JP2003036604A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JP2003036604A
JP2003036604A JP2001224514A JP2001224514A JP2003036604A JP 2003036604 A JP2003036604 A JP 2003036604A JP 2001224514 A JP2001224514 A JP 2001224514A JP 2001224514 A JP2001224514 A JP 2001224514A JP 2003036604 A JP2003036604 A JP 2003036604A
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Isamu Kuma
偉 熊
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッファリング処理時のメインデータまたは
サブコードQのデータズレまたはデータ化け等の各デー
タ不良を検出して補正し、オーディオデータが正確にキ
ャプチャできる光ディスク記録再生装置を提供する。 【解決手段】 バッファメモリ42に記録されたメイン
データの各ブロックの先頭アドレスA1,A2・・を検
出するアドレス検出手段46と、先頭アドレスA1,A
2・・が各ブロック毎に所定情報量の整数倍になってい
るか否か、および各ブロック毎の先頭アドレスA1,A
2・・が各ブロック毎に所定情報量ずつ連続して増加し
ているか否かを判定する判定手段48と、先頭アドレス
が各ブロック毎に所定情報量の整数倍になっておらず、
または先頭アドレスが各ブロック毎に所定情報量ずつ連
続して増加していない場合には、バッファメモリ42内
に記録されているメインデータを再度記録し直すように
制御する第1の補正手段50とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD、CD−R、
CD−RW等の光ディスクを記録・再生可能な光ディス
ク記録再生装置において、オーディオデータの読み出し
を正確に行なう光ディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD、CD−RまたはCD−RWに記録
されているデータは、オーディオデータと通常のデータ
とでは、記録の方式に違いがある。図10(a)(b)
に示すように、通常のデータ10もオーディオデータ1
1も読み取り時の基本単位としての1ブロック(1フレ
ームという場合もある)が2352byteで形成され
ている点は共通している。ただし、通常のデータ10の
場合は、メインデータ12の前方(時間的に先の方)に
Sync13やヘッダー14などの同期信号や時間情報
が設けられ、またメインデータ12の時間的に後にはE
DC15やECC16等の誤り訂正情報が設けられてい
るが、オーディオデータはほとんどの領域がメインデー
タで占められている。
【0003】一方、図11(a)に示すように、オーデ
ィオデータの1ブロックは、24byteの情報量を有
するCDフレームが98個集まって形成されているもの
である。各CDフレームの先頭には、同期パターンとサ
ブコーディングがそれぞれ8bitずつ形成されてい
る。各CDフレームのサブコーディング中の各チャンネ
ルがCDフレーム3からCDフレーム96まで読み込ま
れ、各サブコードP、Q、R等の各種サブコードが形成
される。
【0004】サブコードPは、曲の頭の位置を示すため
に設けられている。このようなサブコードPがあること
によって、曲の頭出しを容易にすることができる。一
方、サブコードQは、時間表示や曲のスキャンをするた
めに設けられており、図11(b)に示すようなデータ
構造となっている。すなわち、サブコードQの先頭に位
置するコントロールの4bitは、オーディオのチャン
ネル数、エンファシス等の識別のために設けられてお
り、次に設けられたアドレスの4bitはメーカコード
と後に出てくるデータのモード識別のために設けられて
いる。データは72bitの情報量を有し、楽章番号、
インデックス、楽章内の経過時間(MSF)、絶対時間
(MSF)等が記載されている。CRC(Cyclic Redun
dancy Code)は、巡回符号の誤り検出であり、 式P(x)=x16+x12+x5+1 という多項式があたえられている。このCRCによっ
て、データ部分のエラー訂正を行なうことができる。
【0005】なお、光ディスク記録再生装置において、
光ディスクから読み出したオーディオデータを読み出し
てホストコンピュータに転送し、ホストコンピュータで
データとして記録等に用いる場合(いわゆるオーディオ
データのキャプチャ)においては、光ディスクから読み
出したデータを一旦バッファメモリにバッファリング
し、バッファリングしたデータを読み出してホストコン
ピュータへ転送する必要があった。
【0006】一方、バッファメモリには、メインデータ
だけでなく、メインデータ1ブロックに対応するサブコ
ードQも同期してバッファリングさせる必要がある。こ
れは、メインデータの再生時に経過時間等を表示させる
場合に、サブコードQ内に記載されている楽章番号、イ
ンデックス、楽章内の経過時間(MSF)、絶対時間
(MSF)等のデータが必要だからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、光ディ
スク記録再生装置においてオーディオデータをキャプチ
ャする場合には、光ディスクから読み出したデータを一
旦バッファリングするバッファリング処理が必要になっ
ている。しかし、光ディスクから読み出したデータをバ
ッファリングする際に、デコーダICのバグ等の不良に
よりオーディオデータ中のメインデータにズレが生じた
り、サブコードQのデータもデータ化けが生じるおそれ
もあるので、バッファリング処理が確実に実行されない
場合には、それを検出して補正する必要性が生じている
という課題があった。
【0008】さらに、読み取り速度の高速化に伴ってス
ピンドルモータの回転制御が難しい状態になってきてい
る。すなわち、読み取り速度の高速化により、スピンド
