JP2003028252A - 摩擦変速機 - Google Patents

摩擦変速機

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JP2003028252A
JP2003028252A JP2001218366A JP2001218366A JP2003028252A JP 2003028252 A JP2003028252 A JP 2003028252A JP 2001218366 A JP2001218366 A JP 2001218366A JP 2001218366 A JP2001218366 A JP 2001218366A JP 2003028252 A JP2003028252 A JP 2003028252A
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driven
disk
idle
output shaft
friction surface
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JP2001218366A
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Atsushi Ozawa
敦 尾澤
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NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイドルディスク10aのバックアップ面2
4aと、駆動ローラ5a外周面の駆動側摩擦面6a及び
アイドルローラ25a外周面のアイドル摩擦面44との
当接状態を安定させる。そして、伝達効率の確保を図る
と共に、運転時に発生する振動及び騒音の低減を図る。 【解決手段】 被駆動ブラケット45に対し上記アイド
ルディスク10aを支持する為の玉軸受16aとして、
4点接触型のものを使用する。支持剛性が高い4点接触
型の玉軸受16aを使用する事により、上記アイドルデ
ィスク10aの姿勢が安定し、上記課題を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る摩擦変速機
は、例えば電動式パワーステアリング装置等の各種機械
装置に組み込み、補助動力源である電動モータから入力
される回転運動を減速すると共にトルクを増大させてス
テアリングホイールに伝達する為に利用する。或は、各
種半導体製造装置や各種ポンプ用駆動部に組み込んで、
電動モータ等の駆動源の回転運動を減速すると共にトル
クを増大させて被駆動部に伝達する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電動式パワーステアリング装置
の補助動力源として使用可能な回転駆動装置として従来
から、特開2001−39321号公報に記載された構
造が知られている。この従来構造に就いて、図5〜9に
より説明する。図示しないステアリングホイールの操作
に基づいてステアリングシャフトにより回転駆動される
主回転軸1は、ケーシング2内に回転自在に支持してい
る。又、上記ケーシング2の側方(図5の右方)には電
動モータ(図示省略)を設け、この電動モータの回転駆
動力を摩擦変速機3により減速してから、上記主回転軸
1に伝達する様に構成している。
【0003】上記摩擦変速機3を構成する為に上記ケー
シング2の側方(図1の右方)には、上記電動モータに
より回転駆動される入力軸4を、回転自在に支持してい
る。又、上記入力軸4の先端部(図5の左端部)で上記
ケーシング2の内面側に露出した部分は、先端部に向か
う程外径が細くなる先細の円すい台状に形成して、駆動
ローラ5としている。そして、この様な駆動ローラ5の
外周面を構成する、上記入力軸4と同心の円すい状凸面
を、駆動側摩擦面6としている。
【0004】一方、上記主回転軸1の中間部で上記ケー
シング2内に位置する部分の周囲に外嵌固定したカラー
7の周囲に、被駆動ディスク8と、ローディングカム装
置9と、アイドルディスク10とを設けている。又、上
記カラー7の一端部(図5の下端部)外周面には、上記
ローディングカム装置9を構成する為のカム板部11を
設けている。又、上記カラー7の他端部(図5の上端
部)外周面に、内輪12を固定している。そして、この
内輪12に形成した内輪軌道13と上記アイドルディス
ク10に形成した外輪軌道14との間に複数個の玉1
5、15を設けて玉軸受16を構成し、上記アイドルデ
