JP2003023369A - 間欠送受信を行う通信装置および方法 - Google Patents

間欠送受信を行う通信装置および方法

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JP2003023369A
JP2003023369A JP2001209254A JP2001209254A JP2003023369A JP 2003023369 A JP2003023369 A JP 2003023369A JP 2001209254 A JP2001209254 A JP 2001209254A JP 2001209254 A JP2001209254 A JP 2001209254A JP 2003023369 A JP2003023369 A JP 2003023369A
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Tomoaki Takeda
倫明 武田
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 間欠送受信を行う通信装置および方法におい
て、間欠時間計測を低消費電力で、かつ正確に実現し、
部品点数も削減する。 【解決手段】 データ送受信時には高周波クロックを用
いて動作し、送受信の間欠期間においては、間欠期間に
同期する所定の周波数とは異なる低周波数のクロックで
あって、システム上の時計用の32.768kHzクロ
ック入力部8からの低周波クロックを用いて時間を計測
して待機するとき、低周波クロックでカウントする時間
が、所定の低周波数のクロックでカウントする時間と等
しくなる時間を単位時間として、高周波クロックと低周
波クロックとを切替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末、特に高
周波クロックと低周波クロックとを切替えて間欠的に送
受信を行う通信装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データを送受信する通信方式には、デー
タを送受信する期間と送受信状態でない待受け状態など
の間欠期間とを有する間欠送受信による通信方式があ
る。この方式を採用する送受信装置においては、データ
を送受信しているタイミングでのみ装置の構成部を動作
させるためのクロックが必要である。このような間欠送
受信による通信方式は、たとえばBluetooth規格に対応
する送受信装置において採用される。
【0003】Bluetooth規格に対応する送受信装置で
は、Bluetoothのベースバンド(Baseband)部の機能に
おいて、RF(Radio Frequency)トランシーバの制御
および送受信データの処理のため、約10MHzかつ±
20ppmの精度の高周波クロックが必要である。該送
受信装置において、待受け状態など間欠で送受信を行う
場合には、送受信を行っているタイミングでのみ、前記
高周波クロックが必要であり、送受信状態でない間欠期
間には、高周波クロックを停止させることによって消費
電力の低減を図ることが可能である。その間欠期間は、
通信状況に応じて、±250ppmの精度で、スロット
と呼ばれる時間を単位として指定される任意の時間であ
る。1スロットは1/3200秒または1/1600秒
であるため、前記精度を満たしつつ任意のスロット数の
時間となる間欠期間を計測するためには、3.2kHz
またはその整数倍の低周波クロックを用いる必要があ
る。
【0004】しかし、このように要求される3.2kH
zなどの低周波クロックが存在しないシステムも存在す
る。該システム上に、前記送受信装置を搭載する場合に
は、新たに3.2kHzなどの要求される低周波クロッ
ク用の回路を設けることが考えられる。
【0005】また、前記3.2kHzなどの低周波クロ
ックが存在しないシステムで、間欠期間を計測するため
に、要求される低周波クロックとは異なる周波数のクロ
ックを適用する技術が提案されている。そのような技術
としては、PLL(Phase-Locked Loop)を用いて一度
高周波のクロックを生成して分周することによって所定
の周波数を得る手法や、PLLを用いずに特開平10−
215293号公報に記載されているように、必ず一定
期間ごとに高周波動作に切替えて受信動作を行い、同期
ワードを検出することによって、所定の周波数とは異な
る周波数のクロックで間欠期間を計測したことによる誤
