JP2003023492A - Biccプロトコルを用いた通話品質サービス切り替え方式 - Google Patents
Biccプロトコルを用いた通話品質サービス切り替え方式Info
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Abstract
簡素化することができ、かつ遅延の少ない通話路切り替
えを実現する手段を提供する。 【解決手段】 交換機001は、BICCプロトコル004を実装
しており、ATM網005とIP網006でのどちらでも通話路を
確立する事ができる。通話者002は、通常は通話品質の
制御の無いIP網006で通話を行っており、通話品質が良
くないと判断した場合、交換機001へイベント200を発生
し、通常使用しているIP網006からATM網005へ通話路切
り替え要求201を行う。交換機001は、通話者002からの
イベントを受け、IP網006にある通話路をATM網005への
切り替えを行う。通話者002は、通話路切り替え要求201
に対する応答でATM網005への通話路切り替えが完了した
事を確認し、通話者002と通話者003とのATM網005を使用
した通話300が可能となる。交換機001は、通話者002のA
TM網005を使用した通話に対して課金を実施する。
Description
切り替え技術に関し、特に異なるネットワーク間におけ
る通話路切り替え技術に関する。
は、発信者が1つの相手先番号を認識しておくだけでイ
ンターネットを含む複数のネットワークを選択でき、簡
易な操作によりあるいは発信者が意識することなく、イ
ンターネット経由の通話を別回線経由すなわち別のネッ
トワークを介した通話に切り替える技術が開示されてい
る。
話端末から受信側のパソコンへのダイヤル情報を受信
し、インターネットゲートウェイに接続されたトランク
の中から一つのトランクを捕捉することにより、送信側
電話端末と受信側パソコンとの間でインターネット経由
による通話路を確保し、発信側電話端末と受信側パソコ
ンの間でインターネット経由による通話を行っている状
態において、送信側電話端末から公衆網経由への切り替
え要求を受信したとき、交換機内の制御部の切り替え制
御によりインターネットゲートウェイとの接続を切断し
てトランクを開放するとともに、公衆網方路と接続され
たトランクの中から1つのトランクを捕捉し、再発信制
御によりメモリに記憶されている受信側パソコンのダイ
ヤル情報を用いて発信することによって、公衆網経由の
通話路を確立している。
よる接続を一旦切断して再度受信側パソコンに対してダ
イヤルして電話をかけ直す必要がなく、信号路と通話路
が分離しているBICCプロトコルを利用する事で簡易
な操作により通話路の切り替えを行って通話を続けるこ
とができる。
話路切り替えを実施する場合、交換機において、通話路
がIP網か公衆網かにより別々の接続制御処理(制御用
信号の送受信)を必要とし、また、発加入者を収容する
交換機と通話路を提供する網(IP網、公衆網)を接続
するトランクの切り替えを行う必要がある。その場合、
接続制御は通常ソフトウェアにより実施されるが、その
制御が複雑となる。
合、公衆網方路と接続されたトランクの中から1つのト
ランクを捕捉し、再発信制御によりメモリに記憶されて
いる受信側のダイヤル情報を用いて発信することによっ
て、公衆網経由の通話路を確立しているために、通話路
の切り替えに遅延が生じ、円滑な切り替えができないと
いう問題がある。
替え時の交換機の接続制御をより簡素化することがで
き、かつ遅延の少ない通話路切り替えを実現する手段を
提供することにある。
信号・通話路を分離することにより既存網を有効に利用
することを意図したプロトコルとしてBICC(Bearer
Independent Call Control)プロトコルがある。BI
CCプロトコルは、ITU−TのQ.1901(CS
1)/Q.1902(CS2)でATM網(CS1)と
IP網(CS2)のそれぞれについて記載されている。
ATM網(CS1)とIP網(CS2)は別々の時期に
検討が行われ、ATMとIPにそれぞれ特化した勧告化
が行われた。
号・通話路は、呼制御信号路から分離し独立に制御され
るので、呼制御信号路が接続された状態において、通話
制御信号・通話路のみを独立に切り替え制御することが
可能である。
及びIP網のBICCプロトコルを実装するとともに、
その呼制御信号路を共有化し、当該交換機によりBIC
CプロトコルのATM網とIP網の両方を制御すること
によって、BICCプロトコルを用いたATM/IP間
の通話路切り替えを行うことを特徴とする。
徴付けられる交換機内での通話路切り替えを実施してい
るので、呼制御信号路の接続状態を維持しながら、ベス
トエフォートであるIP網と通話品質を確保することが
出来るATM網間での通話路切り替えを行うことができ
