JP2003025189A - 面取機 - Google Patents

面取機

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JP2003025189A
JP2003025189A JP2001246830A JP2001246830A JP2003025189A JP 2003025189 A JP2003025189 A JP 2003025189A JP 2001246830 A JP2001246830 A JP 2001246830A JP 2001246830 A JP2001246830 A JP 2001246830A JP 2003025189 A JP2003025189 A JP 2003025189A
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Kan Matsuba
完 松葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 このタイプでは従来不可能であった複雑な
2次元形状の面取を可能にすること。 【解決手段】 2個の数値制御モーターで接触子を駆動
して接触子がワークの面取部の周線より若干内側を通る
ようにコントロールしその位置と周線とのずれを通常は
中立点に位置しそれに前後,左右の方向に一定以上の力
が作用するとその方向に移動しその力が一定以下になる
と元の中立点に戻る元位置保持装置に吸収する事により
接触子をワークの周線に適度な圧力で圧接させながらト
レースして面取する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機械部品の周囲角部
の面取施工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の面取機ではワークを回転しそれに
スライダー機構を利用してワークに向かう方向に自由に
移動可能に取り付けられた接触子を一定圧で押圧しワー
クからの反力を利用してそれが前後動し外周を面取して
いる。(例えば特開平11−165242)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の面取機では接触
子は前後方向に駆動される駆動源を持っておらず一定方
向に回転するワークより受ける反力だけでワークの方向
に自由に前後動する構造になっているが接触子にはワー
クに向かう方向に常に一定の押圧力が加勢されておりこ
の為ワークの回転により接触子がワークに向かう方向に
動く場合には問題がないが逆に接触子がワークから離れ
る方向に動く場合には接触子がワークより受ける反力の
ワークから離れる方向の成分が接触子に加勢された押圧
力と接触子がワークより受ける摩擦力のワークに向かう
方向の成分を加えたものより大きくなくては接触子はワ
ークから離れる方向には移動出来ない問題点があった。
すなわち接触子がワークと接触する部分でワークの周線
とワークに向かう方向の交差角度が小さい場合,具体的
にはこの角度が15°程度以下の場合には接触子はワー
クから離れる方向には移動できず面取出来るワークに制
約があった。又形状的にはワークの面取部の形状が外側
で大きく,ワークの回転中心に近づくに従い小さくなる
物しか面取出来なかった。((図14)を参照の事。)
【0004】更に従来の面取機では加工用工具と切削用
工具は垂直に下の方向を向いて取り付けてある。この場
合切削用工具はエンドミルが使用されるがことが多く,
その寿命が短い問題があった。
【0005】本発明はワークの面取部の形状が2次元で
あればその形状に制約される事なく面取出来る面取機を
提供する事にある。また,ワークの形状が歯車のように
簡単な場合には加工用工具,切削用工具を垂直方向だけ
でなく水平から15°程度上向きに取付けて切削用工具
の寿命をのばすと同時に重切削も可能にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】接触子を定位置に保持し
その位置からずれた場合元に帰る力が生じる元位置保持
手段と,接触子をワークの周線より若干内側を辿るよう
2台の数値制御モーターで有機的に駆動する事で接触子
がワークの周線を辿って動き複雑な形状のワークの面取
を可能にしている。又,一般に加工用工具は垂直に取り
付けているが,その場合切削工具はエンドミルが通常で
刃の寿命が短い欠陥があった。ワークが歯車の様に簡単
な形状の場合には加工用工具を水平より15°程度上向
きの方向に取り付ける事も可能でありこの場合加工用工
具は一般にはロータリーバーが使用され寿命は長くカッ
ト量も大きくする事が可能である。この場合接触子を加
工用工具の回転軸を中心に回転可能に取付ける。ワーク
が平歯車の場合は接触子を加工用工具の真下に来るよう
