JP2003024768A - 負イオン発生装置 - Google Patents

負イオン発生装置

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JP2003024768A
JP2003024768A JP2001217797A JP2001217797A JP2003024768A JP 2003024768 A JP2003024768 A JP 2003024768A JP 2001217797 A JP2001217797 A JP 2001217797A JP 2001217797 A JP2001217797 A JP 2001217797A JP 2003024768 A JP2003024768 A JP 2003024768A
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water
ion generator
negative ion
water tank
air
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Application number
JP2001217797A
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English (en)
Inventor
Satoshi Fujii
聡 藤井
Yoshihisa Kobayashi
芳久 小林
Yukihiro Yamamoto
幸宏 山本
Yuji Nakano
裕二 中野
Susumu Okada
晋 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負イオン発生装置の小型化を図る。 【解決手段】 筒1と筒1内に遠心方向に水を噴射し微
細水滴を発生させる噴射部101と気液を分離する気水
分離部102を備えた空気清浄部2と、空気清浄部2内
の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水滴混合空気
とする送風手段3を背面に備え、送風手段3と空気清浄
部2の下に水槽103を備え、水槽103の下に噴射部
101に水を送水する送水手段4を備え、空気清浄部2
の上部に吹出口5と吸込口6を配置したことを特徴とす
る負イオン発生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レナード効果(滝
効果)を利用して空気中に負イオンを発生させる負イオ
ン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康志向が高まるなか、室内空気
の清浄化はもとより更なる付加価値として空気イオンの
利用が注目されている。空気イオンは、我々の仕事の能
率や情緒に対して、明らかに影響をあたえる。特に負イ
オンは、精神を安定させ、呼吸器の機能を高める効果を
持つといわれている。
【0003】水滴が空中で分裂するとき、より正確に
は、水滴が障壁である金属板に衝突して微細水滴に分裂
するとき、付近の空気中に負イオンが発生し、微細水滴
が負イオンと等量の正電荷を得る。この現象は、レナー
ド効果(Lenard’effect)として古くから
知られている。その後、水滴が空気中で分裂するだけで
レナードと同様な効果が起こり得る事がシンプソン(S
immpson)によってたしかめられた。
【0004】レナード効果を利用して空気中に負イオン
を発生させる装置は、例えば特公平5−587555号
(先行例1)に記載され、また、このような負イオン発
生装置を一般家庭用又は事務所用として小型化をしたも
のは、例えば実開平4−126717号公報(先行例
2)に空気清浄機として開示されている。
【0005】図13に先行例2の構成を示す。図13お
いて、レナード効果を利用した負イオン発生装置は、要
するに噴射部101と、気水分離部102と、水槽10
3との組合わせからなるものである。水槽103内の水
は、ポンプ104で汲み出されて噴射部101に供給さ
れ、噴射部101のノズル105から高圧で噴出され、
噴射部101の筒の内壁106に衝突して微細水滴に分
裂し、空気中に負イオンを生ずる。
【0006】一方、噴射部101内には、送風機107
から吸引された外気が吹込まれ、噴射部101に発生し
た負イオンを含む微細水滴は、空気の旋回流によって気
水分離部102に送風され、気水分離部102内で、旋
回しつつ上昇する間に、旋回流によって生じた遠心力作
用をうけて気液分離され、水滴は水槽103内に戻さ
れ、負イオンを含む空気が108から外気中に送気され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構造に
よるときには、噴射部101と、気水分離部102と
が、別個の筒状部分によって構成されるため、装置の小
型化を進める上での大きな制約があった。また、送風機
107で吸引した空気は、噴射部101内を旋回しつつ
下降し、その下降端で反転して接線方向に送り出されて
気水分離部102内に吹込まれ、気水分離部102内を
旋回しつつ上昇して送気口108より排出されることに
なるため、圧損が大きく、大きな出力の送風機107を
必要とする。
【0008】本発明の目的は、一本の筒体内に噴射部
と、気水分離部とを組み込んで小型化を図るとともに、
メンテナンスや点検を容易にすることとともに組立て
性、工事性も考慮した負イオン発生装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の負イオン発生装
置は上記目的を達成するために、筒と筒内に設けられ周
囲に水を噴射し微細水滴を発生させる噴射部と気液を分
離する気水分離部を備えた空気清浄部と本体と、本体の
