JP2003029849A - 冷却水制御装置 - Google Patents

冷却水制御装置

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JP2003029849A
JP2003029849A JP2001216854A JP2001216854A JP2003029849A JP 2003029849 A JP2003029849 A JP 2003029849A JP 2001216854 A JP2001216854 A JP 2001216854A JP 2001216854 A JP2001216854 A JP 2001216854A JP 2003029849 A JP2003029849 A JP 2003029849A
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oil
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cooling water
amount
oil cooler
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Akira Nagashima
彰 永島
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作員の監視負担を軽減しながら予備冷却水
ポンプ1B等の運転頻度を抑制できるようにする。 【解決手段】 温度制御装置7は、冷却水入口温度が3
3℃より低い時には、冷却水量を加減し、第1規定温度
を超えると温度制御装置7は温度調節弁3の開度を固定
して水量制限状態とする。この状態で油の温度が第2規
定温度に達するまで運転を行い、第2規定温度を超える
ような場合には水量制限状態を解除し、常用冷却水ポン
プ1Aのみで冷却水量を200%まで増加させる。この
状態で冷却水入口温度が上昇して第2規定温度を超える
場合には、予備油冷却器4Bも動作させて2台並列に運
転を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電プラント
を構成する機器や一般産業用の機器に用いられる冷却水
系統における冷却水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のプラント等において冷却水
を利用してプラント機器を冷却し、その熱を冷却搭で放
熱して循環させるクローズドサイクルの冷却水システム
が採用されている。
【0003】例えば、火力発電プラントに注目すると、
冷却対象機器としてファン、蒸気タービンの油冷却器、
発電機の水素冷却器、真空ポンプ、ボイラ給水ポンプ、
制御用圧縮機、石炭ミル等がある。
【0004】このうち冷却水を多量に必要とする機器と
しては、蒸気タービンの油冷却器や発電機の水素冷却器
が例示でき、これらはプラントの容量等により差はある
ものの冷却水総量の約30%以上を使用している。
【0005】一方、冷却機器の設計は、季節や昼夜等に
おける大気温度変化や湿度変化、冷却搭の特性等により
決められる冷却水温度と、冷却される油の運転特性によ
り決定される油温度とを考慮して行なわれる。
【0006】上記蒸気タービンの油冷却器においては、
蒸気タービンの軸受を潤滑する潤滑油が用いられるが、
かかる潤滑油の温度は、一般的に43〜49℃が好まし
く、大形プラントでは油冷却器に温度調節弁を設けて、
冷却水量の制御等を行うことにより潤滑油の温度を所定
温度に保つようにしている。
【0007】このとき、例えば夏場日中などで冷却水温
度が規定値を満足しない場合を考えてみる。
【0008】冷却水入口温度が33℃で、油冷却器で冷
却された潤滑油の油出口温度が46℃の時、冷却水量が
100%として設計されている場合に、夏場の冷却水温
度が35℃に上昇して冷却効率が低下したために冷却水
の水量を増して油出口温度を46℃に保持する。
【0009】このために冷却水量が270%になり、全
体の冷却水総量の30%に冷却水量が設計されているシ
ステムなら冷却水量が35℃に増加すると、全体の冷却
水総量は規定の151%の量を必要とすることになる。
【0010】しかし、通常のポンプ1台運転ではかかる
冷却水量を供給することができないので、操作員はこの
ような状態を監視して、予備の冷却水ポンプを運転して
ポンプ2台運転を行うことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、潤滑油
