JP2003019447A - 液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置

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JP2003019447A
JP2003019447A JP2001207903A JP2001207903A JP2003019447A JP 2003019447 A JP2003019447 A JP 2003019447A JP 2001207903 A JP2001207903 A JP 2001207903A JP 2001207903 A JP2001207903 A JP 2001207903A JP 2003019447 A JP2003019447 A JP 2003019447A
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JP
Japan
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liquid
pressure supply
pressure
passage
bypass passage
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JP2001207903A
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English (en)
Inventor
Yuji Teramoto
雄二 寺本
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で液体吐出後の液だれを防止でき
る液体吐出装置を提供する。 【解決手段】 加圧供給手段2により液体を加圧供給し
て吐出ノズル4から吐出する液体吐出装置において、加
圧供給手段2と吐出ノズル4の吐出口5との間の液体通
路6に設けられ、加圧供給手段2による液体の加圧供給
により流出方向にのみ開弁する一方向弁7と、一方向弁
7をバイパスして液体通路6に設けたバイパス通路8
と、バイパス通路8に設けられ、加圧供給手段2による
液体の加圧供給および停止による圧力変化により、液体
の加圧供給停止時に吐出ノズル4を吸引動作させて液だ
れを防止する液だれ防止手段9とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を吐出する液
体吐出装置に関し、特に液体吐出ノズルからの液体吐出
後の液だれを防止した液体吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体吐出装置として、例えば特開
2000−109023号公報には、中空の充填ノズル
の外筒内に上下動可能にプランジャー弁を設け、充填ノ
ズルの外筒内をプランジャー弁の大径部と同径の上方小
径部と、該上方小径部よりも大径の下方大径部とに二分
し、加圧供給装置による充填ノズルへの液体の加圧供給
に同期してプランジャー弁を駆動源によって下動させる
ことにより、プランジャー弁の大径部をノズル外筒の下
方大径部に位置させて液体をノズル外筒内を通って充填
口から吐出させ、液体吐出後はプランジャー弁を再び駆
動源によって駆動して、その大径部をノズル外筒の上方
小径部において液密に上方に移動させることにより、ノ
ズル外筒内を負圧にして充填口からの液だれを防止する
ようにしたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
にあっては、ノズルに液体を加圧供給する加圧供給装置
とは別に、ノズル外筒内を負圧にして液だれを防止する
ためのプランジャー弁を駆動する駆動源を要するため、
構造が複雑になり製造コスト及び使用によるランニング
コストの増大を招くことが懸念される。
【0004】従って、かかる点に鑑みてなされた本発明
の目的は、簡単な構成で製造コスト及びランニングコス
トの増大を招くことなく、液体吐出後の液だれを防止で
きる液体吐出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の液体吐出装置の発明は、加圧供給手段によ
り液体を加圧供給して吐出ノズルから吐出する液体吐出
装置において、上記加圧供給手段と上記吐出ノズルの吐
出口との間の液体通路に設けられ、上記加圧供給手段に
よる液体の加圧供給により流出方向にのみ開弁する一方
向弁と、該一方向弁をバイパスして上記液体通路に設け
たバイパス通路と、該バイパス通路に設けられ、上記加
圧供給手段による液体の加圧供給及び停止による圧力変
化により、液体の加圧供給停止時に上記吐出ノズルを吸
引動作させて液だれを防止する液だれ防止手段とを有す
ることを特徴とする。
【0006】請求項1の発明によると、加圧供給手段と
吐出口との間の液体通路に液体の加圧供給により流出方
向にのみ開弁する一方向弁を設けると共に、この一方向
弁をバイパスしてバイパス通路を設け、このバイパス通
路に加圧供給手段による液体の加圧供給および停止によ
る圧力変化により、液体の加圧供給停止時に吐出ノズル
を吸引動作させる液だれ防止手段を設けたので、液だれ
防止手段を駆動する余分な駆動源を要することなく、簡
単な構成で液体吐出後の液だれを防止することが可能と
なり、製造コスト及びランニングコストの低減が得られ