る。
において、通話路がIP網かATM網かを意識する必要
がなく、同一の制御信号により通話路切り替えを実施す
ることが可能となり、通話者からの通話サービス品質の
状態による通話路を切り替え要求に対して、交換機の通
話路切り替え制御をより簡素にでき、かつ遅延の少ない
通話路切り替えが可能となる。
BICCプロトコルを用いた通話品質サービス切り替え
提供方式の概念図である。
続され、プログラム制御により動作する発側および着側
の交換機001には、それぞれ加入者プロトコル007
とBICCプロトコル004が実装され、発側および着
側の交換機001は、BICCプロトコル004を介し
てATM網005およびIP網006と接続される。
にはBICCプロトコル004が使用され、このBIC
Cプロトコルにより、通話品質を確保する事の出来るA
TM網005とベストエフォートであるIP網006間
での切り替えが可能に構成される。交換機001は、こ
のBICCプロトコル004を用いてATM網005と
IP網006の切り替え制御を行う。
概略を説明する。
プロトコル004によって、ATM網005とIP網0
06のどちらでも通話路を確立する事ができる。通話者
002は、低額の低通話品質サービスの契約を通信事業
者と契約を行っており、通常は通話品質の制御の無いI
P網006で通話を行う。
6を使用した通話100を行っている状態で、通話品質
が良くないと判断した場合、交換機001へイベント2
00を発生し、通常使用しているIP網006からAT
M網005へ通話路切り替え要求201を行う。交換機
001は、通話者002からの通話路切り替え要求を受
けると、BICCプロトコルにより、IP網006にあ
る通話路をATM網005の通話路に切り替える。
1に対する応答でATM網005への通話路切り替えが
完了した事を確認する。その後、通話者002と通話者
003とのATM網005を使用した通話300が可能
となる。また、交換機001は、通話者002のATM
網005を使用した通話300に対して課金を実施す
る。
フローチャートである。以下、図1〜図3を参照して本
実施形態の全体の動作について詳細に説明する。
低額のIP網006の通話路での通話を行う(図2のス
テップA1)。次に、通話品質によって高品質の通話サ
ービスを受けるか否かの判断を行う(ステップA2)。
通話品質が悪いため、ATM網005による高品質の通
話サービスを受けようとする場合には交換機001に対
して通話路切り替え要求を行う(ステップA3)。
(ATM網)への切り替え要求を受ける(図3のステッ
プB1)と、制御交換機で通話パスをIP網からATM
網へ切り替える為に切り替え指示を出す(ステップB
2)。この指示に対して切り替えが完了後にATM網通
話路への接続切り替えを行う(ステップB3)。接続完
了後、高品質サービスを受けるための課金が実施され、
通話者は高品質通話サービスを受ける(ステップB
4)。
えの流れを示す概念図である。
受ける(ステップC1)と、交換機は着通話者との接続
を行っている交換機に対して通話路切り替えの為の制御
信号を送信する(ステップC2)。切り替え制御信号を
受けた交換機は通話路パスの切り替えを行う(ステップ
C3)。この時新たに通話パスを張る事もあるし、既に
確立している通話パスがあればそのパスを使用する。
了した事を認識した発交換機は、着交換機で接続した通
話パスへの通話パスの切り替えを行う(ステップC
4)。この方式により通話者へ対する高品質通話サービ
スへの切り替えを実現する。
TM網制御機能(CS1)とIP網制御機能(CS2)
を組み合わせることにより、呼制御信号路を接続したま
まの状態で通話路を切り替えて通話品質サービスの切り
替えを可能としているので、トランクの切り替えを行う
従来例と比較して通話路切り替え時の交換機の接続制御
をより簡素化することができ、かつ遅延の少ない通話路
切り替えを実現することができる。
ATM網とIP網を想定しているが、ATM網とIP網
以外の通話路に対しても、通話路を選択することのでき
るプロトコルを実装し、通話者の要求に応じて通話路を
切り替えることにより、既存網を生かした通話品質サー
ビスの提供を実現することもできる。
えを通話者からの要求を契機としているが、以下の様な
方式も考える事ができ、加入者のニーズに合わせてサー
ビスを選択することができる。 1.加入者の契約サービスによる交換機での通話品質サ
ービス自動選択方式 契約しているサービスによって、ある一定の品質を確保
できない場合は、交換機で自動的に通話路の切り替えを
行う方式である。 2.着側加入者による通話品質サービス切り替え方式 上記実施形態では発通話者からの通話品質サービスを切
り替える方式を提示したが、着側加入者からの通話品質
サービス切り替えを実施する方式も可能である。この
