JP2003042816A - 発光指針 - Google Patents

発光指針

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JP2003042816A
JP2003042816A JP2001231680A JP2001231680A JP2003042816A JP 2003042816 A JP2003042816 A JP 2003042816A JP 2001231680 A JP2001231680 A JP 2001231680A JP 2001231680 A JP2001231680 A JP 2001231680A JP 2003042816 A JP2003042816 A JP 2003042816A
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JP
Japan
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light
pointer
light emitting
indicator
drive shaft
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JP2001231680A
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English (en)
Inventor
Naomichi Shoji
直路 正司
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な表示意匠を備えた発光指針とし、指針
表示のデザイン性,装飾性を高めることのできる発光指
針の提供をするものである。 【解決手段】 計器本体1の駆動軸2に対し略直交方向
に伸長する透光性材料からなる指示部6,6aと、駆動
軸2を回動中心とするとともに指示部6,6aと接続さ
れる指針基部7と、この指針基部7を被覆する遮光性材
料からなる遮光体8と、この遮光体8の周囲から露出す
るとともに指針基部7に形成された発光部16とを備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両などの
乗り物に搭載される速度計、エンジン回転計などの計器
本体の駆動軸に装着される発光指針に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車,オートバイなど車両の
インストルメントパネルに搭載されるアナログ式計器に
おいては、通常、夜間走行時やトンネル内走行時などの
周囲が暗い状況下でも運転者が指針の指示状態を視認で
きるよう発光指針を備えている。
【0003】この種の発光指針としては、アクリル,ポ
リカーボネートなどの透光性合成樹脂材料からなる長手
状の指示部を交差コイル式計器本体などムーブメントの
駆動軸先端に略直交状態に固着し、この指示部の回動中
心領域に照明光を導入して指示部を光輝させるための光
導入部を設け、この光導入部を含む前記指示部の回動中
心領域周囲を遮光性の合成樹脂材料からなる指針キャッ
プで覆って指針を構成し、この指針の下方に文字,目盛
などが形成された表示板を隔てて前記指示部と同様な透
光性合成樹脂材料からなる導光体を設け、この導光体に
ランプなどの光源を配置するとともに、前記光導入部と
対向する前記導光体位置に、前記光源の照明光を前記光
導入部に向けて照射する照射部を設け、この照射部から
照射される照明光を前記光導入部を介して前記指示部に
取り入れることにより、指針の照明表示を行うものが知
られている(例えば特開平5−216419号公報,実
開平5−55023号公報,実開平4−47619号公
報,実開平1−129623号公報など参照)。
【0004】また、このように前記光源からの照明光を
導いて前記指示部を照明する前記発光指針にあっては、
前記指示部の指示領域を拡大するために、前記指示部の
回動中心領域の上面側を指針キャップに形成した開口部
から露出させ、この露出した部分を前記指示部と連続し
て光輝させる構造(例えば実開平1−124596号公
報,実開昭60−35217号公報,実開昭60−35
216号公報など参照)など、種々の発光指針が提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
例は、いずれも発光指針の表示意匠特に指示部の形状
は、直線を主体とした形状であり、指針表示のデザイン
性,装飾性を高めることができないという問題を有して
いる。
【0006】本発明は、この点に鑑みなされたもので、
新規な表示意匠を備えた発光指針とし、指針表示のデザ
イン性,装飾性を高めることのできる発光指針の提供を
主な目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、計器本体の駆動軸に対し略直交方向に伸長
する透光性材料からなる指示部と、前記駆動軸を回動中
心とするとともに前記指示部と接続される指針基部と、
この指針基部を被覆する遮光性材料からなる遮光体と、
この遮光体の周囲から露出するとともに前記指針基部に
形成された発光部とを備えたものである。
【0008】また、前記指針基部に形成された光導入部
を前記遮光体の下方に対応する範囲内に設けたものであ
る。
【0009】また、前記光導入部に対応して形成された
開口をそなえるとともに前記指針基部の下方を覆う下カ
バーを設け、この下カバーに前記開口より外側に下方向
