JP2003030076A - データ配信システム、当該システムにおけるサーバー、クライアント端末及びデータの送受信方法 - Google Patents
データ配信システム、当該システムにおけるサーバー、クライアント端末及びデータの送受信方法Info
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- JP2003030076A JP2003030076A JP2001212638A JP2001212638A JP2003030076A JP 2003030076 A JP2003030076 A JP 2003030076A JP 2001212638 A JP2001212638 A JP 2001212638A JP 2001212638 A JP2001212638 A JP 2001212638A JP 2003030076 A JP2003030076 A JP 2003030076A
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Landscapes
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 公衆回線網等を利用した音楽データ配信シス
テムでは通信速度が遅くなるので、端末のコスト、通信
回線の施設コスト及び通信コストが抑えられても、通信
速度の制約が大きく、ユーザーフレンドリーなシステム
の提供が困難である。 【解決手段】 本発明は、上記問題を解決するためにサ
ーバーとクライアント端末間の音楽データの送受信にお
いて、当該音楽データを複数データに分割し、複数回線
上で当該分割データをパラレルに送信する。受信された
分割データはクライアント側で再構成され元の音楽デー
タとしてユーザーに提供される。
テムでは通信速度が遅くなるので、端末のコスト、通信
回線の施設コスト及び通信コストが抑えられても、通信
速度の制約が大きく、ユーザーフレンドリーなシステム
の提供が困難である。 【解決手段】 本発明は、上記問題を解決するためにサ
ーバーとクライアント端末間の音楽データの送受信にお
いて、当該音楽データを複数データに分割し、複数回線
上で当該分割データをパラレルに送信する。受信された
分割データはクライアント側で再構成され元の音楽デー
タとしてユーザーに提供される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーバー/クライア
ント方式のデータ配信システムに関し、特に汎用の通信
回線を複数用いた、例えば音楽、映像、プログラムデー
タなどのデータ配信システムにおけるサーバ、クライア
ント端末及びデータ送受信方法に関する。
ント方式のデータ配信システムに関し、特に汎用の通信
回線を複数用いた、例えば音楽、映像、プログラムデー
タなどのデータ配信システムにおけるサーバ、クライア
ント端末及びデータ送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サーバー/クライアント方式を用いた通
信システムでは、端末(クライアント)は、サーバー上
に存在するデータのうち必要なデータをサーバーに要求
して、サーバーから通信回線を通じてデータを受信す
る。
信システムでは、端末(クライアント)は、サーバー上
に存在するデータのうち必要なデータをサーバーに要求
して、サーバーから通信回線を通じてデータを受信す
る。
【0003】この方式を音楽データのダウンロードに利
用したシステムが提案されている。例えば、特開平11
−185381号では、ユーザの希望する音楽データ
を、音楽データを保存しているサーバーから通信回線を
通じて受信するクライアント端末としてのダウンロード
端末(キオスク端末とも呼ばれる)が開示されており、
当該端末は受信した音楽データを、ユーザの記憶媒体
(MD(Mini Disk)やメモリーカード等)に書き込むこ
とができる。
用したシステムが提案されている。例えば、特開平11
−185381号では、ユーザの希望する音楽データ
を、音楽データを保存しているサーバーから通信回線を
通じて受信するクライアント端末としてのダウンロード
端末(キオスク端末とも呼ばれる)が開示されており、
当該端末は受信した音楽データを、ユーザの記憶媒体
(MD(Mini Disk)やメモリーカード等)に書き込むこ
とができる。
【0004】図1に音楽配信ダウンロードシステムの構
成図を示す。ダウンロード端末10はユーザが操作する
操作部101(キーボード、タッチスクリーンなど)、
サーバーに接続してリクエストをサーバーに送信し、音
楽データをサーバーから受信する通信部102、操作手
順や結果を表示する表示部103、ユーザーの記憶媒体
に音楽データを書き込むメディア制御部104から構成
されている。
成図を示す。ダウンロード端末10はユーザが操作する
操作部101(キーボード、タッチスクリーンなど)、
サーバーに接続してリクエストをサーバーに送信し、音
楽データをサーバーから受信する通信部102、操作手
順や結果を表示する表示部103、ユーザーの記憶媒体
に音楽データを書き込むメディア制御部104から構成
されている。
【0005】ダウンロード端末10は通信回線網11を
介してサーバー12に接続されており、サーバー12に
は音楽データ105やダウンロード端末表示用のメニュ
ーデータ106が格納されている。
介してサーバー12に接続されており、サーバー12に
は音楽データ105やダウンロード端末表示用のメニュ
ーデータ106が格納されている。
【0006】ダウンロード端末10はサーバー12にあ
るメニューデータ106を受信して表示部103に表示
させ、ダウンロード端末10で扱える音楽データを一覧
表示したり、希望する音楽データを検索する画面などを
備える。ユーザーが希望する音楽データをリクエストし
た場合には、音楽データが通信回線網11を介してダウ
ンロード端末10に送信され、メディア制御部104を
介してユーザーの記憶媒体にコピーされる。
るメニューデータ106を受信して表示部103に表示
させ、ダウンロード端末10で扱える音楽データを一覧
表示したり、希望する音楽データを検索する画面などを
備える。ユーザーが希望する音楽データをリクエストし
た場合には、音楽データが通信回線網11を介してダウ
ンロード端末10に送信され、メディア制御部104を
介してユーザーの記憶媒体にコピーされる。
【0007】このシステムの利点として、(1)各端末
にデータをストレージするための大容量記憶装置が必要
ない(受信したデータを一時記憶する程度の記憶装置は
必要)、(2)データ管理が容易(各端末にデータが存
在する場合、データの更新が煩雑)、などが挙げられ、
結果として、端末の低コスト化を実現することが可能と
なる。
にデータをストレージするための大容量記憶装置が必要
ない(受信したデータを一時記憶する程度の記憶装置は
必要)、(2)データ管理が容易(各端末にデータが存
在する場合、データの更新が煩雑)、などが挙げられ、
結果として、端末の低コスト化を実現することが可能と
なる。
【0008】また通信速度が高速な固定専用回線を新た
に施設するのではなく、設置場所の制約が少なく(移動
も簡単に可能)、通信コスト(含む回線維持費、施設
費)の安い、汎用の携帯電話やPHS(Personal Handyp
hone System)などの無線回線や一般公衆回線を利用する
ことで、更なる低コスト化を図ることができる。
に施設するのではなく、設置場所の制約が少なく(移動
も簡単に可能)、通信コスト(含む回線維持費、施設
費)の安い、汎用の携帯電話やPHS(Personal Handyp
hone System)などの無線回線や一般公衆回線を利用する
ことで、更なる低コスト化を図ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし固定専用回線に
比べて、公衆回線網や無線回線を用いたシステムでは通
信速度が遅く、例えば4分の楽曲データ(データサイズ
約4MB)を、PHSの通信速度64kbpsでダウン
ロードするのに、8分以上の通信時間を要する。これで
はこのダウンロード端末を利用するユーザーは、音楽デ
ータの書き込みに実時間の2倍以上の時間待たされるこ
とになり、端末のコストや通信回線の施設コスト、通信
コストを抑えようとした場合には、通信速度の制約が大
きく、ユーザーフレンドリーなシステムの提供が困難に
なるという問題がある。
比べて、公衆回線網や無線回線を用いたシステムでは通
信速度が遅く、例えば4分の楽曲データ(データサイズ
約4MB)を、PHSの通信速度64kbpsでダウン
ロードするのに、8分以上の通信時間を要する。これで
はこのダウンロード端末を利用するユーザーは、音楽デ
ータの書き込みに実時間の2倍以上の時間待たされるこ
とになり、端末のコストや通信回線の施設コスト、通信
コストを抑えようとした場合には、通信速度の制約が大
きく、ユーザーフレンドリーなシステムの提供が困難に
なるという問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで前記課題を解決す
るために、本発明は具体的に以下の解決手段を提供す
る。
るために、本発明は具体的に以下の解決手段を提供す
る。
【0011】複数のクライアント端末が通信回線網を介
してサーバーに接続されている、サーバー/クライアン
ト方式のデータ配信システムにおいて、前記サーバー
が、少なくとも、前記クライアント端末と通信するため
の第1の通信手段と、前記クライアント端末が送信要求
するデータを記憶するための第1の記憶手段と、前記第
1の記憶手段に記憶されている前記データを、複数に分
割して複数の分割データを生成する分割データ生成手段
を有し、前記複数の分割データを前記第1の通信手段を
介してパラレルに前記クライアント端末へ送信すること
を特徴とし、前記クライアント端末が、少なくとも、前
記分割データ生成手段において生成された複数の分割デ
ータを前記サーバーからパラレルに受信するための複数
の第2の通信手段と、前記パラレルに受信した複数の分
割データからデータを再構成するデータ再構成手段と、
受信した分割データ及び前記再構成されたデータを記憶
するための第2の記憶手段とを有することを特徴とす
る。
してサーバーに接続されている、サーバー/クライアン
ト方式のデータ配信システムにおいて、前記サーバー
が、少なくとも、前記クライアント端末と通信するため
