JP2003038229A - コンタクトレンズケース - Google Patents

コンタクトレンズケース

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JP2003038229A
JP2003038229A JP2001234074A JP2001234074A JP2003038229A JP 2003038229 A JP2003038229 A JP 2003038229A JP 2001234074 A JP2001234074 A JP 2001234074A JP 2001234074 A JP2001234074 A JP 2001234074A JP 2003038229 A JP2003038229 A JP 2003038229A
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contact lens
wearing
lens
input
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Takashi Nakajima
孝 中嶋
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトレンズに関して日々行うべき各種
時間管理を効果的に支援するコンタクトレンズケースを
提供すること。 【解決手段】 計時機能を有するコンタクトレンズケー
スにより,コンタクトレンズを交換すべき周期や装用可
能な時間,保存液に浸して保存洗浄するために必要な時
間,コンタクトレンズケースを洗浄すべき周期,コンタ
クトレンズの利用者が受診すべき定期検診の周期等の時
間データを入力し,レンズの交換時期やレンズの装用を
終えるべき時刻,保存洗浄の終了時刻,コンタクトレン
ズの洗浄時期,定期検診の時期等を利用者に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コンタクトレンズ
を洗浄,保存,持ち運び等する際に使用するコンタクト
レンズケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,コンタクトレンズの性能向上や低
価格化にともない,コンタクトレンズの利用者が増加し
ている。一方,コンタクトレンズを利用するには,その
種類により様々な時間管理が必要となる。例えば,所定
の装用時間毎にコンタクトレンズケース(以下,単にケ
ースという)により煮沸洗浄することや,所定の時間だ
け保存液に浸して洗浄すること,或いは所定の期間毎に
新しいコンタクトレンズと交換して使い捨てること等の
時間(期間)を管理することである。また,ケース自体
も所定の使用期間毎に洗浄が必要なものもある。さら
に,コンタクトレンズの利用者も,視力の変化やアレル
ギーの恐れ等について定期的に検診を受ける必要があ
る。また,初めてコンタクトレンズを利用する際は,1
日あたりの装用時間を短時間から始め,徐々に装用時間
を長くすることでコンタクトレンズの装用に十分に慣れ
させることも必要である。コンタクトレンズは直接角膜
に密着させて使用するものであり,以上に示した装用や
洗浄に関する各種時間の管理を誤ると視力の低下等,重
大な影響を及ぼす。このように,コンタクトレンズの利
用には様々な時間管理が重要となる。ところで,コンタ
クトレンズの利用者に装用時間や交換時期等に関する通
知,例えば,所定の装用時間が経過したので一旦取り外
すべき旨の通知やレンズを交換すべき旨の通知等を行う
場合,例えばスケジュール管理機能を有するパソコンソ
フトや電子手帳等の情報端末により行うしかなかった。
また,特開平11−232328号公報(以下,公報1
という)には,コンタクトレンズのメンテナンスに関す
るデータをカードに記憶させ,該カード内のデータを店
舗に設置された端末装置と中央コンピュータによって管
理する装置が示されている。また,登録実用新案第30
33709号公報(以下,公報2という)には,コンタ
クトレンズを自動的に洗浄,殺菌する保存容器について
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,パソコ
ンや電子手帳等の情報端末を操作するタイミングは,例
えば就寝前や起床時等のコンタクトレンズの着脱を行う
通常のタイミングとは必ずしも一致しないため,コンタ
クトレンズの交換を行うべき旨の通知等がなされても,
実際にコンタクトレンズの着脱時には忘れてしまうとい
う問題点があった。また,前記公報1に示される方法で
は,カードを店舗に持参しなければならず,コンタクト
レンズに関する日々の管理を行うには現実的でないとい
