JP2003040489A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003040489A JP2001223071A JP2001223071A JP2003040489A JP 2003040489 A JP2003040489 A JP 2003040489A JP 2001223071 A JP2001223071 A JP 2001223071A JP 2001223071 A JP2001223071 A JP 2001223071A JP 2003040489 A JP2003040489 A JP 2003040489A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙収納カセットの抜差しのタイミングで用
紙検出光学センサの光量調整をすることで、紙粉等によ
るジャム誤検知を防止する。 【解決手段】印刷動作中に、用紙カセット240の用紙
がなくなると、給紙動作を停止しオペレータに用紙の補
給を促す。そして、オペレータが、用紙カセットを引き
抜き、用紙を補給し、用紙カセットを正常に装着する。
その時、用紙無しから用紙有りの状態の遷移を用紙有無
検知センサ230で検知すると共に用紙カセットが引き
出された状態から正常に装着された状態の遷移を開閉検
知センサ231で検知して、紙検出光学式センサ20
2、203の発光量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙搬送路の用紙
有無検知手段として光を発光する発光素子と前記発光素
子から出力される光の反射光を受光する受光素子を有す
る画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置では紙搬送路の紙検
知手段として機械的な検知方法であるフォトインタラプ
タを使用している。フォトインタラプタはフォトカプラ
内の発光素子と受光素子の間に可動の板を有し、記録用
紙を検知していない時は発光素子側からの光が遮られる
ことなく受光素子側に到達できる為、一定の電圧が出力
される。
【0003】これに対して、記録用紙を検知している時
は、記録用紙が可動の板に突き当たることによって板が
動き、発光側から出力される光が受光側に届く前に遮ら
れる為、出力が出ない。両者の出力電圧の有無によって
記録用紙の有無を判断することができる。しかし、記録
用紙が通過した直後は、板がバネ等の力によって元の位
置に戻ろうとする。この時、板はバネの反動によって振
動しながら元の位置に戻る為、出力レベルが紙の有無レ
ベル近傍を振動し用紙有りから用紙無しを正常に検知す
るまでの時間がかかってしまうという欠点がある。
【0004】用紙送りを高速にかつ正確に行う為には、
用紙間隔を一定に保つ必要があり、その為には記録用紙
の先端および後端を判断しなければならない。前記フォ
トインタラプタの機械的な振動によるチャタリングが存
在すると記録用紙の後端を正確に検知することができな
い。
【0005】これを防ぎ、高速に用紙の有無を検知する
為に反射型光学式検知センサが用いられてきている。反
射型光学式検知センサは記録用紙と反射率の高い材質の
板との反射強度の違いによって出力が異なることを利用
する為、記録用紙に対して非接触な検知手段であり、か
つ高速の検知手段である。
【0006】しかし、反射型光学式検知センサは出力値
が変動してしまうという欠点がある。出力が変化する要
因として、耐久による発光素子および受光素子の劣化や
用紙送り時の紙粉によって反射板の反射率が劣化するこ
とが考えられる。この対処策として従来は、装置の主電
源が投入された時反射型光学式検知センサの発光量を調
節し、出力電圧を一定にする手段が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】反射型光学式検知セン
サの動作中の特性劣化に対して、主電源投入時にのみ調
整を行う方法では、印刷枚数の多い高速機においては、
調整の間隔が開き過ぎてしまい不十分な場合がある。つ
まり、主電源が投入されてから、電源が切られて次の電
源投入までの間に、特に高速の画像形成装置では、大量
の印刷が実行されるため、用紙搬送中に発生する紙粉
が、反射型光学式検知センサの発光素子または受光素子
上に溜まってしまう。その結果用紙の検出の精度が落
ち、ジャム誤検知の原因となる場合がある。
【0008】また、仮にジョブの前後で調整を行う方式
を採用したとすると、一回のジョブで印刷する枚数が非