背面に空気清浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風
し微細水滴混合空気とする送風手段と、送風手段と空気
清浄部の下に水槽を備え、水槽の下に噴射部に水を送水
する送水手段を備え、空気清浄部の上部に吹出口と吸込
口を配置としたものである。
【0010】本発明によれば、噴射部と気水分離部が一
つの筒の中に構成され、水槽、送水手段が噴射部の下部
に縦一列に配列されるため、装置の小型化が図れる負イ
オン発生装置が得られる。
【0011】また本発明の第二の手段は、吹出チャンバ
ー内であって空気清浄部と前記吹出チャンバーとの間に
前記空気清浄部からの騒音を遮音する遮音カバーを設
け、前記吹出チャンバー内には遮音板を備えたことを特
徴とする請求項1記載の負イオン発生装置としたもので
ある。
【0012】本発明によれば、吹出チャンバー内に遮音
カバーを有し、吹出チャンバー内には遮音板を備えた構
造であるため、騒音値の低い負イオン発生装置が得られ
る。
【0013】また本発明の第三の手段は、吸込口と送風
手段との間に吸込みチャンバーを設け、前記吸込みチャ
ンバーの天面に前記吸込口を備え、前記吸込みチャンバ
ーの前記吸込口からエアーフィルターを斜めに挿入する
ことを特徴とする請求項1記載の負イオン発生装置とし
たものである。
【0014】本発明によれば吸込口を天面に備えた吸込
みチャンバーの吸込口からエアーフィルターを斜めに挿
入する構造であるため、空気清浄部により幅広となった
前面からでもフィルターの取り出しが容易にできる。
【0015】また本発明の第四の手段は、送水手段によ
り空気清浄部の噴射部へ送水される水の流路である送水
管が、水槽内部を貫通し前記噴射部に接続される構造と
したことを特徴とする請求項1記載の負イオン発生装置
としたものである。
【0016】本発明によれば送水手段より空気清浄部へ
送水される水の流路である送水管が、水槽内部を貫通し
空気清浄部の噴射部の噴射塔へと接続される構造とした
ため、送水路が短く送水圧損を低くすることができる。
【0017】また本発明の第五の手段は、水槽内部に第
1の噴射部接続口を有し、空気清浄部下面には第2の噴
射部接続口が設けられ、前記第1の噴射部接続口と前記
第2の噴射部接続口とを接続し、前記第1の噴射部接続
口と前記第2の噴射部接続口が同一線上に配置しないこ
とを特徴とする請求項1記載の負イオン発生装置とした
ものである。
【0018】本発明によれば水槽内部に第1の噴射部接
続口を有し、空気清浄部下面には第2の噴射部接続口が
第1の噴射部接続口と同一線上に配置していないため、
接続口同士を結ぶパイプは自由度を有したものを使用す
ることとなり組立て公差を吸収できる。
【0019】また本発明の第六の手段は、第1の噴射部
接続口と第2の噴射部接続口をフレキシブルパイプで接
続したことを特徴とする請求項5記載の負イオン発生装
置としたものである。
【0020】本発明によれば第1の噴射部接続口と第2
の噴射部接続口をフレキシブルパイプで接続してあるた
め組立て公差による不具合をフレキシブルパイプの自由
度により吸収することができる。
【0021】また本発明の第七の手段は、吹出口と吸込
口と吹出しチャンバーと吸込みチャンバーを備えた吸込
吹出ボックスと、前記吸込吹出ボックスが製品本体より
着脱自在であることを特徴とする請求項1記載の負イオ
ン発生装置としたものである。
【0022】本発明によれば吹出口と吸込口と吹出しチ
ャンバーを備えた吸込吹出ボックスが製品本体より着脱
可能であるため、気水分離部、噴射部が容易にメンテナ
ンスできる。
【0023】また本発明の第八の手段は、送風手段と送
水手段の動作を制御する制御部を備え、前記制御部の上
下にガイドと、ストッパーを備え、前記ガイドにより制
御部を前面に引き出す構造としたことを特徴とする請求
項1記載の負イオン発生装置としたものである。
【0024】本発明によれば制御部の上下にガイドと、
ストッパーを備え、ガイドにより制御部を前面に引き出
す構造としたものであるため、装置前面の距離さえ確保
されていればメンテナンスができる負イオン発生装置を
提供できる。
【0025】また本発明の第九の手段は、水槽は排水弁
を備えた排水口と、給水弁を備えた給水口を有し、前記
排水弁と前記給水弁は制御部により制御することを特徴
とする請求項1記載の負イオン発生装置としたものであ
る。
【0026】本発明によれば水槽は排水弁を備えた排水
口と、給水弁を備えた給水口を有し、制御部により排水
弁と給水弁は制御されるため、給水管および排水管を接
続すれば自動給排水が可能となる。
【0027】また本発明の第十の手段は、少なくとも一
日に一回は排水し、給水する制御を有し、水槽内に貯め
られた水を交換することを特徴とする請求項9記載の負
イオン発生装置としたものである。
【0028】また本発明によれば少なくとも一日に一回
は排水し、給水する制御を有し、水槽内に貯められた水
を交換することができるため、タンク内に溜まった菌の
繁殖を防ぐことができる。
【0029】また本発明の第十一の手段は、排水口には
排水フィルターが設けられ、前記排水フィルターは格子
状のものであり、排水口から着脱自在としたことを特徴
とした請求項1または9記載の負イオン発生装置とした
ものである。
【0030】また本発明によれば排水口には大きな表面
積を備えた格子状の排水フィルターが設けられ、排水フ
ィルターは排水口から着脱可能とした構造であるため、
比較的長期間詰まらない排水フィルターが実現でき排水
フィルターの清掃も容易である。
【0031】また本発明の第十二の手段は、空気清浄部
の底面は傾斜を設けたものであり、水槽と前記空気清浄
部の底面の接する面積が小さいことを特徴とする請求項
1記載の負イオン発生装置としたものである。
【0032】また本発明によれば 空気清浄部の底面は
傾斜を設けたものであり、水槽と前記空気清浄部の底面
