JP2003037739A - データ転送制御装置、その制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

データ転送制御装置、その制御方法、及び制御プログラム

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JP2003037739A
JP2003037739A JP2001224682A JP2001224682A JP2003037739A JP 2003037739 A JP2003037739 A JP 2003037739A JP 2001224682 A JP2001224682 A JP 2001224682A JP 2001224682 A JP2001224682 A JP 2001224682A JP 2003037739 A JP2003037739 A JP 2003037739A
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compression
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control device
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Eiji Ohara
栄治 大原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部装置からのデータを高品位、かつ安価な
構成でホスト装置に転送できるようにする。 【解決手段】 ホスト装置の指示に基づいて外部装置か
らホスト装置にデータを転送するデータ転送制御装置に
おいて、外部装置から転送されてきたデータに対して互
いに異なる圧縮方式でデータ圧縮を行う複数の圧縮手段
を設け、それら複数の圧縮手段の中からホスト装置の内
部メモリに圧縮データを格納できることを条件として、
圧縮率のより低い圧縮手段を優先的に選択して圧縮を実
行させ、選択された圧縮手段により圧縮された圧縮デー
タを前記内部メモリに格納させるべく転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置等の
外部装置からホスト装置にデータを転送するデータ転送
制御技術に関する。
【0002】
【従来技術】従来、電子写真方式のカラー複写機等の外
部装置からホストコンピュータへデータを送信する場
合、図14に示すように、カラー複写機1303から送
られるドットデータ(ビットマップデータ)を受信し、
ホストコンピュータ1301に対して順次ドットデータ
を送信するコントローラ1302を設けていた。
【0003】このコントローラ1302は、カラー複写
機1303から送られるドットデータを受信するデータ
受信部、受信したドットデータを格納するビットマップ
メモリ、ビットマップメモリに格納されたドットデータ
をホストコンピュータ1301に送信するデータ送信部
から構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、コントローラ内にドットデータを格納するた
めのビットマップメモリが必要であった。また、近年に
おいてはカラー複写機などの高精細化が求められてい
る。そこで、カラー複写機の解像度を高解像度化するこ
とが考えられるが、例えば解像度を400dpiから6
00dpiにした場合、ビットマップメモリは2倍以上
の容量が必要となり、コストが大幅に上がってしまうと
いった問題があった。
【0005】また、上記問題を改善するために、圧縮処
理を画素データに対して行い、ビットマップメモリに格
納し、順次、伸張処理を行いながらホストコンピュータ
に送信するよう構成することにより、ビットマップメモ
リの容量を削減することが考えられるが、この方式で
は、高効率な圧縮処理を行った場合に、画質が劣化して
しまうという新たな問題が発生することが予想される。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、その課題は、外部装置からのデ
ータを高品位、かつ安価な構成でホスト装置に転送でき
るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ホスト装置の指示に基づいて外部装置か
ら該ホスト装置にデータを転送するデータ転送制御装置
であって、前記外部装置から転送されてきたデータに対
して互いに異なる圧縮方式でデータ圧縮を行う複数の圧
縮手段と、少なくとも前記圧縮手段により圧縮された圧
縮データを前記ホスト装置の内部メモリに転送する転送
手段と、前記内部メモリの残容量に基づいて前記複数の
圧縮手段の中から適切な圧縮手段を選択して圧縮処理を
実行させる制御手段とを備えている。
【0008】また、本発明は、外部装置から第1のデー
タを入力する第1の入力手段と、前記第1のデータから
第2のデータを生成する第1のデータ生成手段と、前記
第2のデータに対してデータ圧縮処理を行うことにより
第3のデータを生成する第1のデータ圧縮手段と、前記
第3のデータをホスト装置に出力する第1の出力手段
と、前記ホスト装置から前記第3のデータ入力する第2
の入力手段と、前記第2の入力手段により入力された前
記第3のデータに対してデータ伸張処理を行うことによ
り第4のデータを生成する第1のデータ伸張手段と、前
記第4のデータから第5のデータを生成する第2のデー
タ生成手段と、前記第5のデータを前記ホスト装置に出
力する第2の出力手段とを備えている。
【0009】また、本発明は、ホスト装置から情報を入
力する情報入力手段と、外部装置から第1のデータを入
力する第1の入力手段と、前記第1のデータから第2の
データを生成する第1のデータ生成手段と、前記第2の
データに対してデータ圧縮処理を行うことにより第3の
データを生成する第1のデータ圧縮手段と、前記第2の
データに対して前記第1のデータ圧縮手段とは異なる方
式でデータ圧縮処理を行うことにより第6のデータを生
成する第2のデータ圧縮手段と、前記第3のデータ又は
前記第6のデータをホスト装置に出力する第1の出力手
段と、前記ホスト装置から前記第3のデータ又は前記第
6のデータを入力する第2の入力手段と、前記第2の入
力手段により入力された前記第3のデータに対してデー
タ伸張処理を行うことにより第4のデータを生成する第
1のデータ伸張手段と、前記第2の入力手段により入力
された前記第6のデータに対してデータ伸張処理を行う
ことにより第7のデータを生成する第2のデータ伸張手
段と、前記第4のデータから第5のデータを又は前記第
7のデータから第8のデータを生成する第2のデータ生
成手段と、前記第5のデータ又は前記第8のデータを前
記ホスト装置に出力する第2の出力手段と、前記情報入
力手段から入力された情報に基づいて前記第2の出力手
段から出力されるデータを選択する選択手段とを有して
いる。
【0010】また、本発明は、ホスト装置の指示に基づ
いて外部装置から該ホスト装置にデータを転送するデー
タ転送制御装置の制御方法であって、前記外部装置から
転送されてきたデータに対して互いに異なる圧縮方式で
データ圧縮を行う複数の圧縮工程と、少なくとも前記圧
縮工程により圧縮された圧縮データを前記ホスト装置の
内部メモリに転送する転送工程と、前記内部メモリの残
容量に基づいて前記複数の圧縮工程の中から適切な圧縮
工程を選択して圧縮処理を実行させる制御工程とを備え
ている。
【0011】また、本発明は、外部装置から第1のデー
タを入力する第1の入力工程と、前記第1のデータから
第2のデータを生成する第1のデータ生成工程と、前記
第2のデータに対してデータ圧縮処理を行うことにより
第3のデータを生成する第1のデータ圧縮工程と、前記
第3のデータをホスト装置に出力する第1の出力工程
と、前記ホスト装置から前記第3のデータ入力する第2
の入力工程と、前記第2の入力工程により入力された前
記第3のデータに対してデータ伸張処理を行うことによ
り第4のデータを生成する第1のデータ伸張工程と、前
記第4のデータから第5のデータを生成する第2のデー
タ生成工程と、前記第5のデータを前記ホスト装置に出
力する第2の出力工程とを有している。
【0012】また、本発明は、ホスト装置から情報を入
力する情報入力工程と、外部装置から第1のデータを入
力する第1の入力工程と、前記第1のデータから第2の
データを生成する第1のデータ生成工程と、前記第2の
データに対してデータ圧縮処理を行うことにより第3の
データを生成する第1のデータ圧縮工程と、前記第2の
データに対して前記第1のデータ圧縮工程とは異なる方
式でデータ圧縮処理を行うことにより第6のデータを生
成する第2のデータ圧縮工程と、前記第3のデータ又は
前記第6のデータをホスト装置に出力する第1の出力工
程と、前記ホスト装置から前記第3のデータ又は前記第
6のデータを入力する第2の入力工程と、前記第2の入
力工程により入力された前記第3のデータに対してデー
タ伸張処理を行うことにより第4のデータを生成する第
1のデータ伸張工程と、前記第2の入力工程により入力
された前記第6のデータに対してデータ伸張処理を行う