ィスク10を上記カラー7の周囲に回転自在に支持して
いる。
【0005】又、上記アイドルディスク10と上記カム
板部11との間に、上記ローディングカム装置9を構成
する為の鋼球或はセラミック球等の複数個(例えば4
個)のボール17、17と、上記被駆動ディスク8と
を、上記カム板部11の側から順に、上記カラー7の軸
方向に関して互いに直列に設けている。上記被駆動ディ
スク8は上記カラー7の中間部周囲に、このカラー7と
同心に支持している。この様な被駆動ディスク8の片面
(図5の下面)と、上記カム板部11の片面(図5の上
面)とには、それぞれ円周方向に関する凹凸であるカム
面18a、18bを設けている。
【0006】これら両カム面18a、18bは、上記各
ボール17、17を転動自在に係合させるボール溝の底
面に形成している。この為に、上記被駆動ディスク8の
片面と上記カム板部11の片面との互いに整合する部分
に、このカム板部11の直径方向に関する断面形状が円
弧形で、全体が円環状のボール溝19a、19bを形成
している。これら両ボール溝19a、19bは、上記被
駆動ディスク8及び上記カム板部11と同心で、且つ互
いに同径である。上記各カム面18a、18bは、図6
〜9に示す様に、上記各ボール溝19a、19bの円周
方向等間隔の複数位置(図示の例では4個所位置)を、
これら各ボール溝19a、19bが浅くなった凸部2
0、20と、同じく深くなった凹部21、21とし、こ
れら両部20、21同士を、それぞれ傾斜面22、22
により連続させて成る。
【0007】そして、上述の様な上記両カム面18a、
18b同士の間に、上記各ボール17、17を転動自在
に挟持している。この様な構成により、上記被駆動ディ
スク8の回転に伴って、この被駆動ディスク8を上記カ
ム板部11から離れる方向に押圧しつつ、上記カラー7
と被駆動ディスク8との間で回転力の伝達を行なわせ
る、前記ローディングカム装置9を構成している。
【0008】又、上記被駆動ディスク8の他面(図5の
上面)に、被駆動側摩擦面23を形成している。この被
駆動側摩擦面23は、前記駆動側摩擦面6との当接部が
この駆動側摩擦面6と平行な円すい凸面とし、これら両
摩擦面23、6の母線同士が、これら母線のほぼ全長に
亙り、互いに均一に当接する様にしている。又、前記カ
ラー7の他端部(図5の上端部)外周面には前記アイド
ルディスク10を、前記玉軸受16により、上記カラー
7と同心に、且つ、このカラー7に対する相対回転を自
在に支持している。そして、上記アイドルディスク10
の片面(図5の下面)に、バックアップ面24を形成し
ている。このバックアップ面24は、前記駆動側摩擦面
6との当接部がこの駆動側摩擦面6と平行な円すい凸面
とし、前記被駆動側摩擦面23と反対側部分でこの駆動
側摩擦面6の母線と、これら母線のほぼ全長に亙り均一
に当接する様にしている。
【0009】更に、前記被駆動ディスク8及び上記アイ
ドルディスク10に関して、上記駆動ローラ5と直径方
向反対側には、アイドルローラ25を配置している。こ
のアイドルローラ25は、前記ケーシング2に回転のみ
自在に支持されており、その先端部でこのケーシング2
の内面から突出した部分に、円すい面状の第二バックア
ップ面26を設けている。この第二バックアップ面26
の形状は、上記駆動ローラ5に形成した駆動側摩擦面6
の形状と同じである。この様なアイドルローラ25は、
上記第二バックアップ面26を上記被駆動側摩擦面23
と上記バックアップ面24とに当接させた状態で、上記
被駆動ディスク8と上記アイドルディスク10との間に
挟持している。
【0010】上述の様に構成する摩擦変速機3は、次の
様な機能により、前記入力軸4から前記主回転軸1に回
転力を伝達する。即ち、この入力軸4と共に前記駆動ロ
ーラ5が回転すると、上記駆動側摩擦面6と被駆動側摩
擦面23との摩擦係合に基づき、上記被駆動ディスク8
が回転する。そして、この被駆動ディスク8の回転が、
前記ローディングカム装置9を介して前記カラー7に伝
わり、更にこのカラー7を外嵌固定した上記主回転軸1
に伝わる。この様に上記入力軸4から主回転軸1に回転
力を伝達する際、上記ローディングカム装置9は、前記
各ボール17、17と前記各カム面18a、18bとの
押し付け合いに基づいてこの回転力を伝達すると同時
に、上記被駆動ディスク8を上記駆動ローラ5に向けて
押し付ける。この様に被駆動ディスク8を上記駆動ロー
ラ5に向けて押し付ける荷重は、上記入力軸4から主回
転軸1に伝達するトルクが大きくなる程大きくなる。従
って、上記駆動側摩擦面6と被駆動側摩擦面23との当
