JP2003026842A - 架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents
架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法Info
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Abstract
の安定性に優れ、低発泡倍率から高発泡倍率にわたって
発泡体の発泡セルが細かく、均一に近い製品外観及び厚
み均一性に優れた架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製
造方法を提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体
の製造方法は、MFRが0.1〜30g/10分である
ポリオレフィン系樹脂(A)100重量部に対して、粒
子径10μm以下のポリテトラフルオロエチレン粒子と
有機重合体とからなるポリテトラフルオロエチレン含有
混合物(B)が、該混合物(B)のうちのポリテトラフ
ルオロエチレン成分量が0.01〜20重量部となるよ
うに配合され、かつ、有機過酸化物架橋剤(C)が0.
3〜5重量部になるように配合されてなる樹脂組成物を
用いて、架橋・発泡させることを特徴とするものであ
る。
Description
発泡倍率のものまで表面平滑性に優れた架橋ポリオレフ
ィン系樹脂発泡体の製造方法に関する。
法としては、ポリオレフィン系樹脂を押出機内で発泡剤
と溶融混練した後、低圧力下に押出して発泡させる押出
発泡法や、発泡剤を含有する樹脂ビーズを、加熱できる
容器内でプレス発泡させる方法、または一旦発泡性シー
トを作成した後、電子線等により該発泡性シートに架橋
を施した後に常圧下で発泡させる方法が広く採用されて
いる。
ては、溶融混合物中の発泡剤が膨張することにより発泡
が行われるが、ポリオレフィン系樹脂は一般に結晶性で
あるために、樹脂の温度を高くすると溶融粘度と溶融強
度が急激に低下してしまい、発泡剤が分解し発生するガ
スを保持できずに樹脂中から逃散して発泡倍率は上がら
ず、かつ製品の表面は破泡が起こって平滑な外観が得ら
れない。逆に樹脂の溶融粘度や溶融強度を上げるため
に、発泡温度を下げたり、架橋度を上げたりすると、充
分かつ均一に発泡しなくなる。常圧発泡において、発泡
体の発泡セルが均一でかつ細かく、かつ表面が平滑で厚
み均一性に優れた発泡体とするためには、発泡時の溶融
粘度のみならず、溶融強度を高く保持することが重要で
ある。
粘度及び溶融粘度と溶融強度を上げる方法があるが、重
合時間がかかってコストアップを招くだけでなく、流動
性が悪くなり、樹脂発泡が起こって樹脂の切断、分子量
低下を伴い、結果として目的とする溶融強度アップは困
難となる。特開平5−95058号公報及び特開平9−
31230号公報には、分子量分布が広く、かつ高分子
領域に分岐ポリマを含むポリプロピレン系樹脂発泡体が
提案されているが、ポリプロピレンの重合で分岐の多い
高分子量物を得ることは非常に高価格となり、また、特
開平6−234878号公報には電子線架橋によって長
鎖分岐を生じさせるポリプロピレンが提案されている
が、架橋度の制御が困難であり、高価格となる。
橋による方法が採用されているが、架橋度を高くしすぎ
ると発泡性シートの発泡時に制御が困難である。また、
線状低密度ポリエチレンでは電子線により架橋度を上げ
ることは困難であり、溶融粘度の高い樹脂を用いると押
出圧力が高くなりすぎる、発泡剤が均一に分散されにく
い等の問題がある。
技術の背景に鑑み、発泡性シートの押出性と常圧発泡時
の安定性に優れ、低発泡倍率から高発泡倍率にわたって
発泡体の発泡セルが細かく、均一に近い製品外観及び厚
み均一性に優れた架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製
造方法を提供せんとするものである。
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡
体の製造方法は、MFRが0.1〜30g/10分であ
るポリオレフィン系樹脂(A)100重量部に対して、
粒子径10μm以下のポリテトラフルオロエチレン粒子
と有機重合体とからなるポリテトラフルオロエチレン含