に取り付けるが,例えばはすば歯車の場合には加工用工
具の中心軸と接触子の中心軸を結ぶ方向をそのねじれ角
の方向に合わせてセットすれば歯がねじれ角の方向に捻
れていても切削工具と接触子の位相差を打消して面取が
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の様に従来面取不可能であっ
た形状のワークの面取りを含め2次元の形状であれば殆
どの場合面取りが可能になり,更に歯車の面取の場合で
は接触子の取付機構の改良により便利性は向上してい
る。これらの実態を実施例に基づき図面を参照して説明
する。
【0008】実施例について図面を参照して説明すると
図1は加工装置の側面図,図2は移動部材の前後方向の
駆動部の断面図で前後方向の元位置保持装置の説明図,
図3は加工装置の背面図。図1でデジタル制御モーター
2は減速機3,チャック4を介してワーク5を回転駆動
し,デジタル制御モーター1は移動部材6の駆動源で上
下駆動装置7を前後に駆動する。ハンドル8を回すこと
により上下駆動装置7に内蔵されたガイトに沿って動く
Lフレーム9を上下に駆動出来る様になっている。Lフ
レーム9には垂直方向を回転軸として自由に回転する回
転軸10が取り付けられその上に加工用工具11の取付
治具12が取り付けており従って加工用工具11は回転
軸10を軸として水平に回転出来る。
【0009】まず左右方向の元位置保持装置を説明す
る。図1で加工用工具11の取付治具12は回転軸10
の左側に加工用工具11を右側にブラケット13が取り
付けてあるがこれらの動きを説明するためこの部分を上
からみた状態を図4に示す。図4で取付治具12の中央
部には回転軸10があり上部には加工用工具11があり
下部にはブラケット13が取り付けてあり更に自在継手
14,ピストン15′,シリンダー15,シリンダー1
6,ピストン16′,自在継手17が順次連結され最後
にブラケット18がLフレーム9に固定されている。シ
リンダー15,シリンダー16はお互いの背面を付き合
わせて連結されている。これらは加工用工具11の先端
に付いている切削工具19の下に位置する接触子20の
左右方向の元位置保持装置を形成する。
【0010】図1で切削工具19の下に位置する接触子
20は図5に示す様にワーク5の面取部の曲線53に押
し付けられながら移動するがこの時ワーク5から反力を
受ける。図4では動きを説明するためシリンダー15,
シリンダー16を断面図で示している。シリンダー1
5,シリンダー16には外部から一定圧の空気がエヤー
源50より圧力調整弁51を経て配管Aより供給されて
おり,このためピストン15′は外側に押し出され,ピ
ストン16′は内側に入り込んでいる。なほシリンダー
15のロット側,シリンダー16のヘッド側は配管Bに
より大気に解放されている。接触子20に加わる左右方
向の反力は図4に示すように回転軸10の中心点23を
支点としてブラケット13を経由して自在継手14に伝
わる。自在継手はトルクは伝えず軸方向に力を伝える継
ぎ手である。接触子20に加わる左右方向の力が小さい
場合はピストン15′はシリンダー15に対して,ピス
トン16′はシリンダー16に対しては動かず図4に図
示の儘のバランスした状態が維持されるがこの時の接触
子20の位置を接触子20の左右方向の中立点とする。
【0011】接触子20に加わる力が右方向に作動する
とブラケット13には左方向の力が作動しそれがシリン
ダー16の引っ込み力より大きくなるとシリンダー16
は左側に移動しその結果ブラケット13は左方向に動き
接触子20の位置も左右方向の中立点からずれる。
【0012】接触子20に加わる力が左方向に作動する
とブラケット13には右方向の力が作動しそれがのシリ
ンダー15の出力より大きくなるとピストン15′は右
側に移動しその結果ブラケット13も右方向に動き接触
子20の位置も左右方向の中立点からずれる。以上に説
明した部分が左右方向の元位置保持装置を形成する。
【0013】接触子20に加わる左右方向の力が零か小
さい場合取付ブラケット13は動かず従って接触子20
も左右方向の中立点にいるが,加わる力が一定以上にな
るとその方向に動き,加わる力が小さくなると左右方向
の中立点に戻る。
【0014】次に前後方向の元位置保持手段を説明す
る。図2で図面の左側が装置の前側を示し,図面の右側
が装置の後側を示す,又説明を判りやすくするためシリ
ンダーは断面図で示している。サドル38は移動部材6
を構成する部分でその上に上下駆動装置7が設けられて
いる。図2で示す様にシリンダー35,シリンダー3
6,及びシリンダー45,シリンダー46には外部から
一定圧の空気がエヤー源50より圧力調整弁51を経て
配管Aにより供給されておりこのためピストン35′及
びピストン45′は外側に押し出され,ピストン36′
及びピストン46′は内側に入り込んでいる。なほシリ