の温度が予め設定された温度より高くならないように予
備の油冷却器や予備の冷却水ポンプを運転するが、予備
の油冷却器等の運転が遅れると潤滑油の温度が上昇して
機器の損傷を招く等の恐れがあり、またこれらを早い段
階で運転すると不必要な機器が運転されるためにエネル
ギーの無駄が発生する不都合があり、これらを防止しよ
うとすると操作員の状態監視の負担が大きく、また予備
の油冷却器等の運転が煩雑である問題があった。
【0012】特に、このようなプラントを日本国内で設
計し国内で用いる場合には、最高気温を超える日数があ
る程度正確に予想できるので、予備の冷却水ポンプの運
転頻度や予備油冷却器の運転回数を少なくできる。
【0013】しかし、かかるプラントを中近東、イン
ド、東南アジア等に輸出して用いる場合には、最高気温
を超える日数を正確に予想することが困難なため実際に
要求される予備の冷却水ポンプの運転頻度や予備油冷却
器等の運転回数が多くなってしまう。
【0014】従って、このような場合には常時多大な監
視負担を必要とし、時には慢性的に予備の冷却ポンプが
運転される状態が発生してしまう恐れがある。
【0015】そこで、本発明は、操作員の監視負担を軽
減しながら予備冷却ポンプ等の運転頻度を抑制できるよ
うにして省エネルギー運転が可能な冷却水制御装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、油と冷却水とが流動し
て、これらの間で熱交換することにより油を冷却して供
出する油冷却器と、該油冷却器に冷却水を給水する冷却
水供給装置と、供出油温度及び給水量を計測して、当該
供出油温度が設定された規定温度を超えないように給水
量を制御する温度制御装置とを備えた冷却水制御装置に
おいて、油冷却器が、常時用いる常用油冷却器と予備に
用いる予備油冷却器とにより形成されると共に、温度制
御装置に規定温度として第1規定温度とこれより高い温
度の第2規定温度とが設定され、また冷却水供給装置に
給水量の規定量として規定水量が設定されて、供出油温
度が第1規定温度以下の場合には、当該供出温度を第1
規定温度にするように給水量を制御し、規定水量以下の
給水量では、供出油温度を第1規定温度に維持できなく
なった場合には、当該給水量を規定水量に固定して供出
油温度の上昇を許し、規定水量に固定された状態で供出
油温度が第2規定温度を超えるような場合には、当該規
定水量の制限を解除して供出油温度が第2規定温度を超
えないように給水量を制御し、規定水量の制限を解除し
ても供出油温度が第2規定温度を超える場合には、予備
油冷却器を動作させて供出油温度を第2規定温度に維持
するように自動制御して、操作員の監視負担を軽減しな
がら予備機の運転頻度を抑制できるようにしたことを特
徴とする。
【0017】請求項2にかかる発明は、常用油冷却器と
予備油冷却器とが、上下に配置されると共に一体に形成
して、油冷却器を小型化すると共に設置面積を小さくし
たことを特徴とする。
【0018】請求項3にかかる発明は、予備油冷却器を
運転する際には、油冷却器に供給される油を常用油冷却
器と予備油冷却器とに分流させて流動するようにして、
効率的な油の冷却を行い、操作員の監視負担を軽減しな
がら予備機の運転頻度を抑制できるようにしたことを特
徴とする。
【0019】請求項4にかかる発明は、予備油冷却器を
運転する際には、油冷却器に供給される油が常用油冷却
器、予備油冷却器に順次流動するようにして、効率的な
油の冷却を行い、操作員の監視負担を軽減しながら予備
機の運転頻度を抑制できるようにしたことを特徴とす
る。
【0020】請求項5にかかる発明は、油冷却器に油を
供給する油供給装置と、当該油冷却器から供出される油
の圧力が予め設定された圧力になるように供給油と供出
油との差圧分に相当する余剰の供出油を供給油に戻して
圧力調整する圧力調整装置とを備えて、供出油温度が第
2規定温度を超えるような場合には、当該供給油の油量
を増加させて圧力調整装置により戻される油量を多くす
ることで当該油冷却器に流入する供給油の温度を下げ、
これにより供出油温度を第2規定温度以下にするように
温度制御装置が油供給装置を制御して、効率的な油の冷
却を行い、操作員の監視負担を軽減しながら予備機の運
転頻度を抑制できるようにしたことを特徴とする。
【0021】請求項6にかかる発明は、油供給装置が常
時用いられる常用油ポンプと予備に用いられる予備油ポ
ンプとにより形成され、油冷却器からの供出油温度が第
2規定温度を超えるような場合には、予備油ポンプも運
