JP2003021959A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

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JP2003021959A
JP2003021959A JP2002125456A JP2002125456A JP2003021959A JP 2003021959 A JP2003021959 A JP 2003021959A JP 2002125456 A JP2002125456 A JP 2002125456A JP 2002125456 A JP2002125456 A JP 2002125456A JP 2003021959 A JP2003021959 A JP 2003021959A
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JP2002125456A
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English (en)
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Yoshiro Koga
欣郎 古賀
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーを均一に薄層化して安定かつ急速に所
望の帯電量に帯電させることを容易にし、画像欠陥が少
なく安定に高濃度の画像を形成できるようにする。 【解決手段】 トナー担持体9上にトナー8を弾性ブレ
ード13によって薄層化し、該薄層化したトナー8を潜
像担持体1に現像する現像方法において、球形状のトナ
ー8を用い、弾性ブレード13は、先端をトナー担持体
9の回転上流側に向けて球形状のトナー8を介してトナ
ー担持体9に押圧し、トナー担持体9は、弾性層11を
有し弾性ブレード13より滑り易くして、トナー担持体
9を潜像担持体1に圧接して現像することにより、トナ
ー担持体9上にトナー8を弾性ブレード13によって薄
層化し、安定なトナー帯電が可能で画像濃度変動が少な
く、耐久性に優れた現像方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、トナー担持体上に
トナーを弾性ブレードによって薄層化し、該薄層化した
トナーを潜像担持体に現像する現像方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の現像方法は、特開昭55−118
052号公報に開示されるように、非接触の現像方法に
おいてトナーの飛翔性を向上させるために、球形状のト
ナーを用いるものであった。また、圧接現像方法につい
ては、特開昭57−114163号公報や特開昭63−
226676号公報に開示されるように、一成分非磁性
のトナーの現像を可能にする方法が提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術で非接触の現像方法では、非接触の現像であるため、
潜像担持体と現像電極との距離(空隙)が大きく高解像
の画像を形成することが困難であった。また、前述の従
来技術で圧接現像方法では、現像電極効果は得られるも
のの、トナーの帯電が不十分なため現像濃度が変動した
り、異極性に帯電したトナーが多数存在するため潜像担
持体上に地カブリ(非画像部にトナーが付着した状態)
を生じ不要に廃棄されるトナーが多かった。 【0004】本発明は、トナーを均一に薄層化して安定
かつ急速に所望の帯電量に帯電させることを容易にし、
画像欠陥が少なく安定に高濃度の画像を形成できるよう
にするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の現像方法は、ト
ナー担持体上にトナーを弾性ブレードによって薄層化
し、該薄層化したトナーを潜像担持体に現像する現像方
法において、前記トナーは、球形状のトナーを用い、前
記弾性ブレードは、先端を前記トナー担持体の回転上流
側に向けて前記球形状のトナーを介して前記トナー担持
体に押圧し、前記トナー担持体は、弾性層を有し前記弾
性ブレードより滑り易くして、前記トナー担持体を前記
潜像担持体に圧接して現像することを特徴とするもので
ある。 【0006】 【作用】本発明の上記の構成によれば、球形状のトナー
を用い、弾性ブレードは、先端をトナー担持体の回転上
流側に向けて球形状のトナーを介してトナー担持体に押
圧し、トナー担持体は、弾性層を有し弾性ブレードより
滑り易くして、トナー担持体を潜像担持体に圧接して現
像することにより、トナー担持体上にトナーを弾性ブレ
ードによって薄層化し、安定なトナー帯電が可能で画像
濃度変動が少なく、耐久性に優れた現像方法を提供する
ことができる。 【0007】特に、球形状のトナーを用い、弾性ブレー
ドの先端をトナー担持体の回転上流側に向け、トナー担
持体が弾性層を有し、かつ、弾性ブレードより滑り易く
するという、これら4つの構成要件を備えることによ
り、弾性ブレードの先端から弾性層を有するトナー担持
体との間に球形状のトナーを円滑に進入させ、挙動の乱
れを抑えて薄層化することができる。その結果、トナー
をより安定に所望の帯電量に帯電させ、かつ、急速に所
定の帯電量に帯電させることができ、安定に高濃度の画
像を形成することができる。 【0008】従って、潜像担持体上での地カブリを低減
し不要廃棄トナーを低減することができ、地カブリのよ
