JP2003025368A - トグルリンク式射出成形機構 - Google Patents
トグルリンク式射出成形機構Info
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Abstract
且つその射出速度及び射出圧や保圧の制御が非常に簡単
であるリンク式射出機構の開発をその課題とする。 【解決手段】 計量スクリュ(4)を有する射出シリン
ダ(2)と、射出シリンダ(2)の基部が取着され且つ機台
(C)に固定されている射出シリンダ取付プレート(3)と、
前記射出シリンダ取付プレート(3)の後方に配設された
リンクプレート(7)と、タイバー(9)と、前記タイバー
(9)に装着され、計量スクリュ(4)の基部が取着されてい
るスクリュ保持プレート(5)と、前記スクリュ保持プレ
ート(5)に対して前後方向へ移動自在に装着され且つス
クリュ保持プレート(5)との離間距離(d)の調整する離
間距離調整部(D)が装着されているリンク側移動プレー
ト(6)と、リンク側移動プレート(6)を往復駆動させるト
グルリンク機構(T)とで構成された事を特徴とする。
Description
条件によりトグルリンク機構の作動位置、即ち作動状態
を選択することができる射出成形機の射出機構に関す
る。
ュ射出部を備えた電動式射出成形機(図示せず)では、
機台の定位置に固定された射出シリンダ取付プレートに
対しスクリュ保持プレートがダイバーに沿って前進し、
射出シリンダ内の計量樹脂を金型内に射出するようにな
っている。前記射出シリンダは基部が射出シリンダ取付
プレートに固定され、計量スクリュはシリンダ内を前後
方向に移動可能且つ回転可能に嵌挿され、その基部がス
クリュ保持プレートの従動プーリに固定されている。前
記従動プーリはスクリュ保持プレートに装着されている
計量用サーボモータの駆動プーリにタイミングベルトに
て接続され、回転駆動されるようになっている。
装着されており、同じくリンクプレートに回転可能に装
着されているボールスクリュを回転駆動するようになっ
ている。前記ボールスクリュはスクリュ保持プレートに
装着されているボールナットに螺進・螺退自在に装着さ
れており、直動式にてスクリュ保持プレートを駆動する
ようになっている。
ース類のように流動性の高い樹脂を低い圧力で素早く射
出するいわゆる薄物成形と、比較的流動性の低い樹脂を
高い圧力でゆっくりと射出するレンズのような所謂が厚
物成形があり、射出側では両方の成形に対応できるよう
に構成する事が好ましい。この点、直動電動式射出機構
は射出すべき樹脂の量、射出速度や射出圧、保圧などを
容易に調整することができるが、射出用サーボモータに
関する制御上のパラメータや設定値を変更する必要があ
るなど操作面で比較的複雑な処理を要するとういう問題
や、射出用サーボモータは常に必要最大トルクに対応し
たものでなければならないため、大きなトルクを発生す
ることができる大型サーボモータでなければならないと
いう問題点がある。
グルリンク機構(T')を利用する事で前記問題点を解決し
ようのとする試みがなされた(図6(イ)〜(ニ)参照)。ト
グルリンク機構(T')は、伸長の当初は、作用点が小さな
力であるが高い速度で移動し、伸長の終了付近では低い
速度であるが大きな力で移動する機能が備わっている。
従って、このトグルリンク機構(T')を射出成形機の射出
機構に利用した場合、一台の射出機構(Z)で前述の「厚
物成形」と「薄物成形」とに対応することができるよう
になる。しかも、射出行程での途中の射出速度変化、射
出終了付近の射出圧および保圧はトグルリンク機構(T')
自体の特性によって発揮されるので、射出用サーボモー
タ(30')は一定のトルクのもと定速で回転すればよく、
大きなモータを必要としないというメリットがある。
構(Z)は、リンクプレート(7')にトグルリンク機構(T')
を作動させる調整用サーボモータ(18')が装着されてお
り、4本のダイバー(9')にそれぞれ螺装されている4個
のタイナット(40')を同時に回転させてリンクプレート
(7')の位置を(a1)〜(a3)の範囲で前後させ、トグルリン
ク機構(T')の伸長状態を変化させ、トグルリンク機構
(T')の特徴を射出工程に適用しようというものである。
すようにリンクプレート(7')を前進させて位置(a3)に位
