JP2003042503A - 空調自動調整装置 - Google Patents

空調自動調整装置

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JP2003042503A
JP2003042503A JP2001234067A JP2001234067A JP2003042503A JP 2003042503 A JP2003042503 A JP 2003042503A JP 2001234067 A JP2001234067 A JP 2001234067A JP 2001234067 A JP2001234067 A JP 2001234067A JP 2003042503 A JP2003042503 A JP 2003042503A
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JP
Japan
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temperature
air
equipment
conditioning
pattern
Prior art date
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JP2001234067A
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English (en)
Inventor
Takayuki Naota
孝幸 直田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種機器の温度上昇に応じて空調機器の温度
設定を変える空調自動調整装置を提供すること。 【解決手段】 アンペアメーター10は、各映像音響機
器211〜21nで消費している電流を測定し、発熱量演
算部11は、予め設定された時間間隔毎にアンペアメー
ター10が測定した総消費電流量から総消費熱量を算出
し、空調設定温度演算部12は、発熱量演算部11で算
出した総消費熱量から空調機器22に設定する温度を算
出し、算出した温度が現在空調機器22に設定している
温度から変化していれば算出した温度を空調機器22に
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像音響機器ラッ
ク内の温度上昇に対応し、空調機器の温度設定を自動調
整する空調自動調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像音響機器ラックを設置したホ
ールなどの会場の空調機器の温度設定は、映像音響機器
の温度上昇に関わらず、映像音響機器の総熱量を基に決
めた空調機器の容量に基づいて一定の温度に設定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の空調機器の温度設定では、映像音響機器の温度上昇
に関わらず一定温度に設定しているため、映像音響機器
を設置した会場の温度を必要以上に下げてしまうという
問題があった。
【0004】また、夏場など空調設備の入れ忘れにより
映像音響機器部品の補償温度以上になり映像音響機器の
正常動作を妨げることがあった。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、各種機器の温度上昇に応じて空調機器
の温度設定を変える空調自動調整装置を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空調自動調整装
置は、ラック内の各種機器の消費電流を測定し全ての前
記機器の消費電流量である総消費電流量を出力する電流
測定部と、前記電流測定部より出力された前記総消費電
流量から総消費熱量を算出する発熱量演算部と、前記発
熱量演算部により算出された前記総消費熱量に基づいて
前記ラックが設置されている場所の空調機器の設定温度
を算出し、前記算出した設定温度を前記空調機器に設定
する空調設定温度演算部とを備えた構成を有している。
この構成により、ラック内の各種機器の消費電流に基づ
いて空調機器の設定温度が変えられることとなる。
【0007】ここで、予め設定されたパターン毎に前記
空調機器に設定する設定温度が登録され、前記パターン
のうちいずれかが指定されると、指定されたパターンに
対応した設定温度を前記空調機器に設定するパターン設
定部を設けることは好ましい。この構成により、予め設
定されたパターンが指定されると、そのパターンに対応
した設定温度が空調機器に設定されることとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る空調
自動調整装置の第1の実施の形態を示す図である。
【0009】図1に示すように、本実施形態の空調自動
調整装置1は、システム電源スイッチ40により電源を
各種映像音響機器211〜21nに供給する電源部20と
各映像音響機器211〜21nとの間に設けられ、各映像
音響機器211〜21nで消費している電流を測定するア
ンペアメーター(電流測定部)10と、アンペアメータ
ー10が測定した総消費電流量から総消費熱量を算出す
る発熱量演算部11と、発熱量演算部11で算出した総
消費熱量から空調機器22に設定する温度を算出する空
調設定温度演算部12とを備え、電源部20、映像音響
機器211〜21nとともに映像音響機器ラック30内に
収納されている。
【0010】一般に映像音響機器ラック30の放熱方法
が換気による場合、大気が流入すると同時に周囲よりΔ
Tだけ高い温度の空気が排出されるため、映像音響機器
ラック30はΔTに比例した熱量を失うこととなる。こ
の場合の熱量は、 Q=γ・C・V・ΔT ……… で算出される。ここで、γ:空気の比重(1.12kg
/m3)、C:空気の比熱(0.24kcal/kg
℃)、V:換気流量(m3/h)、Q:熱量(kca
l)、ΔT:ラック内温度上昇(℃)である。この式か
ら換気流量Vは、 V=Q/(γ・C・ΔT) ……… で算出される。
【0011】映像音響機器ラック30に取り付けたファ
ンの換気流量を10m3/minとすると、上記式によ
りラック内温度上昇ΔTは、ΔT>Q/(1.12(kg/
3:空気の比重)×0.24(kcal/kg℃:空気の
比熱)×10(m3/min:換気流量)×60(mi
n))=Q/161.28 (kcal/℃h) ……… となり、映像音響機器ラック30内の映像音響機器の部
品補償温度を55℃とし、映像音響機器ラック30内の
映像音響機器間での積み重ねによる機器間放射熱を5℃
とすると、ラック内温度上昇ΔTは、 ΔT=55(℃:機器補償温度)−T(周囲温度)−5(℃:機器間放射熱) ……… となり、上記式と合わせると、 T<50−Q/161.28 …… となる。
【0012】空調設定温度演算部12は、アンペアメー