常に多かったりした場合は、同様にして、用紙搬送中に
発生する紙粉が、反射型光学式検知センサの発光素子ま
たは受光素子上に溜まってしまう。その結果用紙の検出
の精度が落ち、ジャム誤検知の原因となる場合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、用紙を収納する用紙収納部と前記用紙を
搬送する搬送部材と搬送路と、前記搬送路の用紙の有無
を検知する発光素子と受光素子を有する光学式センサ
と、前記搬送路に配置された少なくとも一つの光学式セ
ンサの発光光量を変更させるドライバとを具備する画像
形成装置において、前記用紙収納部に収納された用紙の
補給動作を検知する用紙補給検知手段を有し、前記用紙
補給検知手段の出力に応じて、前記光学式センサの発光
光量を調整することを特徴とする画像形成装置を提供す
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施形態を図面に
基づいて具体的に説明する。
【0011】図1は、本発明が適用された画像形成装置
の本体内部構造である。この画像形成装置は、用紙の有
無を判断する手段として発光光量を調節可能な反射型光
学式検知機構を具備する給紙部が複数個(34,35,
36,37)配置され、また、大容量の給紙装置15が
装着されている。
【0012】図1に示すように、本実施形態の画像形成
装置は、記録用紙に原稿画像を出力する本体画像出力部
10と、原稿画像のデータを読み取る本体画像入力部1
1、また、本体画像入力部11の上部に自動原稿送り装
置12を備えている。
【0013】本体画像入力部11では、入力部上面の原
稿台に置かれた原稿に図1の左右方向に走査する光源2
1から光を照射される。光は原稿によって反射され、光
学像がミラー22,23,24及びレンズ25を通して
CCD26に結像される。CCD26では結像された画
像が電気信号に変換され、デジタルの画像データとな
る。画像データは、使用者の要求に応じた画像変換が行
われ画像メモリ(不図示)に格納される。
【0014】画像の出力時には、本体画像出力部10に
おいて該画像メモリに格納された画像データを呼び出
し、デジタル信号からアナログ信号に再変換し、光学照
射部27よりレーザービームの光信号として、スキャナ
ー28,レンズ29及びミラー30を介して感光ドラム
31上に照射され、感光ドラム31上を走査する。これ
により感光ドラム31上に原稿画像に対応した静電潜像
を形成する。次に現像器33により、該静電潜像にトナ
ーを載せ、本体内部を搬送されてくる記録用紙上に転写
し、さらに定着ローラー32によって記録用紙上のトナ
ーが定着される。その後、記録用紙は本体画像出力部1
0外に排出され、後処理装置13で使用者の要求に従っ
てステイプルや製本等の後処理がなされる。
【0015】次に、記録用紙給紙系について説明する。
図2は図1の給紙部36および37の拡大図である。給
紙部36には用紙搬送部材である給紙ローラー204、
給紙クラッチ207、引き抜きローラー205、引き抜
きクラッチ206、ピックアップソレノイド208、ピ
ックアップローラー209、を含みおよび用紙搬送路2
21、反射型光学式紙検知センサ202、203を含ん
でいる給紙ユニット201が装着されている。給紙部3
7においても給紙部36における給紙ユニット201と
同様な給紙ユニット211が装着されている。
【0016】給紙時は、まずピックアップソレノイド2
08をオフして、ピックアップローラー209を下げ
て、記録用紙210に押し当てる。そして、ピックアッ
プローラー209を回転させて、給紙を開始する。
【0017】そして、給紙モーターをオンして、給紙ク
ラッチ207はコントローラーから送られる給紙タイミ
ング信号によって、給紙ローラー204に給紙モーター
の動力を伝える。このとき、記録用紙210は給紙ロー
ラー204と2枚目の紙との摩擦力の差により一枚ごと
に給紙され、反射型光学式紙検知センサ202がオンか
らオフになり紙有り検知をする。更に、引き抜きローラ
ー205に向かって、用紙搬送路221へ用紙が搬送さ
れる。
【0018】ピックアップソレノイド208は反射型光
学式紙検知センサ202がオフしてから一定時間後のタ
イミングでオンし、ピックアップローラー209を上に
あげ、続けて2枚目以降が給紙されないようにする。給
紙クラッチ207は反射型光学式紙検知センサ202及
びセンサ反射型光学式紙検知203の検知信号によっ
て、一定のタイミングでオフする。また、反射型光学式