ことにより第7のデータを生成する第2のデータ伸張工
程と、前記第4のデータから第5のデータを又は前記第
7のデータから第8のデータを生成する第2のデータ生
成工程と、前記第5のデータ又は前記第8のデータを前
記ホスト装置に出力する第2の出力工程と、前記情報入
力工程から入力された情報に基づいて前記第2の出力工
程から出力されるデータを選択する選択工程とを有して
いる。
【0013】また、本発明は、ホスト装置の指示に基づ
いて外部装置から該ホスト装置にデータを転送するデー
タ転送制御装置により実行される制御プログラムであっ
て、前記外部装置から転送されてきたデータに対して互
いに異なる圧縮方式でデータ圧縮を行う複数の圧縮ルー
チンと、少なくとも前記圧縮ルーチンにより圧縮された
圧縮データを前記ホスト装置の内部メモリに転送する転
送ルーチンと、前記内部メモリの残容量に基づいて前記
複数の圧縮ルーチンの中から適切な圧縮ルーチンを選択
して圧縮処理を実行させる制御ルーチンとを含んでい
る。
【0014】また、本発明は、ホスト装置の指示に基づ
いて外部装置から該ホスト装置にデータを転送するデー
タ転送制御装置により実行される制御プログラムであっ
て、前記外部装置から第1のデータを入力する第1の入
力ルーチンと、前記第1のデータから第2のデータを生
成する第1のデータ生成ルーチンと、前記第2のデータ
に対してデータ圧縮処理を行うことにより第3のデータ
を生成する第1のデータ圧縮ルーチンと、前記第3のデ
ータを前記ホスト装置に出力する第1の出力ルーチン
と、前記ホスト装置から前記第3のデータ入力する第2
の入力ルーチンと、前記第2の入力ルーチンにより入力
された前記第3のデータに対してデータ伸張処理を行う
ことにより第4のデータを生成する第1のデータ伸張ル
ーチンと、前記第4のデータから第5のデータを生成す
る第2のデータ生成ルーチンと、前記第5のデータを前
記ホスト装置に出力する第2の出力ルーチンとを含んで
いる。
【0015】また、本発明は、ホスト装置の指示に基づ
いて外部装置から該ホスト装置にデータを転送するデー
タ転送制御装置により実行される制御プログラムであっ
て、前記ホスト装置から情報を入力する情報入力ルーチ
ンと、前記外部装置から第1のデータを入力する第1の
入力ルーチンと、前記第1のデータから第2のデータを
生成する第1のデータ生成ルーチンと、前記第2のデー
タに対してデータ圧縮処理を行うことにより第3のデー
タを生成する第1のデータ圧縮ルーチンと、前記第2の
データに対して前記第1のデータ圧縮ルーチンとは異な
る方式でデータ圧縮処理を行うことにより第6のデータ
を生成する第2のデータ圧縮ルーチンと、前記第3のデ
ータ又は前記第6のデータを前記ホスト装置に出力する
第1の出力ルーチンと、前記ホスト装置から前記第3の
データ又は前記第6のデータを入力する第2の入力ルー
チンと、前記第2の入力ルーチンにより入力された前記
第3のデータに対してデータ伸張処理を行うことにより
第4のデータを生成する第1のデータ伸張ルーチンと、
前記第2の入力ルーチンにより入力された前記第6のデ
ータに対してデータ伸張処理を行うことにより第7のデ
ータを生成する第2のデータ伸張ルーチンと、前記第4
のデータから第5のデータを又は前記第7のデータから
第8のデータを生成する第2のデータ生成ルーチンと、
前記第5のデータ又は前記第8のデータを前記ホスト装
置に出力する第2の出力ルーチンと、前記情報入力ルー
チンから入力された情報に基づいて前記第2の出力ルー
チンから出力されるデータを選択する選択ルーチンとを
含んでいる。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図5は、本発
明を適用した情報処理システムのシステム構成図であ
る。本情報処理システムは、複数のコンピュータ401
がLANを介してホストコンピュータ402に接続さ
れ、このホストコンピュータ402には、専用のインタ
ーフェイスにより複写装置などの外部装置403が接続
されている。
【0017】また、本情報処理システムでは、外部装置
403で読取られたドットデータをホストコンピュータ
402に転送するためのコントローラは、ホストコンピ
ュータ402に搭載されている。なお、外部装置403
としては、4色(C、M、Y、K)のトナーにより画像
を形成するカラー複写機が接続されているものとする。
【0018】図1は、図5に示したホストコンピュータ
402の概略構成を示すブロック図である。
【0019】図1において、100は本発明に係るデー
タ転送制御用のコントローラであり、PCI(Peri
pheral Component Intercon
nect)カードとして、ホストコンピュータ402に
実装されている。このコントローラ100の動作及び内
部ブロックは、後で詳細に説明する。
【0020】101は、LANで接続されたコンピュー
タ401との間で所定のプロトコルでデータ送受信を行
うためのネットワークカードである。LANで接続され
たコンピュータ401にも、各々同様のネットワークカ
ードが接続されている。ネットワークカード101に
は、データを送受信するための信号線の他に、送信する
相手のコンピュータを指示する信号やデータ送信を要求
する信号、LANを使用中であることを表す信号、コン
ピュータがビジー状態でデータを受信することができな
いことを表す信号といった様々な信号が入出力されてお
り、ネットワークカード間で上記信号を送受信すること
によりデータの送受信が行われるように制御している。
【0021】また、ホストコンピュータ402の内部に
おいてネットワークカード101が接続されているPC
Iバスは、各コンピュータを接続しているLANと転送
速度や信号線の構成が異なるため、ネットワークカード
101は、LAN−PCIバス間のフォーマット変換も
行っている。
【0022】102はディスクコントローラであり、ハ
ードディスク103と各デバイスとの間で行われるデー
タ送受信を制御している。具体的には、或るデバイスが
PCIバスを介してハードディスク103をアクセスす
る場合、他のデバイスが既にハードディスク103にア
クセスするなど、ハードディスク103にアクセスでき
ない状態である場合などに、ハードディスク103がア
クセス可能になるまでデバイスに対してウェイト信号を
出力する等の制御を行う。
【0023】103はハードディスク(外部メモリ)で
あり、コンピュータ上で動作させるアプリケーションや
アプリケーションで作成した書類ファイル、コンピュー
タを動作させるためのシステムファイルや各種設定ファ
イル等が格納されている。これらのファイルは、ホスト
メモリ106に送信、展開されることによりコンピュー
タ上での動作が可能となる。
【0024】104はバスブリッジであり、ホストCP
U105及びホストメモリ106等のコンピュータの基
本デバイスが接続されているホストバスと、必要な機能
を順次追加するためのPCIバスとを接続する役割を果
たす。すなわち、従来、コンピュータの各デバイスは同
一のバスにより接続されていたが、動作速度の速いデバ
イス同士を別のバスを用いて接続させるなど、デバイス
を効率よく機能させるために複数のバスを設け、各バス
間に跨るデータの送受信をバスブリッジ104を用いて
行っている。
【0025】105はホストCPUであり、ホストメモ
リ106に格納されたプログラムの処理及び実行、各デ
バイスの管理や割り込みの制御などを行う。
【0026】106は、ホストCPU105で実行され
るプログラムやデータを格納するホストメモリ(内部メ
モリ)である。ハードディスク103に格納されている
アプリケーションや書類データ、画像データなどは、こ
のホストメモリ106に展開されることで、ホストCP
U105による命令の実行、データの編集などが行われ
る。また、ホストメモリ106は、通常、揮発性のRA
Mが使用されており、コンピュータの電源をオフにする
とホストメモリ106上のデータは消えてしまうため、
ホストCPU105による処理やデータ編集が終了する
と、データはハードディスク103やフロッピー(登録
商標)ディスクなどに格納される。
【0027】また、ホストメモリ106は、メモリ増設
が可能な構成となっており、実装されているホストメモ
リ106のメモリ容量や未使用部分の容量などの情報
は、ホストCPU105により管理されている。また、
このホストメモリ106には、コントローラ100の制
御により外部装置403から送信されてきたビットマッ
プデータも格納される。すなわち、本発明では、外部装
置403からのビットマップデータを格納するためのメ
モリを、当該ビットマップデータの転送制御を行うコン
トローラ100に設けることなく、ホストコンピュータ
402に既存のホストメモリ106を上記ビットマップ
データ用のメモリとして活用している。
【0028】107はPCIインターフェイスであり、
ホストCPU105及びコントローラ100内のコマン
ドメモリ109から出力される命令に従って、コントロ
ーラ100内のデータコントローラ108とホストコン
ピュータ402の本体部との間のデータ送受信を制御し
ている。
