JP2003038420A - 可撓性可変内視鏡 - Google Patents

可撓性可変内視鏡

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JP2003038420A
JP2003038420A JP2001229313A JP2001229313A JP2003038420A JP 2003038420 A JP2003038420 A JP 2003038420A JP 2001229313 A JP2001229313 A JP 2001229313A JP 2001229313 A JP2001229313 A JP 2001229313A JP 2003038420 A JP2003038420 A JP 2003038420A
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tube
fluid
air
flexible
water supply
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Application number
JP2001229313A
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Mitsuru Ichikawa
充 市川
Yoshinori Fujii
喜則 藤井
Keiji Kunii
圭史 國井
Shinji Hayakawa
真司 早川
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Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/00078Insertion part of the endoscope body with stiffening means

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可撓性調整手段として流体移動を用いるタイ
プの可撓性可変内視鏡において、構造を簡単にして低コ
スト化を図る。 【構成】 挿入部に可撓性を有する可撓管部を備えた内
視鏡において、挿入部の先端に開口する流体流通チャン
ネルと、可撓管部内に位置し先端が閉じられた閉塞管を
設け、この流体流通チャンネルと閉塞管のいずれかに選
択して流体送出源を連通させる流路切換手段を備え、流
体流通チャンネルと流体送出源が連通するときには挿入
部の先端から流体を噴出し、閉塞管と流体送出源が連通
するときには該閉塞管の内圧変化によって可撓管部の可
撓性を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、可撓管部の可撓性を変化させる
ことが可能な可撓性可変内視鏡に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】内視鏡は、屈曲した経路の
観察対象内への挿入を容易にするべく挿入部に可撓性を
有する可撓管部を設けているが、さらに挿入作業性を良
くするために、この可撓管部の可撓性(曲げ剛性、曲げ
硬度)を可変とさせるタイプの内視鏡が提案されてい
る。このタイプの内視鏡は、例えば、大腸への挿入時に
おいて、屈曲したS状結腸部分に入るまでは可撓管部を
柔軟にしておき、該S状結腸よりも奥へ挿入部を挿入す
る際には、挿入部先端まで確実に押し込み力を伝達させ
るべく可撓管部を硬化させるといった態様で使用され
る。
【0003】可撓管部の可撓性を変化させるための手段
としては、例えば、空気や水などの流体を可撓管部に設
けた閉塞空間内に出入させるタイプが知られている。可
撓管部は、流体が閉塞空間に流入して加圧されると硬化
し、該閉塞空間から流体を抜いて加圧状態を解除するこ
とにより柔軟になる。また、流体に代えて、微細な粒子
状体を可撓管部内に出入させて可撓性の調整を行う内視
鏡も知られている。
【0004】しかし、以上のような可撓性可変内視鏡で
は、可撓管部内に流体や粒子状体を出入させるために、
専用の加圧器や注入機構を設けていたため、内視鏡シス
テムの大型化及び構造の複雑化が避けられず、生産コス
トも高くなってしまう。
【0005】
【発明の目的】本発明は、可撓性調整手段として流体移
動を用いるタイプの可撓性可変内視鏡において、簡単な
構造で低コストな可撓性可変内視鏡を提供することを目