ルモータの急激な加減速トルクの不足が生じ易く、この
加減速トルク不足によりディスクの回転ワウが発生して
しまう可能性があるためである。回転ワウが発生する
と、各CDフレームに1bitずつ存するサブコードQ
を構成する各チャンネルを定期的に読み出すことが困難
となり、サブコードQが1ブロック毎に確実に読み取ら
れるということができなくなるおそれがあった。一方、
メインデータは、サブコードQのSyncに同期して光
ディスクから読み出される。したがって、サブコードQ
の読み出しが不安定になる読み取り速度の高速化によっ
て、メインデータとサブコードQとの間での同期ズレを
生じてしまうというおそれがあった。このような同期ズ
レが生じると、メインデータ自体にズレが生じたり、あ
るいはホストコンピュータへ転送したメインデータとサ
ブコードQによる表示時間等が異なってしまう等の問題
が生ずる。この場合にも、メインデータとサブコードQ
の同期ズレを検出して補正する必要性が生じているとい
う課題があった。
【0009】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、バッファリング処理時
のメインデータまたはサブコードQのデータズレまたは
データ化け、並びにメインデータとサブコードQとが同
期ズレが生じた場合のメインデータのデータズレ等、各
データ不良を検出して補正し、オーディオデータが正確
にキャプチャできる光ディスク記録再生装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る光ディスク記録再生装置によれば、メインデータとサ
ブコードQとを有するオーディオデータが、規格で定め
られた1ブロックが所定情報量ずつとなるように記録さ
れた光ディスクから、該オーディオデータを読み出し、
該読み出したオーディオデータを再生する光ディスク記
録再生装置において、時間表示用のデータと誤り訂正符
号であるCRCとから構成されるサブコードQ、および
該サブコードQに対応するメインデータを読み出してデ
コードするデコーダと、各サブコードQと、各サブコー
ドQに対応するメインデータとが各ブロック毎に同期し
て記録されるバッファメモリと、該バッファメモリに記
録されたメインデータの各ブロックの先頭アドレスを検
出するアドレス検出手段と、該アドレス検出手段におい
て検出された各ブロックの先頭アドレスが、各ブロック
毎に前記所定情報量の整数倍になっているか否か、およ
び各ブロック毎の先頭アドレスが各ブロック毎に前記所
定情報量ずつ連続して増加しているか否かを判定する判
定手段と、該判定手段が、各ブロックの先頭アドレスが
各ブロック毎に前記所定情報量の整数倍になっていない
こと、または各ブロック毎の先頭アドレスが各ブロック
毎に前記所定情報量ずつ連続して増加していないと判定
した場合には、バッファメモリ内に記録されているメイ
ンデータをデコーダから再度記録し直すように制御する
第1の補正手段とを具備することを特徴としている。こ
の構成を採用することによって、デコーダICのバグな
どによってバッファリングされたオーディオデータのメ
インデータにデータズレが生じている場合には、バッフ
ァリングした先頭アドレスを確認することでこのデータ
ズレを検出可能となる。そしてデータズレが生じている
と判定した場合には、再度バッファリングするようにし
ているので、オーディオデータのキャプチャの精度を高
めることができる。
【0011】本発明にかかる光ディスク記録再生装置に
よれば、メインデータとサブコードQとを有するオーデ
ィオデータが、規格で定められた1ブロックが所定情報
量ずつとなるように記録された光ディスクから、該オー
ディオデータを読み出し、該読み出したオーディオデー
タを再生する光ディスク記録再生装置において、時間表
示用のデータと誤り訂正符号であるCRCとから構成さ
れるサブコードQ、および該サブコードQに対応するメ
インデータを読み出してデコードするデコーダと、各サ
ブコードQと、各サブコードQに対応するメインデータ
とが各ブロック毎に同期して記録されるバッファメモリ
と、該バッファメモリ内に記録された各サブコードQの
データを読み出し、該データに基づいてCRCを計算す
るCRC計算手段と、前記バッファメモリ内に記録され
ているCRCを読み出し、該読み出したCRCと前記C
RC計算手段によって算出されたCRCとを比較するC
RC比較手段と、該CRC比較手段が、バッファメモリ
に記録されているCRCと、前記CRC計算手段によっ
て計算されたCRCとが異なることを検出した場合に
は、バッファメモリ内に記録されているメインデータお
よび該メインデータに同期させたサブコードQをデコー
ダから再度記録し直すように制御する第2の補正手段と
を具備することを特徴としている。この構成を採用する
ことによって、デコーダICのバグなどによってサブコ
ードQのデータに化けが生じた場合にはこれを検出し、
再度バッファリングすることによって補正することがで
きる。したがって、オーディオデータのキャプチャの精
度を高めることができる。
【0012】本発明にかかる光ディスク記録再生装置に
よれば、メインデータとサブコードQとを有するオーデ
ィオデータが、規格で定められた1ブロックが所定情報
量ずつとなるように記録された光ディスクから、該オー
ディオデータを読み出し、該読み出したオーディオデー
タを再生する光ディスク記録再生装置において、時間表
示用のデータと誤り訂正符号であるCRCとから構成さ
れるサブコードQ、および該サブコードQに対応するメ
インデータを読み出してデコードするデコーダと、各サ
ブコードQと、各サブコードQに対応するメインデータ
とが各ブロック毎に同期して記録されるバッファメモリ
と、該バッファメモリに記録されたメインデータの各ブ
ロックの先頭からデータが0か否かを検出する0データ
検出手段と、各ブロックの先頭から最初にデータが0で
はなくなった位置から所定情報量分のデータを読み出す
先頭データ読み出し手段と、各ブロックの後端から所定
情報量分先頭方向へさかのぼって後端データを読み出す
後端データ読み出し手段と、該先頭データ読み出し手段
および後端データ読み出し手段によって、バッファメモ