置させ、この状態で射出するとトグルリンク機構(T')が
伸び切る前にスクリュ保持プレート(5')がその前進限ま
で前進する。従って、トグルリンク機構(T')の作動点
(P')は小さい作動力で十分速い速度を保ったままで前進
限に到達することになる。一方、「厚物成形」の場合は
図6(ロ)に示すようにリンクプレート(7')を後退させて
位置(a1)に位置させ、この状態で射出するとトグルリン
ク機構(T')が伸び切った状態でスクリュ保持プレート
(5')がその前進限まで前進する。従って、トグルリンク
機構(T')の作動点(P')は大きい作動力で十分遅い速度で
前進限に到達することになる。なお、図6(ハ)はその中
間段階の作動方法である。
を生かして一台の射出機構(Z)によって「薄物成形」と
「厚物成形」の両方に対応することができたのである
が、次のような問題点があった。(a) トグルリンク機構
(T')の伸長度合いをタイバー(9')の長さ調整、位置(b)
から(a1)〜(a3)までの距離によって行うことになってい
るので、ダイバー(9')の張力の制御とを同時に行わねば
ならず、制御が非常に複雑になるという問題がある。
(b) またトグルリンク機構(T')の伸長度合いを変える
場合、位相調整用モータ(18')が搭載されている重量の
あるリンクプレート(7')全体を、タイバー(9')にそれぞ
れ取り付けられている4個のタイナット(40')を同時に
回転させて移動させねばならず、調整作業が複雑になる
という問題があった。
形」「薄物成形」に対応することができ、しかもその射
出速度および射出圧や保圧の制御が非常に簡単であるリ
ンク式射出機構の開発をその課題とする。
かかるリンク式射出機構(A)に関し「前後方向へ移動可
能且つ回転可能に嵌挿されている計量スクリュ(4)を有
し、金型(1)に計量樹脂を射出する射出シリンダ(2)と、
前記射出シリンダ(2)の基部が取り付けられ且つ機台(C)
に固定されている射出シリンダ取付プレート(3)と、前
記射出シリンダ取付プレート(3)の後方にて射出シリン
ダ取付プレート(3)に対して近接・離間方向に移動可能
に機台に配設されているリンクプレート(7)と、前記射
出シリンダ取付プレート(3)とリンクプレート(7)とを結
合するタイバー(9)と、前記タイバー(9)に沿って前後方
向へ移動自在に装着され、前記計量スクリュ(4)の基部
が取り付けられているスクリュ保持プレート(5)と、前
記スクリュ保持プレート(5)に対してリンクプレート(7)
側にてタイバー(9)に沿って前後方向へ移動自在に装着
され且つスクリュ保持プレート(5)との離間距離(d=d1
〜d3)の調整する離間距離調整部(D)が装着されているリ
ンク側移動プレート(6)と、リンク側移動プレート(6)と
リンクプレート(7)との間に配設され、リンク側移動プ
レート(6)を往復駆動させるトグルリンク機構(T)とで構
成された」ことを特徴とする。
ト(5')をスクリュ保持側(5)とリンク側(6)の2枚に分
け、その離間距離(d=d1〜d3)を離間距離調整部(D)で
調整するようにしているので、トグルリンク機構(T)の
伸長度合いの制御と型締時のタイバー(9)の伸び代の制
御とを独立して行うことができ、「厚物成形」と「薄物
成形」時でのトグルリンク機構(T)の伸長度合いの制御
が単純になる。また前記トグルリンク機構(T)の伸長度
合いの制御は「請求項2」で具体的に示したように、一
つの離間距離調整部(D)で行われるため、この点でも制
御が簡単になり且つ機械的精度も向上する。
射出機構(T)の離間距離調整部(D)の1つの具体例で「離
間距離調整部(D)が、リンク側移動プレート(6)に螺進・
螺退自在に装着された且つスクリュ保持プレート(5)に
取り付けられたネジ機構(N)と、前記ネジ機構(N)を回転
駆動させる駆動体(18)とで構成されており、前記駆動体
(18)がサーボモータである」ことを特徴とする。
ンク式射出機構(A)のトグルリンク機構(T)の改良で「ト
グルリンク機構(T)の回転部分(K)にベアリング(24)が装
着されており、トグルリンク機構(T)の駆動体(30)がサ
ーボモータである」ことを特徴とする。
て詳述する。図1は、射出成形機の射出機構(A)の正面図
であり、図2はその部分平断面図である。前記射出機構