的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、挿入部に可撓性を有する可撓
管部を備えた内視鏡において、挿入部の先端に開口する
流体流通チャンネル;可撓管部内に位置する先端が閉じ
られた閉塞管;流体送出源;及び、該流体送出源を流体
流通チャンネルと閉塞管のいずれかに選択して連通させ
る流路切換手段;を備え、流体流通チャンネルと流体送
出源が連通するとき挿入部の先端から流体を噴出し、閉
塞管と流体送出源が連通するとき該閉塞管の内圧変化に
よって可撓管部の可撓性を変化させることを特徴として
いる。
【0007】流路切換手段は、例えば、流体流通チャン
ネルの入口部と閉塞管の入口部と流体流出源から延出し
た流体送出チューブの出口部とがそれぞれ連通する中空
空間内に、流体流通チャンネルの入口部を塞ぐ位置と閉
塞管の入口部を塞ぐ位置に移動可能な流路切換弁を設け
た態様とすることができる。
【0008】また、流体流通チャンネルの入口部と閉塞
管の入口部がそれぞれ、流体流出源から延出した流体送
出チューブの出口部に直結されるようにして、該流体流
通チャンネルの入口部と閉塞管の入口部にそれぞれ設け
た開閉弁によって流路切換手段を構成することもでき
る。
【0009】閉塞管に流入されて可撓管部の可撓性を変
化させる流体は、気体、液体のいずれとすることもでき
る。例えば、上記の流体送出源は、圧縮空気を送出する
コンプレッサなどの送気源とすることも可能であるし、
液体を送出する送水ポンプなどの送水源とすることも可
能である。前者の場合、流体流通チャンネルは送気チャ
ンネルとして機能し、後者の場合、流体流通チャンネル
は送水チャンネルとして機能する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図8を参照して本発明
の可撓性可変内視鏡の一実施形態を説明する。図1に示
す電子内視鏡10は医療用の内視鏡であり、体腔内に挿
入される挿入部11とその基部側に接続された操作部1
2を有している。挿入部11は、先端側から順に先端部
13、湾曲部14及び可撓管部15を有しており、さら
に可撓管部15が連結部16を介して操作部12に接続
している。操作部12からはユニバーサルチューブ17
が延設されており、該ユニバーサルチューブ17の末端
に設けたコネクタ部18は、内視鏡本体とは別体のプロ
セッサ20に着脱可能となっている。
【0011】挿入部11のうち、可撓管部15は柔軟で
可撓性を有している。また、湾曲部14内には、相対回
動可能に連結された複数の節輪(不図示)が、その長手
方向に並べて設けられている。操作部12に設けた湾曲
操作ノブを回動操作することによって、不図示の複数の
湾曲操作ワイヤが牽引または弛緩されて、複数の節輪を
相対回動させる。すると湾曲部14が湾曲される。湾曲
操作ノブは、図1では操作部12の背面側に位置してお
り、図には表れていない。
【0012】先端部13は硬性部材により構成されてお
り、該先端部13には、対物レンズ保持孔21(図
8)、配光レンズ保持孔、処置具挿通チャンネル出口、
副送水チャンネル出口、送気チャンネル(流体流通チャ
ンネル)22及び送水チャンネル(流体流通チャンネ
ル)23の出口である送気送水ノズル24(図8)等が
形成されている。なお、本実施形態では、先端部13に
おける配光レンズ保持孔や処置具挿通チャンネル出口は
図示を省略している。
【0013】先端部13の対物レンズ保持孔21には、
結像用の対物レンズ25が保持されている。先端部13
内には、対物レンズ25の背後にCCD26が設けられ
ており、対物レンズ25から該CCD26の受光面に入
った観察対象の像は光電変換され、CCD26からユニ
バーサルチューブ17のコネクタ部18まで配設された
画像信号伝送用ケーブル27を介して、電子画像信号と
してプロセッサ20の画像処理装置に送られる。プロセ
ッサ20では、電子画像をモニタに表示したり画像記録
媒体に記録することができる。操作部12には、画像処
理関連の遠隔操作を行うための複数のリモート操作ボタ
ンスイッチ28が設けられている。
【0014】また、先端部13の配光レンズ保持孔に
は、照明用の配光レンズが保持されている。配光レンズ
には、ユニバーサルチューブ17のコネクタ部18から
挿入部11の先端部13まで配設された図示しないライ
トガイドファイババンドルを介して、プロセッサ20に
設けた光源からの照明光が与えられる。
【0015】図2は、電子内視鏡10における流体流通
構造の概略を示している。連結部16には、鉗子や高周