【0029】108はホストコンピュータ402に接続
された外部装置403(カラー複写機)によるスキャナ
動作やプリント動作などを実行させるために、コントロ
ーラ100内の各デバイス間でのデータ送受信を管理す
るデータコントローラである。このデータコントローラ
108は、ホストCPU105の命令及びコマンドメモ
リ109から出力される命令を解析、実行することでデ
ータ送受信を管理する。
【0030】109はコントローラ100内の各デバイ
スを制御するための命令を格納するコマンドメモリであ
る。本実施形態では、カラー複写機に対してスキャナ動
作を指示してデータを取得する場合、予め一連の命令を
コマンドメモリ109に格納しておき、各デバイスはコ
マンドメモリ109に格納された命令を実行することに
より、スキャナ動作の指示、及びデータ取得処理を行
う。
【0031】110はスキャンデータを取得したり、プ
リントデータを送信したりする際に行う各種処理に必要
なデータを一時格納するためのローカルメモリである。
【0032】111は画像処理回路である。ホストコン
ピュータ402上で動作しているスキャナドライバとい
うデバイスドライバプログラムにより、カラー複写機4
03とホストコンピュータ402との間で、赤(R)、
緑(G)、青(B)の3色のドットデータが転送されて
いる。そこで、画像処理回路111では、赤(R)、緑
(G)、青(B)の3色のドットデータを用いて、必要
に応じて白黒(グレー)信号を生成したり、転送速度を
調整するため、ドットデータを補間したり間引くことに
より、スムージング、サブサンプリング信号を生成して
いる。
【0033】112は変換回路であり、コンピュータ4
01やホストコンピュータ402において扱うRGBの
ドットデータに対して、最適な表示やデータ容量にする
ために、色空間の変換処理や解像度の変換処理を行う。
【0034】113は画像処理回路111で生成したR
GBのドットデータに対してJPEG圧縮を行うデータ
圧縮回路Aである。ここにおいて、圧縮率及びサブサン
プリング比といったデータ圧縮のためのパラメータは、
コマンドメモリ109に予め設定されている。
【0035】114はデータ圧縮回路A113で圧縮し
たデータを伸張するためのデータ伸張回路Aである。デ
ータ圧縮回路A113と同様、データ伸張回路A114
もコマンドメモリ109に予め設定されたパラメータに
よりデータ伸張を行う。
【0036】115は画像処理回路111で生成したR
GBのドットデータに対してランレングス圧縮を行うデ
ータ圧縮回路Bである。ここにおいて、データ圧縮のた
めのパラメータは、コマンドメモリ109に予め設定さ
れている。
【0037】116はデータ圧縮回路B115で圧縮し
たデータを伸張するためのデータ伸張回路Bである。デ
ータ圧縮回路B115と同様、データ伸張回路B116
もコマンドメモリ109に予め設定されたパラメータに
よりデータ伸張を行う。
【0038】117はインターフェイスである。インタ
ーフェイス117では、スキャンデータやプリントデー
タ、及びイネーブル信号やトリガ信号などのシリアル通
信を行うための制御信号等がカラー複写機との間で通信
される。
【0039】図2は、外部装置403としてのディジタ
ルカラー複写機の概略構成を示す断面図である。
【0040】本複写機は、上部にリーダ部201、下部
にプリンタ部200を有している。リーダ部201で
は、原稿204をガラス203上に載せ、操作部211
の操作によりコピー動作をスタートさせる。すると、露
光ランプ205により原稿204が露光走査され、その
際の原稿204からの反射光像は、反射鏡206,20
7により反射され、レンズ208を介してフルカラーセ
ンサ(本実施形態では3ラインCCD)210に入射さ
れ、このフルカラーセンサ210によりカラー画像信号
に変換されて出力される。
【0041】フルカラーセンサ210からのカラー画像
信号は、増幅回路209を経て、画像処理ユニット21
2にてデジタル電気信号に変換された後に編集を含む画
像処理が施され、プリンタ部200に送出される。
【0042】プリンタ部200では、リーダ部201か
ら送出された画像信号は、レーザ出力部213にてレー
ザ光信号に変換され、ポリゴンミラー214で反射され
て、感光ドラム217の面に投影される。画像形成時に
は、感光ドラム217を帯電器218により一様に帯電
させた状態で矢印方向に回転させつつ、各色の画像信号
に対応するレーザ光を照射し、潜像を形成する。
【0043】次に、現像器219〜222のうち、所定
の現像器を動作させて潜像を現像し、感光ドラム217
上に所定の色のトナー画像を形成する。さらにトナー画
像を、記録材カセット224または225より搬送系2
23及び転写ドラム227を介して感光ドラム217と
対向した位置に供給された記録材に転写する。この際、
転写ドラム227を回転させるに従って感光ドラム上の
トナー画像は、記録材上に転写される。このような潜像
形成、現像、転写をシアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)、ブラック(K)の各色について行うこと
により、記録材上にカラー画像を形成する。
【0044】このようにしてカラー画像が形成された記
録材は、転写ドラム227から分離されて定着器226
に搬送され、定着処理が施された後、トレイ228に排
紙される。
【0045】図3,4、図2に示した画像処理ユニット
212の構成を示すブロック図である。
【0046】図3,4において、フルカラーセンサ(C
CD)210は、R,G,Bの各色に対応する3ライン
のCCDで構成されており、原稿からの1ラインの光情
報を色分解して400dpiの解像度でR,G,Bの電
気信号を出力する。本実施形態では、1ラインとして最
大297mm(A4縦)の読取りを行うため、CCD2
10からは、R,G,Bの各色に対応する1ラインから
4677画素の画像信号が出力される。
【0047】301は同期信号生成回路であり、主走査
アドレスカウンタや副走査アドレスカウンタ等より構成
される。主走査アドレスカウンタは、感光ドラム217
へのライン毎のレーザ記録の同期信号であるBD信号に
よってライン毎にクリアされて、画素クロック発生器3
02からのVCLK信号をカウントし、CCD210か
ら読出される1ラインの各画素信号に対応したカウント
信号H−ADRを発生する。このカウント信号H−AD
Rは、0から5000までアップカウントするので、C
CD210からの1ライン分の画像信号を十分読み出せ
る。また、同期信号発生回路301からは、ライン同期
信号LSYNCや画像信号の主走査有効区間信号VEや
副走査有効区間信号PE等の各種のタイミング信号を出
力する。
【0048】303はCCD駆動信号生成部であり、上
記カウント信号H−ADRをデコードして、CCD21
0のシフトパルスよリセットパルスや転送クロックであ
るCCD−DRIVE信号を発生する。これによりCC
D210からVCLKに同期して、同一画素に対する
R,G,Bの各色の画像信号が順次出力される。209
はCCD210の出力信号を増幅する増幅回路である。
304はA/Dコンバータであり、R,G,Bの各色の
画像信号を8ビットのデジタル信号に変換する。
【0049】305はシェーディング補正回路であり、
CCD210での画素ごとの信号出力のばらつきを補正
する。シェーディング補正回路305は、R,G,Bの
各色の画像信号を1ライン分ずつ格納するメモリを有
し、光学系により予め決められた濃度を持つ白色板の画
像を読取って基準信号として用いることにより、色ムラ
を補正する。
【0050】306は副走査つなぎ回路であり、CCD
210により読取られた画像信号が副走査方向に8ライ
ンずつずれるのを吸収する。307は入力マスキング回
路であり、R,G,Bの各色のにごりを取除く。30
8、309,310はバッファであり、ZO−ED信号
がLレベルのとき画像信号を通し、ZO−ED信号がH
レベルのとき画像信号を通さなくする。編集機能を用い
るときは、ZO−ED信号は、通常、Hベルである。
【0051】311は画像信号を平滑化するフィルタで
あり、5×5のマトリクス演算を行う。
【0052】312は色変換回路であり、R,G,Bの
画像信号をHSL色空間座標に変換して、予め指定され
た色を他の指定された色に変換して、再びRGBの色空
間に戻す機能を有する。また、多値の信号を一定の閾値
で2値に変換し、後述するエリア処理用のMARKER
信号及びSC−BI信号として出力している。
【0053】313はインターフェイス(I/F)回路
であり、外部へ画像信号を出力する際、或いは外部から
画像信号を入力する際、画像処理ユニットで行われる画
像処理の速度と外部の処理速度を合わせるための回路で
ある。画像データは、インターフェイス回路313を介
して、図1におけるインターフェイス117へ入力或い
は出力される。
【0054】314はエリア生成回路であり、エディタ
等により指定された領域を生成し記憶する回路である。
また、色変換回路312により原稿に描かれたマーカペ
ン等の画像を抽出して得られるMARKER信号も、エ
