JP2003024934A - 紫外線処理装置及びその使用方法 - Google Patents

紫外線処理装置及びその使用方法

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JP2003024934A
JP2003024934A JP2001218300A JP2001218300A JP2003024934A JP 2003024934 A JP2003024934 A JP 2003024934A JP 2001218300 A JP2001218300 A JP 2001218300A JP 2001218300 A JP2001218300 A JP 2001218300A JP 2003024934 A JP2003024934 A JP 2003024934A
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Kenichi Yamagishi
健一 山岸
Masao Kushimoto
真夫 久志本
Takeshi Kaburagi
毅 鏑木
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Chiyoda Kohan Co Ltd
Miyama Inc
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Chiyoda Kohan Co Ltd
Miyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃水や地下水等のスケールが付着しやすい処
理水を紫外線を利用して浄化する際に、紫外線管の外面
にスケールが付着することを防止し、効果的な浄化作用
を奏する紫外線処理装置を提供する。 【解決手段】 酸性にPH調整され、過酸化水素が添加
された処理水が送入される容器30内に、紫外線を透過
する保護管36内に紫外線ランプ38が挿入され前記容
器30の軸線方向の略全長にわたる長さに形成された紫
外線管32が配置され、紫外線管32から放射される紫
外線の作用によって容器30内の処理水を浄化する紫外
線処理装置において、前記紫外線管32を、その下端部
と上端部とを各々支持具34aにより支持して長手方向
を前記容器30の軸線方向と略平行にして前記容器内に
支持し、前記容器30の内壁面に容器に送入された処理
水に旋回流を与える撹拌板40を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外線を利用して廃
水や地下水等の液を処理する装置において紫外線ランプ
の保護管にスケールが付着することを防止し効率的な浄
化処理を可能にした紫外線処理装置及びその使用方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】廃水や地下水等の処理水を浄化処理する
処理装置には、紫外線、オゾン、過酸化水素、二酸化チ
タン等を組み合わせて処理する装置が知られている(特
開平11−347591号、特開2000−26307
1等)。これらの浄化装置に付設される紫外線処理装置
は、処理水に紫外線を照射することによって処理水を浄
化させることを目的としている。たとえば、処理水にオ
ゾンを添加して紫外線を照射すると、オゾンよりも酸化
力が強いヒドロキシラジカルが生成され、これによって
有機物等が効率的に酸化分解され、処理水を効率的に浄
化することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような処理水の浄
化に用いられる紫外線処理装置では、紫外線を透過する
石英等の保護管内に紫外線ランプを挿入して成る紫外線
管を処理水を収容した容器内に設置し、紫外線管から容
器内へ紫外線が放射されるように構成している。ところ
で、従来の紫外線処理装置では、容器内で紫外線が処理
水に作用させやすくするという理由から、処理水の通流
を妨げて撹拌作用が生じるように容器内に撹拌板を何枚
も設置している。このように何枚も撹拌板を設置して形
成した紫外線処理装置は、水道水や下水の3次処理や超
純水を処理する場合には問題にならないのであるが、廃
水や地下水のように懸濁物質や鉄等の溶解性金属を多く
