JP2003024474A - マルチピースゴルフボールの外層形成用金型、マルチピースゴルフボールの製造方法およびマルチピースゴルフボールの中間体の製造方法 - Google Patents

マルチピースゴルフボールの外層形成用金型、マルチピースゴルフボールの製造方法およびマルチピースゴルフボールの中間体の製造方法

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JP2003024474A
JP2003024474A JP2001210710A JP2001210710A JP2003024474A JP 2003024474 A JP2003024474 A JP 2003024474A JP 2001210710 A JP2001210710 A JP 2001210710A JP 2001210710 A JP2001210710 A JP 2001210710A JP 2003024474 A JP2003024474 A JP 2003024474A
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golf ball
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Shigenori Yoshikawa
重憲 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】芯材との中心合わせを簡単に行うことができる
とともに、実用上十分な強度を有する外層を形成するこ
とができ、さらに芯材および外層を所望の形状に正確に
形成することができるマルチピースゴルフボールの製造
方法を提供する。 【構成】半加硫状態の一対の半球状の外層ピース3a、3
a'を同時に形成した後、別途成形した芯材4を該一対の
外層ピース3a、3a'間に挿入し、外層ピース3a、3a'の開
口縁部を当接させ、プレス成形により外層ピース3a、3
a'を加硫することより、芯材4の表面上にゴム組成物か
らなる外層3bを形成する工程を含むマルチピースゴルフ
ボールの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチピースゴル
フボールの外層形成用金型、マルチピースゴルフボール
の製造方法およびマルチピースゴルフボールの中間体の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチピースゴルフボールの製造におい
て、ある層を形成する場合には、その内側の芯材との間
で中心合わせをする必要がある。
【0003】このため、従来、次のような方法により目
的とする層が形成されている。
【0004】すなわち、先ず、先に成形しておいた球状
の芯材を、複数本の可動ホールドピンを用いて、球状キ
ャビティを有する金型の該キャビティ内の、該キャビテ
ィと同心となる位置に保持する。次いで、金型を閉じ、
目的層形成用の流動状の材料を金型内に射出し、硬化さ
せる。この際、目的層が完全に硬化する前であって中心
合わせした芯材が移動しない程度に硬化した時に、可動
ホールドピンを引き抜く。
【0005】しかし、この方法では、可動ホールドピン
の引き抜きを行うために金型が複雑になる。また、可動
ホールドピンの引き抜き時の調節が難しい。
【0006】また、特開平11−70188号公報によ
ると、未加硫材料を半加硫ないしは加硫して半球状の外
層半割体を形成した後、未加硫のコア部分を一対の半割
体で挟んで加硫プレスすることにより、球状芯材と外層
とからなるゴルフボール中間体を形成する方法が開示さ
れている。
【0007】しかし、特開平11−70188号公報が
教える方法では、外層半割体が半加硫状態の場合には、
芯材が未加硫状態で小さい力でも塑性を示すことから、
芯材および外層を所望の形状に正確に形成することが難
しい。
【0008】また、外層半割体を加硫形成しておく場合
には、得られるゴルフボールにおいて、外層半割体どう
しの密着性ひいては外層の強度が実用上十分なものでは
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の事情
に鑑みてなされたものであり、芯材との中心合わせを簡
単に行うことができるとともに、実用上十分な強度を有
する外層を形成することができ、さらに芯材および外層
を所望の形状に正確に形成することができるマルチピー
スゴルフボールの製造方法、マルチピースゴルフボール
の中間体の製造方法およびそれらに用いる金型を提供す