リア領域としてエリア生成回路314に記憶される。さ
らに色変換回路312から入力された2値信号SC−B
I信号は、エリア生成回路314から2値のZ−BI出
力信号として影/輪郭生成回路319に出力される。
【0055】315は入力マスキング回路であり、イン
ターフェイス回路313から入力されたR,G,B信号
に対して色にごりを取除くための回路である。
【0056】316はセレクタであり、制御信号ZO−
RGB信号がLの場合に色変換回路312の出力信号
(R信号)を出力し、 ZO−RGB信号がHの場合に
セレクタ326の出力信号(C,M,Y,K信号)を出
力する。
【0057】317は画像合成回路であり、インターフ
ェイス回路313からR,G,B信号が入力されると、
セレクタ316の制御信号ZO−RGBをLとして色変
換回路312の出力であるR,G,B信号を入力するこ
とで、CCD210により得られたR,G,B信号とイ
ンターフェイス回路313から入力されたR,G,B信
号とを合成する。また、インターフェイス回路313か
らC,M,Y,K信号が入力される場合は、CCD21
0からの画像信号に応じて現在使用する現像剤に対応し
た色信号が1ページ分ずつ入力されており、セレクタ3
16の制御信号Z0−RGBをHとすることで、セレク
タ326の出力であるC,M,Y,K信号を入力し、C
MYK合成を行う。また、画像合成回路317は、CC
D210からの画像信号とインターフェイス回路313
からの2値画像との合成を行うことも可能である。
【0058】合成する領域は、エリア生成回路314か
らのAREA信号により指定されるか、もしくはインタ
ーフェイス回路313から入力される2値信号により指
定することもできる。また、合成処理としては、CCD
210からの画像信号と外部からの画像信号を領域ごと
に独立して合成する置換え合成、2つの画像を同時に重
ねて透かし合わせたように合成する透かし合成のいずれ
も行うことが可能である。この透かし合成では、2つの
画像のうちどちらの画像をどれだけ透かして合成するか
という透かし率を指定することも可能である。
【0059】318はセレクタであり、画像合成回路3
17をRGB合成として用いる場合( ZO−RGB=
L)は画像合成回路317の出力を、CMYK合成とし
て用いる場合( ZO−RGB=H)は色変換回路31
2を選択する。
【0060】319は影/輪郭生成回路であり、CCD
210で読取られた画像信号を2値化したSC−BI信
号やインターフェイス回路313から入力される2値信
号またはエリア生成回路314からの2値データである
Z−BI信号に基づいて、輪郭信号、影信号を生成す
る。
【0061】320は黒文字判定回路であり、入力され
た画像信号の特徴を判定し、文字の太さ信号(太文字
度)FTMJ、エッジ信号EDGE、色信号IROを出
力する。
【0062】321は色空間圧縮回路であり、以下のマ
トリクス演算を行う。
【数1】 ここでXはR,G,Bの最小値を表す。
【0063】なお、色空間圧縮回路321において、予
め色空間圧縮を行うか否かを設定しておくことにより、
領域信号AREAで色空間圧縮のON/OFFの切換え
が可能となる。
【0064】322は光量−濃度変換部(LOG変換
部)であり、R,G,Bの8ビットの光量信号を、対数
変換によりシアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y)の各8ビットの濃度信号に変換する。323は出
力マスキング部であり、既知のUCR処理(下色除去処
理)によりC,M,Yの3色の濃度信号からブラックの
濃度信号を抽出するとともに、各濃度信号に対応した現
像剤の色濁りを除去する既知のマスキング演算を施す。
このようにして生成されたM’,C’,Y’,K’の各
濃度信号の内から、セレクタ324によって現在使用す
る現像剤に対応した色の信号が選択される。ZO−TO
NER信号は、この色選択のためにCPU340から発
生される2ビットの信号であり、ZO−TONER信号
が「0」の場合にはM’信号が、ZO−TONER信号
が「1」の場合にはC’信号が、ZO−TONER信号
が「2」の場合にはY’信号が、ZO−TONER信号
が「3」の場合にはK’信号が出力される。
【0065】325は、サンプリング回路であり、入力
された画像信号R,G,BおよびR,G,B信号から生
成された濃度信号NDを4画素毎にサンプリングして、
シリアルにR,G,B,ND信号として出力する。な
お、濃度信号NDは、例えば(R+G+B)/3で表さ
れる。
【0066】326はセレクタであり、CPU340に
よりSMP−SL信号としてLレベルが設定されたとき
は、出力マスキング回路323の出力(M'C'Y'K'信
号)を選択し、SMP−SL信号としてHレベルが設定
されたときは、サンプリング回路325の出力を選択す
る。
【0067】327はセレクタであり、画像合成回路3
17をCMYK合成として用いる場合( ZO−RGB
=H)は画像合成回路317の出力を、RGB合成とし
て用いる場合( ZO−RGB=L)はセレクタ326
の出力を選択して後段に送る。
【0068】328は色付け回路であり、例えば白黒画
像に予め設定した色を付ける等の処理を行う。また、色
付け回路328は、インターフェイス回路313から入
力された2値信号に対する色付け、影/輪郭生成回路3
19によって生成された文字、影、輪郭信号に対する色
付けを行うと共に、徐々に階調が変化するようなグラデ
ーションのパターンを作ることも可能である。
【0069】329はF値補正回路であり、プリンタの
現像特性に応じたガンマ処理を行うとともに、モードご
とに濃度を設定することも可能である。
【0070】330は変倍回路であり、1ライン分の画
像信号に対応するメモリを持ち、主走査方向の画像信号
の拡大、縮小や画像を斜めにして出力する斜体を行う。
また、サンプリング時には、上記メモリにサンプリング
データを蓄積し、ヒストグラムの作成に用いる。
【0071】331はテクスチャ回路であり、CCD2
10で読取られたカラー画像信号に対して、CCD21
0により読取られた画像信号を2値化したパターン、若
しくは外部装置から入力された2値化パターンを合成し
て出力する。
【0072】332、333はそれぞれスムージング回
路及びエッジ強調回路であり、各々5×5のフィルタか
ら構成される。334はアドオン回路であり、画像信号
を特定のコード化されたパターンで出力する。
【0073】335はレーザコントローラであり、VI
DEO信号に応じてレーザの発光量を制御する。このレ
ーザ光は、ポリゴンミラー214により感光ドラム21
7の軸方向に走査され、感光ドラムに1ラインの静電潜
像を形成する。336は感光ドラム217に近接して設
けられたフォトディテクタであり、感光ドラム217を
走査する直前のレーザ光の通過を検出して1ラインの同
期信号BDを発生する。
【0074】337はエリアLUT(ルックアップテー
ブル)回路であり、エリア生成回路314からのARE
A信号に応じて各モードの設定を行う。エリアLUT3
37の出力であるLOG−CD信号は、LOG変換回路
322のLOGテーブルをスルー設定等に切換える場合
に、UCR−CD信号は、出力マスキング323でトリ
ミングやマスキングを行う場合に、F−CD信号は、F
値補正329のF値の大きさを変える場合に各々使用さ
れる。
【0075】338は黒文字LUTであり、その出力信
号は、黒文字判定回路320の出力に応じて様々な処理
を行うのに利用される。例えば、UCR−SL信号は、
出力マスキング回路323のUCR量を変化させてより
黒い文字と判定した領域には黒の量をより多くしてC,
M,Yの量をより少なくして現像する等の処理を行う。
またEDGE−SL信号は、スムージング回路332及
びエッジ強調回路333において黒い文字の領域ほどエ
ッジの部分が強調されるようなフィルタに切り換える設
定を行う。更にSNS−SL信号は、黒文字LUT33
8の出力でレーザコントローラ335においてPWM制
御の400線/200線の線数切り換えを行う。つま
り、黒い文字と判定した領域では解像度を上げるために
400線で現像を行い、他の画像領域では階調を上げる
ために200線で現像を行う。
【0076】339はフォトセンサであり転写ドラム2
17が所定位置に来たことを検出してページ同期信号I
TOPを発生し、同期信号生成回路301の副走査アド
レスカウンタを初期化するとともにCPU340に入力
される。340はCPUであり、画像読み取り,画像記
録の動作の制御を行う。
【0077】341はROMであり、CPU340で用
いるプログラムや予め決められた設定値が格納されてい
る。342はRAMであり、データの一時的な保存や新
たに設定された設定値等が格納されている。
【0078】次に、外部装置403(カラー複写機40
3)でスキャンしたカラー画像をホストコンピュータ4
02に転送する場合のホストコンピュータ402の動作
を、図6,7のフローチャートに基づいて説明する。な
お、ここでは、説明を簡単にするために、カラー画像1
ページ分のスキャナ動作について説明を行っている。ま
