JP2003019391A - 洗浄方法及びその装置 - Google Patents

洗浄方法及びその装置

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JP2003019391A
JP2003019391A JP2001207475A JP2001207475A JP2003019391A JP 2003019391 A JP2003019391 A JP 2003019391A JP 2001207475 A JP2001207475 A JP 2001207475A JP 2001207475 A JP2001207475 A JP 2001207475A JP 2003019391 A JP2003019391 A JP 2003019391A
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ionized water
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acidic
rinsing
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JP2001207475A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Yamaji
信幸 山地
Hiroshi Yamakawa
博 山河
Kyozo Onishi
恭三 大西
Hiroyasu Murata
裕康 村田
Hitoshi Sakai
仁志 酒井
Yuichi Kawane
勇一 川根
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Asahi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Asahi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境及び公害問題を低減し、帯電を解除す
る。 【解決手段】 洗濯槽2aと、アルカリイオン水及び酸
性イオン水を生成するイオン水生成器4とを備え、被洗
浄物を洗濯槽2aに収容し、洗濯槽2aに供給したアル
カリイオン水により洗浄し、この洗浄後、上記被洗浄物
を脱水し、脱水後の被洗浄物に酸性イオン水を供給し
て、濯ぐとともに、除菌及び帯電解除を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄方法に関し、
特にアルカリイオン水と酸性イオン水のようなイオン水
を用いて洗浄を行うものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄装置としては、例えば衣類を洗浄す
る洗濯機が知られている。衣類の洗濯にはドライクリー
ニング溶剤を使用するドライクリーニングと、洗剤を使
用する水洗いとが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドライクリー
ニングでは、ドライクリーニング溶剤である石油系溶剤
の乾燥不良による皮膚障害が発生する可能性があり、水
洗いに移行しつつある。しかし、水洗いでは、水を大量
に使用する上に、洗剤も多く使用するので、洗剤中の成
分が環境問題や公害問題を引き起こす可能性がある。水
洗いは、衣類の洗濯以外にも、食器の洗濯等にも使用さ
れており、同様な問題が洗濯以外にも生じている。ま
た、洗濯時には衣類が帯電し、これを着る際に放電が起
こり、着用者が驚かされる問題があった。
【0004】本発明は、環境及び公害問題を低減し、ま
た帯電を解除する洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様の洗浄方
法は、被洗浄物をアルカリイオン水により洗浄し、この
洗浄後脱水し、脱水後の被洗浄物を酸性イオン水によっ
て濯ぐとともに、除菌及び帯電解除を行う。
【0006】本発明の他の態様の洗浄方法は、洗濯槽
と、アルカリイオン水及び酸性イオン水を生成するイオ
ン水生成器とを備えている。被洗浄物を前記洗濯槽に収
容し、上記洗濯槽に供給した上記アルカリイオン水によ
り洗浄し、この洗浄後上記被洗浄物を脱水し、脱水後の
被洗浄物に上記酸性イオン水を供給して、濯ぐととも
に、除菌及び帯電解除を行う。
【0007】これら両態様では、アルカリイオン水によ
って洗浄を行った後、酸性イオン水によって除菌し、さ
らにアルカリイオン水に正に帯電している被洗浄物を酸
性イオン水によって耐電解除を行っている。このような
洗浄では、多くの洗剤を使用する必要がなく、環境問題
や公害問題を生じることがない。
【0008】上記酸性イオン水は、次亜塩素酸とH
含むものとできる。上記濯ぎ水をpH7.5以下にする
ことができる。このようにpHを選択すると、次亜塩素
酸イオンよりも次亜塩素酸の濃度が高く、除菌効果が高
くなる。
【0009】洗浄後の残水率を約45乃至約180%と
することができる。残水率を45%よりも小さくする
と、長時間脱水のため、脱水コストが高くなり、180
%よりも大きくすると、色落ちが生じやすい。このた
め、上記の範囲の残水率が選択されている。上記アルカ
リイオン水をpH10以上とし、上記濯ぎ水をpH7.
5以下にできる。このようにpHを選択すると、次亜塩
素酸イオンよりも次亜塩素酸の濃度が高く、除菌効果が
高くなる。濯ぎ時に上記濯ぎ水中の次亜塩素酸水が20
%以上にできる。これによって、濯ぎ水のpHが約5.
