JP2003022701A - ライトボックス - Google Patents

ライトボックス

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JP2003022701A
JP2003022701A JP2001208066A JP2001208066A JP2003022701A JP 2003022701 A JP2003022701 A JP 2003022701A JP 2001208066 A JP2001208066 A JP 2001208066A JP 2001208066 A JP2001208066 A JP 2001208066A JP 2003022701 A JP2003022701 A JP 2003022701A
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box
tubular
sheet
plate
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JP2001208066A
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Ken Oide
謙 大出
Mitsunori Okada
光範 岡田
Akira Kabumoto
昭 株本
Yoshiyuki Yoshimune
良幸 能宗
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄く、9500ルックス程度の表面照度を有
し、しかも表面照度のムラが少ない内照式ライトボック
スを提供する。 【解決手段】 正面が開口し、内面に拡散反射率90%
以上のプラスチック反射板11が配置されている箱体1
の中に、複数本の管状光源2が間隔を置いて並行配置さ
れ、箱体1の正面開口部が光拡散表面板6で密閉されて
いるライトボックスにおいて、管状光源2のそれぞれと
光拡散表面板6の間には、管状光源2の管径よりも幅広
であって、光拡散率50%以上で、かつ、光透過率30
%以上である少なくとも1枚の帯状光拡散シート12A
が空気層または透明層12Bを介して管状光源2の長手
方向に沿って配置されているライトボックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管状光源を用いた内
照式のライトボックスに関し、更に詳しくは、従来に比
べて薄いにもかかわらず、光源点灯時の表面照度にムラ
がなく、宣伝用の電飾看板や液晶モニタに使用して有効
なライトボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】内照式のライトボックスには、大別し
て、従来から次のような2つのタイプがある。第1のタ
イプは、エッジライト方式と呼ばれるもので、その1例
を図3に示す。このライトボックスは、透明な導光板1
の両側に直管状の蛍光灯のような管状光源2を配置し、
これら管状光源2の外側を取り囲んでリフレクタ3が配
置されて光源2の光を導光板1に導くようになってい
る。そして、導光板1の下面には反射板4が配置され、
また導光板1の上面には後述するシート5を介して乳半
アクリル樹脂板のような光拡散表面板6が配置されてい
る。
【0003】ここで、上記したシート5は、光源2の近
傍箇所では光の遮蔽率が大きく(光の透過率が小さ
く)、光源2から遠ざかって全体の中央部にいくほど光
の遮蔽率が小さく(光の透過率を大きく)なるように例
えば濃度が異なる塗料を塗布することにより光透過性を
備えたシートになっている。このライトボックスで光源
2を点灯すると、光源2からの光は導光板1に導かれ、
そして反射板4によって導光板1の上面から照射してい
く。そのとき、シート5の働きで光源2からの光量は導
光板1の表面で均一化され、その均一化された光量の光
は光拡散表面板6で更に拡散されてより一層均一化され
る。
【0004】このライトボックスの場合、全体として表
面照度のムラは少ないという利点を有しているが、他方
では、表面照度は低く、全体が暗くなるという問題があ
る。これは、管状光源を導光板1の両側にしか配置でき
ないので、そもそも光源の数が少ないうえに、表面の光
量を均一化するために、シート5で光量の一部を遮蔽し
てしまうからである。
【0005】このタイプのライトボックスの場合、例え
ば厚みが30mmで、表面の広さがA4サイズの場合、光
源を18Wの電力で点灯してもその表面照度は3300