の第1の通信手段と、前記クライアント端末が送信要求
するデータを記憶するための第1の記憶手段と、前記第
1の記憶手段に記憶されている前記データを、複数に分
割して複数の分割データを生成する分割データ生成手段
を有し、前記複数の分割データを前記第1の通信手段を
介してパラレルに前記クライアント端末へ送信すること
を特徴とし、前記クライアント端末が、少なくとも、前
記分割データ生成手段において生成された複数の分割デ
ータを前記サーバーからパラレルに受信するための複数
の第2の通信手段と、前記パラレルに受信した複数の分
割データからデータを再構成するデータ再構成手段と、
受信した分割データ及び前記再構成されたデータを記憶
するための第2の記憶手段とを有することを特徴とす
る。
【0012】ここで、前記クライアント端末は、記憶媒
体を端末に接続するための記憶媒体接続手段と、前記第
2の記憶手段に記憶された前記データを前記記憶媒体接
続手段に接続された記憶媒体に書き込むための、記憶媒
体書込制御手段とをさらに有することを特徴とする。
体を端末に接続するための記憶媒体接続手段と、前記第
2の記憶手段に記憶された前記データを前記記憶媒体接
続手段に接続された記憶媒体に書き込むための、記憶媒
体書込制御手段とをさらに有することを特徴とする。
【0013】また、前記課題を解決するために、本発明
は更に以下に記載する解決方法を提供する。複数の通信
回線を有するクライアント端末が通信回線網を介してサ
ーバーに複数接続されている、サーバー/クライアント
方式のデータ配信システムにおいて、前記クライアント
端末の1つからのデータ送信要求に応じて所定のデータ
を送受信する方法であって、少なくとも、前記クライア
ント端末が有する前記複数の通信回線のうち、前記クラ
イアント端末が使用可能な回線数を前記サーバーに通知
する通知工程と、前記サーバーが、受信した前記回線数
に基づいて、前記サーバーと前記クライアント端末間で
使用する通信回線数を決定する回線数決定工程と、前記
サーバーが前記データを前記通信回線数に応じて分割し
て分割データを生成する分割データ生成工程と、前記ク
ライアント端末が、前記回線数決定工程で決定された通
信回線数に対応する通信回線を利用して、サーバーから
前記分割データをパラレルに受信する分割データ受信工
程と、前記クライアント端末が前記受信した分割データ
から、前記データを再構成するデータ再構成工程とを有
することを特徴とする。
は更に以下に記載する解決方法を提供する。複数の通信
回線を有するクライアント端末が通信回線網を介してサ
ーバーに複数接続されている、サーバー/クライアント
方式のデータ配信システムにおいて、前記クライアント
端末の1つからのデータ送信要求に応じて所定のデータ
を送受信する方法であって、少なくとも、前記クライア
ント端末が有する前記複数の通信回線のうち、前記クラ
イアント端末が使用可能な回線数を前記サーバーに通知
する通知工程と、前記サーバーが、受信した前記回線数
に基づいて、前記サーバーと前記クライアント端末間で
使用する通信回線数を決定する回線数決定工程と、前記
サーバーが前記データを前記通信回線数に応じて分割し
て分割データを生成する分割データ生成工程と、前記ク
ライアント端末が、前記回線数決定工程で決定された通
信回線数に対応する通信回線を利用して、サーバーから
前記分割データをパラレルに受信する分割データ受信工
程と、前記クライアント端末が前記受信した分割データ
から、前記データを再構成するデータ再構成工程とを有
することを特徴とする。
【0014】また、前記方法は、前記サーバーから前記
クライアント端末に所定のデータを送信する送信工程
と、前記クライアント端末が当該所定のデータを受信す
るのに費やした時間を計測する計測工程と、前記データ
受信時間から前記サーバーと前記クライアント端末間の
通信速度を算出する算出工程とをさらに備えることを特
徴とする。
クライアント端末に所定のデータを送信する送信工程
と、前記クライアント端末が当該所定のデータを受信す
るのに費やした時間を計測する計測工程と、前記データ
受信時間から前記サーバーと前記クライアント端末間の
通信速度を算出する算出工程とをさらに備えることを特
徴とする。
【0015】さらに、前記算出工程は、さらに、前記ク
ライアント端末が前記計測工程において計測したデータ
受信時間を前記サーバーへ通知する通知工程を備え、前
記通信速度を前記サーバーが算出することを特徴とす
る。
ライアント端末が前記計測工程において計測したデータ
受信時間を前記サーバーへ通知する通知工程を備え、前
記通信速度を前記サーバーが算出することを特徴とす
る。
【0016】また本発明に対応した、データ配信システ
ムにおいて複数のクライアント端末と通信回線網を介し
て接続されたサーバーは、少なくとも、前記クライアン
ト端末と通信するための第1の通信手段と、前記クライ
アント端末が送信を要求するデータを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されている前記データを、複数
に分割して複数の分割データを生成する分割データ生成
手段を有し、前記分割データ生成手段において生成され
た複数の分割データを、前記クライアント端末が有する
複数の第2の通信手段に対し、パラレルに送信すること
を特徴とする。
ムにおいて複数のクライアント端末と通信回線網を介し
て接続されたサーバーは、少なくとも、前記クライアン
ト端末と通信するための第1の通信手段と、前記クライ
アント端末が送信を要求するデータを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されている前記データを、複数
に分割して複数の分割データを生成する分割データ生成
手段を有し、前記分割データ生成手段において生成され
た複数の分割データを、前記クライアント端末が有する
複数の第2の通信手段に対し、パラレルに送信すること
を特徴とする。
【0017】さらに、前記課題を解決するために、本発
明に対応したデータ配信システムにおいて、通信回線網
を介してサーバーに接続されるクライアント端末は、少
なくとも、前記サーバーから送信される複数データを、
パラレルに受信するための複数の通信手段と、前記パラ
レルに受信した複数データからデータを再構成するデー
タ再構成手段とを有することを特徴とする。
明に対応したデータ配信システムにおいて、通信回線網
を介してサーバーに接続されるクライアント端末は、少
なくとも、前記サーバーから送信される複数データを、
パラレルに受信するための複数の通信手段と、前記パラ
レルに受信した複数データからデータを再構成するデー
タ再構成手段とを有することを特徴とする。
【0018】さらには、前記クライアント端末は、前記
受信した前記複数データ及び前記再構成されたデータを
記憶するための記憶手段と、情報記憶媒体を端末外部か
ら接続するための記憶媒体接続手段と、前記記憶手段に
記憶された前記データを前記記憶媒体接続手段に接続さ
れた記憶媒体に書き込むための、記憶媒体書込制御手段
とをさらに有することを特徴とする。
受信した前記複数データ及び前記再構成されたデータを
記憶するための記憶手段と、情報記憶媒体を端末外部か
ら接続するための記憶媒体接続手段と、前記記憶手段に
記憶された前記データを前記記憶媒体接続手段に接続さ
れた記憶媒体に書き込むための、記憶媒体書込制御手段
とをさらに有することを特徴とする。
【0019】さらに、前記課題を解決するために、本発
明に対応した複数のクライアント端末が通信回線網を介
してサーバーに接続されている、サーバー/クライアン
ト方式のデータ配信システムにおいて、前記サーバーと
前記クライアント端末でデータを送受信する方法は、少
なくとも、送信データのサイズ(Q)、通信回線数
(n)、サーバーとクライアント間の平均通信速度
(V)、サーバーとクライアント間の通信に対する単位
課金時間(T)に基づき、回線毎の単位課金時間の通信
料金係数(K)を算出する第1の算出工程と、前記通信
料金係数(K)の小数点以下の数を切り上げた数
(K+)及び、小数点以下の数を切り下げた数(K−)
を算出するの第2の算出工程と、前記通信料金係数(K
+、K−)と、前記送信データサイズ、平均通信速度及
び単位課金時間に基づき、各係数に対応する通信回線数
(n+)及び(n−)を算出する第3の算出工程と、前
記通信回線数(n+)及び(n−)の小数点以下の数を
所定の閾値に基づき小数点切上げ切下げ処理することに
より(n+’)及び(n−’)を算出する第4の算出工
程と、前記通信回線数(n+’、n−’)、前記平均通
信速度(V)、前記単位課金時間(T)及び前記通信料
金係数(K−)又は(K+)の何れか一方に基づき、前
記通信回線数(n+’、n−’)のそれぞれに対応する
データサイズ(Q+、Q−)を算出する第5の算出工程
と、前記通信回線数(n+’、n−’)及びこれに対応
する前記データサイズ(Q+、Q −)で、前記サーバー
と前記クライアント端末間で通信する工程とを有するこ
とを特徴とする。
明に対応した複数のクライアント端末が通信回線網を介
してサーバーに接続されている、サーバー/クライアン
ト方式のデータ配信システムにおいて、前記サーバーと
前記クライアント端末でデータを送受信する方法は、少
なくとも、送信データのサイズ(Q)、通信回線数
(n)、サーバーとクライアント間の平均通信速度
(V)、サーバーとクライアント間の通信に対する単位
課金時間(T)に基づき、回線毎の単位課金時間の通信
料金係数(K)を算出する第1の算出工程と、前記通信
料金係数(K)の小数点以下の数を切り上げた数
(K+)及び、小数点以下の数を切り下げた数(K−)
を算出するの第2の算出工程と、前記通信料金係数(K
+、K−)と、前記送信データサイズ、平均通信速度及
び単位課金時間に基づき、各係数に対応する通信回線数
(n+)及び(n−)を算出する第3の算出工程と、前
記通信回線数(n+)及び(n−)の小数点以下の数を
所定の閾値に基づき小数点切上げ切下げ処理することに
より(n+’)及び(n−’)を算出する第4の算出工
程と、前記通信回線数(n+’、n−’)、前記平均通
信速度(V)、前記単位課金時間(T)及び前記通信料
金係数(K−)又は(K+)の何れか一方に基づき、前
記通信回線数(n+’、n−’)のそれぞれに対応する
データサイズ(Q+、Q−)を算出する第5の算出工程
と、前記通信回線数(n+’、n−’)及びこれに対応