リから読み出した先頭データおよび後端データを記録す
る第1の記録手段と、該第1の記録手段内に先頭データ
および後端データを記録した後に、該先頭データおよび
後端データを読み出したブロックを前記デコーダから再
度バッファメモリに再記録する再記録手段と、該再記録
手段により再度記録されたブロックに対して、前記0デ
ータ検出手段と前記先頭データ読み出し手段によって、
再度前記先頭データを読み出し、前記後端データ読み出
し手段が再度後端データを読み出し、該再度読み出した
先頭データおよび後端データを記録する第2の記録手段
と、前記第1の記録手段に記録された先頭データと前記
第2の記録手段に記録された先頭データとを比較すると
共に、前記第1の記録手段に記録された後端データと前
記第2の記録手段に記録された後端データとを比較する
データ比較手段と、該データ比較手段によって比較され
た結果、先頭データ同士または後端データ同士の少なく
ともどちらか一方が一致しなかった場合には、該ブロッ
クをデコーダから再度記録し直すように制御する第3の
補正手段とを具備することを特徴としている。この構成
を採用することによって、主にオーディオデータのメイ
ンデータとサブコードQの同期ズレに基づくメインデー
タのデータのズレがあるか否かを検出し、ズレがある場
合にはそれを補正することができる。このため、オーデ
ィオデータのキャプチャの精度を高めることができる。
【0013】本発明にかかる光ディスク記録再生装置に
よれば、請求項1記載の構成要素、請求項2記載の構成
要素および請求項3記載の構成要素を互いに組み合わせ
て成ることを特徴としている。このため、オーディオデ
ータのキャプチャの精度をさらに高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。 (第1の実施形態)まず、図1に光ディスク記録再生装
置の一例としてのCD−R/RWドライブ装置の内部構
造についてのブロック図を示し、これに基づいて、まず
本実施形態の装置の構成について説明する。本実施形態
の光ディスク記録再生装置30は、CD、CD−R、C
D−RW等の光ディスク(以下、単にディスクというこ
ともある)32を装着して、ディスク32からデータを
読み出すことができる装置である。
【0015】ディスク32は、スピンドルモータ34に
よって回転駆動されるように装着される。スピンドルモ
ータ34は、サーボDSP36からの制御信号により、
ディスク32内のデータを読み取るように制御され、デ
ィスク32を回転させる。ディスク32に記録されてい
るデータは、光ピックアップ38によって読み出され
る。光ピックアップ38には、リードアンプ39が接続
されている。リードアンプ39は、ディスク32から読
み出したデータの高周波成分を増幅し、これを2値化処
理してデジタルデータとする。
【0016】リードアンプ39には、デコーダ40が接
続されている。このデコーダ40内には、リードアンプ
39から出力されてきたデジタルデータをバッファメモ
リ42に書込むためのバッファリング処理手段40a
と、バッファメモリ42からデータを読み出して、読み
出したデータを入出力部44へ出力する出力処理手段4
0bとが設けられている。入出力部44は、具体的には
ATAPIまたはSCSI等のインターフェイスであっ
て、ホストコンピュータ(図示せず)等の機器にデータ
転送可能に接続されている。
【0017】バッファメモリ42は、本実施形態では具
体的にはDRAMが用いられているが、DRAMに限定
されるものではなく、他のメモリであってもよい。ここ
で、図2に、バッファメモリ内にバッファリングされた
データの構造について示す。バッファメモリ42内は、
メインデータを記録する領域42aと、サブコードQを
記録する領域42bとに分かれている。
【0018】本実施形態の光ディスク記録再生装置30
は、バッファリングしたメインデータのアドレスのズレ
を検出し、これを補正する機能を有している。バッファ
メモリ42には、バッファメモリ42内に記録されるメ
インデータの先頭アドレス(図2のA1、A2・・)を
検出することができるアドレス検出手段46が設けられ
ている。アドレス検出手段46によって検出されたメイ
ンデータの各ブロック毎の先頭アドレスは、1ブロック
あたりの情報量が2352byteであるところから、
2352ずつ連続して増加し、且つそれぞれ2352の
倍数になっているはずである。この各ブロック毎の先頭
データのアドレスが正しいか否かを判定するのが判定手
段48である。
【0019】判定手段48が、メインデータの先頭デー
タのアドレスが2352ずつ連続して増加していないか
またはそれぞれ2352の倍数になっていないと判定し
た場合には、補正手段50がデコーダ40に対して再度
オーディオデータをバッファリングするように指示す
る。補正手段50によってオーディオデータを再度バッ
ファリングする旨を指示されたデコーダ40は、ディス
ク32からオーディオデータを読み出してバッファリン
グ処理を行なう。このような、メインデータのアドレス
ズレ(実際にはデータもずれることとなるが)の検出・
補正は、バッファリングされている全ブロックに対して
一度に行なわれる。
【0020】(第2の実施形態)図3に基づいて、本発
明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の光
ディスク記録再生装置30は、CD、CD−R、CD−
RW等の光ディスク(以下、単にディスクということも
ある)32を装着して、ディスク32からデータを読み
出すことができる装置である。
【0021】ディスク32は、スピンドルモータ34に
よって回転駆動されるように装着される。スピンドルモ
ータ34は、サーボDSP36からの制御信号により、
ディスク32内のデータを読み取るように制御され、デ
ィスク32を回転させる。ディスク32に記録されてい
るデータは、光ピックアップ38によって読み出され
る。光ピックアップ38には、リードアンプ39が接続
されている。リードアンプ39は、ディスク32から読
み出したデータの高周波成分を増幅し、これを2値化処
理してデジタルデータとする。