た、本説明では、図8〜11を適宜参照して補足説明す
る。
【0079】まず始めに、ホストCPU105は、カラ
ー複写機403にスキャナ動作を行わせ、画像データを
転送させるために、インターフェイスに関する各種設定
値(コマンド、パラメータ)をコマンドメモリ109に
格納する(ステップS501)。
【0080】次に、ホストCPU105は、画像処理回
路111により画像処理を行うための設定値をコマンド
メモリ109に格納した(ステップS502)後、同様
に変換回路112により変換処理を行うための設定値を
コマンドメモリ109に格納する(ステップS50
3)。次に、ホストCPU105は、ホストメモリ10
6の未使用部分の容量を取得した(ステップS504)
後、データ圧縮回路B115、データ伸張回路B116
での圧縮/伸張処理を行うための設定値をコマンドメモ
リ109に格納する(ステップS505)。
【0081】上記のように、カラー複写機403により
読取った画像データを取得するための全て設定値がコマ
ンドメモリ109に設定されると、データコントローラ
108は、格納された命令及びパラメータに基づいてコ
ントローラ100の各デバイスの制御を開始し、始めに
カラー複写機403に対して画像データの読取りを指示
し、その読取った図像データをホストコンピュータ40
3に転送させ(ステップS506)、さらに、転送され
た画像データに対して所定の画像処理を行う(ステップ
S507)。
【0082】図8は、データコントローラ108の制御
により、インターフェイス117を介して画像データが
取得され、画像処理回路111にて画像処理が行われる
様子を示したブロック図である。図8において、データ
コントローラ108は、コマンドメモリ109から出力
される命令により、それぞれインターフェイス117と
画像処理回路111、コマンドメモリ109と画像処理
回路111とを接続している。
【0083】カラー複写機403から転送されてきた画
像データは、インターフェイス117を介して画像処理
回路111に供給され、白黒画像データが必要な場合
は、カラー画像データより白黒画像データを生成し、ま
た、コントローラ100の各デバイスの処理速度に対し
て、転送されてきた画像データの転送速度が速い場合
は、転送に係る画像データよりスムージング信号、サブ
サンプリング信号を生成することにより、転送速度を調
整する。
【0084】画像処理回路111による画像処理が終了
すると、データコントローラ108は、ステップS50
5での設定内容に基づくデータ圧縮処理をデータ圧縮回
路B115により実行させる(ステップS508)。
【0085】図9は、データ圧縮回路B115により
R,G,Bドットデータに対して、色毎に、可逆圧縮で
あるランレングス圧縮を行う様子を示したブロック図で
ある。図9において、データコントローラ108は、コ
マンドメモリ109から出力される命令により、それぞ
れ画像処理回路111とデータ圧縮回路B115、コマ
ンドメモリ109とデータ圧縮回路2 115及びロー
カルメモリ110、データ圧縮回路B115とPCIイ
ンターフェイス107を接続している。データ圧縮回路
B115は、コマンドメモリ109の命令及び設定に従
って、画像処理回路111より供給されたR,G,Bド
ットデータを取得してランレングス圧縮を行う。この
際、ローカルメモリ110は、ランレングス圧縮処理用
のバッファとして使用される。
【0086】データ圧縮回路B115によるR,G,B
ドットデータのランレングス圧縮処理が行われている
間、データコントローラ1008は、データ圧縮回路B
115にて圧縮されたデータをホストメモリ106へ順
次転送する(ステップS509)。
【0087】なお、ホストCPU105は、ステップS
509にて順次ホストメモリ106に格納された圧縮デ
ータが、ステップ504にて取得したホストメモリ10
6の未使用容量(残容量)を超えるか否かを監視してい
る。そこで、データコントローラ108は、その監視結
果をホストCPU105に問合わせる(ステップS51
0)。その結果、ホストメモリ106に格納された圧縮
データが、ホストメモリ106の未使用容量を超えない
場合は、ステップS516に進むことにより、データ圧
縮回路B115から出力された圧縮データを、全てホス
トメモリ106に格納する。
【0088】一方、ホストメモリ106に格納された圧
縮データが、ホストメモリ106の未使用容量を超える
場合は、データ圧縮回路B115によるランレングス圧
縮処理を直ちに中止し、データ圧縮回路A113による
圧縮処理に切換えるべく、ステップS511に進む。デ
ータ圧縮回路A113では、データ圧縮回路B115で
行われたランレングス圧縮より高効率な圧縮手段である
JPEG圧縮が行なわれる。
【0089】このJPEG圧縮処理の処理内容は、前述
したランレングス圧縮とほぼ同じであるため、省略して
説明すると、まず、データ圧縮回路A113、データ伸
張回路A114における圧縮率及びサブサンプリング比
といったパラメータは、ホストメモリ106のメモリ容
量または未使用の容量に応じて選択され、コマンドメモ
リ109に予め格納される(ステップS511)。
【0090】その後、インターフェイス回路117を介
して画像データが取得され(ステップS512)、画像
処理回路111により画像処理が行われる(ステップS
513)。画像処理回路111による画像処理が終了す
ると、データコントローラ108は、ステップ511で
設定したパラメータに基づく圧縮処理をデータ圧縮回路
A113により実行させる(ステップS514)。この
圧縮処理は、データ圧縮回路A113によりR,G,B
ドットデータに対して、非可逆圧縮であるJPEG圧縮
が行われる、JPEG圧縮処理が行われている間、デー
タコントローラ108は、データ圧縮回路A113にて
圧縮されたデータを順次ホストメモリ106へ転送して
格納させる(ステップS515)。
【0091】以上により、ホストメモリ106の未使用
容量と圧縮データ量との比較によって、データ圧縮回路
A113、データ圧縮回路B115のいずれかで圧縮処
理されたデータがホストメモリ106に格納される。
【0092】次に、ホストメモリ106に圧縮データが
格納されると、その後、データコントローラ108は、
ホストメモリ106に格納されている圧縮データを読出
し(ステップS516)、データ伸張回路A114、ま
たはデータ伸張回路B116により、当該圧縮データを
伸張させる(ステップS517)。この場合、圧縮デー
タがランレングス圧縮されたものである場合は、データ
伸張回路A114により伸張処理を行い、JPEG圧縮
されたものである場合は、データ伸張回路B116によ
り伸張処理が行われる。
【0093】図10は、ステップ516で読み出された
圧縮データをデータ伸張回路A114により伸張する様
子を示したブロック図である。
【0094】図10において、データコントローラ10
8は、コマンドメモリ109から出力される命令によ
り、それぞれPCIインターフェイス107、データ伸
張回路A114とローカルメモリ110及び、コマンド
メモリ109とデータ伸張回路A114とを接続してい
る。データ伸張回路A114は、コマンドメモリ109
の命令及び設定に従って、ホストメモリ106から読出
されたランレングス圧縮に係る圧縮データを伸張し、ド
ットデータを生成する。この際、ローカルメモリ110
は、データ伸張用のバッファとして使用される。
【0095】このようにして、データ伸張処理を行った
後、データコントローラ108は、変換回路112によ
り所定の変換処理を行わせる(ステップS518)。
【0096】図11は、ステップ517で伸張したドッ
トデータを変換回路112により変換処理する様子を示
したブロック図である。図11において、データコント
ローラ108は、コマンドメモリ109から出力される
命令によりそれぞれデータ伸張回路A114と変換回路
112、変換回路112、PCIインターフェイス10
7とローカルメモリ110及び、コマンドメモリ109
と変換回路112とを接続している。変換回路112
は、コマンドメモリ109の命令及び設定に従って、デ
ータ伸張回路A114にて伸張したデータを取得して所
定の変換処理を行うが(ステップS518)、変換処理
が行われている間、データコントローラ108は、変換
回路112にて返還されたデータをホストメモリ106
へ転送し、順次ハードディスク103に格納させる(ス
テップS519)。この際、ローカルメモリ110は、
変換処理用のバッファとして使用される。
【0097】このように、複写機403(外部装置)に
て読取られた画像データ(ビットマップデータ)をホス
トコンピュータ402に送信するコントローラ100
は、ホストコンピュータ402に内蔵されている既存の
ホストメモリ106をビットマップメモリとして利用し
ているので、コントローラ100では、画像データの解
像度が高くなった場合でも必要なメモリ容量の増加を抑
制することが可能となり、低価格化、及び小型化を図る
ことが可能となり、ひいては容易にカード化することが
可能となる。
【0098】また、画像データを圧縮して上記ホストメ
