JP2003027583A - 潜水工法による管渠内閉塞工事 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 従来の管渠内閉塞作業は、作業着手前に管渠
内の水位を低下もしくは水を無くしてからの施工だっ
た。それは、言い換えれば、閉塞作業よりも、水位の調
整の方が大変な労力を必要とした。 【解決手段】管渠６内の水位を下げることなく、尚且つ
マンホール７等など最小限のスペースより、閉塞材を搬
入し、潜水士が管渠６内で閉塞壁２を構築する工法であ
り潜水士による施工なので、管渠６内の水位を調整する
ことなく施工が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】 【００１】 【産業上の利用分野】本発明は、従来の管渠内閉塞工事
における水位低下などの補助工法を必要としない工法で
ある。 【００２】 【従来の技術】従来は管渠内にて閉塞作業を行なう場
合、管渠内の水位を低下、もしくは管渠内を使用停止
し、管渠内の水を無くし、普通作業員がレンガなどで閉
塞作業を行なっていた。 【００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明により、従来よ
りの管渠内閉塞作業時における、水位の低下などの補助
工法を必要とせず、閉塞作業のために、道路その他の構
造物などを取り壊す必要がなくなり、これにより、施工
時間の短縮、尚且つコストの削減を課題として研究をす
すめた。 【００４】 【課題を解決するための手段】潜水工法にて施工するに
あたり、水位の低下などの補助工法を必要とせず、急速
な施工が可能である。 【００５】 【作用】本発明は、管渠の水位に関係なく、施工がで
き、尚且つ最小限のスペースより材料の搬入が行なえ
る。これにより、強固な閉塞壁が安全確実に施工でき
る。 【００６】 【実施例】第１図は、本発明を実施した１例を示す断面
図で、第２図は正面図である。本工法を、施工前に潜水
調査を行い、ヘドロ等など堆積物を撤去し、潜水施工法
で作業していく。 【００７】 【発明の効果】１．本工法は、潜水士による施工法なの
で、水位に関係なく施工ができる。 ２．管渠内の水位を調整する必要が無い。 ３．施工にあたり、道路その他構造物を取り壊す必要が
なく、その分施工時間の短縮が可能である。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明をした管渠に、閉塞壁を設置した状
況、断面図である。第２図は、設置状況を正面から見
た、正面図である。 【符号の説明】 １は、閉塞鉄板を押さえる加工アングル、２は閉塞鉄
板、３はアンカー、４は加工アングルと閉塞鉄板を結合
するボルト・ナット、５は閉塞鉄板の上下間の結合ボル
ト・ナット、６はヒューム管、７はマンホール、８は道
路など。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】管渠内の水位を下げることなく、尚且つマ
   ンホール等など最小限のスペースより、閉塞材を搬入
   し、潜水士が管渠内で閉塞壁を構築する工法。