【0022】リードアンプ39には、デコーダ40が接
続されている。このデコーダ40内には、リードアンプ
39から出力されてきたメインデータおよびサブコード
Qとを同期をとってバッファメモリ42に書込むための
バッファリング処理手段40aと、バッファメモリ42
からデータを読み出して、読み出したデータを入出力部
44へ出力する出力処理手段40bとが設けられてい
る。入出力部44は、具体的にはATAPIまたはSC
SI等のインターフェイスであって、ホストコンピュー
タ(図示せず)等の機器にデータ転送可能に接続されて
いる。
【0023】バッファメモリ42は、本実施形態では具
体的にはDRAMが用いられているが、DRAMに限定
されるものではなく、他のメモリであってもよい。ここ
で、バッファメモリ内にバッファリングされたデータの
構造は図2に示した場合と同様である。
【0024】本実施形態の光ディスク記録再生装置52
は、サブコードQのデータの化けを検出し、これを補正
するための機能を有している。すなわち、バッファメモ
リ42内に記録されているサブコードQのデータを読み
出し、これに基づいてCRCを簡易的に計算するCRC
計算手段54が設けられている。また、バッファメモリ
42内に記録されているサブコードQのCRCを読み出
し、CRC計算手段54で計算されたCRCと、実際に
バッファメモリ42内に記録されていて読み出したCR
Cとを比較する比較手段56が設けられている。比較手
段56によって、CRCが一致していることが判明した
場合には、サブコードQにはデータ化けが発生していな
かったということになる。一方、比較手段56がバッフ
ァメモリ42内のCRCと、CRC計算手段54で計算
されたCRCとが異なっていることと判断した場合に
は、バッファリングした際にデータが化けてしまったと
言える。つまり、サブコードQにはデータ化けが発生し
ているということになる。
【0025】比較手段56が、バッファメモリ42内の
CRCと、CRC計算手段54で計算されたCRCとが
異なっていること、すなわちサブコードQのデータ化け
を検出した場合には、補正手段50がデコーダ40に対
して再度メインデータおよびサブコードQをバッファリ
ングするように指示する。補正手段50によってメイン
データを再度バッファリングする旨を指示されたデコー
ダ40は、ディスク32から該当するメインデータおよ
びサブコードQを読み出してバッファリング処理を行な
う。かかるCRCの検証によるサブコードQのデータ化
けの検出・補正は、各ブロック毎、全ブロックが終了す
るまで行なわれる。
【0026】(第3の実施形態)図4に基づいて、本発
明の第3の実施形態の構成を動作と共に説明する。本実
施形態の光ディスク記録再生装置58は、CD、CD−
R、CD−RW等の光ディスク(以下、単にディスクと
いうこともある)32を装着して、ディスク32からデ
ータを読み出すことができる装置である。
【0027】ディスク32は、スピンドルモータ34に
よって回転駆動されるように装着される。スピンドルモ
ータ34は、サーボDSP36からの制御信号により、
ディスク32内のデータを読み取るように制御され、デ
ィスク32を回転させる。ディスク32に記録されてい
るデータは、光ピックアップ38によって読み出され
る。光ピックアップ38には、リードアンプ39が接続
されている。リードアンプ39は、ディスク32から読
み出したデータの高周波成分を増幅し、これを2値化処
理してデジタルデータとする。
【0028】リードアンプ39には、デコーダ40が接
続されている。このデコーダ40内には、リードアンプ
39から出力されてきたメインデータおよびサブコード
Qとを同期をとってバッファメモリ42に書込むための
バッファリング処理手段40aと、バッファメモリ42
からデータを読み出して、読み出したデータを入出力部
44へ出力する出力処理手段40bとが設けられてい
る。入出力部44は、具体的にはATAPIまたはSC
SI等のインターフェイスであって、ホストコンピュー
タ(図示せず)等の機器にデータ転送可能に接続されて
いる。
【0029】バッファメモリ42は、本実施形態では具
体的にはDRAMが用いられているが、DRAMに限定
されるものではなく、他のメモリであってもよい。ここ
で、図5に、バッファメモリ内にバッファリングされた
データの構造について示す。バッファメモリ42内は、
メインデータを記録する領域42aと、サブコードQを
記録する領域42bとに分かれている。
【0030】本実施形態の光ディスク記録再生装置58
は、メインデータのデータのズレを検出することができ
る機能を有している。0データ検出手段60は、バッフ
ァメモリ42内に記録されているメインデータのデータ
ズレを検出する際に、先頭データを読み取る際に用いら
れる。つまり、各ブロックの先頭部分に0が続くことが
あるので、このデータの数量値が0の部分だけでデータ
にズレが生じていてもズレの検出は行なえない。そこ
で、0データ検出手段60で、まず各ブロックの先頭か
ら0ではない数量値が現れるまでデータの数量値を読み
込んでいく。
【0031】0データ検出手段60が所定のブロックの
先頭から数量値が0ではないところを検出すると、先頭
データ読み出し手段62が当該所定ブロックの先頭から
0ではない所から予め決められた所定情報量分読み出
す。先頭データ読み出し手段62が読み出した先頭デー
タB1は、第1の記録手段66に一旦記録される。な
お、同じブロック内の後端部分の所定情報量分のデータ
は、後端データ読み出し手段64によって読み出され
る。後端データ読み出し手段64によって読み出された
後端データB2も第1の記録手段62内に記録される。
【0032】所定のブロックの先頭データB1および後
端データB2が読み出されて第1の記録手段62内に記
録されると、再記録手段65がデコーダ40から、当該
ブロックを再度光ディスク32から読み出してバッファ
メモリ42に記録するように制御する。
【0033】そして、新たにバッファメモリ42に記録
されたブロックについて再度0データ検出手段60で、
まず各ブロックの先頭から0ではない数量値が現れるま
でデータの数量値を読み込んでいく。
