JP2003037844A - 動画像符号化装置 - Google Patents
動画像符号化装置Info
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- JP2003037844A JP2003037844A JP2001221630A JP2001221630A JP2003037844A JP 2003037844 A JP2003037844 A JP 2003037844A JP 2001221630 A JP2001221630 A JP 2001221630A JP 2001221630 A JP2001221630 A JP 2001221630A JP 2003037844 A JP2003037844 A JP 2003037844A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 輝度が平坦で色差に変化があるフレームが連
続する動画像に対して符号化効率を向上できる動画像符
号化装置を提案する。 【解決手段】 動画像符号化装置は、制御部200、ス
イッチ201、205、符号化部202、多重化部20
3、復号部204、および予測部206から主に構成さ
れる。制御部200は、入力動画像のマクロブロックを
フレーム内符号化モード、または参照マクロブロックと
の差分によるフレーム間符号化モードによる符号化を行
なうのかを判定し、スイッチ201、205、多重化部
203に対して符号化モードを出力する。
続する動画像に対して符号化効率を向上できる動画像符
号化装置を提案する。 【解決手段】 動画像符号化装置は、制御部200、ス
イッチ201、205、符号化部202、多重化部20
3、復号部204、および予測部206から主に構成さ
れる。制御部200は、入力動画像のマクロブロックを
フレーム内符号化モード、または参照マクロブロックと
の差分によるフレーム間符号化モードによる符号化を行
なうのかを判定し、スイッチ201、205、多重化部
203に対して符号化モードを出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像符号化装置
に関し、特に、フレーム内符号化モードとフレーム間符
号化モードを適応的に切り替える動画像符号化装置に関
する。
に関し、特に、フレーム内符号化モードとフレーム間符
号化モードを適応的に切り替える動画像符号化装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像の符号化方式としてMPE
G2(MPEG:Moving Picture Experts Group)が用
いられている。MPEG2のフレーム予測における各フ
レームの間の関係の一例を図10に示す。同図において
複数の平行四辺形400、401、402、403、4
04、405、406、407、408は動画を構成す
る各フレームを表す。フレームは、Iフレーム、Pフレ
ーム、Bフレームの3種類に分類される。Iフレームは
フレーム内符号化、PフレームはIフレームまたはPフ
レームからの前方向の予測符号化、BフレームはIフレ
ームとPフレームの間もしくはPフレーム間にあり、I
フレームやPフレームから予測符号化される。図10の
矢印は予測の方向を表す。一般的に、Iフレーム、Pフ
レームで大きな予測誤差が発生すると、そのIフレー
ム、Pフレームを参照するフレームに誤差が伝搬してし
まう。
G2(MPEG:Moving Picture Experts Group)が用
いられている。MPEG2のフレーム予測における各フ
レームの間の関係の一例を図10に示す。同図において
複数の平行四辺形400、401、402、403、4
04、405、406、407、408は動画を構成す
る各フレームを表す。フレームは、Iフレーム、Pフレ
ーム、Bフレームの3種類に分類される。Iフレームは
フレーム内符号化、PフレームはIフレームまたはPフ
レームからの前方向の予測符号化、BフレームはIフレ
ームとPフレームの間もしくはPフレーム間にあり、I
フレームやPフレームから予測符号化される。図10の
矢印は予測の方向を表す。一般的に、Iフレーム、Pフ
レームで大きな予測誤差が発生すると、そのIフレー
ム、Pフレームを参照するフレームに誤差が伝搬してし
まう。
【0003】MPEG2では、縦横16画素から構成さ
れるマクロブロック毎に動きベクトルが与えられる。動
きベクトルは、符号化を行なうマクロブロックと参照さ
れるマクロブロックとの間の相対位置を表したものであ
る。Pフレームを符号化フレーム、Iフレームを参照フ
レームとしたときの動きベクトルの例を図11に示す。
図11に示すように、動きベクト504は、Pフレーム
500の中にある符号化マクロブロック501に対し
て、Iフレーム502の中のマクロブロック503が最
も相関が強いことを示している。
れるマクロブロック毎に動きベクトルが与えられる。動
きベクトルは、符号化を行なうマクロブロックと参照さ
れるマクロブロックとの間の相対位置を表したものであ
る。Pフレームを符号化フレーム、Iフレームを参照フ
レームとしたときの動きベクトルの例を図11に示す。
図11に示すように、動きベクト504は、Pフレーム
500の中にある符号化マクロブロック501に対し
て、Iフレーム502の中のマクロブロック503が最
も相関が強いことを示している。
【0004】MPEG2においては、画像の輝度に対す
る動きベクトルと色差に対する動きベクトルは共通に扱
われる。そのため、一般的な動画像符号化装置では、回
路規模の削減のために動きベクトル検出において人間の
視覚特性で重要である輝度の動きベクトルのみ検出を行
ない、前記動きベクトルを色差の動きベクトルにもその
まま適用する構成を用いていることが多い。
る動きベクトルと色差に対する動きベクトルは共通に扱
われる。そのため、一般的な動画像符号化装置では、回
路規模の削減のために動きベクトル検出において人間の
視覚特性で重要である輝度の動きベクトルのみ検出を行
ない、前記動きベクトルを色差の動きベクトルにもその
まま適用する構成を用いていることが多い。
【0005】Pフレーム、Bフレームの符号化マクロブ
ロックは、フレーム内符号化モード、フレーム間符号化
モードのどちらを用いるかを切り替えることができる。
図12は、適応的にモードを切り替える方式のフローチ
ャートを示したものである。図12に示すように、ま