波焼灼処置具といった処置具を挿入するための処置具挿
入口突起29が設けられており、該処置具挿入口突起2
9から内視鏡内方に向けて、先端部13に形成した出口
へ接続する処置具挿通チャンネル30が延設されてい
る。この処置具挿通チャンネル30には第一吸引チュー
ブ31が接続しており、第一吸引チューブ31は、操作
部12に設けた吸引ボタン33下部の吸引シリンダ34
に接続している。吸引シリンダ34からはユニバーサル
チューブ17へ向けて第二吸引チューブ32が延出され
ており、該第二吸引チューブ32は、コネクタ部18に
おいて、負圧源35から延出された外部チューブに接続
されている。
【0016】吸引ボタン33を押圧しない状態では、第
一吸引チューブ31と第二吸引チューブ32の連通が遮
断され、処置具挿通チャンネル30には負圧が作用しな
い。この状態では、例えば、処置具挿入口突起29から
鉗子などの処置具を挿入させ、処置具挿通チャンネル3
0を通して先端部13から突出させることができる。一
方、処置具挿通チャンネル30を吸引用の管路として使
用するときには、吸引ボタン33を押圧する。すると、
吸引シリンダ34を介して第一吸引チューブ31と第二
吸引チューブ32が連通され、負圧源35の負圧が処置
具挿通チャンネル30まで及ぶようになる。したがっ
て、先端部13における処置具挿通チャンネル30の出
口から、体液等の流体を吸引することができる。
【0017】また、操作部12の後端部には、副送水を
注入するための副送水注入口37が設けられている。副
送水注入口37は副送水チャンネル38の後端部に接続
しており、図2では図示していないが、副送水チャンネ
ル38は操作部12から挿入部11へ延出され、その先
端部が挿入部11の先端部13に形成した出口(不図
示)に開口している。副送水注入口37には図示しない
副送水送出源から延びるチューブが接続可能である。よ
って、副送水チャンネル38を通して先端部13へ副送
水を送ることができる。副送水とは、後述する送水チャ
ンネル23による送水とは別に、先端部13から観察対
象へ向けて射出される液体であり、観察対象の洗浄や染
色に用いられる。
【0018】電子内視鏡10にはさらに、先端部13に
設けた対物レンズ25へ向けて洗浄水を噴出したり、該
対物レンズ25の表面から洗浄水や体液などの水滴を除
去するために、先端部13に設けた送気送水ノズル24
に対して送気または送水する送気送水機構が設けられて
いる。本実施形態の電子内視鏡10では、この送気送水
機構を利用して可撓管部15の可撓性を変化させること
ができる。その詳細を以下に説明する。
【0019】図2に示すように、プロセッサ20には送
水タンク40が備え付けられている。送水タンク40の
詳細は図3に示しており、該送水タンク40の入口はキ
ャップ41によって液密かつ気密に塞がれている。送水
タンク40の内部からキャップ41を貫通してユニバー
サルチューブ17内へ送水チューブ(流体送出チュー
ブ)42が延出されており。送水チューブ42は、送気
送水ボタン43の下部に設けた送気送水シリンダ44内
に連通している。
【0020】送水タンク40内における送水チューブ4
2の入口部は、該送水タンク40のほぼ底面に近く位置
している。一方、送水タンク40の入口部付近には、送
気チューブ(流体送出チューブ)45の端部が開口して
いる。送気チューブ45は、キャップ41を上下方向に
貫通して送水タンク40内に開口すると同時に、キャッ
プ41を左右方向に貫通してプロセッサ20内の送気ポ
ンプ(コンプレッサ)46に接続している。送水タンク
40からコネクタ部18までの区間では、送気チューブ
45が送水チューブ42の周囲を覆った二重構造のチュ
ーブとなっており、該チューブ42、45は口金47に
よってコネクタ部18に接続される。図4に断面を示す
口金47は、その中心部に送水チューブ42と接続する
送水用の開口部42aが設けられていて、その周辺に送
気チューブ45と接続する送気用の開口部45aが複数
設けられている。ユニバーサルチューブ17内では、こ
の送気チューブ45と送水チューブ42は各々独立した
一本のチューブとなる。図5に示すように、送気チュー
ブ45は、送気送水ボタン43の下部に設けた送気送水
シリンダ44内に、送水チューブ42とは位置を異なら
せて連通している。
【0021】図3のように送水タンク40内に洗浄水等
の液体が溜まっている状態で送気ポンプ46により圧縮
空気を送り出すと、該送気ポンプ46は送気チューブ4
