
【0038】実施の形態2の変形例 以上の実施の形態2の光拡散パターン作成方法では、ス
テップS5で各マスにドットに対応した円を整列させ、
ステップS6で各マスにおいて配列された円からランダ
ムに余分な円を抜き取るようにしたが、本発明はこれに
限られるものではなく、ステップS5、ステップS6に
代え以下のようにしてもよい。すなわち、図10(a)
に示すように、メッシュ分割された各マスに互いにドッ
トが重なることなく最大個数のドットを詰めることがで
きるようにドットを配置する位置22を設定し、図10
(b)に示すように、ドットを配置される位置を設定し
た各マスにおいて、ドットの個数がステップS3で決定
した必要個数になるように位置にランダムに直径Rのド
ット21を配置する。このようにしても、光源から入力
される光の減衰量に対応して光源から離れるほど密度が
増加するようにかつドットが直線上に並ばないようにラ
ンダムに配置された分布を有する光拡散ドットパターン
を作成することができる。
【0039】以上の実施の形態2及び実施の形態2の変
形例の光拡散ドットパターンの作成方法によれば、出射
面の輝線の発生を抑制できる光拡散ドットパターンを簡
単でかつ容易にしかも短時間で作成できる。また、以上
の実施の形態2及び実施の形態2の変形例の光拡散ドッ
トパターンの作成方法によれば、光拡散ドットパターン
の修正を容易にできる。
【0040】以上の実施の形態2では、ドット形状を円
形として説明したが、本発明はこれに限られるものでは
なく、例えば四角形等の他の形状であってもよい。以上
のようにしても実施の形態2と同様の効果が得られる。
尚、この場合、例えば、ステップS1〜S6にしたがっ
て作成された光拡散ドットパターンにおいて、各円形の
ドットの中心を実際に形成する四角形のドットの中心を
一致させるようにして、四角形ドットからなる光拡散ド
ットパターンを形成するようにすればよい。
【0041】また、以上の実施の形態2では、ドット形
状を円形としてかつドット間に隙間なくドット1を設け
るようにして光拡散ドットパターンを作成する方法につ
いて説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば一定の間隔をおいて形成される直径rのドッ
ト(r<R)を実際に形成する場合においても適用する
ことができる。尚、この場合も、例えば、ステップS1
〜S6にしたがって作成された光拡散ドットパターンに
おいて、隙間なく形成された直径Rの円形のドット1の
中心と、実際に形成する直径rがRより小さい円形のド
ットの中心を一致させるようにして一定の隙間を有する
ドットからなる光拡散ドットパターンを形成することが
できる。この場合、最も近接して形成される隣接するド
ット間の間隔は、同一マス内及び隣接するマス間とも
(R−r)となる。
【0042】(ランダム配置を適用する領域53の設
定)実施の形態2において、ドットをランダム配置する
領域53は、例えば次のようにして設定する。上述した
ように実施の形態2は、特に輝線の発生しやすい場所に
ドットのランダム配置を適用したものである。従って、
導光板において輝線が発生しやすい場所は光源10から
一定の距離内にある部分であることを考慮すると、光源
10の発光点を中心とする円によってドットをランダム
配置する位置を定義できる。具体的には、図11に示す
ように、光源10が設けられる一端面中央を中心とし
て、例えば、導光板の幅に等しい直径の半円C53を描
き、その半円C53内部の隅部54a,54bを除いた
部分を、ドットをランダムに配置する領域53として定
義する。この範囲に領域53を定義し、この領域53及
び隅部54a,54bを除いた他の部分に実施の形態1
で説明した配列を適用すると、導光板の発光面において
極めて高い輝度の均一性が得られる。ここで、半円C5
3内から隅部54a,54bを除く理由は、隅部54
a,54bは光源10の指向性の関係で輝線が発生しに
くい部分であるからである。この隅部54a,54bで
は、光源10が指向性を有する関係上、他の部分に比較
して暗くなる(光の減衰量が大きい)部分であることか
ら、その光の減衰量に応じてドットを多くすることが好
ましい。尚、隅部54a,54bでは、その好ましいド
ット密度を満足する限り、ドットをランダムに配置して
もよいし、規則的に配置してもよい。
【0043】また、図11に示すようにしてドットをラ
ンダム配置する領域53を定義する場合、輝線の発生し