ることを主目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明者は研究を重ね、以下の知見を見出した。 芯材の表面上に外層を形成する際に、半加硫したゴ
ム組成物からなる一対の半球状外層ピースを同時に形成
した後、別途成形した芯材を一対の外層ピースで挟み、
外層ピースを加硫することより硬化させて、芯材の表面
上に外層を形成すれば、簡単かつ正確に、芯材と外層と
の中心合わせを行いつつ、外層を形成することができ
る。 また、半加硫させた状態で一対の外層ピースの円形
端面を当接させた後に加硫するため、外層の接合部分の
強度は外層のその他の部分の強度と同じまたは略同じで
あり、実用上十分な強度を有する外層を形成することが
できる。 外層形成に際して、半球状凹部を有する上下型と、
セパレート板とその両面に半球状凸部を有する中型とを
用いることにより、一対の半球状外層ピースを同時に形
成した後、外層ピースを対応する上下型に付着させた状
態で中型を除去し、これに代えて別途成形した芯材を挿
入し、外層ピースで芯材を挟んで、外層ピースを加硫に
より硬化させれば、一対の半球状外層ピースを別々の金
型を用いて形成する場合に比べて、外層の形成が格段に
簡単になる。
【0011】本発明は、前記知見に基づくものであり、
以下の各項のマルチピースゴルフボールの製造方法、マ
ルチピースゴルフボールの中間体の製造方法およびこれ
らに用いる金型を提供する。 項1. それぞれ1または2以上の半球状凹部を有する
上型および下型と必要時にこれらの間に置かれる中型と
を備えた金型であって、該中型が、該上下型の各凹部に
より形成される球状の金型キャビティの半径より小さい
半径を有する半球状凸部と前記上下型の凹部を覆う寸法
を有するセパレート板とを有し、該半球状凸部が、セパ
レート板の両面の前記上下型の凹部に対応する位置に設
けられたマルチピースゴルフボールの外層形成用金型。 項2. 前記上下型が、半球状凹部表面に、1または2
以上の同一深さの小凹部を有するものである項1に記載
のマルチピースゴルフボールの外層形成用金型。 項3. 前記中型表面より前記上型および下型の各凹部
表面の方が離型抵抗が大きい項1に記載のマルチピース
ゴルフボールの外層形成用金型。 項4. 前記中型の表面部分が、フッ素系樹脂、シリコ
ーン系樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種の材
料からなる離型層で形成されている項1に記載のマルチ
ピースゴルフボールの外層形成用金型。 項5. 前記上下型の各凹部表面が粗面である項1に記
載のマルチピースゴルフボールの外層形成用金型。 項6. 半加硫状態の一対の半球状の外層ピースを同時
に形成した後、別途成形した芯材を該一対の外層ピース
間に挿入し、該一対の外層ピースの開口縁部を当接さ
せ、プレス成形により外層ピースを加硫することより、
芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を形成する工程
を含むマルチピースゴルフボールの製造方法。 項7. 前記半加硫状態をキュラストメータにより測定
したトルクで表した場合に、該トルクが、加硫開始直後
の値に、加硫開始直後の値と加硫完了後の値との差の2
0〜70%を加算した値である項6に記載のマルチピー
スゴルフボールの製造方法。 項8. 請求項1から5のいずれかに記載の金型を用い
ることにより、前記上下型の各凹部と前記中型の対応す
る凸部との間で、半加硫状態の一対の半球状の外層ピー
スを同時に形成した後、該外層ピースを対応する上下型
に付着させた状態で中型を除去し、別途成形した芯材を
該上下型に付着した外層ピース間に挿入し、外層ピース
の開口縁部を当接させ、該上下型で外層ピースおよび芯
材をプレスするとともに、外層ピースを加硫することよ
り、芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を形成する
項6に記載のマルチピースゴルフボールの製造方法。 項9. 前記外層がスリーピースゴルフボールの中間層
であり、前記芯材がスリーピースゴルフボールのコアで
ある項6に記載のマルチピースゴルフボールの製造方
法。 項10. 前記外層がスリーピースゴルフボールのアウ
ターコア層であり、前記芯材がスリーピースゴルフボー
ルのインナーコアである項6に記載のマルチピースゴル
フボールの製造方法。 項11. 前記外層がマルチピースゴルフボールのカバ
ーであり、前記芯材がコアまたはコアの表面上に少なく
とも1層の中間層が設けられたものである項6に記載の