ルックス程度の明るさであるにすぎない。まして、厚み
が30mmで、表面の広さがB2サイズ程度になると、光
源を45Wの電力で点灯しても表面照度は1600ルッ
クス程度にしかならない。
【0006】第2のタイプは直下方式と呼ばれるもの
で、その1例を図4に示す。このタイプのライトボック
スでは、反射板4の上方に複数本(図では3本)の管状
光源2が並行配置されている。ここで反射板4は、管状
光源2の相互間の中央箇所が山形状をした折曲部4Aに
なって管状光源2の長手方向に延びており、また各管状
光源2の直下の領域は平坦な溝状部4Bになって同じく
管状光源2の長手方向に延びた形状になっている。そし
て、管状光源2の上部には、後述するシート5を介して
光拡散表面板6が配置されている。
【0007】シート5は、管状光源2の直上箇所で光の
遮蔽率が大きく、管状光源2から離れた箇所(例えば折
曲部4Aの直上箇所付近)では光の遮蔽率が小さくなる
ような光透過性を備えている。このライトボックスの場
合、管状光源を点灯すると、上面に光が照射していくと
同時に、光源の下方や横方向に照射していく光も溝状部
4Bと折曲部4Aで反射して上方に集光していくので、
全体として、光は上面方向に集中する。
【0008】そして、シート5によって光量の均一化が
行われ、光拡散表面板で光の拡散とさらなる光量の均一
化が進む。このライトボックスの場合、管状光源2から
の光は上方に集中していくので、エッジライト方式に比
べれば表面照度は大きい。しかしながら、このタイプの
ライトボックスは、管状光源2の直上付近の表面照度と
折曲部4Aの直上付近の表面照度との差が大きすぎると
いう問題、すなわち、表面照度のムラが大きいという問
題がある。
【0009】このような問題に対しては、シート5の製
作に際して例えば塗料濃度を変えて光遮蔽率を調整すれ
ばよいのであるが、表面照度の差が大きすぎるがゆえ
に、この光遮蔽率の調整作業は困難である。例えば管状
光源2として直径6.2mmの熱陰極ランプを使用し、こ
のランプを間隔100mmで並行配置し、また反射板4と
しては、図4で示した形状であって拡散反射率98%の
シートを、溝状部4Bとランプの下面との間隔が3.8m
mとなるようにし、光拡散表面板6として光透過率が3
0%で光拡散率が95%のものをランプの上面から10
mmの位置に配置して全体の厚みが30mmのライトボック
スを組み立てた場合、シート5として光透過率が50%
(光遮蔽率が50%)のものを用いても、ランプ2の直
上付近の表面照度は12100ルックスで、折曲部4A
の直上付近の表面照度は10000ルックスとなり、表
面照度には約1.2倍のムラが生じてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、図4で示し
た直下方式のライトボックスにおける上記した問題、す
なわち、管状光源の直上付近の表面照度と管状光源の相
互間の中央箇所の直上付近における表面照度との差が大
きすぎるという問題を解決し、全体の厚みは30mm以下
であり、また照明面積の大小にもかかわらず、全体が1
0000ルックス程度の照度の場合に上記した表面照度
の差を1.05倍以下にすることができるライトボック
スの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、正面が開口し、内面に拡散
反射率90%以上のプラスチック反射板が配置されてい
る箱体の中に、複数本の管状光源が間隔を置いて並行配
置され、前記箱体の正面開口部が光拡散表面板で密閉さ
れているライトボックスにおいて、前記管状光源のそれ
ぞれと前記光拡散表面板の間には、前記管状光源の管径
よりも幅広であって、光拡散率50%以上で、かつ、光
透過率30%以上である少なくとも1枚の帯状光拡散シ
ートが空気層または透明層を介して前記管状光源の長手
方向に沿って配置されていることを特徴とするライトボ
ックスが提供される。
【0012】その場合、前記箱体の底面に配置される前
記プラスチック反射板は、頂角が90°以上で、かつ、
頂部が前記管状光源の上面位置以下の高さ位置にある、
山形状をした折曲部が前記管状光源の相互間の中央箇所
に形成され、かつ、平坦な溝状部が前記管状光源のそれ
ぞれの直下領域に形成された形状になっていることが好
適である。
【0013】また、前記帯状光拡散シートが、セルロー
スシートまたは合成繊維のシートに、熱硬化性樹脂を含
浸したのち熱硬化したものであり、その前記熱硬化性樹
脂がジアリルフタレート樹脂であり、前記プラスチック
反射板が、平均気泡径50μm以下の独立気泡を有し、