含んでいる処理水を処理すると、徐々に紫外線管の死角
となった部分(保護管)や撹拌板の外面にスケールが付
着し、紫外線管からの紫外線の放射を妨げるようになる
という問題が生じる。
【0004】廃水や地下水のようにスケールが付着しや
すい処理水を浄化する場合には、定期的に紫外線処理装
置から紫外線管を取り出して、紫外線管(保護管)の外
面に付着しているスケールを洗浄して除去するといった
操作が必要になる。従来の紫外線処理装置は上述したよ
うに容器内に撹拌板を設けて紫外線が処理水に効果的に
作用させるようにしているものであるが、従来の紫外線
処理装置で廃水や地下水といったスケールが発生しやす
い処理水を処理する場合には、随時紫外線管を装置から
外して洗浄する必要があり、操作が煩わしいという問題
と、使用とともに紫外線管(保護管)の外面にスケール
が付着して紫外線による作用が低下し、所要の浄化効率
が得られないといった問題があった。
【0005】そこで、本発明はこれらの課題を解決すべ
くなされたものであり、その目的とするところは、廃水
あるいは地下水等のスケールが付着しやすい処理水を浄
化処理する場合であっても紫外線管(保護管)の外面に
スケールが付着することを防止し、紫外線管を処理装置
から取り外して洗浄するといった作業を不要として、取
り扱いを容易にするとともに、紫外線処理装置の浄化効
率を好適に維持することができる紫外線処理装置及びそ
の使用方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、酸性にPH
調整され過酸化水素が添加された処理水が送入される容
器内に、紫外線を透過する保護管内に紫外線ランプが挿
入され前記容器の軸線方向の略全長にわたる長さに形成
された紫外線管が配置され、紫外線管から放射される紫
外線の作用によって容器内の処理水を浄化する紫外線処
理装置において、前記紫外線管を、その下端部と上端部
とを各々支持具により支持して長手方向を前記容器の軸
線方向と略平行にして前記容器内に支持し、前記容器の
内壁面に容器に送入された処理水に旋回流を与える撹拌
板を設けたことを特徴とする。また、前記紫外線管を前
記容器の内壁面から20〜70mm離間させるととも
に、互いに50〜150mm離間させて容器の内壁面に
沿って配置し、各々の紫外線管の中間位置に前記容器の
内壁面から撹拌板を突設したことを特徴とする。また、
前記支持具が、半透明のフッ素系樹脂材によって形成さ
れ、あるいはフッ素系樹脂材によってライニング加工さ
れたものであることを特徴とする。これによって、支持
具へのスケールの付着を好適に防止することができる。
【0007】また、前記紫外線処理装置の使用方法であ
って、酸性にPH調整された処理水に過酸化水素水を連
続的に通液し、あるいは48時間以内の一定時間間隔ご
とに通液して紫外線管の保護管の外面にスケールが付着
することを防止して浄化処理することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、廃水あ
るいは地下水等の処理水を浄化する処理装置の全体構成
を示す説明図である。この浄化装置はバッチ式で処理す
る装置であり、処理水のPHを調整する処理槽10と、
処理槽10に薬液を収容する薬液槽12と、紫外線を利
用して浄化処理する紫外線処理装置14を主要な構成部
分とする。
【0009】原水および原水に添加する薬液は処理槽1
0に付設した供給管16を経由して処理槽10に供給さ
れる。薬液槽12には、過酸化水素、硫酸等の酸、苛性
ソーダ等のアルカリ、硫酸第一鉄等の反応促進剤が個別
に収容されており、各々過酸化水素注入ポンプ18a、
酸注入ポンプ18b、アルカリ注入ポンプ18c、反応
促進剤注入ポンプ18dを作動させることにより、供給
管16を介して処理槽10に各薬液を添加することがで
きる。
【0010】20は処理槽10内で処理水を撹拌するた
めの撹拌機である。22は処理槽10内の処理水のPH
値を検知するためのPH電極である。24は処理槽10
でPH調整された処理水を紫外線処理装置14に送出す
るための送液ポンプである。処理槽10と紫外線処理装
置14とは循環して連通する構成となっており、浄化処
理の際には送液ポンプ24は処理水を処理槽10と紫外