【0034】0データ検出手段60が所定のブロックの
先頭から数量値が0ではないところを検出すると、先頭
データ読み出し手段62が当該所定ブロックの先頭から
0ではない所から予め決められた所定情報量読み出す。
先頭データ読み出し手段62が読み出した先頭データB
1は、第2の記録手段68に記録される。なお、同じブ
ロック内の後端部分のデータは、後端データ読み出し手
段64によって所定情報量分読み出され、後端データB
2として第2の記録手段68内に記録される。
【0035】比較手段70は、第1の記録手段66内に
記録されている先頭データB1と第2の記録手段68内
に記録されている先頭データB1とを比較する。また、
比較手段70は、第1の記録手段66内に記録されてい
る後端データB2と第2の記録手段68内に記録されて
いる後端データB2も比較する。
【0036】比較手段70が、先頭データB1同士が一
致することおよび後端データB2同士が一致することを
検出したら、メインデータにはズレが無いとして通常の
メインデータが読み出される。比較手段70が比較した
結果、先頭データB1同士が一致しないかまたは後端デ
ータB2同士が一致しない場合には、最初にバッファリ
ングしたデータと次にバッファリングしたデータとでは
データにズレがあるということになる。そこで、データ
ズレがある場合には、補正手段50がデコーダ40へ、
再度該当するブロックをバッファメモリ42内に記録す
るように指示する。
【0037】(第4の実施形態)続いて、上述してきた
第1の実施形態、第2の実施形態および第3の実施形態
について全ての実施形態の構成要素を有する実施形態に
ついて説明する。すなわち、バッファリングされたメイ
ンデータのアドレスのズレ、バッファリングされたサブ
コードQのデータ化けおよびバッファリングされたメイ
ンデータのデータズレを検出し、これらのズレがあった
場合にはこれを補正する機能を有しているものである。
ただし、ここでは構成については図示せず、第4の実施
形態を採用した光ディスク記録再生装置の動作について
説明する。
【0038】ステップS100では、ホストコンピュー
タ(図示せず)からのリードコマンドを受け付け、制御
部(図示せず)がリードコマンドの入力によって光ディ
スク32からのオーディオデータの読み取りを開始する
ように各構成要素を制御する。次のステップS102で
は、デコーダ40が光ディスク32からサブコードQを
読み取っている。読取られたサブコードQに基づいて光
ディスク32から読み出した位置がホストコンピュータ
から指示された再生位置と一致しているか否かをデコー
ダ40が判断する。
【0039】次に、ステップS104において、サブコ
ードQのSyncに同期させてメインデータが読み取ら
れる。そしてステップS106において、光ディスク3
2から読み出したメインデータは、デコーダ40におい
てバッファリング処理され、ブロック毎にバッファメモ
リ40のメインデータ記録領域42aに、このブロック
のサブコードQと同期して記録される。サブコードQ
は、バッファメモリ42のサブコードQ記憶領域42b
に記録される。
【0040】ステップS108では、アドレス検出手段
46が各ブロックの先頭アドレスを読み出す。そして次
のステップS110において、判定手段48が各ブロッ
クの先頭アドレスが2352の倍数になっているか否か
を確認する。もしも各ブロックの先頭アドレスが235
2の倍数になっていない場合には、バッファリング時に
データズレが発生したおそれがあるので、ステップS1
02へ戻ってバッファリング処理した全ブロックを再度
バッファリングするようにする。また、次のステップS
112においては、各ブロックの先頭アドレスが235
2ずつ連続して増加しているか否かを判定手段48が確
認する。もしも各ブロックの先頭アドレスが2352ず
つ連続して増加していない場合にも、バッファリング時
にデータズレが発生したおそれがあるので、ステップS
102へ戻ってバッファリング処理した全ブロックを再
度バッファリングするようにする。
【0041】次に、ステップS114へ移行する。ステ
ップS114では、各ブロックのサブコードQのSyn
cが正常であるか否かを判断する。この判断は、比較手
段56で行なっても良い。ステップS116では、サブ
コードQのデータを読み出す。そしてステップS118
では、バッファリングされているサブコードQを読み出
したデータからCRC計算手段54がCRCを算出す
る。そしてステップS120では、比較手段56がバッ
ファメモリ42内のCRCを読み出し、CRC計算手段
54により計算されたCRCと比較する。CRCの値
は、バッファリング時にデコーダ40において検証して
いるので計算で出したCRCと、バッファメモリ42に
記録されているCRCとが一致していることが当然であ
るが、サブコードQのデータにバッファリング時のデー
タ化けが生じればCRCの値は一致しないはずである。
つまり、CRC同士が一致しない場合には、バッファリ
ング時にサブコードQのデータ化けが発生したと言える
ので、ステップS102へ戻って再度全ブロックのバッ
ファリングを行なうようにする。一方、CRC同士が一
致すると判定された場合には、ステップS122へ移行
する。
【0042】ステップS122では、0データ検出手段
60が、メインデータの各ブロックの先頭1byteの
データを読み出し、続くステップS124で先頭から何
処まで数量値が0であるデータが続いているかを検出す
る。ステップS126においては、先頭データ読み出し
手段62が0でないデータの位置を先頭アドレスとして
設定し、ステップS128で設定した先頭アドレスから
所定情報量(ここでは16byte)のデータを読み出
す。読み出された先頭データは第1の記録手段66に記
録される。
【0043】そしてステップS130では再記録手段6
5が、同じブロックを再度バッファリングさせる。ステ
ップS132では、再度バッファリングされたメインデ
ータについて、0データ検出手段60が0データを検出
し、先頭データ読み出し手段62が0でないデータの位
置を先頭アドレスとして設定して先頭データを読み出
す。ステップS134では、比較手段70が、最初に読