ンダー35,シリンダー45のロット側及びシリンダー
36,シリンダー46ののヘッド側は配管Bにより大気
に解放されている。図2の下部に示すようにサドル38
は取付プレート37,ピストン36′,シリンダー3
6,シリンダー35,ピストン35′を経てブラケット
34につながっており,図2の上部に示すようにサドル
38は取付プレート37,ピストン46′,シリンダー
46,シリンダー45,ピストン45′を経てブラケッ
ト34につながっており,ブラケット34に取り付けら
れたボールナット33がボールねじ39により前後に駆
動されることによりサドル38は前後に駆動されその上
に取り付けられた上下駆動装置7も前後に駆動される。
シリンダー35,シリンダー36及びシリンダー45,
シリンダー46はお互いの背面を付き合わせて連結され
ている。ボールナット33は図2の下部でブラケット3
4,ピストン35′,リンダー35,シリンダー36,
ピストン36′を経て取付プレート37につながり,図
2の上部でブラケット34,ピストン45′,シリンダ
ー45,シリンダー46,ピストン46′を経て取付プ
レート37につながり,取付プレート37はサドル3
8,上下駆動装置7を経て接触子20を前後方向に駆動
する。この時接触子20に加わる前後方向の反力は図2
に示すようにサドル38,取付プレート37を経てシリ
ンダー36,シリンダー35及びシリンダー46,シリ
ンダー45に伝わる。この力が小さい場合は取付ピスト
ン35′,ピストン36′及びピストン45′,ピスト
ン46′は動かず図2に図示の状態が維持されこの時の
接触子20の位置を前後方向の中立点とする。
【0015】この力が後方向に作動しシリンダー36の
引っ込み力とシリンダー46の引っ込み力を加えた物よ
り大きくなるとピストン−36′及びピストン−46′
は後側に移動しその結果取付プレート37も後方向に動
き接触子20も前後方向の中立点からずれる。
【0016】この力が前方向に作動しシリンダー35の
出力及びシリンダー45の出力を加えた物より大きくな
るとシリンダー35及びシリンダー45は前側に移動し
その結果取付プレート37も前方向に動き接触子20も
前後方向の中立点からずれる。接触子20に加わる前後
方向の力が零か小さい場合取付プレート37は動かず従
って接触子20も前後方向の中立点に位置するが加わる
力が一定以上になるとその方向に動き,加わる力が小さ
くなると中立点に戻る。以上に説明した部分が前後方向
の元位置保持装置を形成する。
【0017】以上に述べた左右方向の元位置保持装置と
前後方向の元位置保持装置とを合わせて接触子20の元
位置保持手段を形成する。
【0018】以上の説明で判るようにも様に接触子20
に外部から一定以上の力が加わらない限り接触子20は
中立点に維持され,一定以上の力が加わると接触子20
は移動する。この事は接触子20の位置を中立点からず
らせば接触子20には中立点に戻る方向に力が作用する
事を意味する。
【0019】図5でワーク5の面取部55を面取する場
合接触子20の中立点の動く軌跡を点線53になる様に
数値制御モーター1と数値制御モーター2を駆動すると
点線53は接触子20の中立点の軌跡であり実際の接触
子20は面取部55のカーブに当接して点線53のカー
ブに一致することは出来ず点線53の軌跡に近づこうと
してその方向に力が生じその結果接触子20は面取部の
形状面取部55に当接しその形状に沿って動く。 その
結果接触子20の真上にある面取工具19も接触子20
と一体になっているため結果的に接触子20と同じ動き
をし,面取部の形状に沿って動き面取りを行う。なほ点
線53の設定は精密に行う必要はなくだいたい面取部5
5に沿っていればよくまたその曲線を形成するポイント
も粗くてよく従って点線53の設定作業は一般の習い作
業より格段に容易である。
【0020】なほ元位置保持装置は右,左,前,後の4
方向の元位置保持装置から構成されるがワークの形状に
よっては4方向の内1〜3の組み合わせで充分機能する
ので代表的なケースを請求項2,請求項3,請求項4に
示している。
【0021】請求項2に示すように接触子20が左右方
向のみの元位置保持装置を備えている場合には前後方向
の元位置保持装置を形成するシリンダー35,シリンダ
ー36,シリンダー45,シリンダー46は省略可能で
これを図6に示す。
【0022】請求項3に示すように接触子20が前後方
向のみの元位置保持装置を備えている場合には左右方向
の元位置保持装置形成するシリンダー15,シリンダー
16は省略可能で,従って回転軸10を省き接触子20
は取付治具12を経て直接Lフレーム9に取り付けられ
これを図7,図8に示す。
【0023】請求項4に示すように接触子20が後方向
のみの元位置保持装置を備えている場合は左右方向のみ
の元位置保持装置を形成するシリンダー15,シリンダ
