JP2003028890A - 衝突検知センサ - Google Patents

衝突検知センサ

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JP2003028890A
JP2003028890A JP2001212680A JP2001212680A JP2003028890A JP 2003028890 A JP2003028890 A JP 2003028890A JP 2001212680 A JP2001212680 A JP 2001212680A JP 2001212680 A JP2001212680 A JP 2001212680A JP 2003028890 A JP2003028890 A JP 2003028890A
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JP
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acceleration
sensor
collision detection
acceleration sensor
connector terminal
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JP2001212680A
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Hideya Kurachi
秀哉 倉知
Takeshi Okumura
健 奥村
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品の少ない衝突検知センサを構成とす
る。 【解決手段】 衝突検知センサ10は、加速度検出素子
とこの加速度検出素子を機能させて加速度に応じた電気
信号を出力する電子回路とをパッケージしてなる加速度
センサ11と、この加速度センサ11を実装する回路基
板の配線及び実装パターンの機能を持つ部分12aを有
した一対のコネクタ端子12、12と、加速度センサ1
1及び各コネクタ端子12を収容するハウジング13
と、コンデンサ等の外付け電子部品14とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、自動車の
エアバッグシステム等に使用される衝突検知センサに関
し、特に当該センサに加わる加速度に応じた電気信号を
出力する衝突検知センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の衝突検知センサは、例えば特開
平6−265573号公報に記載されているように、加
速度検出素子とこの加速度検出素子を機能させて加速度
に応じた電気信号を出力する電子回路とをパッケージし
てなる加速度センサ、コンデンサ等の外付け電子部品、
加速度センサや外付け電子部品を実装する回路基板、回
路基板を収容するハウジング、電気信号をハウジング外
へ取り出すためハウジングに取付けられたコネクタ、コ
ネクタ端子、及びコネクタ端子と回路基板とを電気的に
接続する電気的接続部によって構成されているのが通例
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エアバッグシステムに
は、その動作が必要な場合にのみ確実に動作することが
要求される。この要求を満たすため、自動車の中央部に
配設するメイン衝突検知センサの他に自動車の前部左右
のそれぞれにサブ衝突検知センサを配設することや、衝
突検知センサが自動車の衝突時における構成部品の共振
による加速度を検出することのないようにすること等が
提案されている。
【0004】衝突検知センサがその構成部品の共振によ
る加速度を検出することのないようにするためには、衝
突検知センサの構成部品点数をできるだけ少なくするこ
とが有効である。
【0005】また、衝突検知センサの構成部品点数をで
きるだけ少なくすることは、衝突検知センサの価格が下
がり、複数の衝突検知センサを配設しすることによるエ
アバッグシステムの価格の上昇を抑制できる点でも有効
である。
【0006】更に、衝突検知センサの構成部品点数をで
きるだけ少なくすることは、衝突検知センサが小型化さ
れ、自動車のエンジンルームの左右のそれぞれに配設さ
れた衝突検知センサとエンジンルーム内の他の自動車部
品との干渉を避けることが可能となる点でも有利であ
る。
【0007】この出願の発明は、構成部品の少ない衝突
検知センサを構成とすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの出願の発明は、請求項1に記載したように、加速
度検出素子とこの加速度検出素子を機能させて加速度に
応じた電気信号を出力する電子回路とをパッケージして
なる加速度センサとこの加速度センサを実装する回路基
板の配線及び実装パターンの機能を持たせたコネクタ端
子とを一体化し、この一体化した加速度センサ及びコネ
クタ端子を、コネクタを一体形成したハウジングに直接
取付けた構成とした。
【0009】上記の構成において、請求項2に記載した
ように、上記加速度センサをコネクタ端子に直接実装す
ることとしてもよい。
【0010】また、上記課題を解決するためにこの出願
の発明は、請求項3に記載したように、加速度検出素子
とこの加速度検出素子を機能させて加速度に応じた電気
信号を出力する電子回路とをパッケージしてなる加速度
センサのリードフレームにコネクタ端子を一体形成し、
この一体化した加速度センサ及びコネクタ端子を、コネ
クタを一体形成したハウジングに直接取付けた構成とし
た。
【0011】この出願の発明は、上記のように、少なく
とも回路基板、及び回路基板とコネクタ端子間の電気的
接続部を使用しないものであり、構成部品が少ないもの
であり、設計の際に、これら構成部品の固有振動周波数
を、加速度センサの応答周波数帯域や、加速度検出素子
の共振周波数を避けた設定に容易にすることができ、構
成部品の共振による加速度を検出することがないように
できる。そして、小型で安価にすることができ、信頼性
の高いものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの出願の発明の第1実施
形態に係る衝突検知センサの平面図であり、図2は図1
中の2−2線に沿う断面図である。図1及び図2に示す
ように、衝突検知センサ10は、加速度検出素子とこの
加速度検出素子を機能させて加速度に応じた電気信号を
出力する電子回路とをパッケージしてなる加速度センサ
11と、この加速度センサ11を実装する回路基板の配
線及び実装パターンの機能を持つ部分12aを有した一
対のコネクタ端子12、12と、コネクタ16を一体形
成し且つ加速度センサ11及びコネクタ端子12、12
を収容するハウジング13と、コンデンサ等の外付け電