5に調整され、次亜塩素酸の濃度が高く、除菌効果が大
きくなる。
【0010】アルカリイオン水による洗浄後の排水と、
酸性イオン水による濯ぎ後の排水をバッファタンクに混
合させることができる。このように混合することによっ
て両イオン水が中和され、これを排出しても、環境に悪
影響を与えることがない。
【0011】上記バッファタンク内における混合水を精
製し、この精製水に基づいて上記アルカリ水及び前記イ
オン水を生成することができる。これによって、アルカ
リイオン水及び酸性イオン水が循環し、クローズドシス
テムを構成でき、排水することができないような場所で
の使用に適している。
【0012】上記酸性イオン水を蓄える酸性イオン水タ
ンクに発生する塩素ガスをバッファタンクに回収するこ
とができる。このように構成すると、塩素ガスによる酸
性イオン水タンクの腐食を防止することができる。
【0013】本発明による別の態様の洗浄方法は、洗濯
槽と、次亜水を生成する次亜水生成器とを備え、被洗浄
物を上記次亜水により洗浄し、この洗浄後脱水し、脱水
後の被洗浄物を濯ぎ水により濯ぐことによって、除菌及
び帯電解除を行う。上記濯ぎ水に酸性イオン水を使用す
ることができる。
【0014】本発明による洗浄装置は、少なくとも1種
類のイオン水を生成するイオン水生成手段と、上記イオ
ン水が供給されて、被洗浄物を洗浄する洗浄手段と、上
記イオン水生成手段と、上記洗浄手段との間に配置さ
れ、上記イオン水を加熱して上記洗浄手段に供給する第
1加熱手段と、上記洗浄手段に設けられ、上記洗浄手段
内の上記イオン水を加熱する第2加熱手段とを、具備し
ている。
【0015】このように構成された洗浄装置では、洗濯
槽に供給されるイオン水が加熱されており、更に、洗濯
槽も加熱されているので、少なくとも洗浄効果を高める
ことができる。
【0016】イオン水生成手段は、上記イオン水とし
て、アルカリイオン水と酸性イオン水とを生成するもの
とできる。この場合、イオン水生成手段は、さらに、上
記アルカリイオン水の貯留手段と、上記酸性イオン水の
貯留手段とを、備えている。上記アルカリイオン水及び
酸性イオン水の貯留手段と、第1加熱手段との間に選択
供給手段が設けられ、上記アルカリイオン水及び酸性イ
オン水のうち、選択された一方を第1加熱手段に供給す
る。
【0017】このように構成すると、洗浄と濯ぎに使用
するイオン水が加熱されて、洗濯槽に供給されるので、
洗浄と濯ぎが効率的に行われる。更に、洗浄水と濯ぎ水
との加熱は、共通の第1の加熱手段によって行われるの
で、構成を簡略化することができる。
【0018】第1加熱手段には、上記イオン水以外の液
体が供給可能とすることができる。この場合、第2加熱
手段は、第1加熱手段によって加熱された上記液体を上
記洗浄手段の周囲に供給する。このように構成すると、
第2加熱手段が、加熱源として第1加熱手段を使用して
いるので、第2加熱手段の構成を簡略化することができ
る。
【0019】洗浄手段から排水されたアルカリイオン水
と酸性イオン水との混合水を精製し、この精製した混合
水をイオン水生成手段に返して、クローズドシステムを
構成することができる。これにより、原子力発電所内の
作業者の衣類の洗濯に好都合である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の洗浄方法の実施形態の洗
浄装置は、図1に示すように、洗浄手段、例えば洗濯機
2を有している。この洗濯機2は、被洗浄物、例えば衣
類やリネン等の洗濯物を洗浄するもので、洗濯槽2aを
有し、この洗濯槽2a内に、洗濯物を収容するかご2c
を有している。この洗濯槽2aには、洗濯物を洗浄する
ために洗浄液2bが供給される。洗濯後は洗浄液2bが
排出用バルブ82を介してバッファタンク78に回収さ
れる。洗濯槽2aとバルブ82との間に設けられた80
はフィルタで粗いゴミを回収する。
【0021】この洗浄装置は、さらにイオン水生成器4
と次亜水生成器6をもっている。イオン水生成器4は内
部に隔膜4cを有し、食塩水タンク18から供給される
食塩水を電気分解してプラス電極4a側に約pH2.7
の次亜塩素酸HOClの酸性イオン水8aを生成し、マ
イナス電極4b側に約pH10.5のアルカリイオン水
を生成する。酸性イオン水8aとアルカリイオン水10
aはそれぞれイオン水通路22a、22b及び逆止弁2