差の蓄積を補正するという手法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術におい
て、3.2kHzなどの要求される低周波クロック用の
回路を設ける手法は、部品点数が増えることになって好
ましくない。
【0007】また、要求される低周波数とは異なる周波
数のクロックを適用する技術において、PLLを使用す
る手法では、高周波で動作する回路が必要になるので、
低消費電力化への妨げとなるだけでなく、装置の部品点
数が増えることにもなる。
【0008】一方、PLLを使用しない手法において
は、高周波動作時に補正可能な範囲に誤差が収まるよう
な間欠期間で必ず受信動作を行って補正することが必要
である。たとえば、1秒間に3200スロットに時分割
して通信を行う場合、任意のスロット数の間欠期間を経
た後にもスロットの開始時刻が±250ppm±10μ
秒以内の誤差であることが要求される。したがって、誤
差の範囲が制限されるとともに、そのような誤差範囲と
なる間欠期間で受信動作を行わなければならないので、
低消費電力化を図ることは困難となる。
【0009】そこで、前述の3.2kHzの低周波クロ
ックが存在しないシステムで、たとえば時計機能のため
の32.768kHzなど、既にシステム上に存在する
低周波クロックを流用すれば、前記送受信装置を用いて
低消費電力化を図ることができると考えられる。この既
にシステム上に存在する低周波クロックを流用すること
は、送受信装置における部品点数削減などの観点からも
望ましい。
【0010】本発明の目的は、間欠送受信を行う通信装
置および方法において、間欠時間計測を低消費電力で、
かつ正確に実現し、部品点数も削減する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ送受信
時には高周波クロックを用いて動作し、送受信の間欠期
間においては低周波クロックを用いて時間を計測して待
機する通信装置において、前記低周波クロックは、間欠
期間に同期する所定の周波数とは異なる低周波数のクロ
ックであり、該低周波数と所定の周波数とから決定され
る時間を単位時間として、高周波クロックと低周波クロ
ックとを切替えて時間を計測することを特徴とする間欠
送受信を行う通信装置である。
【0012】本発明に従えば、間欠期間を、その間欠期
間に同期する所定の周波数とは異なる周波数の低周波ク
ロックで計測し、その低周波クロックでカウントする時
間が、所定の周波数のクロックでカウントする時間と等
しくなる時間を単位時間として、高周波クロックと低周
波クロックとを切替えることによって、システム上に間
欠期間に同期する所定の周波数のクロックがなくても、
間欠期間に同期しない低周波クロックを用いて、所定の
周波数のクロックで計測した場合と同様に正確に間欠期
間を計測することができる。
【0013】具体的には、間欠期間に入り、高周波クロ
ックから、M(Mは1以上の整数)クロック分カウント
する時間が、所定の周波数のクロックでN(Nは1以上
の整数)クロック分カウントした時間に等しくなるよう
な低周波クロックに切替えて間欠期間を計測し、間欠期
間以下となるようなクロック切替え単位時間(Mカウン
ト分の時間)×A(Aは1以上の整数)の時間を計測し
たとき、高周波クロックに切替え、残りの間欠期間を高
周波クロックで計測する。これによって、所定の周波数
のクロックを用いて計測できる間欠期間に含まれる所定
の時間を、所定の周波数のクロックとは異なり、間欠期
間とは同期しない低周波クロックを用いて、正確に計測
することができる。
【0014】また本発明は、間欠時に用いる低周波クロ
ックは、当該通信装置が搭載されるシステム上のクロッ
クであることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、低周波クロックとして、
当該通信装置に搭載されているシステム上のクロックを
用いることによって、低周波クロック用の新たな回路を
要せず、部品点数を削減することができる。
【0016】また本発明は、前記システム上のクロック
は、時計用の32.768kHzのクロックであること
を特徴とする。
【0017】本発明に従えば、低周波クロックとして用
いるシステム上のクロックが、時計用の32.768k
Hzのクロックであることによって、特にBluetoothな
どの通信方式で要求される精度を満たして正確に間欠時
間を計測することができる。