線処理槽14とで循環させて通流させる作用をなす。紫
外線処理装置14は円筒状に形成された容器30の内部
に、複数の紫外線管32を互いに所定間隔をあけ平行に
起立させるように配置したものである。紫外線管32は
容器30の軸線方向のほぼ全長にわたる長さに設定さ
れ、管体の下端側と上端側が支持具34a、34bによ
って係止されている。
【0011】図2に容器30内での紫外線管32の平面
配置を示す。紫外線管32は円筒状に形成した有底の石
英管からなる保護管36に同芯に紫外線ランプ38を挿
入したものである。図3に、保護管36に紫外線ランプ
38を装着した状態を示す。紫外線ランプ38は保護管
36に挿入して装着した状態で保護管36と略同長とな
るように長さが設定されている。38a、38bは紫外
線ランプ38の電極である。
【0012】図2に示すように、本実施形態では、円筒
状に形成した容器30の内周面に沿って6本の紫外線管
32を等間隔で配置し、容器30の中央に1本の紫外線
管32を配置している。保護管36の外周面と容器30
の内壁面との間隔は20〜70mm、隣接する紫外線管
32の配置間隔(中心間距離)は50〜150mmであ
る。容器30内における紫外線管32の配置位置および
配置本数は、紫外線管32からの紫外線光が処理水に有
効に作用するように配置間隔を設定すること、容器30
内で均等に処理水に紫外線が作用する配置とするといっ
たことを考慮して決められる。したがって、容器の大き
さ等に応じて紫外線管32の配置位置および配置本数が
適宜設定される。
【0013】図2で、34aは紫外線管32を容器30
内で起立させて支持する支持具である。本実施形態では
紫外線管32の上端部と下端部の近傍でのみ支持具34
a、34bによって紫外線管32を支持して紫外線管3
2の中途に支持具を設けないようにしている。これは、
支持具を配置するとその部位からスケール(汚れ)が成
長しやすくなることから、紫外線管32の中途位置でス
ケールが生じないようにするためである。紫外線管32
が長く、安定して支持するために保護管36の中途で支
持具を設けざるを得ないときには、半透明のフッ素系樹
脂材、好適にはテトラフルオルエチレンとヘキサフルオ
ルプロピレンの共重合物からなる樹脂材によって作成し
た支持具、あるいは前記樹脂材によってライニング加工
した支持具を用いて支持するとよい。これらの樹脂材は
材質的にスケールが付着しにくいことと、紫外線照射に
より過酸化水素が分解されて生じたガスの洗浄効果によ
って樹脂材の表面が洗浄されてスケールが付着しにくく
なるという利点がある。
【0014】また、図2で40は容器30の下部に容器
30の内壁面から容器30の中央部に向けて端部が延出
するように設けた撹拌板である。この撹拌板40は隣接
する紫外線管32の中間に延出して隣接する紫外線管3
2を仕切るように設け、容器30の下部から上部に向け
て処理水が通流する際に処理水が撹拌板40によって旋
回流が生じるように設けている。なお、図1で44は紫
外線処理装置14に設けたドレーン排出バルブ、46は
清水注入バルブである。ドレーン排出バルブ44は容器
30の内壁に付着した沈殿物を排出する際に使用し、清
水注入バルブ46は処理水を入れ換える際やメンテナン
スの際に容器30に清水を注入して容器30内のドレー
ンを排出する際に使用する。装置停止ボタンを押した際
に、自動的にドレーン排出バルブ44と清水注入バルブ
46を開放することによって容器30内の液を自動的に
更新するように構成することができる。
【0015】本実施形態の浄化装置による浄化処理は次
のようにして行う。まず、処理槽10に原水を導入した
後、撹拌機20によって処理水を撹拌しながら、酸注入
ポンプ18bにより処理槽10に硫酸を添加し、処理液
のPHを3〜4に調整する。なお、容器30の耐食性を
考慮し、処理物質の分解性(トリクレン等の有機塩素系
化合物の場合)を考慮するとPH3.8〜4でも処理可
能である。PH調整した後、過酸化水素注入ポンプ18
aにより処理槽10に過酸化水素を添加する。過酸化水
素の添加量は、処理物質の種類と濃度等の処理水の条件
によって異なるが、保護管36の汚れを防止して処理で
きるようにするには紫外線処理装置14で最低5mg/
lの残存過酸化水素が検出される程度とする必要があ