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1の液体
吐出装置において、上記液だれ防止手段は、上記バイパ
ス通路に設けたシリンダ室と、該シリンダ室内に液密に
変位可能に設けたピストンと、該ピストンを上記加圧供
給手段による液体の加圧方向と対向する方向に付勢する
付勢部材とを有し、上記加圧供給手段による液体の加圧
供給による上記ピストンを液圧によって上記付勢部材の
付勢力に抗して変位させ、上記加圧供給手段による液体
の加圧供給停止により上記ピストンを上記付勢部材の付
勢力によって変位させることにより上記吐出ノズルを吸
引動作させることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明によると、液だれ防止手段
を、バイパス通路に設けたシリンダ室と、このシリンダ
室内に液密に変位可能に設けたピストンと、該ピストン
を加圧供給手段による液体の加圧方向と対向する方向に
付勢する付勢部材とにより構成したので、簡単かつ安価
な構成で、液だれを確実に防止することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2の液体吐出装置において、上記一方向弁、上記バイパ
ス通路及び上記液だれ防止手段を上記吐出ノズルに設け
たことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明によると、吐出ノズルに、
一方向弁、バイパス通路及び液だれ防止手段を設けたの
で、種々の液体吐出装置に吐出ノズルを交換するだけで
容易に適用することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による液体吐出装置
の実施の形態を図1によって説明する。
【0012】図1は本発明による液体吐出装置の要部の
構成を示す図である。この液体吐出装置は、タンク1、
加圧供給手段である吐出ポンプ2、バルブ3及び吐出ノ
ズル4を有しており、吐出ポンプ2を作動させてバルブ
3を開放することにより、タンク1内に収容されている
液体を吐出ノズル4に加圧供給して、その吐出口5から
吐出するようになっている。
【0013】本実施の形態では、吐出ノズル4内で、吐
出口5に連通する液体通路6に、液体の流出方向にのみ
開弁する一方向弁7を設けると共に、この一方向弁7を
バイパスしてバイパス通路8を設け、このバイパス通路
8に液だれ防止手段9を設ける。
【0014】吐出ノズル4は、バルブ3に連結される液
体流入口10を有する液体通路6の一部及びバイパス通
路8の一部を形成した第1ブロック11と、一方向弁
7、一方向弁7から吐出口5に連通する液体通路6、液
だれ防止手段9及び液だれ防止手段9から液体通路6に
連通するバイパス通路8を形成した第2ブロック12と
をねじ13により固定して構成する。なお、第1ブロッ
ク11の符号14及び第2ブロック12の符号15は、
各々盲栓を示している。
【0015】一方向弁7は、液体通路6を開閉するボー
ル弁16と、液体通路6を閉塞する方向にボール弁16
を弾性的に付勢するスプリング17とを有して構成し、
吐出ポンプ2による液体の加圧供給及びバルブ3の開放
によりスプリング17の付勢力に抗してボール弁16を
図示下方に変位させる。このボール弁16の変位により
液体通路6を開放して液体を吐出口5から吐出させる。
また、バルブ3を閉鎖することによって液体による加圧
力が解除されてスプリング17の付勢力によってボール
弁16によって液体通路6が閉鎖される。
【0016】液だれ防止手段9は、バイパス通路8に設
けたシリンダ室18と、該シリンダ室18内に液密に変
位可能に設けたピストン19と、該ピストン19を吐出
ポンプ2による液体の加圧方向と対向する方向に付勢す
る付勢部材であるスプリング20とを有して構成されて
いる。
【0017】吐出ポンプ2による液体の加圧供給によ
り、ピストン19を液圧によってスプリング20の付勢
力に抗して図示下方に変位させ、吐出ポンプ2による液
体の加圧供給停止により、液体による加圧力が解除され
ピストン19をスプリング20の付勢力によって変位さ
せることにより吐出ノズル4を吸引動作させるようにす
る。なお、符号21は、シリンダ室18内でピストン1
9を液密に変位させるために、ピストン19の外周面に
設けたシール材であるOリングを示している。
【0018】ここで、一方向弁7の液体流入側の液体通
路断面積をφAとし、液だれ防止手段9の吐出ポンプ2
側のバイパス通路断面積をφBとするとき、φA<φB
となるように液体通路6及びバイパス通路8を構成す
る。また、一方向弁7を構成するスプリング17の付勢
力をSPAとし、液だれ防止手段9を構成するスプリン
グ20の付勢力をSPBとするとき、SPA>SPBと
なるようにスプリング17及びスプリング20を構成す
る。
【0019】かかる構成において、バルブ3を開状態と
して吐出ポンプ2を作動させて、タンク1内の液体を吐
出ノズル4に加圧供給すると、その液圧で一方向弁7の
ボール弁16がスプリング17の付勢力に抗して液体流
出方向に変位して液体通路6が開放し、これにより液体
が吐出口5から吐出される。それと同時に、液だれ防止
手段9では、液体の加圧供給による液圧によって、ピス
トン19がスプリング20の付勢力に抗して変位する。
【0020】その後、バルブ3を閉鎖して、ポンプ2か
らの液体の加圧供給を停止すると、液体による加圧力が
解除されて一方向弁7のボール弁16はスプリング17
