JP2003019177A - 超音波及び遠赤外線を用いた美容器 - Google Patents

超音波及び遠赤外線を用いた美容器

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JP2003019177A
JP2003019177A JP2001206233A JP2001206233A JP2003019177A JP 2003019177 A JP2003019177 A JP 2003019177A JP 2001206233 A JP2001206233 A JP 2001206233A JP 2001206233 A JP2001206233 A JP 2001206233A JP 2003019177 A JP2003019177 A JP 2003019177A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この美容器は,超音波と遠赤外線とを酸化チ
タン製ヘッドを通じて同時に発生させることができ,し
かも身体に対して適正な超音波と遠赤外線を発生させる
ことができる。 【解決手段】 この美容器は,酸化チタン製ヘッド2が
取り付けられたケーシング1内に基板7が配置され,基
板7には超音波を発生させる発振回路3,遠赤外線を発
生させる制御回路4,スイッチの断接によって付勢する
スイッチ回路5,スイッチ回路5を通じて発振回路3と
制御回路4に電流を流すための電源部6,及び発振回路
3で発生する超音波と制御回路4で発生する遠赤外線を
制御するコントローラ10から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,身体に対する美
容のために適正な超音波及び遠赤外線を発生させること
ができる超音波及び遠赤外線を用いた美容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,顔部,肩部,腰部,手足部,腹部
等の身体に対する美容のための美容器は,種々のタイプ
が知られている。超音波を用いる美容器としては,例え
ば,金属ヘッドを通じて超音波を発生させるため,金属
ヘッドの裏面に電気信号を機械振動に変換させるトラン
スデューサとしてのセラミック振動子を固着した構造が
必要になる。また,遠赤外線を用いる美容器としては,
例えば,金属ヘッドを通じて遠赤外線を発生させるた
め,金属ヘッドの裏面に発熱体を取り付けた構造が必要
になる。
【0003】従来,発熱シートとして,例えば,特開平
11−299817号公報や特開平11−299818
号公報に開示されたものが知られている。該公報に開示
された美顔用発熱シートは,顔面との適度の粘着性を有
し,顔面に貼着することによって,顔面に密着して密封
効果と発熱シートによる温熱効果の相乗作用によって顔
面の汚れや老廃物が除去され,適用部位を清潔にした
り,美顔用化粧用材を効率良く吸収させ,皮膚を健やか
にして美肌に保つと共に,粘着層に水分が含有されてい
ると,その水分が加温されてモイスチャー効果が高まる
ものである。該発熱シートは,粘着性発熱シートが空気
の存在によって発熱するシートと,その片面における全
面或いは一部に積層された粘着層とを有し,通気性を有
する偏平状包材とこの包材内に封入されたペースト状の
発熱組成物とから構成されている。
【0004】また,特開平11−123226号公報に
は,純チタン鋼を用いたエステティック用プローブが開
示されている。該エステティック用プローブは,主材料
として純チタンを用い,バイオウエーブプローブヘッド
を使う事により,皮膚細胞内の表皮及び真皮層内にある
結合織と呼ばれる部分の新陳代謝活性化を促し,全身の
美顔,美肌,美白,抗アレルギー効果などの総合美容効
果を促進しようとするものである。該エステティック用
プローブは,プローブヘッドとセラミック振動子を組み
立ててプローブ本体とし,リード線を介してサイン波振
動を提供する事により,内蔵されたセラミック振動子が
振動する。また,電気的出力によってセラミック振動子
は1メガヘルツと2メガヘルツの二種類の超音波振動を
発生させる。さらに,セラミック振動子の振動と電気的
出力によって微熱が発生し,プローブヘッドへの熱源が
求められ,プローブヘッド皮接面の温度を体温よりやや
