JP2003019409A - 磁気分離装置 - Google Patents
磁気分離装置Info
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- JP2003019409A JP2003019409A JP2001207616A JP2001207616A JP2003019409A JP 2003019409 A JP2003019409 A JP 2003019409A JP 2001207616 A JP2001207616 A JP 2001207616A JP 2001207616 A JP2001207616 A JP 2001207616A JP 2003019409 A JP2003019409 A JP 2003019409A
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- Japan
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被処理水中に含まれる磁性凝集体を確実かつ
効率よく分離、回収することができる磁気分離装置を提
供する。 【解決手段】 磁性凝集体が生成された被処理水を、本
体容器15a内に回転自在に設けられた磁気フィルタ1
6内へ通過させて、磁気フィルタ16により被処理水中
の磁性凝集体を吸着分離すると共に、本体容器15aと
磁気フィルタ16の間に、流入路17より本体容器15
a内に流入した被処理水が洗浄手段23側へ漏洩した
り、磁気フィルタ16を洗浄した洗浄水が流入路17側
へ漏洩するのを防止するシール手段18を設けたもの
で、流入路17より本体容器15a内に流入した被処理
水が磁気フィルタ16を通過せずに洗浄手段23側へ漏
洩したり、磁気フィルタ16を洗浄した洗浄水が流入路
17側へ漏洩することがないので、被処理水中の磁性凝
集体を確実かつ効率よく分離、回収することができる。
効率よく分離、回収することができる磁気分離装置を提
供する。 【解決手段】 磁性凝集体が生成された被処理水を、本
体容器15a内に回転自在に設けられた磁気フィルタ1
6内へ通過させて、磁気フィルタ16により被処理水中
の磁性凝集体を吸着分離すると共に、本体容器15aと
磁気フィルタ16の間に、流入路17より本体容器15
a内に流入した被処理水が洗浄手段23側へ漏洩した
り、磁気フィルタ16を洗浄した洗浄水が流入路17側
へ漏洩するのを防止するシール手段18を設けたもの
で、流入路17より本体容器15a内に流入した被処理
水が磁気フィルタ16を通過せずに洗浄手段23側へ漏
洩したり、磁気フィルタ16を洗浄した洗浄水が流入路
17側へ漏洩することがないので、被処理水中の磁性凝
集体を確実かつ効率よく分離、回収することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被処理水中に含まれ
る磁性凝集体を磁気フィルタにより吸着して連続的に分
離回収する磁気分離装置に関する。
る磁性凝集体を磁気フィルタにより吸着して連続的に分
離回収する磁気分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁性粉や凝集剤を混合することに
より磁性凝集体が生成された被処理水より、磁性凝集体
を分離回収する磁気分離装置は、磁場発生手段により磁
場を発生させて、その磁場領域中に被処理水を通過させ
ることにより、磁場により磁化された磁性凝集体を吸着
分離するように構成されており、磁場発生手段には永久
磁石や電磁磁石、超電導磁石等が用いられている。
より磁性凝集体が生成された被処理水より、磁性凝集体
を分離回収する磁気分離装置は、磁場発生手段により磁
場を発生させて、その磁場領域中に被処理水を通過させ
ることにより、磁場により磁化された磁性凝集体を吸着
分離するように構成されており、磁場発生手段には永久
磁石や電磁磁石、超電導磁石等が用いられている。
【0003】また磁気分離能力を増すためには、磁場発
生手段が発生する磁気力を大きくする必要があるが、磁
気力は磁場勾配に比例することから、この磁場勾配を高
める方法として、磁場中にステンレスなどの磁性体から
作られた磁気フィルタを設置して、この磁気フィルタ内
の磁性線により、局部的に磁場勾配の大きな場所を発生
させる方法が一般に採用されており、これらの方法を採
用した磁気分離装置が、例えば特開平11−11432
6号公報などに記載されている。
生手段が発生する磁気力を大きくする必要があるが、磁
気力は磁場勾配に比例することから、この磁場勾配を高
める方法として、磁場中にステンレスなどの磁性体から
作られた磁気フィルタを設置して、この磁気フィルタ内
の磁性線により、局部的に磁場勾配の大きな場所を発生
させる方法が一般に採用されており、これらの方法を採
用した磁気分離装置が、例えば特開平11−11432
6号公報などに記載されている。
【0004】前記公報の磁気分離装置は、円筒状に形成
された分離容器内に、磁石により形成された有効磁場内
と、無効磁場内を交互に通過するように回転する磁気フ
ィルタが設けられていて、この磁気フィルタ内を被処理
水が通過する際、被処理水中の磁気物質が吸着除去され
るようになっている。また磁気フィルタに吸着された磁
気物質は、磁気フィルタが無効磁場内に回転された際
に、逆洗水により洗浄されて磁気フィルタより除去さ
れ、これによって磁気フィルタが再生されるため、磁気
フィルタの吸着運転と再生運転が同時に行えるようにな
っている。
された分離容器内に、磁石により形成された有効磁場内
と、無効磁場内を交互に通過するように回転する磁気フ
ィルタが設けられていて、この磁気フィルタ内を被処理
水が通過する際、被処理水中の磁気物質が吸着除去され
るようになっている。また磁気フィルタに吸着された磁
気物質は、磁気フィルタが無効磁場内に回転された際
に、逆洗水により洗浄されて磁気フィルタより除去さ
れ、これによって磁気フィルタが再生されるため、磁気
フィルタの吸着運転と再生運転が同時に行えるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記公報の磁気
分離装置のように、被処理水を流す流路の一部に、その
近傍に設けられた磁場発生手段によって磁気が印加され
た磁場領域を形成し、この磁場領域を通過する被処理水
中に含まれる磁性凝集体を、磁気フィルタにより被処理