の接する面積が小さいため、水槽上面に大きな面積を保
有することができ、水槽内の清掃、メンテナンスが容易
となる。
【0033】また本発明の第十三の手段は、水槽は上面
に着脱自在な水槽蓋を有し、前記水槽蓋を取り外すこと
により前記水槽内部全体が確認できることを特徴とする
請求項1または12記載の負イオン発生装置としたもの
である。
【0034】また本発明によれば水槽上面の着脱自在な
水槽蓋を取り外すことにより水槽内部全体が確認できる
ため、水槽内のメンテナンス、清掃が容易に行なうこと
ができる負イオン発生装置を提供することができる。
【0035】また本発明の第十四の手段は、水槽にオー
バーフロー用のオーバーフロー管を左右に1個づつ備え
たことを特徴とする請求項1記載の負イオン発生装置と
したものである。
【0036】また本発明によれば水槽にオーバーフロー
用のオーバーフロー管を左右に1個づつ備てあるため左
右後下の配管を行なうときに容易に作業を行なうことが
できる。
【0037】また本発明の第十五の手段は、水槽および
送水手段の下方向にドレンパンを有し、前記ドレンパン
は最下面の一部に凹部が設けられ、前記凹部には制御部
に連動する水位検知手段を設けたことを特徴とする請求
項1記載の負イオン発生装置としたものである。
【0038】また本発明によれば水槽および送水手段の
下方向に最下面の一部に凹部が設けられたドレンパンを
有し、凹部には制御部に連動する水位検知手段を備えて
いるため、万が一水漏れが起きたときにでも洩れ水はド
レンパンに滴下し水位検知手段で制御をかけることがで
きる負イオン発生装置を提供できる。
【0039】また本発明の第十六の手段は、水槽内の水
を排水する排水ポンプを設けたことを特徴とする請求項
1記載の負イオン発生装置としたものである。
【0040】また本発明によれば排水ポンプを備えてい
るため、排水において揚程が必要な場所に装置を設置し
た場合でも対応が可能である負イオン発生装置を提供で
きる。
【0041】また本発明の第十七の手段は、水槽内の水
を排水する排水回路が、排水弁と、一方向にしか流れな
い手段あるいは仕切弁を備えたことを特徴とする請求項
16記載の負イオン発生装置としたものである。
【0042】また本発明によれば水槽内の水を排水する
排水回路は、排水弁と、一方向にしか流れない手段ある
いは仕切弁と排水ポンプを備えており、排水の逆流はな
く、また仕切弁あるいは一方向にしか流れない手段によ
り一度排水した水と水槽内に溜まる水が遮断された構成
となる負イオン発生装置を提供できる。
【0043】また本発明の第十八の手段は、水槽側面上
部に溢水用穴を設け、前記溢水用穴は溢水誘導管に接続
され、前記溢水誘導管の片側はドレンパンに導かれ、前
記溢水用穴からドレンパンに水を誘導することを特徴と
する請求項15記載の負イオン発生装置としたものであ
る。
【0044】また本発明によれば槽側面上部に溢水用穴
と溢水誘導管により溢水用穴からドレンパンに水を誘導
する構成であるため、溢水時にはドレンパンに導かれ制
御により動作を行なうことができる負イオン発生装置を
提供できる。
【0045】また本発明の第十九の手段は、送水手段は
送水ポンプであり、前記送水ポンプと排水ポンプは防振
ゴムを介し鈍角を備えたコの字形状のポンプ台に取り付
けられ、前記ポンプ台は鋭角を備えたコの字形状のポン
プベース台に一方向より取り付けられたことを特徴とす
る請求項1または16記載の負イオン発生装置としたも
のである。
【0046】また本発明によれば送水ポンプと排水ポン
プは防振ゴムを介し鈍角を備えたコの字形状のポンプ台
に取り付けられ、ポンプ台は鋭角を備えたコの字形状の
ポンプベース台に一方向より取り付けられた構成である
ため、ポンプを取り出すときは一方向からポンプ台ごと
取り外すことができる。
【0047】また本発明の第二十の手段は、空気清浄部
は水噴射部と気水分離部で構成され、前記気水分離部は
少なくとも1つ以上の気水分離板を備えたことを特徴と
する請求項1記載の負イオン発生装置としたものであ
る。
【0048】また本発明によれば空気清浄部は水噴射部
と気水分離部で構成され、気水分離部は少なくとも1枚
以上の気水分離板を備えた構成であるため、圧力損失の
少ない、小型化が可能な負イオン発生装置を提供でき
る。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明は、筒と筒内に設けられ周
囲に水を噴射し微細水滴を発生させる噴射部と気液を分
離する気水分離部を備えた空気清浄部と、背面に空気清
浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水滴混
合空気とする送風手段と、送風手段と空気清浄部の下に
水槽を備え、水槽の下に噴射部に水を送水する送水手段
を備え、空気清浄部の上部に吹出口と吸込口を配置した
としたものであり、装置が小型化でき、各部部分ごとの
分解が可能であるためメンテナンス性が良い、組立て性
が良いという作用を有する。
【0050】また、吹出チャンバー内に吹出しチャンバ
ーと空気清浄部との境界面に遮音カバーを有し、前記吹
出チャンバー内には遮音板を備えたものであり、送風
音、ノズル噴射音、水滴落下音等騒音値の低減を図るこ
とができる。
【0051】また、吸込口と送風手段の間となる位置
に、吸込口を天面に備えた吸込みチャンバーの前記吸込
口からエアーフィルターを斜めに挿入することにより、
本体背面より斜め上部にエアーフィルターを引き出すこ
とができ、また斜めにすることで吸込み面積に対しフィ
ルター面積が多くとれるためエアーフィルターの掃除の
スパンが長くすることができる。
【0052】また、送水手段より空気清浄部へ送水され
る水の流路である送水管が、水槽内部を貫通し空気清浄
部の噴射部の噴射塔へと接続される構造としたものであ