高い,心地良い温度に保つ。
【0005】また,発熱体として,特開2000−26
0号公報に開示されたものが知られている。該発熱体
は,偏平状包材における基材と被覆材のうちその一方或
いは双方における発熱組成物との接触面側に通気層を積
層し,当該通気層の周縁側端面部から前記通気層を介し
て空気が流入するように構成してなり,この通気層の厚
さや素材を変化させることにより,前記包材の通気度や
透湿度の管理を大幅に軽減し,至極容易に温度管理が可
能であり,これによって,発熱体の発熱温度を高精度で
管理し得る上,通気層の坪量により簡単に規格幅を変更
できる包材の製造を可能にし,バラツキも少なく,低温
火傷の発生がなく,安全で廉価であり,更に,長時間に
わたって所定の温度を持続できるものである。該発熱体
は,空気の存在によって発熱する発熱組成物を,基材と
被覆材とからなる偏平状包材内に収納したものであり,
上記基材と被覆材のうちその一方或いは双方における発
熱組成物との接触面側に通気層を積層し,この通気層の
周縁側端面部から当該通気層を介して空気が内部に流入
するように構成したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
美顔器は,それぞれ一長一短あり,また,十分な遠赤外
線が発生していなかったり,或いは適正な超音波が発生
していないのが現状であり,特に,超音波と遠赤外線と
を兼ね備えたものが存在していないのが現状である。ま
た,従来の美顔器では,ヘッドにはステンレススチール
や純チタンのような金属材料が用いられており,遠赤外
線発生装置で発生した遠赤外線を更に活性化したり,或
いは超音波発生装置で発生した超音波を更に活性化した
りする作用を持たないのが現状である。
【0007】美容器について,例えば,超音波と遠赤外
線とを同時に発生させるため,超音波を発生させるセラ
ミック振動子に,遠赤外線が発生させる発熱体を重ねて
取り付けたとしても,一般的にはセラミックスは熱伝導
性が悪く,非効率的であり,遠赤外線が発生していない
のが通常であり,1つの金属ヘッドを通じて超音波と遠
赤外線とを共に発生させるには如何なる構造に構成すれ
ばよいかの課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の問題を解決することであり,金属ヘッドとして酸化チ
タン製プレートを用い,1つの酸化チタン製ヘッドを通
じて超音波と遠赤外線とを発生させ,酸化チタンを通じ
ての適正に発生した超音波によるマッサージ効果と適正
に発生した遠赤外線による温熱効果とを両方の相互作用
による相乗効果によって身体に対して活性化し,血液の
循環をスムースにして新陳代謝を良好にし,身体に対す
る安全性を考慮した美容に貢献することができる超音波
及び遠赤外線を用いた美容器を提供するとである。
【0009】この発明は,コンセント部とスイッチとが
設けらると共に表面を露出させた金属ヘッドが取り付け
られたケーシング,該ケーシング内に配置された基板,
該基板に設けられた超音波を発生させる発振回路,前記
基板に設けられた遠赤外線を発生させる制御回路,前記
発振回路と前記制御回路とを前記スイッチの断接によっ
て付勢するスイッチ回路,前記スイッチの断接に応答し
て前記スイッチ回路を通じて前記発振回路と前記制御回
路に電流を流すための電源部,及び前記電源部からの前
記電流を前記スイッチの断接によって前記スイッチ回路
を通じて前記発振回路で発生する前記超音波と前記制御
回路で発生する前記遠赤外線を制御するコントローラ,
から成る超音波及び遠赤外線を用いた美容器に関する。
【0010】この美容器は,前記コンセント部に接続し
て前記電源部に電力を供給するため電源に接続するAC
アダプタが設けられている。
【0011】前記金属ヘッドは,酸化チタン製プレート
によって作製されている。
【0012】この美容器は,前記金属ヘッドには,前記
発振回路からの電気信号によって前記超音波を発生させ
るトランスデューサーが取り付けられている。また,前
記トランスデューサーはセラミック振動子から構成され
ている。
【0013】この美容器は,前記発振回路には,前記ト
ランスデューサーへ供給する電流を調節するダーリント
ン増幅回路が組み込まれている。
【0014】前記電源部は平滑回路に構成されている。