ず、ステップ(以下「S」と略記する)300におい
て、符号化フレームがフレーム間予測符号化(Pフレー
ム、Bフレーム)か否かを判定し、フレーム間予測符号
化であれば、S301に進んで、フレーム内符号化モー
ド、あるいはフレーム間符号化モードのどちらを用いる
かを判定する。一般的には、物体が平行移動している場
合など予測が当たる場合はフレーム間符号化モードを選
択すると生成符号量が少なくて済み、画面端や物陰から
物体が出てくる場合やシーンチェンジの場合はフレーム
内符号化モードの方が生成符号量が少なくなる傾向があ
り、前記の性質を利用したモード判定方式が知られてい
る。
ロックは、フレーム内符号化モード、フレーム間符号化
モードのどちらを用いるかを切り替えることができる。
図12は、適応的にモードを切り替える方式のフローチ
ャートを示したものである。図12に示すように、ま
ず、ステップ(以下「S」と略記する)300におい
て、符号化フレームがフレーム間予測符号化(Pフレー
ム、Bフレーム)か否かを判定し、フレーム間予測符号
化であれば、S301に進んで、フレーム内符号化モー
ド、あるいはフレーム間符号化モードのどちらを用いる
かを判定する。一般的には、物体が平行移動している場
合など予測が当たる場合はフレーム間符号化モードを選
択すると生成符号量が少なくて済み、画面端や物陰から
物体が出てくる場合やシーンチェンジの場合はフレーム
内符号化モードの方が生成符号量が少なくなる傾向があ
り、前記の性質を利用したモード判定方式が知られてい
る。
【0006】具体的には、ISO−IEC/JTCl/
SC29/WG11MPEG 92Test Mode
l2(以下、TM2)において、図13に示すモード判
定が示されている。
SC29/WG11MPEG 92Test Mode
l2(以下、TM2)において、図13に示すモード判
定が示されている。
【0007】図中のVAR、VARORは、図14のフ
ローチャートにより計算される。S702において、O
(i,j)は符号化マクロブロックの画素、S(i,
j)は参照マクロブロックの画素を表す。VAROR
は、符号化マクロブロックの画素の2乗平均値と符号化
マクロブロックの画素の平均の2乗の差分値、VARは
符号化マクロブロックの画素と参照マクロブロックの画
素の差分の2乗平均値を表している。
ローチャートにより計算される。S702において、O
(i,j)は符号化マクロブロックの画素、S(i,
j)は参照マクロブロックの画素を表す。VAROR
は、符号化マクロブロックの画素の2乗平均値と符号化
マクロブロックの画素の平均の2乗の差分値、VARは
符号化マクロブロックの画素と参照マクロブロックの画
素の差分の2乗平均値を表している。
【0008】TM2では、動き予測の当りはずれをVA
RとVARORの関係から判断する。VARが64より
大きい場合は、VARがVARORよりも大きいときに
フレーム内符号化モード、そうでないときにフレーム間
符号化モードが選ばれる。VARが64よりも小さいと
きはフレーム間符号化モードが選ばれる。これは、フレ
ーム間符号化モードのとき、MPEG2で定義されるス
キップトマクロブロックを用いることができるようにす
るためである。スキップトマクロブロックは符号化情報
を何も必要とせず、符号化フレームがPフレームの場
合、動きベクトルがゼロの単純フレーム間予測、Bフレ
ームの場合、動きベクトルが1つ前に符号化したマクロ
ブロックと同じフレーム間予測によって復号ブロックが
生成される。VARが64よりも小さくなるとスキップ
トマクロブロックの発生頻度が高くなるため、発生符号
量を減らすことができ符号化効率を向上させることがで
きる。
RとVARORの関係から判断する。VARが64より
大きい場合は、VARがVARORよりも大きいときに
フレーム内符号化モード、そうでないときにフレーム間
符号化モードが選ばれる。VARが64よりも小さいと
きはフレーム間符号化モードが選ばれる。これは、フレ
ーム間符号化モードのとき、MPEG2で定義されるス
キップトマクロブロックを用いることができるようにす
るためである。スキップトマクロブロックは符号化情報
を何も必要とせず、符号化フレームがPフレームの場
合、動きベクトルがゼロの単純フレーム間予測、Bフレ
ームの場合、動きベクトルが1つ前に符号化したマクロ
ブロックと同じフレーム間予測によって復号ブロックが
生成される。VARが64よりも小さくなるとスキップ
トマクロブロックの発生頻度が高くなるため、発生符号
量を減らすことができ符号化効率を向上させることがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の一般的な動画像
符号化装置では、動きベクトル検出部で輝度の動きベク
トルを検出し、前記動きベクトルを輝度、色差共通の動
きベクトルとして用いている。また、動き予測の当りは
ずれの度合いからフレーム内符号化モード、フレーム間
符号化モードの判断を行なっている。
符号化装置では、動きベクトル検出部で輝度の動きベク
トルを検出し、前記動きベクトルを輝度、色差共通の動
きベクトルとして用いている。また、動き予測の当りは
ずれの度合いからフレーム内符号化モード、フレーム間
符号化モードの判断を行なっている。
【0010】ここで、図15に示す輝度801が平坦か
つ色差802に変化のあるフレーム800が連続する動
画像の符号化を考える。このような動画像は、例えばコ
ンピュータグラフィクスで作成されることがある。
つ色差802に変化のあるフレーム800が連続する動
画像の符号化を考える。このような動画像は、例えばコ
ンピュータグラフィクスで作成されることがある。
【0011】一般的に、動きベクトル検出は符号化マク
ロブロックと参照マクロブロックの間の輝度の相関が最
も強くなる動きベクトルを検出する。しかし、図15の
動画像に対して動きベクトルを検出しようとすると、フ
レーム内の輝度が平坦なため参照マクロブロックと符号
化マクロブロックとの相関は参照マクロブロックの位置
に関係なく一定になり、輝度の相関が最も強い動きベク
トルを1つだけ求めることができない。
ロブロックと参照マクロブロックの間の輝度の相関が最
も強くなる動きベクトルを検出する。しかし、図15の
動画像に対して動きベクトルを検出しようとすると、フ
レーム内の輝度が平坦なため参照マクロブロックと符号
化マクロブロックとの相関は参照マクロブロックの位置
に関係なく一定になり、輝度の相関が最も強い動きベク