に延びるスカート部を設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、計器本体1の駆動軸2
に対し略直交方向に伸長する透光性材料からなる指示部
6,6aと、駆動軸2を回動中心とするとともに指示部
6,6aと接続される指針基部7と、この指針基部7を
被覆する遮光性材料からなる遮光体8と、この遮光体8
の周囲から露出するとともに指針基部7に形成された発
光部16とを備えたものである。このように構成したこ
とにより、新規な表示意匠を備えた発光指針5とし、指
針表示のデザイン性,装飾性を高めることのできる発光
指針を提供することができる。
【0011】また本発明は、指針基部7に形成された光
導入部9を遮光体8の下方に対応する範囲内に設けたも
のである。このように構成したことにより、光導入部9
からの入射する光によるギラつきなどの不快な発光を防
止することが可能な発光指針を提供することができる。
【0012】また本発明は、光導入部9に対応して形成
された開口19aをそなえるとともに指針基部7の下方
を覆う下カバー18を設け、この下カバー18に開口1
9aより外側に下方向に延びるスカート部20を設けた
ものである。このように構成したことにより、下カバー
18で反射した光による光漏れを防止することが可能な
発光指針を提供することができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に記載した実施例に基づき本
発明を説明する。
【0014】図1から図9は、本発明の発光指針の一実
施例を示すもので、本実施例では速度計,回転計,水温
計,燃料計などに用いられる計器本体1により駆動され
る駆動軸2を、文字,目盛など(図示しない)が形成さ
れた表示板3の孔部4に臨み、この駆動軸2の先端に発
光指針5を装着している。
【0015】発光指針5は、駆動軸2に対し略直交状態
に伸長し、表示板3の文字,目盛などを指し示すアクリ
ル,ポリカーボネートなどの透光性合成樹脂材料から形
成される長い指示部6と、駆動軸2を挟んで反対側に形
成される短い指示部6aとを有し、また、指示部6に
は,駆動軸2を回動中心とするとともに指示部6と同一
材料にて一体に形成されている指針基部7を備えてい
る。
【0016】この指針基部7の一部は遮光性を備えた黒
色の遮光体8で覆われている。この遮光体8には、駆動
軸2の先端に圧入して駆動軸2に連結するための筒状の
固定部8aが一体に延長形成されている。
【0017】指針基部7には、後述する光源からの光を
指針基部7内部に取り込むための光導入部9を備えてい
る。この光導入部9は遮光体8でその上方を覆われてお
り、運転者は光導入部9を直接視認することは不可能で
ある。光導入部9の上方には、長い指示部6側に光を反
射する2つの反射面10と、短い指示部6a側に光を反
射する2つの反射面11a,11bが形成されている。
また、環状に形成され内側に位置する第1の反射面12
と、外側に位置する第2の反射面13とを備えている。
指針基部7の中央には、固定部8aが貫通する孔14が
形成されており、また、第2の反射面13の外側には、
壁部15が上方向に向かって広がるように形成されてお
り、指針基部7はカップ形状をなしている。この壁部1
5の上面は、指示部6,6aと連続した面を構成してお
り、壁部15の上面が本発光指針の発光部16を構成し
ている。この発光部16は発光指針5を上から見た場合
に、遮光体8の周囲から露出するように位置している。
【0018】また、図7で示すように、指針基部7の背
面側には光導入部9を除いて、また、指示部6,6aの
背面側には、運転者が発光部16や指示部6,6aを視
認可能とする適宜有色材料(例えば赤色)からなる着色
表示層17が印刷,ホットスタンプなどの手段により形
成されている(図7中斜線で示されている部分)。指針
基部7に形成した着色表示層17を形成した位置は、第
1,第2の反射面12,13にて反射された光を発光部
16側に反射する部分でもある。
【0019】また、本実施例においては、指針基部7の
下側に下カバー18が設けられている。この下カバー1
8は指針基部7の下側を覆うようにカップ形状である
が、下カバー18の平板状のベース部19には、指針基
部7の光導入部9に対応する部分に開口19aを備えて
いる。また、下カバー18のベース部19には、開口1
9aの外側に、本実施例では、ベース部19の全周にわ
たって下方向に延びるスカート部20が設けられてい
る。このスカート部20は、光源22からの光が上方向
に漏れないためと、ベース部19の裏面で反射した光源
22からの光が漏れないために設けてあるものである。
【0020】光源22は、表示板3の下方に位置して例
えば計器本体1が固定される回路基板21に取付配設さ
れたチップ型の発光ダイオードなどからなるものであ
る。23は、光源22からの光の損失を抑えつつ光導入
部9に導くための筒体であり、この筒体23は白色の合
成樹脂材料からなり、表示板3を保持する役割も担って
いる。なお、Wは指針バランス用のおもりであり、遮光
体8と指針基部7との間に配置される。
【0021】次に、本発明の発光指針5の組みつけるた
めの構造を説明する。
【0022】図4に示すように、指針基部7と遮光体8
とを固定するために、固定部8aの外周の中程には、指
針基部7の孔14に係止する爪24が2つ形成されてい
る。また、指針基部7と下カバー18とを固定するため
に、指針基部7の下側外周に2つの爪25を備えてお