やすい部分は例えば光源の指向特性等により変化するも
のであり、光源の特性に応じて半円C53の直径は導光
板の幅より適宜小さくすることもできる。
【0044】また、本実施の形態2では、図11に示す
扇形の領域53に代えて、図12に示すようにして領域
53を定義してもよい。すなわち、図12では、図11
において説明した半円C53の接線であって光源が設け
られる端面に平行な領域境界線T53より光源側の領域
として定義される領域から隅部54a,54bを除いた
部分を領域53として定義してもよい。また、この場
合、領域53は領域境界線T53をさらに光源から0〜
5mm程度離した領域境界線T53aにより定義しても
よい。
【0045】以上のようにして定義された領域53より
光源から離れた部分(図13において58の符号を付し
て示す部分)では、図13に示すように、側面によって
反射された光と光源から直進してきた光とが混ざり合
い、輝線の発生が抑えられる。
【0046】以上のように、本発明では、光源の指向特
性等の影響によって特に輝線の発生が著しい部分には、
実施の形態2で示したドットをランダム配置することが
好ましく、これによって、より効果的に輝線の発生を防
止できる。
【0047】変形例. (ドットの形状)本発明において、ドットは凹部からな
るドットであっても良いし、凸部からなるドットであっ
ても良く、後述の種々の形状のものが適用できる。以
下、図14〜図19を参照しながら、本発明において使
用することができる好ましいドット形状について説明す
る。ここで、図14〜図19においてそれぞれ、(a)
は断面図であり、(b)は平面図である。尚、本発明は
図14〜図19に示すドット形状に限定されるものでは
なく、それ以外の形状であっても適用できる。
【0048】以下、各図に示された形状について簡単に
説明する。図14は、反射基準面Rfより窪んだ比較的
単純な凹部により形成されたドットであり、本形状のド
ットは製作が容易である。また、図15は、反射基準面
Rfより盛り上がった峰がリング状に形成されたドット
であり、図16は図14の凹部からなるドットにおいて
周囲が盛り上がったドットであり、図15及び図16の
ドットは、図14の単純な凹部からなるドットに比較し
て高い光散乱効果を有する。
【0049】図17は、反射基準面Rfより盛り上がっ
た比較的単純な凸部により形成されたドットであり、本
形状のドットは製作が容易である。また、図18は、反
射基準面Rfより窪んだドットにおいて中央部が盛り上
がったドットであり、図18は図17の凸部からなるド
ットにおいて周囲が窪んだドットである。この図18及
び図19のドットは、図17の単純な凸部からなるドッ
トに比較して高い光散乱効果を有する。
【0050】図15、図16、図18、図19に示す1
つのドットに凸部と凹部を有する光散乱能が高いドット
は、例えば、先の尖ったピンを樹脂板に押し付けて凹部
を形成する際にその凹部の周りが盛り上がることを利用
することにより比較的簡単に作製でき、押圧条件の管理
により高い再現性も確保できる。また、この方法は複数
のピンを有する金型においても適用することができ、大
量生産も可能である。
【0051】本発明において、上述のドットの形状によ
りドットの光散乱能が異なることを利用すると、実施の
形態1及び2で説明したドット密度と配列に加えて各ド
ットの形状も含めて発光面の各部分における輝度を調整
できる。このようにすると、ドット密度と配列だけでは
調整しきれなかったより微妙な発光面の輝度調整が可能
となる。特に、光の光量が少なくなりがちな隅部54
a,54bや、光源から離れた光量が少なく暗くなりや
すい部分などのドット密度と配列だけでは十分に輝度を
高くできなかった部分において、ドットの形状により光
の拡散を効果的に行うことにより、発光輝度を高くでき
る。
【0052】さらに、図14〜図19では、平面形状が
円形のドットを用いた例を示したが、本発明はこれに限
られるものではなく、四角形又は多角形等の他の形状で
あつてもよい。実施の形態1及び2において、円形のド
ットを用いた場合は、ドット密度は10〜78.5%に
設定することが好ましく、四角形のドットを用いた場合
は、ドット密度は10〜100%に設定することが好ま
しい。さらに、本発明では、必要に光の散乱量に応じて
各領域毎にドットの形状を異なるようにしてもよく、こ
れによりより発光面における発光輝度をより均一にでき