有混合物(B)が、該混合物(B)のうちのポリテトラ
フルオロエチレン成分量が0.01〜20重量部となる
ように配合され、かつ、有機過酸化物架橋剤(C)が
0.3〜5重量部になるように配合されてなる樹脂組成
物を用いて、架橋・発泡させることを特徴とするもので
ある。
性シートの押出性と常圧発泡時の安定性に優れ、低発泡
倍率から高発泡倍率にわたって発泡体の発泡セルが細か
く、均一に近い製品外観及び厚み均一性に優れた架橋ポ
リオレフィン系樹脂発泡体の製造方法について、鋭意検
討し、特定な粒子径のポリテトラフルオロエチレン粒子
と有機重合体とからなる少量のポリテトラフルオロエチ
レン含有混合体を、特定なMFRのポリオレフィン系樹
脂に添加した樹脂組成物用いてみたところ、発泡性シー
ト成形時押出性能を変えることなく、樹脂の溶融強度が
向上され、結果として、前記課題を一挙に解決すること
を究明したものである。
(A)は、例えばポリプロピレン(PP)、高密度ポリ
エチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDP
E)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリ
−1−ブテン、ポリイソブチレン、プロピレンとエチレ
ン及び/または1−ブテンとのあらゆる比率でのランダ
ム共重合体またはブロック共重合体、エチレンとプロピ
レンとのあらゆる比率においてジエン成分が50重量%
以下であるエチレン−プロピレン−ジエン3元共重合
体、ポリメチルペンテン、シクロペンタジエンとエチレ
ン及び/またはプロピレンとの共重合体などの環状ポリ
オレフィン、エチレンまたはプロピレンと50重量%以
下の例えば酢酸ビニル、メタクリル酸アルキルエステ
ル、アクリル酸エステル、芳香族アルキルエステル、芳
香族ビニルなどのビニル化合物などとのランダム共重合
体、ブロック共重合体またはグラフト共重合体などが使
用される。これらのポリオレフィン系樹脂は、単独また
は2種以上混合して用いることができる。
も、PP、HDPE、LDPE、LLDPE、エチレン
−プロピレンランダムまたはブロック共重合体から選ば
れた少なくとも1種が、汎用性が高く、安価であるとい
う点で、好ましく使用される。
Rは、0.1〜30g/10分、好ましくは0.3〜2
0g/10分の範囲のものであることが重要である。す
なわち、かかる特定範囲のMFRを有するポリオレフィ
ン系樹脂(A)であるから、ポリテトラフルオロエチレ
ン含有混合体(B)を添加して発泡性シートを作成する
際の押出性と、その発泡性シートを架橋した後の発泡成
形時の樹脂の溶融粘度とがバランスよく保持され、結果
として、発泡セルが細かく、均一に近い製品外観及び厚
み均一性に優れた架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を提
供することができるのである。
(A)のMFRが0.1g/10分未満では、流動性が
充分でなく、発泡性シートの成形が困難であり、また、
MFRが30g/10分を超えると、樹脂の溶融強度が
低下して、該シートを架橋後の発泡における安定性が不
充分であるとともに、発泡セルが大きくなり、表面での
破泡とガス抜けが起こり、良好な発泡成形品を得難くな
る。
樹脂の場合には、JIS−K−6758、また、ポリエ
チレン系樹脂の場合には、JIS−K−6760に準じ
て測定したものである。
ン含有混合体(B)は、粒子径10μm以下のポリテト
ラフルオロエチレン粒子と有機重合体とからなり、混合
体中のポリテトラフルオロエチレンが10μmを越える
凝集体となっていないことが必要である。
有混合体としては、粒子径0.05〜1μmのポリテト
ラフルオロエチレン粒子の水性分散液と、有機重合体粒
子の水性分散液とを混合し、凝固またはスプレードライ
により、粉体化して得られるもの、あるいは、粒子径
0.05〜1μmのポリテトラフルオロエチレン粒子の
水性分散液と、有機重合体粒子の水性分散液とを混合し
た分散液中で、エチレン性不飽和結合を有する単量体を
乳化重合した後、凝固またはスプレードライにより、粉
体化して得られたもの、もしくは、これらの粉体を前述
のポリオレフィン系樹脂によってマスターバッチ化した
ものが好ましい。
散液の原料としては、旭ICIフロロポリマー社製のフ