子部品14とから成る。
【0013】ハウジング13は、ボデー部13aと、コ
ネクタ端子支持部13bと、加速度センサ保護カバー部
13cとから成る。コネクタ端子支持部13bは、樹脂
材料で形成されており、ボデー部13aと結合される前
段階でコネクタ端子12、12及び加速度センサ11が
固定される。一対のコネクタ端子12、12は、コネク
タ端子支持部13bを射出成形するときにインサート成
形法により一体形成されるか、或いは単独で射出成形さ
れたコネクタ端子支持部13bのコネクタ端子用の通孔
に圧入されるものである。加速度センサ11及び外付け
電子部品14は、コネクタ端子支持部13bに支持され
た一対のコネクタ端子12、12の部分12aに実装さ
れるものである。ボデー部13aは、樹脂材料で形成さ
れており、各コネクタ端子12、加速度センサ11及び
電子部品14が取付けられ且つ加速度センサ保護カバー
部13cが組み合わされた状態のコネクタ端子支持部1
3bの外周に接合するように射出成形されるものであ
り、車体への取付け孔15を有している。加速度センサ
保護カバー部13cは、ボデー部13aの射出成形時に
加速度センサ11や外付け電子部品14が損傷すること
を防止するためのものである。
【0014】自動車の衝突によって衝突検知センサ10
に加速度が加わると、加速度センサから加速度に応じた
電気信号がコネクタ端子12から、衝突判定を行うEC
U(図示せず)に対して出力される。この電気信号は、
電源ラインのアナログ電流信号で出力されるか、又は出
力端子を設け(全部で3ピン)、その出力端子のアナロ
グ電圧信号として出力される。加速度センサ11内の電
子回路に通信機能を内蔵し、加速度の大きさを表すデジ
タル信号を逐次ECUに送信することとしてもよい。
【0015】図3は、この出願の発明の第2実施形態に
係る衝突検知センサ110の断面図であり、図4は図3
中の加速度センサ111の外観形状を示す図である。図
3において、衝突検知センサ110は、加速度検出素子
とこの加速度検出素子を機能させて加速度に応じた電気
信号を出力する電子回路とをパッケージしてなる加速度
センサ111と、この加速度センサ111のリードフレ
ーム111Aに一体形成された一対のコネクタ端子11
2、112と、コネクタ116を一体形成し且つ加速度
センサ111及びコネクタ端子112を収容するハウジ
ング113と、コンデンサ等の外付け電子部品114と
から成る。この衝突検知センサ110は、衝突検知セン
サ10と同様の作用効果が得られる上、衝突検知センサ
10に比べると、加速度センサをコネクタ端子に実装す
る必要がないため生産性と信頼性が向上する。尚、リー
ドフレーム111Aには、コネクタ端子112、112
を形成するピン状部の他に、加速度センサの機能診断を
行うためのピン部を設けることとしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、この出願の発明
の衝突検知センサは、加速度検出素子とこの加速度検出
素子を機能させて加速度に応じた電気信号を出力する電
子回路とをパッケージしてなる加速度センサとこの加速
度センサを実装する回路基板の配線及び実装パターンの
機能を持たせたコネクタ端子とを一体化し、この一体化
した加速度センサ及びコネクタ端子を、コネクタを一体
形成したハウジングに直接取付けた構成とするか、又は
加速度検出素子とこの加速度検出素子を機能させて加速
度に応じた電気信号を出力する電子回路とをパッケージ
してなる加速度センサのリードフレームにコネクタ端子
を一体形成し、この一体化した加速度センサ及びコネク
タ端子を、コネクタを一体形成したハウジングに直接取
付けた構成としたものであり、少なくとも回路基板、及
び回路基板とコネクタ端子間の電気的接続部を使用しな
いものであり、構成部品が少ないものであり、設計の際
に、これら構成部品の固有振動周波数を、加速度センサ
の応答周波数帯域や、加速度検出素子の共振周波数を避
けた設定に容易にすることができ、構成部品の共振によ
る加速度を検出することがないようにできる。そして、
小型で安価にすることができ、信頼性の高いものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の第1実施形態に係る衝突検知
センサの平面図である。
【図2】図1中の2-2線に沿う断面図である。
【図3】この出願の発明の第2実施形態に係る衝突検知
センサの断面図である。
【図4】図3中の加速度センサのリードフレームの外観
形状を示す図である。
【符号の説明】
10、110・・・衝突検知センサ 11、111・・・加速度センサ 12、112・・・コネクタ端子 13、113・・・ハウジング 14、114・・・外付け電子部品 16,116・・・コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度検出素子とこの加速度検出素子を
    機能させて加速度に応じた電気信号を出力する電子回路
    とをパッケージしてなる加速度センサとこの加速度セン
    サを実装する回路基板の配線及び実装パターンの機能を
    持たせたコネクタ端子とを一体化し、この一体化した加
    速度センサ及びコネクタ端子を、コネクタを一体形成し
    たハウジングに直接取付けたことを特徴とする衝突検知
    センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の衝突検知センサであっ
    て、加速度センサをコネクタ端子に直接実装したことを
    特徴とする衝突検知センサ。
  3. 【請求項3】 加速度検出素子とこの加速度検出素子を
    機能させて加速度に応じた電気信号を出力する電子回路
    とをパッケージしてなる加速度センサのリードフレーム
    にコネクタ端子を一体形成し、この一体化した加速度セ
    ンサ及びコネクタ端子を、コネクタを一体形成したハウ
    ジングに直接取付けたことを特徴とする衝突検知セン
    サ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7116215B2 (en) 2003-02-03 2006-10-03 Denso Corporation Sensor device and ceramic package for mounting electronic components
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JP2009154717A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Honda Motor Co Ltd 車両用センサの取付構造および取付方法

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