紙検知センサ202の先には給紙ローラー204を経由
して反射型光学式紙検知センサ203があり、両センサ
202、203で用紙の有無を検出することにより、連
続給紙時のタイミングを検知すると同時にジャム等の検
知手段として使われている。
【0019】1枚目の給紙動作が完了するとピックアッ
プソレノイド208はオフし、再びピックアップローラ
ー209を下げて次の用紙の給紙に備える。2枚目以降
の給紙時は再び給紙クラッチ207をオンし、同様の動
作を行う。
【0020】また、図中230と232はそれぞれ用紙
収納部である用紙カセット240、250内部の用紙の
残量及び有無を検知する用紙有無検知センサであり、こ
のセンサにて用紙無しが検知されると操作パネル等を通
じてオペレータに用紙の補給を促す。
【0021】本実施形態の画像形成装置は、現在使用中
の用紙カセットの用紙がなくなった時に、自動的に同サ
イズの用紙を有する他の用紙カセットに切り替える機能
であるオートカセットチェンジ機能を有している。も
し、上記のように、現在使用中のカセットの用紙が無く
なり、且つこのオートカセットチェンジ機能が設定され
ていて、他の用紙カセットに同サイズの用紙が存在すれ
ば、オートカセットチェンジ機能を利用して、他の用紙
カセットから給紙を直ちに開始して、印刷出力を継続す
る。
【0022】用紙収納部である用紙カセットは240、
250は、フロントローディング形の用紙カセットであ
り、それぞれ給紙ユニット201、211とは独立して
引き出せる構成になっている。
【0023】また、231と233は用紙カセットの開
閉を検知するカセット開閉検知センサであり、センサが
オフの場合は、カセットが引き出された状態で、センサ
がオンの場合は、カセットが正常に装着され、閉まった
状態にある。
【0024】図3は本実施形態に用いられている反射板
としてプリズムを用いた反射型光学式センサの断面構成
図である。(A)は紙無し時、(B)は紙有り時の構成
図である。反射板がミラーの場合も同じである。センサ
基板301上には発光素子302、受光素子303が積
載されており、発光素子302と受光素子303はカバ
ー304で覆われている。
【0025】このように、発光素子と受光素子が、用紙
搬送方向上に並べられて、隣接し、密接して配置されて
いる。用紙搬送した場合に、用紙に接触する表面積が、
発光素子と受光素子が対向して配置されているセンサと
比較して大きいため、発光素子から受光素子の光路を塞
ぐ位置であり、搬送される用紙と接触する光学センサ上
面に紙粉が、たまりやすい。
【0026】センサ基板301に対向してミラー又はプ
リズム305が設置されており、(A)の用紙無し時に
は発光素子302から発せられた光がプリズム305で
反射され、受光素子303で反射光が検知される。
【0027】一方(B)に示す用紙有り時には、発光素
子302からの光が記録用紙306によって遮られ、記
録用紙306の反射率がプリズム305よりも低いた
め、受光素子303の出力が小さくなり、受光強度の差
によって記録用紙の有無を判別することができる。
【0028】ただし、発光素子302や受光素子303
に電流を流すと、その電流量や時間によって発光量が弱
くなったり、受光感度が悪くなったりする。その為、定
期的に発光素子の電流を調整し、受光素子303の出力
を一定に保つ必要がある。また、取り付け時の機械的な
傾きや発光素子302、受光素子303の感度の個体間
差によっても出力が異なる為、各反射型光学式センサで
この調整を行わなくてはならない。
【0029】図4は本発明の実施形態における画像形成
装置の用紙の給紙搬送に関する制御システムのブロック
図である。CPU401は給紙ユニット201内の、ク
ラッチ及びピックアップソレノイド等510や給紙ユニ
ット201外の給紙モーター509の動作制御や、また
反射型光学式紙検知センサ202、センサ203の調光
の制御をしている。反射型光学式紙検知センサ202、
反射型光学式紙検知センサ203の調光時にはドライバ
回路404にて調光を行い、給紙モーター509やクラ
ッチ、ソレノイド等510の駆動時はモーター,クラッ
チ駆動回路503を介して駆動を行う。
【0030】用紙有無検知センサ230,232はそれ
ぞれ用紙カセット内の用紙の有無を検知し、カセット開
閉検知センサ231、233はそれぞれ用紙カセットの
開閉を検知する。
【0031】この用紙有無検知センサ230,232に
より印字動作中に用紙が無くなったことを検知すると、