転して油冷却器への供給油の油量を多くするようにし
て、効率的な油の冷却を行い、操作員の監視負担を軽減
しながら予備機の運転頻度を抑制できるようにしたこと
を特徴とする。
【0022】請求項7にかかる発明は、油供給装置が常
時用いられる常用油ポンプと予備に用いられる予備油ポ
ンプとにより形成され、常用油冷却器からの供出油温度
が第2規定温度を超えるような場合には、予備油ポンプ
も運転して油冷却器への供給油の油量を多くすると共
に、予備油冷却器も運転するようにして、効率的な油の
冷却を行い、操作員の監視負担を軽減しながら予備機の
運転頻度を抑制できるようにしたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図を
参照して説明する。なお、図1は本実施の形態に係る冷
却水制御装置を適用した冷却水システムの構成例であ
り、以下の説明では蒸気タービンの軸受等に供給される
潤滑油(以下、単に油と記載する)を例に説明する。
【0024】当該冷却水システムは、冷却水により油を
冷却する油冷却器4A,4B、該油冷却器4A,4Bの
入口に設けられた油入口弁10A,10B、冷却水の熱
を放熱させる冷却塔16、所定温度の油が冷却対象機器
であるタービンの軸受に供給されるように制御する温度
制御装置7等を備えている。
【0025】油の循環系統は、油冷却器4Aを介して循
環する系統、油冷却器4Bを介して循環する系統があ
り、冷却水の循環系統は、冷却器14を介して循環する
系統、温度調節弁3を介して循環する系統がある。
【0026】なお、温度調節弁3を介して循環する系統
は、油の循環系統に従い油冷却器4Aを介して循環する
系統、油冷却器4Bを介して循環する系統の2系統によ
り構成されている。
【0027】そして、油冷却器4Aは常時使用される油
冷却器であり、当該油冷却器4Aのみでは必要とする冷
却能力が得られない場合には油冷却器4Bが運転され
る。
【0028】そこで、以下の説明では油冷却器4Aを常
用油冷却器4A、油冷却器4Bを予備油冷却器4Bと記
載し、これらを総称して油冷却器4と記載する。また、
常用油冷却器4Aを含む系統を常用系統、予備油冷却器
4Bを含む系統を予備系統と記載する。
【0029】冷却対象機器で温度上昇した油は、常用系
統及び予備系統に制御に応じて分流し、常用系統を流動
する油は、油入口弁10A、常用油冷却器4A、油出口
弁11Aを経て循環油ライン17に流入し、予備系統を
流動する油は、油入口弁10B、予備油冷却器4B、油
出口弁11Bを経て循環油ライン17に流入して、ここ
で合流して冷却対象機器に供給される。
【0030】また、冷却水ポンプ1A,1Bから給水ラ
イン2を経て供給される冷却水は、冷却器14と温度調
節弁3とに分流する。
【0031】温度調節弁3に分流して常用系統を流動す
る冷却水は、冷却水入口弁8A、常用油冷却器4A、冷
却水出口弁9Aを経てドレンライン15に流入し、予備
系統を流動する冷却水は冷却水入口弁8B、予備油冷却
器4B、冷却水出口弁9Bを経てドレンライン15に流
入して、常用系統の冷却水と合流して冷却搭16に戻
り、ここで放熱して冷却水ポンプ1A,1Bにより圧送
されるサイクルを循環する。
【0032】この冷却水ポンプ1Aは常時用いられるポ
ンプであるが、冷却水ポンプ1Bは冷却水ポンプ1Aだ
けでは要求される冷却水を送ることができない場合に用
いられる予備機である。
【0033】そこで、以下の説明では冷却水ポンプ1A
を常用冷却水ポンプ1A、冷却水ポンプ1Bを予備冷却
水ポンプ1Bと記載し、これらを総称して冷却水ポンプ
1と記載する。
【0034】この冷却水ポンプ1と温度調節弁3とが冷
却水供給装置を構成している。
【0035】そして、温度制御装置7には、第1規定温
度と第2規定温度とが予め設定されていて、循環油ライ
ン17に設けられた油温度検出器5からの油温信号S1
及びドレンライン15に設けられた冷却水量検出器6か
らの水量信号S2に基づき温度調節弁3の開度や冷却水
ポンプ1等の冷却水供給装置の運転制御を図2に示す特
性図に従い自動制御して油が所定温度で冷却対象機器に
供給されるようにしている。
【0036】図2は蒸気タービンの油冷却器で冷却水量
をパラメータとする場合の冷却水入口温度と油出口温度
の関係を示す特性曲線で、図2(a)は常用油冷却器4
Aを1台運転した場合、図2(b)は予備油冷却器4B
を並列運転した場合の特性を示している。ここで、冷却
水入口温度は、油冷却器4に流入する冷却水の温度を示
