JP2003030833A - 光記録媒体、光記録媒体の記録方法及び光記録媒体の記録装置 - Google Patents

光記録媒体、光記録媒体の記録方法及び光記録媒体の記録装置

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JP2003030833A
JP2003030833A JP2001213382A JP2001213382A JP2003030833A JP 2003030833 A JP2003030833 A JP 2003030833A JP 2001213382 A JP2001213382 A JP 2001213382A JP 2001213382 A JP2001213382 A JP 2001213382A JP 2003030833 A JP2003030833 A JP 2003030833A
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Shigeaki Furukawa
惠昭 古川
Kenichi Nishiuchi
健一 西内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録媒体に高転送レートでかつ高密度なマ
ークをマルチパルス変調した波形で記録を行う場合に、
周期のパルス列で変調したレーザ光を照射することが困
難となり、十分なマーク形成が困難となる。さらに、熱
干渉による記録マークのエッジシフト量が発生し、記録
マークを再生したときに、ジッタとなり、読み取りエラ
ーを生じる。 【解決手段】 基準クロックの周期よりも長い周期の記
録パルス列を用い、記録するマークの始端部分を形成す
る記録開始位置を、少なくとも、記録するマークの長
さ、直前のスペースの長さに応じて変化させ、記録する
マークの後端部分を形成する記録終了位置を、少なくと
も、記録するマークの長さ、直後のスペースの長さに応
じて変化させて記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
た複数の記録薄膜にレーザービーム等の高エネルギービ
ームを照射することにより高密度、高転送レートの信号
を記録、または再生することのできる光記録媒体の記録
方法、及び記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の記録再生消去が可能な光記
録媒体の商品化や、さらに高画質の動画を記録すること
が可能な高密度、高転送レートの書換型の光記録媒体の
研究や開発が活発に行われている。書換型の光記録媒体
としては、ディスク形状をした基板上に、例えばGe−
Sb−TeやIn−Se等のTe、Seをベースとする
カルコゲナイド薄膜、或いはIn−Sb等の半金属薄膜
を情報層として備えた相変化光記録媒体が知られてい
る。また、Fe−Tb−Co等の金属薄膜を情報層とし
て備えた光磁気記録媒体が知られている。また、色素材
料を用いた追記型の光記録媒体もある。
【0003】相変化光記録媒体では、例えば、上記相変
化材料からなる情報層にサブミクロンオーダーサイズの
スポットに集光したレーザ光を瞬時照射し、照射部を局
部的に所定の温度に加熱する。照射部分は、到達温度が
結晶化温度以上になれば結晶状態に転換し、融点を越え
溶融した後急冷すればアモルファス状態に転換する。ア
モルファス状態、結晶状態のいずれかを記録状態、消去
状態(未記録状態)と定義し、情報信号に対応させたパ
ターンで形成することで、可逆的な情報の記録または消
去が行われることになる。結晶状態とアモルファス状態
とでは光学的な特性が異なり、これによる差を利用し
て、反射率変化、或いは透過率変化として光学的に検出
することで信号を再生することができる。
【0004】光磁気記録媒体では、例えば、光磁気記録
薄膜に集光したレーザ光を照射し、局部的に所定の温度
に加熱する。加熱と同時に磁界を加え、光磁気録薄膜の
磁化方向を情報に応じて反転させることによって、情報
の記録または消去が行われる。光記録媒体へ高密度なデ
ータを記録する方式として、マーク長記録がある。マー
ク長記録は、様々なマークの長さを、様々な間隔(スペ
ース)で記録し、マーク長およびスペース長の両方に記
録情報を割り当てている。
【0005】マーク長記録方式で相変化記録媒体に記録