う問題点もあった。また,前記公報2には,利用者に通
知を行う機能については何ら示されていない。従って,
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目
的とするところは,コンタクトレンズに関して日々行う
べき各種時間管理を効果的に支援するコンタクトレンズ
ケースを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,少なくともコンタクトレンズに関する所定
の時間データを入力する入力手段と,該入力手段により
入力された前記時間データに基づいて時間の経過を計時
する計時手段と,該計時手段により計時された時間の経
過に応じて利用者に所定の通知を出力する出力手段とを
具備してなることを特徴とするコンタクトレンズケース
である。これにより,コンタクトレンズに関する各種時
間管理を行い利用者に通知を行うことが可能となる。ま
た,前記入力手段により入力される前記時間データ及び
前記出力手段による前記通知としては,コンタクトレン
ズの交換時期に関するもの,コンタクトレンズの洗浄時
間に関するもの,当該コンタクトレンズケースの洗浄時
間に関するもの,コンタクトレンズの装用時間に関する
もの,コンタクトレンズの利用者の定期検診時期に関す
るもの,のうちのいずれか1つ又は複数が考えられる。
また,前記入力手段よるデータ入力及び前記出力手段に
よる前記通知が,左右のコンタクトレンズについて個別
に行われるものであってもよく,前記出力手段が,表示
手段又は音声の出力手段のいずれか一方又は両方であっ
てもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供す
る。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例
であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のもので
はない。ここに,図1は本発明の実施の形態に係るコン
タクトレンズケースXの主要部の概略構成を表すブロッ
ク図,図2は本発明の実施の形態に係るコンタクトレン
ズケースXの入力装置の一例を表す図,図3は本発明の
実施の形態に係るコンタクトレンズケースXの記憶領域
のうちの時間データ領域の構成を表す図,図4は本発明
の実施の形態に係るコンタクトレンズケースXの記憶領
域のうちの表示データ領域の構成を表す図,図5は本発
明の実施の形態に係るコンタクトレンズケースXが記憶
する音声データの構成を表す図,図6は本発明の実施の
形態に係るコンタクトレンズケースXにおけるメッセー
ジの表示例を表す図,図7〜図9は本発明の実施の形態
に係るコンタクトレンズケースXにおける時間管理の処
理手順を表すフローチャートである。
【0006】まず,図1を用いてコンタクトレンズケー
スXの主要部の構成について説明する。コンタクトレン
ズケースXは,液晶パネル等の表示装置1,時間データ
等を入力するシートキー等の入力装置2,音声通知を出
力するスピーカ3,不図示の演算プロセッサ,主メモ
リ,及び周辺機器から構成されるCPU4,前記CPU
4によって実行されるプログラムが格納されるROM
5,及び各種データを記憶する不揮発性のRAM6から
構成され,これら相互間でデータの授受が可能なように
専用バスで接続されている。前記CPU4は,時計機能
(前記計時手段の一例)を有している。また,前記入力
装置2には,図2に示すようにテンキー16の他,装用
開始キー11,交換キー12,洗浄キー13,ケース洗
浄キー14,定期検診キー15等が配置されている。本
コンタクトレンズケースXは,コンタクトレンズの収納
部等,一般的なコンタクトレンズケースと同様の他の構
成も有するが,特に本発明の特徴となるものではないの
でここでは説明を省略する。
【0007】次に,図7を用いて前記CPU4が所定の
プログラムに従って実行するコンタクトレンズに関連す
る時間管理の処理手順について説明する。以下,S0
1,S02,,は,処理手順(ステップ)の番号を表
す。また,本コンタクトレンズケースXの電源が投入さ
れた時点から図7の処理が開始されるものとする。ま
た,本コンタクトレンズケースXは,左右のコンタクト
レンズについて個別に時間管理を行う機能を有するが,
これについては後述することとし,以下,左右の区別な
しに(左右共通で)時間管理を行うものとして説明す
る。まず,S01において,現在時刻の入力処理が行わ
れる。ここでは,前記表示装置1に現在時刻の入力を促
すメッセージが表示され,前記入力装置2の所定の操作
により,前記テンキー16を用いて入力された日時デー
タが前記CPU4の時計機能にセットされる。以後,前
