JP2003019489A - 廃水処理装置 - Google Patents
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Abstract
の高い生物学的廃水処理装置を提供する。 【解決手段】原水4(廃水)を貯留するための反応槽1
と、廃水を下方から吸い込み、水平方向に対して所定の
角度で外側に吐出して廃水に反応槽1の壁に沿って旋回
下降流を形成する攪拌翼を有した攪拌装置7と、反応槽
の底部中央部近傍に設置され、中空錐体形状で下方に開
放され、上部中央部に開口を有し、廃水の旋回下降流が
反応槽の底部で反射し生成した上向流を下方から開口に
導き、この開口から廃水を上方へ吐出させるための上向
流生成促進装置8と、反応槽の底部に設置され、廃水を
曝気するための散気装置9と、を備えた廃水処理装置。
反応槽1の壁部近傍に形成した旋回下降流により気泡1
1の滞留時間が増大し、酸素溶解効率が向上することで
処理効率が向上する。
Description
る有機化合物や無機窒素化合物等を好気条件下で生物学
的に処理する廃水処理装置に関し、特に微生物の生育に
必要な酸素の溶解効率を向上させ、廃水の処理効率を向
上させた廃水処理装置に関するものである。
化や都市河川の汚濁などは広域化・多様化しており、工
場等から排出される廃水のBOD(Biochemical Oxygen
Demand)成分、COD(Chemical Oxygen Demand)成分の
処理のみならず、富栄養化の原因の一つであるアンモニ
ア等の窒素化合物の高度処理も要求されている。
理方法として好気条件下における生物学的処理法が最も
広く用いられている。これらの方法は反応槽内に生息す
る微生物の働きにより廃水中の被処理物質を酸化するも
のである。この時、微生物の生育に必要な溶存酸素を供
給するために、空気などの酸素含有気体で槽内を曝気す
るなどの方法が行われる。曝気により液中に分散した気
泡から酸素が溶解して溶存酸素となり、微生物の生育に
寄与する。
228486号公報に開示されている。図4は、この装
置の構成略図である。反応槽中に貯溜された廃水53に
反応槽50の底部に設けられた散気装置51により曝気
すると、廃水中に溶解した溶存酸素により細菌・微小動
物(好気性微生物)の固形分からなる汚泥54により廃
水中のアンモニアや有機物が分解処理される。なお、図
4中符号52は気泡を示す。
物学的処理の反応効率は、酸素をいかに効率良く溶解さ
せるかが要因の一つであるが、図4の従来技術では、気
泡の滞留時間が短く、廃水中への酸素溶解効率が小さい
ために、廃水の処理効率が低い問題があった。
気法や純酸素曝気法が提案されている。しかし深槽式曝
気法では、槽高さが要求されるため屋内に設置すること
が困難であるという問題や、また標準活性汚泥法と比較
してブロワーの所要動力が大きくなるという問題があっ
た。また純酸素曝気法は酸素を製造するための特別な装
置が必要となることや、なるべく酸素溶解効率を向上さ
せるために反応槽を密閉構造にするなどの特別な構造が
要求されること、さらには安全性への配慮が必要である
という問題があった。
生物学的処理装置の問題点を解決し、酸素の溶解効率を
高め、処理効率の高い好気的な生物学的廃水処理装置を
提供するものである。
る有機化合物や無機窒素化合物等を好気条件下で生物学
的に処理する廃水処理装置であって、廃水を貯留するた
めの反応槽と、この反応槽の上部中央部に設置され、廃
水を下方から吸い込み、水平方向に対して所定の角度で
外側に吐出して廃水に反応槽の壁に沿って旋回下降流を
形成する攪拌翼を有した攪拌装置と、反応槽の底部中央
部近傍に設置され、中空の錐体形状で下方に開放され、
上部中央部に開口を有し、廃水の上記旋回下降流が反応
槽の底部で反射して生成した上向流を下方から上記開口
に導き、この開口から廃水を上方へ吐出させるための上
向流生成促進装置と、反応槽の底部に設置され、廃水を
曝気するための散気装置と、を備えたことを特徴とす
る。
は、生物学的に処理された廃水の越流排出口が設けられ
る。また、反応槽の廃水中には、好気性菌を保持した担