し、油出口温度は冷却対象機器に供給される油の温度で
あり、油温度検出器5で計測される温度である。
【0037】このような構成で、第1規定温度及び第2
規定温度として例えば46℃、49℃が設定され、油冷
却器4の冷却水入口温度が33℃で冷却水量が100%
(規定水量)のときの熱交換能力で油出口温度が第1規
定温度46℃になると設定されている場合を考える。
【0038】温度制御装置7は、冷却水入口温度が33
℃より低い時には、油温度検出器5からの油温信号S1
に基づき温度調節弁3の開度を調整して油の温度が第1
規定温度になるように冷却水量を加減する(図2の33
℃の時のA点に達する)。
【0039】これにより油と熱交換する冷却水の水量が
少なくなり、当該油の温度が下がり過ぎ(冷却にしす
ぎ)が防止できて冷却水の節約及びそれに伴う常用冷却
水ポンプ1Aの動力削減が図れるようになる。
【0040】第1規定温度を超えると(即ち、冷却水入
口温度が33℃を超えた場合)、温度制御装置7は温度
調節弁3の開度を固定して水量制限状態とする。これに
より、常用油冷却器4Aに供給される冷却水の水量が規
定水量で固定されるようになる。
【0041】このような水量制限状態で冷却水の温度が
さらに上昇すると、これに伴い油の温度も上昇するが、
当該油の温度が第2規定温度に達するまでは水量制限状
態での運転が行われる。
【0042】例えば、冷却水入口温度が35℃に上昇し
たとすると、冷却水量が100%の規定水量に固定され
ているので油出口温度は46℃から48℃に上昇する
(B点)。
【0043】そして、さらに冷却水入口温度が上昇して
36℃になったとすると、油出口温度は第2規定温度の
49℃に到達する(C点)。
【0044】冷却水入口温度が38℃になったとき、油
出口温度が第2規定温度を超えないようにするために
は、冷却水量を270%以上にしなければならないこと
が図2(a)から読みとれる(C’点)。
【0045】このことは、油冷却器4が冷却水総量の3
0%を使用できるように設計されている冷却水システム
では、270%の冷却水量を可能にするためには、冷却
水総量が151%(=30*2.7+70)であること
が必要となる。
【0046】ところで、油冷却器4を構成する冷却管等
での冷却水の流速は、設計流速の200%程度が通常限
界とされるので、冷却水量200%に相当する30%オ
ーバーロードが1台の冷却水ポンプ1の運転限界である
とすると、冷却水入口温度37.6℃が冷却水ポンプ及
び油冷却器から決まる1台運転の限界となる(C’’
点)。
【0047】従って、冷却水入口温度が38℃に上昇す
ると、冷却水量が200%までしか得られないので油出
口温度を第2規定温度以下に制御することができないこ
とになり、予備冷却水ポンプ1Bを運転する必要が生じ
る。
【0048】そこで、本発明では第2規定温度を超える
ような場合には、温度調節弁3の開度ロックを解除し
(規定水量による制限を解除する)、常用冷却水ポンプ
1Aのみで冷却水量を200%まで増加させる。
【0049】そして、この状態で冷却水入口温度が3
7.6℃より上昇して第2規定温度を超える場合には、
予備油冷却器4Bも動作させて2台並列に運転を行う。
【0050】これにより、冷却水温度が38℃であって
も冷却水量200%(各油冷却器4には冷却水量100
%の冷却水が流動する)で油出口温度を47.8℃にす
ることができるようになる(図2(b)のD点)。
【0051】もし、油の温度を第2規定温度の49℃に
維持する場合には、冷却水量を110%まで絞ることが
可能となる(図2(b)のD’点)。
【0052】従って、予備冷却水ポンプ1Bを運転しな
くても、常用冷却水ポンプ1A1台で110%の冷却水
量を供給すれば冷却水温度が38℃であっても油の温度
を第2規定温度の49℃に維持することができ、予備冷
却水ポンプ1Bの運転頻度を抑制することができるよう
になり省エネルギー運転が図れ、かつ、操作員の監視負
担が軽減できるようになる。
【0053】なお、冷却水入口温度がさらに上昇して温
度調節弁3が全開状態になっても油出口温度を第2規定
温度以下に維持できなくなった場合や冷却水量が増加し
て油冷却器の流速制限を超えるようになった場合には、
温度調節弁3に設けられているバイパス弁25を開いて
冷却水量を確保することで油出口温度を維持することが
できる。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態を図3を
参照して説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成