した場合に、アモルファス状態の領域をマークとし、結
晶状態の領域をスペースと定義する。この記録媒体に、
マークを形成するために、照射強度を複数のパルス状に
変調したレーザ光を情報層上に照射する方法が一般に用
いられている。例えば、図7に示したように、記録媒体
に情報信号を記録する際に用いる情報信号の基準クロッ
ク(a)の周期Tに同期したデータ信号(b)を、複数
のパルス列からなる記録パルス(c)に変換し、この記
録パルスを元にレーザ光を記録パワー(d)で変調す
る。この変調方法により、マーク形成を容易にすること
ができている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
駆動回路により、記録パワーをピークパワーとバイアス
パワー間で変調した場合、変調波形には、一定の立ち上
がり時間及び立ち下がり時間が必要である。さらに転送
レートを高めた場合は、信号の基準クロックの周期を短
くする必要がある。例えば、図8に示したように、基準
クロック(a)の周期tが短くなると、記録パルス
(c)を構成している個々のパルスの幅も短くなる。こ
の、個々のパルスの幅が、レーザ駆動回路の立ち上がり
時間と立ち下がり時間の和よりも短くなると、図8
(d)のように、記録波形はピークパワーレベルとバイ
アスパワーレベルを補償して変調することができず、始
端パルス、中間パルス、後端パルス間でパワー差が発生
する。さらに、高転送レートになると、パルス変調でき
ず1個のパルスになる場合がある。このため、情報層の
融点を超え溶融した照射部分がアモルファス状態に転換
できる急冷状態が得られにくくなり、十分なマーク形成
が困難となる。
【0007】一方、より高密度な記録をするには、記録
するマーク及びスペースの長さを短くする必要がある。
しかし、スペースの長さが短くなると、記録したマーク
の終端の熱が次に記録するマークの始端の温度上昇に影
響する、或いは、次に記録したマークの始端の熱が直前
のマークの冷却過程に与える等の、いわゆる熱干渉が発
生する。この熱干渉により、記録したマークの前端、或
いは後端のエッジの位置が適正な位置から移動し、再生
時のビット誤り率が悪化するという原因になっていた。
【0008】そこで、本発明の目的は、高密度、高転送
レートで記録する光記録媒体においても、複数のパルス
列からなる記録パルス駆動を用いて、アモルファス状態
に転換できる急冷状態を補償し、かつ、エッジシフトの
小さい記録マークを形成することができる光記録媒体の
記録方法、及び光記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記マークの始端領域を
形成するための始端パルスと、前記マークの中間部を形
成するための中間パルス列と、マークの後端領域を形成
するための後端パルスとからなるパルスを用いて光強度
変調し、前記中間パルス列の周期を、情報信号を記録す
る際に用いる情報信号の基準クロックの周期よりも長く
し、始端パルスの前エッジの位置を、少なくとも、記録
するマークの長さ、直前のスペースの長さに応じて変化
させ、後端パルスの後エッジの位置を、少なくとも、記
録するマークの長さ、直後のスペースの長さに応じて変
化させて記録する光記録媒体の記録方法としている。
【0010】また、光記録媒体に中間パルス列の周期を
識別する周期識別子を備え、前記識別子の情報を復調
し、この復調信号に従った中間パルス列を用いて記録す
る方法としている。
【0011】さらに、前記基準クロックの周期が所定の
周期よりも長い場合は、前記基準クロック周期の中間パ
ルス列を用いて記録する方法としている。
【0012】或いは、マークの始端領域を形成するため
の始端パルスと、マークの中間部を形成するための中間
パルス列と、マークの後端領域を形成するための後端パ
ルスを発生するパルス発生手段と、光記録媒体に備えら
れた中間パルス列の周期を識別する周期識別子の情報を
判定し、判定信号を出力する周期判定手段と、前記基準
クロックの周期を前記判定信号に従って分周する分周手
段と、少なくとも、記録マークの長さ、記録マークの直
前のスペースの長さ、及び記録マークの直後のスペース
の長さを検出し、データ長検出信号を出力するデータ長
検出手段と、前記長さ検出信号から、前記始端パルスの
前エッジと前記後端パルスの後エッジ遅延量を設定し、