る。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る面発光装置の導光板は、反射面において、上記ドッ
トが、一定の分布密度を有する領域として定義される帯
状領域を形成するようにかつその隣接する帯状領域間に
おいて長い距離に亙って縦ラインが1つの直線を構成す
ることがないように配置されているので、輝線の発生を
防止できる。また、本発明では、輝線の発生が顕著な部
分において必要なドット密度を満足するようにドットを
ランダムに配置することもでき、これによってより効果
的に輝線の発生を防止できる。従って、本発明によれ
ば、発光面からの均一な発光が可能でかつ輝線の発生を
抑制できる導光板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の導光板の反射面
に形成されたドットの分布を示す平面図である。
【図2】 図1の一部分51を拡大して示す平面図であ
る。
【図3】 実施の形態1に係る導光板の反射面に形成す
るドットのドット密度曲線を示すグラフである。
【図4】 本実施の形態1に係るドットパターンの設定
方法において、各帯状領域に格子を形成した時の平面図
である。
【図5】 本発明に係る実施の形態2の導光板の反射面
に形成されたドットの分布を示す平面図である。
【図6】 本発明に係る実施の形態2の領域53におけ
る光拡散パターン作成方法のフローチャートである。
【図7】 実施の形態2の光拡散パターン作成方法にお
けるステップS3で決定された各領域に形成するドット
の必要個数の一覧表の一例を示す図である。
【図8】 実施の形態2の光拡散パターン作成方法にお
けるステップS4で、導波路の反射面をメッシュに切っ
た例を示す平面図である。
【図9】 (a)は実施の形態2の光拡散パターン作成
方法におけるステップS5で、各マスに配列させ得る最
大個数のドット形状に対応する円を描いた状態を示す図
であり、(b)はステップS6で、各マスにおいてステ
ップS5で最密充填された円から余分の円をランダムに
削除することにより各マスに必要な個数の円を残した状
態を示す図である。
【図10】 (a)は、本発明に係る変形例の光拡散パ
ターン作成方法において、メッシュ分割された各マスに
互いにドットが重なることなく最大個数のドットを詰め
ることができるようにドットを配置する位置を設定した
状態を示す図であり、(b)は、ドットを配置される位
置を設定した各マスにおいて、ドットの個数がステップ
S3で決定した必要個数になるように位置にランダムに
ドットを配置する後の状態を示す図である。
【図11】 実施の形態2における領域53の範囲を示
す平面図である。
【図12】 実施の形態2において、図11とは異なる
範囲に設定された領域53を示す平面図である。
【図13】 実施の形態2において光の進行を図示した
平面図である。
【図14】 本発明に係る導光板に適用できるドットの
形状(例1)を示す断面図(a)と平面図(b)であ
る。
【図15】 本発明に係る導光板に適用できるドットの
形状(例2)を示す断面図(a)と平面図(b)であ
る。
【図16】 本発明に係る導光板に適用できるドットの
形状(例3)を示す断面図(a)と平面図(b)であ
る。
【図17】 本発明に係る導光板に適用できるドットの
形状(例4)を示す断面図(a)と平面図(b)であ
る。
【図18】 本発明に係る導光板に適用できるドットの
形状(例5)を示す断面図(a)と平面図(b)であ
る。
【図19】 本発明に係る導光板に適用できるドットの
形状(例6)を示す断面図(a)と平面図(b)であ
る。
【図20】 一般的な面発光装置の平面図である。
【図21】 従来の導光板の反射面に形成されたドット
パターンの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
…縦ライン、 2…横ライン、 10…光源、 21…ドット、 53…ドットをランダム配置する領域、 52a,52b,54a,54b…隅部、 R…帯状領域。 M11〜M55 メッシュを切ることにより形成された
マス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 信俊 徳島県阿南市上中町岡491番地100 日亜化 学工業株式会社内 (72)発明者 中西 栄二 徳島県阿南市上中町岡491番地100 日亜化 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H091 FA23Z FA31Z FA41Z FA45Z LA18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する出射面と反射面を有し、