み出した先頭データと、再度バッファリングし直した先
頭データとを比較している。比較の結果、先頭データ同
士が一致しない場合には、メインデータにズレがあると
して、ステップS102へ戻って再度該当するブロック
についてバッファリングを行なうようにする。先頭デー
タ同士が一致した場合には、ステップS136へ移行す
る。
【0044】ステップS136では、後端データ読み出
し手段64が、上記先頭データを検出したブロックの後
端データを16byte読み出す。読み出した後端デー
タは第1の記録手段66内に記録される。そしてステッ
プS138において、再記録手段65が、これと同じブ
ロックを再度バッファリングさせる。続いてステップS
140では、再度バッファリングされたメインデータに
ついて、後端データ読み出し手段64が後端データを読
み出す。ステップS142では、比較手段70が、最初
に読み出した後端データと、再度バッファリングし直し
た後端データとを比較している。比較の結果、後端デー
タ同士が一致しない場合には、メインデータにズレがあ
るとして、ステップS102へ戻って再度バッファリン
グを行なうようにする。先頭データ同士が一致した場合
には、ステップS144へ移行する。
【0045】ステップS144では、一のブロックにつ
いてS122〜S142までのデータ照合処理を予め決
められた所定回数繰り返し行なったか否かを判断してい
る。一のブロックに対して所定回数の先頭データ及び後
端データズレの照合が終了した場合にはステップS14
6へ移行するが、まだ所定回数終了していない場合に
は、ステップS122へ戻って、該当ブロックの先頭1
byteデータを読み出すことを行なう。
【0046】ステップS146では、全ブロックについ
てS122〜S142までのデータ照合処理を予め決め
られた所定回数繰り返し行なったか否かを判断してい
る。未だデータ照合処理を行なっていないブロックが存
在する場合には、この該当ブロックについてステップS
122へ戻る。ステップS148に到達している場合
は、全ブロックのデータズレやデータ化けの有無を検証
して補正をし、正確なデータとなっているということで
あるので、入出力部44を介してホストコンピュータ等
へ正確なデータのブロックを転送する。全ブロックのデ
ータ転送が終わると、終了する。
【0047】上述してきたアドレス検出手段46、判定
手段48、CRC計算手段54、CRC比較手段56、
0データ検出手段60、先端データ読み出し手段62、
後端データ読み出し手段64、データ比較手段70、再
記録手段65、補正手段50等は、具体的にはCPU等
から構成される制御部の一機能として設けられている。
制御部は、ファームウェアの動作に基づいて上述してき
たような動作をする。第1の記録手段66および第2の
記録手段68としては、RAM等のメモリが用いられ
る。
【0048】なお、本願発明の光ディスク記録再生装置
としては、少なくともサウンドデータが記録されたディ
スクの再生を行なうことができるものであればよく、デ
ィスクへの記録機能(CD−R、CD−RW等)が無い
ものであってもよい。
【0049】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る光ディスク記録再生装置に
よれば、バッファリングされたメインデータのアドレス
のズレ、バッファリングされたサブコードQのデータ化
け、メインデータとサブコードQとの同期ズレに基づく
メインデータのデータズレが生じているか否かを検出
し、このようなデータのズレや化けが生じている場合に
は、これを補正するように再度バッファリングするの
で、オーディオデータのキャプチャの精度を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の内部構
成を説明するブロック図である。
【図2】バッファメモリ内の記憶領域と、バッファメモ
リにバッファリングされたメインデータとサブコードQ
のデータ構造について説明する説明図である。
【図3】本発明に係る光ディスク記録再生装置の第2の
実施形態の内部構成を説明するブロック図である。
【図4】本発明に係る光ディスク記録再生装置の第3の
実施形態の内部構成を説明するブロック図である。
【図5】バッファメモリ内の記憶領域と、バッファメモ
リにバッファリングされたメインデータとサブコードQ
のデータ構造について説明する説明図である。
【図6】本発明に係る光ディスク記録再生装置の第4の
実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートの続きである。
【図8】図7のフローチャートの続きである。
【図9】図8のフローチャートの続きである。
【図10】オーディオデータと通常のデータとの構造を
比較したところを示す説明図である。
【図11】オーディオデータのメインデータとサブコー
ドQの構造を示した説明図である。
【符号の説明】
30,52,58 光ディスク記録再生装置 32 光ディスク 34 スピンドルモータ 36 サーボDSP 38 光ピックアップ 39 リードアンプ 40 デコーダ 42 バッファメモリ 44 入出力部 46 アドレス検出手段 48 判定手段 50 補正手段 54 CRC計算手段 56,70 比較手段 60 0データ検出手段 62 先頭データ読み出し手段 64 後端データ読み出し手段 65 再記録手段 66 第1の記録手段 68 第2の記録手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 574 G11B 20/18 574F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインデータとサブコードQとを有する
    オーディオデータが、規格で定められた1ブロックが所
    定情報量ずつとなるように記録された光ディスクから、
    該オーディオデータを読み出し、該読み出したオーディ
    オデータを再生する光ディスク記録再生装置において、 時間表示用のデータと誤り訂正符号であるCRCとから
    構成されるサブコードQ、および該サブコードQに対応
    するメインデータを読み出してデコードするデコーダ