り、下カバー18には、爪25と係止する係止部26が
形成されている。以上の固定手段を固定することによ
り、指針基部7,遮光体8,下カバー18及びおもりW
が固定される。
【0023】次に、本発明の発光指針5の発光について
説明する。長い指示部6ついては、光源22からの光が
光導入部9から指針基部7に入り、駆動軸2方向に対し
て45度傾斜した2つの反射面10によって指示部6側
に供給されて指示部6が発光する。
【0024】短い指示部6aについては、指示部6と同
様に光導入部9から指針基部7に入り、駆動軸2方向に
対して45度傾斜した2つの反射面11a,11bによ
って指示部6a側に供給されて指示部6aが発光する。
【0025】発光部16については、光源22からの光
が光導入部9から指針基部7に入り、傾斜した第1の反
射面12によって、第2の反射面13に光を導き、次い
で、第2の反射面13によって、着色表示層17を設け
た指針基部7下面に光を導き、この着色表示層17の反
射によって、発光部16が発光する。
【0026】このように発光することにより、指示部
6,6aと発光部16とがほぼ連続した面として発光す
る。
【0027】特に、発光部16を構成する壁部15が上
方向に向かって広がるように形成されているため、光導
入部9から入った光が運転者に直接視認されることが防
止できるので、発光時のギラつきなどの不快な発光を防
止することができる。また、光源からの直接光を視認す
ることができないため、発光指針5の指示部6,6aや
発光部16の上面に遮光性の着色層などを施さなくとも
よいため、その分、安価な発光指針5を提供することが
できる。なお、必要に応じて指示部6,6aや発光部1
6の上面に遮光性の着色層などを施してもよいことは言
うまでもない。
【0028】なお、本実施例では指示部6,6aは2つ
形成してあるが、必ずしも2つ必要であるわけではな
く、長い指示部6のみの構成としてもよい。この場合
は、前記実施例に記載した反射面11a,11bを設け
ず、第1,第2の反射面12,13を形成することとな
る。
【0029】また、本実施例では,遮光体8に駆動軸2
を連結するための筒状の固定部8aが形成されている
が、本実施例に限定されるものではなく、たとえば、下
カバー18に形成してもよい。この場合は、図示してい
ないが、下カバー18の光導入部9の中心部に、筒状の
固定部8aを配置し、この固定部8aと下カバー18と
を梁によって連結する構造などでもよい。
【0030】
【発明の効果】以上、本発明によれば、初期の目的を達
成することができ、新規な表示意匠を備えた発光指針と
し、指針表示のデザイン性,装飾性を高めることのでき
る発光指針の提供をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の上面図。
【図2】同実施例の側面図。
【図3】同実施例の正面図。
【図4】図1中A−A線の断面図。
【図5】図1中B−B線の断面図。
【図6】同実施例の指示部と指針基部の上面図。
【図7】同実施例の指示部と指針基部の裏面図。
【図8】同実施例の発光指針を駆動軸に固定した要部断
面図。
【図9】同実施例の発光指針を駆動軸に固定した要部断
面図。
【符号の説明】
1 計器本体 2 駆動軸 6,6a 指示部 7 指針基部 8 遮光体 9 光導入部 16 発光部 18 下カバー 19a 開口 20 スカート部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器本体の駆動軸に対し略直交方向に伸
    長する透光性材料からなる指示部と、前記駆動軸を回動
    中心とするとともに前記指示部と接続される指針基部
    と、この指針基部を被覆する遮光性材料からなる遮光体
    と、この遮光体の周囲から露出するとともに前記指針基
    部に形成された発光部とを備えたことを特徴とする発光
    指針。
  2. 【請求項2】 前記指針基部に形成された光導入部を前
    記遮光体の下方に対応する範囲内に設けたことを特徴と
    する請求項1記載の発光指針。
  3. 【請求項3】 前記光導入部に対応して形成された開口
    をそなえるとともに前記指針基部の下方を覆う下カバー
    を設け、この下カバーに前記開口より外側に下方向に延
    びるスカート部を設けたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の発光指針。
JP2001231680A 2001-07-31 2001-07-31 発光指針 Pending JP2003042816A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215170A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 カルソニックカンセイ株式会社 計器用指針構造
JP2018105672A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 日本精機株式会社 計器用発光指針

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215170A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 カルソニックカンセイ株式会社 計器用指針構造
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