ルオンAD−1、AD−936やダイキン工業社製のポ
リフロンD−1、D−2、三井デュポンフロロケミカル
社製のテフロン(R)30Jなどを代表例として用いる
ことができる。
合粉体(B)を構成する有機重合体としては、特に制限
されるものではないが、ポリオレフィン系樹脂(A)に
配合する際の分散性の観点からオレフィン系樹脂との相
溶性が高いものであることが好ましい。
の具体例としては、スチレン、p−メチルスチレン、o
−メチルスチレン、 p−クロルスチレン、o−クロル
スチレン、p−メトキシスチレン、o−メトキシスチレ
ン、α−メチルスチレンなどのスチレン系単量体:アク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、メタク
リル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸ドデシル、メ
タクリル酸ドデシル、アクリル酸トリデシル、メタクリ
ル酸トリデシル、アクリル酸オクタデシル、メタクリル
酸オクタデシル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリ
ル酸シクロヘキシルなどの(メタ)アクリル酸エステル
系単量体、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなど
のシアン化ビニル系単量体:ビニルメチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテルなどのビニルエーテル系単量体:酢
酸ビニル、酪酸ビニルなどのカルボン酸ビニル系単量
体:エチレン、プロピレン、イソブチレンなどのオレフ
ィン系単量体:ブタジエン、イソプレンなどのジエン系
単量体などを使用することができる。これらの単量体
は、単独あるいは2種以上混合して用いることができ
る。
ン系樹脂(A)との相溶性の点から、スチレン系単量
体、(メタ)アクリル酸エステル系単量体、オレフィン
系単量体を、好ましく使用することができる。さらに好
ましはこれらの中でも、炭素数6以上の長鎖アルキル
(メタ)アクリル酸エステル系単量体、スチレン、オレ
フィン系単量体からなる群より選ばれる1種以上の単量
体を20重量%以上含有する単量体を使用するのがよ
い。特に好ましくは、炭素数12〜24の長鎖アルキル
(メタ)アクリル酸エステル系単量体がよい。
ポリテトラフルオロエチレン粒子が凝集をおこして粗大
粒子となるために好ましくなく、10μm以下のポリテ
トラフルオロエチレのンを安定して分散させるためには
炭素数12〜24の長鎖アルキル(メタ)アクリル酸エ
ステル系単量体が好ましく用いられる。
ン含有混合体(B)中に占めるポリテトラフルオロエチ
レンの含有割合は0.01〜20重量部であることが好
ましい。
含有混合体(B)は、ポリテトラフロロエチレン含有物
の水性分散液を、塩化カルシウム、硫酸マグネシウムな
どの金属塩を溶解した熱水中に投入し、ついで塩析し、
凝固した後に乾燥するか、スプレードライによって粉体
化されたもの、もしくはその粉体をポリオレフィン系樹
脂(A)を用いてマスターバッチ化することによって得
られる。
ンパウダーは、粒子分散液の状態から粉体として回収す
る工程で100μm以上の凝集体となってしまうために
熱可塑性樹脂に均一に分散させることが困難であるのに
対して、本発明で用いるポリテトラフルオロエチレン含
有混合体(B)は、ポリテトラフルオロエチレンが単独
で粒子径10μmを越えるドメインを形成していないた
めに、ポリオレフィン系樹脂(A)に対する分散性が極
めて優れている。この結果、本発明の樹脂組成物は ポ
リテトラフルオロエチレンがポリオレフィン系樹脂
(A)中で効率よく繊維化しており、その添加によって
発泡性シート成型時における樹脂の押出性を保持したま
まで溶融強度が向上し、結果として発泡セルが細かく、
均一な外観に優れた発泡体が得られる。
FRが0.1〜30g/10分の範囲にあるポリオレフ
ィン系樹脂(A)に対して、前記ポリテトラフルオロエ
チレン含有混合体(B)がポリテトラフルオロエチレン
成分の量が0.01〜20重量部の範囲内になるように
配合されたものである。何故ならば、ポリテトラフルオ
ロエチレン成分(B)の量が0.01重量部未満では充
分な溶融強度が得られず、また、20重量部を越えると