り、送水路が短くでき、送水圧損を低くできるのでポン
プを小型化できる。
【0053】また、水槽内部に第1の噴射部接続口を有
し、空気清浄部下面には第2の噴射部接続口が設けら
れ、第1の噴射部接続口と第2の噴射部接続口が同一線
上に配置させず、第1の噴射部接続口と第2の噴射部接
続口をフレキシブルパイプで接続したものであり、製品
組立てにおける公差、誤差をフレキシブルパイプがS字
形状であるため吸収することができる。
【0054】また、吹出口と吸込口と吹出しチャンバー
を備えた吸込吹出ボックスと、吸込吹出ボックスが製品
本体より着脱自在、着脱可能としたものであり、噴射部
あるいは気水分離部のメンテナンスを行なうときに、吸
込吹出ボックスを取り外すことにより空気清浄部の上部
が開口されるため容易に行なうことができる。
【0055】また、送風手段と送水手段の動作を制御す
る制御部を備え、制御部の上下にガイドと、ストッパー
を備え、ガイドにより制御部を前面に引き出す構造とし
たものであり、装置の左右または背面が壁面となった設
置のときにでも電子部分の制御が可能となる。
【0056】また、水槽は排水弁を備えた排水口と、給
水弁を備えた給水口を有し、排水弁と前記給水弁は制御
部により制御でき、また少なくとも一日に一回は排水
し、給水する制御を有し、水槽内に貯められた水を交換
することを特徴とするとしたものであるため、制御動作
により自動的に給水排水が可能となり、ポンプの空運転
の防止、水交換の時の人手が不用という利点があり、ま
た最低24時間に一回水槽内の水を入替えるため、水槽
内の菌の繁殖を抑制することができる負イオン発生装置
を提供できる。
【0057】また、空気清浄部の底面は傾斜を設けたも
のであり、水槽と空気清浄部の底面の接する面積が小さ
く、水槽上面に着脱可能な水槽蓋を有し、水槽蓋を取り
外すことにより水槽内部全体が確認できるため、容易に
水槽内の清掃あるいはメンテナンスができる負イオン発
生装置を提供できる。
【0058】また、水槽にオーバーフロー用のオーバー
フロー管を左右に1個づつ備えており、製品の給水、排
水、オーバーフロー管の接続配管工事が左右後下どちら
からでも可能となり、配管位置を選ばない負イオン発生
装置を提供できる。
【0059】また、水槽および送水手段の下方向にドレ
ンパンを有し、ドレンパンは最下面の一部に凹部が設け
られ、凹部には制御部に連動する水位検知手段を設けた
ものであり、万一製品内部より水漏れが起きたときに、
洩れた水はドレンパンに回収され凹部の水位検知手段に
より制御部に異常信号を送り制御部より各部品への動作
指示および異常警報を発することができる。
【0060】また、水槽内の水を排水する排水回路が、
排水弁と、一方向にしか流れない手段あるいは仕切弁
と、排水ポンプを備えたものであり、排水に揚程が必要
なところでも装置の設置ができ、一度排水経路に流れ込
んだ水は逆流しないという作用を有した負イオン発生装
置を提供できる。
【0061】また、水槽側面上部に溢水用穴を設け、溢
水用穴は溢水誘導管に接続され、溢水誘導管の片側はド
レンパンに導かれ、溢水用穴からドレンパンに水を誘導
する構造としたものであり、万一水槽より溢水したとき
に、洩れた水はドレンパンに回収され凹部の水位検知手
段により制御部に異常信号を送り制御部より各部品への
動作指示および異常警報を発することができる。
【0062】また、送水手段は送水ポンプであり、送水
ポンプと排水ポンプは防振ゴムを介し鈍角を備えたコの
字形状のポンプ台に取り付けられ、ポンプ台は鋭角を備
えたコの字形状のポンプベース台に一方向より取り付た
構造としたものであり、ポンプの寿命または交換の時に
ポンプ前面よりポンプ台ごと取り外すことができる。
【0063】また、空気清浄部は水噴射部と気水分離部
で構成され、前記気水分離部は少なくとも1枚以上の気
水分離板を備えたものであり、気水分離部の圧力損失の
少なくなるため、小型の負イオン発生装置が提供できる
という作用を有する。
【0064】
【実施例】以下に本発明の実施例を図によって説明す
る。図1において、本発明による負イオン発生装置は、
上部に吹出口5と吸込口6を備える吸込吹出ボックス1
1を備え、吸込口6は吸込吹出ボックス11の背面下部
に位置する送風手段3と風路で結ばれている。一方送風
手段3は内部に送風機107を備え、下部前面側に送風
口42を有し、送風口42は送風手段3の前面に配置さ
れ空気清浄部2と連結せしめる口であり、空気清浄部2
は噴射部101と気水分離部102より構成され、噴射
部101は内部にノズル105を取り付けた噴射塔13
と、下部に筒受け41と、上部に上下2本の筒1が配置
され、気水分離部102は少なくとも1つ以上の気水分
離板44により構成されている。また空気清浄部2の下
には水槽103が配置され、水槽103の下に送水手段
4が設けられ、送水手段4は水槽103より水を吸い上
げ水槽103を貫通してなる送水管12を通じて空気清
浄部2の噴射部101に送水し、噴射塔13のノズル1
05より噴射され、噴射された水の一部は空気清浄部2
の最下部をつかさどる筒受け41の底面水封管43が備
えられ、水封管43は水槽103内に挿入されているた
め、再び水槽103に戻されることとなる。
【0065】空気清浄部2の内部は噴射部101と、気
水分離部102とに区画形成したものである。噴射部1
01の形成領域の下端に対応する筒受け41の胴部外周
には、送風口42が筒受け41に開口され、空気清浄部
2の構成要素である筒1の上部は負イオンの吹出口5を
有している。この実施例においては、空気清浄部2の下
方には水封管43が備えられ、水封管43空気清浄部2
の下方に備えられた水槽103に導かれている。さらに
その下方に区画形成された空間内に送水手段4を設置し
ている。水槽103は、噴射部101に給水すべき水を