(A)は、型締機構(B)に対して射出機構(A)を当接・離間
させる機台(C)に搭載されており、前記機台(C)は油圧駆
動シリンダ(70)にて前後方向に駆動されるようになって
いる。金型(1)に計量樹脂を射出充填する射出機構(A)の
射出シリンダ(2)には計量スクリュ(4)が軸方向に移動可
能且つ回転可能にて嵌挿されており、更に射出シリンダ
(2)の基部が射出シリンダ取付プレート(3)に固定されて
いる。前記射出シリンダ取付プレート(3)は機台(C)に固
定されており、その後方にリンクプレート(7)が射出シ
リンダ取付プレート(3)に対して近接・離間方向に移動
可能に機台(C)に配設されているが、後述するようにト
グルリンク機構(T)の作動時、設定位置(a1)から殆ど移
動しない。
レート(7)との間にはダイバー(9)が架設されており、前
記タイバー(9)にスクリュ保持プレート(5)とリンク側移
動プレート(6)とが移動可能に配設されている。前記ス
クリュ保持プレート(5)に固着されたプレートスリーブ
(10)に従動プーリ(8)がベアリングを介して回転可能に
配設されており、計量スクリュ(4)の基部が着脱可能に
取り付けられている。また、スクリュ保持プレート(5)
の側面にはスクリュ回転用サーボモータ(11)が装着され
ており、タイミングベルト(12)を介してスクリュ回転用
サーボモータ(11)の駆動プーリ(13)に前記従動プーリ
(8)が接続されている。
れているリンク側移動プレート(6)には離間幅調整ナッ
ト(14)がベアリングを介して回転可能に取り付けられて
おり、この離間幅調整ナット(14)にプレート駆動スクリ
ュ(15)が螺進・螺退自在に螺装されている。そして前記
プレート駆動スクリュ(15)の先端がロードセル(R)に取
着されている。このロードセル(R)はスクリュ保持プレ
ート(5)のプレートスリーブ(10)に取着されており、プ
レート駆動スクリュ(15)の螺進・螺退に合わせてスクリ
ュ保持プレート(5)が前進・後退するようになってい
る。また、前記離間幅調整ナット(14)には従動プーリ(1
7)が一体的に固着されている。
リュ保持プレート駆動用のサーボモータ(18)が取り付け
てあり、前記サーボモータ(18)の駆動プーリ(19)がタイ
ミングベルト(20)にて従動プーリ(17)に接続されてい
る。そして前記離間幅調整ナット(14)、プレート駆動ス
クリュ(15)、従動プーリ(17)、スクリュ保持プレート駆
動用サーボモータ(18)、駆動プーリ(19)およびタイミン
グベルト(20)などによって離間距離調整部(D)が構成さ
れる。
プレート側後面およびリンクプレート(7)の移動プレー
ト側前面にはトグルリンク機構(T)のトグルアーム(21)
が回動可能に取り付けられるアーム部(22)(23)が突設さ
れており、トグルリンク機構(T)が伸縮可能に取り付け
られている。そしてその回転部分(K)の各々において、
ベアリング(24)を介して回動軸(25)が取り付けられてお
り、アーム部(22)(23)とトグルアーム(21)、トグルアー
ム(21)同士をガタのない状態で回動可能に接続してい
る。
およびクロスヘッド(26)とで構成されており、クロスヘ
ッド(26)にリンクスクリュ(27)の先端部(この部分がト
グルリンク機構(T)の作動部分である。)が固着されて
いる。リンクスクリュ(27)の後端部分はリンクプレート
(7)にベアリングを介して回転可能に取り付けられてい
るリンクナット(28)に螺進・螺退自在に螺装されてお
り、前記リンクナット(28)に一体的に装着されているリ
ンク従動プーリ(29)の回動にあわせて進退するようにな
っている。リンクプレート(7)の側面には射出用サーボ
モータ(30)が装着されており、射出用サーボモータ(30)
の射出駆動プーリ(31)と前記リンク従動プーリ(29)とが
タイミングベルト(32)で接続されている。
の通りであって、射出サイクルは大略以下の通りであ
る。金型(1)を所定圧力で型締し「型締工程」、これに
先立つ「冷却工程(その詳細は後述する。)」中に行われ
た計量樹脂の金型(1)への射出が行われる「射出充填工
程」。即ち、射出用サーボモータ(30)が正転し、トグル
リンク機構(T)を伸長させる。この時も前記スクリュ保
持プレート駆動用サーボモータ(18)は離間距離(d)の距