する前記データサイズ(Q+、Q −)で、前記サーバー
と前記クライアント端末間で通信する工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0020】さらに前記課題を解決するために、本発明
に対応した複数のクライアント端末が通信回線網を介し
てサーバーに接続されている、サーバー/クライアント
方式のデータ配信システムにおいて、前記サーバーと前
記クライアント端末でデータを送受信する方法は、少な
くとも、送信データのサイズ(Q)、使用回線数
(n)、サーバーとクライアント間の平均通信速度
(V)、サーバーとクライアント間の通信に対する単位
課金時間(T)に基づき、回線毎の単位課金時間の通信
料金係数(K)を算出する第1の算出工程と、前記通信
料金係数(K)の小数点以下の数を切り上げた数(K
1)を算出するの第2の算出工程と、前記データサイズ
(Q)、前記平均通信速度(V)、前記単位課金時間
(T)及び前記通信料金係数(K1)に基づき、使用回
線数(n1)を算出する第3の算出工程と、前記通信回
線数(n1)の小数点以下の数を切り上げ処理すること
により通信回線数(n1’)を算出する第4の算出工程
と、前記通信回線数(n1’)にて、前記サーバーと前
記クライアント端末間で通信する工程とを有することを
特徴とする。
に対応した複数のクライアント端末が通信回線網を介し
てサーバーに接続されている、サーバー/クライアント
方式のデータ配信システムにおいて、前記サーバーと前
記クライアント端末でデータを送受信する方法は、少な
くとも、送信データのサイズ(Q)、使用回線数
(n)、サーバーとクライアント間の平均通信速度
(V)、サーバーとクライアント間の通信に対する単位
課金時間(T)に基づき、回線毎の単位課金時間の通信
料金係数(K)を算出する第1の算出工程と、前記通信
料金係数(K)の小数点以下の数を切り上げた数(K
1)を算出するの第2の算出工程と、前記データサイズ
(Q)、前記平均通信速度(V)、前記単位課金時間
(T)及び前記通信料金係数(K1)に基づき、使用回
線数(n1)を算出する第3の算出工程と、前記通信回
線数(n1)の小数点以下の数を切り上げ処理すること
により通信回線数(n1’)を算出する第4の算出工程
と、前記通信回線数(n1’)にて、前記サーバーと前
記クライアント端末間で通信する工程とを有することを
特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図2は、本発明
の第1の実施形態に係る送受信システムのブロック図で
ある。
の第1の実施形態に係る送受信システムのブロック図で
ある。
【0022】ダウンロード端末20は、ユーザーがダウ
ンロードしたい音楽データを指定入力するための入力部
201(キーボード、マウス、タッチスクリーンな
ど)、メニュー、操作手順や結果を表示するディスプレ
イ等の表示部202、ユーザーの記憶媒体203に音楽
データを書き込むメディア制御部204、CPU20
5、及びサーバー22に接続してリクエストをサーバー
22に送信し、音楽データをサーバー22から受信する
複数の通信制御部1からn(206)、受信した音楽デ
ータを蓄積したり、処理プログラムを格納するための記
憶部207から構成されている。
ンロードしたい音楽データを指定入力するための入力部
201(キーボード、マウス、タッチスクリーンな
ど)、メニュー、操作手順や結果を表示するディスプレ
イ等の表示部202、ユーザーの記憶媒体203に音楽
データを書き込むメディア制御部204、CPU20
5、及びサーバー22に接続してリクエストをサーバー
22に送信し、音楽データをサーバー22から受信する
複数の通信制御部1からn(206)、受信した音楽デ
ータを蓄積したり、処理プログラムを格納するための記
憶部207から構成されている。
【0023】本実施例で説明する通信回線網21には、
汎用回線でありながら、通信速度が比較的速く、無線通
信のためダウンロード端末20側の設置等を煩わしさの
少ないPHSを用いて説明するが、これは単なる通信回
線の一例に過ぎず、これに限らず例えば、公衆通信回線
(加入電話網)やISDN等のデジタル通信回線を利用
することもできる。
汎用回線でありながら、通信速度が比較的速く、無線通
信のためダウンロード端末20側の設置等を煩わしさの
少ないPHSを用いて説明するが、これは単なる通信回
線の一例に過ぎず、これに限らず例えば、公衆通信回線
(加入電話網)やISDN等のデジタル通信回線を利用
することもできる。
【0024】またダウンロード端末20の記憶部207
は、受信した音楽データを一時蓄積するために用いてい
るが、受信したデータを一定期間保存しておき、再び要
求があった際には、この記憶部207からデータを読み
だす構成としてもよい。
は、受信した音楽データを一時蓄積するために用いてい
るが、受信したデータを一定期間保存しておき、再び要
求があった際には、この記憶部207からデータを読み
だす構成としてもよい。
【0025】サーバー22は、複数の通信回線を介して
クライアントであるダウンロード端末20とデータをパ
ラレルに通信するための通信制御部208(通信回線数
はM)と、音楽データを格納する音楽データDBと、音
楽データに対応する情報を格納するメニューデータDB
210、アプリケーションプログラムなどが格納された
HDD211及びCPU212を備える。
クライアントであるダウンロード端末20とデータをパ
ラレルに通信するための通信制御部208(通信回線数
はM)と、音楽データを格納する音楽データDBと、音
楽データに対応する情報を格納するメニューデータDB
210、アプリケーションプログラムなどが格納された
HDD211及びCPU212を備える。
【0026】さらに本発明における送受信システムにお
いては、音楽データの送・受信、記憶媒体への書込みに
対する、課金手段、認証手段、暗号化・復号化手段の詳
細については言及していないが、これら手段をひとつ以
上組み合わせたシステムにおいても本発明の効果を得る
ことができる。
いては、音楽データの送・受信、記憶媒体への書込みに
対する、課金手段、認証手段、暗号化・復号化手段の詳
細については言及していないが、これら手段をひとつ以
上組み合わせたシステムにおいても本発明の効果を得る
ことができる。
【0027】図3は、ユーザー30がダウンロード端末
を利用して音楽データをダウンロードする際の送受信シ
ーケンスの概略を示す。ユーザー30が希望する音楽を
ダウンロード端末20のメニュー画面から選択すると
(S301)、ダウンロード端末20は、通信速度計測
処理を実行し、平均通信速度を算出する(S302)。
通信速度計測処理の詳細については、図4及び図5と関
連して後述する。
を利用して音楽データをダウンロードする際の送受信シ
ーケンスの概略を示す。ユーザー30が希望する音楽を
ダウンロード端末20のメニュー画面から選択すると
(S301)、ダウンロード端末20は、通信速度計測
処理を実行し、平均通信速度を算出する(S302)。
通信速度計測処理の詳細については、図4及び図5と関
連して後述する。
【0028】次に、ダウンロード端末20は複数ある通
信制御部206のひとつを用いて、算出した通信速度及
び音楽データを指定して通信回線網21を介してサーバ
ー22にダウンロード要求すると共に、ダウンロード端
末20内で現在利用可能な最大通信回線数をサーバー2
2に送信する(S303)。
信制御部206のひとつを用いて、算出した通信速度及
び音楽データを指定して通信回線網21を介してサーバ
ー22にダウンロード要求すると共に、ダウンロード端
末20内で現在利用可能な最大通信回線数をサーバー2
2に送信する(S303)。
【0029】サーバー22は現時点でサーバー22自身
が使用できる通信回線数とダウンロード端末20の通信
回線数から、データ送受信に用いる回線数を決定する。
が使用できる通信回線数とダウンロード端末20の通信
回線数から、データ送受信に用いる回線数を決定する。
【0030】回線数が決定したならば、選択された音楽
データはサーバー22内CPU212にて、回線数に相
当する数(例えばn個)に等分される。n等分された各
音楽データには個別の分割ファイル名が付与されて、サ
ーバー22からダウンロード端末20へ送信される(S
304)。
データはサーバー22内CPU212にて、回線数に相
当する数(例えばn個)に等分される。n等分された各
音楽データには個別の分割ファイル名が付与されて、サ
ーバー22からダウンロード端末20へ送信される(S
304)。
【0031】ダウンロード端末20は各通信制御部20
6毎に、分割ファイルをサーバー22に要求する(S3
05)。サーバでは分割ファイルに対応する各音楽デー
タを送信する(S306)。
6毎に、分割ファイルをサーバー22に要求する(S3
05)。サーバでは分割ファイルに対応する各音楽デー
タを送信する(S306)。
【0032】全ての音楽データの受信が完了したなら
ば、ダウンロード端末20はCPU205において、分
割ファイルを結合して音楽データ全体を再構成し、当該
音楽データをダウンロード端末20に挿入されているユ
ーザー30の記憶媒体203に書き込む。これら一連の
作業が終了したならば、ダウンロード端末はユーザー3
0に対して終了を通知する(S307)。
ば、ダウンロード端末20はCPU205において、分
割ファイルを結合して音楽データ全体を再構成し、当該
音楽データをダウンロード端末20に挿入されているユ
ーザー30の記憶媒体203に書き込む。これら一連の
作業が終了したならば、ダウンロード端末はユーザー3
0に対して終了を通知する(S307)。
【0033】図3のS302における平均通信速度を求
める際の処理について、図4に通信速度計測処理のシー
ケンスを、図5に通信速度計測処理のフローチャートを
示す。
める際の処理について、図4に通信速度計測処理のシー
ケンスを、図5に通信速度計測処理のフローチャートを
示す。
【0034】ダウンロード端末20は、ユーザー30か
ら音楽データのダウンロード要求を受けつけると(S4
01)、サーバー22に対して通信速度計測用データの
送信を要求する(S402)。通信速度計測用データ
は、所定のデータサイズ(例えば、1KB、10KB
等)を有する。
ら音楽データのダウンロード要求を受けつけると(S4
01)、サーバー22に対して通信速度計測用データの
送信を要求する(S402)。通信速度計測用データ