マルチピースゴルフボールの製造方法。 項12. 球状の芯材の表面上にゴム組成物からなる外
層が形成されたマルチピースゴルフボールの中間体の製
造方法であって、半加硫状態の一対の半球状の外層ピー
スを同時に形成した後、別途成形した芯材を該一対の外
層ピース間に挿入し、該一対の外層ピースの開口縁部を
当接させ、プレス成形により外層ピースを加硫すること
より、芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を形成す
る工程を含むマルチピースゴルフボールの中間体の製造
方法。 項13. 前記半加硫状態をキュラストメータにより測
定したトルクで表した場合に、該トルクが、加硫開始直
後の値に、加硫開始直後の値と加硫完了後の値との差の
20〜70%を加算した値である項12に記載のマルチ
ピースゴルフボールの中間体の製造方法。 項14. 項1から5のいずれかに記載の金型を用いる
ことにより、前記上下型の各凹部と前記中型の対応する
凸部との間で、半加硫状態の一対の半球状外層ピースを
同時に形成した後、該外層ピースを対応する上下型に付
着させた状態で中型を除去し、別途成形した芯材を該上
下型に付着した外層ピース間に挿入し、外層ピースの開
口縁部を当接させ、該上下型で外層ピースおよび芯材を
プレスするとともに、外層ピースを加硫することより、
芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を形成する工程
を含む項13に記載のマルチピースゴルフボールの中間
体の製造方法。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】金型 本発明のマルチピースゴルフボールの外層形成用金型
は、それぞれ1または2以上の半球状凹部を有する上型
および下型と必要時にこれらの間に置かれる中型とを備
えた金型である。該中型は、該上下型の各凹部により形
成される球状の金型キャビティの半径より小さい半径を
有する半球状凸部と前記上下型の凹部を覆う寸法を有す
るセパレート板とを有する。中型の該半球状凸部は、セ
パレート板の両面における、前記上下型の凹部に対応す
る位置に設けられている。
【0014】上型および下型の半球状凹部の半径は、こ
の金型を用いて外層を形成することにより得られるゴル
フボールまたはゴルフボールの中間体の外径の1/2に
相当する。
【0015】前記上下型は、前記上下型の半球状凹部表
面に、1または2以上の同一深さの小凹部を有するもの
であってもよい。小凹部は、円錐状、円錐台状、断面三
角形の溝状、断面台形の溝状などの形状のものを例示で
きる。このような小凹部を有する場合には、この金型を
用いることにより、該小凹部形状と同一形状の突起やリ
ブなどを球体部分上に有する外層を形成することができ
る。後述するように、このような外層としては、突起や
リブなどを有する中間層やアウターコアなどが挙げられ
る。
【0016】前記上型および下型は、凹部表面(小凹部
を有する場合には、凹部および小凹部の表面)が平滑で
あってもまたは微小な凹凸のある粗いものであってもよ
いが、特に粗面であるのが好ましい。
【0017】これにより、この金型を用いてゴルフボー
ルの外層を形成する場合に、半加硫状態の外層ピースを
対応する凹部に付着させた状態で上下型を開くことが容
易になるとともに、外層が中間層であってその外側にさ
らに層を形成する場合には該中間層とその外側の層との
間の密着性を向上させることができる。
【0018】また、この金型を用いて形成しようとする
外層がマルチピースゴルフボールのカバー(最外層)で
ある場合には、上型および下型の半球状の凹部表面は、
カバー表面にディンプルを形成できるような凹凸を有す
るものとする。
【0019】また、上型および下型は、半球状凹部の周
囲に、第2の凹部を有することが好ましい。第2の凹部
は、外層ピースおよび芯材を上型および下型で挟んで上
下型を閉じたときに、金型キャビティからあふれ出た余
剰の外層ピース材料を溜めるバリ溜まりとするものであ
る。したがって、第2の凹部は、凹部の周囲に設けられ
たリング状のものであることが好ましい。
【0020】また、中型の凸部の半径は、この金型を用
いて製造するゴルフボールまたはゴルフボールの中間体
の芯材の半径と同じまたはそれ以下とする。ここで、芯
材の半径とは、芯材の表面に突起またはリブなどが存在
する場合でも、突起またはリブなどを除外した球体部分
の半径を指す。
【0021】また、前記凸部とセパレート板とを備えた
中型は、表面部分が、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂
からなる群より選ばれた少なくとも1種の材料からなる
離型層で形成されたものであることが好ましい。あるい
は、中型表面にフッ素系樹脂、シリコーン系樹脂からな
る群より選ばれた少なくとも1種の材料からなる離型剤
を塗付したものであってもよい。これにより、この金型
を用いて外層を形成する場合に、外層ピースを、対応す
る上下型に付着させたままで中型から分離することが容
易になる。
【0022】いずれにしても、中型表面の離型性を高く
すること、及び/又は、上下型の凹部表面を粗くするこ
とにより、上下型の凹部表面の方が中型表面よりも離型
抵抗が大きくなるようにする。
【0023】マルチピースゴルフボールの製造方法およ
びマルチピースゴルフボールの中間体の製造方法 本発明のマルチピースゴルフボールの製造方法は、半加
硫状態の一対の半球状の外層ピースを同時に形成した
後、別途成形した芯材を該一対の外層ピース間に挿入
し、該一対の外層ピースの開口縁部を当接させ、プレス
成形によりゴム組成物からなる外層ピースを加硫するこ
とより、芯材の表面上に外層を形成する工程を含む方法
である。
【0024】また、本発明のマルチピースゴルフボール
の中間体の製造方法は、芯材の表面上にゴム組成物から
なる外層が形成されたマルチピースゴルフボールの中間
体の製造方法であって、半加硫状態の一対の半球状の外
層ピースを同時に形成した後、別途成形した芯材を該一
対の外層ピース間に挿入し、該一対の外層ピースの開口
縁部を当接させ、プレス成形により外層ピースを加硫す
ることより、芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を
形成する工程を含む方法である。
【0025】前記半加硫状態は、キュラストメータによ
り測定したトルクで表した場合に、該トルクの値が、加
硫開始直後の値に、加硫開始直後の値と加硫完了後の値
との差の20〜70%程度、より好ましくは30〜65
%程度を加算した値となる状態であることが好ましい。
本発明方法は、外層形成を、前記説明した本発明の金型
を用いて行うことが好ましい。この場合には、先ず、前
記上下型の各凹部と前記中型の対応する凸部との間で、
半加硫状態の一対の半球状外層ピースを同時に形成す
る。次いで、該外層ピースを対応する上下型に付着させ
た状態で中型を除去し、別途成形した芯材を該上下型に
付着した外層ピース間に挿入し、外層ピースの開口縁部
を当接させる。次いで、該上下型で外層ピースおよび芯
材をプレスするとともに、外層ピースを加硫することよ
り、芯材の表面上に外層を形成する。
【0026】本明細書において、芯材とは、インナーコ
ア、コアおよびコアの周囲に少なくとも1層の中間層が
形成されたものを含む概念である。また、外層とはアウ
ターコア、中間層およびカバーを含む概念である。芯材
には、球状のもの及び球体部分の表面上に突起、リブな
どを有するものの双方が含まれる。半球状凹部を有する
上下型を備えた金型を用いて外層を形成する場合には、
外層は、外表面が球状のものとなる。また、半球状凹部
表面に、1または2以上の同一高さの小凹部を有する上
下型を備えた金型を用いて外層を形成する場合には、外
層は、外表面が、球体部分の表面上に突起、リブなどを
有する形状のものとなる。外層の硬度は、該外層が中間
層である場合にはJIS−C硬度45〜65程度とする。ま
た、該外層がアウターコアである場合にはJIS−C硬
度45〜65程度とする。また、該外層がカバーである場合
には、ショアーD硬度48〜72程度とする。各層を構成す
る材料の種類、配合量などを後述する範囲で調整するこ
とにより、前記の硬度とすることができる。前記硬度範
囲とすることにより、十分な飛距離と柔らかい打感が得
られる。また、外層の厚さは、該外層が中間層である場
合には0.5〜10mm程度とし、該外層がアウターコアであ
る場合には0.5〜10mm程度とし、該外層がカバーである
場合には、0.5〜3.2mm程度とする。次に、本発明方法に
おいて用いる各材料を説明する。コアまたはインナーコア コアおよびインナーコアは、それぞれマルチピースソリ
ッドゴルフボールのコア材料およびインナーコア材料と
して公知のゴム組成物からなるものを用いることができ
る。基材ゴムとしては、天然ゴムおよび合成ゴムの双方
を用いることができるが、特に、シス−1,4−結合を
40%以上、特に80%以上含むハイシスポリブタジエンゴ
ムが好ましい。ハイシスポリブタジエンには、天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、エ
チレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)などを配合し
てもよい。ゴム組成物には、このほか、架橋剤、共架橋
剤としての不飽和カルボン酸の金属塩、充填剤、酸化防
止剤、しゃく解剤などが含まれていてよい。架橋剤とし
ては、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサ
イドのような有機過酸化物などを例示できる。特に、ジ
クミルパーオキサイドが好ましい。架橋剤の配合量は、
基材ゴム100重量部に対して、0.5〜3重量部程度、より
好ましくは0.7〜2.2重量部程度とする。この範囲内であ
れば、得られるゴルフボールについて、十分な反発性能
ひいては十分な飛距離を達成できるとともに、十分なソ
フトフィーリングが得られる。共架橋剤としての不飽和
カルボン酸の金属塩としては、例えばアクリル酸または
メタクリル酸のような炭素数3〜8程度の1価または2
価の不飽和カルボン酸の金属塩が挙げられる。高い反発
性能を得る上で、アクリル酸の亜鉛塩が好ましい。不飽
和カルボン酸の金属塩の配合量は、基材ゴム100重量部
に対して、20〜50重量部程度、より好ましくは25〜45重
量部程度とする。この範囲内であれば、得られるゴルフ
ボールについて、十分な反発性能ひいては十分な飛距離
を達成できるとともに、十分なソフトフィーリングが得
られる。充填剤としては、例えば酸化亜鉛、硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウムなどが挙げられる。充填剤の配合量
は、基材ゴム100重量部に対して、10〜30重量部程度、
より好ましくは15〜25重量部程度とする。この範囲内で
あれば、得られるゴルフボールの重量が適正なものとな
る。中間層またはアウターコア 中間層およびアウターコアは、それぞれマルチピースソ
リッドゴルフボールの中間層材料およびアウターコア材
料として公知のゴム組成物からなるものを用いることが
できる。ゴム組成物を構成する材料の種類は、前記説明
したコア材料と同様である。但し、中間層をコアより低
硬度のものとし、アウターコアをインナーコアより低硬
度のものとするために、中間層材料およびアウターコア
材料は、コア材料およびインナーコア材料より、架橋剤
および共架橋剤の配合量を少なくする。具体的には、架
橋剤の配合量は、基材ゴム100重量部に対して、0.5〜2.
5重量部程度、より好ましくは0.5〜2.0重量部程度とす
る。また、共架橋剤の配合量は、基材ゴム100重量部に
対して、15〜45重量部程度、より好ましくは20〜40重量
部程度とする。カバー カバーは、マルチピースソリッドゴルフボールのカバー
材料として公知の材料からなるものを用いることができ
る。カバー材料としては、アイオノマー樹脂、バラタゴ
ム、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリエステル系な
どの熱可塑性エラストマーを主成分として含む組成物を
挙げることができる。特に、アイオノマー樹脂が好まし
い。熱可塑性エラストマー組成物には、熱可塑性エラス
トマーのほか、前記例示した充填剤、酸化チタンなどの
着色剤、酸化防止剤などが含まれていてよい。次に、本
発明方法の代表例として、本発明の金型を用いることに
より、コア外表面上に中間層を形成する方法について説
明する。先ず、未加硫のゴム組成物を上型および下型の
各凹部と中型の凸部との間に挟んで、金型を閉じ、加熱
することにより未加硫ゴムを半加硫状態とする。ゴムの
種類などによっても異なるが、未加硫ゴム組成物を金型
ごと110〜130℃程度、より好ましくは120〜130℃程度
で、4〜20分間程度、より好ましくは5〜10分間程度加
熱する。これにより、キュラストメータにより測定した
トルクの値が、加硫開始直後の値に、加硫開始直後の値
と加硫完了後の値との差の20〜70%程度を加算した
値の範囲にある半加硫状態が得られる。次いで、半加硫
状態の中間層ピースを対応する上下型に付着させたまま
で、上下型を開く。次いで、中型を除去し、別途成形済
のコアを、上下型に付着させた状態の一対の中間層ピー
ス間に挿入した後、中間層ピースの円形端面を当接させ
るようにして、上下型を閉じる。なお、このとき、余剰
の中間層ピース材料がある場合には、上下型のバリ溜め
用の第2の凹部に溜まる。次いで、半加硫した中間層ピ
ースを金型ごと140〜165℃程度、より好ましくは140〜1
55℃程度で、10〜30分間程度、より好ましくは10〜20分
間程度加熱することによりゴム組成物を完全加硫させ
