JP2003043127A - 測位システム、移動通信端末、情報送信装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

測位システム、移動通信端末、情報送信装置、プログラム及び記録媒体

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JP2003043127A
JP2003043127A JP2001232441A JP2001232441A JP2003043127A JP 2003043127 A JP2003043127 A JP 2003043127A JP 2001232441 A JP2001232441 A JP 2001232441A JP 2001232441 A JP2001232441 A JP 2001232441A JP 2003043127 A JP2003043127 A JP 2003043127A
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Japan
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satellite
gps
satellite acquisition
base station
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JP2001232441A
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Hiroyuki Yamamoto
浩之 山本
Masatake Teramachi
正剛 寺町
Takeshi Iwamoto
剛 岩本
Katsutoshi Murata
勝利 村田
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPSを用いた測位の際により迅速な処理を
可能にする。 【解決手段】 基地局31からはその基地局の位置から
可視エリアにあるGPS衛星を指定する衛星捕捉情報が
制御チャネルを用いて繰り返し送信されている。携帯電
話機10がこの衛星捕捉情報を基地局31から受信し記
憶することにより、GPS端末10による測位に必要な
測位支援情報を常に用意しておく。ユーザがGPS端末
10を操作してナビゲーションを指示すると、携帯電話
機10は、GPS端末20からの要求に応じて、記憶し
ておいた衛星捕捉情報をGPS端末10に送信し、GP
S端末10はこの衛星捕捉情報を用いて測位を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信端末の位
置を計測するための測位システム、移動通信端末、情報
送信装置、プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】端末の位置を計測するシステムとして、
GPS(Global Positioning System)衛星から送信
されるGPS信号を利用したものが知られている。この
GPS信号に含まれる航法メッセージには、図10のフ
ォーマット図に示すように、送信元のGPS衛星の「時
刻補正データ」、送信元のGPS衛星の正確な軌道を示
す「エフェメリスデータ」、全てのGPS衛星の大まか
な軌道を示す「アルマナックデータ」が含まれている。
【0003】各GPS衛星は、図11の模式図に例示す
るように、異なる軌道上をそれぞれ分散して地球外周を
周回している。従って、端末1の位置に応じて、その端
末1が受信可能なGPS信号を送信しているGPS衛星
は異なる。図11においては、端末1がエリア5−1内
にいる場合はGPS衛星4−2〜4−5からしかGPS
信号を受信できず、エリア5−2内にいる場合はGPS
衛星4−3〜4−6からしかGPS信号を受信できない
ことを表している。以下では、端末1が受信可能なGP
S信号の送信元であるGPS衛星を、端末1から見て
「可視エリアにあるGPS衛星」と呼ぶこととする。
【0004】端末1の具体的な測位動作は以下のように
なる。例えばエリア5−1内にいる端末1は、ある1つ
のGPS衛星4(例えばGPS衛星4−2)から航法メ
ッセージを取得すると、この航法メッセージからアルマ
ナックデータを抽出する。次いで、端末1は、抽出した
アルマナックデータと、予め把握されている自身の大ま
かな位置と、GPS衛星4から通知される現在時刻とに
基づいて、全てのGPS衛星の中から図11に示すよう
な可視エリアにあるGPS衛星4−2〜4−5を選択す
る。そして、端末1は、選択したGPS衛星4−2〜4
−5から送信されるGPS信号をそれぞれ受信し、これ
らのGPS信号に含まれるエフェメリスデータに基づい
て各衛星4−2〜4−5から自端末までの距離を算出す
ることによって自端末の位置を算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示
すように、航法メッセージは、1フレーム1500ビッ
トを単位とした合計25フレームからなり、この25フ
レームが送信速度50bpsで各GPS衛星から繰り返し
送信されている。上述したエフェメリスデータは、各フ
レームにおいて同一のデータであり、端末1は、いずれ
か1のフレームを受信するだけでそのフレームの送信元
であるGPS衛星の正確な軌道情報を得ることができ
る。一方、アルマナックデータは、25フレーム分で1
まとまりのデータであり、端末1が全てのGPS衛星の
軌道情報を得るためには25フレームの全てを受信すれ
ばよい。しかしながら、端末1がこれら25フレームを
全て受信するには、(1500ビット/50bps)×2
5=12.5分という比較的長い時間が必要となってし
まい、非常に不便である。
【0006】本発明は、このような背景の下になされた
ものであり、より迅速に測位を行うための測位システ
ム、移動通信端末、情報送信装置、プログラム及び記録
媒体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、所定の基準に基づいて区分された情報
共有エリアにおいて受信可能なGPS信号の送信元であ
るGPS衛星を指定するための衛星捕捉情報を、前記情
報共有エリアに対応付けて生成する情報生成手段と、前
記生成した衛星捕捉情報を、対応する前記情報共有エリ