遅延始端パルスと遅延後端パルスを発生するタイミング
制御手段と、前記分周手段の出力信号とタイミング制御
手段の出力信号を合成して記録パルス出力するパルス合
成手段と、前記記録パルスを元に光ビームの強度を変調
するレーザ駆動手段とを備えた光記録媒体の記録装置の
構成としている。
【0013】また、後端パルスの直後にボトムパワーレ
ベルになる冷却パルス区間を設け、この冷却パルス区間
の長さを、データ長検出手段の出力信号に応じて可変す
る区間制御回路をさらに備えた光記録媒体の記録装置の
構成としている。
【0014】さらに、前記周期判定手段の出力信号に従
った中間パルス列を出力する分周手段を備えた光記録媒
体の記録装置の構成としている。
【0015】或いは、前記基準クロックの周期が所定の
周期よりも長い場合は、分周手段が前記基準クロック周
期の中間パルスを出力する光記録媒体の記録装置の構成
としている。
【0016】また、情報信号をマーク及びスペースの長
さとして記録する情報層を備え、前記情報層に前記マー
クの始端領域を形成するための始端パルスと、前記マー
クの中間部を形成するための中間パルスと、マークの後
端領域を形成するための後端パルスとからなるマルチパ
ルスを用いて記録する光記録媒体であって、前記中間パ
ルスの周期を識別するための識別子と、前記始端パルス
の位置、或いは始端パルスの前エッジの位置を、少なく
とも、記録するマークの長さ、直前のスペースの長さに
応じて変化させる始端記録条件と、前記後端パルスの位
置、或いは後端パルスの後エッジの位置を、少なくと
も、記録するマークの長さ、直後のスペースの長さに応
じて変化させる始端記録条件に関する識別子を備えた光
記録媒体の構成としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】(実施の形態1)図2は本実施の形態で用
いる光記録媒体を示す断面図である。図2において、光
記録媒体201は、基板202上に情報層203を備え
ている。基板202としては、ポリカーボネート等の樹
脂材料、及びガラスが用いられる。基板の表面には光ビ
ームのトラッキング用に一定の深さを持つガイドトラッ
ク、アドレス用の凹凸ピットや、光記録媒体の管理情報
に対応した凹凸ピットが形成されている。
【0019】情報層203を構成する材料には、1回だ
け記録可能な追記型、再記録可能な書換型の2種類があ
る。追記型の記録材料としては、Te−O、Te−O−
Pd等の相変化を利用するもの、即ちアモルファス−結
晶間の光学定数の差を利用して信号を記録する。また、
有機色素材料等の形状変化による回折、或いは情報層の
有無による反射光量、或いは透過光量の変化を利用して
記録を行う記録材料がある。書換型としては、アモルフ
ァス−結晶間の相変化をする相変化材料のもの、磁気光
学効果を利用した光磁気材料のものがある。相変化材料
には、Ge−Sb−Te系、In−Sb−Te系等の材
料を用いることができる。また、光磁気材料としては、
Tb−Fe−Co系等の材料を用いることができる。
【0020】情報層203上には、情報層を保護するた
めの保護板204を設ける。保護板204の材料として
は、基板202と同様の材料、或いは金属等の平板を用
いることができる。情報層203上の情報信号を記録す
るデータ領域205に、マーク長およびスペース長の両
方に記録情報を割り当てた、様々な長さのマークを様々
な間隔(スペース)で記録する。
【0021】光記録媒体201の特定の位置に管理領域
206を設ける。管理領域206は、情報層203に対
して、記録するマークの基準クロックの周期に関する情
報と、記録するマークの長さと直前のスペースの長さに
応じて、記録するマークの始端部分を形成する記録開始
位置を変化させるための始端記録条件に関する情報と、
記録するマークの長さと直後のスペースの長さに応じ
て、記録するマークの後端部分を形成する記録終了位置
を変化させるための後端記録条件に関する情報とを記録
する。また、管理領域の形態は、凹凸のピット状のも
の、データ領域と同じ記録マーク状のもの、バーコード
状のもの、或いはこれらの形態の組み合わせで形成すれ
ばよい。この結果、情報層203に記録する情報の転送
レートに応じた記録パルスを設定でき、安定な記録状態
を得ることが可能となる。
【0022】外部の装置からの指示により、光記録媒体