体を添加することができる。
反応槽に好気性菌を保持した担体を添加し、さらに反応
槽を仕切り板で分離して構成される担体分離部を設ける
ことができる。この担体分離部は反応槽の下部において
反応槽と連通させている。
攪拌装置からの廃水の吐出する好ましい角度は水平方向
を基準に下方に0〜30°である。また、攪拌装置の攪
拌翼の好ましい翼径は、反応槽の槽径の三分の一乃至二
分の一である。
促進装置の開口部に上下に開放された中空突起部を接続
することによって有効な上向流パターンを形成すること
ができる。
壁部に旋回下降流を形成し、その水流に散気装置から空
気などの酸素含有気体を供給すると、気泡には上昇する
力が働く一方、旋回する下降流に流されるため上昇速度
が遅くなり、最終的に気泡が液面まで到達する時間を大
幅に延長することができる。すなわち気泡の液中滞留時
間が長くなることで酸素の溶解効率を向上させることが
できる。また、槽周辺部の旋回下降流は、槽底部近傍に
設けられた上向流生成促進装置と、水平方向に対して0
〜30°の方向に吐出する攪拌翼を有する攪拌装置とを
備えることによって形成することができる。この攪拌方
式では、槽壁側では旋回して緩やかに下降する回転流
が、槽中心部では強力な竜巻状上昇流が得られ、有効な
1ループフローパターンを形成させることが出来る。
が、1ループフローパターンを形成しやすいように上か
ら見て正方形のような対称形であることが好ましく、更
に好ましくは槽内が乱流になりにくい正六角形、正八角
形であり、円形が最適である。
解効率を上げる装置構造に関するものであって、微生物
の保持方法に制限を受けるものではない。すなわち、沈
降槽から活性汚泥を反応槽に返送して反応槽内微生物濃
度を高める方法や、反応槽内に担体を添加して担体表面
に微生物を増殖させ、高濃度の微生物を反応槽内に保持
する方法、さらにそれらを組合せる方法も採用すること
ができる。
の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発
明の第1の実施の形態の廃水処理装置の構成略図であ
る。本実施の廃水処理装置は、有機物やアンモニア性窒
素等を含む原水4(廃水)を貯留するための反応槽1
と、反応槽1上部の中央部に設置され、廃水を下方から
吸い込み、水平方向に対して所定の角度で外側に吐出し
て廃水に反応槽1壁に沿って旋回下降流を形成する攪拌
翼を有した攪拌装置7とを備えている。さらに反応槽1
の底部中央部近傍には中空の錐体(例えば円錐または三
角錐を含む多角錐)形状で下方に開放され、上部中央部
に開口を有し、廃水の旋回下降流が反応槽1の底部で反
射して生成した上向流を下方から上記開口に導き、この
開口から廃水を上方へ吐出させるための上向流生成促進
装置8と、反応槽1の底部に設置され、廃水を曝気する
ための散気装置9と、を備えている。
等から構成されている。上向流生成促進装置8は、廃水
によって腐食されにくいチタン等の金属材料で構成する
こともできる。上向流生成促進装置8の上部中央部の開
口には中空突起部8aを接続することによって有効な上
向流パターンを形成することができる。
体が連続的または間欠的に反応槽1内の廃水に供給され
る。散気装置9は、酸素含有気体の吐出口が廃水の旋回
下降流領域に位置するように設けられている。散気装置
9から分散された気泡11は槽壁近傍における旋回下降
流によって上昇速度が抑えられ、酸素の溶解効率が向上
する。
に転換され、また一部は微生物の生合成に用いられる。
一方アンモニア性窒素は硝化菌の働きによって硝酸イオ
ンへ転換される。
置は、反応槽1で処理された処理水6に高分子凝集剤な
どの凝集剤5を添加し攪拌装置10で緩やかに攪拌する
ことで沈降性を有するフロック(汚泥)を形成させる凝
集槽2と、凝集槽2で形成された汚泥と処理水6aに分
離するための沈降槽3とを備えている。沈降槽3の汚泥
の一部は反応槽1に返送される。図1の符号12は返送
汚泥を示す。
形態について説明する。図2は、本発明の第2の実施の
形態の廃水処理装置の構成略図である。本実施の形態
は、上記の本発明の第1の実施の形態の廃水処理装置と
