JP2003030223A - 画像分類方法および装置並びにプログラム - Google Patents

画像分類方法および装置並びにプログラム

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JP2003030223A
JP2003030223A JP2001212209A JP2001212209A JP2003030223A JP 2003030223 A JP2003030223 A JP 2003030223A JP 2001212209 A JP2001212209 A JP 2001212209A JP 2001212209 A JP2001212209 A JP 2001212209A JP 2003030223 A JP2003030223 A JP 2003030223A
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data
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Wataru Ito
渡 伊藤
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像サーバに保管された画像データについ
て、保管容量の上限を越える新たな画像データを保管す
る際に、保管されている画像データの削除、移動等の分
類を適切に行う。 【解決手段】 画像サーバ2に記憶部21の保管容量を
超える新たな画像データSNの入力があった場合、画像
データS0に付与された取得時刻に基づいて、所定の時
刻範囲内にある画像データS0同士をグループ化して複
数の画像グループを作成する。そして、各画像グループ
において最もデータ数が多い画像グループの画像データ
S0から順に削除を行う。画像グループのデータ数が同
一の場合は乱数により画像データS0を削除する画像グ
ループを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像サーバ等に保
管された複数の画像データを分類する方法および装置並
びに画像分類方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル写真サービスの一形態と
して、ユーザのデジタル画像をサービスシステムの画像
サーバに保管しておき、インターネット等のネットワー
クを介してプリント注文等を受け付けるネットワークフ
ォトサービスが知られている。
【0003】このようなサービスでは、例えばフイルム
現像時にラボに対しデジタル画像の登録を依頼すると、
フイルムに記録された画像は、フイルムスキャナにより
読み取られてデジタルの画像データとして画像サーバに
保管され、さらにネットワーク上で公開される。一方、
デジタルカメラにより取得した画像データについても同
様に画像サーバに保管することが可能である。ユーザ
は、ネットワークを介してサービス提供者のシステムに
アクセスすることにより登録済みの画像を閲覧したり、
登録済みの画像についてプリント注文を行うことができ
る。
【0004】ところで、画像データを保管する画像サー
バは、ユーザ毎、ユーザの家族毎、友人等のグループ
毎、あるいは法人毎等に画像データの保管容量の上限が
定められている。したがって、新たな画像データを画像
サーバに保管すると保管容量の上限を越えてしまう場合
には、保管されている画像データを削除する必要があ
る。このため、画像データ毎に保管期限を設定し、設定
された保管期限を経過した画像データを自動的に削除す
ることにより画像サーバの容量を確保するようにしたシ
ステムが提案されている(特開平11−203360
号)。また、画像データに使用期限を設定し、使用期限
が過ぎた画像データを自動的に削除することにより画像
サーバの容量を確保するようにしたシステムも提案され
ている(特開2000−20689号)。
【0005】また、画像サーバに保管される画像データ
には、撮影時刻あるいは画像サーバへの登録時刻のよう
な取得時刻に関する情報が付帯情報として付与されてお
り、この取得日時に関する情報を用いても取得時刻から
ある期間が経過した画像データを削除するようなシステ
ムを構成することにより、画像データの管理を行うこと
も可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
システムにおいては、保管期限または使用期限等の所定
期間が経過した画像データは、画像サーバから一律に全
て削除されてしまう。ここで、画像データは例えば結婚
式、子供の運動会、あるいは誕生日等のイベント毎に画
像サーバに保管されることが多く、このような場合、画
像データには近接した保管期限、使用期限あるいは取得
日時に関する情報が付与される。したがって、上記各シ
ステム等に示した方法により画像データを削除すると、
所定期間を経過した過去のあるイベントについての画像
データは全て削除されてしまうため、ユーザがその過去