蓄えるタンクである。空気清浄部2の背面には送風口4
2を通してつながる送風手段3が背面に取り付けられて
いる。送風手段3によって、送風手段3の上部に設置さ
れ吸込口6と吹出口5および吹出口5手前において整流
および消音をつかさどる吹出しチャンバー7を一体化し
た吸込吹出しボックス11の天面後方に設けられた吸込
口6よりエアーフィルター10を介して送風手段3に吸
込まれ、吸込まれた外気は空気清浄部2内に送風口42
を通過して浸入し、再び吸込吹出ボックス11内を通過
して吹出口5より吹出される空気の流通路が形成され
る。すなわち、外気が送風口42を通して筒1内に吸引
され、吸引された空気は筒1内を上昇し、噴射部10
1、気水分離部102を経て吹出口5から外部に排出さ
れるものである。噴射部101は、噴射された水を分裂
させて微細水滴を発生させ空気中に負イオンを発生させ
る部分であり、微細水滴発生領域内に空気が導入され微
細水滴混合空気となり気水分離部102に送られ、微細
水滴が適宜設計された気水分離部102の分離性能にし
たがって分離される。気水分離部102は、分裂によっ
て発生した空気中に含まれる水滴を捕捉させる部分であ
る。噴射部101には、水噴射用ノズル105を備えた
噴射塔13が空気清浄部2つまりは筒1の中心に立ち上
げられている。噴射塔13は、送水手段4に送水管12
によって接続され、水槽103内の水は、送水手段4で
汲み上げて噴射塔13に供給され、各ノズル105から
噴射される。気水分離部102には、1または2以上の
気水分離板44が組み込まれている。気水分離板44
は、図9に示すように、旋回する空気の流通口45を形
成する開口と、分裂によって発生した空気中に含まれる
水滴を捕捉させる水切り部46とを有するものであり、
上面が開放された中空逆円錐体であり、筒1の中心から
筒1の内周面に向けて角度をなして立ち上がる斜面47
を有し、水切り部46及び流通口45は斜面47に設け
られているものであるが、水切り部46は、扇形をな
し、中空逆円錐体の斜面47により上方に立ち上げて空
気流通口45の上方を覆うように中空逆円錐体の斜面4
7に対し鋭角な角度に折曲された角度で取り付いてい
る。
【0066】次に送水手段4を駆動して水槽103内の
水を汲み上げ、これを噴射塔13に供給し、各ノズル1
05から噴射部101の筒1の内壁面に向けて噴出す
る。一方、送風手段3により送風口42から外気が空気
清浄部2つまりは筒1内に吸引され、吸引された空気
は、筒1内を吹出口5に向けて旋回しつつ上昇する。噴
射部101においては、各ノズル105から噴出された
水が筒1の内壁に衝突し、或いは筒1内を上昇する空気
に巻き込まれて微細水滴に分裂し、空気中に負イオンを
発生させる。空気は発生した負イオンを伴って気水分離
部102に向かう。気水分離部102においては、空気
は、1または2以上を組合わせて上下2段以上配置され
た各段の気水分離板44により旋回流を引き起こし、微
細水滴を旋回による遠心力作用により筒体1の内壁に振
り切りつつ各流通口45内を旋回流の流線を崩すことな
く通過し、微細水滴のみを含む空気を排出する。
【0067】図2において背面に設けられた送付手段3
により外気は、空気吸込口6を有する吸込みチャンバー
52から斜めに配置されたエアーフィルター10を通過
し送風機107を介し前面に位置する空気清浄部2の下
背面に設けられた送風口42を通って空気清浄部2に浸
入し、空気清浄部2により微細水滴を含んだ空気を製品
背面に誘導する遮音カバー8により背面に誘導され、吸
込口6と吹出チャンバー7を区画形成する仕切板48と
遮音カバー8により前面上部に誘導される。吹出チャン
バー8の吹出口近傍には吹出チャンバー8の天面に接合
してなる板状の遮音板9が備えられ、前面上部に誘導さ
れた空気は遮音板9と遮音カバー8の隙間を通り、前面
に取り付けられた吹出口5より吹出される。このとき送
風手段3あるいは噴射部101より生じる音は遮音カバ
ー8と遮音板9により低減される。
【0068】図3に示すように噴射部101の下部には
筒受け41が設けられ、噴射部101の下には水槽10
3さらに下部には送水手段4が設けられている。送水手
段4は水槽103に溜めてある水を吸込み水槽103の
底面に位置する貫通穴を有する第1の噴射部接続口14
を通り、第1の噴射部接続口14と接合してなるフレキ
シブルパイプ16を通り、フレキシブルパイプ16の反
対側の端は噴射部101の最下部に位置する筒受け41
の底面に、噴射塔13に接続したときに噴射塔13が筒
1の中央に来る位置に設けられ筒受け41を貫通してな
る穴を有する第2の噴射部接続口15に接続されてお
り、一方第2の噴射部接続口15は噴射塔13に接続さ
れていることより、噴射塔13に送水されることとな
る。第1の噴射部接続口14は水槽103の底面に第2
の噴射部接続口と同一直線上にならない位置に設けられ
ており、フレキシブルパイプ16は滑らかなS字を描い
て第1の噴射部接続口と第2の噴射部接続口を接合する
構成となっている。
【0069】図4に示すように吸込吹出ボックス11は
吹出口5と吸込口6と吹出しチャンバー7とエアーフィ
ルター10を備えた一体ものであり、製品本体17の上
部に備えられた天板49に、背面を引っ掛け構造(図示
せず)とし、前面をネジ50により取り付けられている
もので、ネジ50を外すことにより容易に外すことがで
きる。一方天板49は端面に蝶番(図示せず)を備えて
おり、吸込吹出ボックス11を外すことにより、天板4
9を蝶番(図示せず)を軸に引き上げることができ、下
部に位置する空気清浄部2の上部が全て見えることとな
る。空気清浄部2は上下2本の筒1と筒受け41と気水
分離板44とノズル105を有する噴射塔13より構成
され、上下2本の筒1は筒受け41に嵌め込んで取り付
いた構造であるため容易に取り外すことができる。また
気水分離板44も上下2本の筒1に上部より嵌合取付の