は微生物固定用の担体13を用いている点が異なる。反
応槽1内に図1と同様に上向流生成促進装置8および攪
拌装置7が設置されており、また反応槽1の廃水中には
散気装置9が設置されている。原水4は反応槽1に供給
され、沈降槽3から返送された返送汚泥12および担体
13の表面に増殖した微生物の働きによりBOD源とな
る有機物またはアンモニア性窒素が処理される。その
後、担体13のみを反応槽1内に保持し、処理水と汚泥
の混合液は、金網やプラスチック製網で構成されるスク
リーン14を経て凝集槽2に移送される。凝集槽2では
高分子凝集剤などの凝集剤5を添加し、緩やかに攪拌す
ることで汚泥を粗大化し、沈降性を有するフロックを形
成させる。次に沈降槽3で汚泥12と処理水6とに分離
する。
は、スクリーン14で分離できる程度の大きさのものが
良く、数mm〜20mm程度が適している。また材質は
ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ウレ
タンスポンジ、セルロース、ポリプロピレン、ポリエチ
レンなどの公知のものが使用できる。
形態について説明する。図3は、本発明の第3の実施の
形態の廃水処理装置の構成略図である。本実施の形態に
おいては、微生物固定化用担体13としてスクリーン1
4で分離できない程度の微粒子のものを用いる点が上記
の本発明の第2の実施の形態とは相違する。反応槽1内
に図1と同様に上向流生成促進装置8および攪拌装置7
が設置されており、また反応槽1内には担体13及び散
気装置9からの気泡11が流動している。原水4は反応
槽1に供給され、沈降槽3から返送された汚泥12およ
び担体13の表面に増殖した微生物の働きによりBOD
源となる有機物またはアンモニア性窒素が処理される。
その後反応槽1の下部を経て仕切板16によって反応槽
の本体と分離された担体分離部15に流入する。担体分
離部15では上向流となるため、担体13はそれ自身の
重量により沈降し、反応槽1内に返還される。一方汚泥
と処理水6との混合液は凝集槽2に移送され、高分子凝
集剤などの凝集剤5を添加し、攪拌装置10により緩や
かに攪拌することで汚泥を粗大化し、沈降性を有するフ
ロックを形成させる。次に沈降槽3で汚泥と処理水6a
とに分離する。この実施の形態で用いられる担体13と
しては、水より比重が大きいことが求められ、珪砂、活
性炭、ゼオライト、シリカゲルなどの公知のものが使用
できる。大きさは微生物付着面積が多く、すなわち担体
表面積が大きく、かつ混合しやすい微粒子のものが適し
ているが、担体分離部15での確実な沈降分離が求めら
れるためある程度の粒径は必要であり、特に0.1mm
〜0.5mm程度の粒径が好ましい。
効率を上げるための装置構造に関するものであって、反
応槽1の前段もしくは後段に設置する機器に制限を受け
るものではない。すなわち、前段に予め流入水中のSS
(Suspended Solids)分を除去するための沈殿槽を設ける
ことや、後段に硝酸性窒素を窒素ガスに転換するための
脱窒処理装置を設置することもできることはいうまでも
ない。
水処理方法の実施例について説明する。
るBOD源含有廃水の処理例を工程順に説明する。
OD濃度:2000mg/L)を原水4とし、容積5L
の円筒型反応槽1に連続的に流入させた。反応槽1内の
MLSS(Mixed Liquor Suspended Solids)濃度が40
00mg/Lとなるよう返送汚泥12の流量を制御し、
散気装置9からの空気供給量を理論酸素要求量の20倍
とした。攪拌装置7の攪拌翼は反応槽1の槽径の二分の
一の大きさのものを使用し、回転数は150rpmとし
た。また凝集槽2ではカチオン系高分子凝集剤を5mg
/L添加し、攪拌装置10は50rpm程度で緩やかに
攪拌した。原水4の通水量はBOD容積負荷0.05k
g/m3・日で通水を開始し、10日毎に0.05kg
/m3・日ずつ負荷を増加させた。処理水のBODが5
0mg/Lを超えた時点でのBOD容積負荷は1.05
kg/m3・日であった。
からの空気供給量を理論酸素要求量の10倍とした。他
の条件は全て実施例1と同条件で処理したところ、処理