モリ106に格納することにより、より一層、必要なメ
モリ容量の増加を抑制することが可能となる。
【0099】さらに、上記ホストメモリ106の使用可
能なメモリ容量を考慮して、可能な限り可逆圧縮方式に
より画像データを圧縮してホストメモリ106に格納
し、ホストメモリ106に可逆圧縮方式による画像デー
タを格納しきれない場合は、非可逆圧縮方式により画像
データを圧縮してホストメモリ106に格納することに
より、必要なメモリ容量の増加、及び圧縮による画像劣
化を可及的に抑制することが可能となる。
【0100】なお、上記実施形態では、コントローラ1
00は、ホストコンピュータ402が外部装置403を
スキャナとして利用する場合のデータ転送制御装置とし
て機能していたが、コントローラ100を、ホストコン
ピュータ402が外部装置403をプリンタとして利用
する場合のデータ転送制御装置として使用することも可
能である。
【0101】この場合には、ホストコンピュータ402
上、又はコンピュータ401間において、各種アプリケ
ーションで作成した文書(文章のみではなく、図形やイ
メージ等も含む)は、コンピュータ上で動作しているプ
リンタドライバというデバイスドライバプログラムによ
り、ページ記述言語に翻訳されてデータの送受信が行わ
れており、コントローラ100は、このようなページ記
述言語ページ記述言語を解析、展開してR,G,Bの3
色のドットデータを生成し、外部装置403に転送して
プリントアウトさせてもよい。
【0102】[第2の実施形態]図12,13は、ホス
トコンピュータ402が外部装置403をスキャナとし
て利用する場合のホストコンピュータ(コントローラ)
の動作を示すフローチャートである。図6,7で説明し
たフローチャートとほぼ同じため、差異のみ説明する。
【0103】第2の実施形態では、画像転送処理、画像
処理が行われたR,G,Bドットデータに対して、まず
データ圧縮回路B115により、非可逆圧縮であるJP
EG圧縮が行われる(ステップS605,S608)。
このJPEG圧縮が行われている間、データコントロー
ラ108は、データ圧縮回路B115によりJPEG圧
縮されたデータをホストメモリ106へ順次転送し、格
納させる(ステップS609)。
【0104】JPEG処理を行うためのパラメータは、
前述したようにホストメモリ106のメモリ容量または
未使用の容量(残容量)により選択されるが、実際に圧
縮した結果、画像によって、例えば文字画像のように背
景に余白部分が多い場合などは、写真原稿に比べて圧縮
率がかなり高い場合があり、ホストメモリ106に余裕
があるにもかかわらず、文字画像の劣化が目立つ場合が
ある。
【0105】これを改善するために、JPEG圧縮に係
る圧縮データのデータ量よりもホストメモリ106の残
容量が十分に大きい場合は、可逆圧縮であるランレング
ス圧縮に切り換える。(ステップS610〜S61
6)。
【0106】但し、ランレングス圧縮を行った結果、ホ
ストメモリ106に格納すべき圧縮データがホストメモ
リ106の残容量より大きくなる可能性があるため(ス
テップS617)、JPEG圧縮を行った際の設定内容
および圧縮内容を事前にハードディスク103にバック
アップしておく(ステップS611)。そして、ホストメ
モリ106に格納すべきランレングス圧縮データがホス
トメモリ106の残容量より実際に大きくなった場合に
は、ランレングス圧縮を中止するとともに、ハードディ
スク103にバックアップしておいた内容を、コマンド
メモリ109、ホストメモリ106上に復元させる(ス
テップS618)。
【0107】このように、第2の実施形態においても、
第1の実施形態と同様に、上記ホストメモリ106の使
用可能なメモリ容量を考慮して、可能な限り可逆圧縮方
式により画像データを圧縮してホストメモリ106に格
納し、ホストメモリ106に可逆圧縮方式による画像デ
ータを格納しきれない場合は、非可逆圧縮方式により画
像データを圧縮してホストメモリ106に格納すること
により、必要なメモリ容量の増加、及び圧縮による画像
劣化を可及的に抑制することが可能となる。
【0108】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ることなく、例えば、2種類の圧縮処理方式及び伸張処
理方式を用いることなく、3種類以上の圧縮処理方式及
び伸張処理方式を用いることも可能である。この場合、
外部装置より入力されるデータに対して行うべき圧縮伸
張処理方式としては、ホストコンピュータの内部メモリ
に圧縮データを格納できることを条件として、より圧縮
率が低く画質劣化が少ない圧縮伸張処理方式を選択する
ようにするのが好ましい。
【0109】また、外部装置としては、カラー複写機だ
けでなく、通常のモノクロ複写機や、スキャナ機能、プ
リント機能、ファクシミリ機能などを有する複合機とし
ての複写機や、スキャナ機能だけを有するスキャナ専用
機を用いることも可能である。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部装置からのデータを高品位、かつ安価な構成でホス
ト装置に転送することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ処理システムのシステ
ム構成図である。
【図2】外部装置としてのディジタルカラー複写機の概
略構成を示す断面図である。
【図3】図2に示した画像処理ユニットの構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図3の続きのブロック図である。
【図5】本発明を適用した情報処理システムのシステム
構成図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるデータ転送処
理を示すフローチャートである。
【図7】図6の続きのフローチャートである。
【図8】外部装置より転送された画像データ対して画像
処理回路により画像処理が行われる様子を示したブロッ
ク図である。
【図9】データ圧縮回路によりランレングス圧縮を行
い、その圧縮データをホストメモリへ転送する様子を示
したブロック図である。
【図10】ホストメモリから転送された圧縮データに対
してデータ伸張回路により伸張処理を施す様子を示した
ブロック図である。
【図11】変換回路により変換処理を行い、ハードディ
スクへ転送する様子を示したブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施形態におけるデータ転送
処理を示すフローチャートである。
【図13】図12の続きのフローチャートである。
【図14】従来技術を説明するためのブロック図であ
る。
【符号の説明】
100:コントローラ(データ転送制御装置) 103:ハードディスク(外部メモリ) 105:ホストCPU(制御手段) 106:ホストメモリ(内部メモリ) 108:データコントローラ(制御手段) 109:コマンドメモリ(制御手段) 111:画像処理回路(第1のデータ生成手段) 112:変換回路(第2のデータ生成手段) 113:データ圧縮回路A(第1のデータ圧縮手段) 114:データ伸張回路A(第1のデータ伸張手段) 115:データ圧縮回路B(第2のデータ圧縮手段) 116:データ伸張回路B(第2のデータ伸張手段) 402:ホストコンピュータ(ホスト装置) 403:外部装置(カラー複写機)

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置の指示に基づいて外部装置か
    ら該ホスト装置にデータを転送するデータ転送制御装置
    であって、 前記外部装置から転送されてきたデータに対して互いに
    異なる圧縮方式でデータ圧縮を行う複数の圧縮手段と、 少なくとも前記圧縮手段により圧縮された圧縮データを
    前記ホスト装置の内部メモリに転送する転送手段と、 前記内部メモリの残容量に基づいて前記複数の圧縮手段
    の中から適切な圧縮手段を選択して圧縮処理を実行させ
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ転送制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記内部メモリに圧縮
    データを格納し得ることを条件として圧縮率のより低い
    圧縮手段を優先的に選択することを特徴とする請求項1
    記載のデータ転送制御装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の圧縮手段は、少なくとも可逆
    圧縮方式による圧縮手段と、非可逆圧縮方式による圧縮
    手段とを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のデ
    ータ転送制御装置。
  4. 【請求項4】 前記データ転送制御装置は、前記複数の
    圧縮手段により圧縮された圧縮データを各々伸張する複
    数の伸張手段を有し、前記転送手段は、該伸張手段によ
    り伸張された伸張データを前記ホスト装置の外部メモリ