    一端面又は対向する2端面に設けられた光源から入力さ
    れる光を、上記出射面から均一に出射するように上記反
    射面に複数のドットが形成された面発光装置の導光板に
    おいて、 上記ドットは、一定の分布密度を有する領域として定義
    される帯状領域が形成されるように配置され、 上記各帯状領域において、上記ドットが配列されること
    により隣接する帯状領域に向かう方向の複数の縦ライン
    が略等間隔に形成され、 上記各帯状領域に上記ドットにより形成される縦ライン
    の間隔は、隣接する帯状領域の間においては互いに異な
    るように設定されていることを特徴とする面発光装置の
    導光板。
  2. 【請求項2】 互いに対向する出射面と反射面を有し、
    一端面又は対向する2端面に設けられた光源から入力さ
    れる光を、上記出射面から均一に出射するように上記反
    射面に複数のドットが形成された面発光装置の導光板に
    おいて、 上記ドットは、一定の分布密度を有する領域として定義
    される帯状領域が形成されるように配置され、 上記各帯状領域において、上記ドットが配列されること
    により隣接する帯状領域に向かう方向の複数の縦ライン
    が略等間隔に形成され、 隣接する2つの帯状領域の間では、一方の帯状領域にお
    いて上記ドットにより形成される縦ラインと、他方の帯
    状領域において上記ドットにより形成される縦ラインと
    が1つの直線を構成しないように上記ドットが配列され
    ていることを特徴とする面発光装置の導光板。
  3. 【請求項3】 上記各帯状領域において、上記ドットは
    上記縦ラインと直交する複数の横ラインを形成するよう
    に配列され、上記縦ライン間の間隔と上記横ライン間の
    間隔とがその帯状領域におけるドットの分布密度に基い
    て設定された請求項1又は2に記載の面発光装置の導光
    板。
  4. 【請求項4】 互いに対向する出射面と反射面を有し、
    一端面又は対向する2端面に設けられた光源から入力さ
    れる光を、上記出射面から均一に出射するように上記反
    射面に複数のドットが形成された面発光装置の導光板に
    おいて、 上記ドットは、一定の分布密度を有する領域として定義
    される帯状領域が形成されるように配置され、かつ該帯
    状領域は隣接する領域間において互いに異なるドット分
    布密度を有し、 上記各帯状領域において、上記ドットは略正方形の格子
    の格子点に配列されていることを特徴とする面発光装置
    の導光板。
  5. 【請求項5】 上記各帯状領域におけるドットの分布密
    度は、上記光源から入力される光の減衰量に対応させて
    設定された請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の
    面発光装置の導光板。
  6. 【請求項6】 上記光源が設けられた端面の両側に位置
    する反射面の一部において、上記ドットが光の減衰量に
    応じて設定された密度になるようにランダムに配置され
    た請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の面発光装
    置の導光板。
  7. 【請求項7】 上記光源の近傍に位置する上記反射面の
    一部において、上記ドットが光の減衰量に応じて設定さ
    れた密度になるようにランダムに配置された請求項1〜
    6のうちのいずれか1つに記載の面発光装置の導光板。
  8. 【請求項8】 上記ドットがそれぞれ凹部と凸部とを有
    する請求項1〜7のうちのいずれか1つに記載の面発光
    装置の導光板。
  9. 【請求項9】 上記各ドットが凸部とその凸部の周りに
    形成された凹部とからなる請求項8に記載の面発光装置
    の導光板。
  10. 【請求項10】 上記各ドットが凹部とその凹部の周り
    に形成された凸部とからなる請求項8に記載の面発光装
    置の導光板。
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