201に情報を記録する装置の動作について、図1のブ
ロック図、及び図3と図4のタイミングチャートを用い
て説明する。
【0023】情報信号を記録する際に用いる情報信号の
基準クロック(図3a)に同期したタイミングで記録す
る情報であるデータ1(図3b)が入力される。データ
1は、基本パルス発生部2を構成する始端パルス発生回
路3,中間パルス発生回路4,及び後端パルス発生回路
5に入力する。始端パルス発生回路3において、データ
1のHi期間の始端部分に、クロックの1周期幅の始端
パルス11(図3c)を発生する。中間パルス発生回路
4において、マークの中間位置に記録するマークのクロ
ック長より4クロック分短い長さでクロック周期の中間
パルス12(図3g)を発生する。但し、マーク長が6
クロック以下の時には中間パルス信号12は発生しない
ものとする。後端パルス発生回路5において、データ1
のHi期間の後端部分に、クロックの1周期幅の後端パ
ルス13(図3d)を発生する。
【0024】なお、本実施の形態では、入力するデータ
1はクロック単位の長さで、(8−16)変調信号など
のように、クロックの3周期以上14周期以下のHi期
間及びLo期間を持つ信号をデータとし、データのHi
期間を光記録媒体上のマークとし、Lo期間をスペース
に対応させて記録するマーク長記録とする。さらに、説
明を簡単にするために、スペース長とマーク長が、3T
及び4Tの場合を検出して始端記録条件及び後端記録条
件を変化させるものとする。
【0025】さらに、データ1は、データ長検出部6を
構成する前スペース検出回路7,記録マーク検出回路
8,後スペース検出回路9に入力する。前スペース検出
回路7は、データ1のLo期間の3クロック,4クロッ
ク幅のデータ、即ち3T,4Tスペースを検出し、前ス
ペース長検出信号14を始端開始位置設定回路20へ送
る。また、記録マーク検出回路8は、記録マークの長さ
を検出した、記録マーク長検出信号15を始端開始位置
設定回路20と後端位置設定回路25へ送る。さらに、
後スペース検出回路9は、データ1のLo期間の3クロ
ック,4クロック幅のデータ、即ち3T,4Tスペース
を検出し、後スペース長検出信号16を後端位置設定回
路25へ送る。
【0026】次に、光記録媒体201から記録条件を読
み出す方法について説明する。光ピック40は、光記録
媒体201上の管理領域206にレーザ光41を照射し
反射光を検出器42で受光することで電気信号に変換し
検出信号43を出力する。アンプ44は、検出信号43
を増幅し再生信号45を始端記録情報復調回路46,後
端記録情報復調回路47、及び周期判定回路54に出力
する。始端記録情報復調回路46は、再生信号45の中
に含まれる情報層203に記録するための始端記録情報
48を復調する。始端記録情報48は、情報層に対応し
た始端条件記憶回路49に記憶する。
【0027】始端条件記憶回路49の始端記憶情報の一
例を(表1)に示す。始端条件記憶回路49内には、情
報層203の始端開始位置パラメータ(前スペース長,
記録マーク長)と、これに対応する始端開始位置設定
(設定値,遅延時間d1)がある。同様に、後端記録情
報復調回路47は、再生信号45の中に含まれる各情報
層に記録するための後端記録情報50を復調する。後端
記録情報50は、情報層に対応した後端条件記憶回路5
1に記憶する。
【0028】
【表1】
【0029】後端条件記憶回路51の後端記憶情報の一
例を(表2)に示す。後端条件記憶回路51内には、情
報層203の後端開始位置パラメータ(後スペース長,
記録マーク長)と、これに対応する後端開始位置設定
(設定値,遅延時間d2)がある。
【0030】
【表2】
【0031】次に、始端開始位置設定回路20は、始端
記録情報52に対し、前スペース長検出信号14,記録
マーク長検出信号15に元づいて、パラメータを決定
し、このパラメータから始端パルスの遅延時間を決定す
る。始端パルス遅延回路21は、始端位置設定回路20
から出力した遅延信号22に従って始端パルス11を遅
延させ、遅延始端パルス23(図3e)を出力する。
【0032】以上、記録マークを形成する記録マーク長
さ、及び前スペースの長さに応じて、遅延量を変化させ
た遅延始端パルス23を出力することができる。同様
に、後端開後位置設定回路25は、後端記録情報53に
対し、後スペース長検出信号16,記録マーク長検出信