    に転送することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載のデータ転送制御装置。
  5. 【請求項5】 前記データ転送制御装置は、カード状に
    モジュール化されていることを特徴とする請求項1〜4
    の何れかに記載のデータ転送制御装置。
  6. 【請求項6】 前記外部装置は、少なくとも画像読取機
    能を有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記
    載のデータ転送制御装置。
  7. 【請求項7】 外部装置から第1のデータを入力する第
    1の入力手段と、 前記第1のデータから第2のデータを生成する第1のデ
    ータ生成手段と、 前記第2のデータに対してデータ圧縮処理を行うことに
    より第3のデータを生成する第1のデータ圧縮手段と、 前記第3のデータをホスト装置に出力する第1の出力手
    段と、 前記ホスト装置から前記第3のデータ入力する第2の入
    力手段と、 前記第2の入力手段により入力された前記第3のデータ
    に対してデータ伸張処理を行うことにより第4のデータ
    を生成する第1のデータ伸張手段と、 前記第4のデータから第5のデータを生成する第2のデ
    ータ生成手段と、 前記第5のデータを前記ホスト装置に出力する第2の出
    力手段と、 を有することを特徴とするデータ転送制御装置。
  8. 【請求項8】 ホスト装置から情報を入力する情報入力
    手段と、 外部装置から第1のデータを入力する第1の入力手段
    と、 前記第1のデータから第2のデータを生成する第1のデ
    ータ生成手段と、 前記第2のデータに対してデータ圧縮処理を行うことに
    より第3のデータを生成する第1のデータ圧縮手段と、 前記第2のデータに対して前記第1のデータ圧縮手段と
    は異なる方式でデータ圧縮処理を行うことにより第6の
    データを生成する第2のデータ圧縮手段と、 前記第3のデータ又は前記第6のデータをホスト装置に
    出力する第1の出力手段と、 前記ホスト装置から前記第3のデータ又は前記第6のデ
    ータを入力する第2の入力手段と、 前記第2の入力手段により入力された前記第3のデータ
    に対してデータ伸張処理を行うことにより第4のデータ
    を生成する第1のデータ伸張手段と、 前記第2の入力手段により入力された前記第6のデータ
    に対してデータ伸張処理を行うことにより第7のデータ
    を生成する第2のデータ伸張手段と、 前記第4のデータから第5のデータを又は前記第7のデ
    ータから第8のデータを生成する第2のデータ生成手段
    と、 前記第5のデータ又は前記第8のデータを前記ホスト装
    置に出力する第2の出力手段と、 前記情報入力手段から入力された情報に基づいて前記第
    2の出力手段から出力されるデータを選択する選択手段
    と、 を有することを特徴とするデータ転送制御装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のデータは、ビットマップの画
    像データであることを特徴とする請求項7又は8記載の
    データ転送制御装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のデータ生成手段は、白黒信
    号、グレー信号、スムージング信号、或いはサブサンプ
    リング信号を生成することを特徴とする請求項7〜9の
    何れかに記載のデータ転送制御装置。
  11. 【請求項11】 前記第1のデータ圧縮手段は、非可逆
    圧縮方式による圧縮処理を行い、前記第1のデータ伸張
    手段は、該第1のデータ圧縮手段による圧縮処理に対応
    する伸張処理を行うことを特徴とする請求項7〜10の
    何れかに記載のデータ転送制御装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のデータ圧縮手段は、前記非
    可逆圧縮方式による圧縮処理としてJPEG圧縮を行う
    ことを特徴とする請求項11記載のデータ転送制御装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第2のデータ圧縮手段は、可逆圧
    縮方式による圧縮処理を行い、前記第2のデータ伸張手
    段は、該第2のデータ圧縮手段による圧縮処理に対応す
    る伸張処理を行うことを特徴とする請求項8〜12の何
    れかに記載のデータ転送制御装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のデータ圧縮手段は、前記可
    逆圧縮方式による圧縮処理としてランレングス圧縮を行
    うことを特徴とする請求項13記載のデータ転送制御装
    置。
  15. 【請求項15】 前記第2のデータ生成手段は、色空間
    変換手段、又は解像度変換手段であることを特徴とする
    請求項7〜14の何れかに記載のデータ転送制御装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の出力手段は、前記第3のデ
    ータ又は前記第6のデータを前記ホスト装置の内部メモ
    リに出力することを特徴とする請求項7〜15の何れか
    に記載のデータ転送制御装置。
  17. 【請求項17】 前記情報入力手段は、前記情報として
    前記ホスト装置の内部メモリの容量に関する情報を入力
    することを特徴とする請求項8〜16の何れかに記載の
    データ転送制御装置。
  18. 【請求項18】 前記情報入力手段は、前記ホスト装置
    の内部メモリの容量に関する情報として該内部メモリの
    残容量を入力することを特徴とする請求項17記載のデ
    ータ転送制御装置。
  19. 【請求項19】 前記データ転送制御装置は、前記ホス
    ト装置で生成した第9のデータを前記外部装置へ出力す
    る第3の出力手段を有することを特徴とする請求項7〜
    18の何れかに記載のデータ転送制御装置。
  20. 【請求項20】 前記第9のデータは、PDL(Pag
    e Description Language)デー
    タを変換して生成されたビットマップデータであること
    を特徴とする請求項19記載のデータ転送制御装置。
  21. 【請求項21】 ホスト装置の指示に基づいて外部装置
    から該ホスト装置にデータを転送するデータ転送制御装
    置の制御方法であって、 前記外部装置から転送されてきたデータに対して互いに
    異なる圧縮方式でデータ圧縮を行う複数の圧縮工程と、 少なくとも前記圧縮工程により圧縮された圧縮データを
    前記ホスト装置の内部メモリに転送する転送工程と、 前記内部メモリの残容量に基づいて前記複数の圧縮工程
    の中から適切な圧縮工程を選択して圧縮処理を実行させ
    る制御工程と、 を備えたことを特徴とするデータ転送制御装置の制御方
    法。
  22. 【請求項22】 前記制御工程は、前記内部メモリに圧
    縮データを格納し得ることを条件として圧縮率のより低
    い圧縮工程を優先的に選択することを特徴とする請求項
    21記載のデータ転送制御装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記複数の圧縮工程は、少なくとも可
    逆圧縮方式による圧縮工程と、非可逆圧縮方式による圧
    縮工程とを含むことを特徴とする請求項21又は22記
    載のデータ転送制御装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記データ転送制御装置は、前記複数
    の圧縮工程により圧縮された圧縮データを各々伸張する
    複数の伸張工程を有し、前記転送工程は、該伸張工程に
    より伸張された伸張データを前記ホスト装置の外部メモ
    リに転送することを特徴とする請求項21〜23の何れ
    かに記載のデータ転送制御装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記データ転送制御装置は、カード状
    にモジュール化されていることを特徴とする請求項21
    〜24の何れかに記載のデータ転送制御装置の制御方
    法。
  26. 【請求項26】 前記外部装置は、少なくとも画像読取
    機能を有することを特徴とする請求項21〜25の何れ
    かに記載のデータ転送制御装置の制御方法。
  27. 【請求項27】 外部装置から第1のデータを入力する
    第1の入力工程と、 前記第1のデータから第2のデータを生成する第1のデ
    ータ生成工程と、 前記第2のデータに対してデータ圧縮処理を行うことに
    より第3のデータを生成する第1のデータ圧縮工程と、 前記第3のデータをホスト装置に出力する第1の出力工
    程と、 前記ホスト装置から前記第3のデータ入力する第2の入