ア内に送信する情報送信手段と、前記送信された衛星捕
捉情報を受信する情報受信手段と、前記受信した衛星捕
捉情報によって指定されるGPS衛星からGPS信号を
受信するGPS受信手段と、前記GPS受信手段が受信
したGPS信号に含まれるデータに基づいて前記GPS
受信手段の位置を算出する測位手段とを備える測位シス
テムを提供するものである。
【0008】このシステムによれば、所定の基準に基づ
いて区分された情報共有エリアにおいて受信可能なGP
S信号の送信元であるGPS衛星を指定するための衛星
捕捉情報を対応する前記情報共有エリア内に送信し、送
信された衛星捕捉情報によって指定されるGPS衛星か
らGPS信号を受信し、受信したGPS信号に含まれる
データに基づいて前記GPS受信手段の位置を算出す
る。
【0009】また、本発明は、所定の基準に基づいて区
分された情報共有エリアにおいて受信可能なGPS信号
の送信元であるGPS衛星を指定するための衛星捕捉情
報を、当該情報共有エリア内に設置された情報送信装置
から受信する情報受信手段と、前記受信した衛星捕捉情
報を、前記GPS信号を受信するGPS受信手段に出力
する情報出力手段とを備えた移動通信端末を提供するも
のである。
【0010】この端末によれば、所定の基準に基づいて
区分された情報共有エリアにおいて受信可能なGPS信
号の送信元であるGPS衛星を指定するための衛星捕捉
情報を、当該情報共有エリア内に設置された情報送信装
置から受信し、受信した衛星捕捉情報を、GPS信号を
受信するGPS受信手段に出力する。
【0011】また、本発明は、所定の基準に基づいて区
分された情報共有エリアにおいて受信可能なGPS信号
の送信元であるGPS衛星を指定するための衛星捕捉情
報を、前記情報共有エリアに対応付けて生成する情報生
成手段と、前記生成した衛星捕捉情報を、対応する前記
情報共有エリア内に送信する情報送信手段とを備える情
報送信装置を提供するものである。
【0012】この装置によれば、所定の基準に基づいて
区分された情報共有エリアにおいて受信可能なGPS信
号の送信元であるGPS衛星を指定するための衛星捕捉
情報を、前記情報共有エリアに対応付けて生成し、生成
した衛星捕捉情報を、対応する前記情報共有エリア内に
送信する。
【0013】また、本発明は、コンピュータに、所定の
基準に基づいて区分された情報共有エリアにおいて受信
可能なGPS信号の送信元であるGPS衛星を指定する
ための衛星捕捉情報を、当該情報共有エリア内に設置さ
れた情報送信装置から受信する情報受信機能と、前記受
信した衛星捕捉情報を、前記GPS信号を受信するGP
S受信手段に出力する情報出力機能とを実行させるプロ
グラムを提供するものである。
【0014】また、本発明は、コンピュータに、所定の
基準に基づいて区分された情報共有エリアにおいて受信
可能なGPS信号の送信元であるGPS衛星を指定する
ための衛星捕捉情報を、前記情報共有エリアに対応付け
て生成する情報生成機能と、前記生成した衛星捕捉情報
を、対応する前記情報共有エリア内に送信する情報送信
機能とを実行させるプログラムを提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。 A:構成 まず、実施形態の構成について説明する。 (1)システムの全体構成 図1は、実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロ
ック図である。図1に示すように、このシステムは、ユ
ーザによって所持される携帯電話機10と、この携帯電
話機10に通信ケーブルを介して接続されるGPS端末
20と、携帯電話機10に通信サービスを提供する携帯
電話網30とを備えている。
【0016】携帯電話機10は、例えばPDC(Person
al Digital Cellular)方式やPHS(Personal Han
dyphone System;登録商標)方式等の携帯電話機であ
る。この携帯電話機10は、周知の通話機能を備えるほ
か、携帯電話網30に収容される基地局31a、31
b、32a〜32dから送信される衛星捕捉情報を受信
し、受信した衛星捕捉情報を自機に接続されたGPS端
末20に転送する機能を備えている。ここで、衛星捕捉
情報とは、地球外周を周回する全てのGPS衛星のう
ち、携帯電話機10の位置から見て可視エリアにあるG
PS衛星の識別情報や、このGPS衛星からGPS信号
を受信するために必要な各種制御情報を意味する。
【0017】GPS端末20は、携帯電話機10から受
信した衛星捕捉情報に基づいて、自端末が受信すべきG
PS衛星の送信元であるGPS衛星を決定した後、この
GPS衛星から送信されるGPS信号を受信し、受信し
たGPS信号に含まれる航法メッセージに基づいて自端
末の位置を測位する測位機能を備えている。ここで、G
PS端末20は、携帯電話機10から提供される衛星捕
捉情報によって可視エリアにあるGPS衛星が把握可能
なので、従来のようにGPS衛星からアルマナックデー
タを受信する必要はなく、エフェメリスデータ及び時刻
補正データのみを受信すればよいことになる。また、G
PS端末20は、上記のように得られた位置を用いて、
ユーザによって指定された目的地までの経路案内を行う
等のナビゲーション機能を備えている。
【0018】携帯電話網30は、数km程度の間隔で設
置された多数の基地局31a、31b、32a〜32d
と、通話回線を交換する交換局(図示略)と、これら基
地局31a、31b、32a〜32dや交換局を結ぶ通
信線(図示略)とを備えている。基地局31aは、基地
局32a及び32bと、有線或いは無線によって通信接
続されている。また、基地局31bは、基地局32c及
び32dと、有線或いは無線によって通信接続されてい
る。これら基地局31a、31bと、基地局32a〜3
2dとは、以下に述べる如く、その機能が異なってい
る。基地局31a、31bは、上述した衛星捕捉情報を
自ら定期的に生成し、これを他の基地局32a〜32d
に配信する機能を備えており、以下、この基地局31
a、31bを衛星捕捉基地局と呼ぶ。この衛星捕捉基地
局31a、31bは、それぞれ共通の構成及び動作であ
るので、これら衛星捕捉基地局31a、31bを特に区
別して説明する必要がある場合を除き、衛星捕捉基地局
31と総称する。一方、基地局32a〜32dは、衛星