のイベントにおける画像データを参照したくても、参照
できなくなってしまうという問題がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、過去の画像データであっても参照できるように画像
データを分類することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画像分類方
法は、取得時刻に関する取得時刻情報が付与された複数
の画像データを分類する画像分類方法において、前記取
得時刻情報に基づいて、前記取得時刻が所定範囲内にあ
る画像データ同士をグループ化して複数の画像グループ
を生成し、該各画像グループ内におけるデータ数に応じ
て分類する1つの画像データを決定し、該1つの画像デ
ータを分類することを特徴とするものである。
【0009】「取得時刻」とは、例えばデジタルカメラ
により被写体を撮影して画像データを取得した際の撮影
時刻、画像データを画像サーバ等の保管手段に保管した
際の登録時刻等を意味する。
【0010】「取得時刻が所定範囲内にある」とは、画
像データの取得時刻が近接しているために、ある定めら
れた期間内にあることを意味する。なお、所定範囲とし
ては、数時間、数日、数週間、数ヶ月のように設定でき
る。また、取得時刻が古いほど所定範囲を広くすること
が好ましい。
【0011】なお、本発明による画像分類方法において
は、前記分類する1つ画像データの決定は、前記データ
数が多い画像グループから順に行ってもよく、前記デー
タ数が少ない画像グループから順に行ってもよい。
【0012】また、本発明による画像分類方法において
は、前記分類は、削除、移動、圧縮および/または解像
度減少処理のいずれかであってもよく、この場合、記複
数の画像データが保管容量が定められた保管手段に記憶
されてなり、前記画像グループの生成、前記分類する1
つの画像データの決定および前記分類が、新たな画像デ
ータが前記保管手段に保管されると前記定められた保管
容量を超える場合になされることが好ましい。
【0013】さらに、本発明による画像分類方法におい
ては、前記分類は抽出であってもよい。
【0014】なお、分類が抽出である場合には、前記画
像グループの生成、前記分類する1つの画像データの決
定および前記分類は、前記複数の画像データから所望と
する画像データを選択してアルバムを作成する際になさ
れることが好ましい。
【0015】また、本発明による画像分類方法において
は、前記データ数とともに、前記各画像グループ内にお
ける前記画像データに付与された前記取得時刻情報に応
じて、前記複数の画像データを分類してもよい。
【0016】さらに、本発明による画像分類方法におい
ては、前記画像データに、該画像データを参照した最終
時刻を表すアクセス時刻情報が付与されてなる場合、前
記データ数とともに、前記各画像グループ内における前
記画像データの前記アクセス時刻情報に応じて、前記複
数の画像データを分類してもよい。
【0017】また、本発明による画像分類方法において
は、前記各画像グループにおけるデータ数が同一の場合
は、乱数により先に分類される画像データが存在する画
像グループを決定してもよい。
【0018】本発明による画像分類装置は、取得時刻に
関する取得時刻情報が付与された複数の画像データを分
類する画像分類装置において、前記取得時刻情報に基づ
いて、前記取得時刻が所定範囲内にある画像データ同士
をグループ化して複数の画像グループを生成し、該各画
像グループ内におけるデータ数に応じて分類する1つの
画像データを決定し、該1つの画像データを分類する制
御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0019】なお、本発明による画像分類装置において
は、前記制御手段を、前記分類する1つ画像データの決
定を、前記データ数が多い画像グループから順に行う手
段としてもよく、前記データ数が少ない画像グループか
ら順に行う手段としてもよい。
【0020】また、本発明による画像分類装置において
は、前記分類は、削除、移動、圧縮および/または解像
度減少処理のいずれかとしてもよい。この場合、前記複
数の画像データを記憶する、保管容量が定められた保管
手段をさらに備えるものとし、前記制御手段を、前記画
像グループの生成、前記分類する1つの画像データの決
定および前記分類を、新たな画像データが前記保管手段
に保管されると前記定められた保管容量を超える場合に
行う手段とすることが好ましい。
【0021】さらに、本発明による画像分類装置におい
ては、前記分類を抽出としてもよい。
【0022】なお、抽出を行う場合には、前記制御手段
を、前記画像グループの生成、前記分類する1つの画像
データの決定および前記分類を、前記複数の画像データ
から所望とする画像データを選択してアルバムを作成す
る際に行う手段とすることが好ましい。
【0023】また、本発明による画像分類装置において
は、前記制御手段を、前記データ数とともに、前記各画