流動性が不充分となって発泡性シートの成形が困難とな
って、良好な発泡体が得られないからである。
は、無機発泡剤、揮発性発泡剤、分解型発泡剤などが用
いられるが、発泡温度との兼ね合いの点で分解型発泡剤
を用いるのが好ましい。
ミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾビス
イソブチロニトリル、重炭酸ナトリウムなどを用いるこ
とができる。これらの発泡剤は適宜混合して用いること
ができる。発泡剤の添加量は発泡剤の種類、目的とする
発泡倍率などによって異なるが、添加量は、ポリオレフ
ィン系樹脂(A)100重量部に対して、分解型発泡剤
を0.1〜20重量部添加するのが好ましい。
物中に、さらに気泡調整剤を添加しても良い。気泡調整
剤としては酸化亜鉛、タルク、シリカなどの無機粉末や
多価カルボン酸の酸性塩、多価カルボン酸と炭酸ナトリ
ウムあるいは重炭酸ナトリウムとの反応混合物などが用
いられる。かかる気泡調整剤は、ポリオレフィン系樹脂
(A)100重量部に対して13重量部以下の範囲で添
加するのが好ましい(但し、無機充填剤を樹脂に多量に
添加する場合は除く)。
練物中にはその目的に応じて安定剤,滑剤、無機充填剤
などを添加し、所望の品位のものとすることができる。
ルーテトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、トリエチレン
グリコール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]などのフ
ェノール系安定剤、トリス(モノノニルフェニル)フォ
スファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)フォスファイトなどの燐系安定剤、ジラウロイルジ
プロピオネートなどの硫黄系安定剤、旭電化工業社製の
CDA−1、CDA−6やチバ・スペシャルティ・ケミ
カルズ社製のIRGANOX MD 1024などの銅
害防止剤などが用いられ、これらは単独で、または2種
以上を混合いて用いることができる。
系樹脂(A)100重量部に対して0.05重量部以下
が好ましい。
ン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸などの
飽和または不飽和脂肪酸のナトリウム、カルシウム、マ
グネシウム塩などが使用され、これらは単独で、または
2種以上を混合して用いることができる。かかる滑剤の
配合量は、ポリオレフィン系樹脂(A)100重量部に
対して、0.1〜2重量部の範囲であることが好まし
い。
例えば炭酸カルシウム、タルク、ガラス繊維、炭酸マグ
ネシウム、マイカ、カオリン、硫酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、シリカ、クレー、
ゼオライトなどが用いられ、これらは単独で、または2
種以上を混合して用いることができる。かかる無機充填
剤の配合量は、前記ポリオレフィン系樹脂(A)100
重量部に対して、1〜50重量部が好ましい。
樹脂と発泡剤との溶融混練物中には、その目的に応じて
難燃剤、顔料などを添加し、所望の品位のものとするこ
とができる。
成分を所定量配合し、ロール、バンバリーミキサー、押
出機などの通常の混練機を用いて樹脂組成物を調整し、
発泡性シートにするのが好ましい。また、ポリテトラフ
ルオロエチレン含有混合体(B)を高濃度で含むマスタ
ーペレット(マスターバッチ)をポリオレフィン系樹脂
(A)で希釈して樹脂組成物としてもよい。この際、ポ
リオレフィン系樹脂(A)の総量100重量部に対し
て、ポリテトラフルオロエチレンの量が0.01〜20
重量部になるように配合されるのが好ましい。また、希
釈するポリオレフィン樹脂(A)と残りのポリオレフィ
ン樹脂(A)は同じものでなくてもよい。
橋の方法としては、発泡とほぼ同時に架橋させる方法
と、発泡に先立って架橋させる方法とに分けられる。
泡と同時に架橋させる製造方法は、シートに成形した後
の架橋工程を経る必要がなく、工程が簡略化されるため
に好ましく用いられるものである。
製造方法について説明する。
は、ポリオレフィン系樹脂に有機系分解型発泡剤および
架橋剤を配合した樹脂組成物を、加圧式ニーダーや2本
ロールなどの混練機にて混練し、押出機にて、所望の厚