る。過酸化水素を使用しない場合には、一定時間ごとに
酸性の過酸化水素水や場合によっては還元剤等の他の薬
品を添加するのがよい。
【0016】処理槽10で処理水を一定のPH値に調整
し、過酸化水素を添加した後、送液ポンプ24を駆動さ
せて処理槽10の処理水を紫外線処理装置14に送入開
始する。なお、紫外線処理装置14からは排出管42を
介して処理水が排出されるが、排出管42は処理槽10
に連通して設けられており、送液ポンプ24を駆動する
ことによって、処理槽10と紫外線処理装置14とで処
理水が循環されて浄化されていく。処理水を循環させて
浄化処理している際には、PH電極22によって処理槽
10内の処理水のPHが監視され、処理水が一定のPH
値となるように制御される。紫外線処理装置14に送入
された処理水は、容器30内で紫外線が照射されること
により、処理水に含まれている過酸化水素が分解されて
ガスが生じ、処理水を浄化するとともに、このガスによ
って紫外線管32の保護管36の外表面が洗浄され、保
護管36にスケールが付着することが防止されるように
なる。
【0017】本実施形態の紫外線処理装置14では図1
に示すように紫外線管32はその上端部と下端部を支持
具34a、34bによって支持するのみであり、また、
撹拌板40は容器40の内壁面から若干突出するように
設けるのみであるから、撹拌板40によって紫外線管3
2から放射される紫外線が遮られることがなく、紫外線
管32の全長にわたって保護管36の全周囲に紫外線が
放射されるようになる。これによって、紫外線管32の
保護管36の外面にスケールが付着することを好適に防
止することが可能となる。
【0018】図4は保護管36の外表面にスケールが付
着する様子を説明的に示す。図4は、実際の紫外線処理
装置14で紫外線管32を使用した後、紫外線処理装置
14から紫外線管32を取り出した状態を示す。同図で
A部分は保護管36の外面にスケールが付着した部分で
ある。このA部分は紫外線処理装置14で紫外線管32
を支持する支持具34aによる支持位置よりも下側の部
分であり、この領域には紫外線が放射される範囲外にな
るため、紫外線によって過酸化水素が分解されることに
よる洗浄作用が生じないためスケールがそのまま付着し
て残ったものである。保護管36のA部分を除いた部分
はすべて透明のままであり、スケールの付着はまったく
見られない。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る紫外線処理装置を実際に
使用して、紫外線管にスケールが付着する様子を調べた
結果について説明する。 (実施例1)内面を鏡面仕上げとし、内径寸法216m
mのステンレス製の容器内に、出力75W、長さL=1
050mmの紫外線ランプを装着した紫外線管を8本設
置した紫外線処理装置を使用した例である。フミン酸を
含む有機物含有量50〜100mg/l、鉄含有量10
mg/lの処理水を、PH3.5、過酸化水素濃度25
0mg/l、処理量3立方メートル/時として連続運転
し、3か月経過時、6か月経過時、1年経過時の各々の
定期点検時に、紫外線管の保護管の外面を観察した。支
持具から下方部分にはスケールが付着しているものの、
紫外線が放射された範囲については、まったくスケール
の付着が認められなかった。
【0020】(実施例2)内面を鏡面仕上げとし、内径
寸法318mmのステンレス製の容器内に、出力75
W、長さL=1050mmの紫外線ランプを装着した紫
外線管を16本設置した紫外線処理装置を使用した例で
ある。実施例1と同一の処理水を使用し、同一の条件下
で、週5日間連続運転し、実施例1と同様に定期点検時
に紫外線管の保護管の外面を観察したところ、1年経過
時まで、紫外線が放射された範囲については、スケール
の付着がまったく認められなかった。むしろ、処理槽か
ら紫外線処理装置までの導入配管や処理槽の内面にスケ
ールが付着していた。
【0021】(実施例3)内面を鏡面仕上げとし、内径
寸法318mmのステンレス製の容器内に、出力120
W、長さL=1500mmの紫外線ランプを装着した紫
外線管を16本設置した紫外線処理装置を使用した例で
ある。有機物含有量50〜100mg/l、鉄等の溶解
性金属の含有量10mg/lを含む廃液を、PH3.