接圧を適正値にして、上記入力軸4から主回転軸1への
回転力の伝達を効率良く行なわせる事ができる。
【0011】又、上記駆動ローラ5の外周面に設けた駆
動側摩擦面6の一部で、上記被駆動側摩擦面23との当
接部に対して直径方向反対部分を、前記アイドルディス
ク10のバックアップ面24に当接させている。更に、
このアイドルディスク10と上記被駆動ディスク8との
間で上記駆動ローラ5と直径方向反対側には、前記アイ
ドルローラ25を挟持している。従って、上記ローディ
ングカム装置9が上記被駆動ディスク8を上記駆動ロー
ラ5に押し付けても、この駆動ローラ5が被駆動ディス
ク8から退避する事はない。この為、上記ローディング
カム装置9による上記駆動側摩擦面6と被駆動側摩擦面
23との当接圧の確保を確実に行なえる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した様に構成し作
用する摩擦変速機3で、カラー7の周囲にアイドルディ
スク10を回転自在に支持する為の玉軸受16として従
来は、一般的なアンギュラ型のものを使用していた。こ
の為、上記カラー7に対する上記アイドルディスク10
の支持剛性が、必ずしも十分とは言えない場合があっ
た。即ち、一般的なアンギュラ型の玉軸受16は、ラジ
アル剛性及びモーメント剛性が必ずしも十分に高いとは
言えない。ラジアル剛性が低い事は、上記アイドルディ
スク10が径方向に変位する事を十分に抑えられない事
に繋がり、モーメント剛性が低い事は、上記アイドルデ
ィスク10の傾斜を十分に抑えられない事に繋がる。
【0013】摩擦変速機3の運転中に上記アイドルディ
スク10が径方向に変位したり、或は傾斜したりする
と、このアイドルディスク10に形成したバックアップ
面24と、駆動側摩擦面6及び第二バックアップ面26
との当接状態が不適正になり、上記摩擦変速機3の伝達
効率が低下するだけでなく、運転時に発生する振動や騒
音が大きくなり易くなる。本発明の摩擦変速機は、この
様な事情に鑑みて発明したものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の摩擦変速機のう
ち、例えば請求項1に記載した摩擦変速機は、前述した
従来から知られている摩擦変速機と同様に、出力軸と、
被駆動ディスクと、アイドルディスクと、バックアップ
面及び被駆動側摩擦面と、駆動ローラと、駆動側摩擦面
とを備える。このうちの出力軸は、回転自在に支持され
ている。又、上記被駆動ディスクは、上記出力軸の周囲
に、この出力軸との間での回転力の伝達を自在に支持さ
れている。又、上記アイドルディスクは、上記被駆動デ
ィスクに隣接させた状態で上記出力軸の周囲に、転がり
軸受によりこの出力軸に対する回転を自在に支持されて
いる。又、上記バックアップ面及び被駆動側摩擦面は、
上記アイドルディスクと上記被駆動ディスクとの互いに
対向する面に形成されている。又、上記駆動ローラは、
上記アイドルディスク及び被駆動ディスクの径方向に配
設された状態で、入力軸により回転駆動される。更に、
上記駆動側摩擦面は、上記駆動ローラの外周面に設けら
れて、その円周方向反対側2個所位置を上記バックアッ
プ面及び被駆動側摩擦面と摩擦係合させている。特に、
本発明の摩擦変速機に於いては、上記転がり軸受は、1
対の深溝型の軌道同士の間に複数個の玉を転動自在に設
けた玉軸受であり、この玉軸受は、これら各玉の転動面
と上記1対の軌道との接触点が、少なくとも一方の軌道
に関して2点存在する、3点接触型若しくは4点接触型
の玉軸受である。
【0015】
【作用】上述の様に構成する本発明の摩擦変速機によ
り、入力軸と出力軸との間で動力を伝達する際の作用
は、前述した従来から知られている摩擦変速機の場合と
同様である。特に、本発明の摩擦変速機の場合には、ア
イドルディスクを回転自在に支持する為の転がり軸受
を、3点接触型若しくは4点接触型の玉軸受としている
為、上記アイドルディスクの支持剛性を十分に高くでき
る。この為、上記摩擦変速機の運転時に、このアイドル
ディスクが径方向に変位したり、或は傾斜したりする事
を防止できる。この結果、このアイドルディスクに形成
したバックアップ面と駆動側摩擦面との当接状態を適正
に維持できて、上記摩擦変速機の伝達効率を確保すると
共に、運転時に発生する振動や騒音を抑える事ができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜2は、請求項1〜2に対応
する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本発
