JP2003038920A - 空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気パネルに覆われたプレフィルタの汚染度
合いが外部より確認できないため、プレフィルタの汚染
により製品の本来の性能が十分に発揮されずに使用され
続ける可能性があるという課題があり、外部より容易に
プレフィルタの汚染度合いを確認することのできる空気
清浄機を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の開口部３ｃを有する吸気パネル３
の裏面にプレフィルタ５を設け、開口部３ｃを介してプ
レフィルタ５を外観可視部とすることにより、吸気パネ
ル３を外すことなくプレフィルタ５の汚染度合いを外観
から容易に確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、室内空気を浄化す
る空気清浄機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の空気清浄機は以下に示す
ようなものが一般的であり、図８〜図９を参照しながら
説明する。

【０００３】図に示すように、本体１０１の前面に吸気
パネル１０２と、天面に吹出口１０３を設け、本体１０
１内には送風装置１０４を設けている。吸気パネル１０
２と送風装置１０４の間にはフィルタ収納部１０５が設
けられ、プレフィルタ１０６とメインフィルタ１０７が
収納されている。

【０００４】また、吸気パネル１０２のパネル片１０２
ａには複数の凸部１０８を前後端に設けて、屈曲した吸
気口１０９を構成することにより、吸気パネル１０２の
正面から内部が見えない構造となっている。

【０００５】なお、本体１０１前面上部には送風装置１
０４を運転制御する電装部（図示せず）を内蔵し、操作
部１１０にて操作可能に設けている。

【０００６】上記構成において、操作部１１０を操作し
て送風装置１０４を運転すると、汚染空気を吸気口１０
９より吸引し、プレフィルタ１０６にて大粒径の汚染物
質を捕集した後、メインフィルタ１０７にて小粒径の汚
染物質を捕集し、吹出口１０３から清浄空気が吐出され
るものである。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
清浄機では外部からプレフィルタの取付状態を目視確認
できず、また長期間使用されるとプレフィルタが汚染さ
れるが、外部から汚染程度が確認できず、さらに吸気パ
ネルを外さないとプレフィルタの掃除ができないという
課題があり、本体の外部より容易にプレフィルタの存在
および汚染度合いが目視確認でき、また掃除も簡単にで
きる空気清浄機が要求されている。

【０００８】また、外部より本体内部を目視確認できな
いため、プレフィルタを取り付けていてもメインフィル
タを取り付けずに運転する可能性があり、またメインフ
ィルタの付け忘れを検出するセンサーを付設すると高価
になるという課題があり、外部よりメインフィルタの装
着忘れが容易にかつ安価に確認できる空気清浄機が要求
されている。

【０００９】また、吸気パネルの吸気口とプレフィルタ
の位置関係はほとんど固定された状態にあり、とくに吸
気パネルとプレフィルタとが近接している場合は、汚染
空気がプレフィルタの限定された部分しか通過せず、通
風部のみが極度に劣化するという課題があり、プレフィ
ルタの全面を効果的に使用してプレフィルタの耐久性を
向上した空気清浄機が要求されている。

【００１０】また、本体前面の外観は吸気パネルのみで
構成され、単調なデザインとなり、部屋の模様替えや季
節の変化などに合わせて本体の色調を変更したくてもで
きないという課題があり、使用環境に合わせて色調の変
更ができる、インテリアを考慮した空気清浄機が要求さ
れている。

【００１１】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、吸気パネルを介して容易にプレフィルタ
の存在および汚染度合いを確認して清掃することがで
き、また、メインフィルタの装着忘れを外部から容易
に、かつ安価に確認することができ、また、プレフィル
タが不均一な通風状態であっても、全面を均等に使用し
て長寿命化することができ、また、使用環境に合わせて
使用者が外観の色調を変更することのできる空気清浄機
を提供することを目的としている。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機は上
記目的を達成するために、前面に吸気パネルを備えた送
風装置を内蔵する本体ケースと前記吸気パネルの後流側
に設けたプレフィルタと、前記吸気パネルに設けた複数
の開口部を有し、前記吸気パネルの開口部を介して前記
プレフィルタを視認可能としたものである。