    力工程と、 前記第2の入力工程により入力された前記第3のデータ
    に対してデータ伸張処理を行うことにより第4のデータ
    を生成する第1のデータ伸張工程と、 前記第4のデータから第5のデータを生成する第2のデ
    ータ生成工程と、 前記第5のデータを前記ホスト装置に出力する第2の出
    力工程と、 を有することを特徴とするデータ転送制御装置の制御方
    法。
  28. 【請求項28】 ホスト装置から情報を入力する情報入
    力工程と、 外部装置から第1のデータを入力する第1の入力工程
    と、 前記第1のデータから第2のデータを生成する第1のデ
    ータ生成工程と、 前記第2のデータに対してデータ圧縮処理を行うことに
    より第3のデータを生成する第1のデータ圧縮工程と、 前記第2のデータに対して前記第1のデータ圧縮工程と
    は異なる方式でデータ圧縮処理を行うことにより第6の
    データを生成する第2のデータ圧縮工程と、 前記第3のデータ又は前記第6のデータをホスト装置に
    出力する第1の出力工程と、 前記ホスト装置から前記第3のデータ又は前記第6のデ
    ータを入力する第2の入力工程と、 前記第2の入力工程により入力された前記第3のデータ
    に対してデータ伸張処理を行うことにより第4のデータ
    を生成する第1のデータ伸張工程と、 前記第2の入力工程により入力された前記第6のデータ
    に対してデータ伸張処理を行うことにより第7のデータ
    を生成する第2のデータ伸張工程と、 前記第4のデータから第5のデータを又は前記第7のデ
    ータから第8のデータを生成する第2のデータ生成工程
    と、 前記第5のデータ又は前記第8のデータを前記ホスト装
    置に出力する第2の出力工程と、 前記情報入力工程から入力された情報に基づいて前記第
    2の出力工程から出力されるデータを選択する選択工程
    と、 を有することを特徴とするデータ転送制御装置の制御方
    法。
  29. 【請求項29】 前記第1のデータは、ビットマップの
    画像データであることを特徴とする請求項27又は28
    記載のデータ転送制御装置の制御方法。
  30. 【請求項30】 前記第1のデータ生成工程は、白黒信
    号、グレー信号、スムージング信号、或いはサブサンプ
    リング信号を生成することを特徴とする請求項27〜2
    9の何れかに記載のデータ転送制御装置の制御方法。
  31. 【請求項31】 前記第1のデータ圧縮工程は、非可逆
    圧縮方式による圧縮処理を行い、前記第1のデータ伸張
    工程は、該第1のデータ圧縮工程による圧縮処理に対応
    する伸張処理を行うことを特徴とする請求項27〜30
    の何れかに記載のデータ転送制御装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 前記第1のデータ圧縮工程は、前記非
    可逆圧縮方式による圧縮処理としてJPEG圧縮を行う
    ことを特徴とする請求項31記載のデータ転送制御装置
    の制御方法。
  33. 【請求項33】 前記第2のデータ圧縮工程は、可逆圧
    縮方式による圧縮処理を行い、前記第2のデータ伸張工
    程は、該第2のデータ圧縮工程による圧縮処理に対応す
    る伸張処理を行うことを特徴とする請求項28〜32の
    何れかに記載のデータ転送制御装置の制御方法。
  34. 【請求項34】 前記第2のデータ圧縮工程は、前記可
    逆圧縮方式による圧縮処理としてランレングス圧縮を行
    うことを特徴とする請求項33記載のデータ転送制御装
    置の制御方法。
  35. 【請求項35】 前記第2のデータ生成工程は、色空間
    変換工程、又は解像度変換工程であることを特徴とする
    請求項27〜34の何れかに記載のデータ転送制御装置
    の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記第1の出力工程は、前記第3のデ
    ータ又は前記第6のデータを前記ホスト装置の内部メモ
    リに出力することを特徴とする請求項27〜35の何れ
    かに記載のデータ転送制御装置の制御方法。
  37. 【請求項37】 前記情報入力工程は、前記情報として
    前記ホスト装置の内部メモリの容量に関する情報を入力
    することを特徴とする請求項28〜36の何れかに記載
    のデータ転送制御装置の制御方法。
  38. 【請求項38】 前記情報入力工程は、前記ホスト装置
    の内部メモリの容量に関する情報として該内部メモリの
    残容量を入力することを特徴とする請求項37記載のデ
    ータ転送制御装置の制御方法。
  39. 【請求項39】 前記データ転送制御装置は、前記ホス
    ト装置で生成した第9のデータを前記外部装置へ出力す
    る第3の出力工程を有することを特徴とする請求項27
    〜38の何れかに記載のデータ転送制御装置の制御方
    法。
  40. 【請求項40】 前記第9のデータは、PDL(Pag
    e Description Language)デー
    タを変換して生成されたビットマップデータであること
    を特徴とする請求項39記載のデータ転送制御装置の制
    御方法。
  41. 【請求項41】 ホスト装置の指示に基づいて外部装置
    から該ホスト装置にデータを転送するデータ転送制御装
    置により実行される制御プログラムであって、 前記外部装置から転送されてきたデータに対して互いに
    異なる圧縮方式でデータ圧縮を行う複数の圧縮ルーチン
    と、 少なくとも前記圧縮ルーチンにより圧縮された圧縮デー
    タを前記ホスト装置の内部メモリに転送する転送ルーチ
    ンと、 前記内部メモリの残容量に基づいて前記複数の圧縮ルー
    チンの中から適切な圧縮ルーチンを選択して圧縮処理を
    実行させる制御ルーチンと、 を含むことを特徴とする制御プログラム。
  42. 【請求項42】 ホスト装置の指示に基づいて外部装置
    から該ホスト装置にデータを転送するデータ転送制御装
    置により実行される制御プログラムであって、 前記外部装置から第1のデータを入力する第1の入力ル
    ーチンと、 前記第1のデータから第2のデータを生成する第1のデ
    ータ生成ルーチンと、 前記第2のデータに対してデータ圧縮処理を行うことに
    より第3のデータを生成する第1のデータ圧縮ルーチン
    と、 前記第3のデータを前記ホスト装置に出力する第1の出
    力ルーチンと、 前記ホスト装置から前記第3のデータ入力する第2の入
    力ルーチンと、 前記第2の入力ルーチンにより入力された前記第3のデ
    ータに対してデータ伸張処理を行うことにより第4のデ
    ータを生成する第1のデータ伸張ルーチンと、 前記第4のデータから第5のデータを生成する第2のデ
    ータ生成ルーチンと、 前記第5のデータを前記ホスト装置に出力する第2の出
    力ルーチンと、 を含むことを特徴とする制御プログラム。
  43. 【請求項43】 ホスト装置の指示に基づいて外部装置
    から該ホスト装置にデータを転送するデータ転送制御装
    置により実行される制御プログラムであって、 前記ホスト装置から情報を入力する情報入力ルーチン
    と、 前記外部装置から第1のデータを入力する第1の入力ル
    ーチンと、 前記第1のデータから第2のデータを生成する第1のデ
    ータ生成ルーチンと、 前記第2のデータに対してデータ圧縮処理を行うことに
    より第3のデータを生成する第1のデータ圧縮ルーチン
    と、 前記第2のデータに対して前記第1のデータ圧縮ルーチ
    ンとは異なる方式でデータ圧縮処理を行うことにより第
    6のデータを生成する第2のデータ圧縮ルーチンと、 前記第3のデータ又は前記第6のデータを前記ホスト装
    置に出力する第1の出力ルーチンと、 前記ホスト装置から前記第3のデータ又は前記第6のデ
    ータを入力する第2の入力ルーチンと、 前記第2の入力ルーチンにより入力された前記第3のデ
    ータに対してデータ伸張処理を行うことにより第4のデ
    ータを生成する第1のデータ伸張ルーチンと、 前記第2の入力ルーチンにより入力された前記第6のデ
    ータに対してデータ伸張処理を行うことにより第7のデ
    ータを生成する第2のデータ伸張ルーチンと、 前記第4のデータから第5のデータを又は前記第7のデ
    ータから第8のデータを生成する第2のデータ生成ルー
    チンと、 前記第5のデータ又は前記第8のデータを前記ホスト装
    置に出力する第2の出力ルーチンと、 前記情報入力ルーチンから入力された情報に基づいて前
    記第2の出力ルーチンから出力されるデータを選択する
    選択ルーチンと、 を含むことを特徴とする制御プログラム。
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