ため容易着脱可能である。上下2本の筒1を取り外すこ
とによりノズル105を有した噴射塔13が現れる。こ
れより気水分離板44と噴射塔13とノズル105と筒
1は容易にメンテナンスあるいは清掃できることとな
る。
【0070】図1および図5示すように本体17の水槽
103の上右空間には各動作をつかさどる制御部18が
配置されている。制御部18は制御をつかさどる電子制
御部分が内蔵された箱形状をしており、空気清浄部2が
配置されている側の端面は上下にツメ51が突出して取
り付いており、上下左右にはガイド19が設けられてお
り、空気清浄部2側のガイド19aは2枚の板を有しツ
メ51がはまり込む構成となり、また対面にあたる上側
のガイド19bには溝がもうけてあり、一方制御部18
上部にはガイド19bの溝にはまり込むストッパー20
が備えられており、制御部18がガイド19より落下し
ない構造となっている。
【0071】図6示すように水槽103は最下部の底面
に排水口22を有しており、排水口22は排水弁21に
接続され排水されており、排水弁21は制御部18と接
続され、一方水槽103の上部には水槽103の水面よ
り一定空間を隔てて給水口24が配置されており、給水
口24は配管で給水弁23と接続されたものであり、給
水弁23は制御部19と電気的に接続されたものであ
る。制御部18の指示を受け給水弁23および排水弁2
1は動作し、給水口24より水槽103に給水あるいは
排水口22から排水するものである。水槽103には水
位を検知する手段(図示せず)が設けられ装置の運転お
よび蒸発などで水槽103内の水が減った場合前記水位
を検知する手段より制御部18に信号が送られ、制御部
18より給水弁23に動作指示を与えることにより自動
的に給水が行われ装置の連続運転が可能となる。制御部
18にはタイマーが内蔵され、少なくとも24時間に一
回あるいは数回排水弁21開き排水するとともに給水弁
23を開き給水するものであり水槽103内の水を入れ
替える動作を行なう。通常水道水が給水口24より供給
され、水道水には一定以上の塩素が含まれているが、2
4時間以上立つと塩素による殺菌効果が大幅に減少す
る。このため少なくとも24時間に一回は水を入れ替え
る必要性がある。
【0072】なお、水槽103内に紫外線殺菌ランプを
保有させても菌の繁殖を抑える効果が得られるため、紫
外線殺菌ランプの効果と上記制御を併用することが望ま
しい。
【0073】図7、8および図1に示すように水槽10
3は排水口22を備えた底面が他の面に対し段差的に低
い位置にあり、一方全ての水槽103の底面には排水口
22に溜まった水が導かれるよう傾斜が設けられてお
り、排水口22は傾斜を有する水槽103の底面の最下
部に位置しする。排水口22には大きな表面積を備えた
□5mm程度の穴を格子状に設け無数に□穴を備えた四
角形状の排水フィルター25が排水口22を覆う形状で
取り付けられ、一方排水フィルター25は水槽103の
底面の段差により形成される最下面のくぼみに入る形状
で容易に取り外せる手段(図示せず)で取り付けられて
いる。
【0074】水槽103の下部には送水手段4を備え、
送水手段4は全て下部に設けられた皿形状のドレンパン
28の上部に据付られている。ドレンパン28の一部に
はドレンパン28の底面をくぼませた形状の凹部29が
備えられ、ドレンパン28に水等が流れ込んだときに凹
部29に溜まる構造となっている。凹部29の上部には
制御部18と電気的に接続されている水位検知手段30
が設けられており、ドレンパン28に水が流れ込むと凹
部29に水が溜まり、凹部29は一定の深さを有したく
ぼみであるため凹部29内の水位が上昇し、ドレンパン
28より水が溢れる前に水位検知手段30により制御部
18に信号を発するとしたものであり、制御部18はこ
の信号を受け給水弁23を閉め、送風手段3送水手段4
の運転を停止させ異常警告を発するものである。
【0075】一方、水槽103の背面上部で排水口22
のある側と反対に位置する側面上部には、水槽103内
に水を溜めたときの水位線より高く、水槽103より水
が溢れ出す線より低い位置さらに本体17が傾斜設置さ
れた場合に水が溢れ出す線より低い位置に溢水用穴34
が設けられており、溢水用穴34は溢水誘導管35に接
続され、溢水誘導管の反対側となる端面はドレンパン2
8上に導かれ、溢水用穴34から入った水は溢水誘導管
35を経てドレンパン28に流れ込み、流れ込んだ水は
ドレンパン28に設けられた凹部29に溜まることとな
る。
【0076】図1および図10において水槽103の下
部には送水手段4として送水ポンプ36および排水ポン
プ37が設置されている。さらに水槽103の左右方向
には水槽103内の水が多くなったときに外部へ誘導す
るオーバーフロー管27が取り付けられている。オーバ
ーフロー管27は左側より排水配管を接続するときには
オーバーフロー管27aを用い、製品右側より排水配管
するときにはオーバーフロー管27bを用いることとな
り、排水配管工事をした場合でも送水ポンプ36および
排水ポンプ37が取り出せる空間が確保できることとな
る。
【0077】図11において水槽103は下部に水槽1
03内の水を配する目的の排水回路31を備えたもので
あり、排水回路31は排水弁21と、一方向にしか流れ
ない手段32あるいは仕切弁33をと排水ポンプ37を
備えた構成となっている。水槽103内の水の排水動作
は排水弁21を開き、排水ポンプ37を運転することに
より行なわれ、排水時に揚程を有する箇所の製品設置に
も対応できることとなる。また一方向にしか流れない手
段32あるいは仕切弁33は排水する水を水槽103内
戻さない手段であり、仮に排水管(図示せず)より排水
が逆流したとしても水槽103内には侵入せず、また排
水ポンプ37を含む一方向にしか流れない手段32ある