捕捉情報の生成機能を備えておらず、衛星捕捉基地局3
1から衛星捕捉情報の配信を受ける基地局であり、以
下、これら基地局32a〜32dを通常基地局と呼ぶ。
これら通常基地局32a〜32dは、それぞれ共通の構
成及び動作であるので、これら通常基地局32a〜32
dを特に区別して説明する必要がある場合を除き、基地
局32と総称する。ただし、衛星捕捉基地局31と通常
基地局32とは、例えば衛星捕捉情報を自局の無線セル
内に送信するなどの点では共通しており、これら衛星捕
捉基地局31と通常基地局32とを区別しないで説明す
るときは、基地局31、32と総称する。
【0019】さて、基地局31、32は各々無線セルを
形成しており、自局が形成する無線セルに在圏している
携帯電話機10との間で無線通信を行う機能を備えてい
る。この無線セルは直径1〜数km程度であるが、これ
ら無線セルが所定数集まることにより、上述した衛星捕
捉情報を共有可能なエリアとなる衛星捕捉情報共有エリ
アJA−1、JA−2が形成されている。図1に示す例
では、基地局31a、32a及び32bが形成する無線
セルによって衛星捕捉情報共有エリアJA−1が形成さ
れており、この衛星捕捉情報共有エリアJA−1内では
衛星捕捉基地局31aが生成した衛星捕捉情報が、基地
局31a、32a及び32bから送信されている。同様
に、基地局31b、32c及び32dが形成する無線セ
ルによって衛星捕捉情報共有エリアJA−2が形成され
ており、この衛星捕捉情報共有エリアJA−2内では、
衛星捕捉基地局31bが生成した衛星捕捉情報が各基地
局31b、32c、32dから送信されている。このよ
うに、1つの衛星捕捉情報共有エリアJA内では、少な
くとも1つの衛星捕捉基地局31が存在し、この衛星捕
捉基地局31が生成した衛星捕捉情報は共通の衛星捕捉
情報共有エリアJA内に存在する通常基地局32に配信
されるようになっている。このように、衛星捕捉基地局
31及び通常基地局32はいずれも自局が形成する無線
セル内へ衛星捕捉情報を送信する機能を備えている。こ
こで、基地局と携帯電話機10との間で形成される論理
チャネルとしては、通話チャネルと制御チャネルという
2つのチャネルが有るが、この衛星捕捉情報の送信には
制御チャネルを用いている。
【0020】なお、衛星捕捉情報共有エリアJA−1、
JA−2はそれぞれもっと多数の基地局31、32の無
線セルによって形成されていてもよいが、図面が煩雑に
なるのを避けるため、図1に示す衛星捕捉情報共有エリ
アJA−1、JA−2内には各々3つの基地局31及び
32によって形成される例しか図示していない。また、
衛星捕捉情報共有エリアJA−1、JA−2は図面簡略
化のために2つしか図示していないが、これも実際には
携帯電話網30のサービスエリア全域に渡って多数存在
している。
【0021】(2)衛星捕捉基地局31の構成 次に、図2に示すブロック図を参照しながら、衛星捕捉
基地局31aの構成について説明する。図2に示すよう
に、衛星捕捉基地局31aは、制御装置311a、基地
局アンテナ312a、信号処理装置313a、GPSア
ンテナ314a、GPS受信部315a及びこれらを接
続するハブ316aを備えている。
【0022】制御装置311aは、互いにバス接続され
たCPU(Central ProccessingUnit)、ROM(Read
Only Memory)、RAM(Random Access Memory)
及びフラッシュメモリ(いずれも図示略)を備えてい
る。ROMには、CPUによって実行される各種の制御
プログラムが格納されており、例えば、携帯電話機10
に対して通話チャネルや制御チャネルを割り当てるため
の処理プログラムや、GPS衛星から受信したアルマナ
ックデータと自局の位置とに基づいて衛星捕捉情報を生
成するための衛星捕捉情報生成プログラムが格納されて
いる。RAMは、CPUのワークエリアとして用いら
れ、CPUによって実行されるプログラムが展開された
り、各種データが一時的に記憶される。フラッシュメモ
リには、予め入力された自局の位置を示す位置データ
や、自局が生成した衛星捕捉情報が記憶される。
【0023】信号処理装置313aは、基地局アンテナ
312aに接続される一方、携帯電話網30の通信線に
接続されている。この信号処理装置312aは、基地局
アンテナ312aを介して送受信される信号を増幅する
増幅回路や、ベースバンド信号を高周波信号に変調する
変復調回路や、音声信号を符号化する音声処理回路等を
備えている。
【0024】GPS受信部315aは、GPSアンテナ
314aに接続されており、周波数変換器、AD変換
器、周波数シンセサイザ及びC/Aコード処理部等を備
えている。GPSアンテナ314aによって受信された
1.5GHzのGPS信号は、周波数変換器によって中
間周波数帯域に変換され、AD変換器によってアナログ
信号からデジタル信号に変換され、さらにC/Aコード
処理部によってC/Aコードが乗算されてコード相関処
理が施される。このコード相関処理の結果得られたデー
タはバスを介して制御装置311aに供給される。この
ようにして制御装置311aに供給されるデータから、
アルマナックデータが抽出され、このアルマナックデー
タに基づいて衛星捕捉情報が生成される。
【0025】ここで、基地局31、32と携帯電話機1
0との間で形成される制御チャネルの構成について説明
する。図3は、基地局31から送信される報知信号のフ
ォーマットの一例を示す説明図である。図3に示すよう
に、1つのフレーム(720ミリ秒)は36のサブフレ
ーム(20ミリ秒)に分かれており、各サブフレームは
更に、0、1、2の3つのタイムスロットに区分されて
いる。そしてその内の例えばタイムスロット3が制御チ
ャネルとして使用され、その他のタイムスロット1、2
は通話チャネルとして使用される。制御チャネルには、
携帯電話機10を呼び出すための片方向の一斉呼び出し
チャネルPCH、接続制御用の双方向の共通双方向制御
チャネルSCHの他、無線セル内の全ての携帯電話機1
0に共通情報を報知するための報知チャネルBCCHが
ある。各基地局31、32は、衛星捕捉情報に対して、
各情報に固有の衛星補足情報IDをヘッダとして付加
し、これを報知チャネルBCCHを用いて送信する。制
御チャネルによる情報の送受信には通常、通信料金が課
金されないようになっている。従って、本実施形態によ