像グループ内における前記画像データに付与された前記
取得時刻情報に応じて、前記複数の画像データを分類す
る手段としてもよい。
【0024】さらに、本発明による画像分類装置におい
ては、前記画像データに、該画像データを参照した最終
時刻を表すアクセス時刻情報が付与されてなる場合、前
記制御手段を、前記データ数とともに、前記各画像グル
ープ内における前記画像データの前記アクセス時刻情報
に応じて、前記複数の画像データを分類する手段として
もよい。
【0025】また、本発明による画像分類装置において
は、前記制御手段を、前記各画像グループにおけるデー
タ数が同一の場合は、乱数により先に分類される画像デ
ータが存在する画像グループを決定する手段としてもよ
い。
【0026】なお、本発明による画像分類方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムとして提供しても
よい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、取得時刻情報に基づい
て、取得時刻が所定範囲内にある画像データ同士がグル
ープ化され、複数の画像グループが生成される。そし
て、各画像グループ内のデータ数に応じて、分類する1
つの画像データが決定され、決定された1つの画像デー
タが分類される。このため、ある画像グループ内の全て
の画像データが一度に分類されることがなくなり、例え
ば分類を削除とした場合、過去のある期間内の全ての画
像データが削除されて1枚の画像も参照できなくなって
しまうことを防止できる。
【0028】また、データ数とともに取得時刻情報にも
応じて分類を行うことにより、ある画像グループ内にお
いて取得時刻が古いあるいは新しい画像データを先に分
類することができる。
【0029】さらに、画像データに画像データを参照し
た最終時刻を表すアクセス時刻情報が付与される場合、
データ数とともにアクセス時刻情報にも基づいて分類を
行うことにより、画像データを参照した最終時刻が古い
あるいは新しい画像データを先に分類することができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明の実施形態による
画像サーバを用いた画像表示システムの構成を示す概略
ブロック図である。図1に示すように本実施形態による
画像表示システムは、デジタルカメラ、プリントスキャ
ナおよびフイルムスキャナ等の撮像手段1において取得
されたデジタルの画像データS0を保管する画像サーバ
2と、画像サーバ2にネットワーク4を介してアクセス
可能なパソコン、携帯電話およびPDA等の外部端末3
とを備える。なお、画像サーバ2は、保管された画像デ
ータS0についてのプリント注文を受け付け可能な写真
店に設置されてなるものである。
【0031】外部端末3においては、ネットワーク4を
経由して画像サーバ2にアクセスして、画像データS0
をダウンロードしたり、画像データS0についてのプリ
ント注文を行うことが可能である。
【0032】画像サーバ2は、画像データS0を保管す
る記憶部21と、画像サーバ2の制御を行う制御部22
とを備える。
【0033】画像データS0は制御部22を介して記憶
部21に記憶され、逆に制御部22を介して外部端末3
に転送される。なお、画像データS0には、画像サーバ
2への保管時刻および/または撮影時刻(画像データS
0がデジタルカメラにより取得されたものである場合)
を表す取得時刻情報が付与されている。なお、この取得
時刻情報は画像データS0のファイルヘッダにヘッダ情
報として記憶する、あるいは画像データS0とは別ファ
イルとして画像データS0と対応付ける等により画像デ
ータS0に付与される。
【0034】また、画像サーバ2は外部端末3からの画
像データS0についてのプリント注文を受け付けること
が可能であり、プリント注文に基づいて画像データS0
をプリント出力するプリンタ23も備えてなる。さら
に、画像サーバ2は、複数箇所に設置された他の画像サ
ーバ5とともに仮想的な1つのサーバを構成してなるも
のである。ここで、他の画像サーバ5も画像サーバ2と
同様に記憶部および制御部を備える。
【0035】なお、画像データS0は、撮像手段1から
ネットワーク4経由で画像サーバ2に送信することによ
り画像サーバ2に保管してもよく、画像データS0が記
録されたメディアを画像サーバ2が設置された写真店に
持ち込み、メディアから画像データS0を読み出して画
像サーバ2に保管するようにしてもよい。
【0036】ここで、画像サーバ2の記憶部21は、ユ
ーザ毎、ユーザが属する家族あるいはグループ毎、法人
毎のように、予め設定された単位毎に記憶領域が定めら
れている。また、設定単位毎に画像データS0の保管容
量の上限(例えば画像1000枚分)が定められてい
る。制御部22は、新たな画像データSNが記憶部21
に保管される際に、その新たな画像データSNを保管す
ると保管容量の上限を超えるか否かを判断し、越える場
合に新たな画像データSNの容量に応じて記憶部21に