6a、26bを介して酸性イオン水タンク8とアルカリ
イオン水タンク10に供給される。なお、14、16は
食塩水の供給制御用の開閉バルブである。
【0022】ここで、酸性イオン水タンク8内ではHO
Cl+H+Clが生成され、アルカリイオン水タン
ク10にはNa+OHが生成されている。
【0023】酸性イオン水タンク8とアルカリイオン水
タンク10には、それぞれ酸性イオン水8aとアルカリ
イオン水10aの液面レベルを検出する液面計8b、8
c及び10b、10c、pH値を表示するpH計8d、
10dが設けられている。なお、液面計8b、10bは
液面の最低液面を検出し、この液面より低下しないよう
にする最低液面計で、液面計8c、10cはこの液面よ
り高くならないようにする最高液面計である。
【0024】次亜水生成器6は内部に隔膜をもっておら
ず、食塩水タンク18から供給される食塩水を電気分解
し、電解槽に次亜水(次亜塩素酸ナトリウム水)を生成
し、イオン水通路24及び逆止弁28を介して次亜水タ
ンク12に供給する。
【0025】次亜水タンク12にも、次亜水12aの液
面レベルを検出する液面計12b、12cとpH値を表
示するpH計12dが設けられている。なお、液面計1
2bは、液面の最低液面を検出しこの液面より低下しな
いようにする最低液面計で、液面計12cはこの液面よ
り高くならないようにする最高液面計である。
【0026】酸性イオン水タンク8の酸性イオン水8
a、アルカリイオン水タンク10のアルカリイオン水1
0a及び次亜水タンク12の次亜水12aのうちいずれ
かは、ポンプ48によりそれぞれ取り出し口34、36
または38、開閉バルブ40、42または44を介して
取り出される。ポンプ48、開閉バルブ40、42、4
4が選択供給手段として機能する。
【0027】取り出された酸性イオン水、アルカリイオ
ン水または次亜水は、第1の加熱手段、例えば熱交換器
54により加熱され、開閉バルブ58を介して洗濯槽2
aに供給される。洗濯時、洗濯槽2aには洗剤保管部6
6の洗剤が開かれた開閉バルブ68を介して若干量供給
され、洗浄効果を高める。なお、洗濯槽2aの中に設け
られた2dはパイプで、洗濯時、洗浄効果を高めるため
に洗浄液の温度が低下するのを防止するように、開閉バ
ルブ50、熱交換機54で加熱された市水(水道水)が
開閉バルブ60を介して供給され、加熱後は外部に排出
される。これらパイプ2dが第2の加熱手段として機能
する。なお、加熱後にバッファタンク78に回収して、
その後外部に排出してもよい。また、2e及び2fは洗
浄液のpH値と液温を看視するpH計と温度計である。
【0028】酸性イオン水タンク8内では次亜塩素酸H
OClとH+Clが生成されているが、内圧が高
く、pHが5以下のときには、徐々にHOCl + H
+ Cl → Cl + HOに変化して塩
素ガスが増加していく。このためこの塩素ガスによるタ
ンク、通路の腐食を防止するために、ポンプ78aによ
り酸性イオン水タンク8内の塩素ガスを、耐塩素ガス性
を有する例えばテフロン(登録商標)製の塩素取り出し
通路70を介してバッファタンク78に回収して混合し
ている。
【0029】ポンプ84によりバッファタンク78の洗
濯排水を吸い上げ、フィルタ86、中空糸フィルタ88
により精製し、軟水器92を介して食塩水タンク18に
返してもよい。なお90、94は逆止弁であり、96は
市水用の止水弁である。
【0030】64は開閉バルブで、開くと軟水器92の
出力の水が、洗濯槽2aに供給され、洗濯後の濯ぎに使
用される。また、72、74、76も開閉バルブで、そ
れぞれ酸性イオン水タンク8内の酸性イオン水8a、ア
ルカリイオン水タンク10内のアルカリイオン水10
a、次亜水タンク12内の次亜水12aを排出通路77
を介してバッファタンク78に排出して、それぞれのタ
ンク8、10、12を清掃する場合に開かれる。98は
バッファタンク78内の洗濯排水を排水する場合に使用
する開閉バルブである。
【0031】つぎに、アルカリイオン水と酸性イオン水
を用いた洗浄方法の動作について図2を参照して、説明
する。まず、洗濯機2のかご2cに被洗浄物を収容す
る。つぎに、バルブ42、58を開き、ポンプ48を動
作させ、アルカリイオン水タンク10のアルカリイオン
水10aを取り出し、熱交換器54で加熱し、バルブ5
8を介して洗濯槽2aに供給する(ステップS2)。所