れば、ユーザは通信料金を負担することなく、衛星捕捉
情報を得ることができる。
【0026】(3)携帯電話機10の構成 次に、図4に示すブロック図を参照しながら、携帯電話
機10の構成について説明する。同図において、携帯電
話機10は、マイクロプロセッサ11、無線通信部1
2、通話部13、通信部14、表示部15、操作部1
6、及びこれらを相互に接続するバス17とを備えてい
る。
【0027】マイクロプロセッサ11は、各種の制御プ
ログラムを記憶するためのROM(図示略)や、各種デ
ータを記憶するためのフラッシュメモリ11aを備えて
いる。このマイクロプロセッサ11は、ROMから読み
出した制御プログラムを実行することにより携帯電話機
10の各部を制御する。また、フラッシュメモリ11a
には、基地局31、32から受信した衛星捕捉情報を記
憶するための領域が設けられている。
【0028】無線通信部12は、通話用アンテナ、変復
調回路、周波数シンセサイザ、TDMA処理回路を備え
ており、携帯電話網30の基地局31、32と同期を取
りながら無線通信を行う。例えば、無線通信部12は、
基地局31、32との間で形成される制御チャネルを用
いて送信されてくる衛星捕捉情報を受信し、これを復調
したデータをバス17を介してマイクロプロセッサ11
に出力するようになっている。通話部13は、ユーザが
通話を行うためのマイクロホンやスピーカの、音声信号
の符号化復号化を行う音声CODECを備えている。
【0029】通信部14は、通信ケーブルを接続するた
めの16芯インタフェースや、通信制御回路を備えてお
り、マイクロプロセッサ11による制御の下でGPS端
末10との間でデータ通信を行う。例えば、この通信部
12は、マイクロプロセッサ11によってフラッシュメ
モリ11aから読み出された衛星捕捉情報を、通信ケー
ブルを介してGPS端末20に出力するようになってい
る。
【0030】表示部15は、液晶ディスプレイや、この
液晶ディスプレイを駆動する液晶駆動回路(いずれも図
示略)を備えており、マイクロプロセッサ11による制
御の下で各種情報を表示する。操作部16は、テンキー
や各種制御キーからなるキーパッドや、このキーパッド
に接続されたキー検出回路を備えている。キー検出回路
は、ユーザによるキーパッドの押圧操作に応じた検出信
号を生成し、生成した検出信号をバス17を介してマイ
クロプロセッサ11に供給するようになっている。これ
によって、マイクロプロセッサ11は、ユーザによる操
作の内容を把握し、この操作に応じた処理を実行する。
【0031】(4)GPS端末20の構成 次に、図5に示すブロック図を参照しながら、GPS端
末20の構成について説明する。図5に示すように、G
PS端末20は、通信部21、GPS受信部22、CP
U)23、ROM24、RAM25、表示部26、操作
部27及びこれらを相互に接続するバス28を備えてい
る。
【0032】通信部21は、通信ケーブルを接続するた
めの16芯インタフェースや通信制御回路を備えてお
り、CPU23による制御の下で携帯電話機10とデー
タ通信を行う。例えば、この通信部21は、携帯電話機
10から出力される衛星捕捉情報を通信ケーブルを介し
て受信し、これをバス28を介してCPU23に出力す
る。
【0033】GPS受信部22は、GPSアンテナ、周
波数変換器、AD変換器、周波数シンセサイザ、及びC
/Aコード処理部等を備えている。GPSアンテナによ
って受信された1.5GHzのGPS信号は、周波数変
換器によって中間周波数帯域に変換され、AD変換器に
よってアナログ信号からデジタル信号に変換され、さら
にC/Aコード処理部によってC/Aコードが乗算され
てコード相関処理が施される。このコード相関処理の結
果得られたデータはバス28を介してCPU23に供給
される。
【0034】ROM24には、各種の制御プログラムが
格納されている。この制御プログラムには、例えばGP
S衛星から受信したエフェメリスデータや時刻補正デー
タに基づいて測位を行う測位プログラムや、携帯電話機
10とデータ通信を行うための通信制御プログラムや、
ユーザにナビゲーションサービスを提供するためのナビ
ゲーションプログラムがある。CPU23は、ROM2
4からこれら制御プログラムを読み出して実行すること
により、GPS端末20の各部を制御する。RAM25
は、CPU23のワークエリアとして用いられ、CPU
23によって実行されるプログラムが展開されたり、各
種データが一時的に記憶される。
【0035】表示部26は、液晶ディスプレイや、この
液晶ディスプレイを駆動する液晶ドライバからなり、C
PU23による制御の下で、地図や目的地までの経路等
の各種情報を表示する。操作部27は、各種の操作キー
や、この操作キーに接続されたキー検出回路からなる。
キー検出回路は、ユーザによるキーの押下操作に応じた
検出信号を生成し、生成した検出信号をバス28を介し
てCPU23に供給するようになっている。これによっ
て、CPU23は、ユーザによる操作の内容を把握し、
この操作に応じた処理を実行する。以上が本実施形態の
構成である。
【0036】B:動作 次に、上記構成からなる実施形態の動作について説明す
る。以下では、(1)衛星捕捉基地局31が衛星捕捉情
報を更新し、通常基地局32へ配信する処理、(2)携
帯電話機10が衛星補足基地局31、32から衛星捕捉
情報を取得する処理、(3)GPS端末20による測位
処理、という順序で動作説明を行う。
【0037】(1)衛星補足基地局31による衛星捕捉
情報の更新・配信 まず、図6に示すフローチャートを参照しながら、衛星
捕捉基地局31aの制御装置が311aが衛星捕捉情報
を更新・配信する動作について説明する。図6におい
て、衛星捕捉基地局31aの制御装置311aは、フラ
ッシュメモリから読み出した衛星補足情報生成プログラ
ムを常時実行しており、衛星捕捉情報の更新タイミング
が到来したか否かを判断している(ステップS1)。こ
の更新タイミングは、前回の更新タイミングから所定の
更新期間が経過する時期である。
【0038】ここで、更新タイミングが到来すると(ス
テップS1;Yes)、制御装置311aは、GPS受
信部313aを制御することにより、適当に定められた
1のGPS衛星からGPS信号を受信し、これをハブ3
16aを介して取り込む(ステップS2)。