記CPU4により,一定時間毎にそのときの時刻(日
時)を前記RAM6内の所定の時間データ領域M1(図
3)に現在時刻t1として格納される。次に,S02に
おいて,コンタクトレンズの装用開始日(レンズ装用開
始日)の入力処理が行われる。ここでは,前記表示装置
1に,コンタクトレンズの装用を開始する場合は前記装
用開始キー11を操作するようメッセージが表示され
る。前記装用開始キー11が操作されると,そのときの
前記現在時刻t1の日付が前記時間データ領域M1にレ
ンズ装用開始日t2として格納される。入力がキャンセ
ルされた(装用を開始しない)場合は,前記装用開始日
t2は初期値(0000年00月00日)のままであ
る。このように前記装用開始キー11を設けることによ
り,ワンタッチで前記装用開始日t2を登録でき,前記
テンキー16等によって日付入力を行うのに比べてはる
かに操作を簡易化できる。
【0008】次に,S03〜S07において,各々レン
ズ交換間隔,保存洗浄時間,装用許容時間,ケース洗浄
間隔,定期検診間隔のデータ入力を促すメッセージの前
記表示装置1への出力,及び入力されたデータの前記時
間データ領域M1(図3)への格納が行われる。前記レン
ズ交換間隔t3とは,使い捨てコンタクトレンズ等を使
用する場合に,定められている交換間隔(交換期限)の
日数である。前記保存洗浄時間t6とは,コンタクトレ
ンズを保存液に浸す等により,保存洗浄するために必要
な時間である。前記装用許容時間t7とは,医師の指示
やコンタクトレンズの種類等によって定められたコンタ
クトレンズの1回当たり装用の許容時間である。前記ケ
ース洗浄間隔t8とは,当該コンタクトレンズケースX
自体(コンタクトレンズの収容部)を洗浄すべき周期の
日数である。前記定期検診間隔t11とは,医療機関で
の定期検診が必要な周期の日数である。利用者は,使用
しているコンタクトレンズの種類や医師からの指示等に
応じて,必要なデータを前記テンキー16を用いて入力
する。もちろん,管理する必要のないデータについて
は,入力をキャンセルすれば前記時間データ領域M1へ
の登録は行われず,そのデータは初期値(0日又は0時
間00分)のままとなる。次に,S08へ移行し,S0
3〜S07において前記各データt3,t6,t7,t
8,t11のうちいずれかの入力がなされたか否かが判
別され,いずれの入力もなされなかったと判別された場
合には,S03へ戻って処理が繰り返される。一方,S
08において,前記各データt3,t6,t7,t8,
t11のうちいずれかの入力がなされたと判別された場
合には,レンズ交換時期管理処理(S09a),保存洗
浄時間管理処理(S09b),装用時間管理処理(S0
9c),ケース洗浄時期管理処理(09d),及び定期
検診時期管理処理(09e)の各処理が並行して実行さ
れる。図7には図示していないが,S01〜S07にお
いて入力されるデータは,前記入力装置2からの所定の
操作により,以降の処理の途中でも変更することが可能
である。
【0009】次に,図8を用いて,前記レンズ交換時期
管理処理(S09a)について説明する。まず,S11
において,前記レンズ交換間隔t3が入力済みであるか
否かが判別され,入力されていないと判別されると以降
の処理は実行されずにループ(S11のNo側)する。
この判別は,前記時間データ領域M1の前記レンズ交換
間隔t3の値が初期値(0日)でなければ入力済みであ
ると判別される。一方,S11において前記レンズ交換
間隔t3が入力済みであると判別されると,S12へ移
行してレンズ交換日t4が計算され,前記時間データ領
域M1に格納される。ここで,前記レンズ交換日t4
は,前記時間データ領域M1に格納される前回レンズ交
換日t5から数えて前記レンズ交換間隔t3の日数分だ
け後の日が設定される。また,前記前回レンズ交換日t
5が初期値(0000年00月00日)のままである場
合(1回目の実行時は初期値である)には,該前回レン
ズ交換日t5に代えて,S02で入力された前記レンズ
装用開始日t2から数えて計算される(従って,本レン
ズ交換時期管理処理S09aを実行する場合は,S02
における前記レンズ装用開始日t2の入力が必須であ
る)。図3に示す例では,前記前回レンズ交換日t5が
初期値であり,前記レンズ装用開始日t2が2001年
03月01日,前記レンズ交換間隔t3が14日である
ので,2001年03月14日が前記レンズ交換日t4
として計算される。なお,前記前回レンズ交換日t5が
設定されるのは後述するS17においてである。次に,
S13において,前記レンズ交換日t5が前記表示装置
1に出力される。このとき,前記表示装置1に表示され
るメッセージは,前記RAM6内の所定の表示データ領