離が変わらないように制御されている。これにより後退
限に位置していたリンク側移動プレート(6)は前方に突
き出される。リンク側移動プレート(6)の前方に位置す
るスクリュ保持プレート(5)は前述のようにスクリュ保
持プレート駆動用サーボモータ(18)にて離間距離(d)の
距離が変わらないように制御されているので、一定の間
隔(d)を保った状態でリンク側移動プレート(6)と共に前
方に突き出される。前記計量スクリュ(4)はスクリュ保
持プレート(5)の従動プーリ(8)に取り付けられているた
めトグルリンク機構(T)の伸長速度に合わせて前進し、
計量樹脂を金型(1)内に射出充填する。この間、射出速
度がフィードバック制御される。
出用サーボモータ(30)は前記前進限において金型(1)内
の充填樹脂に一定の圧力をかけ続けるように樹脂圧をロ
ード−セル(R)にて検出し樹脂圧のフィードバック制御
がなされる「保圧工程」。続いて、金型(1)内の充填樹
脂は次第に冷却し硬化していき「冷却工程」、製品取り
出し可能となる。然る後、金型(1)を開き「型開工
程」、製品取出機(図示せず)で金型(1)内の製品を取り
出す「製品取出工程」。
「計量工程」では、まず、スクリュ回転用モータ(11)を
作動させて計量スクリュ(4)を回転させ、ヒータ(35)に
よって加熱され、溶融した射出シリンダ(2)内の樹脂を
十分に混練する。これと同時に、計量スクリュ(4)によ
って溶融混練樹脂は、射出シリンダ(2)の先端方向に送
られてそこで貯留されて樹脂圧を発生させるが、この樹
脂圧は計量スクリュ(4)、スクリュ保持プレート(5)を介
してロードセル(R)により検出される。そして、射出用
サーボモータ(30)はロードセル(R)によって検出した樹
脂圧が設定樹脂圧になるように計量スクリュ(4)を後退
させるように駆動制御し、トグルリンク機構(T)を収縮
させ、計量スクリュ(4)が後退限に至る「樹脂計量工
程」。この間、射出シリンダ取付プレート駆動用サーボ
モータ(18)はスクリュ保持プレート(5)とリンク側移動
プレート(6)との間の離間距離(d)の距離が変わらないよ
うに制御されている。図5中、射出シリンダ(2)内の区
間「e」が溶融樹脂の計量範囲である。
り、射出速度や射出圧力を変えることが必要である。た
とえば、一般のケース類のように流動性の高い樹脂を低
い圧力で素早く射出するいわゆる「薄物成形」時には、
トグルリンク機構(T)のトグルアーム(21)が伸び切らず
伸長速度が大で、射出圧力が小さい部分(図4(P)で示す
部分)を使用し、比較的流動性の低い樹脂を高い圧力で
ゆっくりと射出するレンズのようないわゆるが「厚物成
形」の場合は、トグルリンク機構(T)のトグルアーム(2
1)が伸び切って伸長速度が小で、射出圧力が大きい部分
(図4(Q)で示す部分)を使用することになる。
ンダ取付プレート駆動用サーボモータ(18)を作動させて
プレート駆動スクリュ(15)を前方に突出させ、スクリュ
保持プレート(5)とリンク側移動プレート(6)との間の距
離(d)を大きく取る。この状態で、前述のように射出用
サーボモータ(30)を正転させ、トグルリンク機構(T)を
伸長させ、計量スクリュ(4)を前進限(=スクリュ保持プ
レート(5)の前進限(C))まで移動させると、トグルリン
ク機構(T)のトグルアーム(21)は伸び切る前に計量スク
リュ(4)が前記前進限に達することになる。従って、低
い圧力で素早く射出することができる(図5(ニ)の場
合。)
出シリンダ取付プレート駆動用サーボモータ(18)を作動
させてプレート駆動スクリュ(15)を後方に後退させ、ス
クリュ保持プレート(5)とリンク側移動プレート(6)との
間の距離(d)を小さくする。この状態で、前述のように
射出用サーボモータ(30)を正転させ、トグルリンク機構
(T)を伸長させ、計量スクリュ(4)を前進限まで移動させ
ると、トグルリンク機構(T)のトグルアーム(21)は十分
に伸び切ったところで計量スクリュ(4)が前記前進限に
達することになる。従って、大きい圧力でゆっくりと射
出することができる(図5(ロ)の場合)。
レート駆動用サーボモータ(18)を作動させてスクリュ保
持プレート(5)とリンク側移動プレート(6)との間の距離
(d)を選定することにより自由にその射出速度と射出圧