【0039】次いで、制御装置311aは、取り込んだ
GPS信号から航法メッセージを検出し、更にこの航法
メッセージに含まれるアルマナックデータを抽出する
(ステップS3)。
【0040】次に、制御装置311aは、フラッシュメ
モリに予め記憶している自局の位置と、ステップS2に
おいて抽出したアルマナックデータを解釈して得られる
全GPS衛星の軌道情報とに基づいて、自局の位置から
見て可視エリアにあるGPS衛星を特定し、衛星捕捉情
報を生成する(ステップS4)。また、これと同時に、
制御装置311aによって、各衛星捕捉情報に固有の衛
星捕捉情報IDも生成される。
【0041】次いで、制御装置311aは、生成した衛
星捕捉情報及び衛星補足情報IDををフラッシュメモリ
にいったん記憶し(ステップS5)、記憶した衛星捕捉
情報及び衛星補足情報IDを携帯電話網30の通信線を
介して通常基地局32a、32bに配信する(ステップ
S6)。このように、衛星捕捉基地局31の制御装置3
11は、上述した衛星捕捉情報の更新・配信処理を更新
タイミングが到来する度に繰り返し行う。
【0042】(2)携帯電話機10による衛星捕捉情報
の受信 次に、図7に示すフローチャートを参照しながら、携帯
電話機10のマイクロプロセッサが基地局31、32か
ら衛星捕捉情報を取得する処理について説明する。通常
基地局32は、上述のようにして衛星捕捉情報及び衛星
補足情報IDの配信を受けると、これを自局のフラッシ
ュメモリにいったん記憶する。そして、通常基地局32
は、次に更新された衛星捕捉情報及び衛星補足情報ID
が配信されてくるまで、フラッシュメモリから読み出し
た衛星捕捉情報及び衛星補足情報IDを、自局の無線セ
ル内に在圏する携帯電話機10に対し制御チャネルを用
いて送信する。同様に、衛星捕捉基地局31も、次の更
新タイミングが到来するまで、自局のフラッシュメモリ
から読み出した衛星捕捉情報及び衛星補足情報IDを、
自局の無線セル内に在圏する携帯電話機10に対し制御
チャネルを用いて送信する。
【0043】さて、図7において、携帯電話機10の電
源が投入されると、無線通信部11が基地局31、32
のいずれかから制御チャネルを用いて送信されてくる各
種制御信号を受信し、マイクロプロセッサ11はこの制
御信号をバス17を介して取り込む(ステップS1
1)。
【0044】制御信号がマイクロプロセッサ11に供給
されると、マイクロプロセッサ11は、この制御信号の
中から各種情報を抽出し、抽出した情報の中に衛星捕捉
情報があるか否かを判断する(ステップS12)。具体
的には、マイクロプロセッサ11は、制御信号の中に衛
星捕捉情報IDが含まれている場合に、衛星捕捉情報が
あると判断する。
【0045】ここで、衛星捕捉情報があると判断された
場合(ステップS12;Yes)、マイクロプロセッサ
11は、受信した衛星捕捉情報IDと、フラッシュメモ
リ11aに記憶されている衛星捕捉情報IDとが一致す
るか否かにより、衛星捕捉情報の更新の要否を判断する
(ステップS13)。なぜなら、同じ衛星捕捉情報ID
であれば同一の衛星捕捉情報であるので、更新の必要は
ないからである。
【0046】ここで、更新要と判断された場合(ステッ
プS13;Yes)、マイクロプロセッサ11は、受信
した衛星捕捉情報及び衛星補足情報IDをフラッシュメ
モリ11aに上書きして更新する(ステップS14)。
そして、マイクロプロセッサ11の処理はステップS1
1に戻る。マイクロプロセッサ11は、以上の処理を繰
り返し行う。
【0047】(3)GPS端末20による測位処理 次に、GPS端末20がナビゲーション処理を実行する
場合を例に挙げて、GPS端末20による測位処理を説
明する。図8に示すシーケンスにおいて、まずユーザが
携帯電話機10とGPS端末20とを通信ケーブルによ
って接続し、これら携帯電話機10或いはGPS端末2
0に対し所定の操作を行うと、携帯電話機10とGPS
端末20との間でハンドシェイク等の処理が行われ、通
信コネクションが確立する(ステップS21)。
【0048】次いで、ユーザがGPS端末20の操作部
27を用いて測位を指示する操作を行うと、GPS端末
20はこの操作を受け付け、ROM24から測位プログ
ラムを読出し、これを起動する(ステップS22)。
【0049】次いで、GPS端末20は、衛星捕捉情報
を要求する要求信号を通信ケーブルを介して携帯電話機
10に送信する(ステップS23)。
【0050】これに応じて、携帯電話機10は、フラッ
シュメモリ11aに記憶している衛星捕捉情報を読み出
し(ステップS24)、これを通信ケーブルを介してG
PS端末20に送信する(ステップS25)。
【0051】GPS端末20は、携帯電話機10から衛
星捕捉情報を受信すると、この衛星捕捉情報に含まれて
いる識別情報に基づいてGPS衛星を特定し(ステップ
S26)、特定したGPS衛星から送信されてくるGP
S信号の受信処理を開始する(ステップS27)。
【0052】GPS端末20はGPS信号を受信する
と、このGPS信号に含まれているエフェメリスデータ
に基づいて自身の位置を測位する(ステップS28)。
より具体的には、GPS端末20は、衛星捕捉情報によ
って特定されるGPS衛星に割り当てられたC/Aコー
ドを順次生成しながら、対応するGPS衛星から受信し
たGPS信号とのコード相関処理を行い、次いで、この
コード相関処理によって検出されるエフェメリスデータ
や時刻補正データに基づいて各GPS衛星から自端末ま
での擬似距離を計算し、この擬似距離を代入することに
よって得られる4元連立方程式を解くことで自身の位置
を算出するようになっている。
【0053】次いで、GPS端末20は、ナビゲーショ
ンプログラムを起動すると、測位結果に基づいて、表示
部26において地図上に重ね合わせた自端末の位置を表
示し、ユーザに対して経路案内や交通状況案内等のナビ
ゲーションサービスを提供する(ステップS29)。
【0054】このように、本実施形態では、携帯電話機
10が衛星捕捉情報を基地局31から受信しておくこと
により、GPS端末10の測位に必要となる情報を常に
用意しておき、ユーザの操作によってGPS端末10に
対しナビゲーションが指示されて測位する必要が生じた
ときには、携帯電話機10は、記憶しておいた衛星捕捉
情報をGPS端末10に送信し、GPS端末10はこの
衛星捕捉情報を用いて測位を行う。即ち、GPS端末2