に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0055】本実施の形態においては、油を常用油冷却
器4Aと予備油冷却器4Bとに直列に流動するように構
成すると共に、常用油冷却器4Aや予備冷却器4Bをバ
イパスする油バイパス弁26A,26Bを設けて、常用
油冷却器4A及び予備冷却器4Bを独立運転又は直列運
転が行えるようになっている。
【0056】一方、冷却水は常用油冷却器4Aと予備冷
却器4Bとに並列に流入するようになっている。
【0057】このような構成で、油出口温度が第2規定
温度を超えると直列運転に切換え、それ以前は第1の実
施の形態における場合と同様に制御される。
【0058】直列運転が行われた場合、油は常用油冷却
器4Aで冷却され、さらに予備油冷却器4Bでも冷却さ
れるので熱交換面積の増大し少ない冷却水量で油を効率
的に冷却することが可能になる。
【0059】即ち、冷却水側の運用を変えない場合には
(冷却水量の増減等を行うことなく)、予備油冷却器4
Bを並列運転したときは各油冷却器を流動する油量は5
0%になるのに対し、これらを直列運転したときは各油
冷却器を流動する油量は100%で変化がないので、冷
却効果が上昇する。
【0060】これにより、例えば同じ冷却水温度38℃
で油出口温度を第1規定温度の46℃に維持するには、
冷却水量を通常運転時の50%まで減らすことができる
ようになる(図4(b)のE点)。
【0061】なお、図4は冷却水入口温度と油出口温度
の関係を示す特性曲線で、図4(a)は常用油冷却器4
Aを1台運転した場合、図4(b)は予備油冷却器4B
を運転して直列運転した場合の特性を示している。
【0062】次に、本発明の第3の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上記各実施の形態と同一構成に
関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0063】図5は本実施の形態に係る冷却水制御装置
を適用した冷却水システムの構成例で、冷却対象機器か
らの油は図示しない配管により油タンク27に貯留さ
れ、この油が油ポンプ28A,28Bにより圧送されて
循環するようになっている。
【0064】なお、油ポンプ28Aは常用されるポンプ
であり,油ポンプ28Bは予備機として運転されるポン
プである。そこで、油ポンプ28Aを常用油ポンプ28
A、油ポンプ28Bを予備油ポンプ28Bと記載し、こ
れらを総称して油ポンプ28と記載する。
【0065】また、循環油ライン17には当該循環油ラ
イン17を介して冷却対象機器に供給される油の油圧を
計測する圧力検出器29が設けられると共に、圧力調節
弁30が設けられた油ドレンライン31が接続されてい
る。
【0066】このような構成で、常用油ポンプ28Aか
ら常用油冷却器4Aに供給される油の量を多くして、油
タンク27に戻る油量が多くなるようにして制御する。
【0067】この油タンク27に戻る油は、常用油冷却
器4Aで冷却されて温度が下がっているので、冷却対象
機器から戻った油と混じることで油タンク27に貯留し
ている油の温度を下げ、少ない冷却水量で油出口温度を
下げることが可能となる。
【0068】即ち、図6に示すように、油ドレンライン
31を介して油タンク27に戻る油を多くすることで、
冷却水入口温度と油出口温度との関係を示す特性曲線は
実線(従来の戻り量)に対して破線(本発明に従い戻り
量を多くした場合)のようにシフトする。
【0069】これにより、例えば冷却水入口温度38℃
での油出口温度を第2規定温度以下に保つことができ、
冷却水量を通常運転時の200%より少ない状態で運転
をすることができるようになる(図6のF点)。
【0070】なお、油出口温度が第2規定温度を超える
と、予備油ポンプ28Bを運転して常用油冷却器4Aを
通過する油量を通常の210%まで増加させるようにし
てもよい。
【0071】この場合、図7に示すように冷却水の運用
を変えることなく常用油冷却器4Aを流動する油量が通
常運転の場合に対して210%であるため冷却効果が増
大して、予備油冷却器4Bの2台運転を行わなくても冷
却水温度38℃で油出口温度を第2規定温度以下に維持
することができ、かつ、冷却水量を通常運転時の100
%にして運転しても油出口温度を第2規定温度以下に維
持することができるようになる(図7(b)のG点)。
【0072】なお、図7は冷却水入口温度と油出口温度