域M2(図4)に格納されるデータから1つの文字列デ
ータ,“レンズ交換日:「」”が読み出され,該文字列
データに含まれる記号“「」”の部分に,前記レンズ交
換日t5を挿入した文字列“レンズ交換日:2001年
3月14日”が表示される。該文字列が前記表示装置1
に表示された例を図6(a)に示す。図6(a)中,3
行目の文字列がこれに該当する。このとき,前記現在時
刻t1の日付と前記レンズ交換日t5との差分を計算し
て,レンズ交換日t5までの残り日数を表示させたり,
前記前回レンズ交換日t5(これが初期値の場合は前記
レンズ装用開始日t2)と前記現在時刻t1の日付との
差分を計算して,前記レンズ交換日t5からの経過日数
を表示させたりしてもよい。次に,S14,S15にお
いて,前記交換キー12の操作がなされる(S14のY
es側)か,或いは前記現在時刻t1が前記レンズ交換
日t5以降の時刻となる(S15のYes側)までルー
プ(S15のNo側)する。そして,前記現在時刻t1
が前記レンズ交換日t5以降の時刻となる前に,前記交
換キー12の操作がなされた場合(S14のYes側)
は,S18へ移行し,そのときの前記現在時刻t1の日
付が前記時間データ領域M1に前記前回レンズ交換日t
5として格納された後,S12へ戻って処理が繰り返さ
れる。一方,前記交換キー12の操作がなされる前に,
前記現在時刻t1が前記レンズ交換日t5以降の時刻と
なった場合(S15のYes側)には,S16へ移行
し,前記表示データ領域M2から文字列“レンズを交換
してください”が読み出されて,前記表示措置1に表示
される。同時に,前記スピーカ3から音声メッセージの
出力も行われる。該音声メッセージは,前記RAM6内
の所定の音声データ領域M3(図5)に格納される音声
データから所定の音声データが読み出されて出力され
る。さらに,S17において,前記交換キー12が操作
されるまでループ(S17のNo側)し,前記交換キー
12の操作があったと判別(S17のYes側)された
場合は,前述したように前記前回レンズ交換日t5が前
記時間データ領域M1に格納された後,S12へ戻って
処理が繰り返される。以上の処理により,定められたレ
ンズ交換周期(前記レンズ交換間隔t3)で利用者に通
知がなされるので,レンズ装用期間の超過を防止でき
る。
【0010】次に,前記ケース洗浄時期管理処理S09
d及び前記定期検診時期管理処理09e(図7)につい
て説明する。これらの処理手順は,前述した前記レンズ
交換時期管理処理(図8)と同様である。前述した説明
と異なる点は,前記レンズ交換間隔t3が前記ケース洗
浄間隔t8及び前記定期検診間隔t11に置き換わる
点,前記前回レンズ交換日t5が前記時間データ領域M
1に格納される前回ケース洗浄日t10及び前回定期検
診日t13に置き換わる点,前記レンズ交換日t4が前
記時間データ領域M1に格納されるケース洗浄日t9及
び定期検診日t12に置き換わる点である。さらに,S
14及びS17で操作の有無が判別されるキーは,前記
交換キー12ではなく,前記ケース洗浄キー14及び前
記定期検診キー15であり,S13及びS16において
前記表示データ領域M2及び前記音声データ領域M3か
ら読み出される文字列及び音声データは,各々対応する
別の文字列及び音声データである。これにより,定めら
れたケース洗浄周期(前記ケース洗浄間隔t8)及び定
期検診の周期(前記定期検診間隔t11)で,利用者に
通知がなされるので,ケース洗浄を忘れてコンタクトレ
ンズが汚れたり,定期検診を受診し忘れて視力等に影響
を及ぼしたりすることを防止できる。
【0011】次に,図9を用いて,前記装用時間管理処
理(S09c)について説明する。まず,S21におい
て,前記装用許容時間t7が入力済みであるか否かが判
別され,入力されていないと判別されると以降の処理は
実行されずにループ(S21のNo側)する。この判別
は,前記時間データ領域M1の前記装用許容時間t7の
値が初期値(0時間00分)でなければ入力済みである
と判別される。一方,S21において前記装用許容時間
t7が入力済みであると判別されると,S22におい
て,前記入力装置2の前記装用開始キー11が操作され
るまでループ(S22のNo側)し,前記装用開始キー
11の操作があったと判別された場合は,そのときの前
記現在時刻t1から前記装用許容時間t7だけ経過した
時刻が,レンズ装用の終了時刻として計算されて前記C
PU4の前記主メモリに記憶(S23)される。次に,
S24において,S23で計算された前記終了時刻が,
前述した前記レンズ交換日t4の表示(図8のS13)
と同様に,前記表示データ領域M2から所定の文字列と
ともに前記表示装置1に表示される。次に,S25,S