5に連通しているため、送気チューブ45を介して送気
送水シリンダ44側に正圧がかかる。同時に、圧縮空気
は送水タンク40内の液体にも圧力をかけるため、送水
チューブ42内に液体が流入して送気送水シリンダ44
側に液体が送られる。つまり送気ポンプ46を動作させ
ると、送気送水シリンダ44に対して送気及び送水が行
われる。
【0022】送気送水シリンダ44にはさらに、送気チ
ャンネル22と中継チューブ51が連通している。送気
チャンネル22は、挿入部11の長手方向に沿って配設
されており、その先端部は送気送水ノズル24に接続し
ている。送気送水ノズル24は、対物レンズ25に向か
って開口している。送気チャンネル22は、可撓管部1
5の変形や湾曲部14の湾曲操作に対応することが可能
な可撓性を有する管状体である。
【0023】一方、送気チャンネル22とは別に送気送
水シリンダ44から延出した中継チューブ51は、三方
弁ユニット(流路切換手段)52に接続している。詳細
には、三方弁ユニット52は半円状断面の中空空間53
を有し、中継チューブ51は中空空間53内に連通して
いる。
【0024】三方弁ユニット52の中空空間53から
は、挿入部11に沿って送水チャンネル23と閉塞チュ
ーブ(閉塞管)55が延出されている。送水チャンネル
23は、送気チャンネル22と同様に可撓性を有する管
状体であり、その先端部は挿入部11の先端部13を貫
通して、送気チャンネル22と共通の送気送水ノズル2
4に接続している。
【0025】閉塞チューブ55は、送気チャンネル22
や送水チャンネル23と同様に可撓性を有する中空の管
状体であり、送気チャンネル22や送水チャンネル23
と略平行に操作部12から挿入部11へ向けて配設さ
れ、その先端部は可撓管部15と湾曲部14の連結部分
付近まで延設されて閉じられている(図8参照)。後述
するように、この閉塞チューブ55が、可撓管部15の
可撓性を変化させる機能を有する。
【0026】図5に示すように、三方弁ユニット52の
中空空間53内には、流路切換弁57が設けられてい
る。流路切換弁57は、回動軸57aを中心として回動
可能に軸支されており、第一ストッパ58と第二ストッ
パ59に係合することよって両回動端が定められる。流
路切換弁57は、第一ストッパ58に係合するときには
閉塞チューブ55の入口部を気密に塞ぎ、第二ストッパ
59に係合するときには送水チャンネル23の入口部を
気密に塞ぐ。詳細には、中空空間53には、回動軸57
aを中心とする円弧状断面の内壁面が形成されており、
送水チャンネル23の入口部と閉塞チューブ55の入口
部は、それぞれ該円弧状の内壁面部分に連通している。
流路切換弁57の先端は、この円弧状の内壁面に隙間な
く接する形状を有しており、回動軸57aを中心とする
いずれの回動位置においても、中空空間53の円弧状内
壁面に密接する。したがって、流路切換弁57は、各ス
トッパ58、59に当接する回動位置では、この円弧状
内壁面上に位置する送水チャンネル23及び閉塞チュー
ブ55の入口部を選択的に気密に塞ぐことができる。
【0027】操作部12の外面には、この流路切換弁5
7を操作する切換操作レバー60(図1)が設けられて
いる。切換操作レバー60の近傍には2つの指標61、
62が設けられており、切換操作レバー60を一方の指
標61に合わせると、流路切換弁57が第一ストッパ5
8に当接し、他方の指標62に合わせると、流路切換弁
57が第二ストッパ59に当接する。なお、流路切換弁
57は、図示しない作用方向反転ばねにより、第一スト
ッパ58側に向けて回動させたときには該第一ストッパ
58との係合方向に付勢され、第二ストッパ59側に向
けて回動させたときに該第二ストッパ59との係合方向
に付勢される。
【0028】図6及び図7は送気送水シリンダ44と送
気送水ボタン43の具体的構造を示している。送気送水
シリンダ44には、以上に説明した送水チューブ42、
送気チューブ45、送気チャンネル22、及び中継チュ
ーブ51が接続している。送気送水ボタン43の下部に
は、送気送水シリンダ44内に移動可能に支持された軸
部65が延設されており、該軸部65の外周面には、軸
線方向に位置を異ならせて4つのOリング66A、66
B、66C及び66Dが嵌着されている。各Oリングは
送気送水シリンダ44の内周面に密着しており、空気や
液体の流体を通さないようになっている。また、軸部6
5には、軸線方向への空気流通孔67が形成されてお
り、該空気流通孔67の上端部は送気送水ボタン43の