保管されている画像データS0を削除するようにしたも
のである。以下、制御部22における画像データS0の
削除について説明する。
【0037】画像データ0は、例えば結婚式、子供の運
動会、あるいは誕生日等のイベント毎に画像サーバ2に
保管されることが多い。また、あるイベントについては
略同時期に撮影され、さらには略同時期に画像サーバ2
に保管されることから、略近接した取得時刻を表す取得
時刻情報が付与される。したがって、取得時刻情報によ
り表される取得時刻が近接する画像データS0同士は同
一イベントの画像であることが多い。ここで、同一イベ
ントの複数の画像データS0については、その全てを保
管する必要はなく、そのうちのいくつかを保管していれ
ば十分である場合が多い。
【0038】このため、本実施形態においては、取得時
刻情報に基づいて取得時刻が所定の範囲内にある、すな
わち取得時刻が近接する画像データ同士をグループ化し
て複数の画像グループを生成し、各画像グループ内にお
ける画像データS0の数に応じて、削除する画像データ
S0を決定するようにしたものである。
【0039】図2は画像データS0の削除を説明するた
めの図であり、時間軸上において、所定範囲にある画像
データS0同士をグループ化することにより得た画像グ
ループを示す図である。図2に示すように複数の画像デ
ータS0は、取得時刻が新しい順に画像グループG1〜
G4にグループ化される。なお、所定範囲としては数時
間、数日、数週間、数ヶ月など任意の期間を用いること
ができるが、取得時刻が古いほど所定範囲が広くなるよ
うにすることが好ましい。例えば、現在から3ヶ月前ま
では1時間、3ヶ月前から半年前までは3時間、半年前
から1年前までは6時間、1年以上前は1日のように所
定範囲を設定することが好ましい。
【0040】このようにして複数の画像データS0を画
像グループG1〜G4にグループ化した後、各画像グル
ープG1〜G4に含まれる画像データS0の数をカウン
トする。そして、画像データS0の数が多い画像グルー
プに存在する画像データS0から先に削除する。
【0041】ここで、画像グループG1には5つの画像
データS0が、画像グループG2には3つの画像データ
S0が、画像グループG3には1つの画像データS0
が、画像グループG4には6つの画像データS0が含ま
れる。なお、ここでは、6つの画像データS0を削除す
るものとして説明する。図2に示すように、4つの画像
グループG1〜G4のうち、画像グループG4のデータ
数が最も多いことから、まず画像グループG4から1つ
の画像データS0が削除される。なお、各画像グループ
G1〜G4内における画像データS0の削除は、取得時
刻が古い順であってもよく、新しい順であってもよい。
さらに乱数によりランダムに画像データS0を削除して
もよい。また、画像グループ内において取得時刻がある
範囲内にある画像データS0については同一の時刻に取
得されたものとみなし、その中から乱数によりランダム
に削除するようにしてもよい。これにより、図3に示す
ように、画像グループG4のデータ数が5となる。
【0042】この状態においては、画像グループG1お
よび画像グループG4のデータ数が5と同一となるた
め、2つ目の画像データS0の削除は、画像グループG
1または画像グループG4から行われる。ここでは、画
像グループG1から行われるものとすると、2つ目の画
像データS0の削除により画像グループG1のデータ数
が図4に示すように4となる。
【0043】これにより、画像グループG4のデータ数
が5と最も多くなるため、3つ目の画像データS0は画
像グループG4から削除される。そして4つ目の画像デ
ータS0は画像グループG1またはG4から削除され、
画像グループG1から4つ目の画像データS0が削除さ
れたとすると、5つ目の画像データS0は画像グループ
G4から削除される。
【0044】図5は5つ目の画像データS0まで削除さ
れた状態を示す図である。図5に示すように、5つ目の
画像データS0が削除された状態においては、画像グル
ープG1,G2およびG4のデータ数が3となってい
る。したがって、6つ目の画像データS0の削除は、画
像グループG1,G2およびG4のいずれかから行われ
る。ここでは、画像グループG2から6つ目の画像デー
タS0の削除を行うとすると、最終的に6つの画像デー
タS0が削除された状態においては、図6に示すよう
に、各画像グループG1〜G4のデータ数は、それぞれ
3,2,1,3となる。
【0045】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。図7は本実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。あるユーザからの新たな画像データSNが画像サー
バ2に入力されると(ステップS1)、新たな画像デー
タSNを記憶部21に保管すると、そのユーザについて
の記憶部21における保管容量の上限を越えるか否かが
判断される(ステップS2)。ステップS2が肯定され