る。これにより、コアの表面上にゴム組成物からなる中
間層が形成される。このようにして形成した中間層の外
側に、さらにカバーを形成することにより、あるいはさ
らに1層以上の中間層およびカバーを順に形成すること
により、ゴルフボールが完成する。カバーは、公知の方
法、例えば射出成形などにより形成することができる。
アウターコアおよびカバーも、前記説明した中間層形成
と同様にして形成することができる。
【0027】次に、本発明の金型および本発明方法を図
面を示して説明する。
【0028】図1は、本発明の金型の1例の概略断面図
である。この金型は、上型1、下型1'および必要時に
上型1、下型1'間に置かれる中型2からなる。
【0029】上型1、下型1'はそれぞれ、中型との嵌
合面に、半球状凹部1a、1a'およびその外側に断面
半円状のリング状凹部1b、1b'を有する。半球状凹
部1a、1a'の半径はここでは19.4mmである。
【0030】また、中型2は、上型1、下型1'の凹部
1a、1a'を覆う寸法を有するセパレート板2aと、
セパレート板2aの所定位置の両面に半球状凸部2b、
2b'を有する。半球状凸部2b、2b'の半径はここで
は17.4mmである。また、セパレート板2aおよび凸部
2b、2b'を備えた中型の表面部分は、離型層2cで
形成されている。
【0031】この金型を用いて、本発明方法によりスリ
ーピースゴルフボールのコア表面上にゴム組成物からな
る中間層を形成する場合には、図2(a)に示すよう
に、先ず、未加硫のゴム組成物を上型1、下型1'の各
凹部1a、1a'と中型2の凸部2b、2b'との間に配
置し、金型を閉じる。次いで、金型ごと未加硫ゴム組成
物を加熱し、半加硫状態の一対の半球状の中間層ピース
3a、3a'を同時に形成する。
【0032】次いで、図2(b)に示すように、上型
1、下型1'を開き、中型2を除去し、さらに別途形成
したコア4を上型1、下型1'間に挿入する。
【0033】次いで、図2(c)に示すように、上型
1、下型1'を閉じ、加熱により中間層ピース3a、3
a'を完全加硫させることにより、コア4の表面上に中
間層3bを形成する。
【0034】この後、任意の方法により、カバーを形成
する。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例および試験例を示して
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0036】コアの製造(参考例) ブタジエンゴム(BR-11、日本合成ゴム社製)100重量
部、アクリル酸亜鉛25重量部、酸化亜鉛20重量部、ジク
ミルパーオキサイド2重量部、老化防止剤0.5重量部を配
合したゴム組成物を用いて、半径17.4mmの球状コアを製
造した。
【0037】実施例1 未加硫ブタジエンゴム(BR-11、日本合成ゴム社製)100
重量部、アクリル酸亜鉛20重量部、酸化亜鉛20重量部、
ジクミルパーオキサイド1.8重量部、老化防止剤0.5重量
部を配合した未加硫ゴム組成物を調整した。
【0038】この未加硫ゴム組成物を、図1に示した金
型の上下型の各凹部と中型との間に挟み、130℃で6分
間加熱することにより半加硫状態とした。
【0039】次いで、上下型を開き、中型を除去し、前
記参考例により成型したコアを該上下型間に挿入し、上
下型を閉じた。さらに、150℃で20分間加熱することに
よりブタジエンゴムを完全加硫させ、厚さ2mmの中間層
を形成した。
【0040】次いで、中間層の外側に、ハイミラン1706
(三井デュポンポリケミカル社製)とハイミラン1605
(三井デュポンポリケミカル社製)とを重量比で1:1
で含むアイオノマー樹脂からなる、厚さ2mmのカバーを
射出成型法により形成した。
【0041】比較例1 図1に示す金型において、両面に凸部が形成された中型
に代えて、片面に図1の中型の凸部と同寸法の凸部が形
成された1対の凸型を備えた金型を用いて、半加硫状態
の半球状中間層および完全加硫させた半球状中間層を別
々に形成した。詳述すると、実施例1において、未加硫
ゴム組成物を半加硫状態とするのに代えて、150℃で、1
5分間加熱することにより完全加硫させて、一方の半球
状中間層を形成した。また、実施例1と同様にして半加
硫状態の他方の半球状中間層を形成した。
【0042】次いで、上下型を開き、中型を除去し、前
記参考例により成型したコアを該上下型間に挿入し、15
0℃で20分間加熱することにより、半加硫状態の半球状
中間層を完全加硫させて、コア外表面上に厚さ2mmの中
間層を形成した。
【0043】次いで、実施例1と同様にして、厚さ2mm