前記平滑回路は,リプルフイルタを構成しているもので
ある。
【0015】この美容器は,前記金属ヘッドには熱伝達
体が取り付けられ,前記熱伝達体には前記制御回路から
の電気信号によって発熱する発熱素子と該発熱素子への
電流を断接するため温度上昇に応じて抵抗が増大して前
記発熱素子への前記電流を自己遮断制御するサーミスタ
とが取り付けられている。
【0016】前記熱伝達体はヒートシンクで構成され,
前記発熱素子はトランジスタから構成されている。
【0017】前記発振回路からの電気信号によって前記
超音波を発生させるトランスデューサーは,前記金属ヘ
ッドの裏面の中央部に固着されている。また,前記制御
回路からの電気信号によって発熱する発熱素子と前記発
熱素子への電流を制御するサーミスタとが取り付けられ
た熱伝達体は,前記金属ヘッド側の中央部を凹部に形成
した環状部を備え,前記環状部が前記金属ヘッドの裏面
の外周部に固着され,前記凹部に対応し且つ前記環状部
から隔置した領域に前記トランスデューサーが位置設定
されている。
【0018】この美容器は,前記発振回路と前記制御回
路に電流を供給する前記電源部には,予め決められた所
定時間が経過すると安全のため前記電源を遮断するタイ
マが組み込まれている。
【0019】この美容器では,前記スイッチ回路を付勢
するための前記スイッチは,前記超音波と前記遠赤外線
とを強,中及び弱の3段階にそれぞれ発生させる切換ス
イッチ,前記発振回路を断接させる超音波スイッチ,及
び前記制御回路を断接させる遠赤外線スイッチから構成
され,前記切換スイッチ,前記超音波スイッチ及び前記
遠赤外線スイッチは前記遠赤外線及び/又は前記超音
波,或いはそれらの強弱の程度に応じて選択的にオン,
オフされるように構成されている。更に,前記切換スイ
ッチは,前記電源部から前記発振回路と前記制御回路へ
の電流の供給を断接するため,少なくとも1つがそれぞ
れ設けられている。
【0020】この美容器は,上記のように構成されてい
るので,酸化チタンを通じて超音波及び遠赤外線が増強
され,酸化チタンを通じての適正値に発生した超音波に
よるマッサージ効果と適正値に発生した遠赤外線による
温熱効果との相乗効果によって身体を活性化させること
ができ,しかも遠赤外線と超音波との強弱を使用者の操
作によって顔部,腰部,肩部等の身体部分に応じて適正
値に制御することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による超音波と遠赤外線とを用いた美容器の実施例を説
明する。図1はこの発明による超音波及び遠赤外線を用
いた美容器の一実施例を示す概略外観図,図2は図1の
美容器を示す概略断面図,図3は図1の美容器のヘッド
部を示す概略断面図,図4は図1の美容器の基本システ
ムを示すブロック図,図5は図1の美容器における遠赤
外線と超音波を発生させる電気回路を示す回路図,及び
図6は図5の電気回路に組み込まれた電源部を示す回路
図である。
【0022】まず,図1,図2及び図3を参照して,こ
の美容器の一実施例を説明する。この美容器は,コンセ
ント部8とスイッチ9とが設けらると共に表面14を露
出させた金属ヘッド2が取り付けられたケーシング1,
及びケーシング1内に支持体28を介して配置固定され
た基板7を有している。ケーシング1は,合成樹脂等の
プラスチック等の材料によって作製されている。金属ヘ
ッド2は,図3に示すように,リング状のプラスチック
製の接続部材30を介してケーシング1の端部に取り付
けられている。金属ヘッド2の外周部にはフランジ部3
3が設けられている。接続部材30は,一端部にその外
周部にフランジ部34が設けられ,他端部には係止部3
2が設けられている。金属ヘッド2と接続部材30と
は,金属ヘッド2のフランジ部33と接続部材30のフ
ランジ部34とを当接させ,フランジ部33とフランジ
部34とを合成ゴム等から作製された固定リング29で
抱き込むように嵌め込むことによって互いに固着され
る。金属ヘッド2のケーシング1への取付けは,例え
ば,接続部材30の端部に設けた係止部32をケーシン
グ1の端部に設けた係止部31に噛み合わせて係合する
ことによってバヨネット式(差込み式)に固定すること
ができる。
【0023】この美容器は,特に,金属ヘッド2を酸化