トルを1つだけ求めることができない。
【0012】上記の場合に動きベクトルがゼロ、つまり
符号化マクロブロックと参照マクロブロックの位置が変
わらないものとしてフレーム間符号化モードによる符号
化を行なうと、色差の予測が全く当たらないマクロブロ
ックが発生し、符号化効率が低下してしまう。特に、図
15のようにタイトル画像を符号化する場合は文字の領
域、背景の領域の画素値が平坦なため、色差の符号化誤
差が目立ちやすく画質劣化の原因となる。また、この誤
差を含んだ符号化フレームはこの後に続くPフレーム、
Bフレームに伝搬することにより、更なる画質劣化につ
ながる。図16は、符号化による画質の劣化の例を示し
た図である。Iフレーム900を参照フレームとしてP
フレーム903の符号化を行ない、Pフレーム903を
参照フレームとしてPフレーム906の符号化を行なう
ものとする。また、フレームの画像は、色差で描かれた
文字Aが時間とともに右に移動するものとする。
符号化マクロブロックと参照マクロブロックの位置が変
わらないものとしてフレーム間符号化モードによる符号
化を行なうと、色差の予測が全く当たらないマクロブロ
ックが発生し、符号化効率が低下してしまう。特に、図
15のようにタイトル画像を符号化する場合は文字の領
域、背景の領域の画素値が平坦なため、色差の符号化誤
差が目立ちやすく画質劣化の原因となる。また、この誤
差を含んだ符号化フレームはこの後に続くPフレーム、
Bフレームに伝搬することにより、更なる画質劣化につ
ながる。図16は、符号化による画質の劣化の例を示し
た図である。Iフレーム900を参照フレームとしてP
フレーム903の符号化を行ない、Pフレーム903を
参照フレームとしてPフレーム906の符号化を行なう
ものとする。また、フレームの画像は、色差で描かれた
文字Aが時間とともに右に移動するものとする。
【0013】Pフレーム903のマクロブロック904
に対する動きベクトルはIフレーム900のフレーム内
の輝度が平坦なためゼロになるとすると、マクロブロッ
ク901が参照マクロブロックとなる。そして、輝度と
色差の動きベクトルは共通なので、色差の符号化マクロ
ブロック905に対する参照マクロブロックは輝度と同
じ位置のマクロブロック902となる。しかしながら、
符号化マクロブロック905と参照マクロブロック90
2を比較すると、相関が弱く予測がはずれてしまってい
る。結果、符号化マクロブロック905の符号化効率は
色差の予測誤差の分だけ低下する。
に対する動きベクトルはIフレーム900のフレーム内
の輝度が平坦なためゼロになるとすると、マクロブロッ
ク901が参照マクロブロックとなる。そして、輝度と
色差の動きベクトルは共通なので、色差の符号化マクロ
ブロック905に対する参照マクロブロックは輝度と同
じ位置のマクロブロック902となる。しかしながら、
符号化マクロブロック905と参照マクロブロック90
2を比較すると、相関が弱く予測がはずれてしまってい
る。結果、符号化マクロブロック905の符号化効率は
色差の予測誤差の分だけ低下する。
【0014】同様に、Pフレーム906の輝度の符号化
マクロブロック907に対する参照マクロブロックがマ
クロブロック904となり、色差の符号化マクロブロッ
ク908に対する参照マクロブロックがマクロブロック
905になるとすると、Pフレーム903の符号化と同
じように色差の予測がはずれてしまう。
マクロブロック907に対する参照マクロブロックがマ
クロブロック904となり、色差の符号化マクロブロッ
ク908に対する参照マクロブロックがマクロブロック
905になるとすると、Pフレーム903の符号化と同
じように色差の予測がはずれてしまう。
【0015】また、マクロブロック908の符号化で
は、参照マクロブロック905からの予測がはずれてい
るのに加えて、参照マクロブロック905自体に符号化
による予測誤差が蓄積されている。そのため、符号化に
よる誤差がフレーム間で伝搬していくことになり、符号
化効率が大きく低下する。
は、参照マクロブロック905からの予測がはずれてい
るのに加えて、参照マクロブロック905自体に符号化
による予測誤差が蓄積されている。そのため、符号化に
よる誤差がフレーム間で伝搬していくことになり、符号
化効率が大きく低下する。
【0016】動画像符号化装置に入力される上記の性質
を有する動画像がノイズを含み、画素値にわずかでもば
らつきが生じている場合、参照マクロブロックとの相関
の強さは参照マクロブロックの位置により変わる。この
とき、検出される動きベクトルは全く予想することがで
きないランダムな値になってしまう。その結果、色差の
予測がはずれてしまい符号化誤差が発生する。そして、
その符号化誤差が後に続くフレームに伝搬して行くこと
により、符号化効率が大きく低下する。
を有する動画像がノイズを含み、画素値にわずかでもば
らつきが生じている場合、参照マクロブロックとの相関
の強さは参照マクロブロックの位置により変わる。この
とき、検出される動きベクトルは全く予想することがで
きないランダムな値になってしまう。その結果、色差の
予測がはずれてしまい符号化誤差が発生する。そして、
その符号化誤差が後に続くフレームに伝搬して行くこと
により、符号化効率が大きく低下する。
【0017】本発明は、上記のような輝度が平坦で色差
に変化があるフレームが連続する動画像に対して符号化
効率を向上できる動画像符号化装置を提案する。
に変化があるフレームが連続する動画像に対して符号化
効率を向上できる動画像符号化装置を提案する。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、次の構成を有する。本発明は、画像を
ブロックに分割し、各ブロックに対して前方、後方また
は双方のフレームからの動き予測を用いたフレーム間符
号化モードとするか、もしくは動き予測を行なわず前記
ブロックをフレーム内符号化モードとするかをブロック
毎に適応的にモード選択して切り替える画像符号化であ
って、前記動き予測に用いる動きベクトルには、フレー
ム間差分信号に対して所定の誤差演算を行なって得る予
測誤差量を最小とするベクトルをもってする画像符号化
装置において、符号化対象ブロックの各画素の輝度の平
均を得る手段と、符号化対象ブロックの各画素の輝度と
前記得られた平均を用いて、動き予測と同種の誤差演算
を行ないフレーム内乱雑量を得る手段と、前記フレーム
内乱雑量を閾値と前記予測誤差量とで比較する手段を有