さと幅の発泡用母材シートに押出成形し、約200〜2
30℃の加熱炉に導入して発泡させる。
キサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチ
ルパーオキシ)−ヘキシン−3、α,α'−ビス(t−
ブチルパーオキシジイソプロピル)ベンゼン、t−ブチ
ルパーオキシクメン、4,4'−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)バレリック酸n−ブチルエステル、1,1−ジ
(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シ
クロヘキサンなどの有機過酸化物が用いられ、その配合
量は、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して、
0.3〜5重量部の範囲内であることが好ましい。何故
ならば、有機過酸化物架橋剤が5重量部を越えると、架
橋効率の向上が望めず、0.3重量部未満では、十分な
架橋度が得られないからである。
法の場合、ポリオレフィン系樹脂に有機系分解型発泡剤
およびビニルトリメトキシシラン等のシラン化合物を配
合した樹脂組成物を混練し、発泡用母材シートを押出成
形した後、ジブチルスズジラウレート等のシラノール縮
合触媒および水の存在下でシロキサン縮合反応によって
シラン架橋させ、次いで加熱炉に導入して発泡体を製造
する。
有機過酸化物が使用することができ、その配合量は、ポ
リオレフィン系樹脂100重量部に対して、0.003
〜2重量部である。
フィン系樹脂100重量部に対して、0.03〜5重量
部が好ましい。
よく、いずれの方法によっても必要に応じてトリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ジビニルベンゼン等の
架橋助剤を0.05〜3重量部程度配合しても良い。
ン系樹脂発泡体における架橋度は、好ましくは10〜7
0%、より好ましくは15〜50%であることが、架橋
後シートの発泡安定性と発泡セルが細かく、均一に近い
製品外観及び厚み均一性に優れたオレフィン系架橋発泡
体を得る上からよい。
の架橋度は、該発泡体を細断して、W0g精秤したもの
を、溶媒としてキシレンを用い、120℃下のソックス
レイ抽出器で、24時間抽出後、不溶分を取り出し、純
粋なキシレンで洗浄後,さらにアセトンで洗浄し、80
℃に加熱した真空乾燥機で、4時間加熱し、揮発分を完
全に除去した後、室温で自然冷却する。このものの重量
(W1g)を測定し、次式にて架橋度を求める。
成形等をすることによって、種々の形態の成形体とする
ことができる。
発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い。なお、以下の説明において「部」は重量部を示し、
「%」は重量%を示し、諸物性の測定は下記の方法で行
った。 (1)固形分濃度;粒子分散液を170℃で30分間乾
燥して求めた。 (2)粒子径分布、重量平均粒子径;粒子分散液を水で
希釈したものを試料液として、動的光散乱法(大塚電子
(株)製ELS800,温度25℃、散乱角90度)に
より測定した。 (3)架橋度;発泡体を細断しW0g精秤したものを溶
媒としてキシレンを用い、120℃下のソックスレイ抽
出器で24時間抽出後、不溶分を取り出し、純粋なキシ
レンで洗浄後,さらにアセトンで洗浄し80℃に加熱し
た真空乾燥機で4時間加熱、揮発分を完全に除去後、室
温で自然冷却する。このものの重量(W1g)を測定
し、次式にて架橋度を求める。
発泡ポリオレフィン系樹脂シートに一定間隔(L1m
m)の標線を入れ、シート下端に、そのシートの重量の
2倍の荷重をかけ250℃の熱風オーブン中につり下
げ、1分後の発泡体上の標線間長さ(L2mm)を測定
し、その比(L2/L1)を計算する。
根)の1.2倍以下のもの。
根)の1.2倍以上のもの。 (5)発泡セル状態;発泡体シートの断面を肉眼観察
し、次の評価基準とした。
きさが2倍を越えないもの。
きさの比が2倍以上のもの。 (6)成形品の外観;発泡体シートの外観を肉眼判定
し、次の評価基準とした。
る。
い。
−1と称する。)の製造〉まず、攪拌機、コンデンサ
ー、熱伝対、窒素導入口を備えたセパラブルフラスコに