【００１３】本発明によれば、吸気パネルを介して容易
にプレフィルタの存在および汚染度合いを確認して清掃
することができる空気清浄機が得られる。

【００１４】また他の手段は、プレフィルタの背面に配
したメインフィルタを有し、前記プレフィルタを透明ま
たは半透明に形成し、吸気パネルの開口部および前記プ
レフィルタを介して、前記メインフィルタを吸気パネル
前方より視認可能としたものである。

【００１５】本発明によれば、メインフィルタの装着忘
れを外部から容易に、かつ安価に確認することができる
空気清浄機が得られる。

【００１６】また他の手段は、同一巾寸法の開口部と枠
部を上下方向に交互に配列した吸気パネルと、この吸気
パネルの背面に着脱可能に固定されるプレフィルタと、
前記吸気パネルと前記プレフィルタにはプレフィルタの
前後方向は同一で上下方向を１８０度反転させ、かつ開
口部の巾寸法だけずらして取り付け可能とした固定手段
を有し、この固定手段により前記プレフィルタの上下反
転取付時には反転前のプレフィルタの枠部に面する部分
が開口部に面するようにしたものである。

【００１７】本発明によれば、プレフィルタが不均一な
通風状態であっても、全面を均等に使用して長寿命化す
ることができる空気清浄機が得られる。

【００１８】また他の手段は、吸気パネルの開口部と同
一巾寸法で、少なくとも２色の縞模様を上下方向に順次
配色したプレフィルタを有し、固定手段により前記プレ
フィルタの上下反転取付け時には、反転前に開口部より
露呈していた色とは異なる色を呈してなるものである。

【００１９】本発明によれば、使用環境に合わせて使用
者が外観の色調を変更することのできる空気清浄機が得
られる。

【００２０】

【発明の実施の形態】本発明は、前面に吸気パネルを備
えた送風装置を内蔵する本体ケースと前記吸気パネルの
後流側に設けたプレフィルタと、前記吸気パネルに設け
た複数の開口部を有し、前記吸気パネルの開口部を介し
て前記プレフィルタを視認可能としたものであり、使用
するにつれてプレフィルタ上に堆積する塵埃などを外観
から容易に確認でき、吸気パネルの開口部を通してプレ
フィルタに付着した塵埃などを掃除機で吸い取ることが
できるという作用を有する。

【００２１】また、プレフィルタの背面に配したメイン
フィルタを有し、前記プレフィルタを透明または半透明
に形成し、吸気パネルの開口部および前記プレフィルタ
を介して、前記メインフィルタを吸気パネル前方より視
認可能としたものであり、吸気パネルの開口部および透
明なまたは半透明のプレフィルタを通してメインフィル
タの有無を目視確認でき、メインフィルタの装着忘れが
容易に確認できるという作用を有する。

【００２２】また、同一巾寸法の開口部と枠部を上下方
向に交互に配列した吸気パネルと、この吸気パネルの背
面に着脱可能に固定されるプレフィルタと、前記吸気パ
ネルと前記プレフィルタにはプレフィルタの前後方向は
同一で上下方向を１８０度反転させ、かつ開口部の巾寸
法だけずらして取り付け可能とした固定手段を有し、こ
の固定手段により前記プレフィルタの上下反転取付時に
は反転前のプレフィルタの枠部に面する部分が開口部に
面するようにしたものであり、プレフィルタは吸気パネ
ルの開口部に面した部分のみに通風されて劣化しやすく
なるが、プレフィルタを１８０度反転させ、フィルタ面
を上下方向に位置をずらせて取り付けることにより、反
転前に使用していないフィルタ面をも有効に利用して、
プレフィルタの全面を均等に利用できるという作用を有
する。

【００２３】また、吸気パネルの開口部と同一巾寸法
で、少なくとも２色の縞模様を上下方向に順次配色した
プレフィルタを有し、固定手段により前記プレフィルタ
の上下反転取付け時には、反転前に開口部より露呈して
いた色とは異なる色を呈してなるものであり、縞模様の
プレフィルタを上下反転し、かつ位置をずらして吸気パ
ネルに取り付けることにより、吸気パネルの開口部より
視認できる色がすべて変わるため、内装や季節の変化に
合わせて空気清浄機の前面の色調を変更できるという作
用を有する。