いは仕切弁33より出口側の排水回路31内に長期間水
が溜まり菌が繁殖したとしても水槽103内には菌およ
び塵、あるいは埃が逆流しないものである。
【0078】図12は送水ポンプ36あるいは排水ポン
プ37の取付構造を示した図である。ポンプ取付補助板
53にはだるま形状をした防振ゴム38の上部が貫通保
持する径を有した穴を3箇所開けた形状を有しており、
ポンプ取付補助板53の3個の穴には中心に貫通穴を有
するだるま形状を有し、弾性力を持った防振ゴム38の
だるま形状のくびれを挟み込む形で保持されている。防
振ゴム38の中心の貫通穴には一定長さを有する円筒形
状のリング54を備え、ポンプ取付補助板53の上部よ
り、ポンプ取付補助板53に保持された防振ゴム38の
リング54を貫通して防振ゴム38の下面に位置する箇
所に設けられたボンプ台39に有したネジ穴に、ポンプ
取付ネジ55で取り付ける構造としたものである。
【0079】ポンプ台39は前後に2個の鈍角を有する
コの字板であり、コの字の端の面には2個の穴が設けら
れており、一方ポンプベース台40は2箇所の鋭角を有
するコの字板であり、ドレンパン28に接合されたもの
であり鋭角をなす面にポンプベース台40に設けた2個
の穴とポンプ台取付ネジ56で一方向(製品前面)より
取り付けられており、一方ポンプ取付補助板53は給水
ポンプ36あるいは排水ポンプ37に取り付けた構成と
なっている。
【0080】
【発明の効果】以上のように、以上の実施例から明らか
なように、本発明によれば、噴射部と気水分離部が一つ
の筒の中に構成され、水槽、送水手段が噴射部の下部に
縦一列に配列されるため、装置の小型化が図れる負イオ
ン発生装置が提供できる。
【0081】また、水噴射型の負イオン発生装置を気水
分離部と噴射部を上下2本の筒および筒受けにて構成し
たものであるため小型化が図れる負イオン発生装置が提
供できる。
【0082】また、吸込吹出グリルが着脱可能で、天板
が可動し、上下2本の筒および気水分離板が容易に取り
外せ、一方水槽蓋を外すだけで水槽内が全て確認できる
構造であるため、噴射部、気水分離板、水槽内のメンテ
ナンスおよび清掃が容易に行なうことのできる負イオン
発生装置を提供できるといった効果が生じる。
【0083】また、制御部はスライド方式で前面に引き
出せ、一方給水、排水配管工事は左右下後ろどの方向か
らも可能であり、さらに排水ポンプを設けてあるため、
製品の設置場所を選ばない負イオン発生装置を提供でき
るという効果が生じる。
【0084】また、空気清浄部は送水手段とフレキシブ
ルパイプで結合されているため、組立て上の公差を吸収
でき、組み立て精度の高いという効果が生じる。
【0085】また、最下部にドレンパンを設けてありド
レンパンには漏水したときに検知する手段を設けてある
ため、水漏れに対して警告を発することのできる効果を
生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負イオン発生装置一実施例を示す
斜視図
【図2】同風路構成を示す図
【図3】(a)同送水手段と噴射部の配置を示す拡大図
(b)同送水手段と噴射部の配置を示す図
【図4】同メンテナンスにおける部品展開を示す図
【図5】同制御部を示す拡大図
【図6】同給水弁、排水弁の接続を示すシステム図
【図7】同ドレンパンおよび溢水管および排水フィルタ
ーを示す図
【図8】同ドレンパンおよび水位検知手段を示す図
【図9】同気水分離板の略式図
【図10】同オーバーフロー管を示す拡大図
【図11】同排水回路を示すシステム図
【図12】同ポンプ取付構造を示す展開図
【図13】従来の負イオン発生装置(空気清浄装置)の
概略図
【符号の説明】
1 筒 2 空気清浄部 3 送風手段 4 送水手段 5 吹出口 6 吸込口 7 吹出チャンバー 8 遮音カバー 9 遮音板 10 エアーフィルター 11 吸込吹出ボックス 12 送水管 13 噴射塔 14 第1の噴射部接続口 15 第2の噴射部接続口 16 フレキシブルパイプ 17 本体 18 制御部 19 ガイド 20 ストッパー 21 排水弁 22 排水口 23 給水弁 24 給水口 25 排水フィルター 26 水槽蓋 27 オーバーフロー管 28 ドレンパン 29 凹部 30 水位検知手段 31 排水回路 32 一方向にしか流れない手段 33 仕切弁 34 溢水用穴 35 溢水誘導管 36 送水ポンプ 37 排水ポンプ 38 防振ゴム 39 ポンプ台 40 ポンプベース台 41 筒受け 42 気水分離板 52 吸込みチャンバー 101 噴射部 102 気水分離部 103 水槽 105 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 幸宏 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 中野 裕二 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 岡田 晋 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 Fターム(参考) 4G075 AA03 BA08 BD09 BD12 BD13 CA51 EC04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒と前記筒内に設けられ周囲に水を噴射
    し微細水滴を発生させる噴射部と気液を分離する気水分
    離部を備えた空気清浄部と本体と、前記本体の背面に前
    記空気清浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微
    細水滴混合空気とする送風手段と、前記送風手段と前記
    空気清浄部の下に水槽を備え、前記水槽の下に前記噴射
    部に水を送水する送水手段を備え、前記空気清浄部の上