明の摩擦変速機3aは、入力軸4aの回転を減速すると
共にトルクを増大させてから、出力軸27より取り出す
様に構成している。この摩擦変速機3aを構成するケー
シング2aは、本体28と、この本体28の片側(図1
の下側)開口部を塞ぐ蓋体29とから成る。このうちの
本体28は、有底円筒状の主部30と、この主部30の
径方向反対側2個所位置から径方向外方に突出した組み
付け筒部31a、31bとから成る。
【0017】上述の様なケーシング2aのうち、中心部
には上記出力軸27を、各組み付け筒部31a、31b
には上記入力軸4a及びアイドル軸32を、それぞれ回
転のみ自在に支持している。即ち、上記主部30の内面
中心部に形成した支持凹部33の内側に上記出力軸27
の基端部(図1の上端部)を、上記蓋体29の中心部に
形成した円孔34の内側に上記出力軸27の中間部を、
それぞれ深溝型の玉軸受35a、35bにより、回転自
在に支持している。尚、これら両玉軸受35a、35b
には、上記蓋体29に対し螺合した、ナット36とロッ
クナット37とにより、適正な予圧付与を行なってい
る。
【0018】又、上記入力軸4aの先端部は一方(図1
の左方)の組み付け筒部31aの内側に、玉軸受38に
より、回転自在に支持している。この入力軸4aは、例
えば上記組み付け筒部31aの外端開口部に設けた取付
フランジ39に結合固定した電動モータ53(後述する
図4参照)を構成する回転軸の先端部に、この回転軸と
一体に設ける。そして、この電動モータ53を構成する
回転軸の両端部のうち、先端部を上記玉軸受38によ
り、基端部を別の玉軸受により、上記電動モータ53を
構成するハウジングの底部に、それぞれ回転自在に支持
している。従って上記入力軸4aは上記組み付け筒部3
1aの内側に、十分なモーメント剛性を確保された状態
で、回転自在に支持されている。
【0019】これに対して、他方(図1の右方)の組み
付け筒部31bの内側に上記アイドル軸32を、それぞ
れが深溝型である1対の玉軸受40、40により、回転
自在に支持している。これら各玉軸受40、40は、上
記アイドル軸32の基端部(図1の右端部)に螺着した
ナット41により適正な予圧を付与した状態で、上記組
み付け筒部31bの開口部に螺着したプラグ42によ
り、この組み付け筒部31b内に固定している。尚、上
記ナット41は、上記予圧付与後に座板43の一部をか
しめ付ける事により、不用意に緩まない様にしている。
この様に前記出力軸27と上記入力軸4a及びアイドル
軸32とを上記ケーシング2aに支持した状態で、これ
ら各入力軸4a及びアイドル軸32の中心軸αと出力軸
27の中心軸βとは、この出力軸27の中心軸β上の点
O部分で交差する。
【0020】又、上記入力軸4aの先端部で前記本体2
8の内面側に露出した部分には駆動ローラ5aを、上記
アイドル軸32の先端部で上記本体28の内面側に露出
した部分にはアイドルローラ25aを、それぞれ上記入
力軸4a又はアイドル軸32と一体に設けている。上記
駆動ローラ5a及びアイドルローラ25aは、先端部に
向かう程外径が細くなる先細の円すい台状に形成したも
ので、上記入力軸4a及びアイドル軸32と同心に設け
られて、この入力軸4a及びアイドル軸32と共に回転
する。そして、この様な駆動ローラ5a及びアイドルロ
ーラ25aの外周面を構成する、上記入力軸4a及びア
イドル軸32と同心の円すい状凸面を、駆動側摩擦面6
a又はアイドル摩擦面44としている。尚、この駆動側
摩擦面6a及びアイドル摩擦面44の母線の延長線は、
上記出力軸27の中心軸β上の点O部分で交差する。
【0021】一方、上記出力軸27の中間部で上記ケー
シング2a内に位置する部分の周囲には、被駆動ブラケ
ット45を介して、被駆動ディスク8aと、ローディン
グカム装置9と、アイドルディスク10aとを設けてい
る。上記被駆動ブラケット45は、全体を円環状に形成
したもので、上記出力軸27の中間部外周面に、ボール
スプライン46により支持している。従って上記被駆動
ブラケット45は、上記出力軸27の周囲に、この出力
軸27と同期した回転並びにこの出力軸27の軸方向へ
の変位自在に支持されている。
【0022】上述の様な被駆動ブラケット45の一端部
(図1の上端部)外周面には、上記ローディングカム装
置9を構成する為のカム板部11aを、上記被駆動ブラ
ケット45と一体の外向フランジ状に設けている。又、
上記被駆動ブラケット45の他端部(図1の下端部)外
周面には、予圧ナット47を螺合固定している。そし
て、この予圧ナット47と上記カム板部11aとの間