外面に開口し、下端部は、Oリング66Dよりも下方に
おいて軸部65の外周面に開口している。送気チャンネ
ル22は、Oリング66Dより下方の位置で送気送水シ
リンダ44に開口しているので、実質的には空気流通孔
67は送気チャンネル22と常時連通している。また、
Oリング66CとOリング66Dの間における軸部65
の外周面には、該軸部65の軸線と直交する方向の空気
流通孔68が開口している。空気流通孔67、68は互
いに連通している。
【0029】送気送水ボタン43とその軸部65は、圧
縮コイルばね69によって、送気送水シリンダ44から
突出する方向に付勢されている。送気送水シリンダ44
には、軸部65を当接させて送気送水ボタン43の最大
突出位置を規制する内径リブ64が形成されており、送
気送水ボタン43を押圧しないときには、軸部65と内
径リブ64が係合するボタン突出状態(図6)が保たれ
る。前述のように、送気送水シリンダ44には、送水チ
ューブ42と送気チューブ45を介してプロセッサ20
側から送水及び送気が行われるが、送気送水ボタン43
を押圧しない図6の状態では、送水チューブ42の出口
部はOリング66B、66Cによって塞がれた空間内に
開口しており、当該閉鎖空間より先には送水されない。
また、中継チューブ51の入口部は、Oリング66A、
66Bによって塞がれた空間内に開口しており、中継チ
ューブ51内へ送水または送気がなされることもない。
【0030】一方、図6の状態では、空気流通孔68が
送気チューブ45に対向する位置にあり、送気チューブ
45から送られる加圧された空気が空気流通孔67に流
入する。空気流通孔67は、上端部と下端部がそれぞれ
送気送水ボタン43の外面と送気チャンネル22に連通
しており、内視鏡の操作者が空気流通孔67の上端部開
口を塞いでいない場合には、加圧された空気は該上端部
側開口を通して外部に排出されるため、送気チャンネル
22を介して送気送水ノズル24から空気が噴出するこ
とはない。逆に、操作者が空気流通孔67の上端部開口
を塞ぐと、加圧された空気の流路が送気チャンネル22
方向のみに限定されるので、送気送水ノズル24から空
気が噴出する。
【0031】図7のように圧縮コイルばね69に抗して
送気送水ボタン43を押し込むと、空気流通孔68が送
気チューブ45の開口部との対向位置から下方へ退避
し、該送気チューブ45は、Oリング66BとOリング
66Cの間の閉鎖空間に開口することになる。よって、
該閉鎖空間から先へは送気されない。一方、押圧による
軸部65の移動に応じて、送水チューブ42と中継チュ
ーブ51の両方が、Oリング66AとOリング66Bの
間の空間に対して開口し、該送水チューブ42と中継チ
ューブ51が実質的に連通された状態となる。すると、
送水チューブ42から中継チューブ51を介して三方弁
ユニット52の中空空間53内へと送水される。
【0032】本実施形態の電子内視鏡10では、この中
継チューブ51から三方弁ユニット52へ流入する液体
を、対物レンズ25の洗浄液、あるいは可撓管部15の
可撓性調整手段として選択的に用いることができる。ま
ず、三方弁ユニット52に流入した液体を対物レンズ2
5の洗浄に用いるには、切換操作レバー60を操作して
一方の指標61に合わせた上で、送気送水ボタン43押
圧する。これにより、流路切換弁57が閉塞チューブ5
5の入口を水密(かつ気密)に塞ぎ、該閉塞チューブ5
5内には液体が流入しなくなる。一方、送水チャンネル
23の入口は開かれた状態になるので、中継チューブ5
1を介して流入する液体が送水チャンネル23へ送ら
れ、送気送水ノズル24から対物レンズ25に向けて液
体を噴出させることができる。
【0033】可撓管部15を柔軟な状態から硬化させる
場合には、切換操作レバー60を操作して他方の指標6
2に合わせた上で、送気送水ボタン43を押圧する。す
ると、流路切換弁57が送水チャンネル23の入口を気
密に塞ぎ、該送水チャンネル23内には液体が流入しな
くなる。一方、閉塞チューブ55の入口は開かれた状態
になり、コンプレッサ20側からの送水は該閉塞チュー
ブ55内に流入する。閉塞チューブ55は、先端部が閉
じられた閉鎖空間なので、液体が流入すると内圧が上昇
する。周知のように、こうした閉塞空間の内圧が高くな
ると、可撓管部15が元来有する曲げ剛性に加えて閉塞
チューブ55の内圧上昇に応じた硬度も付加されるた
め、可撓管部15が硬化されて曲がりにくくなる。可撓
管部15が硬化された状態で、切換操作レバー60を操