は、所定のデータサイズ(例えば、1KB、10KB
等)を有する。
【0035】サーバー22は、ダウンロード端末20か
らの通信速度計測用データの送信要求(S402)に応
じて、ダウンロード端末20に通信速度計測用データを
送信する(S403)。
らの通信速度計測用データの送信要求(S402)に応
じて、ダウンロード端末20に通信速度計測用データを
送信する(S403)。
【0036】ダウンロード端末20は、サーバー22か
ら送信された通信速度計測用データを受信すると(S4
04)、受信した通信速度計測用データの先頭パケット
をトリガーとして通信速度計測用データのダウンロード
時間の計測を開始する(S405)。
ら送信された通信速度計測用データを受信すると(S4
04)、受信した通信速度計測用データの先頭パケット
をトリガーとして通信速度計測用データのダウンロード
時間の計測を開始する(S405)。
【0037】ダウンロード端末20は、通信速度計測用
データのダウンロードが終了し(S406)、ダウンロ
ード時間が判明したならば、通信速度計測用データのデ
ータサイズとダウンロード時間から通信速度を算出する
(S407)。ダウンロード端末20は、サーバー22
に対し算出した通信速度を通知する(S408)。
データのダウンロードが終了し(S406)、ダウンロ
ード時間が判明したならば、通信速度計測用データのデ
ータサイズとダウンロード時間から通信速度を算出する
(S407)。ダウンロード端末20は、サーバー22
に対し算出した通信速度を通知する(S408)。
【0038】上記の通信速度計測処理では、ダウンロー
ド端末20が通信速度を算出しているが、ダウンロード
端末20がダウンロード時間をサーバー22に送信し、
サーバー22が通信速度計測用データのデータサイズと
ダウンロード時間から通信速度を算出しても良い。
ド端末20が通信速度を算出しているが、ダウンロード
端末20がダウンロード時間をサーバー22に送信し、
サーバー22が通信速度計測用データのデータサイズと
ダウンロード時間から通信速度を算出しても良い。
【0039】また、ダウンロード端末20とサーバー2
2は、ユーザー30から音楽データのダウンロード要求
があった後に、通信速度計測処理を行なうので、全体の
時間(ユーザー30がダウンロード要求をしてから、音
楽データを得るまでの時間)が長くなる。
2は、ユーザー30から音楽データのダウンロード要求
があった後に、通信速度計測処理を行なうので、全体の
時間(ユーザー30がダウンロード要求をしてから、音
楽データを得るまでの時間)が長くなる。
【0040】これを回避する方法として、音楽データの
ダウンロードが頻繁に行なわれている場合、ダウンロー
ド端末20が実際に音楽データがダウンロードされてい
る時間を計測し、当該計測した時間とダウンロードした
音楽データのデータサイズとから通信速度を算出するこ
ともできる。このことにより、ユーザー30からのダウ
ンロード要求があった後に行なう通信速度測定処理を省
くことができる。
ダウンロードが頻繁に行なわれている場合、ダウンロー
ド端末20が実際に音楽データがダウンロードされてい
る時間を計測し、当該計測した時間とダウンロードした
音楽データのデータサイズとから通信速度を算出するこ
ともできる。このことにより、ユーザー30からのダウ
ンロード要求があった後に行なう通信速度測定処理を省
くことができる。
【0041】また、前記音楽データがダウンロードされ
ている時間から通信速度を算出する方法では、前回のダ
ウンロードから時間が経過し、前回のダウンロード時の
通信速度と現時点での通信速度が異なる場合がある。
ている時間から通信速度を算出する方法では、前回のダ
ウンロードから時間が経過し、前回のダウンロード時の
通信速度と現時点での通信速度が異なる場合がある。
【0042】これを回避する方法として、予め設定され
た時間(例えば1時間)内にユーザー30からのダウン
ロード要求がない場合は、図4及び図5に示す通信速度
計測処理を行なって通信速度を計測し、実際にダウンロ
ード要求が発生した時に改めて計測しないようにするこ
ともできる。
た時間(例えば1時間)内にユーザー30からのダウン
ロード要求がない場合は、図4及び図5に示す通信速度
計測処理を行なって通信速度を計測し、実際にダウンロ
ード要求が発生した時に改めて計測しないようにするこ
ともできる。
【0043】次に、図3に示す送受信シーケンスにおけ
るダウンロード端末20の動作をさらに詳細に説明す
る。
るダウンロード端末20の動作をさらに詳細に説明す
る。
【0044】図6は、ユーザー30、ダウンロード端末
20、サーバー22間の通信シーケンスを示す図であ
る。図7は、ダウンロード端末20における処理を説明
するためのフローチャートである。
20、サーバー22間の通信シーケンスを示す図であ
る。図7は、ダウンロード端末20における処理を説明
するためのフローチャートである。
【0045】ダウンロード端末20は、ユーザー30か
ら音楽データのダウンロード要求を受けつけると(S5
01)、通信速度処理を実行する(S502)。この処
理は図4及び図5において説明した処理と同様であるの
で、詳細については省略する。
ら音楽データのダウンロード要求を受けつけると(S5
01)、通信速度処理を実行する(S502)。この処
理は図4及び図5において説明した処理と同様であるの
で、詳細については省略する。
【0046】ダウンロード端末20は、通信制御部20
6から、S502で計測した通信速度をサーバー22に
送信すると共に、ダウンロード要求された音楽データを
識別するための情報(データ識別ID)、ダウンロード
端末20内で有効な通信制御部206の最大回線数
(n)及び、ダウンロード端末20内の各通信制御部2
06を識別するための情報(通信識別ID)をサーバー
22に送信する(S503)。
6から、S502で計測した通信速度をサーバー22に
送信すると共に、ダウンロード要求された音楽データを
識別するための情報(データ識別ID)、ダウンロード
端末20内で有効な通信制御部206の最大回線数
(n)及び、ダウンロード端末20内の各通信制御部2
06を識別するための情報(通信識別ID)をサーバー
22に送信する(S503)。
【0047】次に、ダウンロード端末20は、サーバー
22から送信された分割ファイル名を受信する(S50
4)。分割ファイル名とは、サーバー22において分割
された音楽データについて、分割された各音楽データを
識別するための情報(分割ファイルID)と前記通信識
別IDとを関連付けて取り扱うための情報である。
22から送信された分割ファイル名を受信する(S50
4)。分割ファイル名とは、サーバー22において分割
された音楽データについて、分割された各音楽データを
識別するための情報(分割ファイルID)と前記通信識
別IDとを関連付けて取り扱うための情報である。
【0048】ダウンロード端末20は、各通信制御部2
06毎に当該通信制御部206に関連付けられた分割フ
ァイルIDのデータの送信をサーバー22に要求する
(S505)。ダウンロード端末20は、サーバー22
から各通信制御部206に対応して送信された分割ファ
イルを受信する(S506)。さらに、全ての分割ファ
イルの受信が完了したならば、分割ファイルIDに基づ
いて分割ファイルを元の音楽データに復元する(S50
7)。当該復元した音楽データは、ダウンロード端末2
0に装着されている記憶媒体203(例えば、光磁気デ
ィスクや半導体メモリ)に書き込まれる(S508)。
ダウンロード端末20は、記憶媒体203への音楽デー
タの書き込みが終了したならば、ユーザー30に対して
ダウンロード終了を通知する(S509)。
06毎に当該通信制御部206に関連付けられた分割フ
ァイルIDのデータの送信をサーバー22に要求する
(S505)。ダウンロード端末20は、サーバー22
から各通信制御部206に対応して送信された分割ファ
イルを受信する(S506)。さらに、全ての分割ファ
イルの受信が完了したならば、分割ファイルIDに基づ
いて分割ファイルを元の音楽データに復元する(S50
7)。当該復元した音楽データは、ダウンロード端末2
0に装着されている記憶媒体203(例えば、光磁気デ
ィスクや半導体メモリ)に書き込まれる(S508)。
ダウンロード端末20は、記憶媒体203への音楽デー
タの書き込みが終了したならば、ユーザー30に対して
ダウンロード終了を通知する(S509)。
【0049】次に、図3に示す送受信シーケンスにおけ
るサーバー22の動作をさらに詳細に説明する。
るサーバー22の動作をさらに詳細に説明する。
【0050】図8は、ユーザー30、ダウンロード端末
20、サーバー22間の通信シーケンスを示す図であ
る。図9は、サーバー22の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
20、サーバー22間の通信シーケンスを示す図であ
る。図9は、サーバー22の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0051】ダウンロード端末20においてユーザーか
ら音楽データのダウンロード要求があると、、ダウンロ
ード端末20は、サーバー22に通信速度計測用データ
の送信を要求する。これに対しサーバー22とダウンロ
ード端末20との間で通信速度計測処理が行なわれる
(S601)。当該通信速度計測処理は図4及び図5に
示したものと同様なので、詳細についての説明は省略す
る。
ら音楽データのダウンロード要求があると、、ダウンロ
ード端末20は、サーバー22に通信速度計測用データ
の送信を要求する。これに対しサーバー22とダウンロ
ード端末20との間で通信速度計測処理が行なわれる
(S601)。当該通信速度計測処理は図4及び図5に
示したものと同様なので、詳細についての説明は省略す
る。
【0052】サーバー22は、ダウンロード端末20か
ら送信された通信速度を受信すると共に、ダウンロード
端末20から送信された通信制御部206の最大回線数
(n)、データ識別ID及び通信識別IDを受信する
(S602)。
ら送信された通信速度を受信すると共に、ダウンロード
端末20から送信された通信制御部206の最大回線数
(n)、データ識別ID及び通信識別IDを受信する
(S602)。
【0053】サーバ−22は、全回線数(M)のうち、
現時点でサーバー22自身が使用できる通信回線数
(m)とダウンロード端末20の最大通信回線数(n)