水から分離回収する方法では、被処理水を一旦貯水して
処理する方法と比べた場合、被処理水を早く多量に処理
することができる利点がある半面、磁気フィルタを使用
しているため、長期間使用していると、磁気フィルタに
吸着された磁性凝集体によって磁気フィルタに目詰まり
が発生して吸着能力が減少し、分離回収機能が低下する
などの問題がある。
分離装置のように、被処理水を流す流路の一部に、その
近傍に設けられた磁場発生手段によって磁気が印加され
た磁場領域を形成し、この磁場領域を通過する被処理水
中に含まれる磁性凝集体を、磁気フィルタにより被処理
水から分離回収する方法では、被処理水を一旦貯水して
処理する方法と比べた場合、被処理水を早く多量に処理
することができる利点がある半面、磁気フィルタを使用
しているため、長期間使用していると、磁気フィルタに
吸着された磁性凝集体によって磁気フィルタに目詰まり
が発生して吸着能力が減少し、分離回収機能が低下する
などの問題がある。
【0006】また磁気フィルタが収容された分離容器内
には、磁気フィルタが円滑に回転できるように、予め分
離容器内面と磁気フィルタの間に隙間(クリアランス)
が設けられているが、磁気フィルタに目詰まりが発生す
ると磁気フィルタの流通抵抗が増大するため、流入路よ
り流入した被処理水が磁気フィルタを通過せずに無効磁
場領域に設置された洗浄手段側へ漏洩したり、磁気フィ
ルタを洗浄した洗浄水が流入路側へ漏洩して、磁性凝集
体の円滑な分離回収作業が妨げられるなどの問題があ
る。
には、磁気フィルタが円滑に回転できるように、予め分
離容器内面と磁気フィルタの間に隙間(クリアランス)
が設けられているが、磁気フィルタに目詰まりが発生す
ると磁気フィルタの流通抵抗が増大するため、流入路よ
り流入した被処理水が磁気フィルタを通過せずに無効磁
場領域に設置された洗浄手段側へ漏洩したり、磁気フィ
ルタを洗浄した洗浄水が流入路側へ漏洩して、磁性凝集
体の円滑な分離回収作業が妨げられるなどの問題があ
る。
【0007】本発明はかる従来の問題点を改善するため
になされたもので、被処理水中に含まれる磁性凝集体を
確実かつ効率よく分離、回収することができる磁気分離
装置を提供することを目的とするものである。
になされたもので、被処理水中に含まれる磁性凝集体を
確実かつ効率よく分離、回収することができる磁気分離
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の磁気分離装置は、磁性物質や凝集剤を混合する
ことにより磁性凝集体が生成された被処理水を、磁場発
生手段により磁場の形成された流入路より本体容器内へ
流入させ、かつ本体容器内に回転自在に設けられた磁気
フィルタ内へ被処理水を通過させて、磁気フィルタによ
り被処理水中の磁性凝集体を吸着分離すると共に、磁気
フィルタに吸着された磁性凝集体を、磁場発生手段の磁
場発生領域外に設置された洗浄手段により洗浄すること
により、磁気フィルタを再生する磁気分離装置であっ
て、本体容器と磁気フィルタの間に、流入路より本体容
器内に流入した被処理水が洗浄手段側へ漏洩したり、磁
気フィルタを洗浄した洗浄水が流入路側へ漏洩するのを
防止するシール手段を設けたものである。
本発明の磁気分離装置は、磁性物質や凝集剤を混合する
ことにより磁性凝集体が生成された被処理水を、磁場発
生手段により磁場の形成された流入路より本体容器内へ
流入させ、かつ本体容器内に回転自在に設けられた磁気
フィルタ内へ被処理水を通過させて、磁気フィルタによ
り被処理水中の磁性凝集体を吸着分離すると共に、磁気
フィルタに吸着された磁性凝集体を、磁場発生手段の磁
場発生領域外に設置された洗浄手段により洗浄すること
により、磁気フィルタを再生する磁気分離装置であっ
て、本体容器と磁気フィルタの間に、流入路より本体容
器内に流入した被処理水が洗浄手段側へ漏洩したり、磁
気フィルタを洗浄した洗浄水が流入路側へ漏洩するのを
防止するシール手段を設けたものである。
【0009】前記構成により、流入路より本体容器内に
流入した被処理水が磁気フィルタを通過せずに洗浄手段
側へ漏洩したり、磁気フィルタを洗浄した洗浄水が流入
路側へ漏洩することがないので、被処理水中の磁性凝集
体を確実に分離、回収することができると共に、磁気フ
ィルタを洗浄して汚染された洗浄水が本体容器より排出
されることがないので、環境を汚染する心配もない。
流入した被処理水が磁気フィルタを通過せずに洗浄手段
側へ漏洩したり、磁気フィルタを洗浄した洗浄水が流入
路側へ漏洩することがないので、被処理水中の磁性凝集
体を確実に分離、回収することができると共に、磁気フ
ィルタを洗浄して汚染された洗浄水が本体容器より排出
されることがないので、環境を汚染する心配もない。
【0010】前記目的を達成するため本発明の磁気分離
装置は、磁気フィルタを挟んで流入路と対向する位置
に、上面が開口するヘッドタンクを設け、また磁気フィ
ルタ前後の圧力損失からシール手段の摩耗を検出するシ
ール摩耗検出手段を設けて、シール摩耗検出手段がシー
ル手段の摩耗を検出したら、ヘッドタンクよりシール手
段の摩耗部に被処理水を注入して、シール手段の摩耗部
を水シールするようにしたものである。
装置は、磁気フィルタを挟んで流入路と対向する位置
に、上面が開口するヘッドタンクを設け、また磁気フィ
ルタ前後の圧力損失からシール手段の摩耗を検出するシ
ール摩耗検出手段を設けて、シール摩耗検出手段がシー
ル手段の摩耗を検出したら、ヘッドタンクよりシール手
段の摩耗部に被処理水を注入して、シール手段の摩耗部
を水シールするようにしたものである。
【0011】前記構成により、長期間使用している間に
シール手段が摩耗しても摩耗部が水シールされて、シー
ル手段から被処理水が漏洩することがないので、長期間
に亘って安定した連続運転が可能になると共に、磁気フ
ィルタにより磁性凝集体が除去された被処理水を使用し
て水シールを行うため、水道水などを使用して水シール
を行う場合に比べて、磁気分離装置の運転に必要な経費
の削減が図れるようになる。
シール手段が摩耗しても摩耗部が水シールされて、シー
ル手段から被処理水が漏洩することがないので、長期間
に亘って安定した連続運転が可能になると共に、磁気フ
ィルタにより磁性凝集体が除去された被処理水を使用し
て水シールを行うため、水道水などを使用して水シール
を行う場合に比べて、磁気分離装置の運転に必要な経費