作して指標61に合わせると、流路切換弁57が再び閉
塞チューブ55の入口を塞ぎ、該閉塞チューブ55の内
部は、三方弁ユニット52に対して流体流通を生じない
液密(及び気密)空間となる。その結果、加圧状態にあ
る閉塞チューブ55の内圧は一定に保たれ、可撓管部1
5の硬化状態が維持される。
【0034】逆に、可撓管部15の硬化状態を解除する
には、切換操作レバー60を再度操作して指標62に合
わせればよい。このときは、送気送水ボタン43を押圧
する必要はない。すると、流路切換弁57が閉塞チュー
ブ55の入口を開くので、閉塞チューブ55を加圧させ
ていた液体が排出されて、その内圧は外気圧と同程度ま
で下がる。閉塞チューブ55の内圧が下がった結果、可
撓管部15の曲げ剛性が低下して柔軟になる。
【0035】以上のように、本実施形態の内視鏡では、
可撓管部15の可撓性を変化させるために設けた閉塞チ
ューブ55に対し、送気送水ノズル24から洗浄液など
の液体を噴出させるための送水機構を利用して内圧調整
を行っている。そのため、可撓管部15の可撓性調整用
として専用の調圧機構などを設ける必要がなく、例えば
プロセッサ20は汎用のものを使用できるので、構造が
簡単でコストを抑えることができる。
【0036】なお、以上の第一実施形態の電子内視鏡1
0では、可撓管部15の可撓性調整(閉塞チューブ55
の内圧調整)に送水機構を利用しているが、同内視鏡1
0に備えた送気機構を利用して可撓性の調整を行うこと
ができる。すなわち、図2において、中継チューブ51
に対してはプロセッサ20側から圧縮空気が送られ、送
気チューブ50に相当する管路に対しては同プロセッサ
20側から洗浄水などの液体が送られるように、送気送
水ボタン43や送気送水シリンダ44の内部構造を変え
てもよい。すると、三方弁ユニット52に対しては、液
体に代えてプロセッサ20側から圧縮空気が流入される
ようになるので、切換操作レバー60を適宜操作するこ
とにより、図2の送水チャンネル23に相当する部材と
閉塞チューブ55に対して圧縮空気を選択的に送り込む
ことができる。閉塞チューブ55に圧縮空気が流入した
ときの効果は先の実施形態と同じであり、閉塞チューブ
55の内圧上昇に伴って可撓管部15が硬化する。逆
に、切換操作レバー60の操作により閉塞チューブ55
の気密状態が解除されると、閉塞チューブ55の内圧が
下がって可撓管部15が柔軟に戻る。この送気機構を用
いた態様における操作手法は前述の実施形態の説明と基
本的には同じであるが、三方弁ユニット52に圧縮空気
を流入させる際に、送気送水ボタン43を押圧するので
はなく、空気流通孔67の上端開口を指などで塞いて空
気の流路を変化させる点が異なる。
【0037】図9、図10及び図11はそれぞれ、本発
明の第二、第三及び第四の実施形態を示している。これ
らの各実施形態では、第一実施形態と同様の部分に関し
ては同符号で示しており、重複した説明は行わない。
【0038】図9の内視鏡では、プロセッサ20に設け
た送気源70から延出した送気チューブ(流体送出チュ
ーブ)145が、三方弁ユニット52の中空空間53に
対して直接に接続している。該中空空間53には、送気
チャンネル(流体流通チャンネル)122と閉塞チュー
ブ55が接続しており、さらに、操作部12の外面に開
口する排気孔71も中空空間53に接続している。送気
源70から送気チューブ45に圧縮空気を送ると、三方
弁ユニット52の中空空間53に正圧がかかる。ここで
内視鏡の操作者が、操作部12に露出する排気孔71を
塞いでいない場合には、三方弁ユニット52内の加圧さ
れた空気は、排気孔71を通して外部に排出されるた
め、流路切換弁57の位置にかかわらず、送気チャンネ
ル122側に空気が送られたり、閉塞チューブ55が加
圧されることはない。
【0039】送気チャンネル122に空気を送ったり、
閉塞チューブ55を加圧させるには、排気孔71を塞げ
ばよい。その結果、第一実施形態と同じく、流路切換弁
57が閉塞チューブ55の入口を気密に塞ぐ位置にある
ときには、送気チャンネル122に圧縮空気が流入し、
流路切換弁57が送気チャンネル122の入口を気密に
塞ぐ位置にあるときには、閉塞チューブ55に圧縮空気
が流入する。つまり、挿入部11の先端にあるノズル
(図9には図示していない)から空気を噴出させるか、
閉塞チューブ55の内圧を上昇させて可撓管部15を硬
化させるかを選択的に操作することができる。
【0040】図10の内視鏡では、プロセッサ20側の