うな画像欠陥が少なくコントラストが高く高解像で高濃
度の画像が経済的に低ランニングコストで形成可能な現
像方法を提供できる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を詳細
に説明する。図1は本発明の現像方法を用いた画像形成
装置の断面概観図であって、潜像担持体1は、導電性の
支持部2の上に有機または無機の光導電性を有する感光
層3を形成したものであって、感光層3をコロナ帯電器
や帯電ローラー等の帯電器4を用いて帯電した後に、レ
ーザーやLED等の光源5から出た光を結像光学系6を
通して感光層3に画像に応じて選択的に光照射して電位
コントラストを得て静電潜像を形成する。 【0010】一方、現像装置7は非磁性で球形状のトナ
ー8を搬送し現像するものであって、トナー8を搬送す
るトナー担持体9は、シャフト10の外周に弾性層11
及び導電層12をそれぞれ同心円状に配設したもので、
非磁性または磁性の金属や樹脂で構成される板状の弾性
ブレード13をトナー担持体9に押圧している。弾性ブ
レード13は、図示のようにその先端をトナー担持体9
の回転上流側に向けている。このことにより、トナー8
を所定の極性に帯電させると共にトナー層を適量に薄層
化し、導電層12の表面近傍に静電的鏡像力により非磁
性のトナー8をトナー担持体9上に直接保持し、トナー
担持体9を回転させて薄層のトナー8を搬送するもので
ある。 【0011】潜像担持体1とトナー担持体9が近接する
現像ギャップ部までトナー8が搬送されると潜像担持体
1の電位コントラスト及び現像バイアス印加手段14に
より現像電界が形成され、現像電界に応じて帯電したト
ナー8が潜像担持体1に付着し静電潜像が顕像化され
る。さらに、コロナ転写器や転写ローラー等の転写器1
5を用いて記録紙16上にトナーによる像を転写し、熱
や圧力を用いてトナーを記録紙に定着し所望の画像を記
録紙上に得るものである。 【0012】図1に示されるような画像形成装置を用い
て、600[DPI]のライン画像及び文字画像及びソ
リッド画像を10000枚にわたり連続形成したとこ
ろ、600[DPI]のライン画像が線太りすることな
く安定して形成され、画像端部の尾引きや地カブリがな
く、OD値1.4以上の高濃度なソリッド画像を安定し
て形成することができ、記録紙16上に地カブリがない
のはもちろん潜像担持体1上にも地カブリが少なく廃ト
ナー量を低減することができた。さらに、潜像担持体1
上またはトナー担持体9上にトナーの固着や融着状態等
は観測されず、球形トナーによる耐久性の向上が確認さ
れた。 【0013】図2は本発明の他の実施例における現像方
法を用いた画像形成装置の断面概観図であって、図1と
略同一機能同一名称の部材には同一番号を付して説明を
省略する。現像装置21は磁性で球形状のトナー8を搬
送し現像するものであって、トナー8を搬送するトナー
担持体9は、磁界発生層22の外周の漏洩磁束により磁
性のトナー8をトナー担持体9上に直接保持し、非磁性
または磁性の金属や樹脂で構成される薄板バネ状の弾性
ブレード13をトナー担持体9に押圧してトナー8を所
定の極性に帯電させると共に適量に薄層化して、トナー
担持体9を回転させて薄層のトナー8を搬送するもので
ある。 【0014】トナー担持体9は潜像担持体1に所定の圧
力で圧接されており、トナー担持体9上のトナー8が圧
接部に搬送されると、潜像担持体1の電位コントラスト
及び現像バイアス印加手段14による現像電界に応じて
帯電したトナー8が潜像担持体1に付着し静電潜像が顕
像化される。 【0015】図2に示されるような画像形成装置を用い
て、600[DPI]のライン画像及び文字画像及びソ
リッド画像を10000枚にわたり連続形成したとこ
ろ、600[DPI]のライン画像が線太りすることな
く安定して形成されラインペア画像の解像度が最も大き
くとれ、画像端部の尾引きや地カブリがなく、OD値
1.4以上の高濃度なソリッド画像を安定して形成する
ことができ、記録紙上に地カブリがないのはもちろん潜
像担持体上にも地カブリがなく廃トナー量を大幅に低減
することができた。さらに、潜像担持体1上またはトナ
ー担持体9上にトナーの固着や融着状態等は観測され
ず、球形トナーによる耐久性の向上が確認された。 【0016】図3は本発明の現像方法に使用可能なトナ
ーの断面概観図であって、粉砕法により作成した磁性の
トナーの例を示す。トナー31は、ポリエステル系の樹
脂やスチレンアクリル系の樹脂等をバインダー32とし
て、フェライト等の磁性粉33やカーボンブラック等の
着色剤34やポリプロピレン等の低分子量ワックス(図
示せず)やその他の内添剤を分散させ、混練、粉砕、分
級して10[μm]前後に微粒子化し、二酸化珪素や二
酸化チタン等の外添剤35を外添したものであるが、粉
砕後または分級後または外添中に球形化処理を施し、任
意の断面において外接する長方形の長軸長さbと単軸長
さaとの関係が、 a≦b≦1.5×a としたものである。但し、球形化処理方法としては、ス
プレードライ法やメカノケミカル法や重合法等がある。 【0017】尚、本発明の現像方法に使用可能なトナー
としては、磁性のトナーだけでなく非磁性のトナーも使
用することができ、レジン系トナー、ワックス系トナー
の何れでも良く、トナーの作成方法も粉砕法だけでなく
重合法で作成しても良い。 【0018】図4は本発明の更に他の実施例における弾
性ブレード圧接部の模式図であって、弾性ブレード41