定量供給後、ポンプ48を停止させ、バルブ42、58
を閉じる。このとき、洗剤保管部66の洗剤を少量供給
する。そして、かご2cを回転させ被洗浄物をpH10
以上、例えばpH10.5のアルカリイオン水による洗
浄を開始する(ステップS4)。
【0032】洗浄後、バルブ82を開き、洗浄液2bを
フィルタ80、バルブ82を介してバッファタンク78
に排出する(ステップS6)。洗浄液を排出後、かご2
cを高速回転させ、残水率45〜180%の脱水を行
う。ここで、残水率は、(脱水後の被洗浄物の質量−乾
燥後の質量)/乾燥後の質量で示される。残水率が45
%よりも小さい場合、長時間脱水する必要があり、18
0%よりも大きい場合、色落ちが生じやすくなる。従っ
て、安価で、色落ちしないように上記の範囲に選択して
ある。
【0033】脱水後、バルブ40、58を開き、ポンプ
48を動作させ、酸性イオン水タンク8の酸性イオン水
8aを取り出し、熱交換器54で加熱し、バルブ58を
介して洗濯槽2aに供給する(ステップS8)。このと
き、被洗浄物にはアルカリイオン水が残存しており、上
述したようにpH2.7の酸性イオン水8aを所定量供
給して、濯ぎ水をpH7.5以下にする。酸性イオン水
8aを所定量供給後、ポンプ48を停止させ、バルブ4
0、58を閉じ、かご2cを回転させ被洗浄物の濯ぎを
開始する(ステップS10)。濯ぎ水はpH7.5以下
で、このpH7.5以下の濯ぎ水では図4に示すように
次亜塩素酸イオンOClとの有効塩素存在百分率の次
亜塩素酸HOClの濃度が高く、除菌効果が大きい。さ
らに、アルカリイオン水によって洗浄することによりマ
イナスに帯電していた被洗浄物は、酸性イオン水のH
のプラスイオンにより帯電解除される。
【0034】濯ぎ後バルブ82を開き、濯ぎ液をフィル
タ80、バルブ80を介してバッファタンク78に排出
する。濯ぎ液を排出後、かご2cを高速回転させ脱水を
行う(ステップS12)。
【0035】脱水後、バルブ50、58を開き、軟水器
92で軟水化された市水、又はバッファタンク78から
再生された水が、熱交換器54で加熱され、バルブ58
を介して洗濯槽2aに供給される(ステップS14)。
所定量供給後バルブ50、58を閉じ、かご2cを回転
させ濯ぎを開始する(ステップS16)。市水による濯
ぎ後バルブ82を開き、濯ぎ液をフィルタ80、バルブ
82を介してバッファタンク78に排出する。濯き液を
排出後、かご2cを高速回転させ脱水を行う。その後乾
燥を行う。この濯ぎ工程でバルブ50を開く代わりにバ
ルブ64を開き、加熱されない水で濯いでも良い。
【0036】上記バッファタンク78にはアルカリイオ
ン水と酸性イオン水が混合され、放流される。
【0037】つぎに、隔膜を用いないで生成した次亜水
を用いた洗浄の場合を、図4を参照して説明する。次亜
水はアルカリ水でpHが8程度で弱アルカリ性となって
いる。洗濯機2のかご2cに被洗浄物を収容し、バルブ
44、58を開き、ポンプ48を動作させ、次亜水タン
ク12の次亜水12aを取り出し、熱交換器54で加熱
し、バルブ58を介して洗濯槽2aに供給する(ステッ
プS20)。所定量供給後、ポンプ48を停止させ、バ
ルブ44、58を閉じる。このとき、洗剤保管部66の
洗剤を少量供給する。そして、かご2cを回転させ被洗
浄物を次亜水で洗浄を開始する(ステップS22)。次
亜水は殺菌性を有しており、被洗浄物の除菌が行われ
る。
【0038】洗浄後バルブ82を開き、洗浄液2bをフ
ィルタ80、バルブ82を介してバッファタンク78に
排出する。洗浄液を排出後、かご2cを高速回転させ残
水率45〜180%の脱水を行う(ステップS24)。
【0039】脱水後、開閉バルブ50、58を開き、水
道水を熱交換器54に供給し、熱交換器54で加熱し、
バルブ58を介して洗濯槽2aに供給する(ステップS
26)。水道水を所定量供給後停止させ、バルブ50、
58を閉じ、かご2cを回転させ被洗浄物の濯ぎを開始
する(ステップS28)。なお、この濯ぎに、酸性イオ
ン水を用いることができる。この場合、次亜塩素酸HO
Clの濃度が高く、除菌効果が大きい。また、アルカリ
イオン水の洗浄によりマイナスに帯電していた被洗浄物
は、酸性イオン水のHのプラスイオンにより帯電解除
される。
【0040】濯ぎ後バルブ82を開き、濯ぎ液をフィル
タ80、バルブ82を介してバッファタンク78に排出