の付勢力によって変位して液体通路6を閉塞し、それと
同時に、液だれ防止手段9のでは、ピストン19がスプ
リング20の付勢力によって変位して吐出ノズル4を吸
引動作させ、これにより吐出口5からの液体吐出後の液
だれが防止される。
【0021】このように、本実施の形態では、吐出ノズ
ル4の吐出口5に連通する液体通路6に、液体の加圧供
給により流出方向にのみ開弁する一方向弁7を設けると
共に、この一方向弁7をバイパスしてバイパス通路8を
設け、このバイパス通路8に、シリンダ室18と、この
シリンダ室18内に液密に変位可能なピストン19と、
該ピストン19を吐出ポンプ2による液体の加圧方向と
対向する方向に付勢するスプリング20とを有する液だ
れ防止手段9を設けて、吐出ポンプ2による液体の加圧
供給及び停止による圧力変化によって、液体の加圧供給
停止時に吐出ノズル4を吸引動作させるようにしたの
で、液だれ防止手段9を駆動する駆動源を要することな
く、簡単かつ安価な構成で、液だれを確実に防止するこ
とができる。しかも、一方向弁7、バイパス通路8及び
液だれ防止手段9を吐出ノズル4に設けたので、種々の
液体吐出装置に対して吐出ノズルを交換するだけで容易
に適用することができる。
【0022】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能である。例えば、上記実施の形態では、一方向弁7、
バイパス通路8及び液だれ防止手段9を吐出ノズル4に
設けたが、吐出ポンプ2と吐出ノズル4との液体通路に
設けることもできる。また、液だれ防止手段9は、ピス
トン19を用いるものに限らず、例えばダイヤフラムを
用いて構成することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、加圧供
給手段と吐出口との間の液体通路に液体の加圧供給によ
り流出方向にのみ開弁する一方向弁を設けると共に、こ
の一方向弁をバイパスしてバイパス通路を設け、このバ
イパス通路に加圧供給手段による液体の加圧供給および
停止による圧力変化により、液体の加圧供給停止時に吐
出ノズルを吸引動作させる液だれ防止手段を設けたの
で、液だれ防止手段を駆動する余分な駆動源を要するこ
となく、簡単な構成で液体吐出後の液だれを防止するこ
とが可能となり、製造コスト及びランニングコストの低
減が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体吐出装置の一実施の形態の要
部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 吐出ポンプ(加圧供給手段) 3 バルブ 4 吐出ノズル 5 吐出口 6 液体通路 7 一方向弁 8 バイパス通路 9 液だれ防止手段 10 液体流入口 11 第1ブロック 12 第2ブロック 13 ねじ 14、15 盲栓 16 ボール弁 17 スプリング 18 シリンダ室 19 ピストン 20 スプリング(付勢部材) 21 Oリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧供給手段により液体を加圧供給して
    吐出ノズルから吐出する液体吐出装置において、 上記加圧供給手段と上記吐出ノズルの吐出口との間の液
    体通路に設けられ、上記加圧供給手段による液体の加圧
    供給により流出方向にのみ開弁する一方向弁と、 該一方向弁をバイパスして上記液体通路に設けたバイパ
    ス通路と、 該バイパス通路に設けられ、上記加圧供給手段による液
    体の加圧供給及び停止による圧力変化により、液体の加
    圧供給停止時に上記吐出ノズルを吸引動作させて液だれ
    を防止する液だれ防止手段と、 を有することを特徴とする液体供給装置。
  2. 【請求項2】 上記液だれ防止手段は、 上記バイパス通路に設けたシリンダ室と、 該シリンダ室内に液密に変位可能に設けたピストンと、 該ピストンを上記加圧供給手段による液体の加圧方向と
    対向する方向に付勢する付勢部材とを有し、 上記加圧供給手段による液体の加圧供給による上記ピス
    トンを液圧によって上記付勢部材の付勢力に抗して変位
    させ、上記加圧供給手段による液体の加圧供給停止によ
    り上記ピストンを上記付勢部材の付勢力によって変位さ
    せることにより上記吐出ノズルを吸引動作させることを
    特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 【請求項3】 上記一方向弁、上記バイパス通路及び上
    記液だれ防止手段を上記吐出ノズルに設けたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。
JP2001207903A 2001-07-09 2001-07-09 液体吐出装置 Pending JP2003019447A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100982133B1 (ko) * 2008-04-17 2010-09-15 장영석 자동포장기용 누액 제거 노즐

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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