に、上記ローディングカム装置9を構成する為のボール
17、17と、上記被駆動ディスク8aと、複数個の玉
15、15と、内輪12aと、座板48とを、上記カム
板部11aの側から順に、上記被駆動ブラケット45の
軸方向に関して互いに直列に設けている。尚、上記予圧
ナット47を所定強さ緊締した状態で上記座板48の一
部をこの予圧ナット47に向けかしめ付けて、この予圧
ナット47が不用意に緩まない様にしている。
【0023】上記被駆動ディスク8aは上記被駆動ブラ
ケット45の中間部周囲に、滑り軸受、ラジアルニード
ル軸受等の、ラジアル荷重のみを支承する軸受49によ
り、上記被駆動ブラケット45と同心に支持している。
この様な被駆動ディスク8aの片面(図1の上面)の径
方向中間部と、上記カム板部11aの片面(図1の下
面)とには、それぞれ断面が円弧状で円周方向に亙る凹
凸であるカム面18a、18bを設けている。そして、
これら両カム面18a、18b同士の間に、上記各ボー
ル17、17を転動自在に挟持している。この構成によ
り、上記被駆動ディスク8aを上記カム板部11aから
離れる方向に押圧しつつ、上記被駆動ブラケット45と
被駆動ディスク8aとの間で回転力の伝達を行なわせ
る、上記ローディングカム装置9を構成している。
【0024】尚、上記両カム面18a、18bの形状
は、伝達すべき回転力の方向に応じて定める。即ち、両
方向の回転を伝達する場合には、上記カム面18a、1
8bの形状を円周方向に関して対称にし、一方向の回転
のみを伝達する場合には非対称にして、他方向への回転
時には上記各ボール17、17が、カム面の最も凹んだ
部分に位置したまま空転する様に構成する。即ち、一方
向の回転のみを伝達する場合には、上記カム面18a
(18b)の形状を、最凹部から回転方向一方向にのみ
傾斜部を設けた形状とする。この様な形状のカム面18
a、18bを採用すれば、ボール17、17に対してこ
のカム面18a(18b)が所定方向に変位する際に動
力の伝達を行ない、逆方向に移動する際には動力の伝達
を断つ、一方向クラッチとしての機能を持たせる事がで
きる。この点に就いては、例えば特開平11−2232
56号公報に詳しく記載されているので、詳しい図示並
びに説明は省略する。
【0025】又、上記被駆動ディスク8aの他面(図1
の下面)には、被駆動側摩擦面23aを形成している。
この被駆動側摩擦面23aは、前記駆動側摩擦面6a及
びアイドル摩擦面44との当接部が、これら駆動側摩擦
面6a及びアイドル摩擦面44と平行である円すい状凸
面とし、これら各摩擦面23a、6a、44の母線同士
が、これら母線のほぼ全長に亙り、互いに均一に当接す
る様にしている。尚、上記駆動側摩擦面6a及びアイド
ル摩擦面44の母線の延長線は、前述の様に出力軸27
の中心軸β上の点O部分で交差する事が、上記各摩擦面
23a、6a、44の当接部でのスピンを0とする為に
最も好ましい。少なくとも、上記中心軸βの近傍で交差
させる事が好ましい。又、上記各摩擦面23a、6a、
44の断面形状(母線形状)は、互いに当接する1対の
面のうちの一方が直線であり、他方が大きな曲率半径を
有する凸曲面である事が、上記各摩擦面23a、6a、
44同士の当接部にエッジロードを生じさせる事なく、
安定した当接状態を実現する上からは好ましい。
【0026】又、前記内輪12aは、上記被駆動ブラケ
ット45の中間部周囲に外嵌し、更にキー係合或はスプ
ライン係合により、前記予圧ナット47の緊締に基づく
軸方向移動を可能に、且つ回転方向に関する相対回転を
阻止した状態で支持している。そして、この内輪12a
の片面(図1〜2の上面)に形成した内輪軌道13aと
前記アイドルディスク10aの片面(図1〜2の下面)
に形成した外輪軌道14aとの間に前記複数個の玉1
5、15を配置して、玉軸受16aを構成している。そ
して、この玉軸受16aにより上記アイドルディスク1
0aを、上記被駆動ブラケット45と同心に、且つ、こ
の被駆動ブラケット45に対する相対回転を自在に支持
している。特に本例の場合には、上記玉軸受16aとし
て、4点接触型のものを使用している。この為に本例の
場合には、上記内輪軌道13a及び外輪軌道14aとし
て、それぞれ断面形状が、1対の円弧を中央部で連続さ
せたゴシックアーチ状のものを使用している。従って上
記内輪軌道13a及び外輪軌道14aと上記各玉15、
15の転動面とは、これら各玉15、15毎に、各軌道
13a、14a毎に2点ずつ、合計4点ずつで接触す
る。尚、本例の場合には、上記玉軸受16aの接触角