    部に吹出口と吸込口を配置したことを特徴とする負イオ
    ン発生装置。
  2. 【請求項2】 吹出チャンバー内であって空気清浄部と
    前記吹出チャンバーとの間に前記空気清浄部からの騒音
    を遮音する遮音カバーを設け、前記吹出チャンバー内に
    は遮音板を備えたことを特徴とする請求項1記載の負イ
    オン発生装置。
  3. 【請求項3】 吸込口と送風手段との間に吸込みチャン
    バーを設け、前記吸込みチャンバーの天面に前記吸込口
    を備え、前記吸込みチャンバーの前記吸込口からエアー
    フィルターを斜めに挿入することを特徴とする請求項1
    記載の負イオン発生装置。
  4. 【請求項4】 送水手段により空気清浄部の噴射部へ送
    水される水の流路である送水管が、水槽内部を貫通し前
    記噴射部に接続される構造としたことを特徴とする請求
    項1記載の負イオン発生装置。
  5. 【請求項5】 水槽内部に第1の噴射部接続口を有し、
    空気清浄部下面には第2の噴射部接続口が設けられ、前
    記第1の噴射部接続口と前記第2の噴射部接続口とを接
    続し、前記第1の噴射部接続口と前記第2の噴射部接続
    口が同一線上に配置しないことを特徴とする請求項1記
    載の負イオン発生装置。
  6. 【請求項6】 第1の噴射部接続口と第2の噴射部接続
    口をフレキシブルパイプで接続したことを特徴とする請
    求項5記載の負イオン発生装置。
  7. 【請求項7】 吹出口と吸込口と吹出しチャンバーと吸
    込みチャンバーを備えた吸込吹出ボックスと、前記吸込
    吹出ボックスが製品本体より着脱自在であることを特徴
    とする請求項1記載の負イオン発生装置。
  8. 【請求項8】 送風手段と送水手段の動作を制御する制
    御部を備え、前記制御部の上下にガイドと、ストッパー
    を備え、前記ガイドにより制御部を前面に引き出す構造
    としたことを特徴とする請求項1記載の負イオン発生装
    置。
  9. 【請求項9】 水槽は排水弁を備えた排水口と、給水弁
    を備えた給水口を有し、前記排水弁と前記給水弁は制御
    部により制御することを特徴とする請求項1記載の負イ
    オン発生装置
  10. 【請求項10】 少なくとも一日に一回は排水し、給水
    する制御を有し、水槽内に貯められた水を交換すること
    を特徴とする請求項9記載の負イオン発生装置。
  11. 【請求項11】 排水口には排水フィルターが設けら
    れ、前記排水フィルターは格子状のものであり、排水口
    から着脱自在としたことを特徴とした請求項1または9
    記載の負イオン発生装置。
  12. 【請求項12】 空気清浄部の底面は傾斜を設けたもの
    であり、水槽と前記空気清浄部の底面の接する面積が小
    さいことを特徴とする請求項1記載の負イオン発生装
    置。
  13. 【請求項13】 水槽は上面に着脱自在な水槽蓋を有
    し、前記水槽蓋を取り外すことにより前記水槽内部全体
    が確認できることを特徴とする請求項1または12記載
    の負イオン発生装置。
  14. 【請求項14】 水槽にオーバーフロー用のオーバーフ
    ロー管を左右に1個づつ備えたことを特徴とする請求項
    1記載の負イオン発生装置。
  15. 【請求項15】 水槽および送水手段の下方向にドレン
    パンを有し、前記ドレンパンは最下面の一部に凹部が設
    けられ、前記凹部には制御部に連動する水位検知手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の負イオン発生装
    置。
  16. 【請求項16】 水槽内の水を排水する排水ポンプを設
    けたことを特徴とする請求項1記載の負イオン発生装
    置。
  17. 【請求項17】 水槽内の水を排水する排水回路が、排
    水弁と、一方向にしか流れない手段あるいは仕切弁を備
    えたことを特徴とする請求項16記載の負イオン発生装
    置。
  18. 【請求項18】 水槽側面上部に溢水用穴を設け、前記
    溢水用穴は溢水誘導管に接続され、前記溢水誘導管の片
    側はドレンパンに導かれ、前記溢水用穴からドレンパン
    に水を誘導することを特徴とする請求項15記載の負イ
    オン発生装置。
  19. 【請求項19】 送水手段は送水ポンプであり、前記送
    水ポンプと排水ポンプは防振ゴムを介し鈍角を備えたコ
    の字形状のポンプ台に取り付けられ、前記ポンプ台は鋭
    角を備えたコの字形状のポンプベース台に一方向より取
    り付けられたことを特徴とする請求項1または16記載
    の負イオン発生装置。
  20. 【請求項20】 空気清浄部は水噴射部と気水分離部で
    構成され、前記気水分離部は少なくとも1つ以上の気水
    分離板を備えたことを特徴とする請求項1記載の負イオ
    ン発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225927A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Panasonic Corp 水微細化ユニット及び水微細化装置とそれを用いたサウナ装置
KR101523198B1 (ko) * 2014-04-03 2015-05-28 주식회사 성진플랜트 클린룸용 노즐분사 공조기
JP2018128253A (ja) * 2018-05-14 2018-08-16 株式会社クボタ 空気清浄機

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