【００２４】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。

【００２５】（実施例１）図１〜図３に示すように本体
１は中央内部に送風装置２を内蔵し、本体１前面には吸
気パネル３を着脱可能に取り付け、本体１の吸気パネル
３に覆われた前面凹部１ａには樹脂枠４ａと集塵フィル
タ４ｂおよび脱臭フィルタ４ｃで構成されるメインフィ
ルタ４を着脱可能に設けている。吸気パネル３の裏面に
はプレフィルタ５が着脱可能に取り付けられ、枠５ａと
枠５ａに溶着固定されたネット５ｂにより構成されてい
る。

【００２６】プレフィルタ５は、枠５ａの上下各２箇所
に設けられた爪部５ｃを、吸気パネル３の上下各２箇所
に設けられた穴３ａに嵌入し、枠５ａの左右各１箇所に
設けられた穴５ｄを、吸気パネル３の裏面左右に設けら
れた円筒形状の凸部３ｂに嵌入することにより、吸気パ
ネル３の裏面に着脱可能に取付けられている。

【００２７】吸気パネル３は上下方向に整列した複数の
横長形状の吸気用開口部３ｃを前面に有している。この
開口部３の１つは縦５ｍｍ〜９ｍｍ、横３２５ｍｍの大
きさであり、特に中央部で９ｍｍと大寸法であるため、
裏面のプレフィルタ５の汚染状態が目視確認できるよう
になっている。汚染空気はこの開口部３ｃから吸い込ま
れ、プレフィルタ５にて粒径大なる汚染物質が捕集さ
れ、メインフィルタ４で粒径小なる汚染物質と臭気成分
が捕集され、清浄化された空気は送風装置２により、吹
出口６から機体外に吹出される。

【００２８】なお、本体１の前面上部には電装部を内蔵
する操作表示部７が設けられている。

【００２９】上記構成において、通常使用状態において
開口部３ｃを通してプレフィルタ５の有無を外部より目
視確認することが可能となり、プレフィルタ５の取付忘
れを未然に防止することができる。また、長期間の使用
につれて開口部３ｃを通過した粒径大なる汚染物質が開
口部３ｃにより限定された範囲でプレフィルタ５の表面
上に堆積するが、開口部３ｃを通して、吸気パネル３の
前面より汚染物質の堆積状態を目視確認することがで
き、プレフィルタ５の清掃時期を容易に判別することが
できる。また、プレフィルタ５の清掃が必要な場合は、
吸気パネル３の開口部３ｃに掃除機のノズルを当てて、
簡単に塵埃などの堆積物を取り除くことができる。

【００３０】（実施例２）本実施例以降において、実施
例１と同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明を
省略する。

【００３１】図１〜図３に示すように本体１の黒色で構
成される前面凹部１ａにはメインフィルタ４が着脱可能
に収納され、メインフィルタ４は表面白色の集塵フィル
タ４ｂと後面に配置される脱臭フィルタ４ｃが樹脂枠４
ａに収納され構成されている。

【００３２】プレフィルタ５は横長の開口部３ｃを有す
る吸気パネル３の裏面に着脱可能に取り付けられ、枠５
ａと枠５ａの前面側に溶着固定された青色の透過性の良
好なネット５ｂにより構成されている。プレフィルタ５
の後流側には前記メインフィルタ４が配置されており、
汚染空気は開口部３ｃから吸い込まれ、プレフィルタ５
にて粒径大なる汚染物質が捕集され、メインフィルタ４
で粒径小なる汚染物質と臭気成分が捕集され、清浄にな
った空気は送風装置２により、吹出口６から機体外に吹
出される。

【００３３】上記構成において、プレフィルタ５の後面
に配置されたメインフィルタ４の装着を確認する場合に
は、吸気パネル３の開口部３ｃ、およびプレフィルタ５
の透過性の良好なネット５ｂを通じ、正規の状態では集
塵フィルタ４ｂの白色が目視で確認できるが、メインフ
ィルタ４が装着されていないときは本体１の凹部１ａの
黒色が目視確認されるため、取り付け忘れを未然に防止
することができ、吸気パネル３を取付けた状態にて外部
よりメインフィルタ４の有無の確認を簡単に行うことが
できる。