号15に元づいて、パラメータを決定し、このパラメー
タから後端パルスの遅延時間を決定する。後端パルス遅
延回路26は、後端位置設定回路25から出力した遅延
信号27に従って後端パルス13を遅延させ、遅延後端
パルス28(図3f)を出力する。以上、記録マークを
形成する記録マーク長さ、及び後スペースの長さに応じ
て、遅延量を変化させた遅延後端パルス28を出力する
ことができる。
【0033】一方、周期判定回路54は、再生信号45
から光記録媒体201に記録するための基準クロックを
検出し、検出した基準クロックが所定の値以上であるか
否かを判定し、周期判定信号55を出力する。中間パル
ス12は、分周回路29に入力される。分周回路29
は、周期判定信号55に対し、基準クロックが所定の値
以上の場合は、中間パルスの周期を、分周して長い周期
のパルスに変換し、マルチパルス信号30(図3h)を
出力する。
【0034】以下、周期判定信号55が、検出した信号
が所定の値以下であった場合について説明する。中間パ
ルス12の周期を1/2に分周し、かつ、記録するマー
ク長が6T以下の場合マルチパルス信号は発生しないも
のとする。また、7T〜13Tマーク中の奇数マーク時
では、7Tでパルス幅1Tである1個のパルスを発生
し、9Tでパルス幅1Tである2個のパルスを発生する
というように、1T幅のマルチパルスの個数を順次増加
して発生する。
【0035】さらに、8Tマークの場合は、前端パルス
と後端パルスの中間部に1T幅のパルス1個を発生す
る。10Tパルスの場合は、先頭パルスに続く1T周期
後端位置と、後端パルスの1T周期手前にそれぞれ1個
のパルスを発生させる。12Tパルスの場合は、先頭パ
ルスに続く1T周期後端位置と、後端パルスの1T周期
手前にそれぞれ1個のパルスを発生させ、さらに、前端
パルスと後端パルスの中間部に1T幅のパルス1個を発
生する。また、14Tパルスの場合は、先頭パルスに続
く1T周期ごとの後端位置に2個のパルスと、後端パル
スの1T周期手前ごとにそれぞれ2個のパルスを発生さ
せる。
【0036】次に、ORゲート31は、遅延始端パルス
23、遅延後端パルス28、マルチパルス30の論理和
をとり、記録パルス32(図3i)を生成する。また、
図4に生成された記録パルスの一覧を示す。3Tおよび
4Tは、1個の矩形パルスである。5T以上の記録パル
スでは、始端及び後端のパルス幅が1Tであり、さら
に、始端パルスに続くパルス列、及び後端パルスの手前
のパルス列の間隔は1T周期となっている。さらに、各
パルス間は1T以上の間隔が確保されている。これによ
り、マルチパルス信号30中のHi期間とLo期間の間
隔を十分広くすることができる。さらに、記録マークの
前端部分、後端部分に照射されるパルスの密度が、記録
マーク長が変化しても一定となるので、均一な前端エッ
ジ、及び後端エッジを形成することができる。
【0037】レーザ駆動回路33は、記録パルス32に
従って、レーザ34を駆動する。レーザ34より、レー
ザ光41の照射強度は、ハイレベルがピークパワーとロ
ーレベルがバイアスパワーに対応させた発光波形(図3
j)が出力される。従来のクロック周期の中間パルスに
比べ、変調波形のパルスの間隔が広いために、ピークパ
ワーに到達する時間、及びバイアスパワーに到達する時
間が確保できる。このため、レーザ駆動回路は、所定の
ピークパワーとバイアスパワー間でレーザ光41の照射
強度を変調することができる。この変調されたレーザ光
41を情報層203に照射することにより記録マーク及
びスペース(図3k)が形成される。
【0038】以上の動作により本実施の形態の光記録装
置は、高密度でかつ高転送レート時においても、安定に
変調レベルが補償でき、さらに、マークの記録開始位置
と記録終了位置を、所望のデータに対応したマーク及び
スペースを記録することができる。このため、冷却不十
分によって生じるマーク歪み、及び高密度化に伴って発
生する熱干渉で生じるマーク歪みを低減でき、情報層の
記録マークを再生した信号のジッタが低減できる。その
結果、ビット誤り率の小さい信号を記録することが可能
となる。なお、5T以上のスペースのデータについては
一定量の遅延量とする場合を例にしたが、全てのスペー
ス長に対して、始端パルス、後端パルスの遅延制御を行
えば、さらにビット誤り率が改善される。