オペレータに用紙補給動作を促す。さらに用紙が補給さ
れ、カセット開閉検知センサ231、233により用紙
カセットが正常に装着されたことを検知したら、反射型
光学式紙検知センサ202、203、212、213を
調光し、受光レベルを予め設定されている出力設定デジ
タル値Domになるようにする。
【0032】図5は図4で示したセンサドライバ回路4
04を詳細に示した図である。
【0033】CPU401から発光素子であるLED3
02の発光強度に相当する8bitまたは16bitの
デジタル出力値Doutが出力される。デジタル出力値
DoutはD/Aコンバーター402によってアナログ
値の入力電圧Vinに換算され、オペアンプ407によ
って発光素子であるLED302を駆動する一定の電流
を出力し、LED302を定電流駆動させる。受光素子
であるフォトダイオード303はプリズム305からの
反射光を受光すると、受光強度にほぼ比例した電流を流
す。
【0034】オペアンプ408はフォトダイオード30
3に流れる電流を一定にする為、出力電圧Voutを増
幅させる。このことによって、受光強度変化が小さい時
にも大きな出力変化が得られる。オペアンプ408の出
力は、A/Dコンバーター403とコンパレータ406
に分岐され、コンパレータ406では、オペアンプ40
8の出力電圧と参照電圧との比較を行い、出力電圧はH
ighレベルかLowレベルかの2値となる。この2値
の出力はCPU401で用紙有りか用紙無しかの判断を
する為に用いられる。
【0035】一方、オペアンプ408の出力で、A/D
コンバーター403に入力される電圧は、A/Dコンバ
ーター403でアナログ値から8bitまたは16bi
tのデジタル入力値Dinへ変換が行われ、CPU40
1に入力される。図6に示す調光シーケンス時にCPU
401はデジタル入力値Dinを予め記憶してある調光
レベルにするように出力デジタル値Doutを調整す
る。
【0036】つまり、寿命や紙粉等によって、発光素子
から受光素子への光路が塞がれ、受光強度が下がった場
合にはデジタル出力値Doutを上げる。逆に、紙粉等
の清掃をした後などの受光強度が前回よりも大きくなっ
た場合には出力デジタル値Doutを下げることを行
う。この制御を予め決められたレベルになるまで繰り返
し行うことによって、反射型光学式紙検知センサの出力
電圧は一定に保たれ、安定した出力を得ることができ
る。
【0037】図9は反射型光学式紙検知センサに対す
る、A/Dコンバーター403からCPU401への入
力電圧VoutとCPU401からD/Aコンバータ4
02への出力電圧Vinのグラフである。ここで、Vi
maxは図5で示す回路が出力できる電圧の最大値、V
は反射型光学式紙検知センサが記録用紙の有無を検
知する閾値、Voは予め設定された反射型光学式紙検
知センサの出力設定電圧値である。装置の出荷時には出
力電圧がVo と等しい点A0で、その入力電圧はV
ia1である。(A)において、装置がユーザーによっ
て使われ、寿命や紙粉等の影響で状態がA1に下がった
とする。この時、発光量の調整を行うとすると、図5に
示すCPU401は予め決められた入力値Δ分だけ入力
値を上げる。このΔの値は、一定の値でもA0からA1
に出力が減少した分を考慮して計算された値でも構わな
い。ただし、Δを細かい値にすると調整に時間がかかる
ため、調整時間と精度を考慮した適切な値であることが
望まれる。
【0038】入力をΔ分だけ上げVia2にした時、出
力がVoa2になるが、Vo>Voa2である為、再
び入力電圧をΔ分増加させる。これを繰り返し、出力電
圧がVo以上(A4)であれば調整を終え、入力電圧
をVia4とする。一方、(B)のように入力電圧をV
maxにしても、Vo>Vob6であるような場合
にはセンサは紙粉による減衰か寿命を全うしたと考え、
センサの清掃または取り替えをユーザーに通知するよう
にする。
【0039】図6は画像形成装置が印字動作中に用紙補
給動作する場合の反射型光学式紙検知センサのCPU4
01による調光動作に関するフローチャートである。こ
のフローチャートに従った制御プログラムは、CPU4
01の内蔵メモリに書き込まれている。
【0040】ユーザーが操作部等からコピーを開始(S
1)させると、まずユーザーの指定またはオートカセッ
トチェンジでの指定による用紙カセットの用紙の有無を
検知する(S2)。そして用紙があれば給紙モーター5
09を回転させる等の給紙動作を開始する(S3)。図
2で説明したように、この時光学式センサ202は搬送