の削減が図れるようになる。
【0012】前記目的を達成するため本発明の磁気分離
装置は、シール摩耗検出手段を、本体容器に接続された
マノメータと、マノメータの水位を検出する水位計と、
水位計が検出した水位により制御されて、ヘッドタンク
内の被処理水をマノメータへ送水するシール用送水手段
より構成したものである。
装置は、シール摩耗検出手段を、本体容器に接続された
マノメータと、マノメータの水位を検出する水位計と、
水位計が検出した水位により制御されて、ヘッドタンク
内の被処理水をマノメータへ送水するシール用送水手段
より構成したものである。
【0013】前記構成により、摩耗したシール手段から
の漏水が確実に検出できると共に、マノメータ内の被処
理水をシール手段の摩耗部へ送り続けても、マノメータ
内の水位をほぼ基準水位に維持することができる。前記
目的を達成するため本発明の磁気分離装置は、シール手
段をリップ構造に形成し、かつリップ部を本体容器及び
磁気フィルタにそれぞれ摺接させたものである。
の漏水が確実に検出できると共に、マノメータ内の被処
理水をシール手段の摩耗部へ送り続けても、マノメータ
内の水位をほぼ基準水位に維持することができる。前記
目的を達成するため本発明の磁気分離装置は、シール手
段をリップ構造に形成し、かつリップ部を本体容器及び
磁気フィルタにそれぞれ摺接させたものである。
【0014】前記構成により、本体容器及び磁気フィル
タとシール手段の摺動摩擦が減少するため、小型の回転
駆動源により磁気フィルタの駆動が可能となり、これに
よって消費電力の削減と、磁気分離装置のコストダウン
が図れるようになる。前記目的を達成するため本発明の
磁気分離装置は、フィルタ洗浄手段の下方に、前記磁気
フィルタを洗浄した洗浄水を回収する汚泥回収手段を設
けたものである。
タとシール手段の摺動摩擦が減少するため、小型の回転
駆動源により磁気フィルタの駆動が可能となり、これに
よって消費電力の削減と、磁気分離装置のコストダウン
が図れるようになる。前記目的を達成するため本発明の
磁気分離装置は、フィルタ洗浄手段の下方に、前記磁気
フィルタを洗浄した洗浄水を回収する汚泥回収手段を設
けたものである。
【0015】前記構成により、フィルタ洗浄手段により
磁気フイルタから分離回収した磁性凝集体を汚泥回収手
段へ回収して処理することができるため、磁性凝集体の
処理が磁気分離装置の運転を停止せずに容易に行える。
磁気フイルタから分離回収した磁性凝集体を汚泥回収手
段へ回収して処理することができるため、磁性凝集体の
処理が磁気分離装置の運転を停止せずに容易に行える。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳述する。図1は磁気分離装置を使用した水処理装
置の構成図、図2は磁気分離装置の構成図、図3は磁気
フィルタの斜視図である。磁気分離装置を使用して被処
理水(原水)より磁性物質を分離回収する水処理装置
は、図1に示すように処理すべき被処理水を湖沼や河川
1より汲み上げる第1ポンプ2を備えていて、この第1
ポンプ2より汲み上げられた被処理水は、一旦貯水タン
ク3に貯水された後、第2ポンプ4により第1磁性フロ
ック形成槽5へ送られるようになっている。
して詳述する。図1は磁気分離装置を使用した水処理装
置の構成図、図2は磁気分離装置の構成図、図3は磁気
フィルタの斜視図である。磁気分離装置を使用して被処
理水(原水)より磁性物質を分離回収する水処理装置
は、図1に示すように処理すべき被処理水を湖沼や河川
1より汲み上げる第1ポンプ2を備えていて、この第1
ポンプ2より汲み上げられた被処理水は、一旦貯水タン
ク3に貯水された後、第2ポンプ4により第1磁性フロ
ック形成槽5へ送られるようになっている。
【0017】第1磁気フロック形成槽5には、凝集剤槽
6より凝集剤が、高分子凝集剤槽7より高分子凝集剤
が、そして磁性粉槽8より磁性粉が注入されて、第1磁
性フロック形成槽5内の被処理水に混合され、撹拌機9
により撹拌されて、磁性フロック含む磁性凝集体が生成
された被処理水となる。第1磁性フロック形成槽5で磁
性凝集体が生成された被処理水は、第2磁性フロック形
成槽10へ送られる間に中和剤層11より中和剤が注入
されて、第2磁性フロック形成槽10内で撹拌機12に
より撹拌された後、磁気分離装置本体15へ送られて、
磁気分離装置本体15内に設置された磁気フィルタ16
により、被処理水中の磁性凝集体が吸着され、被処理水
より分離回収される。
6より凝集剤が、高分子凝集剤槽7より高分子凝集剤
が、そして磁性粉槽8より磁性粉が注入されて、第1磁
性フロック形成槽5内の被処理水に混合され、撹拌機9
により撹拌されて、磁性フロック含む磁性凝集体が生成
された被処理水となる。第1磁性フロック形成槽5で磁
性凝集体が生成された被処理水は、第2磁性フロック形
成槽10へ送られる間に中和剤層11より中和剤が注入
されて、第2磁性フロック形成槽10内で撹拌機12に
より撹拌された後、磁気分離装置本体15へ送られて、
磁気分離装置本体15内に設置された磁気フィルタ16
により、被処理水中の磁性凝集体が吸着され、被処理水
より分離回収される。
【0018】磁気分離装置本体15は図2に示すよう
に、円筒状の本体容器15aを有していて、この本体容
器15a内に磁気フィルタ16が回転自在に収容されて
いる。本体容器15aの底板15cには、中心より偏心
した位置に流入路17が接続されていて、この流入路1
7より処理すべき被処理水が容器本体15a内へ流入さ
れるようになっており、流入路17の途中には、磁場発
生手段19が設置されている。磁場発生手段19は、流
入路17の周囲を囲むように設けられた環状の電磁コイ
ル19aと、この電磁コイル19aを収容するコイル容
器19bより構成されていて、電磁コイル19aより発
生する磁気により流入路17内及び磁気フィルタ16内
の一部に磁場が形成されるようになっている。なお磁気
発生手段19は、電磁石の他に、永久磁石や超電導磁石
などであってもよい。
に、円筒状の本体容器15aを有していて、この本体容
器15a内に磁気フィルタ16が回転自在に収容されて
いる。本体容器15aの底板15cには、中心より偏心
した位置に流入路17が接続されていて、この流入路1
7より処理すべき被処理水が容器本体15a内へ流入さ
れるようになっており、流入路17の途中には、磁場発