26において,前記入力装置1からレンズの装用を終了
した(レンズを取り外した)旨を表す所定の装用終了操
作(例えば,前記装用開始キー11の再操作等)が行わ
れる(S25のYes側)か,或いは前記現在時刻t1
が前記終了時刻を経過する(S26のYes側)までル
ープ(SS26のNo側)する。そして,前記現在時刻
t1が前記終了時刻を経過する前に,前記装用終了操作
がなされた場合(S25のYes側)は,S24で出力
した前記終了時刻の表示がクリア(S29)され,S2
2へ戻って処理が繰り返される。一方,前記装用終了操
作がなされる前に,前記現在時刻t1が前記終了時刻を
経過した場合(S26のYes側)には,S27へ移行
し,前記表示データ領域M2から文字列“装用時間が完
了しました”が読み出されて,前記表示措置1に表示さ
れる。同時に,前記音声データ領域M3から所定の音声
データ“装用時間が完了しました”が読み出され,前記
スピーカ3から出力される。さらに,S28において,
前記装用終了操作がなされるまでループ(S28のNo
側)し,前記装用終了操作があったと判別(S28のY
es側)された場合は,前述したように前記終了時刻の
表示がクリア(S29)され,S22へ戻って処理が繰
り返される。
【0012】以上により,コンタクトレンズの装用時間
が,所定の時間を超える場合は利用者に通知されるの
で,装用時間超過を防止できる。また,図9には示して
いないが,最初は短い装用許容時間とし,装用回数が増
えるごとに徐々に装用許容時間を増加させるよう構成し
てもよい。例えば,図7のS05において,前記装用許
容時間t7(8時間)に加え,装用許容時間の初期値
(例えば4時間)と,装用回数が増す毎に延長する装用
時間(例えば2時間)とが利用者によって入力されるよ
う構成し,図9のS22において,前記装用開始キー1
1が操作された(S22のYes側)回数をカウント
(1回目を0回としてカウント)し,前記装用時間の初
期値(4時間)に,前記延長する装用時間(2時間)を
前記カウントした回数分だけ加算(上限を前記装用許容
時間t7とする)した時間を用いて,図9のS23にお
ける前記終了時刻の計算を行うよう構成すればよい。こ
れにより,1回目の装用時には4時間で終了時刻経過の
通知(S27)がされ,以後,装用回数が増える毎に,
終了時刻経過の通知がされるまでの時間が6時間,8時
間と徐々に長くなる。これにより,初めてコンタクトレ
ンズを装用する利用者が,徐々に目を慣らしたい場合に
も対応できる。
【0013】次に,前記保存洗浄時間処理S09b(図
7)について説明する。これらの処理手順は,前述した
前記装用時間管理処理(図9)と同様である。前述した
説明と異なる点は,前記装用許容時間t7が前記保存洗
浄時間t6に置き換わる点,S22で操作の有無が判別
されるキーが前記ケース洗浄キー14である点,S23
及びS24で計算及び表示される前記終了時刻が保存洗
浄の終了時刻である点,S25及びS28で操作の有無
が判別されるのが保存洗浄時間の終了操作である点であ
る。さらに,S27において前記表示データ領域M2及
び前記音声データ領域M3から読み出される文字列及び
音声データは,保存洗浄に関する別の文字列及び音声デ
ータである。これにより,保存洗浄時間の不足により,
十分に汚れが除去されていない状態でコンタクトレンズ
が装用されることを防止できる。
【0014】以上の説明では,便宜上,左右のコンタク
トレンズを特に区別することについては触れなかった
が,本コンタクトレンズケースXは,左右のコンタクト
レンズについての時間管理を各々個別に行う機能を有す
る。即ち,図7のS01の前に,利用者に,左右のコン
タクトレンズについて個別に時間管理するか否かを選択
させる入力処理(本処理をS00とする)を行い,左右
個別には管理しない旨(左右共通)の入力がなされた場
合は前述した通りの処理(図7〜図9)を行い,左右個
別に管理する旨の入力がなされた場合は,前記時間デー
タ領域M1内に,レンズに関する時間データt2〜t7
を各々2つずつ(左・右分)設けるとともに,前記レン
ズ交換時期管理処理S09a及び前記装用時間管理処理
S09cを左右のレンズ各々について個別に実行させ
る。S00(不図示)において,左右個別に管理するよ
う選択されたか否かを識別する左右個別管理フラグが前
記RAM6に格納される。もちろん,S00において左
右個別に管理する旨の入力がなされた(前記左右個別管
理フラグがONである)場合は,図7のS03,S0
4,及びS05における前記レンズ交換間隔t3,前記
保存洗浄時間t6,及び前記装用許容時間t7の各入力
は,左右のコンタクトレンズについて個別に入力を促す
よう構成される。図6(a)は,左右共通(前記左右個