から、データ送受信に用いる回線数を決定する。一例と
してサーバー22側回線数とダウンロード端末20側回
線数のうち、少ない方の数とする(m>nの場合は
n)。
現時点でサーバー22自身が使用できる通信回線数
(m)とダウンロード端末20の最大通信回線数(n)
から、データ送受信に用いる回線数を決定する。一例と
してサーバー22側回線数とダウンロード端末20側回
線数のうち、少ない方の数とする(m>nの場合は
n)。
【0054】回線数が決定したならば、選択された音楽
データはサーバー22内CPU212において回線数で
あるnに等分される(S603)。n等分された各音楽
データには個別の分割ファイルID付与されて、ダウン
ロード端末側の通信識別IDとこの分割データIDとを
関連付けした結果を分割ファイルIDとしてダウンロー
ド端末20に送信する(S604)。
データはサーバー22内CPU212において回線数で
あるnに等分される(S603)。n等分された各音楽
データには個別の分割ファイルID付与されて、ダウン
ロード端末側の通信識別IDとこの分割データIDとを
関連付けした結果を分割ファイルIDとしてダウンロー
ド端末20に送信する(S604)。
【0055】また、音楽データの分割は、後述する分割
データサイズを算出することによっても行なうことがで
きる。その場合、サーバー22は、送信要求のあった音
楽データサイズ(Q)、通信速度(V)、通信制御部の
最大回線数(n)及び単位課金時間(T)に基づいて、
分割する音楽データのデータサイズを算出する。
データサイズを算出することによっても行なうことがで
きる。その場合、サーバー22は、送信要求のあった音
楽データサイズ(Q)、通信速度(V)、通信制御部の
最大回線数(n)及び単位課金時間(T)に基づいて、
分割する音楽データのデータサイズを算出する。
【0056】さらに、算出したデータサイズに基づい
て、音楽データを分割し(S603)、分割データのそ
れぞれに分割ファイル名を付す。当該分割ファイル名
が、サーバー22からダウンロード端末20へ送信され
る(S604)。
て、音楽データを分割し(S603)、分割データのそ
れぞれに分割ファイル名を付す。当該分割ファイル名
が、サーバー22からダウンロード端末20へ送信され
る(S604)。
【0057】ダウンロード端末20の各通信制御部20
6から、各分割ファイルIDの送信要求があると(S6
05)、サーバー22は、各分割ファイルIDを各通信
識別IDにより特定される通信制御部206へ送信する
(S606)。
6から、各分割ファイルIDの送信要求があると(S6
05)、サーバー22は、各分割ファイルIDを各通信
識別IDにより特定される通信制御部206へ送信する
(S606)。
【0058】以上のように複数(n個)の通信手段を用
いてデータの送受信を行うと、1つの通信手段を用いて
行う場合よりも、約1/nの通信時間で行えて(音楽デ
ータをn分割する時間と、分割された音楽データから元
の音楽データに戻す時間はかかるがデータの通信時間と
比べたら充分に小さい)、且つ、通信に費やした総時間
(課金対象となる通信時間)は1つの通信手段を用いて
行った時の通信時間をt1とすると、n個の通信手段を
用いた時の総通信時間はt1/n×n=t1とほぼ同じ
であり(分割された音楽データにはそれぞれにヘッダ等
補助データが付加されているが、音楽データと比べたら
充分に小さい)、通信料金が時間単位で課金されている
場合でも、従来の方法と比べても殆ど同じである(基本
料金等がある場合にはn倍となる)。
いてデータの送受信を行うと、1つの通信手段を用いて
行う場合よりも、約1/nの通信時間で行えて(音楽デ
ータをn分割する時間と、分割された音楽データから元
の音楽データに戻す時間はかかるがデータの通信時間と
比べたら充分に小さい)、且つ、通信に費やした総時間
(課金対象となる通信時間)は1つの通信手段を用いて
行った時の通信時間をt1とすると、n個の通信手段を
用いた時の総通信時間はt1/n×n=t1とほぼ同じ
であり(分割された音楽データにはそれぞれにヘッダ等
補助データが付加されているが、音楽データと比べたら
充分に小さい)、通信料金が時間単位で課金されている
場合でも、従来の方法と比べても殆ど同じである(基本
料金等がある場合にはn倍となる)。
【0059】仮定として、音楽データ1曲の平均した時
間を5分以内とし、音楽データ(44.1kHz×16
ビット×2チャンネル=1.4112Mbit/秒)を
音質を損なわず、且つ、効率よく通信するために施す圧
縮率を1/12(約128kbit/秒)とし、PHS
の通信速度を平均実効値50kbit/秒、通信課金単
位時間を1分、通信課金料金を10円/分とした場合、
最低課金時間である1分で音楽データを通信するために
は、 5×60sec×128kbit/50kbit×60
sec=12.8 13個の通信手段を用いれば、当該音楽データを1曲1
分以内に通信することが出来る。
間を5分以内とし、音楽データ(44.1kHz×16
ビット×2チャンネル=1.4112Mbit/秒)を
音質を損なわず、且つ、効率よく通信するために施す圧
縮率を1/12(約128kbit/秒)とし、PHS
の通信速度を平均実効値50kbit/秒、通信課金単
位時間を1分、通信課金料金を10円/分とした場合、
最低課金時間である1分で音楽データを通信するために
は、 5×60sec×128kbit/50kbit×60
sec=12.8 13個の通信手段を用いれば、当該音楽データを1曲1
分以内に通信することが出来る。
【0060】但し基本料金も13倍となり、さらに13
回線分のPHS回線を確保しなければならず、アンテナ
の新規設置などが発生する可能性がある。
回線分のPHS回線を確保しなければならず、アンテナ
の新規設置などが発生する可能性がある。
【0061】本課題は通信時間がかかることによるユー
ザー30への負担であるが、上記のように基本料金やそ
の他の要因によってコストがかかり、十分な数の通信回
線を確保することが難しい場合も想定される。
ザー30への負担であるが、上記のように基本料金やそ
の他の要因によってコストがかかり、十分な数の通信回
線を確保することが難しい場合も想定される。
【0062】また時間の短い音楽データでは、通信時間
が1分にも満たない場合でも、1分間の通信料金がかか
ってしまい、通信料金に対する効率が下がってしまう。
が1分にも満たない場合でも、1分間の通信料金がかか
ってしまい、通信料金に対する効率が下がってしまう。
【0063】上記第1の送受信システムはデータの送受
信にかかる通信時間を優先したシステムであるが、通信
回線の使用料金形態を考慮してみた場合、基本料金内で
使用無制限とする固定制や、実際に通信した時間に比例
して課金する従量制などがある。
信にかかる通信時間を優先したシステムであるが、通信
回線の使用料金形態を考慮してみた場合、基本料金内で
使用無制限とする固定制や、実際に通信した時間に比例
して課金する従量制などがある。
【0064】この従量制も課金する単位時間が定められ
ている場合が多く、例えば1分の通信時間に対して10
円の使用料金であるとした時に、30秒しか使用してい
なくとも10円が課金されることになり、実際の通信時
間に対しての効率が下がってしまう。
ている場合が多く、例えば1分の通信時間に対して10
円の使用料金であるとした時に、30秒しか使用してい
なくとも10円が課金されることになり、実際の通信時
間に対しての効率が下がってしまう。
【0065】[第2の実施形態]次に本実施形態に係わる
第2の送受信システムは、この通信時間に対する使用料
金の効率を優先するシステムであり、この送受信システ
ムでの通信に関するパラメータとしては、要求されたデ
ータサイズ(Q)、端末とサーバ装置間の平均通信速度
(V)、端末とサーバ間で使用可能な回線数(n)、通
信料金が課金される単位課金時間(T)が挙げられる。
第2の送受信システムは、この通信時間に対する使用料
金の効率を優先するシステムであり、この送受信システ
ムでの通信に関するパラメータとしては、要求されたデ
ータサイズ(Q)、端末とサーバ装置間の平均通信速度
(V)、端末とサーバ間で使用可能な回線数(n)、通
信料金が課金される単位課金時間(T)が挙げられる。
【0066】このうち、要求されたデータサイズ
(Q)、単位課金時間(T)は予め定まっているものと
し、また端末とサーバ間の平均通信速度(V)について
は回線状況によって不定ではあるが、ある時点における
平均通信速度は求めることが可能である。
(Q)、単位課金時間(T)は予め定まっているものと
し、また端末とサーバ間の平均通信速度(V)について
は回線状況によって不定ではあるが、ある時点における
平均通信速度は求めることが可能である。
【0067】当該平均通信速度(V)は、図4及び図5
と関連して説明した通信速度計測処理によって求めるこ
とができる。よって、通信に関する設定可能なパラメー
タは分割するデータサイズ(Qn)と、端末とサーバ間
で使用する回線数(n)となる。
と関連して説明した通信速度計測処理によって求めるこ
とができる。よって、通信に関する設定可能なパラメー
タは分割するデータサイズ(Qn)と、端末とサーバ間
で使用する回線数(n)となる。
【0068】本システムで、サーバー22からのデータ
受信にかかる通信料金は、データサイズ(Q)、分割す
るデータサイズ(Qn)、回線毎の平均通信速度(V
n)、使用可能な回線数(n)、通信料金が課金される
単位課金時間(T)とした時、回線毎の通信料金係数
(Kn)は、 Kn≒Qn/(Vn・T)…(1) となる。
受信にかかる通信料金は、データサイズ(Q)、分割す
るデータサイズ(Qn)、回線毎の平均通信速度(V
n)、使用可能な回線数(n)、通信料金が課金される
単位課金時間(T)とした時、回線毎の通信料金係数
(Kn)は、 Kn≒Qn/(Vn・T)…(1) となる。
【0069】単位課金時間での通信料金(Y)とする
と、総通信料金は となる。
と、総通信料金は となる。
【0070】通信料金の効率は、式(1)(Kn)の小
数点以下の値に関係し、1に近いほど単位課金時間にお
ける効率が良く、0に近いほど効率が悪い(Knは小数
点以下を切り上げてしまうため)。
数点以下の値に関係し、1に近いほど単位課金時間にお
ける効率が良く、0に近いほど効率が悪い(Knは小数
点以下を切り上げてしまうため)。
【0071】従って、分割するデータサイズ(Qn)