の関係を示す特性曲線で、図7(a)は常用油冷却器4
Aを1台運転した場合、図7(b)はその状態で油量を
210%まで増加させた場合の特性を示している。
【0073】また、油出口温度が第2規定温度を超える
と、予備油ポンプ28Bを運転したり、予備油冷却器4
Bを運転したりする。
【0074】そして、油冷却器4を流動する総油量を通
常と同量まで増加させ、余剰な油を圧力調節弁30で油
ドレンライン31を経て油タンク27へ戻すようにして
もよい。
【0075】これにより図8に示すように、冷却水の運
用を変えることなく冷却効率が上昇し、冷却水温度38
℃で油出口温度を第2規定温度以下に保持つことがで
き、かつ、冷却水量を2台で通常運転時の50%まで絞
ることができるようになる(図8(b)のH点)。
【0076】なお、図8は冷却水入口温度と油出口温度
の関係を示す特性曲線で、図8(a)は常用油冷却器4
Aを1台運転した場合、図8(b)は予備油冷却器4B
を運転しながら油量を通常と同じ100%とした場合の
特性を示している。
【0077】次に、本発明の第4の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上記各実施の形態と同一構成に
関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0078】図9及び図10は、本実施の形態の説明に
適用される油冷却器40の概略構造を示す図で、当該油
冷却器40は先に説明した油冷却器4に対して2倍の熱
交換面積を有し、当該油冷却器40の油側通路部は真中
で仕切られた構成となっている。
【0079】このように、従来構成の油冷却器を2段重
ねしたような構成にすることで、設置面積の削減が可能
になる利点がある。
【0080】また、油が流動する管の束(管束)は、従
来と同様に引抜けるよう遊動管板構造に形成され、当該
遊動管板の前後に油出入口座35A,35Bと油出入口
弁36A,36Bとが配置されて上下が独立に運転でき
るようになっている。
【0081】一方、冷却水はすべての管束を横断して流
れるように形成されており、油冷却器40の上冷却部4
0Bや下冷却部40Aを独立して、また共に運転するよ
うな場合でも冷却水の切換作業が不要になる利点があ
る。
【0082】そして、油入口弁10A,10B、油出口
弁11A,11B及び油入口バイパス弁34の開閉を制
御することにより上冷却部40B及び下冷却部40Aを
単独に、また並列直列に油を流動させることができるよ
うになっている。
【0083】なお、下冷却部40Aは常時用いられる常
用油冷却器をなし、上冷却部40Bは予備に用いられる
予備油冷却器をなしている。
【0084】例えば、油冷却器40の下冷却部40Aに
のみ油を流動させる場合には、油入口弁10Aは開、油
入口弁10Bは閉、油出口弁11Aは開、油出口弁11
Bは閉、油入口バイパス弁34は閉じの状態にすること
により、油は図9に示すように油冷却器40の下冷却部
40Aのみを流動するようになる。
【0085】また、油冷却器40の上冷却部40Bにの
み油を流動させる場合には、油入口弁10Aは閉、油入
口弁10Bは開、油出口弁11Aは閉、油出口弁11B
は開、油入口バイパス弁34は閉じの状態にすることに
より、油は油冷却器40の上冷却部40Bのみを流動す
るようになる。
【0086】油冷却器40の下冷却部40Aと上冷却部
40Bとに直列に油を流動させる場合には、油入口弁1
0Aは開、油入口弁10Bは閉、油出口弁11Aは閉、
油出口弁11Bは開、油入口バイパス弁34は開の状態
にすることにより、油は図10に示すように油冷却器4
0の下冷却部40Aから油入口バイパス弁34を介して
上冷却部40Bに流動するようになる。
【0087】一方、油冷却器40の下冷却部40Aと上
冷却部40Bとに並列に油を流動させる場合には、油入
口弁10Aは開、油入口弁10Bは開、油出口弁11A
は開、油出口弁11Bは開、油入口バイパス弁34は閉
じの状態にすることにより、油は油冷却器40の下冷却
部40Aと上冷却部40Bとを並列に流動するようにな
る。
【0088】なお、上述したように管束は、遊動管板構
造に形成されているので、各管と遊動管板との隙間から
滲み出して油冷却器40全体に満たされるようになって
いる。
【0089】即ち、油冷却器40の上冷却部40B及び
下冷却部40Aのいずれか1方にのみ油を流動させてい
る場合でも、他方には油が満たされた状態となってい
る。
【0090】これにより、例えば下冷却部40Aのみの