別管理フラグがOFF)の場合の,前記表示装置1への
メッセージの表示例であり,図6(b)が,左右個別に
管理する(前記左右個別管理フラグがON)場合の表示
例(右のレンズについて)である。これは,前記表示デ
ータ領域M2に格納された左右共通用,右用,左用の各
文字列が読み出されて表示される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
コンタクトレンズとともに使用するコンタクトレンズケ
ースに,各種時間管理の情報を利用者に通知する機能を
設けたため,コンタクトレンズに関して日々行うべき時
間管理を効果的に支援することが可能となる。従って,
コンタクトレンズの保存洗浄時間の不足や,レンズ交換
時期の超過等,時間管理が不十分なために生じる視力の
低下等の弊害を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXの主要部の概略構成を表すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXの入力装置の一例を表す図。
【図3】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXの記憶領域のうちの時間データ領域の構成を表す
図。
【図4】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXの記憶領域のうちの表示データ領域の構成を表す
図。
【図5】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXが記憶する音声データの構成を表す図。
【図6】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXにおけるメッセージの表示例を表す図。
【図7】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXにおける時間管理の処理手順を表すフローチャー
ト(1)。
【図8】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXにおける時間管理の処理手順を表すフローチャー
ト(2)。
【図9】本発明の実施の形態に係るコンタクトレンズケ
ースXにおける時間管理の処理手順を表すフローチャー
ト(3)。
【符号の説明】
1…表示装置 2…入力装置 3…スピーカ 4…CPU 5…ROM 6…RAM 11…装用開始キー 12…交換キー 13…洗浄キー 14…ケース洗浄キー 15…定期検診キー 16…テンキー M1…時間データ領域 M2…表示データ領域 M3…音声データ領域 t1…現在時刻 t2…レンズ装用開始日 t3…レンズ交換間隔 t4…レンズ交換日 t5…前回レンズ交換日 t6…保存洗浄時間 t7…装用許容時間 t8…ケース洗浄間隔 t9…ケース洗浄日 t10…前回ケース洗浄日 t11…定期検診間隔 t12…定期検診日 t13…前回定期検診日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともコンタクトレンズに関する所
    定の時間データを入力する入力手段と,該入力手段によ
    り入力された前記時間データに基づいて時間の経過を計
    時する計時手段と,該計時手段により計時された時間の
    経過に応じて利用者に所定の通知を出力する出力手段と
    を具備してなることを特徴とするコンタクトレンズケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記入力手段により入力される前記時間
    データ及び前記出力手段による前記通知が,コンタクト
    レンズの交換時期に関するもの,コンタクトレンズの洗
    浄時間に関するもの,当該コンタクトレンズケースの洗
    浄時間に関するもの,コンタクトレンズの装用時間に関
    するもの,コンタクトレンズの利用者の定期検診時期に
    関するもの,のうちのいずれか1つ又は複数である請求
    項1に記載のコンタクトレンズケース。
  3. 【請求項3】 前記入力手段よるデータ入力及び前記出
    力手段による前記通知が,左右のコンタクトレンズにつ
    いて個別に行われてなる請求項1又は2のいずれかに記
    載のコンタクトレンズケース。
  4. 【請求項4】 前記出力手段が,表示手段又は音声の出
    力手段のいずれか一方又は両方である請求項1から3の
    いずれかに記載のコンタクトレンズケース。
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