を、前記出力軸27の軸方向に関してほぼ対称にしてい
る。
【0027】上述の様な玉軸受16aにより、上記被駆
動ブラケット45の周囲に回転自在に支持した、上記ア
イドルディスク10aの片面(図1の上面)には、バッ
クアップ面24aを形成している。このバックアップ面
24aは、前記駆動側摩擦面6a及びアイドル摩擦面4
4と平行な円すい状凸面とし、前記被駆動側摩擦面23
aと反対側部分でこの駆動側摩擦面6aの母線と、これ
ら母線のほぼ全長に亙り均一に当接する様にしている。
【0028】上述の様に構成する本発明の回転駆動装置
は、次の様に作用して、前記取付フランジ39に結合固
定した図示しない電動モータにより、前記出力軸27を
回転駆動する。この出力軸27を回転駆動する際には、
上記電動モータにより前記入力軸4aを回転駆動する。
この入力軸4aに結合した駆動ローラ5aが回転する
と、前記駆動側摩擦面6aと前記被駆動側摩擦面23a
及び前記バックアップ面24aとの摩擦係合に基づき、
前記被駆動ディスク8a及び前記アイドルディスク10
aが、互いに逆方向に同速で回転する。そして、このう
ちの被駆動ディスク8aの回転が、前記ローディングカ
ム装置9を介して前記被駆動ブラケット45に伝わり、
更にこの被駆動ブラケット45の回転が、前記ボールス
プライン46を介して上記出力軸27に伝わる。
【0029】この様に上記入力軸4aから出力軸27に
回転力を伝達する際、上記ローディングカム装置9は、
この回転力を伝達すると同時に、上記被駆動ディスク8
aを上記駆動ローラ5a及びアイドルローラ25aに向
けて押し付ける。この様に被駆動ディスク8aを上記駆
動ローラ5a及びアイドルローラ25aに向けて押し付
ける荷重は、上記入力軸4aから出力軸27に伝達する
トルクが大きくなる程大きくなる。従って、上記ローデ
ィングカム装置9を構成する前記各カム面18a、18
bの形状を工夫すれば、上記駆動側摩擦面6aと被駆動
側摩擦面23aとの当接圧を適正値にして、上記入力軸
4aから出力軸27への回転力の伝達を効率良く行なわ
せる事ができる。又、前述の様に、上記駆動側摩擦面6
aの母線の延長線を、上記出力軸27の中心軸β上の点
O部分若しくはその近傍で交差させる為、上記駆動側摩
擦面6aと被駆動側摩擦面23a及びバックアップ面2
4aとの当接部で滑りを生じさせる事なく、効率の良い
回転力伝達を行なえる。
【0030】又、上記駆動ローラ5aの外周面に設けた
駆動側摩擦面6aの一部で、上記被駆動側摩擦面23a
との当接部に対して直径方向反対側部分は、上記バック
アップ面24aに当接している。従って、上記ローディ
ングカム装置9が上記被駆動ディスク8aを上記駆動ロ
ーラ5aに押し付けても、これら各駆動ローラ5aが被
駆動ディスク8aから退避する事はない。又、この被駆
動ディスク8a及び前記アイドルディスク10aの円周
方向に関して、上記駆動ローラ5aと反対側位置には上
記アイドルローラ25aを設けている為、上記両ディス
ク8a、10aの中心軸が上記出力軸27の中心軸βに
対し傾斜する事も抑えられる。この為、上記ローディン
グカム装置9による上記駆動側摩擦面6aと被駆動側摩
擦面23aとの当接圧の確保を確実に行なえる。
【0031】更に、本例の摩擦変速機3aの場合には、
上記アイドルディスク10aを回転自在に支持する為
に、4点接触型の玉軸受16aを使用している為、この
アイドルディスク10の支持剛性を十分に高くできる。
即ち、上記玉軸受16aを構成する各玉15、15の転
動面は、内輪軌道13a及び外輪軌道14aとそれぞれ
2点ずつで接触しており、何れの方向に加わるラジアル
荷重に対しても、十分な剛性を有する。又、モーメント
荷重に対しても、一般的な玉軸受に比べて大きな剛性を
有する。この為、前記摩擦変速機3aの運転時に上記ア
イドルディスク10aが径方向に変位したり、或は傾斜
したりする事を防止できる。この結果、このアイドラデ
ィスク10aに形成したバックアップ面24aと駆動側
摩擦面6a及びアイドル摩擦面44との当接状態を適正
に維持できて、上記摩擦変速機3aの伝達効率を確保す
ると共に、運転時に発生する振動や騒音を抑える事がで
きる。
【0032】次に、図3は、やはり請求項1〜2に対応
する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例
の場合には、内輪12bに形成する内輪軌道13b及び
アイドルディスク10bに形成する外輪軌道14bを、
それぞれアンギュラ型にしている。これに伴って、上記
アイドルディスク10bを支持する為の玉軸受16bの