水のBODが50mg/Lを超えた時点でのBOD容積
負荷は0.80kg/m3・日であった。
からの空気供給量を理論酸素要求量の5倍とした。他の
条件は全て実施例1と同条件で処理したところ、処理水
のBODが50mg/Lを超えた時点でのBOD容積負
荷は0.55kg/m3・日であった。
7を停止し、他の条件はすべて実施例1と同条件で処理
したところ、処理水のBODが50mg/Lを超えた時
点でのBOD容積負荷は0.50kg/m3・日であっ
た。
例1の結果を比較すると、攪拌装置7を使用して旋回下
降流を形成することで、より少ない空気供給量でも高い
BOD除去能力を得られることが分かる。すなわち酸素
溶解効率が向上していると認められる。
るBOD廃水の処理例を工程順に説明する。担体13と
してポリプロピレン製中空円筒担体(4mmφ×4mm
L)を反応槽1の30%容量添加し、ポリペプトンを主
成分とする合成廃水(BOD濃度:2000mg/L)
を反応槽1に連続的に流入させた。反応槽1の越流口に
は目開2mmのウェッジワイヤスクリーンを設置した。
槽・攪拌装置・高分子凝集剤添加量及び反応槽1内のM
LSS濃度は実施例1と同条件とし、散気装置9からの
空気供給量を理論酸素要求量の5倍とした。
量は、まずBOD容積負荷0.5kg/m3・日で30
日間通水し、その後は10日毎に0.25kg/m3・
日ずつ負荷を増加させた。処理水のBODが50mg/
Lを超えた時点でのBOD容積負荷は3.75kg/m
3・日であった。
7を停止し、散気装置9からの空気供給量を理論酸素要
求量の20倍とし、他の条件はすべて実施例4と同条件
で処理したところ、処理水のBODが50mg/Lを超
えた時点でのBOD容積負荷は3.25kg/m3・日
であった。
るBOD廃水の処理例を工程順に説明する。
5mmφ)を反応槽1の10%容量添加し、ポリペプト
ンを主成分とする合成廃水(BOD濃度:2000mg
/L)を反応槽1に連続的に流入させた。担体分離部1
5における上向流速度は5m/hrとした。槽・攪拌装
置・高分子凝集剤添加量及び反応槽1内のMLSS濃度
は実施例1と同条件とし、散気装置9からの空気供給量
を理論酸素要求量の5倍とした。
量は、まずBOD容積負荷0.5kg/m3・日で30
日間通水し、その後は10日毎に0.25kg/m3・
日ずつ負荷を増加させた。処理水のBODが50mg/
Lを超えた時点でのBOD容積負荷は5.0kg/m3
・日であった。
7を停止し、散気装置9からの空気供給量を理論酸素要
求量の20倍とし、他の条件はすべて実施例5と同条件
で処理したところ、処理水のBODが50mg/Lを超
えた時点でのBOD容積負荷は4.75kg/m3・日
であった。
るアンモニア性窒素廃水の硝化処理例を工程順に説明す
る。
0.2〜0.5mm)を反応槽1の10%容量添加し、
NH4Clを主成分とする合成廃水(NH4―N濃度(N
H4中のN濃度の意味):500mg/L)を反応槽1
に連続的に流入させた。担体分離部15における上向流
速度は5m/hrとした。槽・攪拌装置・高分子凝集剤
添加量及び反応槽1内のMLSS濃度は、実施例1と同
条件とし、散気装置9からの空気供給量を理論酸素要求
量の5倍とした。
は、まずNH4―N容積負荷0.05kg/m3・日で2
0日間通水し、その後は10日毎に0.05kg/m3
・日ずつ負荷を増加させた。処理水のNH4―Nが5m
g/Lを超えた時点でのNH4―N容積負荷は0.35
kg/m3・日であった。
7を停止し、散気装置9からの空気供給量を理論酸素要
求量の20倍とし、他の条件はすべて実施例6と同条件
で処理したところ、処理水のNH4―Nが5mg/Lを
超えた時点でのNH4―N容積負荷は0.25kg/m3
・日であった。
回下降流を形成させることによって曝気する空気からの
酸素の溶解効率が向上し、より少ない空気使用量で高度
な処理性が得られていると認められる。
生物を用いた廃水処理装置において、反応槽底部近傍に
固定された上向流生成促進装置と、槽上部に水平または
斜め下方に吐出する攪拌翼を有する攪拌装置とを組合せ
ることで、従来よりも少ない空気供給量で高度な処理性