蒸留水190部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム1.5部、スチレン100部、クメンヒドロパーオキ
サイド0.5部を仕込み、窒素気流下に40℃に昇温し
た。ついで、硫酸鉄0.001部、エチレンジアミン四
酢酸二ナトリウム0.003部、ロンガリット塩0.2
4部、蒸留水10部の混合液を加えラジカル重合させ
た。発熱が終了した後、系内の温度を40℃で1時間保
持して重合を完了させ、スチレン重合体粒子分散液(以
下、P−1と称する。)を得た。
径分布は単一のピークを示し、重量平均粒子径は96n
mであった。
分散液として旭ICIフロロポリマー社製フルオンAD
396を用いた。AD396の固形分濃度は63.0%
であり、ポリテトラフルオロエチレン100部に対して
5部のポリオキシエチレンアルキリフェニルエーテルを
含むものである。AD396の粒子径分布は単一のピー
クを示し、重量平均粒子径は290nmであった。
を添加し、固形分濃度26.2%のポリテトラフルオロ
エチレン粒子分散液(以下、F−1と称する。)を得
た。F−1は25%のポリテトラフルオロエチレン粒子
と1.2%のポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ルを含むものである。
チレン40部)と181.8部のP−1(ポリスチレン
60部)とを攪拌機、コンデンサー、熱伝対、窒素導入
口を備えたセパラブルフラスコに仕込み、窒素気流下に
室温で1時間撹拌した。その後、系内を80℃に昇温
し、1時間保持した。一連の操作を通じて固形物の分離
はみられず、均一な粒子分散液を得た。粒子分散液の固
形分濃度は29.3%、粒子径分布は比較的ブロードで
重量平均粒子径は168nmであった。
ウム5部を含む85℃の熱水700部に投入し、固形分
を分離させ、濾過、乾燥してポリテトラフルオロエチレ
ン含有混合粉体(B−1)98部を得た。
り短冊状に賦形した後、ミクロトームで超薄切片とした
ものを無染色のまま透過型電子顕微鏡で観察した。ポリ
テトラフルオロエチレンは暗部として観察されるが、1
0μmを越える凝集対は観察されなかった。 〈ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(以下、B
−2と称する。)の製造〉まず、ドデシルメタクリレー
ト75部とメチルメタクリレート25部の混合液にアゾ
ビスジメチルバレロニトリル0.1部を溶解させた。こ
れにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2.0部と
蒸留水300部の混合液を添加し、ホモミキサーにて1
0000rpmで4分間撹拌した後、ホモジナイザーに
300kg/cm2 の圧力で2回通し、安定なドデシ
ルメタクリレート/チルメタクリレート予備分散液を得
た。これを攪拌機、コンデンサー、熱伝対、窒素導入口
を備えたセパラブルフラスコに仕込み、窒素気流下で内
温を80℃にて3時間撹拌してラジカル重合させ、ドデ
シルメタクリレート/メチルメタクリレート共重合体粒
子分散液(以下、P−2と称する。)を得た。
径分布は単一のピークを示し、重量平均粒子径は198
nmであった。
ロエチレン40部)と159.4部のP−2(ドデシル
メタクリレート/メチルメタクリレート共重合体40
部)とを攪拌機、コンデンサー、熱伝対、窒素導入口を
備えたセパラブルフラスコに仕込み、窒素気流下に室温
で1時間撹拌した。その後、系内を80℃に昇温し、硫
酸鉄0.001部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム0.003部、ロンガリット塩0.24部、蒸留水1
0部の混合液を加えた後、メチルメタクリレート20部
とt−ブチルパーオキサイド0.1部の混合液を30分
かけて滴下し、滴下終了後、内温を80℃で1時間保持
してラジカル重合を完了させた。一連の操作を通じて固
形分の分離はみられず、均一な粒子分散液を得た。粒子
分散液の固形分濃度は28.5%で、粒子径分布は比較
的ブロードで重量平均粒子径は248mであった。
ウム5部を含む75℃の熱水600部に投入し、固形分
を分離させ、濾過、乾燥してポリテトラフルオロエチレ
ン含有混合粉体(B−2)97部を得た。
により短冊状に賦形した後、ミクロトームで超薄切片と
したものを無染色のまま透過型電子顕微鏡で観察した。