【0039】また、ここまでは、記録マーク長と直前の
スペース長を検出し、この検出結果に従って遅延制御を
する場合を例にしたが、さらに前後のマーク長、前マー
ク以前のスペース長、後マーク以後のスペース長を検出
し、この検出結果に従って、始端パルス、後端パルスの
遅延制御を行えば、一層ビット誤り率が改善される。
【0040】また、始端パルス位置、後端パルス位置を
遅延制御させて記録マークの記録開始位置、記録終了位
置を決定する方法で説明したが、始端パルスの後エッジ
位置を固定し始端パルス開始エッジ位置を遅延し、後端
パルスの開始エッジ位置を固定し後端パルス終了エッジ
位置を遅延制御するようにしてもよい。
【0041】さらに、本実施の形態では、記録パルスの
パワーレベルをピークパワーとバイアスパワーの2値レ
ベルで変調する場合について説明したが、光記録媒体に
応じて、図6に示すような各種パルスに適用しても良
い。即ち、図6(a)は、マルチパルス間のパワーレベ
ルをバイアスパワーレベル以下のボトムパワーレベルに
するパルスとしている。図6(b)は、後端パルス直後
のパワーレベルをボトムパワーにするパルスとしてい
る。或いは、図6(c)は、マルチパルス間のパワーレ
ベルと後端パルス直後のパワーレベルを同時にバイアス
パワー以下にするパルスとしている。上記のように、パ
ワーレベル差が大きい場合、パワーの立ち上がり及び立
ち下がりに一層の時間が必要になる。しかし、本実施の
形態で示したように、各パルスの間隔が広いために、ピ
ークパワーに到達する時間、及びバイアスパワーに到達
する時間が確保できる。なお、この場合のレーザ駆動回
路33は、ピークパワーレベル、バイアスパワーレベ
ル、ボトムパワーレベルの3値に設定できるようにすれ
ば良い。
【0042】また、図6(b)及び図6(c)に示した
パルスにおいて、後端パルス直後のパワーレベルがボト
ムパワーになる時間Tcを、変化させても良い。この冷
却時間の可変方法は、後端パルスエッジ位置の遅延制御
方法と同様に、記録マーク長と後スペース長に応じて制
御する。この場合、記録マークの後端部分は、一層急冷
条件とすることができ、さらに、冷却時間を記録マーク
長と後スペース長に応じて最適化することがでるので、
良好な後端マークエッジが形成できる。
【0043】(実施の形態2)次に、記録パルスを構成
する始端パルス、マルチパルス、及び後端パルスの間隔
が一定である場合の光記録装置のパルス生成動作につい
て、図9のブロック図、及び図5の記録パルスパターン
を用いて説明する。パルスを生成するブロック以外の、
部分は実施の形態1と同様のものを用いるので、詳細動
作の説明は省略する。
【0044】データ1が入力されると、始端パルス発生
回路90は、記録マーク長検出回路8の記録マーク長検
出信号15より、記録するマーク長の情報を得て、奇数
のマーク長の場合にはクロックの1周期幅、偶数マーク
長の場合にはクロックの1.5T周期幅の始端パルス9
1を発生する。中間パルス発生回路92において、マー
クの中間位置に、記録するマークのクロック長より4ク
ロック分短い長さでクロック周期のパルス列の中間パル
ス93を発生する。但し、マーク長が6クロック以下の
時には中間パルス信号93は発生しない。後端パルス発
生回路94は、記録マーク長検出信号15より、記録す
るマーク長の情報を得て、奇数マーク長の場合にはクロ
ックの1周期幅、偶数マーク長の場合にはクロックの
1.5T周期幅の後端パルス95を発生する。
【0045】一方、中間パルス93は、分周回路96に
入力される。分周回路96は、中間パルス93の周期を
分周して長い周期のパルスに変換し、マルチパルス信号
97を出力する。さらに、分周回路96の動作は、記録
マーク長検出信号15より記録マーク長の情報を得て、
6T以下のマルチパルス信号は発生しないものとする。
また、7T〜8Tマークではパルス幅1Tである1個の
パルスを発生し、9T〜10Tマークではパルス幅1T
である2個のパルスを発生し、11T〜12Tマークで
はパルス幅1Tである3個のパルスを発生し、13T〜
14Tマークではパルス幅1Tである4個のパルスを発
生する。
【0046】遅延回路98は、マルチパルス信号97
を、記録マーク長検出信号15より記録マーク長の情報
を得て、奇数マーク長の場合にはマルチパルス信号97
を遅延せずそのまま通過し、偶数マークの場合には0.