する。すすぎ液を排出後、かご2cを高速回転させ脱水
を行う(ステップS30)。
【0041】脱水後、バルブ50、58を開き、軟水器
92で軟水化された市水、又はバッファタンクから再生
された水は、熱交換器54で加熱され、バルブ58を介
して洗濯槽2aに供給される(ステップS32)。所定
量供給後、バルブ50、58を閉じ、かご2cを回転さ
せ濯ぎを開始する(ステップS34)。市水による濯ぎ
後バルブ82を開き、濯ぎ液をフィルタ80、バルブ8
2を介してバッファタンク78に排出する(ステップS
36)。濯ぎ液を排出後、かご2cを高速回転させ脱水
を行う。その後乾燥を行う(ステップS38)。
【0042】なお、いずれの場合でも、アルカリイオン
水による洗浄後の酸性イオン水による濯ぎ時において、
被洗浄物にはアルカリイオン水が残存しており、酸性イ
オン水8aがアルカリイオン水より20%以上多く含ま
れることが必要である。これによって、図5に示すよう
に酸性イオン水である次亜塩素酸とアルカリイオン水と
を混合したときのpHを5.5程度に調整され、図4に
示すように次亜塩素酸HOClの濃度が高くなる。これ
により、除菌効果が大きく、さらに、アルカリイオン水
の洗浄によりマイナスに帯電していた被洗浄物を酸性イ
オン水のH解除を行うことができる。
【0043】また、上記の実施形態では隔膜を用いたイ
オン水生成器4と、隔膜を用いない次亜水生成器6とを
併設させているが単独であっても良い。上記の実施の形
態では、被洗浄物として衣類を用いたが、これに限った
ものではなく、リネン、食器等の洗浄にも使用できる。
【0044】また、ポンプ84によりバッファタンク7
8の洗濯排水を吸い上げ、フィルタ86、中空糸フィル
タ88により精製し、軟水器92を介して食塩水タンク
18に返してクローズドシステムを採用することによ
り、排水できない用途、例えば、原子力発電所内作業者
の作業着の洗濯に好都合である。この場合、洗剤保管部
66からの洗剤の供給は行わないのが良い。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明による洗浄方法及び
装置によれば、公害問題や環境問題が生じることなく、
被洗浄物の効率的な洗浄を行える上に、効率的な除菌が
行える上に、帯電を解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すシステム概略図であ
る。
【図2】図1のシステムの第1のプロセス図である
【図3】図1のシステムの第2のプロセス図である。
【図4】有効塩素存在特性図である。
【図5】酸性イオン水とアルカリイオン水との比率とp
Hとの特性図である。
【符号の説明】
2 洗濯機 2a 洗濯槽 2b 洗浄液 2c かご 2d パイプ(第2の加熱手段) 4 イオン水生成器 6 次亜水生成器 8 酸性イオン水タンク 10 アルカリイオン水タンク 10a アルカリイオン水 12 次亜水タンク 12a 次亜水 14、16 バルブ 18 食塩水タンク 22a、22b イオン水通路 54 熱交換機(第1の加熱手段) 70 塩素取り出し通路 78 バッファタンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月2日(2001.8.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山河 博 大阪府大阪市東淀川区西淡路3丁目1番56 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 大西 恭三 大阪府大阪市東淀川区西淡路3丁目1番56 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 村田 裕康 大阪府大阪市東淀川区西淡路3丁目1番56 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 酒井 仁志 兵庫県尼崎市西長洲町1丁目3番1号 株 式会社アサヒ製作所尼崎工場内 (72)発明者 川根 勇一 兵庫県尼崎市西長洲町1丁目3番1号 株 式会社アサヒ製作所尼崎工場内 Fターム(参考) 3B155 AA15 AA17 GA00 MA03 MA05 MA06 4D061 DA03 DB07 DB08 DB09 EA02 EB02 EB04 EB12 EB14 EB19 EB37 EB38 ED13 FA09 FA11 GA18 GA22 GB22