た場合は、削除する画像データS0の数を決定し(ステ
ップS3)、続いて図2に示すように、記憶部21に保
管されたそのユーザについての画像データS0をグルー
プ化して複数の画像グループG1〜G4を生成する(ス
テップS4)。そして、各画像グループG1〜G4のデ
ータ数を比較し(ステップS5)、最もデータ数が多い
画像グループから画像データS0を削除する(ステップ
S6)。次いで、ステップS3において決定した数の全
ての画像データS0を削除したか否かが判断され(ステ
ップS7)、ステップS7が肯定された場合は、新たな
画像データSNを記憶部21に保管し(ステップS
8)、処理を終了する。
【0046】なお、ステップS7が否定された場合はス
テップS5に戻り、ステップS7が肯定されるまでステ
ップS5からステップS7の処理を繰り返す。また、ス
テップS2が否定された場合は、何ら画像データS0を
削除することなく、ステップS8において新たに入力さ
れた画像データSNを記憶部21に記憶し、処理を終了
する。
【0047】このように、本実施形態においては、画像
データS0に付与された取得時刻情報に基づいて、取得
時刻が所定範囲内にある画像データ同士をグループ化し
て複数の画像グループG1〜G4を生成し、各画像グル
ープG1〜G4内のデータ数に応じて、画像データS0
を削除するようにしたものである。ここで、従来のよう
に取得時刻が古い順に画像データS0を削除すると、図
2に示す画像グループG4から順に画像データS0が削
除されてしまうため、削除するデータ数が6であると、
画像グループG4の全ての画像データS0が削除されて
しまう。これに対して、本実施形態によれば、各画像グ
ループG1〜G4から均等に画像データS0が削除され
るため、過去のある期間内の全ての画像データS0が削
除されて1枚の画像も参照できなくなってしまうことを
防止できる。
【0048】なお、画像サーバ2の制御部22におい
て、外部端末3から画像サーバ2に保管された画像デー
タS0にアクセスがあった場合、画像データS0にアク
セス時刻に関する情報を付与してもよい。ここで、アク
セス時刻が新しい画像データS0ほど再度利用する可能
性が高く、画像サーバ2に保管しておくことが好ましい
ことが多い。したがって、この場合、画像グループ内に
おける画像データS0の削除は、アクセス時刻が古いも
のから順に行えばよい。
【0049】また、画像サーバ2に保管されている画像
データS0のうち、重要な画像データS0が削除される
ことを防止するために、その重要な画像データS0には
マーキングを行っておき、そのようなマーキングされた
画像データS0を削除の対象から除外することが好まし
い。
【0050】さらに、類似した複数の画像データS0に
ついては、画像サーバ2に複数保管しておいても類似し
た全ての画像データS0を利用する可能性は非常に低
い。このため、画像データS0の削除時に、画像グルー
プ内の複数の画像同士の相関値を求める等により画像の
類似度を算出し、類似度の高い画像データS0同士で
は、いずれか一方のみが削除されるようにすることが好
ましい。
【0051】なお、上記実施形態においては、画像グル
ープ内のデータ数が多いものから順に画像データS0を
削除しているが、逆に画像グループ内のデータ数が多い
ほど思い入れが強く画像サーバ2に継続して保管してお
いたほうがよい場合もある。したがって、上記実施形態
とは逆に、画像グループ内のデータ数が少ないものから
順に画像データS0を削除するようにしてもよい。
【0052】さらに、データ数が多いものから順に削除
するか少ないものから順に削除するかを制御部22にお
いて任意に設定可能とすることが好ましい。
【0053】また、上記実施形態においては、記憶部2
1の保管容量の上限を越える場合に、画像データS0を
削除するようにしているが、削除のみならず画像データ
S0の圧縮、解像度低減処理、他の画像サーバ5への移
動、オフラインの磁気テープ装置等への移動を行っても
よい。
【0054】ところで、複数の画像をレイアウトしたア
ルバムを作成する際には、画像サーバ2に保管された複
数の画像データS0からアルバムに含める画像データS
0を選択する必要があるが、その選択は非常に煩わしい
ものである。この場合、上記実施形態と同様に画像デー
タS0をグループ化して各画像グループから画像データ
S0を選択することにより、画像選択の手間をかけるこ
となく、各イベントの画像あるいは新旧の画像を適宜取
り混ぜたアルバムを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像サーバを用いた画
像表示システムの構成を示す概略ブロック図
【図2】画像データの削除を説明するための図(その
1)
【図3】画像データの削除を説明するための図(その
2)
【図4】画像データの削除を説明するための図(その
3)
【図5】画像データの削除を説明するための図(その
4)
【図6】画像データの削除を説明するための図(その
5)