0は、アルマナックデータを受信しなくても、可視エリ
アにあるGPS衛星を特定することが可能となり、より
迅速な測位処理を行うことができる。
【0055】C:変形例 (1)携帯電話機10及びGPS端末20の通信形態 実施形態では、携帯電話機10とGPS端末20とが通
信ケーブルを介してデータ通信を行う例を挙げたが、こ
のような有線通信に限らず、ブルートゥース(登録商
標)やHomeRF等の近距離無線通信であってもよ
い。また、実施形態では、携帯電話機10とGPS端末
とが別体である例を説明したが、両者が一体であっても
よい
【0056】(2)衛星捕捉情報の生成主体 実施形態では、特定の衛星補足基地局31が衛星捕捉情
報の生成機能を備えていたが、必ずしもこのような態様
には限定されない。例えば、全ての基地局が各々、衛星
捕捉基地局31と同様の構成を備えておき、それぞれ自
局の位置に基づいた衛星捕捉情報を生成してもよい。こ
の場合、各基地局間で衛星捕捉情報をやり取りする必要
がないので、携帯電話網30内のトラヒックが軽減され
る。また、衛星補足基地局31に代えて、基地局の上位
局である交換局が衛星捕捉情報の生成機能を備えていて
もよい。また、図9に示すように、衛星捕捉情報を生成
する機能を専用に備えたサーバ40を携帯電話網30に
接続して設けてもよい。上述した衛星捕捉情報は、おお
よそ直径150km程度のエリア内では共通のものが利
用可能なことが従来から知られている。従って、まず、
同一の衛星捕捉情報を共有できるエリア(例えば図9に
示すエリアJA−a、JAーb)を決定しておき、サー
バ40はそのエリアJA−a、JAーb毎に衛星補足情
報を生成し、生成した衛生補足情報を対応するエリアJ
A−a、JAーbの各々に含まれる基地局に対して配信
すればよい。この場合、上記サーバはm自身で直接、衛
星補足情報を携帯電話機10に送信するのではなく、衛
星補足情報を各基地局に配信するだけの機能を備えるこ
とになる。ただし、この衛星捕捉情報の共有可能なエリ
アの大きさは、例えば衛星の数や地形等の諸条件によっ
て様々に変化し得る。
【0057】(3)衛星捕捉情報の送信形態 実施形態では、制御チャネルの報知チャネルを用いて衛
星捕捉情報を送信していたが、この他にも、例えば、共
通双方向制御チャネルSCCHや無線パケットサービス
を提供するためのユーザパケットチャネルUPCH、情
報チャネルに付随して用いられ制御情報を転送するため
の付随制御チャネルACCHを用いてもよい。もちろ
ん、通信料金が課金されることを前提に通話チャネルを
用いてもよい。また、携帯電話網30の通信事業者との
間で予めサービス契約を締結したユーザの携帯電話機1
0のみが携帯電話網30から提供される衛星捕捉情報を
利用できるようにしてもよい。この場合、契約ユーザの
携帯電話機10のみが利用できる制御チャネルを設定す
る等の方法が採用できる。或いは、契約ユーザの携帯電
話機10に予め復号鍵をダウンロードさせておき、基地
局31、32から衛星捕捉情報を暗号化して送信し、契
約ユーザの携帯電話機10のみがこれを上記復号鍵によ
り復号化できるようにしてもよい。
【0058】(4)測位処理の主体 実施形態では、GPS端末20が測位処理を行っていた
が、このGPS端末20に代わって、測位に必要な補正
処理等を携帯電話網30に接続された通信ノードに行わ
せてもよい。このようにGPS端末20とネットワーク
側の通信ノードとが連携して測位を行う、いわゆるネッ
トワーク型GPSを利用してもよい。
【0059】(5)プログラムの形態 携帯電話機10が衛星捕捉情報を受信するために実行す
るプログラムは、この携帯電話機10にアプリケーショ
ンプログラムとしてインストールすることが可能であ
る。例えば、携帯電話機10のマイクロプロセッサを用
いて読み取り可能な磁気記録媒体、光記録媒体あるいは
ROMなどの記録媒体に記録して提供することができ
る。また、このようなプログラムを携帯電話網30やイ
ンターネットなどのネットワーク経由で携帯電話機10
に提供することも可能である。同様に、衛星補足基地局
31が衛星捕捉情報を生成し、生成した衛星補足情報を
送信するために実行するプログラムは、この衛星補足基
地局31にアプリケーションプログラムとしてインスト
ールすることが可能である。例えば、衛星補足基地局3
1の制御装置311aを用いて読み取り可能な磁気記録
媒体、光記録媒体あるいはROMなどの記録媒体に記録
して提供することができる。また、このようなプログラ
ムを携帯電話網30やインターネットなどのネットワー
ク経由で衛星補足基地局31に提供することも可能であ
る。
【0060】(6)応用例 実施形態において説明したナビゲーションの例に限ら
ず、測位した位置を用いて様々なサービスをユーザに提
供することができる。例えば、最寄のレストラン等の位
置に関連した情報を提供する位置関連情報提供サービス
や、GPS端末の保持者を第3者が検索する第3者検索
サービス等を提供することができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、所定の
基準に基づいて区分された情報共有エリアにおいて受信
可能なGPS信号の送信元であるGPS衛星を指定する
ための衛星捕捉情報を、情報共有エリアに対応付けて生
成し、生成した衛星捕捉情報を対応する情報共有エリア
内に送信することによりGPS受信手段に供給するの
で、GPS受信手段は取得した衛星捕捉情報に基づい
て、受信対象となるGPS衛星を特定することができ
る。よって、より迅速な測位を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るシステム全体の構成
を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態における衛星補足基地局の構成を
支援すブロック図である。
【図3】 同実施形態におけるチャネル構成を説明する
模式図である。
【図4】 同実施形態における携帯電話機の構成を示す
ブロック図である。
【図5】 同実施形態におけるGPS端末の構成を示す
ブロック図である。
【図6】 同実施形態における衛星補足基地局の制御装
置の動作を示すフローチャートである。
【図7】 同実施形態における携帯電話機のマイクロプ
ロセッサの動作を示すフローチャートである。
【図8】 同実施形態におけるシステム全体の動作例を