【００３４】また、プレフィルタ５のネット５ｂが清掃
された状態であれば、集塵フィルタ４ｂの汚れ度合も目
視可能であり、集塵フィルタ４ｂが白色から黒く変色し
ている状態となった場合には、使用者はメインフィルタ
４の交換時期を容易に判別することができる。

【００３５】（実施例３）図１〜図５に示すように吸気
パネル３は横長形状の開口部３ｃと、開口部３ｃと略同
一巾寸法の枠部３ｄとを前面に交互に配列しており、図
４に示すように、その裏面に設けたプレフィルタ５の収
納範囲Ｌは下方に枠部３ｄの１ピッチ（巾寸法）分大き
い寸法で配置されている。

【００３６】枠５ａは上下各２箇所に同一形状の爪部５
ｃを有し、左右上部には穴５ｄを有し、左右下部には上
部と同形状の穴５ｅを有しており、爪部５ｃを吸気パネ
ル３の上下各２箇所に設けられた同一形状の穴３ａに嵌
入し、穴５ｄを吸気パネル３の背面左右に設けられた円
筒形状の凸部３ｂに嵌入することにより、プレフィルタ
５は吸気パネル３の内面に近接または密接状態で着脱可
能に取付けられている。

【００３７】上記構成において、プレフィルタ５が吸気
パネル３の内面に近接して取り付けられており、プレフ
ィルタ５上の通風経路は開口部３ｃの制限された範囲と
なるが、プレフィルタ５を上下反転して取り付けること
により通風経路は反転前の範囲とは異なる範囲となる。
すなわち、プレフィルタ５の反転前の通風部８（図５
（ａ）斜線部）は吸気パネル３の開口部３ｃの範囲から
ずれて非通風部９（図５（ｂ）斜線部）となり、反転前
に非通風部であった部分を開口部３ｃの範囲内に配置し
て通風部とすることができるので、プレフィルタ５の使
用範囲を限定することなく、全面をほぼ均等に使用する
ことができる。

【００３８】したがって、プレフィルタ５の一部分が酷
使されることなく、フィルタの耐久性を向上して長期間
使用することができる。

【００３９】（実施例４）本実施例において実施例１お
よび実施例３と同一構成のものは同一番号を付して詳し
い説明は省略する。

【００４０】図１〜図４および図６〜図９に示すように
プレフィルタ５は枠５ａと枠５ａの製品前面側に溶着固
定され、かつ前記開口部３ｃと同ピッチのネット色Ａ、
Ｂで構成される縞模様を有するネット５ｆにより構成さ
れている。具体的にネット色Ａとしては寒色系の青、ネ
ット色Ｂとしては暖色系の赤を使用している。

【００４１】吸気パネル３は横長形状の開口部３ｃと、
開口部３ｃの上下巾と略同一寸法の枠部３ｄとを前面に
有しており、図４に示すように、その裏面に設けたプレ
フィルタ５の収納範囲Ｌは下方に枠部３ｄの１ピッチ分
大きい寸法に設けられている。

【００４２】上記構成において、プレフィルタ５のネッ
ト５ｆは開口部３ｃと略同ピッチでネット色Ａ、Ｂが縞
模様に着色されており、図６で示される組立状態におい
てネット５ｆの開口部３ｃに面する部分は全てネット色
Ａで統一されることになる。さらに、図７で示される上
下反転取付け時には、反転前に枠部３ｄの後方位置にあ
ったネット５ｆのネット色Ｂ部分が開口部３ｃに移動し
て目視可能となり、ネット色Ａは枠部３ｄの後方に位置
して隠されることになる。したがって、部屋の模様変え
や季節の変化に合わせてプレフィルタ５を反転取り付け
することにより、吸気パネル３の色調をネット色Ａから
ネット色Ｂに変更することができる。

【００４３】なお、本実施例ではネット色Ａに青、ネッ
ト色Ｂに赤を使用しているが、他色を使用してもよく、
ネット色Ａとネット色Ｂを異なる色で構成していれば、
同様の作用効果を得ることができる。