運転から直列運転するような場合でも、空気抜きを行う
ことなく運転の切換が可能になっている。
【0091】このような構成で、油出口温度が第2規定
温度以下の場合には、例えば油冷却器40の下冷却部4
0Aにのみ油を流動させ、油出口温度が第2規定温度を
超えるような場合には油が油冷却器40の下冷却部40
Aと上冷却部40Bとを直列に流動するようにする。
【0092】これにより、図11に示すように、冷却水
の運用を変えずに油を油冷却器40の上冷却部40Bと
下冷却部40Aとで冷却できるようになり冷却効率が上
昇して、冷却水温度38℃で油出口温度を第2規定温度
以下に保持することができ、そのときの冷却水量を通常
運転時の46%まで絞ることができるようになる(図1
1(b)のJ点)。
【0093】なお、図11は冷却水入口温度と油出口温
度の関係を示す特性曲線であり、図11(a)は下冷却
部40Aを1台運転した場合、図11(b)は油量を通
常と同じ100%の運転し、かつ、上冷却部40Bも運
転した場合の特性を示している。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、油
冷却器を常時用いる常用油冷却器と予備に用いる予備油
冷却器とにより形成し、温度制御装置に規定温度として
第1規定温度とこれより高い温度の第2規定温度とが設
定し、また冷却水供給装置に給水量の規定量として規定
水量を設定して、供出油温度が第1規定温度以下の場合
には、当該供出温度を第1規定温度にするように給水量
を制御し、規定水量以下の給水量では、供出油温度を第
1規定温度に維持できなくなった場合には、当該給水量
を規定水量に固定して供出油温度の上昇を許し、規定水
量に固定された状態で供出油温度が第2規定温度を超え
るような場合には、当該規定水量の制限を解除して供出
油温度が第2規定温度を超えないように給水量を制御
し、規定水量の制限を解除しても供出油温度が第2規定
温度を超える場合には、予備油冷却器を動作させて供出
油温度を第2規定温度に維持するように自動制御したの
で、操作員の監視負担を軽減しながら予備機の運転頻度
を抑制できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる冷却水制御
装置が用いられた冷却水システムの構成図である。
【図2】図1における冷却水制御装置の冷却水量に対す
る冷却水入口温度と油出口温度との関係を示す特性図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態の説明に適用される
冷却水制御装置が用いられた冷却水システムの構成図で
ある。
【図4】図3における冷却水制御装置の冷却水量に対す
る冷却水入口温度と油出口温度との関係を示す特性図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態の説明に適用される
冷却水制御装置が用いられた冷却水システムの構成図で
ある。
【図6】図5における冷却水制御装置の冷却水量に対す
る冷却水入口温度と油出口温度との関係を示す特性図で
ある。
【図7】図5における冷却水制御装置の冷却水量に対す
る冷却水入口温度と油出口温度との関係を示す特性図で
ある。
【図8】図5における冷却水制御装置の冷却水量に対す
る冷却水入口温度と油出口温度との関係を示す特性図で
ある。
【図9】本発明の第4の実施の形態の説明に適用される
冷却水制御装置が用いられた冷却水システムの構成図で
ある。
【図10】図9に代る図である。
【図11】図9及び図10における冷却水制御装置の冷
却水量に対する冷却水入口温度と油出口温度との関係を
示す特性図である。
【符号の説明】
1A,1B 油冷却器 1A,1B 冷却水ポンプ 3 温度調節弁 4A,4B,40 油冷却器 5 油温度検出器 7 温度制御装置 14 冷却器 26A,26B 油バイパス弁 27 油タンク 28A,28B 油ポンプ 29 圧力検出器 30 圧力調節弁 31 油ドレンライン 34 油入口バイパス弁 40A 下冷却部(油冷却器) 40B 上冷却部(油冷却器)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油と冷却水とが流動して、これらの間で
    熱交換することにより前記油を冷却して供出する油冷却
    器と、該油冷却器に冷却水を給水する冷却水供給装置
    と、前記供出油温度及び前記給水量を計測して、当該供
    出油温度が設定された規定温度を超えないように前記給