5、過酸化水素濃度200mg/l、処理量6立方メー
トル/時として連続運転し、6か月経過時点で紫外線管
の保護管の外面を観察したところ、紫外線が放射された
範囲については、まったくスケールの付着が認められな
かった。
【0022】(比較例)フミン酸を含む有機物含有量5
0mg/l、鉄含有量10mg/lを含む地下水を、P
H3.5、過酸化水素濃度250mg/lに調整し、石
英管を3日間浸漬したところ、糊状の薄い沈殿が石英管
の表面に付着し、7日後には茶色のスケールとなってい
た。14日後には、茶色の固いスケールに成長し、スケ
ールを除去するには希塩酸の洗浄が必要であった。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る紫外線処理装置及びその使
用方法によれば、上述したように、紫外線管の下端部と
上端部とを支持具で支持し、紫外線管を設置する容器の
壁面にのみ撹拌板を設ける構成としたことによって、紫
外線管が撹拌板によって遮蔽されたり、撹拌板によって
影が生じることがなく、紫外線の作用によって過酸化水
素が分解されて生じるガスによって紫外線管の保護管の
外面全体に洗浄効果が作用し、保護管の外面にスケール
が付着することを効果的に防止することができる。これ
によって、随時紫外線管を装置から取り出して洗浄する
といった操作が不要となり、紫外線管からの紫外線の放
射効率が低下しないことから効果的な浄化作用がなされ
るという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紫外線処理装置を用いた浄化装置
の全体構成を示す説明図である。
【図2】紫外線処理装置内での紫外線管の平面配置を示
す説明図である。
【図3】紫外線管の内部構成を示す説明図である。
【図4】紫外線管にスケールが付着した状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 処理槽 12 薬液槽 14 紫外線処理装置 16 供給管 18a 過酸化水素注入ポンプ 18b 酸注入ポンプ 18c アルカリ注入ポンプ 18d 反応促進剤注入ポンプ 20 撹拌機 22 PH電極 24 送液ポンプ 30 容器 32 紫外線管 34a、34b 支持具 36 保護管 38 紫外線ランプ 40 撹拌板 42 排出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久志本 真夫 長野県長野市丹波島1丁目1番12号 ミヤ マ株式会社内 (72)発明者 鏑木 毅 東京都中央区銀座5丁目2番1号 千代田 工販株式会社内 Fターム(参考) 4D037 AA11 AB02 BA18 BB04 CA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸性にPH調整され過酸化水素が添加さ
    れた処理水が送入される容器内に、紫外線を透過する保
    護管内に紫外線ランプが挿入され前記容器の軸線方向の
    略全長にわたる長さに形成された紫外線管が配置され、
    紫外線管から放射される紫外線の作用によって容器内の
    処理水を浄化する紫外線処理装置において、 前記紫外線管を、その下端部と上端部とを各々支持具に
    より支持して長手方向を前記容器の軸線方向と略平行に
    して前記容器内に支持し、 前記容器の内壁面に容器に送入された処理水に旋回流を
    与える撹拌板を設けたことを特徴とする紫外線処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記紫外線管を前記容器の内壁面から2
    0〜70mm離間させるとともに、互いに50〜150
    mm離間させて容器の内壁面に沿って配置し、 各々の紫外線管の中間位置に前記容器の内壁面から撹拌
    板を突設したことを特徴とする請求項1記載の紫外線処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記支持具が、半透明のフッ素系樹脂材
    によって形成され、あるいはフッ素系樹脂材によってラ
    イニング加工されたものであることを特徴とする請求項
    1または2記載の紫外線処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の紫外線処理
    装置の使用方法であって、 酸性にPH調整された処理水に過酸化水素水を連続的に
    通液し、あるいは48時間以内の一定時間間隔ごとに通
    液して紫外線管の保護管の外面にスケールが付着するこ
    とを防止して浄化処理することを特徴とする紫外線処理
    装置の使用方法。
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WO2007052763A1 (ja) * 2005-11-02 2007-05-10 Kabushiki Kaisha Toshiba 紫外線照射水処理装置

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