は、球形状のトナー42を介してトナー担持体43に圧
接されており、弾性ブレード41及びトナー担持体43
の表面はトナー42の帯電極性に応じて表面処理されて
いても良い。トナー担持体43は、トナー42を搬送す
るため矢印44方向に回転駆動されるが、弾性ブレード
41の表面粗さをトナー担持体43の表面粗さよりも粗
くして、トナー42がトナー担持体43上では滑り易く
弾性ブレード41上では滑り難くすることにより、トナ
ー42は矢印45方向に転動する。従って、トナー42
が圧接部を通過する時間及び摩擦帯電部材への接触機会
が増大し、トナーを急速かつ安定な帯電量に帯電させる
ことができ、安定に高濃度の画像を形成することができ
る。 【0019】図1〜図2において、弾性層11は、天然
ゴム、シリコンゴム、ウレタンゴム、ブタジエンゴム、
クロロプレンゴム、ネオプレンゴム、NBR等を用い、
弾性層の形態としては、ゴム、発泡体、スポンジ等の形
態にして用いたり、スチロール樹脂、塩化ビニル樹脂、
ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、メタクリル樹脂
等を含むエラストマーを用いることができる。また、磁
界発生層22は、磁気記録材料や磁石材料として公知の
ものを用いることができ、より詳しくは、Fe、Ni、
Co、Mn、Cr、のうち少なくとも一種類の元素を含
有する磁性材料、例えば、γ−Fe23、Ba−Fe、
Ni−Co、Co−Cr、Mn−Al等が使用可能で、
膜厚は100[μm]以下望ましくは10[μm]前後
に薄膜化して可撓性を確保して圧接現像可能にするとと
もに、最小磁化反転ピッチを微小にしてトナーを均一に
薄層化すると同時に磁気ブラシ形成による現像ローラー
上のトナー搬送量の変動を微小ピッチに抑えて濃度ムラ
を低減することができる。さらに、層構成については、
層間の接合を容易にする中間層や表面を保護する保護層
を設けても良い。 【0020】尚、図1〜図4において、図中の構成のみ
で本発明を限定するものではない。また、矢印はそれぞ
れの部材の回転方向を示すが本発明を限定するものでは
ない。さらに、現像方法も、正規現像、反転現像の別を
問うことなく使用することができ、トナーの帯電極性は
正負限定しない。 【0021】以上実施例を述べたが、本発明は以上の実
施例のみならず、広く電子写真等の現像装置に応用する
ことができ、特にプリンターや複写機やファクシミリや
ディスプレーに応用すれば有効である。 【0022】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、球形
状のトナーを用い、弾性ブレードは、先端をトナー担持
体の回転上流側に向けて球形状のトナーを介してトナー
担持体に押圧し、トナー担持体は、弾性層を有し弾性ブ
レードより滑り易くして、トナー担持体を潜像担持体に
圧接して現像することにより、トナー担持体上にトナー
を弾性ブレードによって薄層化し、安定なトナー帯電が
可能で画像濃度変動が少なく、耐久性に優れた現像方法
を提供することができる。 【0023】特に、球形状のトナーを用い、弾性ブレー
ドの先端をトナー担持体の回転上流側に向け、トナー担
持体が弾性層を有し、かつ、弾性ブレードより滑り易く
するという、これら4つの構成要件を備えることによ
り、弾性ブレードの先端から弾性層を有するトナー担持
体との間に球形状のトナーを円滑に進入させ、挙動の乱
れを抑えて薄層化することができる。その結果、トナー
をより安定に所望の帯電量に帯電させ、かつ、急速に所
定の帯電量に帯電させることができ、安定に高濃度の画
像を形成することができる。 【0024】従って、本発明によれば、潜像担持体上で
の地カブリを低減し不要廃棄トナーを低減することがで
き、地カブリのような画像欠陥が少なくコントラストが
高く高解像で高濃度の画像が経済的に低ランニングコス
トで形成可能な現像方法を提供できるという優れた効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の現像方法を用いた画像形成装置の断
面概観図。 【図2】 本発明の他の実施例における現像方法を用い
た画像形成装置の断面概観図。 【図3】 本発明の現像方法に使用可能なトナーの断面
概観図。 【図4】 本発明の更に他の実施例における弾性ブレー
ド圧接部の模式図。 【符号の説明】 1…潜像担持体、7,21…現像装置、8,31,42
…トナー、9,43…トナー担持体、11…弾性層、1
2…導電層、13,41…弾性ブレード、22…磁界発
生層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 トナー担持体上にトナーを弾性ブレード
    によって薄層化し、該薄層化したトナーを潜像担持体に
    現像する現像方法において、前記トナーは、球形状のト
    ナーを用い、前記弾性ブレードは、先端を前記トナー担
    持体の回転上流側に向けて前記球形状のトナーを介して
    前記トナー担持体に押圧し、前記トナー担持体は、弾性
    層を有し前記弾性ブレードより滑り易くして、前記トナ
    ー担持体を前記潜像担持体に圧接して現像することを特
    徴とする現像方法。
JP2002125456A 2002-04-26 2002-04-26 現像方法 Pending JP2003021959A (ja)

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