と、端末とサーバ間で使用する回線数(n)のパラメー
タを、式(1)の(Kn)の少数点以下が1に近づくよ
うに調整すればよい。
と、端末とサーバ間で使用する回線数(n)のパラメー
タを、式(1)の(Kn)の少数点以下が1に近づくよ
うに調整すればよい。
【0072】本発明の第2の実施形態に係わる送受信シ
ステムは、データサイズ(Qn)、回線数が最大値
(n)で、データサイズ(Qn)を全て均等に分割(Q
/n)した場合の通信料金係数(K)を求めて、(K)
の小数点以下の値によりパラメータを変化させる。通信
料金係数(K)は、 K=Q/(n・V・T) により求められる。
ステムは、データサイズ(Qn)、回線数が最大値
(n)で、データサイズ(Qn)を全て均等に分割(Q
/n)した場合の通信料金係数(K)を求めて、(K)
の小数点以下の値によりパラメータを変化させる。通信
料金係数(K)は、 K=Q/(n・V・T) により求められる。
【0073】一例として、0.0以上0.5未満の範囲
ならば分割するデータサイズ(Qn)を変化させて、
(K)の小数点以下が0.5以上1.0未満の範囲なら
ば使用する回線数(n)を変化させてもよい。図10
に、かかる場合のパラメータ調整の処理のフローチャー
トを示す。図10に示される各ステップの処理は適宜サ
ーバー22に設けられたCPU212がHDD211に
記憶されたプログラムコードに基づく処理を実行するこ
とによって実現されるものとする。以下、フローチャー
トのステップと関連付けて説明する。
ならば分割するデータサイズ(Qn)を変化させて、
(K)の小数点以下が0.5以上1.0未満の範囲なら
ば使用する回線数(n)を変化させてもよい。図10
に、かかる場合のパラメータ調整の処理のフローチャー
トを示す。図10に示される各ステップの処理は適宜サ
ーバー22に設けられたCPU212がHDD211に
記憶されたプログラムコードに基づく処理を実行するこ
とによって実現されるものとする。以下、フローチャー
トのステップと関連付けて説明する。
【0074】S701では、前記の通信料金係数(K)
を求め、(K)がどの範囲に属するかを判定する(S7
02)。
を求め、(K)がどの範囲に属するかを判定する(S7
02)。
【0075】(Kの小数点以下が0.0以上0.5未満
の場合)この場合、(K)が整数となるようにデータサ
イズ(Q)を分ける。(K)の小数点以下を切り上げた
(K+)用に回線数(n+)、データサイズ(Q+)、
(K)の小数点以下を切り捨てた(K−)用に回線数
(n−)、データサイズ(Q−)とすると、 K+ = Q+/(n+・V・T+)…(3) K− = Q−/(n−・V・T−)…(4) (但し、n=n++n−、Q=Q++Q−式(3)
(4)から(K+)用回線数(n+)、データサイズ
(Q+)と、(K−)用回線数(n−)、データサイズ
(Q−)を算出する(S703からS706))。
の場合)この場合、(K)が整数となるようにデータサ
イズ(Q)を分ける。(K)の小数点以下を切り上げた
(K+)用に回線数(n+)、データサイズ(Q+)、
(K)の小数点以下を切り捨てた(K−)用に回線数
(n−)、データサイズ(Q−)とすると、 K+ = Q+/(n+・V・T+)…(3) K− = Q−/(n−・V・T−)…(4) (但し、n=n++n−、Q=Q++Q−式(3)
(4)から(K+)用回線数(n+)、データサイズ
(Q+)と、(K−)用回線数(n−)、データサイズ
(Q−)を算出する(S703からS706))。
【0076】算出時に端数が出た場合には、(K)の小
数点以下が1に近づくように端数処理を行う必要がある
(S705)。
数点以下が1に近づくように端数処理を行う必要がある
(S705)。
【0077】こうして算出された回線数とデータサイズ
により通信することで、それぞれの通信料金係数
(K+、K−)になるべく端数が出ないように回線数内
でデータサイズを分割しているので、通信料金の効率を
高めることができる。
により通信することで、それぞれの通信料金係数
(K+、K−)になるべく端数が出ないように回線数内
でデータサイズを分割しているので、通信料金の効率を
高めることができる。
【0078】具体例として、5分の音楽データ(Q=3
8.4Mbit)、平均通信速度(Vn=50kbit
/秒)、単位課金時間(T=60秒)、回線数10の場
合、式(1)より K=38.4M/(10×50k×60)=1.28
(S701) (K+)=2、(K−)=1となり(S702)、式
(3)式(4)より (n+)=2.8 (n−)=7.2(S703) 端数を処理するため(n+’)=3、(n−’)=7と
して(S704)、(K)の小数点以下がほぼ1となる
値、本具体例では(K−)=1となる(Q−)及び(Q
+)を算出する(S706)。式(4)及び、Q=(Q
+)+(Q−)より (Q−)=21Mbit (Q+)=17.4Mbit 回線10個を均等に用いた場合の、通信時間は 38.4M/10×50k=77(秒) 通信料は 10(回線)×2(分)×10(円)=200(円) 回線3個で17.4Mbitを、回線7個で21Mbi
tを通信した場合(S707)の、通信時間は 17.4M/3×50k=116(秒) 21M/7×50k=60(秒) 通信料は (3(回線)×2(分)×10(円)) +(7(回線)×1(分)×10(円)) =130(円) となる。
8.4Mbit)、平均通信速度(Vn=50kbit
/秒)、単位課金時間(T=60秒)、回線数10の場
合、式(1)より K=38.4M/(10×50k×60)=1.28
(S701) (K+)=2、(K−)=1となり(S702)、式
(3)式(4)より (n+)=2.8 (n−)=7.2(S703) 端数を処理するため(n+’)=3、(n−’)=7と
して(S704)、(K)の小数点以下がほぼ1となる
値、本具体例では(K−)=1となる(Q−)及び(Q
+)を算出する(S706)。式(4)及び、Q=(Q
+)+(Q−)より (Q−)=21Mbit (Q+)=17.4Mbit 回線10個を均等に用いた場合の、通信時間は 38.4M/10×50k=77(秒) 通信料は 10(回線)×2(分)×10(円)=200(円) 回線3個で17.4Mbitを、回線7個で21Mbi
tを通信した場合(S707)の、通信時間は 17.4M/3×50k=116(秒) 21M/7×50k=60(秒) 通信料は (3(回線)×2(分)×10(円)) +(7(回線)×1(分)×10(円)) =130(円) となる。
【0079】(Kの小数点以下が0.5以上1.0未満
の場合)(K)を小数点以下で切り上げした(K1)と
なるような回線数(n1)を、以下の式(5)より算出
する(S708)。
の場合)(K)を小数点以下で切り上げした(K1)と
なるような回線数(n1)を、以下の式(5)より算出
する(S708)。
【0080】
n1=Q/(K1・Vn・T)…(5)
この回線数(n1)を使用して通信した場合には、(n
−n1)の回線は使用しないので、通信料金の効率を高
めることができる。
−n1)の回線は使用しないので、通信料金の効率を高
めることができる。
【0081】具体例として、5分の音楽データ(Q=3
8.4Mbit)、平均通信速度(Vn=50kbit
/秒)、単位課金時間(T=60秒)、回線数8の場
合、式(1)より K=38.4M/8×50k×60=1.60(S70
1、S702) K1=2から(S708)、式(5)より n1=38.4M/2×50k×60=6.4(S70
9) 従って使用する回線数は切り上げてn1’=7となる
(S710)。
8.4Mbit)、平均通信速度(Vn=50kbit
/秒)、単位課金時間(T=60秒)、回線数8の場
合、式(1)より K=38.4M/8×50k×60=1.60(S70
1、S702) K1=2から(S708)、式(5)より n1=38.4M/2×50k×60=6.4(S70
9) 従って使用する回線数は切り上げてn1’=7となる
(S710)。
【0082】回線を8個全て用いた場合の、通信時間は
38.4M/8×50k=96(秒)
通信料は
8(回線)×2(分)×10(円)=160(円)
回線を7個用いた場合(S711)の、通信時間は
38.4M/7×50k=110(秒)
通信料は
7(回線)×2(分)×10(円)=140(円)
となる。
【0083】前述の実施形態においては、通信料金係数
(K)の小数点以下の値が0.0以上0.5未満の範囲
ならば分割するデータサイズ(Qn)を変化させ、通信
料金係数(K)の小数点以下の値が0.5以上1.0未
満の範囲ならば使用する回線数(n)を変化させている
が、通信料金係数(K)の小数点以下の値が0.5以上
1.0未満の範囲で分割するデータサイズ(Qn)を変
化させ、通信料金係数(K)の小数点以下の値が0.0
以上0.5未満の範囲で使用する回線数(n)を変化さ
せるようにしても良い。
(K)の小数点以下の値が0.0以上0.5未満の範囲
ならば分割するデータサイズ(Qn)を変化させ、通信
料金係数(K)の小数点以下の値が0.5以上1.0未
満の範囲ならば使用する回線数(n)を変化させている
が、通信料金係数(K)の小数点以下の値が0.5以上
1.0未満の範囲で分割するデータサイズ(Qn)を変
化させ、通信料金係数(K)の小数点以下の値が0.0
以上0.5未満の範囲で使用する回線数(n)を変化さ
せるようにしても良い。
【0084】そこで以下に、通信料金係数(K)の小数
点以下の値が0.5以上1.0未満の範囲にある場合
に、分割するデータサイズ(Qn)を変化させる場合に
ついて説明する。
点以下の値が0.5以上1.0未満の範囲にある場合
に、分割するデータサイズ(Qn)を変化させる場合に
ついて説明する。
【0085】具体例として、4分20秒の音楽データ
(Q=33.28Mbit)、平均通信速度(Vn=4
5kbit/秒)、単位課金時間(T=60秒)、回線
数(n=7)の場合、式(1)により、 K=33.28M/(7×45k×60)=1.76 となる。
(Q=33.28Mbit)、平均通信速度(Vn=4
5kbit/秒)、単位課金時間(T=60秒)、回線
数(n=7)の場合、式(1)により、 K=33.28M/(7×45k×60)=1.76 となる。
【0086】ここで、当該音楽データを均等なデータサ
イズに分割して回線数7本全てを使用して通信した場
合、通信料金係数K=1.76は、端数が切り上げられ