された用紙を検知してオンからオフになり、その後光学
式センサ203もオフする (S4)。そして印字動作
を行い(S5)、コピージョブが終了かどうかを判断し
(S9)、終了であればS10のコピー終了をする。コ
ピージョブが終了していない場合は、再びS2に戻り次
の記録用紙のコピー動作を行う。
【0041】S2において用紙無しと判断した場合は給
紙動作を停止しオペレータに用紙の補給を促す(S
6)、ここで、もし、他の用紙カセットに同サイズの用
紙があれば、オートカセットチェンジ機能により、他の
用紙カセットから用紙の給送を開始し、印字動作が継続
する。つまり、他のカセットで、同様に図6のフローが
開始していることになる。
【0042】そして、オペレータにより用紙の補給動作
が行われるのを待ち、用紙カセットが引き抜かれ、用紙
カセットに用紙が補給され、用紙カセットが正常に装着
される。用紙無しから用紙有りの状態の遷移を230、
232等の用紙有無検知センサで検知すると共に、用紙
カセットが引き出された状態から正常に装着された状態
の遷移を231、233等の開閉検知センサで検知した
場合に、用紙補給が完了したとみなす(S7)用紙補給
が完了したタイミングで、調光シーケンスを開始し、反
射型光学式紙検知機構であるセンサ202またはセンサ
203等の発光量を調整する(S8)。
【0043】ここで、調光の開始のタイミングであるが
上記の実施例に限定されるものでなく、例えば、用紙カ
セットの用紙が紙無しから紙有りの状態の遷移のみを検
知した時点でも良い。この場合は、用紙カセットに用紙
が無いのに調光しても用紙がなくては調光の意味が無い
ので、用紙給紙が可能なタイミングでのリアルタイムの
調光が望ましい。
【0044】また、用紙カセットへの用紙の補充の有無
に関わらず、用紙カセットが引き出された状態から正常
に装着された状態の遷移のみを231、233等の開閉
検知センサで検知した時でも良い。この場合は、用紙カ
セットの用紙がまだ有る状態で用紙補給された状態でも
調光をするので、紙無しの状態になる前に連続して用紙
補給して使用する場合にも、適当なタイミングで調光で
きる。
【0045】さらに、用紙カセットへの用紙の補充の有
無に関わらず、カセットが引き出された状態ですぐ調光
を開始するものでも良い。この場合は、特に、カセット
装着迄に、調光が既に完了している場合がほとんどなの
で、カセット装着後、直ちに印刷スタートをできる利点
がある。
【0046】図7は、S8のCPU401による調光シ
ーケンスを詳細に説明したフローチャートである。この
調光シーケンスでは、同一ユニットに付属する複数のセ
ンサを調光するような場合は、調光を開始する命令がな
されると、一つ目のセンサを選択し(S21)、センサ
が紙を検知していないかどうかを調べる(S22)。紙
を検知している場合は、調光ができない為次のセンサの
調光へ移る(S27)。
【0047】紙を検知していない時は、現在の受光量で
あるADコンバータ403のデジタル入力値Dinを測
定し、(S23)そのデジタル入力値Dinと出力設定
電圧値Vomに相当する出力設定デジタル値Domと比
較する(S24)。そのデジタル入力値Dinと出力設
定デジタル値Domが異なる場合は、DAコンバータ4
02から出力される現在のLED電流に相当するデジタ
ル出力値Doutが設定できるVimaxに相当する最
大値であるかどうかを判断し(S25)、その最大値で
ある場合はNG表示を出してユーザーにセンサが調整不
能であることを知らせ、S27に移る。
【0048】デジタル出力値Doutが設定できる最大
値ではない場合は現在のデジタル出力値Doutに一定
の値Δを加算した値を出力し(S28)、再び受光側の
デジタル入力値Dinの測定を行う(S23)。受光量
デジタル入力値Dinが出力設定デジタル値Dom以上
になるまでこの制御を繰り返し、出力設定デジタル値D
om以上になった時に、センサの発光出力として、デジ
タル出力値Doutを設定し、次に調光すべきセンサが
あるかどうかを調べ(S27)、センサがある場合は、
そのセンサを選択し(S29)、同様の調光を行う。全
てのセンサの調光が終了したら調光シーケンスを終了す
る(S30)。
【0049】図8は、用紙カセットの用紙補給時に、調
光すべきセンサの一例を示す図である。図2の図面を参
照して、図8の調光すべきセンサの決定の仕方を具体的
に説明する。
【0050】(実施例1)図2の給紙段36の用紙カセ
ット240がジョブ実行中で連続給紙をしている状態
で、給紙段37の用紙カセット250に用紙が補充され