接触角を、出力軸27(図1)の軸方向に関して非対称
にしている。この様な本例の場合には、上記アイドルデ
ィスク10bに加わる各方向の荷重のうち、ラジアル荷
重を受け持つ部分とアキシアル荷重を受け持つ部分とを
分けている為、それぞれより大きな荷重を支承できる。
その他の部分の構造及び作用は、上述した第1例と同様
であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略す
る。
【0033】次に、図4は、やはり請求項1〜2に対応
する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例
は、本発明の摩擦変速機を、電動式パワーステアリング
装置に組み込んだ構造に関するものであり、出力軸27
aの両端部をケーシング2b外に突出させている。この
為に、このケーシング2bを構成する本体28aの中心
部に円孔50を形成し、この円孔50に上記出力軸27
aを挿通している。この様な出力軸27aの基端部(図
4の上端部)にはステアリングホイール51の操作力を
入力自在としており、同じく先端部(図4の下端部)
は、操舵輪(一般的には前輪)52、52に舵角を付与
する為の、図示しないステアリングギヤの入力軸に結合
している。この様な本例の場合には、駆動ローラ5aか
ら被駆動ディスク8aに伝えられる回転力は上記出力軸
27aに、上記ステアリングホイール51から加えられ
る回転駆動力に対し補助動力として付加されて、上記ス
テアリングギヤに伝えられる。回転駆動装置自体の構造
及び作用は、上述した第1例の場合と同様である為、同
等部分には同一符号を付して、重複する説明は省略す
る。
【0034】尚、図示は省略するが、電動モータ等の駆
動源と入力軸及び駆動ローラとを、それぞれ2組以上、
或はアイドルローラを2本以上設ける事もできる。この
場合には、合計で3本以上となる駆動ローラ及びアイド
ルローラを、被駆動側ディスク及びアイドルディスクの
円周方向に関して等間隔に(3本設ける場合には120
度間隔で)配置する。又、駆動ローラ5a及びアイドル
ローラ25aの中心軸αと出力軸27、27aの中心軸
βとは必ずしも直交させる必要はない。前述した特開平
11−223256号公報に記載した様に、上記駆動ロ
ーラ5a及びアイドルローラ25aの中心軸αを出力軸
27、27aの中心軸βに対し、多少傾斜させる事もで
きる。
【0035】更には、被駆動ブラケット45にアイドル
ディスク10a、10bを回転自在に支持する為の玉軸
受として、玉の転動面と、外輪軌道と内輪軌道とのうち
の一方の軌道とが2点で接触し、他方の軌道とは1点の
みで接触する、3点接触型の玉軸受を使用する事もでき
る。この様な3点接触型の玉軸受を使用すれば、4点接
触型の場合に比べては劣るが、一般的な玉軸受よりも上
記アイドルディスク10a、10bの支持剛性を向上さ
せて、摩擦変速機の伝達効率の確保、並びに運転時に発
生する振動及び騒音の低減を図れる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成し作用
するので、優れた伝達効率を安定して得る事ができ、し
かも運転時に発生する振動及び騒音が低い摩擦変速機を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す断面図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA部拡大図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同
様の図。
【図4】同第3例を示す断面図。
【図5】従来構造の1例を示す断面図。
【図6】被駆動ディスクを取り出して図5の下方から見
た図。
【図7】図6のB−B断面図。
【図8】同C−C断面図。
【図9】円周方向に関するカム面の断面形状を示す図。
【符号の説明】