示すシーケンス図である。
【図9】 変形例におけるシステム全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】 従来のGPS衛星から送信される航法メッ
セージを示すフォーマット図である。
【図11】 従来のGPSにおいて、端末とGPS衛星
との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
10・・・携帯電話機(移動通信端末)、11・・・無
線通信部(情報受信手段)12・・・通信部(情報出力
手段)、13・・・マイクロプロセッサ(情報受信手
段、情報出力手段、情報記憶手段、情報読み出し手段、
更新判断手段)、13a・・・フラッシュメモリ(情報
記憶手段)、14・・・操作部、15・・・表示部、1
6・・・通話部、17・・・バス、20・・・GPS端
末(GPS受信手段、測位手段)、21・・・通信部、
22・・・GPS受信部(GPS受信手段)、23・・
・CPU(測位手段)、24・・・ROM、25・・・
RAM、26・・・操作部、27・・・表示部、28・
・・バス、30・・・携帯電話網(移動通信網)、31
・・・衛星捕捉基地局(特定基地局、情報送信装置)、
32・・・通常基地局(通常基地局、情報送信装置)、
311・・・制御装置(情報生成手段)、312・・・
信号処理装置(情報送信手段)、313・・・GPS受
信部(情報生成手段)。
フロントページの続き (72)発明者 岩本 剛 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 村田 勝利 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5J062 AA01 AA08 CC07 DD05 DD12 DD22

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の基準に基づいて区分された情報共
    有エリアにおいて受信可能なGPS信号の送信元である
    GPS衛星を指定するための衛星捕捉情報を、前記情報
    共有エリアに対応付けて生成する情報生成手段と、 前記生成した衛星捕捉情報を、対応する前記情報共有エ
    リア内に送信する情報送信手段と、 前記送信された衛星捕捉情報を受信する情報受信手段
    と、 前記受信した衛星捕捉情報によって指定されるGPS衛
    星からGPS信号を受信するGPS受信手段と、 前記GPS受信手段が受信したGPS信号に含まれるデ
    ータに基づいて前記GPS受信手段の位置を算出する測
    位手段とを備えることを特徴とする測位システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の測位システムであっ
    て、 前記情報生成手段は、無線セルを形成する基地局を複数
    収容した移動通信網に設けられ、 前記情報送信手段は、前記情報共有エリアに含まれる前
    記基地局の各々に設けられ、当該基地局によって形成さ
    れる無線セル内に前記衛星捕捉情報を送信することを特
    徴とする測位システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の測位システムであっ
    て、 前記情報共有エリアは、前記基地局が形成する無線セル
    が複数個集まって形成されており、 前記情報生成手段は、前記移動通信網の全ての基地局の
    うちの特定基地局のみに設けられており、予め記憶して
    いる自身の位置と前記GPS衛星の軌道情報とに基づい
    て前記衛星捕捉情報を生成し、 前記情報送信手段は、前記特定基地局と当該特定基地局
    に接続された通常基地局とに設けられており、前記特定
    基地局及び前記通常基地局がそれぞれ形成する無線セル
    内に前記衛星捕捉情報を送信することを特徴とする測位
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の測位システムであっ
    て、 前記情報共有エリアは前記基地局の各々が形成する無線
    セルであり、 前記情報生成手段及び前記情報送信手段は前記基地局の
    各々に設けられており、 前記情報生成手段は、予め記憶している自身の位置と前
    記GPS衛星の軌道情報とに基づいて前記衛星捕捉情報
    を生成し、 前記情報送信手段は、同一の基地局に設けられた前記情
    報生成手段が生成した前記衛星捕捉情報を、当該基地局
    が形成する無線セル内に送信することを特徴とする測位
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の測位システムであっ
    て、 前記情報共有エリアは、前記基地局が形成する無線セル
    が複数個集まって形成されており、 前記情報生成手段は、複数の基地局を収容する交換局に
    設けられており、予め記憶している自身の位置と前記G
    PS衛星の軌道情報とに基づいて前記衛星捕捉情報を生
    成し、 前記情報送信手段は、前記交換局に収容される複数の基
    地局の各々に設けられており、当該基地局がそれぞれ形
    成する無線セル内に前記衛星捕捉情報を送信することを
    特徴とする測位システム。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の測位システムであっ
    て、 前記情報共有エリアは、前記基地局が形成する無線セル
    が複数個集まって形成されており、 前記情報生成手段は、前記移動通信網に接続されたサー
    バに設けられており、前記情報共有エリアの位置と前記
    GPS衛星の軌道情報とに基づいて前記衛星捕捉情報を
    生成し、 前記情報送信手段は、前記情報生成手段が生成した衛星
    捕捉情報を、対応する情報共有エリアに含まれる基地局
    が形成する無線セル内に送信することを特徴とする測位
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1に記載の測位
    システムであって、 前記情報受信手段が受信した衛星捕捉情報を記憶する情
    報記憶手段と、 前記GPS受信手段からの要求に応じて、前記記憶して