送水源80から延出した送水チューブ(流体送出チュー
ブ)242が、三方弁ユニット52の中空空間53に対
して直接に接続している。送水チューブ242の途中に
は楔状断面のバルブ81が設置されており、ユニバーサ
ルチューブ17の外面に位置するバルブ操作ノブ82を
操作することによって、該バルブ81が進退する。バル
ブ81の進退により、送水源80側から三方弁ユニット
52への液体流入量を制御することができる。バルブ8
1を開いているときには、送水源80から三方弁ユニッ
ト52の中空空間53へ向け送水され、流路切換弁57
によって、送水チャンネル(流体流通チャンネル)22
3側への送水と閉塞チューブ55側への送水を切り換え
ることができる。なお、図10の内視鏡では、送水源8
0を送気源に置き換えるだけで、図中の流体流通路が送
気用になるので、送気機構を利用した可撓性調整も可能
である。
【0041】図11の内視鏡では、流体送出源90から
延出された流体送出チューブ91が、前述の三方弁ユニ
ット52を介さず、その途中で流体流通チャンネル92
と閉塞チューブ93に分けられている。なお、この実施
形態での流体とは、気体と液体のいずれであってもよ
い。そして三方弁ユニットに代えて、流体流通チャンネ
ル92には流体送出チューブ91側からの流体流入を制
御する開閉弁(流路切換手段)95が設けられ、閉塞チ
ューブ93には同様の開閉弁(流路切換手段)94が設
けられている。開閉弁94、95はそれぞれ、操作部1
2の外面に位置する弁操作部材96、97によって開閉
操作可能である。
【0042】開閉弁94と開閉弁95の両方を閉じた状
態では、流体流通チャンネル92と閉塞チューブ93の
いずれに対しても流体送出源90側から流体が流入しな
いので、挿入部11の先端部に設けた流体噴出用のノズ
ル(図11には図示していない)から流体が噴出される
こともなく、また閉塞チューブ93の内圧が上昇して可
撓管部15を硬化させることもない。一方の開閉弁95
を開くと流体流通チャンネル92への流体の流入が許さ
れるので、挿入部先端のノズルから流体を噴出させるこ
とができる。他方の開閉弁94を開くと、閉塞チューブ
93への流体の流入が許されるので、該閉塞チューブ9
3の内圧を上昇させて可撓管部15を硬化させることが
できる。閉塞チューブ93の内圧を高めた状態で開閉弁
94を閉じると、可撓管部15が硬化された状態を維持
することができる。可撓管部15の硬化状態を解消する
には、開閉弁94を開いて閉塞チューブ93の内圧を下
げればよい。
【0043】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の内視
鏡では、挿入部の先端側へ空気や洗浄水といった流体を
送るための流体送出機構を利用して、可撓管部内に位置
する可撓性調整用の閉塞管の内圧を変化させる構造とし
たので、可撓性調整用に関して専用の流体送出機構が不
要となり、可撓性可変内視鏡の構造を簡単にしてコスト
ダウンを図ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可撓性可変内視鏡の一実施形態を示す
外観図である。
【図2】図1の内視鏡における流体流通経路を示す図で
ある。
【図3】図2に示すプロセッサ側の送気送水源の構造を
示す断面図である。
【図4】図2のIV-IV断面線に沿う口金の断面図であ
る。
【図5】図2における内視鏡の操作部付近を拡大して示
す図である。
【図6】送気送水ボタンの詳細構造を示す断面図であ
る。
【図7】送気送水ボタンの詳細構造を示す断面図であ
る。
【図8】図2における内視鏡挿入部の先端部と可撓管部
付近での流体流通経路を拡大して示す図である。
【図9】本発明の可撓性可変内視鏡の第二の実施形態を
示す図である。
【図10】本発明の可撓性可変内視鏡の第三の実施形態
を示す図である。
【図11】本発明の可撓性可変内視鏡の第四の実施形態
を示す図である。
【符号の説明】