生手段19が設置されている。磁場発生手段19は、流
入路17の周囲を囲むように設けられた環状の電磁コイ
ル19aと、この電磁コイル19aを収容するコイル容
器19bより構成されていて、電磁コイル19aより発
生する磁気により流入路17内及び磁気フィルタ16内
の一部に磁場が形成されるようになっている。なお磁気
発生手段19は、電磁石の他に、永久磁石や超電導磁石
などであってもよい。
【0019】本体容器15a内に収容された磁気フィル
タ16は、図3に示すように本体容器15aの内径より
やや小径は筒状の回転容器16aを有していて、この回
転容器16aの中心部に、上端側に小径部16cを有す
る回転軸16bが回転容器16aと一体に設けられてい
る。回転軸16bと回転容器16aの間には、ステンレ
ス等の磁性体よりなる網状のエレメント16dが着脱自
在に収容されており、このエレメント16d内を下方か
ら上方へ被処理水が通過する際、被処理水の磁性凝集体
がエレメント16dに吸着されて、被処理水より分離回
収されるようになっている。
タ16は、図3に示すように本体容器15aの内径より
やや小径は筒状の回転容器16aを有していて、この回
転容器16aの中心部に、上端側に小径部16cを有す
る回転軸16bが回転容器16aと一体に設けられてい
る。回転軸16bと回転容器16aの間には、ステンレ
ス等の磁性体よりなる網状のエレメント16dが着脱自
在に収容されており、このエレメント16d内を下方か
ら上方へ被処理水が通過する際、被処理水の磁性凝集体
がエレメント16dに吸着されて、被処理水より分離回
収されるようになっている。
【0020】磁気フィルタ16の回転軸16bは、図示
しない軸受けを介して本体容器15aに回転自在に支承
されていると共に、回転軸16bの小径部16cは、本
体容器15aの上面板15bを貫通して上面板15bの
上方へ突出され、上面板15b上に設置された電動機等
の回転駆動源21に接続されていて、この回転駆動源2
1により磁気フィルタ16が一定の速度で回転されるよ
うになっている。
しない軸受けを介して本体容器15aに回転自在に支承
されていると共に、回転軸16bの小径部16cは、本
体容器15aの上面板15bを貫通して上面板15bの
上方へ突出され、上面板15b上に設置された電動機等
の回転駆動源21に接続されていて、この回転駆動源2
1により磁気フィルタ16が一定の速度で回転されるよ
うになっている。
【0021】また本体容器15aの上面板15b及び下
面板15cと、磁気フィルタ16の回転容器16a及び
回転軸16bの上下面の間には、これらの間に予め設け
られた隙間をシールする環状のシール部材18が2重に
介在されている。これらシール部材18は、高分子材料
によりリップ構造に形成されていて、リップ部18aを
本体容器15aの上面板15b内面や、磁気フィルタ1
6の下面に摺接させることにより、磁気フィルタ16を
通過しない被処理水が後述するフィルタ洗浄手段23側
へ漏洩したり、フィルタ洗浄手段23で発生した磁性凝
集体を含む洗浄水が流入路17側へ漏洩するのを防止す
ると同時に、磁性フィルタ16が回転する際の摩擦抵抗
を軽減している。
面板15cと、磁気フィルタ16の回転容器16a及び
回転軸16bの上下面の間には、これらの間に予め設け
られた隙間をシールする環状のシール部材18が2重に
介在されている。これらシール部材18は、高分子材料
によりリップ構造に形成されていて、リップ部18aを
本体容器15aの上面板15b内面や、磁気フィルタ1
6の下面に摺接させることにより、磁気フィルタ16を
通過しない被処理水が後述するフィルタ洗浄手段23側
へ漏洩したり、フィルタ洗浄手段23で発生した磁性凝
集体を含む洗浄水が流入路17側へ漏洩するのを防止す
ると同時に、磁性フィルタ16が回転する際の摩擦抵抗
を軽減している。
【0022】また本体容器15aの上面板15b上に
は、流入路17と対向する位置に上面が開口するヘッド
タンク20が設置されていて、磁性フィルタ16により
磁性凝集体が吸着除去された被処理水を収容するように
なっている。ヘッドタンク20の上部にはオーバフロー
管20aが接続されていて、ヘッドタンク20をオーバ
フローした被処理水は、このオーバフロー管20aによ
り元の河川1などへ放流されると共に、ヘッドタンク2
0の近傍には、シール手段18の摩耗を検出するシール
摩耗検出手段22が、また回転駆動源21を挟んでヘッ
ドタンク20と対向する位置にはフィルタ洗浄手段23
が設置されている。
は、流入路17と対向する位置に上面が開口するヘッド
タンク20が設置されていて、磁性フィルタ16により
磁性凝集体が吸着除去された被処理水を収容するように
なっている。ヘッドタンク20の上部にはオーバフロー
管20aが接続されていて、ヘッドタンク20をオーバ
フローした被処理水は、このオーバフロー管20aによ
り元の河川1などへ放流されると共に、ヘッドタンク2
0の近傍には、シール手段18の摩耗を検出するシール
摩耗検出手段22が、また回転駆動源21を挟んでヘッ
ドタンク20と対向する位置にはフィルタ洗浄手段23
が設置されている。
【0023】シール摩耗検出手段22は、底部が管路2
2aにより本体容器15aに接続されたマノメータ22
bを有している。本体容器15aは上面が大気に開放し
ているため、磁気フィルタ16を通過する被処理水の圧
力損失がほとんどない場合、マノメータ22b内の水位
はヘッドタンク20の水位とほぼ同一の基準値になって
いると共に、マノメータ22bの水位は水位計22cに
より検出されていて、水位が基準値より下がった場合、
ポンプなどのシール用送水手段22dによりヘッドタン
ク20内の被処理水がマノメータ22b内へ供給され
て、マノメータ22b内の水位が常時基準値に維持され
るようになっている。
2aにより本体容器15aに接続されたマノメータ22
bを有している。本体容器15aは上面が大気に開放し
ているため、磁気フィルタ16を通過する被処理水の圧
力損失がほとんどない場合、マノメータ22b内の水位
はヘッドタンク20の水位とほぼ同一の基準値になって
いると共に、マノメータ22bの水位は水位計22cに
より検出されていて、水位が基準値より下がった場合、
ポンプなどのシール用送水手段22dによりヘッドタン
ク20内の被処理水がマノメータ22b内へ供給され
て、マノメータ22b内の水位が常時基準値に維持され