のカバーを形成した。
【0044】比較例2 参考例により成型したコアの外表面上に、ハイトレル47
67(東レデュポン社製、ポリエステル系熱可塑性エラス
トマー)からなる厚さ2mmの中間層を、射出成型法によ
り形成した。
【0045】次いで、実施例1と同様にして、厚さ2mm
のカバーを形成した。
【0046】パター試験 実施例1、比較例1および2により得られた各20個のゴ
ルフボールを、振り子式パターロボットを用いて、平面
上で15m転がし、20個のボールの横振れ距離の標準偏差
を求めた。
【0047】横振れ距離の標準偏差は、実施例1では1
1.3cm、比較例1では21.1cm、比較例2では20.2cmであ
った。本発明方法により中間層を形成したゴルフボール
では、中間層の偏心量が少ないことが分かる。
【0048】耐久試験 実施例1、比較例1および2により得られた各300個の
ゴルフボールを、1番ウッドを用いてヘッドスピード43
m/秒で順に打撃した。打撃により割れたボールの個数が
30個になったときの全打撃ボール数を計測し、ボールの
耐久回数とした。耐久回数が多いほど耐久性がよい。
【0049】実施例1の耐久回数を100とした場合に、
比較例1の耐久回数は85、比較例2の耐久回数は98であ
った。本発明方法により中間層を形成したゴルフボール
では、完全加硫させた半球状の中間層を張り合わせるこ
とにより中間層を形成した比較例1のゴルフボールより
強度が高いことが分かる。
【0050】
【発明の効果】本発明のマルチピースゴルフボールの製
造方法、マルチピースゴルフボールの中間体の製造方法
およびそれに用いる金型によると、芯材との中心合わせ
を正確かつ簡単に行いつつ、外層を形成することができ
る。
【0051】さらにいえば、一組の金型を用いて極めて
簡単な操作により、芯材との中心合わせを行いつつ、外
層を形成することができる。
【0052】また、半硬化状態の一対の半球状外層ピー
スを硬化させることにより外層を形成するため、得られ
る外層は実用上十分な強度を有するものとなる。
【0053】また、芯材の表面上に、外層を複数部分に
分割するようなリブが存在する場合には、外層を射出成
形することができないが、射出成形に適さない材料から
なる外層であっても、プレス成形法により形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型の1例の概略断面図である。
【図2】本発明方法によりスリーピースゴルフボールの
中間層を形成する工程を説明する図である。
【符号の説明】
1 上型 1' 下型 1a、1a' 凹部 1b、1b' 第2凹部 2 中型 2a セパレート板 2b、2b' 凸部 2c 離型層 3a、3a' 中間層ピース 3b 中間層 4 コア

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ1または2以上の半球状凹部を
    有する上型および下型と必要時にこれらの間に置かれる
    中型とを備えた金型であって、該中型が、該上下型の各
    凹部により形成される球状の金型キャビティの半径より
    小さい半径を有する半球状凸部と前記上下型の凹部を覆
    う寸法を有するセパレート板とを有し、該半球状凸部
    が、セパレート板の両面の前記上下型の凹部に対応する
    位置に設けられたことを特徴とするマルチピースゴルフ
    ボールの外層形成用金型。
  2. 【請求項2】 前記上下型が、半球状凹部表面に、1ま
    たは2以上の同一深さの小凹部を有するものである請求
    項1に記載のマルチピースゴルフボールの外層形成用金
    型。
  3. 【請求項3】 前記中型表面より前記上型および下型の
    各凹部表面の方が離型抵抗が大きい請求項1に記載のマ
    ルチピースゴルフボールの外層形成用金型。
  4. 【請求項4】 半加硫状態の一対の半球状の外層ピース
    を同時に形成した後、別途成形した芯材を該一対の外層
    ピース間に挿入し、該一対の外層ピースの開口縁部を当
    接させ、プレス成形により外層ピースを加硫することよ
    り、芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を形成する
    工程を含むことを特徴とするマルチピースゴルフボール
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半加硫状態をキュラストメータによ
    り測定したトルクで表した場合に、該トルクが、加硫開
    始直後の値に、加硫開始直後の値と加硫完了後の値との