    いる衛星捕捉情報を前記情報記憶手段から読み出す情報
    読み出し手段とを備え、 前記GPS受信手段は、前記要求に応じて前記情報読み
    出し手段が読み出した衛星捕捉情報によって指定される
    GPS衛星からGPS信号を受信することを特徴とする
    測位システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の測位システムであっ
    て、 前記情報受信手段、前記情報記憶手段及び前記情報読み
    出し手段は、移動通信網に収容される移動通信端末に設
    けられ、 前記GPS受信手段は、前記移動通信端末と通信接続さ
    れ、ユーザに対して位置に関連したサービスを提供する
    GPS端末に設けられることを特徴とする測位システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の測位システムであっ
    て、 前記情報受信手段が受信した衛星捕捉情報と、前記情報
    記憶手段が記憶している衛星捕捉情報とを比較して、当
    該情報記憶手段が記憶している衛星捕捉情報を更新する
    必要があるか否かを判断する更新判断手段を備え、 前記情報記憶手段は、前記更新判断手段が衛星捕捉情報
    の更新要と判断した場合に、前記情報受信手段が受信し
    た衛星捕捉情報を記憶することを特徴とする測位システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の測位システムであっ
    て、 前記情報送信手段は、前記基地局と前記情報受信手段と
    の間で形成される複数種類の通信チャネルの内、制御情
    報の送受信を行うための制御チャネルを用いて前記衛星
    捕捉情報を送信することを特徴とする測位システム。
  11. 【請求項11】 所定の基準に基づいて区分された情報
    共有エリアにおいて受信可能なGPS信号の送信元であ
    るGPS衛星を指定するための衛星捕捉情報を、当該情
    報共有エリア内に設置された情報送信装置から受信する
    情報受信手段と、 前記受信した衛星捕捉情報を、前記GPS信号を受信す
    るGPS受信手段に出力する情報出力手段とを備えた移
    動通信端末。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の移動通信端末であ
    って、 前記情報受信手段が受信した衛星捕捉情報を記憶する情
    報記憶手段と、 前記GPS受信手段の要求に応じて前記記憶している衛
    星捕捉情報を前記情報記憶手段から読み出す情報読み出
    し手段とを備え、 前記情報出力手段は、前記GPS受信手段の要求に応じ
    て前記情報読み出し手段が読み出した衛星捕捉情報を前
    記GPS受信手段に出力することを特徴とする移動通信
    端末。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の移動通信端末であ
    って、 前記情報受信手段が受信した衛星捕捉情報と、前記情報
    記憶手段が記憶している衛星捕捉情報とを比較して、当
    該情報記憶手段が記憶している衛星捕捉情報を更新する
    必要があるか否かを判断する更新判断手段を備え、 前記情報記憶手段は、前記更新判断手段が衛星捕捉情報
    の更新要と判断した場合に、前記情報受信手段が受信し
    た衛星捕捉情報を記憶することを特徴とする移動通信端
    末。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13のいずれか1に記載
    の移動通信端末であって、 前記移動通信端末は携帯電話網に収容される携帯電話機
    であり、 前記情報送信装置は、前記携帯電話網に収容され、携帯
    電話機と無線通信を行う基地局であることを特徴とする
    移動通信端末。
  15. 【請求項15】 所定の基準に基づいて区分された情報
    共有エリアにおいて受信可能なGPS信号の送信元であ
    るGPS衛星を指定するための衛星捕捉情報を、前記情
    報共有エリアに対応付けて生成する情報生成手段と、 前記生成した衛星捕捉情報を、対応する前記情報共有エ
    リア内に送信する情報送信手段とを備えることを特徴と
    する情報送信装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の情報送信装置であ
    って、 前記情報送信装置は、移動通信網に収容される基地局で
    あることを特徴とする情報送信装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の情報送信装置であ
    って、 前記情報送信手段は、前記情報共有エリア内に位置する
    移動通信端末との間で形成される複数種類の通信チャネ
    ルの内、制御情報の送受信を行うための制御チャネルを
    用いて前記衛星捕捉情報を送信することを特徴とする情
    報送信装置。
  18. 【請求項18】 コンピュータに、 所定の基準に基づいて区分された情報共有エリアにおい
    て受信可能なGPS信号の送信元であるGPS衛星を指
    定するための衛星捕捉情報を、当該情報共有エリア内に
    設置された情報送信装置から受信する情報受信機能と、 前記受信した衛星捕捉情報を、前記GPS信号を受信す
    るGPS受信手段に出力する情報出力機能とを実現させ
    るためのプログラム。
  19. 【請求項19】 コンピュータに、 所定の基準に基づいて区分された情報共有エリアにおい
    て受信可能なGPS信号の送信元であるGPS衛星を指
    定するための衛星捕捉情報を、前記情報共有エリアに対
    応付けて生成する情報生成機能と、 前記生成した衛星捕捉情報を、対応する前記情報共有エ
    リア内に送信する情報送信機能とを実現させるためのプ
    ログラム。
  20. 【請求項20】 請求項18または19に記載のプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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