5T周期分遅延し、遅延マルチパルス信号99を出力す
る。
【0047】さらに、始端パルス遅延回路21は、始端
位置設定回路20から出力した遅延信号22に従って始
端パルス11を遅延させ、遅延始端パルス23を出力す
る。以上、記録マークを形成する記録マーク長さ、及び
前スペースの長さに応じて、始端パルス91の遅延量を
変化させた遅延始端パルス23を出力することができ
る。
【0048】同様に、後端開後位置設定回路25は、後
端記録情報50に対し、後スペース長検出信号16,記
録マーク長検出信号15に元づいて、パラメータを決定
し、このパラメータから後端パルスの遅延時間を決定す
る。後端パルス遅延回路26は、後端位置設定回路25
から出力した遅延信号27に従って後端パルス13を遅
延させ、遅延後端パルス28を出力する。
【0049】以上、記録マークを形成する記録マーク長
さ、及び後スペースの長さに応じて、後端パルス95の
遅延量を変化させた遅延後端パルス28を出力すること
ができる。
【0050】次に、ORゲート31は、遅延始端パルス
23、遅延後端パルス28、遅延マルチパルス99の論
理和をとり、記録パルス32を生成する。図5に生成さ
れた記録パルスの一覧を示す。3Tおよび4Tは、1個
の矩形パルスである。5T以上の記録パルスでは、奇数
マーク長のパルスは、始端及び後端のパルス幅が1Tで
あり、偶数マーク長のパルスは、始端及び後端のパルス
幅が1.5Tである。さらに、各パルス間は1Tの一定
の間隔が確保されている。これにより、遅延マルチパル
ス信号99中のHi期間とLo期間の間隔を十分広くす
ることができるとともに、記録マークの中間部分にほぼ
均一な密度でレーザを照射することができる。
【0051】以上の動作により本実施の形態の光記録装
置は、記録マークの中間部分にほぼ均一な密度でレーザ
を照射することで、記録マークの中間部分のマーク幅が
ほぼ一定である良好な記録マークが形成できる。さら
に、高密度でかつ高転送レート時においても、十分な冷
却条件にてマーク形成を容易にしながら、マークの記録
開始位置と記録終了位置を、所望のデータに対応したマ
ーク及びスペースを記録することができる。このため、
冷却不十分によって生じるマーク歪み、及び高密度化に
伴って発生する熱干渉で生じるマーク歪みを低減でき、
情報層の記録マークを再生した信号のジッタが低減でき
る。その結果、ビット誤り率の小さい信号を記録するこ
とが可能となる。
【0052】また、始端パルス位置、後端パルス位置を
遅延制御させて記録マークの記録開始位置、記録終了位
置を決定する方法で説明したが、始端パルスの後エッジ
位置を固定し始端パルス開始エッジ位置を遅延し、後端
パルスの開始エッジ位置を固定し後端パルス終了エッジ
位置を遅延制御するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、短周期の
クロックにて記録する光記録媒体において、高密度なマ
ーク長記録を行う場合に、最適な記録条件を設定するこ
とが可能となる。従って、記録マークを再生した信号の
ジッタが低減され、信号のビット誤り率を改善すること
ができる。さらに、記録パワーレベルが補償できるの
で、装置間のパワー制御バラツキを低減できる。その結
果、データの記録レート、及び記録密度が大きく改善さ
れるので、光記録媒体の高速化、及び大容量化が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光記録装置を示すブロック図
【図2】本発明の光記録媒体の断面図
【図3】本発明の光記録装置のタイミングチャート
【図4】本発明の光記録装置の記録パルスを示す図
【図5】本発明の光記録装置の記録パルスを示す図
【図6】本発明の記録パルスの1例を示す図
【図7】従来の光記録装置のタイミングチャート
【図8】従来の光記録装置のタイミングチャート
【図9】本発明の光記録装置を示すブロック図
【符号の説明】
2 基本パルス発生部 6 データ長検出部 22 タイミング制御部 29 分周回路 33 レーザ駆動回路 70 復調部 201 光記録媒体 203 情報層 206 管理領域

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号をマーク及びスペースの長さとし
    て記録する情報層を備えた光記録媒体の記録方法であっ
    て、 前記マークの始端領域を形成するための始端パルスと、
    前記マークの中間部を形成するための中間パルス列と、
    マークの後端領域を形成するための後端パルスを用いて
    光強度変調し、 前記中間パルス列の周期を、情報信号を記録する際に用
    いる情報信号の基準クロックの周期よりも長くし、 前記始端パルスの前エッジの位置を、少なくとも、記録
    するマークの長さ、直前のスペースの長さに応じて変化