るようになっている。
【0024】一方フィルタ洗浄手段23は、本体容器1
5aの上面板15b上に洗浄室23aを有していて、こ
の洗浄室23a内に洗浄ノズル23bが磁気フィルタ1
6の半径方向に1本ないし複数本設置されている。洗浄
ノズル23bは磁気フィルタ16のエレメント16dと
対向する面に、スリットや多数の小孔よりなる噴出孔2
3cが開口されていて、これら噴出孔23cより噴出さ
れるジェット水流によりエレメント16dに付着した磁
性凝集体が洗浄されるようになっており、洗浄ノズル2
3bには、ヘッドタンク20の上部に設置されたポンプ
等の洗浄用送水手段23dよりヘッドタンク20内の被
処理水が送水されるようになっている。
5aの上面板15b上に洗浄室23aを有していて、こ
の洗浄室23a内に洗浄ノズル23bが磁気フィルタ1
6の半径方向に1本ないし複数本設置されている。洗浄
ノズル23bは磁気フィルタ16のエレメント16dと
対向する面に、スリットや多数の小孔よりなる噴出孔2
3cが開口されていて、これら噴出孔23cより噴出さ
れるジェット水流によりエレメント16dに付着した磁
性凝集体が洗浄されるようになっており、洗浄ノズル2
3bには、ヘッドタンク20の上部に設置されたポンプ
等の洗浄用送水手段23dよりヘッドタンク20内の被
処理水が送水されるようになっている。
【0025】また洗浄手段23の下方には、磁気フィル
タ16の洗浄により発生した磁性凝集体を含む洗浄水よ
り汚泥を回収する汚泥回収手段24が設置されている。
汚泥回収手段24は、本体容器15aの底板15cに接
続されたホッパ状の回収槽24aと、回収槽24aの下
部に汚泥引き抜き管24bを介して接続された汚泥貯留
槽24cよりなり、汚泥貯留槽24c内に貯留されて上
澄みとなった上澄み水は、汚泥貯留槽24cの上部に設
けられた排水管24dより排水され、汚泥貯留槽24c
の底部に沈澱した汚泥は、下部の汚泥排出管24eより
排出されて回収されるようになっている。
タ16の洗浄により発生した磁性凝集体を含む洗浄水よ
り汚泥を回収する汚泥回収手段24が設置されている。
汚泥回収手段24は、本体容器15aの底板15cに接
続されたホッパ状の回収槽24aと、回収槽24aの下
部に汚泥引き抜き管24bを介して接続された汚泥貯留
槽24cよりなり、汚泥貯留槽24c内に貯留されて上
澄みとなった上澄み水は、汚泥貯留槽24cの上部に設
けられた排水管24dより排水され、汚泥貯留槽24c
の底部に沈澱した汚泥は、下部の汚泥排出管24eより
排出されて回収されるようになっている。
【0026】次に前記構成された磁気分離装置の作用を
説明する。第1磁性フロック形成槽5及び第2磁性フロ
ック形成槽10により磁性フロックを含む磁性凝集体が
生成された被処理水は、磁性分離装置本体15の本体容
器15a内へ流入路17により流入されるが流入路17
内及び流入路17の上方に位置する磁気フィルタ16の
一部には、磁場発生手段19の電磁コイル19aにより
磁場が形成されていて、流入路17内の磁場を被処理水
が通過する際、被処理水中の磁性凝集体が磁化される。
そして被処理水が本体容器15a内に設けられた磁気フ
ィルタ16のエレメント16d内を通過する際、磁場発
生手段18により磁化された磁性凝集体がエレメント1
6dに吸着されて、被処理水より分離されると共に、エ
レメント16dを通過した被処理水は、ヘッドタンク2
0内へ流入した後、オーバフロー管20aよりオーバフ
ローされて、元の河川1等へ排水される。
説明する。第1磁性フロック形成槽5及び第2磁性フロ
ック形成槽10により磁性フロックを含む磁性凝集体が
生成された被処理水は、磁性分離装置本体15の本体容
器15a内へ流入路17により流入されるが流入路17
内及び流入路17の上方に位置する磁気フィルタ16の
一部には、磁場発生手段19の電磁コイル19aにより
磁場が形成されていて、流入路17内の磁場を被処理水
が通過する際、被処理水中の磁性凝集体が磁化される。
そして被処理水が本体容器15a内に設けられた磁気フ
ィルタ16のエレメント16d内を通過する際、磁場発
生手段18により磁化された磁性凝集体がエレメント1
6dに吸着されて、被処理水より分離されると共に、エ
レメント16dを通過した被処理水は、ヘッドタンク2
0内へ流入した後、オーバフロー管20aよりオーバフ
ローされて、元の河川1等へ排水される。
【0027】また磁気フィルタ16は回転駆動源21に
より一定速度で回転されているため、被処理水より吸着
分離した磁性凝集体が付着したエレメント16dは、磁
気フィルタ16の回転に伴い、磁場発生手段19の磁場
発生領域外に設置された洗浄手段23に達し、洗浄室2
3a内に設置された洗浄ノズル23bより噴出されるジ
ェット水流によりエレメント16dが逆洗され、エレメ
ント16dに付着した磁性凝集体が洗浄されて、エレメ
ント16dが再生される。
より一定速度で回転されているため、被処理水より吸着
分離した磁性凝集体が付着したエレメント16dは、磁
気フィルタ16の回転に伴い、磁場発生手段19の磁場
発生領域外に設置された洗浄手段23に達し、洗浄室2
3a内に設置された洗浄ノズル23bより噴出されるジ
ェット水流によりエレメント16dが逆洗され、エレメ
ント16dに付着した磁性凝集体が洗浄されて、エレメ
ント16dが再生される。
【0028】再生されたエレメント16dは、磁気フィ
ルタ16の回転に伴い再び流入路17の上方に達して、
流入路17より流入される被処理水中の磁場凝集体を吸
着分離するため、分離能力を損なわずに連続的に磁性凝
集体の吸着分離が可能になると共に、磁気フィルタ16
を洗浄した洗浄水は、エレメント16dより洗い落とさ
れた磁性凝集体とともに汚泥回収手段24の回収槽24
aに回収された後、汚泥引き抜き管24bより汚泥貯留
槽24cに貯留される。汚泥貯留槽24cに貯留された
汚水中の磁性凝集体は、汚泥貯留槽24cの底部に汚泥
として沈澱し、定期的に汚泥引き抜き管24eより排出
されて回収され、また汚泥貯留槽24c内の上澄み水
は、排水管24dより排水される。
ルタ16の回転に伴い再び流入路17の上方に達して、
流入路17より流入される被処理水中の磁場凝集体を吸
着分離するため、分離能力を損なわずに連続的に磁性凝
集体の吸着分離が可能になると共に、磁気フィルタ16
を洗浄した洗浄水は、エレメント16dより洗い落とさ
れた磁性凝集体とともに汚泥回収手段24の回収槽24