て、正常に用紙カセットが装着された時・・・センサ2
02、203は連続給紙に使用されているので、調光は
出来ないため、センサ212、213を調光する。
【0051】(実施例2)図2の給紙段36の給紙が停
止していて、給紙段37の用紙カセット250に用紙が
補充されて、正常に用紙カセットが装着された時・・・
全てのセンサを調光するのでは、カセットを装着してか
らの時間のロスが多いため、装着された用紙カセットが
給送のために使用するセンサ203,212,213の
調光を行う。
【0052】(実施例3)図2の給紙段37の用紙カセ
ット250がジョブ実行中で連続給紙をしている状態
で、給紙段36の用紙カセット240に用紙が補充され
て、正常に用紙カセットが装着された時・・・センサ2
03、212、213は連続給紙に使用されているの
で、調光は出来ないため、センサ203を調光する。
【0053】(実施例4)図2の給紙段37の給紙が停
止していて、給紙段36の用紙カセット240に用紙が
補充されて、正常に用紙カセットが装着された時・・・
全てのセンサを調光するのでは、カセットを装着してか
らの時間のロスが多いため、装着された用紙カセットが
給送のために使用するセンサ202、203の調光を行
う。
【0054】上記実施例は、用紙カセットに用紙が補充
され、その用紙を給紙した場合に使用されるセンサある
いはその中でも特に調光の必要なセンサの調光を行うも
のである。さらに、別の給紙段から用紙を連続給紙中で
ある場合であっても、用紙が補充され、その用紙を給紙
した場合に使用されるセンサのうち、調光の必要な可能
な限りのセンサの調光を行うものである。そうすること
によって、用紙ジャムを誤検知することのない安定した
紙搬送が可能になり、さらには、オートカセットチェン
ジ機能動作時や別の用紙カセットから連続給紙中の場合
にも、調光のためにコピージョブを途中で止めることを
回避でき、結果としてダウンタイムの低減にもつなが
る。
【0055】また、上記の図8の実施例は、これに限る
ものではなく、例えば、給紙段の構成・光学式センサの
配置等により、調光の必要な光学式センサは変わる。
【0056】本実施例の画像形成装置では、図7に示す
調光シーケンスは該画像形成装置の主電源投入時または
1回毎のコピージョブ前後にも行なわれる。この時、該
画像形成装置に配置された全ての反射型光学式検知機構
を対象に行われることによって、コピージョブを途中で
止める回数は減少でき、大量コピー中でも安定した紙搬
送を行うことができる。尚、本発明の実施形態の光学式
センサは、給紙部に配置されたものについてのみである
が、これに限定されるものではない。例えば、排紙部・
フィニッシャー・両面パスに光学式センサが配置されて
いるものでも良い。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は給
紙ユニットに含まれる用紙カセットの用紙補給動作の検
知に基づいて、光学式センサの発光光量を調整するの
で、画像形成枚数に応じた間隔で光学式センサの発光素
子の光量調整がなされ、紙粉等の影響によるジャムの誤
検知のない光学式センサを有する画像形成装置を提供す
ることができ、常に安定した用紙搬送をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射型光学式紙検知センサが用いられた、画像
形成装置の全体概略図である。
【図2】反射型光学式紙検知センサが用いられた、図1
の画像形成装置の給紙部拡大図である。
【図3】反射型光学式紙検知センサの発光素子及び受光
素子等の内部構成図である。
【図4】画像形成装置の用紙の給紙搬送に関する制御シ
ステムのブロック図である。
【図5】反射型光学式紙検知センサのセンサドライブ回
路である。
【図6】調光動作に関するフローチャートである。
【図7】調光シーケンスのフローチャートである。
【図8】用紙カセットの用紙補給時に調光すべきセンサ
の一例を示す図である。
【図9】反射型光学式紙検知センサの調整時の入出力特
性カーブを示した図である。
【符号の説明】
10 本体画像出力部 11 本体画像入力部 12 自動原稿送り装置 14 後処理装置 15 大容量給紙装置 21 光源 22,23,24,30 ミラー 25,29 レンズ 26 CCD 27 光学照射部 28 スキャナー 31 感光ドラム 32 定着ローラー 33 現像器 34,35,36,37 給紙段 201,211 給紙ユニット 202,203,212,213 反射型光学式紙検知