厚みが200μm以上であり、かつ密度が0.7g/cm3
以下である熱可塑性ポリエステル発泡体シートであり、
前記光拡散表面板が、乳半アクリル樹脂板,ポリカーボ
ネート板、またはポリ塩化ビニルシートから成り、前記
光拡散表面板の光拡散率、光透過率は、それぞれ90%
以上、30%以上であり、かつその厚みは3mm以下であ
るライトボックスが提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のライトボックスの1例を
部分切欠斜視図として図1に示す。また、図1のII−II
線に沿う断面図を図2に示す。このライトボックスはタ
イプが直下方式であって、正面が開口する直方体形状の
箱体10の内部底面10Aに後述するプラスチック反射
板11が配置され、このプラスチック反射板11の上方
には複数本(図では3本)の管状光源2が互いに所定の
間隔を置いて並行配置され、また箱体10の正面開口部
が後述する光拡散表面板6で密閉されている。
【0015】そして、管状光源2の上面2Aと光拡散表
面板6の間には、後述する帯状光拡散シート12Aが少
なくとも1枚(図では2枚)空気層12Bを介して管状
光源2の長手方向に配置されていて、この帯状光拡散シ
ート12Aと空気層12Bで光拡散部12が形成された
構造になっている。ここで、プラスチック反射板1とし
ては、できるだけ大きい表面照度を得るためにその拡散
反射率が90%以上の値を示すものが用いられる。この
ようなプラスチック反射板としては、平均気泡径50μ
m以下の独立気泡を有し、厚みが200μm以上で、か
つ密度が0.7g/cm3以下である熱可塑性ポリエステル
発泡体シートを用いることが好適である。
【0016】このような熱可塑性ポリエステル発泡体シ
ートしては、例えばMCPET(商品名、古河電気工業
(株)製)をあげることができる。このMCPETは、
独立気泡の平均気泡径10μm,厚み1mm,密度0.2
7g/cm3であり、可視光に対する拡散反射率は95%
を示すシートである。このプラスチック反射板11を箱
体10の内面に配置するに際しては、当該プラスチック
反射板11を図1と図2に示した形状に成形しておくこ
とが好ましい。
【0017】すなわち、並行配置された管状光源2の間
の中央箇所に山形状をした折曲部11Aが形成され、ま
た各管状光源2の直下領域に平坦な溝状部11Bが形成
された形状である。プラスチック反射板11をこのよう
な形状にすることにより、管状光源2からの光のうち、
下方への光と横方向への光を溝状部11Bと折曲部11
Aで反射させて表面板6の方向に集中させ、もって表面
照度を大きくすることができる。
【0018】その場合、折曲部11Aの頂角を90°と
し、また折曲部11Aの頂部11aが管状光源2の上面
2Aの高さ位置と同じかそれよりも下に位置するように
すると、管状光源2からの光を有効に上方に集中できる
ようになる。箱体10の正面開口部を密閉する光拡散表
面板6としては、例えば、乳半アクリル樹脂板,ポリカ
ーボネート板,ポリ塩化ビニルシートをあげることがで
きる。その場合、大きい表面照度を確保しつつ照度のム
ラを抑制するために、光拡散率は90%以上で、光透過
率は30%以上で、かつその厚みは3mm以下のものを用
いることが好ましい。
【0019】具体的には、アクリライトオパール板色番
号430(商品名、三菱レイヨン(株)製の乳半アクリ
ル樹脂板)をあげることができる。これは、光拡散率9
5%,光透過率30%で厚み3mmの板である。本発明の
ライトボックスは、管状光源2の上面2Aと光拡散表面
板6の間に、光拡散部12が形成されているところに最
大の特徴を有する。
【0020】具体的には、管状光源2の管径よりも幅広
の帯状光拡散シート12Aが空気層12Bを介して配置
されている。この空気層12Bは、管状光源2と配置す
る帯状光拡散シート12Aの間、帯状光拡散シート12
Aの相互の間、または帯状光拡散シート12Aと光拡散
表面板6の間に形成すればよいが、帯状光拡散シートを
複数枚使用する場合は、相互の間に形成することが必要
である。
【0021】この光拡散部12の形成に際しては、帯状
光拡散シート12Aを配置するときに箱体10の両端に
おいて帯状光拡散シート間や帯状光拡散シートと光拡散
表面板との間に空気層の厚みに相当する例えばスペーサ
を挿入して全体を固定したり、または箱体の両端に突起
を設け、そこに帯状光拡散シートを差し込み、その間に
空気層が形成されるようにすればよい。
【0022】なお、上記した空気層に代えて、例えばガ