し、前記フレーム内乱雑量が前記閾値より小さい場合、
または前記フレーム内乱雑量が前記閾値より大きく、か
つ前記フレーム間予測誤差量よりも小さい場合は、前記
フレーム内符号化モードとし、そうでないときはフレー
ム間符号化モードとすることを特徴とする動画像符号化
装置である。本発明において、前記符号化フレームが双
方向予測フレームの場合は、前記フレーム内乱雑量が前
記閾値より小さい場合にフレーム間符号化モードとする
ことが好適である。また、前記フレーム内乱雑量が前記
閾値より小さい場合は、前記符号化対象ブロックの色差
に対して輝度と同種の演算を行ない、得られた色差のフ
レーム内乱雑量および色差の予測誤差量を比較し、前記
色差のフレーム内乱雑量が前記色差の予測誤差量よりも
小さい場合は、前記フレーム内符号化モードとすること
が好適である。また、前記フレーム内乱雑量は、符号化
対象ブロックの各画素と符号化対象ブロックの各画素の
平均の差分の絶対値和を用いることが好適である。ま
た、前記フレーム内乱雑量は、符号化対象ブロックの各
画素と符号化対象ブロックの各画素の平均の差分の2乗
和を用いることが好適である。
めに、本発明は、次の構成を有する。本発明は、画像を
ブロックに分割し、各ブロックに対して前方、後方また
は双方のフレームからの動き予測を用いたフレーム間符
号化モードとするか、もしくは動き予測を行なわず前記
ブロックをフレーム内符号化モードとするかをブロック
毎に適応的にモード選択して切り替える画像符号化であ
って、前記動き予測に用いる動きベクトルには、フレー
ム間差分信号に対して所定の誤差演算を行なって得る予
測誤差量を最小とするベクトルをもってする画像符号化
装置において、符号化対象ブロックの各画素の輝度の平
均を得る手段と、符号化対象ブロックの各画素の輝度と
前記得られた平均を用いて、動き予測と同種の誤差演算
を行ないフレーム内乱雑量を得る手段と、前記フレーム
内乱雑量を閾値と前記予測誤差量とで比較する手段を有
し、前記フレーム内乱雑量が前記閾値より小さい場合、
または前記フレーム内乱雑量が前記閾値より大きく、か
つ前記フレーム間予測誤差量よりも小さい場合は、前記
フレーム内符号化モードとし、そうでないときはフレー
ム間符号化モードとすることを特徴とする動画像符号化
装置である。本発明において、前記符号化フレームが双
方向予測フレームの場合は、前記フレーム内乱雑量が前
記閾値より小さい場合にフレーム間符号化モードとする
ことが好適である。また、前記フレーム内乱雑量が前記
閾値より小さい場合は、前記符号化対象ブロックの色差
に対して輝度と同種の演算を行ない、得られた色差のフ
レーム内乱雑量および色差の予測誤差量を比較し、前記
色差のフレーム内乱雑量が前記色差の予測誤差量よりも
小さい場合は、前記フレーム内符号化モードとすること
が好適である。また、前記フレーム内乱雑量は、符号化
対象ブロックの各画素と符号化対象ブロックの各画素の
平均の差分の絶対値和を用いることが好適である。ま
た、前記フレーム内乱雑量は、符号化対象ブロックの各
画素と符号化対象ブロックの各画素の平均の差分の2乗
和を用いることが好適である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。本発明の実施形態1の説明図
を図1〜図4に示す。図1に示すように、実施形態1に
係る動画像符号化装置は、制御部200、スイッチ20
1、205、符号化部202、多重化部203、復号部
204、および予測部206から主に構成される。入力
動画像は、処理単位であるマクロブロック毎に入力さ
れ、スイッチ201の一方入力側、制御部200、およ
び、予測部206の入力となる。また、スイッチ201
の他方入力側には入力マクロブロックと予測部206よ
り出力される参照マクロブロックとの差分が入力され
る。
施形態を詳細に説明する。本発明の実施形態1の説明図
を図1〜図4に示す。図1に示すように、実施形態1に
係る動画像符号化装置は、制御部200、スイッチ20
1、205、符号化部202、多重化部203、復号部
204、および予測部206から主に構成される。入力
動画像は、処理単位であるマクロブロック毎に入力さ
れ、スイッチ201の一方入力側、制御部200、およ
び、予測部206の入力となる。また、スイッチ201
の他方入力側には入力マクロブロックと予測部206よ
り出力される参照マクロブロックとの差分が入力され
る。
【0020】制御部200は、入力マクロブロックをフ
レーム内符号化モード、または参照マクロブロックとの
差分によるフレーム間符号化モードによる符号化を行な
うのかを判定し、スイッチ201、205、多重化部2
03に対して符号化モードを出力する。
レーム内符号化モード、または参照マクロブロックとの
差分によるフレーム間符号化モードによる符号化を行な
うのかを判定し、スイッチ201、205、多重化部2
03に対して符号化モードを出力する。
【0021】スイッチ201は、制御部200の制御指
令により、フレーム内符号化モードを選択したときに切
り替え部を図1の上側の一方入力側に、一方、フレーム
間符号化モードを選択したときに切り替え部を図1の下
側の他方入力側に切り替える、この切り替え動作によ
り、それぞれの符号化モードに合わせて符号化部202
に転送するマクロブロックを選択する。
令により、フレーム内符号化モードを選択したときに切
り替え部を図1の上側の一方入力側に、一方、フレーム
間符号化モードを選択したときに切り替え部を図1の下
側の他方入力側に切り替える、この切り替え動作によ
り、それぞれの符号化モードに合わせて符号化部202
に転送するマクロブロックを選択する。
【0022】符号化部202は、スイッチ201により
選択されたマクロブロックを符号化し、符号化されたマ
クロブロックを多重化部203および復号部204に出
力する。前記復号部204は、前記符号化されたマクロ
ブロックを復号する。
選択されたマクロブロックを符号化し、符号化されたマ
クロブロックを多重化部203および復号部204に出
力する。前記復号部204は、前記符号化されたマクロ
ブロックを復号する。
【0023】スイッチ205には、一方入力側に復号部
204により復号されたマクロブロックが入力され、ま
た、他方入力側に前記復号されたマクロブロックに予測
部206から出力される参照マクロブロックを加算器2
11で加算した値が入力される。そして、スイッチ20