    水量を制御する温度制御装置とを備えた冷却水制御装置
    において、 前記油冷却器が、常時用いる常用油冷却器と予備に用い
    る予備油冷却器とにより形成されると共に、前記温度制
    御装置に前記規定温度として第1規定温度とこれより高
    い温度の第2規定温度とが設定され、また前記冷却水供
    給装置に給水量の規定量として規定水量が設定されて、 前記供出油温度が前記第1規定温度以下の場合には、当
    該供出温度を前記第1規定温度にするように前記給水量
    を制御し、 前記規定水量以下の給水量では、前記供出油温度を前記
    第1規定温度に維持できなくなった場合には、当該給水
    量を前記規定水量に固定して供出油温度の上昇を許し、 前記規定水量に固定された状態で前記供出油温度が前記
    第2規定温度を超えるような場合には、当該規定水量の
    制限を解除して前記供出油温度が前記第2規定温度を超
    えないように給水量を制御し、 前記規定水量の制限を解除しても前記供出油温度が前記
    第2規定温度を超える場合には、前記予備油冷却器を動
    作させて前記供出油温度を前記第2規定温度に維持する
    ように自動制御することを特徴とする冷却水制御装置。
  2. 【請求項2】 前記常用油冷却器と前記予備油冷却器と
    が、上下に配置されると共に一体に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の冷却水制御装置。
  3. 【請求項3】 前記予備油冷却器を運転する際には、前
    記油冷却器に供給される油を前記常用油冷却器と前記予
    備油冷却器とに分流させて流動するようにしたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の冷却水制御装置。
  4. 【請求項4】 前記予備油冷却器を運転する際には、前
    記油冷却器に供給される油が前記常用油冷却器、予備油
    冷却器に順次流動するようにしたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の冷却水制御装置。
  5. 【請求項5】 前記油冷却器に油を供給する油供給装置
    と、当該油冷却器から供出される油の圧力が予め設定さ
    れた圧力になるように供給油と供出油との差圧分に相当
    する余剰の供出油を供給油に戻して圧力調整する圧力調
    整装置とを備えて、 前記供出油温度が前記第2規定温度を超えるような場合
    には、当該供給油の油量を増加させて前記圧力調整装置
    により戻される油量を多くすることで当該油冷却器に流
    入する供給油の温度を下げ、これにより前記供出油温度
    を前記第2規定温度以下にするように前記温度制御装置
    が前記油供給装置を制御することを特徴とする請求項1
    乃至4いずれか1項記載の冷却水制御装置。
  6. 【請求項6】 前記油供給装置が常時用いられる常用油
    ポンプと予備に用いられる予備油ポンプとにより形成さ
    れ、前記油冷却器からの供出油温度が前記第2規定温度
    を超えるような場合には、前記予備油ポンプも運転して
    前記油冷却器への供給油の油量を多くするようにしたこ
    とを特徴とする請求項5記載の冷却水制御装置。
  7. 【請求項7】 前記油供給装置が常時用いられる常用油
    ポンプと予備に用いられる予備油ポンプとにより形成さ
    れ、前記常用油冷却器からの供出油温度が前記第2規定
    温度を超えるような場合には、前記予備油ポンプも運転
    して前記油冷却器への供給油の油量を多くすると共に、
    前記予備油冷却器も運転するようにしたことを特徴とす
    る請求項5記載の冷却水制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064040A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 油冷却装置および油冷却方法
JP2014508597A (ja) * 2011-02-25 2014-04-10 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 液体を霧状にするためのエアゾール生成装置及び霧状にされる液体の温度制御の方法

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