ー16前方向の元位置保持装置を形成するシリンダー3
5,シリンダー45は省略する事が出来シリンダー3
6,シリンダー46だけを使用すればよく図9にこれを
示す。ワーク5が歯車の場合はこの機構で充分面取り出
来る。
【0024】又ワーク5が歯車の場合には加工工具19
と接触子20,ワーク5の位置関係を図10,図11の
様にする事が出来る。この場合接触子が左右方向に動く
必要がないため図1にある回転軸10は省かれ加工用工
具11は取付治具57を経て直接Lスライド9に取り付
けらる。この場合接触子20の取付金具50を設けそれ
を加工工具19の回転軸を中心に回転調整して固定出来
る様にすれば例えばワーク5がはすば歯車の様に歯にね
じれ角がある場合に接触子20の取付方向を歯車のねじ
れ角に合わせて取付すれば歯ねじれに角よる位相の差を
補正して面取出来る様になる。
【0025】図12ははすば歯車の平面図,図13はそ
の側面図を示している。図13で切削工具19の中心
軸,接触子20の中心を結ぶ線ははすば歯車のねじれ角
に一致するように接触子20を固定するがこの傾いた角
度が図13のαになる。このようにして面取すれば接触
子20は歯面に沿って動き,切削工具19はそれより位
相分だけずれて同じ動きをして面取りする。接触子20
の取付金具50を設けそれを加工工具11の回転軸を中
心に回転調整出来るようにすれば位相の量を簡単に補正
出来て均等な面取りが出来る。
【0026】
【発明の効果】本発明は,以上説明したように構成され
ているので,以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】元位置保持手段と回転駆動用数値制御モー
ター,前後駆動用数値制御モーターを利用して接触子を
駆動して面取りするのでワークが2次元であればその形
状に制約されず面取できる。従来の物は簡単な形状のワ
ークしか面取できなかった。
【0028】歯車の面取の場合接触子の取付方法を改良
したのでワークがはすば歯車の様に特殊な場合でも接触
子の傾きを調整するだけで良くなりその交換の必要が無
く使用上の利便性が向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】面取機の側面図である。
【図2】移動部材の前後方向の駆動部の平面図である。
【図3】面取機の背面図である。
【図4】左右方向の元位置保持装置の駆動説明図であ
る。
【図5】面取中のワーク,接触子の接触状態を示す平面
図である。
【図6】左右方向のみの元位置保持装置を有する場合の
面取機の前後方向の駆動図である。
【図7】前後方向のみの元位置保持装置を有する場合の
面取機の側面図である。
【図8】前後方向のみの元位置保持装置を有する場合の
面取機の背面図である。
【図9】後方向のみの元位置保持装置を有する場合の面
取機の前後方向の駆動図である。
【図10】ワークが歯車の場合の加工工具,切削工具,
接触子の位置関係を示す側面図である。
【図11】ワークが歯車の場合の加工工具,切削工具,
接触子の位置関係を示す背面図である。
【図12】ワークがある歯車の平面図。
【図13】ワークがある歯車の側面図。
【図14】従来の面取機の接触子の前後方向駆動図。
【符号の説明】
1 移動部材前後駆動用数値制御モーター 2 ワーク回転駆動用数値制御モーター 5 ワーク 6 移動部材 7 上下駆動装置 8 ハンドル 9 Lフレーム 10 回転軸 11 加工用工具 12 取付治具 19 切削工具 20 接触子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と上記基台に設けられワークを保持
    し数値制御モーターにより回転ドライブされるワーク保
    持,回転装置と上記基台に対して上記ワークに向かう方
    向に数値制御モーターによりデジタル駆動される移動部
    材と,上記移動部材に対して上記ワークに向かう方向に
    移動可能に取り付けられた加工工具ユニットと,加工工
    具ユニットに取り付けられた切削工具の下にワークに当
    接しその周線に沿って動くための接触子を設け,それが
    通常は中立点に位置しそれに前後,左右の方向に一定以
    上の力が作用するとその方向に移動しその力が一定以下
    になると元の中立点に戻る元位置保持手段を備え,接触
    子の中立点がワークの周線より若干内側(ワーク側)を
    通るカーブ(カーブA)に沿って動くように2個の数値
    制御モーターを制御して駆動すれば接触子はそのカーブ
    Aに合致するように動くはずであるが実際にはワークの
    周線に当接して合致できずカーブAと接触子の間には若
    干のズレが生じそのズレを元位置保持手段に吸収する事
    により接触子がワークの周線に沿って動き,結果的に切
    削工具も同じ動きをする事によりワークの外周又は内周