10 電子内視鏡 11 挿入部 12 操作部 13 先端部 14 湾曲部 15 可撓管部 17 ユニバーサルチューブ 18 コネクタ部 20 プロセッサ 21 対物レンズ保持孔 22 122 送気チャンネル(流体流通チャンネル) 23 223 送水チャンネル(流体流通チャンネル) 24 送気送水ノズル 25 対物レンズ 26 CCD 27 画像信号伝送用ケーブル 28 リモート操作ボタンスイッチ 29 処置具挿入口突起 30 処置具挿通チャンネル 31 第一吸引チューブ 32 第二吸引チューブ 33 吸引ボタン 34 吸引シリンダ 35 負圧源 37 副送水注入口 38 副送水チャンネル 40 送水タンク 41 キャップ 42 242 送水チューブ(流体送出チューブ) 43 送気送水ボタン 44 送気送水シリンダ 45 145 送気チューブ(流体送出チューブ) 46 送気ポンプ(コンプレッサ) 47 口金 51 中継チューブ 52 三方弁ユニット(流路切換手段) 53 中空空間 55 閉塞チューブ(閉塞管) 57 流路切換弁 57a 回動軸 58 第一ストッパ 59 第二ストッパ 60 切換操作レバー 61 62 指標 64 内径リブ 65 軸部 66A 66B 66C 66D Oリング 67 68 空気流通孔 69 圧縮コイルばね 70 送気源 71 排気孔 80 送水源 81 バルブ 82 バルブ操作ノブ 90 流体送出源 91 流体送出チューブ 92 流体流通チャンネル 93 閉塞チューブ(閉塞管) 94 95 開閉弁(流路切換手段) 96 97 弁操作部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國井 圭史 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 早川 真司 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 FF29 HH01 JJ20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部に可撓性を有する可撓管部を備え
    た内視鏡において、 上記挿入部の先端に開口する流体流通チャンネル;上記
    可撓管部内に位置する先端が閉じられた閉塞管;流体送
    出源;及び該流体送出源を流体流通チャンネルと閉塞管
    のいずれかに選択して連通させる流路切換手段;を備
    え、 上記流体流通チャンネルと流体送出源が連通するとき挿
    入部の先端から流体を噴出し、上記閉塞管と流体送出源
    が連通するとき該閉塞管の内圧変化によって上記可撓管
    部の可撓性を変化させることを特徴とする可撓性可変内
    視鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可撓性可変内視鏡におい
    て、上記流路切換手段は、 上記流体流通チャンネルの入口部、上記閉塞管の入口
    部、及び上記流体流出源から延出した流体送出チューブ
    の出口部が連通する中空空間;及び該中空空間内に、流
    体流通チャンネルの入口部を塞ぐ位置と閉塞管の入口部
    を塞ぐ位置に移動可能に設けた流路切換弁;を備えてい
    る可撓性可変内視鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の可撓性可変内視鏡におい
    て、上記流体流通チャンネルの入口部と上記閉塞管の入
    口部はそれぞれ、上記流体流出源から延出した流体送出
    チューブの出口部に連通しており、 上記流路切換手段は、該流体流通チャンネルの入口部と
    閉塞管の入口部にそれぞれ設けた開閉弁からなる可撓性
    可変内視鏡。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項記載の可
    撓性可変内視鏡において、上記流体送出源は圧縮空気を
    送出する送気源であり、上記流体流通チャンネルは該圧
    縮空気を挿入部先端へ送る送気チャンネルである可撓性
    可変内視鏡。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれか1項記載の可
    撓性可変内視鏡において、上記流体送出源は液体を送出
    する送水源であり、上記流体流通チャンネルは該液体を
    挿入部先端へ送る送水チャンネルである可撓性可変内視
    鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061173A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Olympus Corp 内視鏡装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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