ポリテトラフルオロエチレンは暗部として観測される
が、10μmを越える凝集体は観察されなかった。 〈ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体のマスター
バッチ(以下、M−1と称する。)の製造〉直鎖状ホモ
ポリプロピレンペレット(日本ポリケム社製EA7;M
FR1.2g/10分)75部に対して上記テトラフル
オロエチレン含有混合粉体B−2を25部配合してハン
ドブレンドした後、二軸押出機(Werner&Pfl
eiderer社製ZSK30)を用いて、バレル温度
200℃、スクリュー回転数200rpmにて溶融混練
し、ペレット状に賦形し、ポリテトラフルオロエチレン
含有混合粉体のマスターバッチ(以下、M−1と称す
る。)を得た。
エチレン含有混合体としてはM−1を用い、発泡に供す
るシートはポリオレフィン系樹脂と発泡剤(アゾジカル
ボンアミド)および有機過酸化物架橋剤(ジクミルパー
オキサイド)を次の表1に示す成分と配合比で作成し
た。
の分解しない温度、具体的にはポリエチレン系樹脂の場
合は120〜160℃に、ポリプロピレン系樹脂の場合
は140〜180℃に加熱したベント付きの押出機に導
入し、ダイから押出しシートを作成した。
た。
で得られた発泡体は、気泡の均一性、外観の平滑性が優
れ、しかも発泡時の安定性も優れたものであった。
ロエチレン含有混合物(B)を含まない発泡体は、気泡
が不均一で発泡時の安定性が悪く、また、ポリテトラフ
ルオロエチレン含有混合物(B−1)の添加量が多い場
合は、シート成形時に凹凸が生じ、安定した厚みのシー
トが得られない等の問題があることがわかった。
れ、しかも気泡径が細かく、均一で製品外観が平滑な架
橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を提供することができ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】MFRが0.1〜30g/10分であるポ
リオレフィン系樹脂(A)100重量部に対して、粒子
径10μm以下のポリテトラフルオロエチレン粒子と有
機重合体とからなるポリテトラフルオロエチレン含有混
合物(B)が、該混合物(B)のうちのポリテトラフル
オロエチレン成分量が0.01〜20重量部となるよう
に配合され、かつ、有機過酸化物架橋剤(C)が0.3
〜5重量部になるように配合されてなる樹脂組成物を用
いて、架橋・発泡させることを特徴とする架橋ポリオレ
フィン系樹脂発泡体の製造方法。 - 【請求項2】該架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の架橋
度が5〜70%であることを特徴とする請求項1記載の
架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体。 - 【請求項3】該ポリオレフィン系樹脂(A)が、ポリエ
チレン系樹脂およびポリプロピレン系樹脂から選ばれた
少なくとも1種であることを特徴とする請求項1または
2記載の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法。 - 【請求項4】該ポリエチレン系樹脂が、線状低密度ポリ
エチレン樹脂であることを特徴とする請求項3記載の架
橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法。 - 【請求項5】該ポリエチレン系樹脂が、ポリオレフィン
系樹脂(A)中に15〜85重量%の範囲で混合される
ものである請求項3または4記載の架橋ポリオレフィン
系樹脂発泡体の製造方法。 - 【請求項6】該線状低密度ポリエチレン樹脂が、800
〜935kg/m3 の密度を有するものであることを
特徴とする請求項4または5記載の架橋ポリオレフィン
系樹脂発泡体。
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- 2001-07-13 JP JP2001213509A patent/JP5076262B2/ja not_active Expired - Fee Related
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