を得ることができる。その理由は、反応槽壁側に廃水の
旋回下降流が形成するため反応槽内における気泡の滞留
時間が増大し、酸素溶解効率が向上するためである。
構成略図である。
構成略図である。
構成略図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 廃水に含まれる有機物や無機窒素化合物
等を好気条件下で生物学的に処理する廃水処理装置にお
いて、前記廃水を貯留するための反応槽と、前記反応槽
の上部中央部に設置され、前記廃水を下方から吸い込
み、水平方向に対して所定の角度で外側に吐出して前記
廃水に前記反応槽の壁に沿って旋回下降流を形成する攪
拌翼を有した攪拌装置と、前記反応槽の底部中央部近傍
に設置され、中空の錐体形状で下方に開放され、上部中
央部に開口を有し、前記廃水の前記旋回下降流が前記反
応槽の底部で反射して生成した上向流を下方から前記開
口に導き、前記開口から前記廃水を上方へ吐出させるた
めの上向流生成促進装置と、前記反応槽の底部に設置さ
れ、前記廃水を曝気するための散気装置と、を備えたこ
とを特徴とする廃水処理装置。 - 【請求項2】 前記反応槽は、生物学的に処理された前
記廃水の越流排出口を備えていることを特徴とする請求
項1記載の廃水処理装置。 - 【請求項3】 前記反応槽の前記廃水中に好気性菌を保
持した担体が添加され、前記越流排出口に前記担体の外
部排出を防止する遮断手段が設けられていることを特徴
とする請求項2記載の廃水処理装置。 - 【請求項4】 前記反応槽の前記廃水中に好気性菌を保
持した担体が添加されるとともに、前記反応槽が仕切板
により分離された担体分離部を有し、前記担体分離部は
前記反応槽の下部において該反応槽と連通していること
を特徴とする請求項1記載の廃水処理装置。 - 【請求項5】 前記攪拌装置からの前記廃水の吐出する
前記角度は水平方向を基準に下方に0〜30°であるこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の廃水処
理装置。 - 【請求項6】 前記攪拌装置の前記攪拌翼の翼径は、前
記反応槽の槽径の三分の一乃至二分の一であることを特
徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の廃水処理装
置。 - 【請求項7】 前記上向流生成促進装置の前記開口部に
上下に開放された中空突起部が接続されていることを特
徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の廃水処理装
置。 - 【請求項8】 前記散気装置は酸素含有気体を上方に突
出する突出口を有し、該突出口は前記廃水の前記旋回下
降流領域に設置されていることを特徴とする請求項1〜
7のいずれかに記載の廃水処理装置。
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Cited By (4)
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CN102849846A (zh) * | 2011-06-30 | 2013-01-02 | 上海城市水资源开发利用国家工程中心有限公司 | 一种用于含泥沙水源水水质生态调控的方法 |
JP2014131783A (ja) * | 2013-01-04 | 2014-07-17 | Toshiba Corp | 晶析システム及びその運転方法 |
JP2019177358A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | アクアス株式会社 | 撹拌装置 |
-
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- 2001-07-10 JP JP2001209412A patent/JP3776763B2/ja not_active Expired - Fee Related
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