aに回収された後、汚泥引き抜き管24bより汚泥貯留
槽24cに貯留される。汚泥貯留槽24cに貯留された
汚水中の磁性凝集体は、汚泥貯留槽24cの底部に汚泥
として沈澱し、定期的に汚泥引き抜き管24eより排出
されて回収され、また汚泥貯留槽24c内の上澄み水
は、排水管24dより排水される。
【0029】一方本体容器15a内に収容された磁気フ
ィルタ16と本体容器15aの間には、磁気フィルタ1
6の回転に支障をきたさないよう予め隙間が設けられて
いるが、この隙間より処理前の被処理水がフィルタ洗浄
手段23側へ漏洩したり、磁気フィルタ16の洗浄に使
用された洗浄水が流入路17やヘッドタンク20側へ漏
洩するのを防止するため、本体容器15aの上面板15
b及び下面板15cと磁気フィルタ16の上下面間に
は、シール手段18が設けられている。
ィルタ16と本体容器15aの間には、磁気フィルタ1
6の回転に支障をきたさないよう予め隙間が設けられて
いるが、この隙間より処理前の被処理水がフィルタ洗浄
手段23側へ漏洩したり、磁気フィルタ16の洗浄に使
用された洗浄水が流入路17やヘッドタンク20側へ漏
洩するのを防止するため、本体容器15aの上面板15
b及び下面板15cと磁気フィルタ16の上下面間に
は、シール手段18が設けられている。
【0030】このシール手段18は、磁気フィルタ16
を回転する際の摩擦抵抗を軽減して、回転駆動手段21
の消費電力を軽減するためリップ構造となっているが、
リップ構造のシール手段18は、長期間使用していると
リップ部18aが摩耗してシール機能が低下する。シー
ル手段18のリップ部18aが摩耗していない状態で
は、管路22aにより本体容器15aと接続されたマノ
メータ22bの水位はヘッドタンク20内とほぼ同一の
基準水位となっているが、シール部材18が摩耗して水
漏れが発生すると、マノメータ22b内に水位が下降
し、これを水位計22cが検出すると、シール用送水手
段22dが動作されて、ヘッドタンク20内の被処理水
がマノメータ22b内へ送水されるようになる。これに
よってマノメータ22b内の水が本体容器15a内へ送
り込まれて、シール手段18の摩耗により生じた隙間が
水シールされると共に、マノメータ22b内の水位は水
位計22cにより検出されて、水位が基準水位かそれよ
りやや高い水位となるようシール用送水手段22dの動
作が制御されるため、シール手段18のリップ部18a
が摩耗しても、シール機能を維持することができる。
を回転する際の摩擦抵抗を軽減して、回転駆動手段21
の消費電力を軽減するためリップ構造となっているが、
リップ構造のシール手段18は、長期間使用していると
リップ部18aが摩耗してシール機能が低下する。シー
ル手段18のリップ部18aが摩耗していない状態で
は、管路22aにより本体容器15aと接続されたマノ
メータ22bの水位はヘッドタンク20内とほぼ同一の
基準水位となっているが、シール部材18が摩耗して水
漏れが発生すると、マノメータ22b内に水位が下降
し、これを水位計22cが検出すると、シール用送水手
段22dが動作されて、ヘッドタンク20内の被処理水
がマノメータ22b内へ送水されるようになる。これに
よってマノメータ22b内の水が本体容器15a内へ送
り込まれて、シール手段18の摩耗により生じた隙間が
水シールされると共に、マノメータ22b内の水位は水
位計22cにより検出されて、水位が基準水位かそれよ
りやや高い水位となるようシール用送水手段22dの動
作が制御されるため、シール手段18のリップ部18a
が摩耗しても、シール機能を維持することができる。
【0031】なお前記実施の形態では、シール手段18
の摩耗により発生した水漏れをシールするため、シール
用送水手段22dによりマノメータ22bに送水して、
マノメータ22bの水位を基準水位に維持すると同時に
水シールを行うようにしたが、図4に示す変形例のよう
に、シール用送水手段22dより直接本体容器15aに
注水して、水シールを行うようにしてもよい。
の摩耗により発生した水漏れをシールするため、シール
用送水手段22dによりマノメータ22bに送水して、
マノメータ22bの水位を基準水位に維持すると同時に
水シールを行うようにしたが、図4に示す変形例のよう
に、シール用送水手段22dより直接本体容器15aに
注水して、水シールを行うようにしてもよい。
【0032】また前記実施の形態では、マノメータ22
bの水位を基準水位として、この基準水位を基にシール
用送水手段22dを制御したが、磁気分離装置本体15
の構造から、圧力損失が予め分かっている場合は、圧力
損失の水頭を基にシール用送水手段22dを制御しても
よいと共に、マノメータ22bの基準水位は、ヘッドタ
ンク20の水位とほぼ同じにしたが、磁気分離装置本体
15固有の圧力損失を基に任意に設定しても勿論よい。
bの水位を基準水位として、この基準水位を基にシール
用送水手段22dを制御したが、磁気分離装置本体15
の構造から、圧力損失が予め分かっている場合は、圧力
損失の水頭を基にシール用送水手段22dを制御しても
よいと共に、マノメータ22bの基準水位は、ヘッドタ
ンク20の水位とほぼ同じにしたが、磁気分離装置本体
15固有の圧力損失を基に任意に設定しても勿論よい。
【0033】さらに被処理水に凝集剤や磁性粉などを混
合することにより、磁性フロックを含む磁性凝集体を生
成して、この被処理水より磁性凝集体を分離回収するよ
うにしたが、被処理水中に存在する磁性粒子や重金属
を、磁気フィルタ16を使用して分離回収するようにし
てもよいと共に、磁気フィルタ16は、エレメント16
dを分割構造にして変換を容易にしたり、磁気フィルタ
16を複数設けて、分離効率を上げるようにしてもよ
く、磁気フィルタ16を複数段構造とした場合、下側の
磁気フィルタ16にはシール手段18を設けなくともよ
い。
合することにより、磁性フロックを含む磁性凝集体を生
成して、この被処理水より磁性凝集体を分離回収するよ
うにしたが、被処理水中に存在する磁性粒子や重金属
を、磁気フィルタ16を使用して分離回収するようにし
てもよいと共に、磁気フィルタ16は、エレメント16
dを分割構造にして変換を容易にしたり、磁気フィルタ
16を複数設けて、分離効率を上げるようにしてもよ
く、磁気フィルタ16を複数段構造とした場合、下側の
磁気フィルタ16にはシール手段18を設けなくともよ