    と、 各サブコードQと、各サブコードQに対応するメインデ
    ータとが各ブロック毎に同期して記録されるバッファメ
    モリと、 該バッファメモリに記録されたメインデータの各ブロッ
    クの先頭アドレスを検出するアドレス検出手段と、 該アドレス検出手段において検出された各ブロックの先
    頭アドレスが、各ブロック毎に前記所定情報量の整数倍
    になっているか否か、および各ブロック毎の先頭アドレ
    スが各ブロック毎に前記所定情報量ずつ連続して増加し
    ているか否かを判定する判定手段と、 該判定手段が、各ブロックの先頭アドレスが各ブロック
    毎に前記所定情報量の整数倍になっていないこと、また
    は各ブロック毎の先頭アドレスが各ブロック毎に前記所
    定情報量ずつ連続して増加していないと判定した場合に
    は、バッファメモリ内に記録されているメインデータを
    デコーダから再度記録し直すように制御する第1の補正
    手段とを具備することを特徴とする光ディスク記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 メインデータとサブコードQとを有する
    オーディオデータが、規格で定められた1ブロックが所
    定情報量ずつとなるように記録された光ディスクから、
    該オーディオデータを読み出し、該読み出したオーディ
    オデータを再生する光ディスク記録再生装置において、 時間表示用のデータと誤り訂正符号であるCRCとから
    構成されるサブコードQ、および該サブコードQに対応
    するメインデータを読み出してデコードするデコーダ
    と、 各サブコードQと、各サブコードQに対応するメインデ
    ータとが各ブロック毎に同期して記録されるバッファメ
    モリと、 該バッファメモリ内に記録された各サブコードQのデー
    タを読み出し、該データに基づいてCRCを計算するC
    RC計算手段と、 前記バッファメモリ内に記録されているCRCを読み出
    し、該読み出したCRCと前記CRC計算手段によって
    算出されたCRCとを比較するCRC比較手段と、 該CRC比較手段が、バッファメモリに記録されている
    CRCと、前記CRC計算手段によって計算されたCR
    Cとが異なることを検出した場合には、バッファメモリ
    内に記録されているメインデータおよび該メインデータ
    に同期させたサブコードQをデコーダから再度記録し直
    すように制御する第2の補正手段とを具備することを特
    徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 メインデータとサブコードQとを有する
    オーディオデータが、規格で定められた1ブロックが所
    定情報量ずつとなるように記録された光ディスクから、
    該オーディオデータを読み出し、該読み出したオーディ
    オデータを再生する光ディスク記録再生装置において、 時間表示用のデータと誤り訂正符号であるCRCとから
    構成されるサブコードQ、および該サブコードQに対応
    するメインデータを読み出してデコードするデコーダ
    と、 各サブコードQと、各サブコードQに対応するメインデ
    ータとが各ブロック毎に同期して記録されるバッファメ
    モリと、 該バッファメモリに記録されたメインデータの各ブロッ
    クの先頭からデータが0か否かを検出する0データ検出
    手段と、 各ブロックの先頭から最初にデータが0ではなくなった
    位置から所定情報量分のデータを読み出す先頭データ読
    み出し手段と、 各ブロックの後端から所定情報量分先頭方向へさかのぼ
    って後端データを読み出す後端データ読み出し手段と、 該先頭データ読み出し手段および後端データ読み出し手
    段によって、バッファメモリから読み出した先頭データ
    および後端データを記録する第1の記録手段と、 該第1の記録手段内に先頭データおよび後端データを記
    録した後に、該先頭データおよび後端データを読み出し
    たブロックを前記デコーダから再度バッファメモリに再
    記録する再記録手段と、 該再記録手段により再度記録されたブロックに対して、
    前記0データ検出手段と前記先頭データ読み出し手段に
    よって、再度前記先頭データを読み出し、前記後端デー
    タ読み出し手段が再度後端データを読み出し、該再度読
    み出した先頭データおよび後端データを記録する第2の
    記録手段と、 前記第1の記録手段に記録された先頭データと前記第2
    の記録手段に記録された先頭データとを比較すると共
    に、前記第1の記録手段に記録された後端データと前記
    第2の記録手段に記録された後端データとを比較するデ
    ータ比較手段と、 該データ比較手段によって比較された結果、先頭データ
    同士または後端データ同士の少なくともどちらか一方が
    一致しなかった場合には、該ブロックをデコーダから再
    度記録し直すように制御する第3の補正手段とを具備す
    ることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再記録手段は複数回にわたって各ブ
    ロックをバッファメモリへ記録し、 前記データ比較手段は複数回にわたって各ブロックの先
    頭データ同士および後端データ同士を比較することを特
    徴とする請求項3記載の光ディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の光ディスク記録再生装置
    において、 該バッファメモリ内に記録された各サブコードQのデー
    タを読み出し、該データに基づいてCRCを計算するC
    RC計算手段と、 前記バッファメモリ内に記録されているCRCを読み出
    し、該読み出したCRCと前記CRC計算手段によって
    算出されたCRCとを比較するCRC比較手段と、 該CRC比較手段が、バッファメモリに記録されている