【００４４】

【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、吸気パネルの開口部を介してプレフィルタ
を外観より目視可能とすることで、吸気パネルを外すこ
となく、プレフィルタの存在と汚染度合いを外観から容
易に確認することができ、さらに付着した汚染物質を簡
単に除去できる空気清浄機を提供することができる。

【００４５】また、吸気パネルの開口部と、透過性を有
する網目状のプレフィルタを介してメインフィルタの有
無を目視可能とすることにより、本体内部のメインフィ
ルタの有無が吸気パネルを外さなくても本体外部より容
易に確認することができ、メインフィルタなしでの異常
運転を防止できる空気清浄機を提供することができる。

【００４６】また、前後方向は同一で、上下１８０度反
転させ、かつ枠部の巾寸法だけずらせて、取り付け可能
としたプレフィルタを上下反転取付けし、反転前のプレ
フィルタの枠部に面する部分を開口部に面する部分とす
ることで、プレフィルタの全面を均等に使用し、プレフ
ィルタの劣化を抑制して長寿命化を図ることのできる空
気清浄機を提供することができる。

【００４７】また、複数の開口部を有する吸気パネルの
背面にプレフィルタを設け、このプレフィルタを上下１
８０度反転取付可能で、かつ前記開口部と同ピッチで構
成される２色以上の縞模様とすることにより、上下反転
取付け時に吸気パネルの開口部より目視できる色を変更
することができ、空気清浄機の設置されている周囲の環
境に合わせて吸気パネルの色調を変更することのできる
空気清浄機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１〜４の空気清浄機の分解斜視
図

【図２】同実施例１〜４の要部断面図

【図３】同実施例１〜４の吸気パネル、プレフィルタの
分解斜視図

【図４】同実施例３，４の要部断面図

【図５】（ａ）同実施例３のプレフィルタの取付け時の
背面組図 （ｂ）同プレフィルタ上下反転取付け時の背面組図

【図６】（ａ）同実施例４のプレフィルタの取付け時の
背面組図 （ｂ）同背面拡大図 （ｃ）同吸気パネルの正面図

【図７】（ａ）同実施例４のプレフィルタの上下反転取
付け時の背面組図 （ｂ）同背面拡大図 （ｃ）同吸気パネルの正面図

【図８】従来の空気清浄機の分解斜視図

【図９】同要部断面図

【符号の説明】

１ 本体（本体ケース） ３ 吸気パネル ３ａ 穴（固定手段） ３ｂ 凸部（固定手段） ３ｃ 開口部 ３ｄ 枠部 ４ メインフィルタ ５ プレフィルタ ５ａ 枠（固定手段） ５ｃ 爪部（固定手段） ５ｄ 穴（固定手段） ５ｅ 穴（固定手段）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前面に吸気パネルを備えた送風装置を内
   蔵する本体ケースと前記吸気パネルの後流側に設けたプ
   レフィルタと、前記吸気パネルに設けた複数の開口部を
   有し、前記吸気パネルの開口部を介して前記プレフィル
   タを視認可能とした空気清浄機。
2. 【請求項２】 プレフィルタの背面に配したメインフィ
   ルタを有し、前記プレフィルタは良好な透過性を有して
   おり、吸気パネルの開口部および前記プレフィルタを介
   して、前記メインフィルタを吸気パネル前方より視認可
   能とした請求項１記載の空気清浄機。
3. 【請求項３】 同一巾寸法の開口部と枠部を上下方向に
   交互に配列した吸気パネルと、この吸気パネルの背面に
   着脱可能に固定されるプレフィルタと、前記吸気パネル
   と前記プレフィルタにはプレフィルタの前後方向は同一
   で上下方向を１８０度反転させ、かつ開口部の巾寸法だ
   けずらして取り付け可能とした固定手段を有し、この固
   定手段により前記プレフィルタの上下反転取付時には反
   転前のプレフィルタの枠部に面する部分が開口部に面す
   るようにしてなる請求項１記載の空気清浄機。
4. 【請求項４】 吸気パネルの開口部と同一巾寸法で、少
   なくとも２色の縞模様を上下方向に順次配色したプレフ
   ィルタを有し、固定手段により前記プレフィルタの上下
   反転取付け時には、反転前に開口部より露呈していた色
   とは異なる色を呈してなる請求項３記載の空気清浄機。