5は、制御部200の制御指令により、フレーム内符号
化モードを選択したときに切り替え部を図1の下側の他
方入力側に、フレーム間符号化モードを選択したときに
切り替え部を図1の上側の一方入力側に切り替え、それ
ぞれの符号化モードに合わせて予測部206に転送する
マクロブロックを選択する。
204により復号されたマクロブロックが入力され、ま
た、他方入力側に前記復号されたマクロブロックに予測
部206から出力される参照マクロブロックを加算器2
11で加算した値が入力される。そして、スイッチ20
5は、制御部200の制御指令により、フレーム内符号
化モードを選択したときに切り替え部を図1の下側の他
方入力側に、フレーム間符号化モードを選択したときに
切り替え部を図1の上側の一方入力側に切り替え、それ
ぞれの符号化モードに合わせて予測部206に転送する
マクロブロックを選択する。
【0024】予測部206は、スイッチ205より転送
される復号マクロブロックを保持する。1フレーム分の
復号マクロブロックを保持したとき、復号フレームが得
られ、前記復号フレームを参照フレームとする符号化フ
レームの入力マクロブロックに対する動きベクトル検出
を行なう。動きベクトル検出は、フレーム間差分信号に
対して誤差演算を行なうことにより得られる予測誤差量
が最小になるベクトルを求め、そのベクトルを動きベク
トルとする。検出した動きベクトルを多重化部203に
出力し、検出した動きベクトルの予測誤差量を制御部2
00に出力する。また、参照マクロブロックを、入力マ
クロブロックとの差分のための減算器212に出力す
る。
される復号マクロブロックを保持する。1フレーム分の
復号マクロブロックを保持したとき、復号フレームが得
られ、前記復号フレームを参照フレームとする符号化フ
レームの入力マクロブロックに対する動きベクトル検出
を行なう。動きベクトル検出は、フレーム間差分信号に
対して誤差演算を行なうことにより得られる予測誤差量
が最小になるベクトルを求め、そのベクトルを動きベク
トルとする。検出した動きベクトルを多重化部203に
出力し、検出した動きベクトルの予測誤差量を制御部2
00に出力する。また、参照マクロブロックを、入力マ
クロブロックとの差分のための減算器212に出力す
る。
【0025】多重化部203は、制御部200からの符
号化モード情報、符号化部202からの符号化マクロブ
ロック、予測部206からの動きベクトル情報を多重化
し、符号化データを生成する。
号化モード情報、符号化部202からの符号化マクロブ
ロック、予測部206からの動きベクトル情報を多重化
し、符号化データを生成する。
【0026】制御部200の構成を図2に示す。制御部
200は、平均値算出部1200、誤差計算部120
1、比較器1202から構成される。
200は、平均値算出部1200、誤差計算部120
1、比較器1202から構成される。
【0027】平均値算出部1200は、入力される符号
化マクロブロックの輝度から平均値を計算する。誤差演
算部1201は、得られた平均値および符号化マクロブ
ロックの輝度に対し、動きベクトル検出における予測誤
差演算と同種の演算を行ないフレーム内乱雑量を求め
る。
化マクロブロックの輝度から平均値を計算する。誤差演
算部1201は、得られた平均値および符号化マクロブ
ロックの輝度に対し、動きベクトル検出における予測誤
差演算と同種の演算を行ないフレーム内乱雑量を求め
る。
【0028】比較器1202は、得られたフレーム内乱
雑量、図1の予測部206から入力される予測誤差量、
閾値を比較し、その結果にもとづいて符号化モードを判
定する。
雑量、図1の予測部206から入力される予測誤差量、
閾値を比較し、その結果にもとづいて符号化モードを判
定する。
【0029】制御部200のモード判定のためのフロー
チャートを図3に示す。S100は、符号化を行なうフ
レームがフレーム内符号化フレーム(Iフレーム)かフ
レーム間符号化フレーム(P、Bフレーム)かを確認
し、フレーム内符号化フレームの場合はS105におい
て符号化モードをフレーム内符号化とする。
チャートを図3に示す。S100は、符号化を行なうフ
レームがフレーム内符号化フレーム(Iフレーム)かフ
レーム間符号化フレーム(P、Bフレーム)かを確認
し、フレーム内符号化フレームの場合はS105におい
て符号化モードをフレーム内符号化とする。
【0030】S101は、フレーム間符号化フレームの
ときに実行され、フレーム内乱雑量が計算される。この
フレーム内乱雑量は、動きベクトル検出における予測誤
差演算と同種の演算を符号化マクロブロックを構成する
輝度値とその平均値に対して行なうことにより計算した
ものである。例えば、フレーム内乱雑量は、次式のよう
に、符号化マクロブロックを構成する輝度値から符号化
マクロブロックの全画素の輝度の平均値を減算したもの
の2乗和や絶対値和を用いることができる。
ときに実行され、フレーム内乱雑量が計算される。この
フレーム内乱雑量は、動きベクトル検出における予測誤
差演算と同種の演算を符号化マクロブロックを構成する
輝度値とその平均値に対して行なうことにより計算した
ものである。例えば、フレーム内乱雑量は、次式のよう
に、符号化マクロブロックを構成する輝度値から符号化
マクロブロックの全画素の輝度の平均値を減算したもの
の2乗和や絶対値和を用いることができる。
【0031】
【数1】
【0032】
【数2】
また、TM2におけるVARORをフレーム内乱雑量に
用いても構わない。
用いても構わない。
【0033】S102では、フレーム内乱雑量と閾値の
比較を行なう。フレーム内乱雑量が閾値以下の場合(S
102:No)、符号化マクロブロックは、輝度が平坦
な画像と判断され、S105において符号化モードはフ
レーム内符号化となる。
比較を行なう。フレーム内乱雑量が閾値以下の場合(S
102:No)、符号化マクロブロックは、輝度が平坦
な画像と判断され、S105において符号化モードはフ
レーム内符号化となる。
【0034】このように、輝度が平坦な符号化マクロブ
ロックはフレーム内符号化モードを選択することによ
り、色差の予測が当たらないことによる予測誤差の影
響、および、後につづくフレームへの誤差の伝搬を回避
することができる。
ロックはフレーム内符号化モードを選択することによ
り、色差の予測が当たらないことによる予測誤差の影
響、および、後につづくフレームへの誤差の伝搬を回避
することができる。
【0035】また、フレーム内符号化モードを選択する