    させ、前記後端パルスの後エッジの位置を、少なくと
    も、記録するマークの長さ、直後のスペースの長さに応
    じて変化させて記録する光記録媒体の記録方法。
  2. 【請求項2】光記録媒体が中間パルス列の周期を識別す
    る周期識別子を備え、前記識別子の情報を復調し、この
    復調信号に従った中間パルス列を用いて記録する請求項
    1記載の光記録媒体の記録方法。
  3. 【請求項3】基準クロックの周期が所定の周期よりも長
    い場合は、前記基準クロックの周期からなる中間パルス
    列に切り換え可能に記録する請求項1記載の光記録媒体
    の記録方法。
  4. 【請求項4】後端パルスの直後にボトムパワーレベルに
    なる冷却パルス区間を設け、この冷却パルス区間の長さ
    を、記録するマーク長さ、マークの直前、直後のスペー
    ス長さの少なくとも1つの長さに応じて可変させて記録
    する請求項1記載の光記録媒体の記録方法。
  5. 【請求項5】光記録媒体が中間パルス列の周期を識別す
    る周期識別子を備え、前記識別子の情報を復調し、この
    復調信号に従った中間パルス列を用いて記録する請求項
    4記載の光記録媒体の記録方法。
  6. 【請求項6】基準クロックの周期が所定の周期よりも長
    い場合は、前記基準クロックの周期からなる中間パルス
    列に切り換え可能に記録する請求項4記載の光記録媒体
    の記録方法。
  7. 【請求項7】情報信号を前記マーク及びスペースの長さ
    として記録する情報層を備えた光記録媒体に記録する装
    置であって、 前記マークの始端領域を形成する始端パルス、前記マー
    クの中間部を形成する中間パルス列、及び前記マークの
    後端領域を形成する後端パルスとを発生するパルス発生
    手段と、 光記録媒体に備えられた周期識別子を再生した信号より
    中間パルス列の情報を判定し、判定信号を出力する周期
    判定手段と、 前記基準クロックの周期を前記判定信号に従って分周す
    る分周手段と、 少なくとも、前記マークの長さ、前記マークの直前のス
    ペースの長さ、及び記録前記マークの直後のスペースの
    長さを検出するデータ長検出手段と、 前記データ長検出手段の出力信号に元づいて前記始端パ
    ルスの前エッジと前記後端パルスの後エッジ遅延量を設
    定し、且つ前記始端パルスと前記後端パルスを遅延して
    出力発生するタイミング制御手段と、 前記分周手段の出力信号とタイミング制御手段の出力信
    号を合成して記録パルス出力するパルス合成手段と、 前記記録パルスを元に光ビームの強度を変調するレーザ
    駆動手段とを備えた光記録媒体の記録装置。
  8. 【請求項8】前記周期判定手段の出力信号に従った中間
    パルス列を出力する分周手段を備えた請求項7記載の光
    記録媒体の記録装置。
  9. 【請求項9】前記基準クロックの周期が所定の周期より
    も長い場合は、分周手段が前記基準クロックの周期から
    なる中間パルスに切り換えて出力可能に動作する請求項
    7記載の光記録媒体の記録装置。
  10. 【請求項10】後端パルスの直後にボトムパワーレベル
    になる冷却パルス区間を設け、この冷却パルス区間の長
    さを、データ長検出手段の出力信号に応じて可変する区
    間制御回路をさらに備えた請求項7記載の光記録媒体の
    記録装置。
  11. 【請求項11】前記周期判定手段の出力信号に従った中
    間パルス列を出力する分周手段を備えた請求項10記載
    の光記録媒体の記録装置。
  12. 【請求項12】前記基準クロックの周期が所定の周期よ
    りも長い場合は、分周手段が前記基準クロックの周期か
    らなる中間パルスに切り換えて出力可能に動作する請求
    項10記載の光記録媒体の記録装置。
  13. 【請求項13】情報信号をマーク及びスペースの長さと
    して記録する情報層を備え、 前記情報層に前記マークの始端領域を形成するための始
    端パルスと、前記マークの中間部を形成するための中間
    パルスと、マークの後端領域を形成するための後端パル
    スとを用いて記録する光記録媒体であって、 前記中間パルスの周期を識別するための識別子と、 前記始端パルスの前エッジの位置を、少なくとも、記録
    するマークの長さ、直前のスペースの長さに応じて変化
    させる始端記録条件と、前記後端パルスの後エッジの位
    置を、少なくとも、記録するマークの長さ、直後のスペ
    ースの長さに応じて変化させる始端記録条件に関する識
    別子を備えた光記録媒体。
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