【図7】画像サーバにおいて行われる処理を示すフロー
チャート
【符号の説明】
1 撮像手段 2,5 画像サーバ 3 外部端末 4 ネットワーク 21 記憶部 22 制御部 23 プリンタ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取得時刻に関する取得時刻情報が付与
    された複数の画像データを分類する画像分類方法におい
    て、 前記取得時刻情報に基づいて、前記取得時刻が所定範囲
    内にある画像データ同士をグループ化して複数の画像グ
    ループを生成し、 該各画像グループ内におけるデータ数に応じて、分類す
    る1つの画像データを決定し、 該1つの画像データを分類することを特徴とする画像分
    類方法。
  2. 【請求項2】 前記分類する1つ画像データの決定
    は、前記データ数が多い画像グループから順になされる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像分類方法。
  3. 【請求項3】 前記分類する1つの画像データの決定
    は、前記データ数が少ない画像グループから順になされ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像分類方法。
  4. 【請求項4】 前記分類は、削除、移動、圧縮および
    /または解像度減少処理のいずれかであることを特徴と
    する請求項1から3のいずれか1項記載の画像分類方
    法。
  5. 【請求項5】 前記複数の画像データが保管容量が定
    められた保管手段に記憶されてなり、 前記画像グループの生成、前記分類する1つの画像デー
    タの決定および前記分類が、新たな画像データが前記保
    管手段に保管されると前記定められた保管容量を超える
    場合になされることを特徴とする請求項4記載の画像分
    類方法。
  6. 【請求項6】 前記分類は、抽出であることを特徴と
    する請求項1から3のいずれか1項記載の画像分類方
    法。
  7. 【請求項7】 前記画像グループの生成、前記分類す
    る1つの画像データの決定および前記分類は、前記複数
    の画像データから所望とする画像データを選択してアル
    バムを作成する際になされることを特徴とする請求項6
    記載の画像分類方法。
  8. 【請求項8】 前記データ数とともに、前記各画像グ
    ループ内における前記画像データに付与された前記取得
    時刻情報に応じて、前記複数の画像データを分類するこ
    とを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の画
    像分類方法。
  9. 【請求項9】 前記画像データに、該画像データを参
    照した最終時刻を表すアクセス時刻情報が付与されてな
    り、前記データ数とともに、前記各画像グループ内にお
    ける前記画像データの前記アクセス時刻情報に応じて、
    前記複数の画像データを分類することを特徴とする請求
    項1から8のいずれか1項記載の画像分類方法。
  10. 【請求項10】 前記各画像グループにおけるデータ
    数が同一の場合は、乱数により先に分類される画像デー
    タが存在する画像グループを決定することを特徴とする
    請求項1から9のいずれか1項記載の画像分類方法。
  11. 【請求項11】 取得時刻に関する取得時刻情報が付
    与された複数の画像データを分類する画像分類装置にお
    いて、 前記取得時刻情報に基づいて、前記取得時刻が所定範囲
    内にある画像データ同士をグループ化して複数の画像グ
    ループを生成し、該各画像グループ内におけるデータ数
    に応じて、分類する1つの画像データを決定し、該1つ
    の画像データを分類する制御手段を備えたことを特徴と
    する画像分類装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記分類する1つ
    画像データの決定を、前記データ数が多い画像グループ
    から順に行う手段であることを特徴とする請求項11記
    載の画像分類装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記分類する1つ
    の画像データの決定を、前記データ数が少ない画像グル
    ープから順に行う手段であることを特徴とする請求項1
    1記載の画像分類装置。
  14. 【請求項14】 前記分類は、削除、移動、圧縮およ
    び/または解像度減少処理のいずれかであることを特徴
    とする請求項11から13のいずれか1項記載の画像分
    類装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の画像データを記憶する、