    差の20〜70%を加算した値である請求項4に記載の
    マルチピースゴルフボールの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2または3に記載の金型を用
    いることにより、前記上下型の各凹部と前記中型の対応
    する凸部との間で、半加硫状態の一対の半球状の外層ピ
    ースを同時に形成した後、該外層ピースを対応する上下
    型に付着させた状態で中型を除去し、別途成形した芯材
    を該上下型に付着した外層ピース間に挿入し、外層ピー
    スの開口縁部を当接させ、該上下型で外層ピースおよび
    芯材をプレスするとともに、外層ピースを加硫すること
    より、芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を形成す
    る請求項4に記載のマルチピースゴルフボールの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記外層がスリーピースゴルフボールの
    中間層であり、前記芯材がスリーピースゴルフボールの
    コアである請求項4に記載のマルチピースゴルフボール
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記外層がスリーピースゴルフボールの
    アウターコア層であり、前記芯材がスリーピースゴルフ
    ボールのインナーコアである請求項4に記載のマルチピ
    ースゴルフボールの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記外層がマルチピースゴルフボールの
    カバーであり、前記芯材がコアまたはコアの表面上に少
    なくとも1層の中間層が設けられたものである請求項4
    に記載のマルチピースゴルフボールの製造方法。
  10. 【請求項10】 球状の芯材の表面上にゴム組成物から
    なる外層が形成されたマルチピースゴルフボールの中間
    体の製造方法であって、半加硫状態の一対の半球状の外
    層ピースを同時に形成した後、別途成形した芯材を該一
    対の外層ピース間に挿入し、該一対の外層ピースの開口
    縁部を当接させ、プレス成形により外層ピースを加硫す
    ることより、芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を
    形成する工程を含むことを特徴とするマルチピースゴル
    フボールの中間体の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記半加硫状態をキュラストメータに
    より測定したトルクで表した場合に、該トルクが、加硫
    開始直後の値に、加硫開始直後の値と加硫完了後の値と
    の差の20〜70%を加算した値である請求項10に記
    載のマルチピースゴルフボールの中間体の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1、2または3に記載の金型を
    用いることにより、前記上下型の各凹部と前記中型の対
    応する凸部との間で、半加硫状態の一対の半球状外層ピ
    ースを同時に形成した後、該外層ピースを対応する上下
    型に付着させた状態で中型を除去し、別途成形した芯材
    を該上下型に付着した外層ピース間に挿入し、外層ピー
    スの開口縁部を当接させ、該上下型で外層ピースおよび
    芯材をプレスするとともに、外層ピースを加硫すること
    より、芯材の表面上にゴム組成物からなる外層を形成す
    る工程を含む請求項10に記載のマルチピースゴルフボ
    ールの中間体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109107116A (zh) * 2017-06-26 2019-01-01 住友橡胶工业株式会社 高尔夫球
JP2021087687A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 ブリヂストンスポーツ株式会社 多層コア成形方法
JP2021087686A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 ブリヂストンスポーツ株式会社 多層コア成形方法

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