ことにより、輝度の発生符号量の増加が考えられるが、
輝度は平坦なため、発生符号量の増加はわずかなものに
なる。
ことにより、輝度の発生符号量の増加が考えられるが、
輝度は平坦なため、発生符号量の増加はわずかなものに
なる。
【0036】一方、フレーム内乱雑量が閾値よりも大き
い場合(S102:Yes)、符号化マクロブロックは
輝度が平坦ではないと判断され、S103とS104で
フレーム内符号化モードかフレーム間符号化モードかの
判定が行なわれる。このモード判定はTM2と同様に、
フレーム内乱雑量が予測誤差よりも小さい場合はS10
5に進んで、フレーム内符号化モードとし、そうでない
ときはS106に進んで、フレーム間符号化モードとす
る。フレーム内乱雑量、予測誤差量と各モードの関係を
図4に示す。
い場合(S102:Yes)、符号化マクロブロックは
輝度が平坦ではないと判断され、S103とS104で
フレーム内符号化モードかフレーム間符号化モードかの
判定が行なわれる。このモード判定はTM2と同様に、
フレーム内乱雑量が予測誤差よりも小さい場合はS10
5に進んで、フレーム内符号化モードとし、そうでない
ときはS106に進んで、フレーム間符号化モードとす
る。フレーム内乱雑量、予測誤差量と各モードの関係を
図4に示す。
【0037】以上のようなモード判定を行なうことによ
り、輝度が平坦で色差に変化があるフレームが連続する
動画像に対して、色差の動き予測効率の悪化を防ぎ符号
化効率を向上させることができる。
り、輝度が平坦で色差に変化があるフレームが連続する
動画像に対して、色差の動き予測効率の悪化を防ぎ符号
化効率を向上させることができる。
【0038】次に、本発明の実施形態2について述べ
る。実施形態2における動画像符号化装置の構成は実施
形態1と同じである。
る。実施形態2における動画像符号化装置の構成は実施
形態1と同じである。
【0039】実施形態2では、符号化誤差が後ろに続く
フレームに伝搬しないBフレームの符号化フレームに対
しモード判定の基準を実施形態1から変更し、スキップ
トマクロブロックが生成できるようにする。具体的に
は、Bフレームの符号化フレームに対し、図5に示すよ
うな符号化モード判定を行なう。そして、このときの制
御部200のフローチャートを図6に示す。このフロー
チャートにおいては、前記図3と同様部分に同じ符号を
付している。
フレームに伝搬しないBフレームの符号化フレームに対
しモード判定の基準を実施形態1から変更し、スキップ
トマクロブロックが生成できるようにする。具体的に
は、Bフレームの符号化フレームに対し、図5に示すよ
うな符号化モード判定を行なう。そして、このときの制
御部200のフローチャートを図6に示す。このフロー
チャートにおいては、前記図3と同様部分に同じ符号を
付している。
【0040】S1300は、フレーム内乱雑量が閾値よ
りも小さいときに実行され(S1022:No)、符号
化フレームがPフレームのときはフレーム内符号化モー
ド(S105)、Bフレームのときはフレーム間予測符
号化モード(S106)が選択される。
りも小さいときに実行され(S1022:No)、符号
化フレームがPフレームのときはフレーム内符号化モー
ド(S105)、Bフレームのときはフレーム間予測符
号化モード(S106)が選択される。
【0041】本発明の実施形態1では、図4のモード判
定を用いることにより、動き予測が当たっていると想定
されるフレーム内乱雑量が閾値より小さい場合に対して
フレーム内符号化モードを選択している。これに対し
て、本実施形態2では、図5のモード判定を用いて、B
フレームの符号化に対し、フレーム内乱雑量が閾値より
小さい場合にフレーム間符号化モードを選択することに
よりスキップトマクロブロックの使用による発生符号量
の低減が可能になる。
定を用いることにより、動き予測が当たっていると想定
されるフレーム内乱雑量が閾値より小さい場合に対して
フレーム内符号化モードを選択している。これに対し
て、本実施形態2では、図5のモード判定を用いて、B
フレームの符号化に対し、フレーム内乱雑量が閾値より
小さい場合にフレーム間符号化モードを選択することに
よりスキップトマクロブロックの使用による発生符号量
の低減が可能になる。
【0042】輝度が平坦で色差に変化があるフレームが
連続する動画像に対して実施形態2を適用すると、Bフ
レームの色差の動き予測が当たらない符号化マクロブロ
ックが発生する可能性があるが、Bフレームの符号化誤
差はその後に続くフレームに伝搬しないため、誤差の影
響は最小限に抑えられる。
連続する動画像に対して実施形態2を適用すると、Bフ
レームの色差の動き予測が当たらない符号化マクロブロ
ックが発生する可能性があるが、Bフレームの符号化誤
差はその後に続くフレームに伝搬しないため、誤差の影
響は最小限に抑えられる。
【0043】次に、本発明の実施形態3について述べ
る。実施形態3における構成を図7に示す。図7は、本
発明の実施形態1,2と比べ、予測部1400、制御部
1401間での色差の予測誤差量の転送を追加したもの
である。その他は同様の部分に同じ符号を付している。
る。実施形態3における構成を図7に示す。図7は、本
発明の実施形態1,2と比べ、予測部1400、制御部
1401間での色差の予測誤差量の転送を追加したもの
である。その他は同様の部分に同じ符号を付している。
【0044】制御部1401の構成を図8に示す。図8
は、本発明の実施形態1,2における制御部200と比
べ、色差のフレーム内乱雑量の計算(1503)が追加
される。また、比較器1504は、輝度のフレーム内乱
雑量、輝度の予測誤差、閾値、色差のフレーム内乱雑
量、色差の予測誤差に対して比較を行なうように変更さ
れる。なお、平均値算出部1500と誤差算出部150
1は図2の平均値算出部1200と誤差算出部1201
と同じである。
は、本発明の実施形態1,2における制御部200と比
べ、色差のフレーム内乱雑量の計算(1503)が追加
される。また、比較器1504は、輝度のフレーム内乱
雑量、輝度の予測誤差、閾値、色差のフレーム内乱雑
量、色差の予測誤差に対して比較を行なうように変更さ
れる。なお、平均値算出部1500と誤差算出部150
1は図2の平均値算出部1200と誤差算出部1201
と同じである。
【0045】制御部1401のフローチャートを図9に
示す。S102において、輝度のフレーム内乱雑量が閾
値よりも小さい場合、S1600が実行され符号化マク