【0018】また本発明は、データ送受信時には高周波
クロックを用いて動作し、送受信の間欠期間において
は、該間欠期間に同期する所定の周波数とは異なる低周
波数のクロックを用いて時間を計測して待機するとき、
該低周波数と所定の周波数とから決定される時間を単位
時間として、高周波クロックと低周波クロックとを切替
えて時間を計測することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、間欠期間を、その間欠期
間に同期する所定の周波数とは異なる周波数の低周波ク
ロックで計測し、その低周波クロックでカウントする時
間が、所定の周波数のクロックでカウントする時間と等
しくなる時間を単位時間として、高周波クロックと低周
波クロックとを切替えることによって、システム上に間
欠期間に同期する所定の周波数のクロックがなくても、
間欠期間に同期しない低周波クロックを用いて、所定の
周波数のクロックで計測した場合と同様に正確に間欠期
間を計測することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
よる間欠送受信を行う通信装置の構成例を示すブロック
図である。図2は、図1の通信装置における各部の動作
を行うためのクロック切替えのタイミング例を示すタイ
ムチャート図である。本実施形態の通信装置は、高周波
クロック発生器1、スロットカウンタイネーブル制御部
2、サブカウンタ31およびメインカウンタ32を有す
るスロットカウンタ3、間欠終了時刻保持部4、クロッ
ク切替え単位時間カウンタ5、高周波クロック発振安定
時間管理部6、高周波クロック発振イネーブル制御部
7、32.768kHzクロック入力部8および送受信
制御部9から構成される。
【0021】該通信装置で、たとえば1秒間に3200
スロットで送受信を行う場合、低周波クロックとして所
定の周波数は3.2kHzとなる。すなわち、前述のよ
うに精度を満たしつつ任意のスロット数の時間となる間
欠期間を計測するためには、3.2kHzまたはその整
数倍の低周波クロックを用いる必要がある。3200ス
ロット/秒の場合、1スロット=312.5μ秒であ
り、1カウント分がこれに相当する3.2kHzのクロ
ックを低周波クロックとして用いて、送受信スロットを
カウントすることが最適となる。しかし本通信装置で
は、システム上に所定の低周波クロックが存在しないの
で、その代わりに、所定の低周波クロックとは異なる周
波数で、システム上に存在する時計用の32.768k
Hzの低周波クロックを用いる。
【0022】具体的には図2に示すように、たとえば送
受信スロットのPスロット分の期間が送受信の間欠期間
となる場合において、時計用の32.768kHzクロ
ックでMカウントする時間を高周波クロックと低周波ク
ロックとのクロック切替え単位時間とする。ただし、M
は、M/32768=1スロットが送受信される時間の
整数倍、を満たす数値となるように設定する。したがっ
て、クロック切替え単位時間は、Nスロットの間、すな
わち所定の低周波クロックの1カウント分(312.5
μ秒)でNカウントする間に、A回存在することにな
る。たとえば、N=25のとき、32.768kHzの
クロックでM=256カウント分に相当する7812.
5μ秒がクロック切替えの単位時間となり、該単位時間
は、25スロットの間に1回存在することになる。
【0023】この手法を適用することによって、送受信
スロットをカウントする低周波クロックの代わりに3
2.768kHzの周波数のクロックを使用することが
可能となる。
【0024】以下、本実施形態の通信装置における高周
波クロックと低周波クロックとの切替え動作手順につい
て詳細に説明する。切替え動作手順は、前述のようにP
スロット分の間欠期間に、時計用の32.768kHz
クロックでMカウントするクロック切替え単位時間がA
回存在する場合について説明する。
【0025】まず、送受信時には、高周波クロック発生
器1で高周波クロックが発生されている。この高周波ク
ロックを受けて、スロットカウンタイネーブル制御部2
は、Highに制御したスロットカウンタイネーブル信
号をスロットカウンタ3に出力する。スロットカウンタ
3は、Highに制御されたスロットカウンタイネーブ
ル信号によりカウント動作を行うように制御され、供給
される高周波クロックを用いてスロットをカウントし、
時間を計測している。具体的には、スロットカウンタ3
において、サブカウンタ31が高周波クロックのクロッ