い。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、磁性物質
や凝集剤を混合することにより磁性凝集体が生成された
被処理水を、本体容器内に回転自在に設けられた磁気フ
ィルタ内へ通過させて、磁気フィルタにより被処理水中
の磁性凝集体を吸着分離し、かつ磁気フィルタに吸着さ
れた磁性凝集体を、磁場発生手段の磁場発生領域外に設
置された洗浄手段により洗浄することにより、磁気フィ
ルタを再生すると共に、本体容器と磁気フィルタの間
に、流入路より本体容器内に流入した被処理水が洗浄手
段側へ漏洩したり、磁気フィルタを洗浄した洗浄水が流
入路側へ漏洩するのを防止するシール手段を設けたこと
から、流入路より本体容器内に流入した被処理水が磁気
フィルタを通過せずに洗浄手段側へ漏洩したり、磁気フ
ィルタを洗浄した洗浄水が流入路側へ漏洩することがな
いので、被処理水中の磁性凝集体を確実に分離、回収す
ることができる上、磁気フィルタを洗浄して汚染された
洗浄水が本体容器より排出されることがないので、環境
を汚染する心配もない。
や凝集剤を混合することにより磁性凝集体が生成された
被処理水を、本体容器内に回転自在に設けられた磁気フ
ィルタ内へ通過させて、磁気フィルタにより被処理水中
の磁性凝集体を吸着分離し、かつ磁気フィルタに吸着さ
れた磁性凝集体を、磁場発生手段の磁場発生領域外に設
置された洗浄手段により洗浄することにより、磁気フィ
ルタを再生すると共に、本体容器と磁気フィルタの間
に、流入路より本体容器内に流入した被処理水が洗浄手
段側へ漏洩したり、磁気フィルタを洗浄した洗浄水が流
入路側へ漏洩するのを防止するシール手段を設けたこと
から、流入路より本体容器内に流入した被処理水が磁気
フィルタを通過せずに洗浄手段側へ漏洩したり、磁気フ
ィルタを洗浄した洗浄水が流入路側へ漏洩することがな
いので、被処理水中の磁性凝集体を確実に分離、回収す
ることができる上、磁気フィルタを洗浄して汚染された
洗浄水が本体容器より排出されることがないので、環境
を汚染する心配もない。
【0035】また磁気フィルタを挟んで流入路と対向す
る位置に、上面が開口するヘッドタンクを設け、また磁
気フィルタ前後の圧力損失からシール手段の摩耗を検出
するシール摩耗検出手段を設けて、シール摩耗検出手段
がシール手段の摩耗を検出したら、ヘッドタンクよりシ
ール手段の摩耗部に被処理水を注入して、シール手段の
摩耗部を水シールするようにしたことから、長期間使用
している間にシール手段が摩耗しても、摩耗部が水シー
ルされてシール手段から被処理水が漏洩することがない
ので、長期間に亘って安定した連続運転が可能になると
共に、磁気フィルタにより磁性凝集体が除去された被処
理水を使用して水シールを行うため、水道水などを使用
して水シールを行う場合に比べて、磁気分離装置の運転
に必要な経費の削減が図れるようになる。
る位置に、上面が開口するヘッドタンクを設け、また磁
気フィルタ前後の圧力損失からシール手段の摩耗を検出
するシール摩耗検出手段を設けて、シール摩耗検出手段
がシール手段の摩耗を検出したら、ヘッドタンクよりシ
ール手段の摩耗部に被処理水を注入して、シール手段の
摩耗部を水シールするようにしたことから、長期間使用
している間にシール手段が摩耗しても、摩耗部が水シー
ルされてシール手段から被処理水が漏洩することがない
ので、長期間に亘って安定した連続運転が可能になると
共に、磁気フィルタにより磁性凝集体が除去された被処
理水を使用して水シールを行うため、水道水などを使用
して水シールを行う場合に比べて、磁気分離装置の運転
に必要な経費の削減が図れるようになる。
【0036】さらにシール摩耗検出手段を、本体容器に
接続されたマノメータと、マノメータの水位を検出する
水位計と、水位計が検出した水位により制御されて、ヘ
ッドタンク内の被処理水をマノメータへ送水するシール
用送水手段より構成したことから、摩耗したシール手段
からの漏水が確実に検出できる上、マノメータ内の被処
理水をシール手段の摩耗部へ送り続けても、マノメータ
内の水位をほぼ基準水位に維持することができると共
に、シール手段をリップ構造に形成し、かつリップ部を
本体容器及び磁気フィルタにそれぞれ摺接させたことか
ら、本体容器及び磁気フィルタとシール手段の摺動摩擦
が減少するため、小型の回転駆動源により磁気フィルタ
の駆動が可能となり、これによって消費電力の削減と、
磁気分離装置のコストダウンが図れるようになる。
接続されたマノメータと、マノメータの水位を検出する
水位計と、水位計が検出した水位により制御されて、ヘ
ッドタンク内の被処理水をマノメータへ送水するシール
用送水手段より構成したことから、摩耗したシール手段
からの漏水が確実に検出できる上、マノメータ内の被処
理水をシール手段の摩耗部へ送り続けても、マノメータ
内の水位をほぼ基準水位に維持することができると共
に、シール手段をリップ構造に形成し、かつリップ部を
本体容器及び磁気フィルタにそれぞれ摺接させたことか
ら、本体容器及び磁気フィルタとシール手段の摺動摩擦
が減少するため、小型の回転駆動源により磁気フィルタ
の駆動が可能となり、これによって消費電力の削減と、
磁気分離装置のコストダウンが図れるようになる。
【0037】しかもフィルタ洗浄手段の下方に、前記磁
気フィルタを洗浄した洗浄水を回収する汚泥回収手段を
設けたことから、フィルタ洗浄手段により磁気フィルタ
から分離回収した磁性凝集体を汚泥回収手段へ回収して
処理することができるため、磁性凝集体の処理が磁気分
離装置の運転を停止せずに容易に行えるよいになる。
気フィルタを洗浄した洗浄水を回収する汚泥回収手段を
設けたことから、フィルタ洗浄手段により磁気フィルタ
から分離回収した磁性凝集体を汚泥回収手段へ回収して
処理することができるため、磁性凝集体の処理が磁気分
離装置の運転を停止せずに容易に行えるよいになる。
【図1】本発明の実施の形態になる磁気分離装置を使用
した水処理装置の構成図である。
した水処理装置の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態になる磁気分離装置の構成
図である。
図である。
【図3】本発明の実施の形態になる磁気分離装置に使用
した磁気フィルタの斜視図である。
した磁気フィルタの斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態になる磁気分離装置の変形