力とを選択することができる。これを示すのが、図5
(ロ)(ハ)(ニ)である。なお、図5(イ)〜(ニ)に
おいて、トグルリンク機構(T)は単に計量スクリュ(4)を
射出方向に突き出すだけなのでタイバー(9)に張力が発
生しないので、トグルリンク機構(T)の作動時でもリン
クプレート(7)の位置は設定位置(a1)で維持されてお
り、距離「(b)〜(a1)」は一定に保たれている。
を使用し且つタイバーに沿って前後方向へ移動自在に装
着され、計量スクリュの基部が取り付けられているスク
リュ保持プレートに対し、離間距離調整部によってリン
ク側移動プレートの前記スクリュ保持プレートとの離間
距離調整が可能となっており、且つ前記トグルリンク機
構によってリンク側移動プレートが往復動作するように
なっているので、1台で「厚物成形」と「薄物成形」の
対応ができ、しかもその時のトグルリンク機構の伸長度
合いの制御が単純になる。加えて、トグルリンク機構の
利用により常に品質のよい製品を得ることができるだけ
でなく直動式に比較し小型のサーボモータを利用でき、
低価格で提供できる。
正面図
トグルリンク機構を収縮させたときの平断面図
度変化と圧力変化を示すグラフ
各状態の概略平面図
の概略平面図
Claims (3)
- 【請求項1】(1)前後方向へ移動可能且つ回転可能に嵌
挿されている計量スクリュを有し、金型に計量樹脂を射
出する射出シリンダと、 (2)前記射出シリンダの基部が固定され且つ機台に固定
されている射出シリンダ取付プレートと、 (3)前記射出シリンダ取付プレートの後方にて射出シリ
ンダ取付プレートに対して近接・離間方向に移動可能に
機台に配設されているリンクプレートと、 (4)前記射出シリンダ取付プレートとリンクプレートと
を結合するタイバーと、 (5)前記タイバーに沿って前後方向へ移動自在に装着さ
れ、前記計量スクリュの基部が取り付けられているスク
リュ保持プレートと、 (6)前記スクリュ保持プレートに対してリンクプレート
側にてタイバーに沿って前後方向へ移動自在に装着され
且つスクリュ保持プレートとの離間距離調整する離間距
離調整部が装着されているリンク側移動プレートと、 (7)リンク側移動プレートとリンクプレートとの間に配
設され、リンク側移動プレートを往復駆動させるトグル
リンク機構とで構成されたことを特徴とするリンク式射
出機構。 - 【請求項2】 離間距離調整部が、リンク側移動プレ
ートに螺進・螺退自在に装着された且つスクリュ保持プ
レートに取り付けられたネジ機構と、前記ネジ機構を回
転駆動させる駆動体とで構成されており、前記駆動体が
サーボモータであることを特徴とする請求項1に記載の
リンク式射出機構。 - 【請求項3】 トグルリンク機構の回転部分にベアリ
ングが装着されており、トグルリンク機構の駆動体がサ
ーボモータであることを特徴とする請求項1又は2に記
載のリンク式射出機構。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001141591A JP4532777B2 (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-11 | トグルリンク式射出成形機構 |
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Cited By (2)
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JP2008114246A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | ダイカストマシン |
JP2008188628A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | ダイカストマシン |
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2001
- 2001-05-11 JP JP2001141591A patent/JP4532777B2/ja not_active Expired - Fee Related
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