ロブロックの画素の色差による色差のフレーム内乱雑量
が計算される。
示す。S102において、輝度のフレーム内乱雑量が閾
値よりも小さい場合、S1600が実行され符号化マク
ロブロックの画素の色差による色差のフレーム内乱雑量
が計算される。
【0046】S1601では、求めた色差のフレーム内
乱雑量と制御部1401に入力される色差の予測誤差量
を比較し、色差のフレーム内乱雑量が色差の予測誤差量
より小さいときはフレーム内符号化モード、そうでない
場合はフレーム間符号化モードを選択する。
乱雑量と制御部1401に入力される色差の予測誤差量
を比較し、色差のフレーム内乱雑量が色差の予測誤差量
より小さいときはフレーム内符号化モード、そうでない
場合はフレーム間符号化モードを選択する。
【0047】本構成は、輝度が平坦なときに色差の予測
誤差量、フレーム内乱雑量を求めて比較し、色差の予測
誤差量が色差のフレーム内乱雑量より小さいときはフレ
ーム間符号化モードを選択する。これにより、動き予測
が当たっているときにスキップトマクロブロックを用い
ることで発生符号量を減らすことができ、効率的な符号
化を行なうことができる。
誤差量、フレーム内乱雑量を求めて比較し、色差の予測
誤差量が色差のフレーム内乱雑量より小さいときはフレ
ーム間符号化モードを選択する。これにより、動き予測
が当たっているときにスキップトマクロブロックを用い
ることで発生符号量を減らすことができ、効率的な符号
化を行なうことができる。
【0048】また、色差のフレーム内乱雑量、および色
差の予測誤差量を新たに計算する必要があるが、予測誤
差演算、フレーム内乱雑量の演算は輝度と色差で変わら
ないため、演算回路を時分割に共有することができ、回
路規模の増加を最小限に抑えることが可能である。
差の予測誤差量を新たに計算する必要があるが、予測誤
差演算、フレーム内乱雑量の演算は輝度と色差で変わら
ないため、演算回路を時分割に共有することができ、回
路規模の増加を最小限に抑えることが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、輝度の
動きベクトルを検出し、前記ベクトルを色差のベクトル
と共通に用いる動画像符号化装置において、ブロックの
フレーム内乱雑量を計算、閾値と比較し、フレーム内乱
雑量が閾値よりも小さい、または前記フレーム内乱雑量
が前記閾値より大きく、かつ予測誤差量よりも小さい場
合は、フレーム内符号化モードとし、そうでないときは
フレーム間符号化モードとすることにより、コンピュー
タグラフィックス等で作成される、輝度が平坦で色差に
変化があるフレームが連続する動画像に対して、色差の
動き予測効率の悪化を防ぎ符号化効率を向上させること
ができる。
動きベクトルを検出し、前記ベクトルを色差のベクトル
と共通に用いる動画像符号化装置において、ブロックの
フレーム内乱雑量を計算、閾値と比較し、フレーム内乱
雑量が閾値よりも小さい、または前記フレーム内乱雑量
が前記閾値より大きく、かつ予測誤差量よりも小さい場
合は、フレーム内符号化モードとし、そうでないときは
フレーム間符号化モードとすることにより、コンピュー
タグラフィックス等で作成される、輝度が平坦で色差に
変化があるフレームが連続する動画像に対して、色差の
動き予測効率の悪化を防ぎ符号化効率を向上させること
ができる。
【0050】また、本発明は、フレーム内乱雑度が閾値
よりも小さい場合に、符号化フレームがPフレームの場
合はフレーム内符号化モード、符号化フレームがBフレ
ームの場合はフレーム間符号化モードとし、Bフレーム
でスキップトマクロブロックを生成させるようにするこ
とにより、発生符号量を低減する動画像符号化を行なう
ことができる。
よりも小さい場合に、符号化フレームがPフレームの場
合はフレーム内符号化モード、符号化フレームがBフレ
ームの場合はフレーム間符号化モードとし、Bフレーム
でスキップトマクロブロックを生成させるようにするこ
とにより、発生符号量を低減する動画像符号化を行なう
ことができる。
【0051】更に、本発明は、フレーム内乱雑量が閾値
よりも小さい場合は、符号化マクロブロックの色差のフ
レーム内乱雑量と色差の予測誤差を計算し、色差のフレ
ーム内乱雑量が色差の予測誤差量より小さいときはフレ
ーム内符号化モード、そうでない場合はフレーム間符号
化モードを選択することにより、色差の予測誤差が小さ
いときにスキップトマクロブロックが生成できるように
なり、発生符号量を低減する動画像符号化を行なうこと
ができる。
よりも小さい場合は、符号化マクロブロックの色差のフ
レーム内乱雑量と色差の予測誤差を計算し、色差のフレ
ーム内乱雑量が色差の予測誤差量より小さいときはフレ
ーム内符号化モード、そうでない場合はフレーム間符号
化モードを選択することにより、色差の予測誤差が小さ
いときにスキップトマクロブロックが生成できるように
なり、発生符号量を低減する動画像符号化を行なうこと
ができる。
【図1】本発明の実施形態1にかかる動画像符号化装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】制御部の構成図である。
【図3】実施形態1の制御フローチャートである。
【図4】実施形態1における符号化モードの判定図であ
る。
る。
【図5】実施形態2における符号化モードの判定図であ
る。
る。
【図6】実施形態2の制御フローチャートである。
【図7】本発明の実施形態3にかかる動画像符号化装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図8】実施形態3にかかる制御部の構成図である。
【図9】実施形態3にかかる制御部のフローチャートで
ある。
ある。
【図10】MPEG2におけるフレームの参照関係を表
した図である。
した図である。
【図11】MPEG2におけるマクロブロックの予測を
表した図である。
表した図である。
【図12】一般的な適応的に符号化モードを切り替える
方式のフローチャートである。
方式のフローチャートである。
【図13】従来例における符号化モードの判定図であ
る。
る。
【図14】従来例におけるVAR、VARORを計算す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
【図15】輝度が平坦で色差に変化のあるフレームの例
を表した図である。
を表した図である。
【図16】符号化誤差のフレーム伝搬の例を表した図で