    保管容量が定められた保管手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記画像グループの生成、前記分類す
    る1つの画像データの決定および前記分類を、新たな画
    像データが前記保管手段に保管されると前記定められた
    保管容量を超える場合に行う手段であることを特徴とす
    る請求項14記載の画像分類装置。
  16. 【請求項16】 前記分類は、抽出であることを特徴
    とする請求項11から13のいずれか1項記載の画像分
    類装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記画像グループ
    の生成、前記分類する1つの画像データの決定および前
    記分類を、前記複数の画像データから所望とする画像デ
    ータを選択してアルバムを作成する際に行う手段である
    ことを特徴とする請求項16記載の画像分類装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記データ数とと
    もに、前記各画像グループ内における前記画像データに
    付与された前記取得時刻情報に応じて、前記複数の画像
    データを分類する手段であることを特徴とする請求項1
    1から17のいずれか1項記載の画像分類装置。
  19. 【請求項19】 前記画像データに、該画像データを
    参照した最終時刻を表すアクセス時刻情報が付与されて
    なる場合、前記制御手段は、前記データ数とともに、前
    記各画像グループ内における前記画像データの前記アク
    セス時刻情報に応じて、前記複数の画像データを分類す
    る手段であることを特徴とする請求項11から18のい
    ずれか1項記載の画像分類装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、前記各画像グルー
    プにおけるデータ数が同一の場合は、乱数により先に分
    類される画像データが存在する画像グループを決定する
    手段であることを特徴とする請求項11から19のいず
    れか1項記載の画像分類装置。
  21. 【請求項21】 取得時刻に関する取得時刻情報が付
    与された複数の画像データを分類する画像分類方法をコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、 前記取得時刻情報に基づいて、前記取得時刻が所定範囲
    内にある画像データ同士をグループ化して複数の画像グ
    ループを生成する手順と、 該各画像グループ内におけるデータ数に応じて、分類す
    る1つの画像データを決定する手順と、 該1つの画像データを分類する手順とを有することを特
    徴とするプログラム。
  22. 【請求項22】 前記複数の画像データが保管容量が
    定められた保管手段に記憶されてなる場合、 前記画像グループを生成する手順、前記分類する1つの
    画像データを決定する手順および前記分類する手順は、
    新たな画像データが前記保管手段に保管されると前記定
    められた保管容量を超える場合に行われることを特徴と
    する請求項21記載のプログラム。
  23. 【請求項23】 前記画像グループを生成する手順、
    前記分類する1つの画像データを決定する手順および前
    記分類する手順は、前記複数の画像データから所望とす
    る画像データを選択してアルバムを作成する際に行われ
    ることを特徴とする請求項21記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記プログラムは、前記データ数と
    ともに、前記各画像グループ内における前記画像データ
    に付与された前記取得時刻情報に応じて、前記複数の画
    像データを分類する手順をさらに有することを特徴とす
    る請求項21から23のいずれか1項記載のプログラ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記画像データに、該画像データを
    参照した最終時刻を表すアクセス時刻情報が付与されて
    なる場合、前記データ数とともに、前記各画像グループ
    内における前記画像データの前記アクセス時刻情報に応
    じて、前記複数の画像データを分類する手順をさらに有
    することを特徴とする請求項21から24のいずれか1
    項記載のプログラム。
  26. 【請求項26】 前記各グループにおけるデータ数が
    同一の場合は、乱数により先に分類される画像データが
    存在する画像グループを決定する手順をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項21から25のいずれか1項記載
    のプログラム。
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