K=2となり、当該音楽データの通信に係る総通信料金
は、 2(分)×7(回線)×10(円)=140円 となる。
イズに分割して回線数7本全てを使用して通信した場
合、通信料金係数K=1.76は、端数が切り上げられ
K=2となり、当該音楽データの通信に係る総通信料金
は、 2(分)×7(回線)×10(円)=140円 となる。
【0087】式(1)に求めた通信料金係数K=1.7
6から、(K+)=2、(K−)=1となり、式(3)
及び式(4)より、 (n+)=5.33 (n−)=1.67 となる。端数を処理(切り上げ及び切り下げ)するた
め、(n+’)=6、(n −’)=1となる。
6から、(K+)=2、(K−)=1となり、式(3)
及び式(4)より、 (n+)=5.33 (n−)=1.67 となる。端数を処理(切り上げ及び切り下げ)するた
め、(n+’)=6、(n −’)=1となる。
【0088】通信料金係数(K)の小数点以下の値がほ
ぼ1となる値、本実施形態では、(K−)=1となる
(Q−)及び(Q+)は、式(4)及びQ=(Q+)+
(Q−)より、 (Q+)=2.7Mbit (Q−)=30.58Mbit となる。
ぼ1となる値、本実施形態では、(K−)=1となる
(Q−)及び(Q+)は、式(4)及びQ=(Q+)+
(Q−)より、 (Q+)=2.7Mbit (Q−)=30.58Mbit となる。
【0089】回線7本のうち、回線6本で30.58M
bitを、回線1本で2.7Mbitを通信した場合の
通信時間は、 30.58M/(6×45k)=113(秒) 2.7M/(1×45k)=60(秒) となる。通信料金は、 (6(回線)×2(分)×10(円))+(1(回線)
×1(分)×10(円))=130円 となり、当該音楽データを均等なデータサイズに分割し
て回線数7本全てを使用して通信した場合より、同一通
信時間でありながら安い通信料金で音楽データを通信す
ることができる。
bitを、回線1本で2.7Mbitを通信した場合の
通信時間は、 30.58M/(6×45k)=113(秒) 2.7M/(1×45k)=60(秒) となる。通信料金は、 (6(回線)×2(分)×10(円))+(1(回線)
×1(分)×10(円))=130円 となり、当該音楽データを均等なデータサイズに分割し
て回線数7本全てを使用して通信した場合より、同一通
信時間でありながら安い通信料金で音楽データを通信す
ることができる。
【0090】ここで、通信料金係数K=1.76から
(K+)=2、(K−)=1となり、式(3)及び式
(4)より(n+)=5.33、(n−)=1.67か
ら端数処理により、(n+’)=6、(n−’)=1と
した場合に、通信料金係数(K)の小数点以下の値がほ
ぼ1となる値、即ち(K+)=1となる(Q−)及び
(Q +)を算出するようにしても良い。
(K+)=2、(K−)=1となり、式(3)及び式
(4)より(n+)=5.33、(n−)=1.67か
ら端数処理により、(n+’)=6、(n−’)=1と
した場合に、通信料金係数(K)の小数点以下の値がほ
ぼ1となる値、即ち(K+)=1となる(Q−)及び
(Q +)を算出するようにしても良い。
【0091】この場合式(4)及びQ=(Q+)+(Q
−)より、 (Q+)=32.4Mbit (Q−)=0.88Mbit となる。
−)より、 (Q+)=32.4Mbit (Q−)=0.88Mbit となる。
【0092】回線7本のうち、回線6本で32.4Mb
itを、回線1本で0.88Mbitを通信した場合の
通信時間は、 32.4M/(6×45k)=120(秒) 0.88M/(1×45k)=20(秒) となる。
itを、回線1本で0.88Mbitを通信した場合の
通信時間は、 32.4M/(6×45k)=120(秒) 0.88M/(1×45k)=20(秒) となる。
【0093】通信料金は、
(6(回線)×2(分)×10(円))+(1(回線)
×1(分)×10(円))=130円 となり、データサイズ(Q−)及び(Q+)を通信料金
係数(K−)を用いたバイト同様に、当該音楽データを
均等なデータサイズに分割して回線数7本すべてを使用
して通信した場合より、同一通信時間でありながら安い
通信料金で音楽データを通信することができる。
×1(分)×10(円))=130円 となり、データサイズ(Q−)及び(Q+)を通信料金
係数(K−)を用いたバイト同様に、当該音楽データを
均等なデータサイズに分割して回線数7本すべてを使用
して通信した場合より、同一通信時間でありながら安い
通信料金で音楽データを通信することができる。
【0094】次に、通信料金係数(K)の小数点以下の
値が0.0以上0.5未満の範囲で使用する回線数
(n)を変化させる場合について説明する。
値が0.0以上0.5未満の範囲で使用する回線数
(n)を変化させる場合について説明する。
【0095】具体例として、3分30秒の音楽データ
(Q=26.88Mbit)、平均通信速度(Vn=5
0kbit/秒)、単位課金時間(T=60秒)、回線
数(n=8)の場合、式(1)により、 K=26.88M/(8×50k×60)=1.12 となる。
(Q=26.88Mbit)、平均通信速度(Vn=5
0kbit/秒)、単位課金時間(T=60秒)、回線
数(n=8)の場合、式(1)により、 K=26.88M/(8×50k×60)=1.12 となる。
【0096】ここで、当該音楽データを均等なデータサ
イズに分割して8本の回線数で送信した場合、通信料金
係数K=1.12は、端数が切り上げられ、K=2とな
り、当該音楽データの送信に係る総通信料金は、 2(分)×8(回線)×10(円)=160円 となる。式(1)で求めた通信料金係数K=1.76に
ついて、小数点以下の値を切り上げた(K1=2)とな
るような回線数(n1)は、式(5)より、 n1=26.88M/(2・50k・60)=4.48 となる。従って使用する回線は、n1の小数点以下を切
り上げてn1’=5となる。
イズに分割して8本の回線数で送信した場合、通信料金
係数K=1.12は、端数が切り上げられ、K=2とな
り、当該音楽データの送信に係る総通信料金は、 2(分)×8(回線)×10(円)=160円 となる。式(1)で求めた通信料金係数K=1.76に
ついて、小数点以下の値を切り上げた(K1=2)とな
るような回線数(n1)は、式(5)より、 n1=26.88M/(2・50k・60)=4.48 となる。従って使用する回線は、n1の小数点以下を切
り上げてn1’=5となる。
【0097】回線を5回線用いた場合の通信時間は、
26.88M/(5×50k)=108(秒)
となる。通信料金は、
5(回線)×2(分)×10(円)=100円
となり、当該音楽データを均等なデータサイズに分割し
て8本の回線数を使用して通信した場合より、同一通信
時間でありながら安い通信料金で音楽データを通信する
ことができる。
て8本の回線数を使用して通信した場合より、同一通信
時間でありながら安い通信料金で音楽データを通信する
ことができる。
【0098】[その他の実施形態]前記第1及び第2の実
施形態は、音楽データの配信システムとして、記載され
ているが、本発明に対応したサーバー/クライアント方
式システムにおいては、音楽データの配信のみならず、
映像データやコンピュータ・アプリケーション・プログ
ラム等を前記と同様の手法によりサーバー/クライアン
ト間で送受信することも当然に可能である。
施形態は、音楽データの配信システムとして、記載され
ているが、本発明に対応したサーバー/クライアント方
式システムにおいては、音楽データの配信のみならず、
映像データやコンピュータ・アプリケーション・プログ
ラム等を前記と同様の手法によりサーバー/クライアン
ト間で送受信することも当然に可能である。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、サーバー/クライアン
ト方式を用いた通信システムにおいて、設置場所の制約
が少なく、通信コストの安い、汎用の携帯電話やPHS
などの無線回線や一般公衆回線を利用することで、低コ
スト化を図ることができる。
ト方式を用いた通信システムにおいて、設置場所の制約
が少なく、通信コストの安い、汎用の携帯電話やPHS
などの無線回線や一般公衆回線を利用することで、低コ
スト化を図ることができる。
【0100】同時に、通信手段を複数構成とすること
で、固定専用回線に比べて、公衆回線網や無線回線を用
いたシステムでは通信速度は遅いという課題が解決さ
れ、安価で通信速度の速いサーバ/クライアント方式の
通信システムを構築することができる。
で、固定専用回線に比べて、公衆回線網や無線回線を用
いたシステムでは通信速度は遅いという課題が解決さ
れ、安価で通信速度の速いサーバ/クライアント方式の
通信システムを構築することができる。
【図1】音楽配信ダウンロードシステムの典型的な構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る送受信システム
のブロック図である。
のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に対応した、ユーザー
30がダウンロード端末20を利用して音楽データをダ
ウンロードする際の送受信シーケンスの概略を示す図で
ある。
30がダウンロード端末20を利用して音楽データをダ
ウンロードする際の送受信シーケンスの概略を示す図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施形態に対応した、通信速度
計測処理のシーケンスを示す図である。
計測処理のシーケンスを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に対応した、通信速度
計測処理のフローチャートである。
計測処理のフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態に対応した、ユーザー
30、ダウンロード端末20、サーバー22間の通信シ
ーケンスを示す図である。
30、ダウンロード端末20、サーバー22間の通信シ
ーケンスを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に対応した、ダウンロ
ード端末20における処理のフローチャートである。
ード端末20における処理のフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態に対応した、ユーザー