ラス、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂のような透
明材料から成る透明層を配置してもよい。この光拡散部
12は次のような効果を発揮する。管状光源2から出射
した上方への光は、光拡散シート12Aと空気層(透明
層)12Bを交互に透過していくが、その過程で光軸方
向に直進する光は減少し、拡散光は増量していく。その
結果、管状光源2の直上付近の光量は減少し、全体とし
て拡散均一化するので、表面照度のムラが小さくなる。
【0023】なお、上記した空気層に代えて、例えばガ
ラス、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂のような透
明材料から成る透明層を配置してもよい。このようなこ
とから、配置する帯状光拡散シート12Aの幅は管状光
源2の管径よりも幅広であることが必要である。管径よ
りも狭幅の場合には上記した効果を充分に発揮できず、
表面照度のムラが大きくなってしまうからである。
【0024】また、上記したことから明らかなように、
帯状光拡散シート12Aの光拡散率は大きいことが必要
である。具体的には50%以上であることが必要であ
る。また、光透過率も30%以上であることが必要であ
る。この条件が満たされていない場合は、表面照度が全
体として小さくなり、また拡散不充分のため、管状光源
の直上付近は明るくなりすぎて表面照度のムラが大きく
なるからである。
【0025】なお、この帯状光拡散シート12Aは上記
した特性の外に、発熱する管状光源2の直近で使用され
ることを考慮して適切な耐熱性を備えていることが好ま
しい。以上のことから、帯状光拡散シート12Aとして
は、例えばセルロースシートや各種の合成繊維のシート
に熱硬化製樹脂を含浸したのち熱硬化したものが好適で
ある。このときの熱硬化製樹脂としては、例えばメラミ
ン樹脂,フェノール樹脂,ジアリルフタレート樹脂など
をあげることができるが、外力を受けても損壊しにくい
という点でジアリルフタレート樹脂が好適である。
【0026】
【実施例】実施例1〜9,比較例 下記の仕様で図1と図2で示した構造のライトボックス
を組み立てた。 (1)管状光源2:熱陰極管(岩崎電気(株)製の熱陰
極ランプHFL62S360TB62−01,管径6.
2mm,長さ374mm,6W)を使用。 (2)プラスチック反射板11:MCPET(商品名、
古河電気工業(株)の熱可塑性ポリエステル発泡体シー
ト,厚み1mm,拡散反射率95%,平均気泡径10μ
m,密度0.27g/cm3)を使用し、これに頂角θが9
0°,高さ10mmの折曲部11Aと、幅80mmの溝状部
11Bを形成した。 (3)光拡散表面板6:アクリライトオパール板色番号
430(商品名、三菱レイヨン(株)製の乳半アクリル
樹脂板,厚み3mm,光透過率30%,光拡散率95%)
を使用。 (4)帯状光拡散シート12A:セルロースシートにジ
アリルフタレート樹脂を含浸したのち熱硬化したものを
使用。厚み0.24mm,幅25mm,光拡散率57%,光
透過率63%。
【0027】まず、縦420mm,幅300mm,高さ23
mmのアルミ製箱体10(肉厚1mm)の内面にプラスチッ
ク反射板11を配置し、その溝状部11Bの表面から
3.8mmの位置に熱陰極管2の下面がくるように当該熱
陰極管3本を並行配置した。そして、この熱陰極管2の
上方に、表1で示した態様で帯状光拡散シート12Aを
配置し、更に箱体10の正面開口部に光拡散表面板6を
配置してライトボックスにした。
【0028】得られたライトボックスの厚みはいずれも
26mmであった。ついで、熱陰極管2を点灯し、表面板
6に照度計の受光面を接触させた状態で、折曲部11A
の上方箇所と溝状部11Bの上方箇所(光源の直上箇
所)の表面照度を測定した。以上の結果を一括して表1
に示した。
【0029】
【表1】
【0030】表1から明らかなように、実施例のライト
ボックスは、比較例と対比して表面照度のムラが大幅に
改善されている。とくに、実施例1のライトボックスの
場合、光源の中間箇所での照度のムラは事実上無く、全
体の表面は9500ルックスの明るさで均一に輝いてい
る。このことから、光拡散部12を形成することの効果
は極めて明瞭である。
【0031】実施例10 2枚の帯状光拡散シートを使用し、最初の帯状光拡散シ
ートと熱陰極管2の上面2Aとの間隔(空気層の厚み)
が2mm、帯状光拡散シートの間の間隔(2番目の空気層の
厚み)が2mm、2枚目の帯状光拡散シートと光拡散表面