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
15a 本体容器
16 磁気フィルタ
18 シール手段
18a リップ部
20 ヘッドタンク
22 シール摩耗検出手段
22b マノメータ
22c 水位計
22d シール用送水手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B03C 1/032 B01D 29/38 510A
C02F 1/48 520A
35/06 M
(72)発明者 佐野 理志
茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日
立製作所機械研究所内
Fターム(参考) 4D061 DA02 DB11 EA19 EA20 EC01
EC05 EC11 EC14 ED10 ED20
FA14
4D064 AA40 DC00 DC05 DD14
Claims (5)
- 【請求項1】 磁性物質や凝集剤を混合することにより
磁性凝集体が生成された被処理水を、磁場発生手段によ
り磁場の形成された流入路より本体容器内へ流入させ、
かつ前記本体容器内に回転自在に設けられた磁気フィル
タ内へ前記被処理水を通過させて、前記磁気フィルタに
より被処理水中の磁性凝集体を吸着分離すると共に、前
記磁気フィルタに吸着された磁性凝集体を、前記磁場発
生手段の磁場発生領域外に設置された洗浄手段により洗
浄することにより、前記磁気フィルタを再生する磁気分
離装置であって、前記本体容器と前記磁気フィルタの間
に、前記流入路より前記本体容器内に流入した被処理水
が前記洗浄手段側へ漏洩したり、前記磁気フィルタを洗
浄した洗浄水が前記流入路側へ漏洩するのを防止するシ
ール手段を設けたことを特徴とする磁気分離装置。 - 【請求項2】 前記磁気フィルタを挟んで前記流入路と
対向する位置に、上面が開口するヘッドタンクを設け、
また前記磁気フィルタ前後の圧力損失から前記シール手
段の摩耗を検出するシール摩耗検出手段を設けて、前記
シール摩耗検出手段が前記シール手段の摩耗を検出した
ら、前記ヘッドタンクよりシール手段の摩耗部に被処理
水を注入して、前記シール手段の摩耗部を水シールして
なる請求項1に記載の磁気分離装置。 - 【請求項3】 前記シール摩耗検出手段を、前記本体容
器に接続されたマノメータと、前記マノメータの水位を
検出する水位計と、前記水位計が検出した水位により制
御されて、前記ヘッドタンク内の被処理水をマノメータ
へ送水するシール用送水手段より構成してなる請求項2
に記載の磁気分離装置。 - 【請求項4】 前記シール手段をリップ構造に形成し、
かつリップ部を前記本体容器及び前記磁気フィルタにそ
れぞれ摺接させてなる請求項1ないし3の何れか1項に
記載の磁気分離装置。 - 【請求項5】 前記フィルタ洗浄手段の下方に、前記磁
気フィルタを洗浄した洗浄水を回収する汚泥回収手段を
設けてなる請求項1ないし4の何れか1項に記載の磁気
分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001207616A JP2003019409A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 磁気分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001207616A JP2003019409A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 磁気分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003019409A true JP2003019409A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19043571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001207616A Pending JP2003019409A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 磁気分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003019409A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190096550A (ko) * | 2018-02-09 | 2019-08-20 | 광운대학교 산학협력단 | 자성 그래핀 산화물을 이용한 자기 분리 장치 및 방법 |
| CN120172591A (zh) * | 2025-04-17 | 2025-06-20 | 江苏建霖环保科技有限公司 | 一种基于磁吸附的焦化废水处理装置 |
| EP4717361A3 (en) * | 2024-09-25 | 2026-04-15 | Samsung SDI Co., Ltd | Iron removal device |
-
2001
- 2001-07-09 JP JP2001207616A patent/JP2003019409A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190096550A (ko) * | 2018-02-09 | 2019-08-20 | 광운대학교 산학협력단 | 자성 그래핀 산화물을 이용한 자기 분리 장치 및 방법 |
| KR102062141B1 (ko) * | 2018-02-09 | 2020-01-03 | 광운대학교 산학협력단 | 자성 그래핀 산화물을 이용한 자기 분리 장치 및 방법 |
| EP4717361A3 (en) * | 2024-09-25 | 2026-04-15 | Samsung SDI Co., Ltd | Iron removal device |
| CN120172591A (zh) * | 2025-04-17 | 2025-06-20 | 江苏建霖环保科技有限公司 | 一种基于磁吸附的焦化废水处理装置 |
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