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物をアルカリイオン水により洗浄
    し、この洗浄後脱水し、脱水後の被洗浄物を酸性イオン
    水によって濯ぐことによって、除菌及び帯電解除を行う
    洗浄方法。
  2. 【請求項2】 洗濯槽と、アルカリイオン水及び酸性イ
    オン水を生成するイオン水生成器とを備え、被洗浄物を
    前記洗濯槽に収容し、上記洗濯槽に供給した上記アルカ
    リイオン水により洗浄し、この洗浄後上記被洗浄物を脱
    水し、脱水後の被洗浄物に上記酸性イオン水を供給し
    て、濯ぐことによって、除菌及び帯電解除を行う洗浄方
    法。
  3. 【請求項3】 上記酸性イオン水に、次亜塩素酸とH
    を含む請求項2記載の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 上記濯ぎ水がpH7.5以下である請求
    項2記載の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 上記アルカリイオン水がpH10以上
    で、上記濯ぎ粋がpH7.5以下である請求項2記載の
    洗浄方法。
  6. 【請求項6】 上記脱水後の残水率が50乃至150%
    である請求項2記載の洗浄方法。
  7. 【請求項7】 濯ぎ時に上記濯ぎ水中の次亜塩素酸水が
    20%以上である請求項2記載の洗浄方法。
  8. 【請求項8】 アルカリイオン水による洗浄後の排水
    と、酸性イオン水による濯ぎ後の排水をバッファタンク
    で混合させる請求項2記載の洗浄方法。
  9. 【請求項9】 上記バッファタンク内における混合水を
    精製し、この精製水に基づいて上記アルカリ水及び前記
    イオン水を生成する請求項8記載の洗浄方法。
  10. 【請求項10】 上記酸性イオン水を蓄える酸性イオン
    水タンクに発生する塩素ガスをバッファタンクに回収す
    る請求項2記載の洗浄方法。
  11. 【請求項11】 洗濯槽と、次亜水を生成する次亜水生
    成器とを備え、被洗浄物を上記次亜水により洗浄し、こ
    の洗浄後脱水し、脱水後の被洗浄物を濯ぎ水により濯ぐ
    ことによって、除菌及び帯電解除を行う洗浄方法。
  12. 【請求項12】 上記濯ぎ水に酸性イオン水を使用する
    請求項11記載の洗浄方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも1種類のイオン水を生成す
    るイオン水生成手段と、 上記イオン水が供給されて、被洗浄物を洗浄する洗浄手
    段と、 上記イオン水生成手段と、上記洗浄手段との間に配置さ
    れ、上記イオン水を加熱して上記洗浄手段に供給する第
    1加熱手段と、 上記洗浄手段に設けられ、上記洗浄手段内の上記イオン
    水を加熱する第2加熱手段とを、具備する洗浄装置。
  14. 【請求項14】 上記イオン水生成手段は、上記イオン
    水として、アルカリイオン水と酸性イオン水とを生成
    し、上記アルカリイオン水の貯留手段と、上記酸性イオ
    ン水の貯留手段とを、備え、 上記アルカリイオン水及び酸性イオン水の貯留手段と、
    第1加熱手段との間に設けられ、上記アルカリイオン水
    及び酸性イオン水のうち、選択された一方を第1加熱手
    段に供給する選択供給手段が設けられている請求項13
    記載の洗浄装置。
  15. 【請求項15】 上記洗浄手段から排水されたアルカリ
    イオン水と酸性イオン水の混合水を精製し、上記精製さ
    れた混合水を上記イオン水生成手段に返して、クローズ
    ドシステムを構成し、原子力発電所内で使用する衣類を
    洗浄する請求項14記載の洗浄装置。
  16. 【請求項16】 第1加熱手段には、上記イオン水以外
    の液体が供給され、第2加熱手段は、第1加熱手段によ
    って加熱された上記液体を上記洗浄手段の周囲に供給す
    る請求項13記載の洗浄装置。
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