30、ダウンロード端末20、サーバー22間の通信シ
ーケンスを示す図である。
30、ダウンロード端末20、サーバー22間の通信シ
ーケンスを示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に対応した、サーバー
22における処理のフローチャートである。
22における処理のフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態に対応した、通信料
金の効率化を図るためのサーバーにおける処理のフロー
チャートである。
金の効率化を図るためのサーバーにおける処理のフロー
チャートである。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G10K 15/02 G10K 15/02
Claims (10)
- 【請求項1】 複数のクライアント端末が通信回線網を
介してデータを配信するサーバーに接続されている、サ
ーバー/クライアント方式のデータ配信システムであっ
て、 前記サーバーが、少なくとも、 前記クライアント端末と通信するための第1の通信手段
と、 前記クライアント端末が送信要求するデータを記憶する
ための第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている前記データを、複
数に分割して複数の分割データを生成する分割データ生
成手段とを有し、 前記複数の分割データを前記第1の通信手段を介してパ
ラレルに前記クライアント端末へ送信し、 前記クライアント端末が、少なくとも、 前記分割データ生成手段において生成された複数の分割
データを前記サーバーからパラレルに受信するための複
数の第2の通信手段と、 前記パラレルに受信した複数の分割データから前記デー
タを再構成するデータ再構成手段と、 受信した分割データ及び前記再構成されたデータを記憶
するための第2の記憶手段とを有することを特徴とする
データ配信システム。 - 【請求項2】 前記クライアント端末が、 記憶媒体を前記クライアント端末に接続するための記憶
媒体接続手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された前記データを前記記憶
媒体接続手段に接続された記憶媒体に書き込むための、
記憶媒体書込制御手段とをさらに有することを特徴とす
る請求項1に記載のデータ配信システム。 - 【請求項3】 複数の通信回線を有するクライアント端
末が通信回線網を介してサーバーに複数接続されてい
る、サーバー/クライアント方式のデータ配信システム
において、前記クライアント端末の1つからのデータ送
信要求に応じて所定のデータを送受信する方法であっ
て、少なくとも、 前記クライアント端末が有する前記複数の通信回線のう
ち、前記クライアント端末が使用可能な回線数を前記サ
ーバーに通知する通知工程と、 前記サーバーが、受信した前記回線数に基づいて、前記
サーバーと前記クライアント端末間で使用する通信回線
数を決定する回線数決定工程と、 前記サーバーが前記データを前記通信回線数に応じて分
割して分割データを生成する分割データ生成工程と、 前記クライアント端末が、前記回線数決定工程で決定さ
れた通信回線数に対応する通信回線を利用して、サーバ
ーから前記分割データをパラレルに受信する分割データ
受信工程と、 前記クライアント端末が前記受信した分割データから、
前記データを再構成するデータ再構成工程とを有するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項4】 前記サーバーから前記クライアント端末
に所定のデータを送信する送信工程と、 前記クライアント端末が前記所定のデータを受信するの
に費やした時間を計測する計測工程と、 前記データ受信時間から前記サーバーと前記クライアン
ト端末間の通信速度を算出する算出工程とをさらに備え
ることを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記算出工程が、さらに、前記クライア
ント端末が前記計測工程において計測したデータ受信時
間を前記サーバーへ通知する通知工程を備え、前記通信
速度を前記サーバーが算出することを特徴とする請求項
4に記載の方法。 - 【請求項6】 データ配信システムにおいて、複数のク
ライアント端末と通信回線網を介して接続されたサーバ
ーであって、少なくとも、 前記クライアント端末と通信するための第1の通信手段
と、 前記クライアント端末が送信を要求するデータを記憶す
る記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記データを、複数に分
割して複数の分割データを生成する分割データ生成手段
を有し、 前記分割データ生成手段において生成複数の分割データ
を、前記クライアント端末が有する複数の第2の通信手
段に対し、パラレルに送信することを特徴とするサーバ
ー。 - 【請求項7】 データ配信システムにおいて、通信回線
網を介してサーバーに接続されるクライアント端末であ
って、少なくとも、 前記サーバーから送信される複数データを、パラレルに
受信するための複数の通信手段と、 前記パラレルに受信した複数データから前記データを再
構成するデータ再構成手段と、 を有することを特徴とするクライアント端末。 - 【請求項8】 前記受信した前記複数データ及び前記再
構成された前記データを記憶するための記憶手段と、 記憶媒体を前記クライアント端末に接続するための記憶
媒体接続手段と、 前記記憶手段に記憶された前記データを前記記憶媒体接
続手段に接続された前記記憶媒体に書き込むための、記
憶媒体書込制御手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項7に記載のクラ
イアント端末。 - 【請求項9】 複数のクライアント端末が通信回線網を
介してサーバーに接続されている、サーバー/クライア
ント方式のデータ配信システムにおいて、 前記サーバーと前記クライアント端末でデータを送受信
する方法であって、少なくとも、 送信データのサイズ(Q)、通信回線数(n)、サーバ
ーとクライアント間の平均通信速度(V)、サーバーと
クライアント間の通信に対する単位課金時間(T)に基
づき、回線毎の単位課金時間の通信料金係数(K)を算
出する第1の算出工程と、 前記通信料金係数(K)の小数点以下の数を切り上げた
数(K+)及び、小数点以下の数を切り下げた数
(K−)を算出するの第2の算出工程と、 前記通信料金係数(K+)及び(K−)と、前記送信デ
ータサイズ、平均通信速度及び単位課金時間に基づき、
通信料金係数(K+)及び(K−)のそれぞれに対応す
る通信回線数(n+)及び(n−)を算出する第3の算
出工程と、 前記通信回線数(n+)及び(n−)の小数点以下の数
を所定の閾値に基づき小数点切上げ切下げ処理すること
により(n+’)及び(n−’)を算出する第4の算出
工程と、 前記通信回線数(n+’)及び(n−’)、前記平均通
信速度(V)、前記単位課金時間(T)及び前記通信料
金係数(K−)又は(K+)のいずれか一方に基づき、
前記通信回線数(n+’)及び(n−’)のそれぞれに
対応するデータサイズ(Q+)及び(Q−)を算出する
第5の算出工程と、 前記通信回線数(n+’)及び(n−’)及びこれに対
応する前記データサイズ(Q+)及び(Q−)にて、前
記サーバーと前記クライアント端末間で通信する工程と
を有することを特徴とするデータ送受信方法。 - 【請求項10】 複数のクライアント端末が通信回線網
を介してサーバーに接続されている、サーバー/クライ
アント方式のデータ配信システムにおいて、 前記サーバーと前記クライアント端末でデータを送受信
する方法であって、少なくとも、 送信データのサイズ(Q)、使用回線数(n)、サーバ
ーとクライアント間の平均通信速度(V)、サーバーと
クライアント間の通信に対する単位課金時間(T)に基
づき、回線毎の単位課金時間の通信料金係数(K)を算
出する第1の算出工程と、 前記通信料金係数(K)の小数点以下の数を切り上げた
数(K1)を算出するの第2の算出工程と、 前記データサイズ(Q)、前記平均通信速度(V)、前
記単位課金時間(T)及び前記通信料金係数(K1)に
基づき、使用回線数(n1)を算出する第3の算出工程
と、 前記通信回線数(n1)の小数点以下の数を切り上げ処
理することにより通信回線数(n1’)を算出する第4
の算出工程と、 前記通信回線数(n1’)にて、前記サーバーと前記ク
ライアント端末間で通信する工程とを有することを特徴
とするデータ送受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001212638A JP2003030076A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | データ配信システム、当該システムにおけるサーバー、クライアント端末及びデータの送受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001212638A JP2003030076A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | データ配信システム、当該システムにおけるサーバー、クライアント端末及びデータの送受信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003030076A true JP2003030076A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19047770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001212638A Withdrawn JP2003030076A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | データ配信システム、当該システムにおけるサーバー、クライアント端末及びデータの送受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003030076A (ja) |
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