センサ 204,214 給紙ローラー 205,215 引き抜きローラー 206,216 引き抜きクラッチ 207,217 給紙クラッチ 208,218 ピックアップソレノイド 209,219 ピックアップローラー 210,220 記録用紙 230,232 用紙カセットの用紙有無検知センサ 231,233 用紙カセットの開閉検知センサ 240,250 用紙カセット 301 センサ基板 302 発光素子(LED) 303 受光素子(フォトダイオード) 304 カバー 305 プリズム 306 記録用紙 401 CPU 402 D/Aコンバーター 403 A/Dコンバーター 404 センサドライバ回路 406 コンパレータ 407,408 オペアンプ 504 ROM 505 RAM 508 モータクラッチ駆動回路 509 給紙モーター 510 クラッチソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉橋 昌裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 竹内 郁夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 福士 研司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 中川 敦司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 伊勢村 圭三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 佐々木 一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC04 DE02 DE07 DE10 HB09 3F048 AA01 AB01 BA05 BB02 BB09 CC01 DC14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を収納する用紙収納部と前記用紙を
    搬送する搬送部材と搬送路と、前記搬送路の紙の有無を
    検知する発光素子と受光素子を有する光学式センサと、
    前記搬送路に配置された少なくとも一つの光学式センサ
    の発光光量を変更させるドライバとを具備する画像形成
    装置において、前記用紙収納部に収納された用紙の補給
    動作を検知する用紙補給動作検知手段を有し、前記用紙
    補給動作検知手段の出力に応じて、前記光学式センサの
    発光光量を調整することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記光学式センサは前記発光素子と前記
    受光素子が、隣接して配置され、対面に反射機構が設置
    されていることを特徴とした請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記用紙収納部を複数有し、前記用紙補
    給動作検知手段により、用紙補給を検知した給紙部に対
    応した光学式センサの発光光量を調整することを特徴と
    した請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙収納部を複数有し、一方の用紙
    収納部から給紙中に、前記用紙補給動作検知手段により
    他方の用紙収納部に用紙が補給されたことに対応した光
    学式センサの発光光量を調整することを特徴とした請求
    項1または2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙補給動作検知手段は、用紙収納
    部の用紙無しの状態から用紙有りの状態に遷移すること
    を検知することを特徴とした請求項1記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記用紙補給動作検知手段は、用紙収納
    部が引き出された状態を検出することを特徴とした請求
    項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記用紙補給動作検知手段は、用紙収納
    部が引き出された状態から装着された状態に遷移するこ
    とを検知することを特徴とした請求項1記載の画像形成
    装置。
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