ク数をカウントすることによって1スロットの長さをカ
ウントし、メインカウンタ32が、サブカウンタ31に
よって1スロットがカウントされるたびにカウントアッ
プして、スロット数をカウントすることによって、時間
が計測される。
【0026】このとき、送受信制御部9は、高周波クロ
ック発生器1からの高周波クロックと、スロットカウン
タ3からの時間情報とを受けて、外部装置と送受信動作
を行うように当該装置を制御している。
【0027】次いで、通信を行って送受信の必要がなく
なり、間欠期間に入るとき、送受信制御部9は、その間
欠期間が終了する時刻の情報を間欠終了時刻保持部4に
出力する。間欠終了時刻保持部4は、間欠期間が終了す
る時刻までにクロック切替え単位時間のA倍以上の時間
があると判断すると、クロック切替え単位時間カウンタ
5に通知する。
【0028】次いで、間欠期間に入った後、時刻1のと
き、クロック切替え単位時間カウンタ5は、32.76
8kHzクロック入力部8からの32.768kHzの
クロックを用いてカウント動作を開始し、M=256カ
ウント分に相当する7812.5μ秒であるクロック切
替え単位時間のA倍の時間を計測し始める。この時間は
3.2kHzのクロックで25カウント分の時間が78
12.5μ秒であるので、後の時刻4において高周波ク
ロックでのスロットカウンタ3の値を復帰させる際に、
25×Aスロット経過したものとして扱われる。クロッ
ク切替え単位時間カウンタ5は、時間情報を計測し始め
ると、スロットカウンタイネーブル制御部2および高周
波クロック発振安定時間管理部6に出力する。
【0029】同時に、スロットカウンタイネーブル制御
部2は、クロック切替え単位時間カウンタ5からの出力
を受けて、32.768kHzクロック入力部8からの
32.768kHzのクロックに同期させて(時刻
1)、Lowに制御したスロットカウンタイネーブル信
号をスロットカウンタ3に出力する。このLowに制御
されたスロットカウンタイネーブル信号を受けて、スロ
ットカウンタ3は停止する。すなわち、高周波クロック
でのスロットカウント動作は、32.768kHzのク
ロックに同期して停止する。
【0030】このとき、高周波クロック発振安定時間管
理部6は、クロック切替え単位時間カウンタ5からの出
力を受けて、32.768kHzクロック入力部8から
の32.768kHzのクロックにより、高周波クロッ
クの発振を再開してクロックが安定するまでの時間であ
る発振安定時間を管理するとともに、高周波クロック発
振イネーブル制御部7に、高周波クロックの発振を停止
させるように指示する。
【0031】次いで、高周波クロック発振イネーブル制
御部7は、高周波クロック発振安定時間管理部6からの
指示を受けて、32.768kHzのクロックに同期さ
せて(時刻2)、高周波クロック発振イネーブル信号を
Lowに制御し、高周波クロック発生器1に出力する。
高周波クロック発生器1は、Lowに制御された高周波
クロック発振イネーブル信号を受けて、高周波クロック
の発振を停止する。
【0032】次いで、スロットカウンタ3でのカウント
停止後、クロック切替え単位時間×Aが経過する時点か
ら見て、手前の時刻であって、発振安定時間を確保でき
る時刻(時刻3)になると、高周波クロック発振安定時
間管理部6は、高周波クロック発振イネーブル制御部7
に、発振安定時間に入る時刻3であることを通知する。
高周波クロック発振イネーブル制御部7は、高周波の発
振イネーブル信号を32.768kHzクロックに同期
させてHighに制御し、高周波クロック発生器1に出
力する。高周波クロック発生器1は、Highに制御さ
れた高周波クロック発振イネーブル信号を受けて、高周
波クロックの発振を再開する。
【0033】次いで、スロットカウンタ3の停止時(時
刻1)からクロック切替え単位時間=7812.5μ秒
のA倍の時間が経過した時刻(時刻4)になると、時刻
3から高周波クロックの発振安定時間が経過し、高周波
クロックの発振が安定している。この時刻4に、スロッ
トカウンタイネーブル制御部2は、スロットカウンタイ
ネーブル信号をHighに制御し、スロットカウンタ3
に出力する。スロットカウンタ3は、Highに制御さ
れたスロットカウンタイネーブル信号を受けて、高周波
クロック発生器1から安定して発振される高周波クロッ
クを用いてスロットカウント動作を再開する。このと
き、スロットカウンタ3のメインカウンタ32では、カ
ウント動作を停止したときの値に、クロック切替単位時