    CRCと、前記CRC計算手段によって計算されたCR
    Cとが異なることを検出した場合には、バッファメモリ
    内に記録されているオーディオデータおよび該オーディ
    オデータに同期させたサブコードQをデコーダから再度
    記録し直すように制御する第2の補正手段とを具備する
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の光ディスク記録再生装置
    において、 該バッファメモリ内に記録された各サブコードQのデー
    タを読み出し、該データに基づいてCRCを計算するC
    RC計算手段と、 前記バッファメモリ内に記録されているCRCを読み出
    し、該読み出したCRCと前記CRC計算手段によって
    算出されたCRCとを比較するCRC比較手段と、 該CRC比較手段が、バッファメモリに記録されている
    CRCと、前記CRC計算手段によって計算されたCR
    Cとが異なることを検出した場合には、バッファメモリ
    内に記録されているオーディオデータおよび該オーディ
    オデータに同期させたサブコードQをデコーダから再度
    記録し直すように制御する第2の補正手段とを具備する
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の光ディスク記録再生装置
    において、 該バッファメモリに記録されたオーディオデータの各ブ
    ロックの先頭からデータが0か否かを検出する0データ
    検出手段と、 各ブロックの先頭から最初にデータが0ではなくなった
    位置から所定情報量分のデータを読み出す先頭データ読
    み出し手段と、 各ブロックの後端から所定情報量分先頭方向へさかのぼ
    って後端データを読み出す後端データ読み出し手段と、 該先頭データ読み出し手段および後端データ読み出し手
    段によって、バッファメモリから読み出した先頭データ
    および後端データを記録する第1の記録手段と、 該第1の記録手段内に先頭データおよび後端データを記
    録した後に、該先頭データおよび後端データを読み出し
    たオーディオデータのブロックを前記デコーダから再度
    バッファメモリに再記録する再記録手段と、 該再記録手段により再度記録されたブロックに対して、
    前記0データ検出手段と前記先頭データ読み出し手段に
    よって、再度前記先頭データを読み出し、前記後端デー
    タ読み出し手段が再度後端データを読み出し、該再度読
    み出した先頭データおよび後端データを記録する第2の
    記録手段と、 前記第1の記録手段に記録された先頭データと前記第2
    の記録手段に記録された先頭データとを比較すると共
    に、前記第1の記録手段に記録された後端データと前記
    第2の記録手段に記録された後端データとを比較するデ
    ータ比較手段と、 該データ比較手段によって比較された結果、先頭データ
    同士または後端データ同士の少なくともどちらか一方が
    一致しなかった場合には、該ブロックをデコーダから再
    度記録し直すように制御する第3の補正手段とを具備す
    ることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の光ディスク記録再生装置
    において、 該バッファメモリ内に記録された各サブコードQのデー
    タを読み出し、該データに基づいてCRCを計算するC
    RC計算手段と、 前記バッファメモリ内に記録されているCRCを読み出
    し、該読み出したCRCと前記CRC計算手段によって
    算出されたCRCとを比較するCRC比較手段と、 該CRC比較手段が、バッファメモリに記録されている
    CRCと、前記CRC計算手段によって計算されたCR
    Cとが異なることを検出した場合には、バッファメモリ
    内に記録されているオーディオデータおよび該オーディ
    オデータに同期させたサブコードQをデコーダから再度
    記録し直すように制御する第2の補正手段と、 該バッファメモリに記録されたオーディオデータの各ブ
    ロックの先頭からデータが0か否かを検出する0データ
    検出手段と、 各ブロックの先頭から最初にデータが0ではなくなった
    位置から所定情報量分のデータを読み出す先頭データ読
    み出し手段と、 各ブロックの後端から所定情報量分先頭方向へさかのぼ
    って後端データを読み出す後端データ読み出し手段と、 該先頭データ読み出し手段および後端データ読み出し手
    段によって、バッファメモリから読み出した先頭データ
    および後端データを記録する第1の記録手段と、 該第1の記録手段内に先頭データおよび後端データを記
    録した後に、該先頭データおよび後端データを読み出し
    たオーディオデータのブロックを前記デコーダから再度
    バッファメモリに再記録する再記録手段と、 該再記録手段により再度記録されたブロックに対して、
    前記0データ検出手段と前記先頭データ読み出し手段に
    よって、再度前記先頭データを読み出し、前記後端デー
    タ読み出し手段が再度後端データを読み出し、該再度読
    み出した先頭データおよび後端データを記録する第2の
    記録手段と、 前記第1の記録手段に記録された先頭データと前記第2
    の記録手段に記録された先頭データとを比較すると共
    に、前記第1の記録手段に記録された後端データと前記
    第2の記録手段に記録された後端データとを比較するデ
    ータ比較手段と、 該データ比較手段によって比較された結果、先頭データ
    同士または後端データ同士の少なくともどちらか一方が
    一致しなかった場合には、該ブロックをデコーダから再
    度記録し直すように制御する第3の補正手段とを具備す
    ることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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