1 主回転軸 2、2a、2b ケーシング 3、3a 摩擦変速機 4、4a 入力軸 5、5a 駆動ローラ 6、6a 駆動側摩擦面 7 カラー 8、8a 被駆動ディスク 9 ローディングカム装置 10、10a、10b アイドルディスク 11、11a カム板部 12、12a、12b 内輪 13、13a、13b 内輪軌道 14、14a、14b 外輪軌道 15 玉 16、16a、16b 玉軸受 17 ボール 18a、18b カム面 19a、19b ボール溝 20 凸部 21 凹部 22 傾斜面 23、23a 被駆動側摩擦面 24、24a バックアップ面 25、25a アイドルローラ 26 第二バックアップ面 27、27a 出力軸 28、28a 本体 29 蓋体 30 主部 31a、31b 組み付け筒部 32 アイドル軸 33 支持凹部 34 円孔 35a、35b 玉軸受 36 ナット 37 ロックナット 38 玉軸受 39 取付フランジ 40 玉軸受 41 ナット 42 プラグ 43 座板 44 アイドル摩擦面 45 被駆動ブラケット 46 ボールスプライン 47 予圧ナット 48 座板 49 軸受 50 円孔 51 ステアリングホイール 52 操舵輪 53 電動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持された出力軸と、この出
    力軸の周囲にこの出力軸との間での回転力の伝達を自在
    に支持された被駆動ディスクと、この被駆動ディスクに
    隣接させた状態で上記出力軸の周囲に、転がり軸受によ
    りこの出力軸に対する回転を自在に支持されたアイドル
    ディスクと、このアイドルディスクと上記被駆動ディス
    クとの互いに対向する面に形成された、バックアップ面
    及び被駆動側摩擦面と、上記アイドルディスク及び被駆
    動ディスクの径方向に配設された状態で入力軸により回
    転駆動される駆動ローラと、この駆動ローラの外周面に
    設けられて、その円周方向反対側2個所位置を上記バッ
    クアップ面及び被駆動側摩擦面と摩擦係合させた駆動側
    摩擦面とを備えた摩擦変速機に於いて、上記転がり軸受
    は、1対の深溝型の軌道同士の間に複数個の玉を転動自
    在に設けた玉軸受であり、この玉軸受は、これら各玉の
    転動面と上記1対の軌道との接触点が、少なくとも一方
    の軌道に関して2点存在する、3点接触型若しくは4点
    接触型の玉軸受である事を特徴とする摩擦変速機。
  2. 【請求項2】 ケーシングと、このケーシング内に回転
    のみ自在に支持された出力軸と、この出力軸の周囲にこ
    の出力軸に対する軸方向変位可能に且つこの出力軸との
    間での回転力の伝達を自在に支持された被駆動ブラケッ
    トと、この被駆動ブラケットの中間部周囲に、この被駆
    動ブラケットに対する軸方向変位並びに回転を可能に支
    持された被駆動側ディスクと、この被駆動側ディスクに
    隣接させた状態で上記被駆動ブラケットの周囲に、転が
    り軸受によりこの被駆動ブラケットに対する回転を自在
    に支持されたアイドルディスクと、このアイドルディス
    クと上記被駆動側ディスクとの互いに対向する面に形成
    された、それぞれが円すい凸面状であるバックアップ面
    及び被駆動側摩擦面と、上記被駆動側ディスクと上記被
    駆動ブラケットの一端部との間に設けられ、この被駆動
    ディスクの回転に伴ってこの被駆動ディスクを上記アイ
    ドルディスクに向け押圧しつつこの被駆動ディスクと上
    記被駆動ブラケットとの間で回転力の伝達を行なわせる
    ローディングカム装置と、上記アイドルディスク及び被
    駆動ディスクの径方向に配設された状態で上記ケーシン
    グに対し回転のみ自在に支持された駆動ローラと、上記
    アイドルディスク及び被駆動側ディスクの直径方向に関
    してこの駆動ローラと反対側位置に回転のみ自在に設け
    られたアイドルローラと、このアイドルローラ及び上記
    駆動ローラの先端部外周面に設けられて、それぞれの円
    周方向反対側2個所位置を上記バックアップ面及び被駆
    動側摩擦面と摩擦係合させた、それぞれが円すい状凸面
    であるアイドル摩擦面及び駆動側摩擦面とを備えた摩擦
    変速機に於いて、上記転がり軸受は、1対の深溝型の軌
    道同士の間に複数個の玉を転動自在に設けた玉軸受であ
    り、この玉軸受は、これら各玉の転動面と上記1対の軌
    道との接触点が、少なくとも一方の軌道に関して2点存
    在する、3点接触型若しくは4点接触型の玉軸受である
    事を特徴とする摩擦変速機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104533983A (zh) * 2014-12-20 2015-04-22 重庆钰康机械有限公司 摩擦式凸轮单向转动机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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