ター10が測定した映像音響機器211〜21nの総消費
電流量から発熱量演算部11が算出した総消費熱量を上
記式のQに代入して空調機器22に設定する温度を算
出し、その温度を空調機器22に設定するようになって
いる。
【0013】具体的には、発熱量演算部11は、予め設
定された時間間隔毎にアンペアメーター10が測定した
総消費電流量から総消費電力/0.83でワットからカ
ロリーへの単位の変換により総消費熱量を算出し、空調
設定温度演算部12に出力する。
【0014】空調設定温度演算部12は、総消費熱量が
入力されると、上記式により空調機器22に設定する
温度を算出し、算出した温度が現在空調機器22に設定
している温度と変化しているかを判定し、変化していれ
ば算出した温度を空調機器22に設定する。
【0015】以上のように、本実施形態の空調自動調整
装置は、アンペアメーター10で測定した映像音響機器
211〜21nが消費している総消費電流量から総消費熱
量を算出し、この総消費熱量に基づいて空調機器22に
設定する温度を算出しているので、映像音響機器211
〜21nの温度上昇に応じて空調機器22の温度設定を
変えることができ、映像音響機器を設置した会場の温度
を適切に保つことができる。
【0016】次に、図2は本発明発明に係る空調自動調
整装置の第2の実施の形態を示す図である。なお、本実
施の形態は、上述の第1の実施の形態と略同様に構成さ
れているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴
部分のみ説明する。
【0017】図2に示すように、本実施の形態において
は、各催事毎に変わる各映像音響機器211〜21nの設
定の情報を、各催事毎に1つのパターンとして、各パタ
ーンを識別する番号などのパターン識別情報と関連付け
て記憶し、このパターン識別情報にてパターンが指定さ
れると、そのパターンに対応した設定の情報に基づいて
各映像音響機器211〜21nへの設定を行うパターン制
御部23を備えており、空調自動調整装置2は、このパ
ターンに対応した空調機器22への設定温度が予め登録
されており、指定されたパターンに対応する登録されて
いる設定温度を空調機器22に設定するパターン設定部
13を備えている。
【0018】パターン制御部23は、パターン識別情報
によりパターンが指定されると、そのパターンに対応し
た設定の情報に基づいて各映像音響機器211〜21n
の設定を行うとともに、パターン設定部13に指定され
たパターン識別情報を出力する。
【0019】パターン設定部13は、パターン制御部2
3からパターン識別情報が入力されると、入力されたパ
ターン識別情報が既に登録されているか検索し、既に登
録されている場合は、登録されている設定温度を空調機
器22に設定する。
【0020】入力されたパターン識別情報が未だ登録さ
れていないものである場合は、入力されたパターン識別
情報を新規に登録エリアに登録し、予め設定された時間
のタイマを設定して空調設定温度演算部12からの温度
設定を待つ。
【0021】一方、パターン制御部23による各映像音
響機器211〜21nへの設定が行われると、その設定に
応じた電流が各映像音響機器211〜21nに流れ、その
電流をアンペアメーター10が測定し、発熱量演算部1
1が予め設定された時間間隔毎に総消費熱量を算出し、
空調設定温度演算部12が空調機器への設定温度を算出
し、現在の設定温度と変わっていれば空調機器22に温
度を設定するとともに、パターン設定部13にも設定温
度を出力する。
【0022】空調設定温度演算部12からの温度設定を
待っているパターン設定部13は、この設定温度が入力
されると、その設定温度を新規に登録したパターン識別
情報に関連付けて登録し、設定したタイマをリセットす
る。
【0023】また、空調設定温度演算部12が算出した
設定温度が現在の設定温度と変わっていないため設定温
度が出力されないと、パターン設定部13では、設定し
たタイマがタイムアウトし、タイマがタイムアウトする
と、パターン設定部13は現在の設定温度を新規に登録
したパターン識別情報に関連付けて登録する。
【0024】以上のように、本実施の形態の空調自動調
整装置は、映像音響機器211〜21nの設定のパターン
毎に設定温度を登録するパターン設定部13を設け、パ
ターンが指定されると、パターン設定部13がそのパタ
ーンに対応した設定温度を空調機器22に設定している
ので、予め登録されたパターンが指定されたときは、空
調機器22の温度設定を迅速に行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各種機器の消費電流から消費熱量を求め、この消費熱量
に基づいて空調機器に設定する温度を算出することによ
り、各種機器の温度上昇に応じて空調機器の温度設定を
変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の空調自動調整装置
を示す概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態の空調自動調整装置
を示す概略ブロック図
【符号の説明】
1,2 空調自動調整装置 10 アンペアメーター(電流測定部) 11 発熱量演算部 12 空調設定温度演算部 13 パターン設定部 20 電源部 211〜21n 映像音響機器 22 空調機器 23 パターン制御部 30 映像音響機器ラック 40 システム電源スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラック内の各種機器の消費電流を測定し
    全ての前記機器の消費電流量である総消費電流量を出力
    する電流測定部と、前記電流測定部より出力された前記
    総消費電流量から総消費熱量を算出する発熱量演算部
    と、前記発熱量演算部により算出された前記総消費熱量
    に基づいて前記ラックが設置されている場所の空調機器
    の設定温度を算出し、前記算出した設定温度を前記空調
    機器に設定する空調設定温度演算部とを備えたことを特
    徴とする空調自動調整装置。
  2. 【請求項2】 予め設定されたパターン毎に前記空調機
    器に設定する設定温度が登録され、前記パターンのうち
    いずれかが指定されると、指定されたパターンに対応し
    た設定温度を前記空調機器に設定するパターン設定部を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の空調自動調整
    装置。
JP2001234067A 2001-08-01 2001-08-01 空調自動調整装置 Pending JP2003042503A (ja)

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