    の面取りを行う加工装置。
  2. 【請求項2】 基台と上記基台に設けられワークを保持
    し数値制御モーターにより回転ドライブされるワーク保
    持,回転装置と上記基台に対して上記ワークに向かう方
    向に数値制御モーターによりデジタル駆動される移動部
    材と,上記移動部材に対して上記ワークに向かう方向に
    移動可能に取り付けられた加工工具ユニットと,加工工
    具ユニットに取り付けられた切削工具の下にワークに当
    接しその周線に沿って動くための接触子を設け,それが
    通常は中立点に位置しそれに左右の方向に一定以上の力
    が作用するとその方向に移動しその力が一定以下になる
    と元の中立点に戻る元位置保持手段を備え,接触子の中
    立点がワークの周線より若干内側(ワーク側)を通るカ
    ーブ(カーブA)に沿って動くように2個の数値制御モ
    ーターを制御して駆動すれば接触子はそのカーブAに合
    致するように動くはずであるが実際にはワークの周線に
    当接して合致できずカーブAと接触子の間には若干のズ
    レが生じそのズレを元位置保持装置に吸収する事により
    接触子がワークの周線に沿って動き,結果的に切削工具
    も同じ動きをする事によりワークの外周又は内周の面取
    りを行う加工装置。
  3. 【請求項3】基台と上記基台に設けられワークを保持し
    数値制御モーターにより回転ドライブされるワーク保
    持,回転装置と上記基台に対して上記ワークに向かう方
    向に数値制御モーターによりデジタル駆動される移動部
    材と,上記移動部材に対して上記ワークに向かう方向に
    移動可能に取り付けられた加工工具ユニットと,加工工
    具ユニットに取り付けられた切削工具の下にワークに当
    接しその周線に沿って動くための接触子を設け,それが
    通常は中立点に位置しそれに前後の方向に一定以上の力
    が作用するとその方向に移動しその力が一定以下になる
    と元の中立点に戻る元位置保持手段を備え,接触子の中
    立点がワークの周線より若干内側(ワーク側)を通るカ
    ーブ(カーブA)に沿って動くように2個の数値制御モ
    ーターを制御して駆動すれば接触子はそのカーブAに合
    致するように動くはずであるが実際にはワークの周線に
    当接して合致できずカーブAと接触子の間には若干のズ
    レが生じそのズレを元位置保持装置に吸収する事により
    接触子がワークの周線に沿って動き,結果的に切削工具
    も同じ動きをする事によりワークの外周又は内周の面取
    りを行う加工装置。
  4. 【請求項4】基台と上記基台に設けられワークを保持し
    数値制御モーターにより回転ドライブされるワーク保
    持,回転装置と上記基台に対して上記ワークに向かう方
    向に数値制御モーターによりデジタル駆動される移動部
    材と,上記移動部材に対して上記ワークに向かう方向に
    移動可能に取り付けられた加工工具ユニットと,加工工
    具ユニットに取り付けられた切削工具の下にワークに当
    接しその周線に沿って動くための接触子を設け,それが
    通常は中立点に位置しそれに後の方向に一定以上の力が
    作用するとその方向に移動しその力が一定以下になると
    元の中立点に戻る元位置保持手段を備え接触子の中立点
    がワークの周線より若干内側(ワーク側)を通るカーブ
    (カーブA)に沿って動くように2個の数値制御モータ
    ーを制御して駆動すれば接触子はそのカーブAに合致す
    るように動くはずであるが実際にはワークの周線に当接
    して合致できずカーブAと接触子の間には若干のズレが
    生じそのズレを元位置保持装置に吸収する事により接触
    子がワークの周線に沿って動き,結果的に切削工具も同
    じ動きをする事によりワークの外周又は内周の面取りを
    行う加工装置。
  5. 【請求項5】 加工用工具,切削工具を水平より15°
    程度上向きに取付け,切削工具の下部に接触子を設けそ
    れを加工用工具の回転軸を中心軸として回転移動出来る
    ように取付ることを特徴とする接触子保持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214361A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214361A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びプログラム

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