板6との間隔(3番目の空気層の厚み)が2mmであった
ことを除いては実施例1と同じ仕様のライトボックスを
組み立てた。このライトボックスの厚みは22.48mm
である。このライトボックスの表面照度は、光源の直上
付近で9470ルックス、光源間の中間箇所付近で94
40ルックスであった。
【0032】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
内照式ライトボックスは、その厚みが30mm以下と薄い
にもかかわらず、表面照度は9500ルックス程度の明
るさを確保しつつ、同時にそのムラは非常に小さく、狭
い場所や通路に設置可能な照明看板として有用であるだ
けではなく、例えば液晶モニタのライトボックスとして
も好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のライトボックスの1例を示す一部切欠
斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】エッジライト方式の内照式ライトボックス例を
示す斜視図である。
【図4】直下方式の内照式ライトボックスを示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
10 箱体 10A 箱体10の内面 2 管状光源 2A 管状光源2の上面 6 光拡散表面板 11 プラスチック反射板 11A 山形状の折曲部 11B 溝状部 12 光拡散部 12A 帯状光拡散シート 12B 空気層(透明層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 株本 昭 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 能宗 良幸 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H091 FA14Z FA23Z FA31Z FA41Z FB02 KA10 LA16 LA30 5C096 AA05 BA01 CA01 CB01 CC10 CE13 CF02 FA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面が開口し、内面に拡散反射率90%
    以上のプラスチック反射板が配置されている箱体の中
    に、複数本の管状光源が間隔を置いて並行配置され、前
    記箱体の正面開口部が光拡散表面板で密閉されているラ
    イトボックスにおいて、 前記管状光源のそれぞれと前記光拡散表面板の間には、
    前記管状光源の管径よりも幅広であって、光拡散率50
    %以上で、かつ、光透過率30%以上である少なくとも
    1枚の帯状光拡散シートが空気層または透明層を介して
    前記管状光源の長手方向に沿って配置されていることを
    特徴とするライトボックス。
  2. 【請求項2】 前記箱体の底面に配置される前記プラス
    チック反射板は、頂角が90°以上で、かつ、頂部が前
    記管状光源の上面位置以下の高さ位置にある、山形状を
    した折曲部が前記管状光源の相互間の中央箇所に形成さ
    れ、かつ、平坦な溝状部が前記管状光源のそれぞれの直
    下領域に形成された形状になっている請求項1のライト
    ボックス。
  3. 【請求項3】 前記帯状光拡散シートが、セルロースシ
    ートまたは合成繊維のシートに、熱硬化性樹脂を含浸し
    たのち熱硬化したものである請求項1または2のライト
    ボックス。
  4. 【請求項4】 前記熱硬化性樹脂がジアリルフタレート
    樹脂である請求項3のライトボックス。
  5. 【請求項5】 前記プラスチック反射板が、平均気泡径
    50μm以下の独立気泡を有し、厚みが200μm以上
    であり、かつ密度が0.7g/cm3以下である熱可塑性ポ
    リエステル発泡体シートである請求項1のライトボック
    ス。
  6. 【請求項6】 前記光拡散表面板が、乳半アクリル樹脂
    板,ポリカーボネート板、またはポリ塩化ビニルシート
    から成る請求項1のライトボックス。
  7. 【請求項7】 前記光拡散表面板の光拡散率、光透過率
    は、それぞれ90%以上、30%以上であり、かつその
    厚みは3mm以下である請求項6のライトボックス。
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