間カウンタ5から出力される25×Aを加算した値にカ
ウント数を重ねていく。
【0034】すなわち、時刻4では、クロック切替えの
単位時間=7812.5μ秒のA倍の時間がスロットカ
ウンタの停止時から経過している。この経過時間は、送
受信のスロットのちょうど25×Aの時間であるので、
時刻4にてスロットカウンタを用いた高周波クロック
で、カウント動作を停止したときの値に25×Aを加算
した値からカウントを再開する。この切替え動作によ
り、時計用の32.768kHzの低周波クロックを用
いて間欠期間を計測した場合でも、スロットカウンタが
示す値は、3.2kHzのクロックで計測した場合と正
確に同じだけの時間経過があった状態になる。
【0035】次いで、スロットカウンタ3が時刻4から
高周波クロックでのカウント動作を再開して時間の計測
を行い、間欠期間(Pスロット分)が終了する時刻に到
達したとき、送受信制御部9は、高周波クロック発生器
1からの高周波クロックと、スロットカウンタ3からの
カウント信号とにより、送受信を再開する。
【0036】以上のようにして、スロット単位の任意の
間欠期間の計測において、所定の周波数とは異なる低周
波クロックを用いた場合でも、通信方式で求められてい
る精度を満たすことができる正確なスロットの開始時刻
を求めることが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、間欠期間
を、その間欠期間に同期する所定の周波数とは異なる低
周波数のクロックで計測し、その低周波数と所定の周波
数とから決定される時間、たとえば低周波クロックでカ
ウントする時間が、所定の周波数のクロックでカウント
する時間と等しくなる時間を単位時間として、高周波ク
ロックと低周波クロックとを切替えることによって、シ
ステム上に間欠期間に同期する所定の周波数のクロック
がなくても、間欠期間に同期しない低周波クロックを用
いて、所定の低周波数のクロックで計測した場合と同様
に正確に間欠期間を計測することができる間欠送受信を
行う通信装置および方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による間欠送受信を行う
通信装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の通信装置における各部の動作を行うため
のクロック切替えのタイミング例を示すタイムチャート
図である。
【符号の説明】
1 高周波クロック発生器 2 スロットカウンタイネーブル制御部 3 スロットカウンタ 4 間欠終了時刻保持部 5 クロック切替え単位時間カウンタ 6 高周波クロック発振安定時間管理部 7 高周波クロック発振イネーブル制御部 8 32.768kHzクロック入力部 9 送受信制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送受信時には高周波クロックを用
    いて動作し、送受信の間欠期間においては低周波クロッ
    クを用いて時間を計測して待機する通信装置において、 前記低周波クロックは、間欠期間に同期する所定の周波
    数とは異なる低周波数のクロックであり、該低周波数と
    所定の周波数とから決定される時間を単位時間として、
    高周波クロックと低周波クロックとを切替えて時間を計
    測することを特徴とする間欠送受信を行う通信装置。
  2. 【請求項2】 間欠時に用いる低周波クロックは、当該
    通信装置が搭載されるシステム上のクロックであること
    を特徴とする請求項1記載の間欠送受信を行う通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記システム上のクロックは、時計用の
    32.768kHzのクロックであることを特徴とする
    請求項2記載の間欠送受信を行う通信装置。
  4. 【請求項4】 データ送受信時には高周波クロックを用
    いて動作し、送受信の間欠期間においては、該間欠期間
    に同期する所定の周波数とは異なる低周波数のクロック
    を用いて時間を計測して待機するとき、 該低周波数と所定の周波数とから決定される時間を単位
    時間として、高周波クロックと低周波クロックとを切替
    えて時間を計測することを特徴とする間欠送受信を行う
    通信方法。
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