ある。
ある。
200、1401 制御部
201、205 スイッチ
202 符号化部
203 多重化部
204 復号部
206、1400 予測部
400、401、403、404、406、407 B
フレーム 402、900 Iフレーム 405、408、903、906 Pフレーム 500 符号化フレーム 501 符号化マクロブロック 502 参照フレーム 503 参照マクロブロック 504 動きベクトル 800 フレーム 801 粒度成分 802 色差成分 901、902、904、905、907、908 マ
クロブロック 1200、1500、1502 平均値算出部 1201、1501、1503 誤差演算部 1202、1504 比較器
フレーム 402、900 Iフレーム 405、408、903、906 Pフレーム 500 符号化フレーム 501 符号化マクロブロック 502 参照フレーム 503 参照マクロブロック 504 動きベクトル 800 フレーム 801 粒度成分 802 色差成分 901、902、904、905、907、908 マ
クロブロック 1200、1500、1502 平均値算出部 1201、1501、1503 誤差演算部 1202、1504 比較器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5C059 MA04 MA05 NN01 PP05 PP06
PP07 TA23 TB07 TC03 TC10
TD03 TD06 TD11 UA02
Claims (5)
- 【請求項1】 画像をブロックに分割し、各ブロックに
対して前方、後方または双方のフレームからの動き予測
を用いたフレーム間符号化モードとするか、もしくは動
き予測を行なわず前記ブロックをフレーム内符号化モー
ドとするかをブロック毎に適応的にモード選択して切り
替える画像符号化であって、前記動き予測に用いる動き
ベクトルには、フレーム間差分信号に対して所定の誤差
演算を行なって得る予測誤差量を最小とするベクトルを
もってする画像符号化装置において、 符号化対象ブロックの各画素の輝度の平均を得る手段
と、 符号化対象ブロックの各画素の輝度と前記得られた平均
を用いて、動き予測と同種の誤差演算を行ないフレーム
内乱雑量を得る手段と、 前記フレーム内乱雑量を閾値と前記予測誤差量とで比較
する手段を有し、 前記フレーム内乱雑量が前記閾値より小さい場合、また
は前記フレーム内乱雑量が前記閾値より大きく、かつ前
記フレーム間予測誤差量よりも小さい場合は、前記フレ
ーム内符号化モードとし、そうでないときはフレーム間
符号化モードとする制御部を有することを特徴とする動
画像符号化装置。 - 【請求項2】 前記符号化フレームが双方向予測フレー
ムの場合は、前記フレーム内乱雑量が前記閾値より小さ
い場合にフレーム間符号化モードとする請求項1に記載
の動画像符号化装置。 - 【請求項3】 前記フレーム内乱雑量が前記閾値より小
さい場合は、前記符号化対象ブロックの色差に対して輝
度と同種の演算を行ない、得られた色差のフレーム内乱
雑量および色差の予測誤差量を比較し、前記色差のフレ
ーム内乱雑量が前記色差の予測誤差量よりも小さい場合
は、前記フレーム内符号化モードとすることを特徴とす
る請求項1または2に記載の動画像符号化装置。 - 【請求項4】 前記フレーム内乱雑量は、符号化対象ブ
ロックの各画素と符号化対象ブロックの各画素の平均の
差分の絶対値和を用いることを特徴とする請求項1ない
し3のうちのいずれか1に記載の動画像符号化装置。 - 【請求項5】 前記フレーム内乱雑量は、符号化対象ブ
ロックの各画素と符号化対象ブロックの各画素の平均の
差分の2乗和を用いることを特徴とする請求項1ないし
3のうちのいずれか1に記載の動画像符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001221630A JP2003037844A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 動画像符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001221630A JP2003037844A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 動画像符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003037844A true JP2003037844A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19055269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001221630A Pending JP2003037844A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 動画像符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003037844A (ja) |
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CN100412941C (zh) * | 2005-04-29 | 2008-08-20 | 广达电脑股份有限公司 | 亮度调整装置及其方法 |
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KR101361442B1 (ko) | 2013-12-31 | 2014-02-13 | 인하대학교 산학협력단 | 프레임별 고주파 정보 추출을 활용한 동영상 트랜스코딩 최적화 방법 |
KR101362654B1 (ko) | 2013-12-31 | 2014-02-14 | 인하대학교 산학협력단 | 컬러 및 명암 분석 기술을 활용한 동영상 트랜스코딩 최적화 방법 |
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2001
- 2001-07-23 JP JP2001221630A patent/JP2003037844A/ja active Pending
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