時、通話品質サービスの切り替えを要求したのは着加入
者であるため、発加入者と着加入者で一定の割合で課金
を実施する。
網制御機能(CS1)とIP網制御機能(CS2)を組
み合わせることによってATM網を用いた通話路または
IP網を用いた通話路の切り替えを行っているので、通
話路切り替え時の交換機の接続制御をより簡素化するこ
とができ、かつ遅延の少ない通話路切り替えを実現する
ことができる。
網を交換機のソフトウェアを入れ替える事とIP網への
経路を作る事により既存交換機と網の流用が可能である
ので、既存の通信網を有効利用できる。
る。
る。
す概念図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 通話品質の異なる複数の通話路と、呼制
御路と通話路制御が分離されたBICCプロトコルが実
装されるとともに前記複数の通話路に接続された交換機
と、該交換機に接続された加入者端末を備えた通話品質
サービス切り替え方式であって、 前記交換機は、通話路切り替えに際して、接続中の前記
呼制御路を介して通話路切り替えのための制御信号を着
交換機に送信する手段と、前記着交換機から通話路切り
替え完了信号を受けて前記通話路の切り替えを行う手段
とを制御信号路と通話路の分離を可能とするBICCプ
ロトコルを用いて実現可能とすることを特徴とする通話
品質サービス切り替え方式。 - 【請求項2】 前記通話品質の異なる複数の通話路に
は、ATM網とIP網が含まれていることを特徴とする
請求項1記載のBICCプロトコルを用いた通話品質サ
ービス切り替え方式。 - 【請求項3】 前記通話路切り替えは、前記交換機が通
話者からの切り替え要求を受けて実行されることを特徴
とする請求項1または2記載のBICCプロトコルを用
いた通話品質サービス切り替え方式。 - 【請求項4】 前記交換機は、通話中の通話品質を監視
する通話品質監視手段手段を備え、前記通話路切り替え
は前記通話品質監視手段からの制御信号を受けて実行さ
れることを特徴とする請求項1または2記載のBICC
プロトコルを用いた通話品質サービス切り替え方式。 - 【請求項5】 前記交換機は、前記通話路の通話品質に
応じた課金を実施する手段を有していることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれかに記載のBICCプロトコル
を用いた通話品質サービス切り替え方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001207029A JP3714538B2 (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | Biccプロトコルを用いた通話品質サービス切り替え方式 |
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JP2001207029A JP3714538B2 (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | Biccプロトコルを用いた通話品質サービス切り替え方式 |
Publications (2)
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---|---|
JP2003023492A true JP2003023492A (ja) | 2003-01-24 |
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JP (1) | JP3714538B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100413526B1 (ko) * | 2002-02-04 | 2004-01-03 | 한국전자통신연구원 | Bicc 프로토콜 구현시 해쉬 테이블에 저장되는 호제어 정보를 처리하는 방법, 장치, 및 그 기록 매체 |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001207029A patent/JP3714538B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100413526B1 (ko) * | 2002-02-04 | 2004-01-03 | 한국전자통신연구원 | Bicc 프로토콜 구현시 해쉬 테이블에 저장되는 호제어 정보를 처리하는 방법, 장치, 및 그 기록 매체 |
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---|---|
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