チタン製プレートによって作製し,1つの酸化チタン製
プレートを通じて超音波と遠赤外線とを同時又はいずれ
か1つを選択的に発生させることに特徴を有している。
この美容器は,電源部6,ヘッド部回路36,ケーシン
グ1内に収容された超音波を発生させる発振回路3と遠
赤外線を発生させるための制御回路4,及びこれらを付
勢するためのケーシング1内に収容されたスイッチ回路
5から構成されている。また,電源部6は,図6に示す
ように,平滑回路16に構成されている。
【0024】この美容器は,図4,図5及び図6に示す
ように,基板7に設けられた発振回路3と制御回路4,
発振回路3と制御回路4とをスイッチ9の断接によって
付勢するための基板7に設けられたスイッチ回路5,ス
イッチ9の断接に応答してスイッチ回路5を通じて発振
回路3と制御回路4に電流を流すための基板7に設けら
れた電源部6,及び電源部6からの電流をスイッチ9の
断接によってスイッチ回路5を通じて発振回路3で発生
する超音波と制御回路4で発生させる遠赤外線の強弱を
制御するコントローラ10から構成されている。ヘッド
部回路36は,発振回路3からの電気信号を受けて超音
波を発生させるトランスデューサー12と,制御回路4
からの電気信号を受けて遠赤外線を発生させるための温
熱を発生させるトランジスタから成る発熱素子18と金
属ヘッド2を所定の温度以下に自己制御するサーミスタ
19から構成されている。コントローラ10は,電源部
6の電源39から電力,例えば,15Vの電圧が印加さ
れ,電流が供給される。
【0025】この美容器では,発振回路3からの電気信
号をトランスデューサー12によって変換される超音波
出力は,粗密波の機械的振動である。この美容器は,ト
ランスデューサー12を金属ヘッド2の裏面35に固着
し,金属ヘッド2を通じて機械的振動を出力するように
構成されている。また,発振回路3は,例えば,20k
Hz〜30kHzの電気信号を出力するように設定し,
その電気信号をトランスデューサー12に送り込んで超
音波を発生させる。トランスデューサー12は,特定の
周波数(基本周波数)に大きく反応する性質を持ってい
るので,使用するトランスデューサー12と発振回路3
の周波数は一致させておく必要がある。トランスデュー
サー12は,セラミック振動子を使用することが一般的
であるので,実施例では,セラミック振動子が使用され
ている。また,超音波出力は,金属ヘッド2の酸化チタ
ンプレートを通過することによってより活性化し,マッ
サージ効果を促進することになる。
【0026】この美容器には,コンセント部8に接続し
て電源部6に電力を供給するため電源13に接続するA
Cアダプタ11が設けられている。ACアダプタ11
は,電源部6に,例えば,15Vの電圧を印加して電流
を供給する。ACアダプタ11は,使用する国によって
異なっているが,例えば,電源13が交流100V〜2
00Vや周波数50〜60Hzに対応できるように機
種,或いは複数種を準備しておけば,その都度取り替え
ればよく,決められたものではない。電源部6は,発振
回路3と,スイッチ回路5を通じて制御回路4に,例え
ば,15Vの電圧を印加して電流を供給する。また,電
源部6は,スイッチ回路5を制御するコントローラ10
に,例えば,5Vの電圧を印加して電流を供給する。金
属ヘッド2には,発振回路3からの電気信号によって超
音波を発生させるトランスデューサー12が取り付けら
れている。トランスデューサー12は,金属ヘッド2の
裏面35で発振回路3からの電気信号によって機械振動
に変換して超音波を発生させるものであり,ここでは,
セラミック振動子から構成されている。発振回路3に
は,トランスデューサー12へ供給する電流を調節する
ダーリントン増幅回路15が組み込まれている。
【0027】金属ヘッド2には,制御回路4からの電流
によって発生した温熱を金属ヘッド2に伝達する熱伝達
体17が取り付けられている。熱伝達体17には,制御
回路4からの電気信号によって発熱する発熱素子18
と,発熱素子18への電流を断接するため温度上昇に応
じて抵抗が増大して発熱素子18への電流を自己遮断制
御するサーミスタ19とが取り付けられている。更に,
熱伝達体17は,余剰の熱を吸収する保護部材としての
ヒートシンクで構成されている。ヒートシンクには,制
御回路4からの直流の電気信号が与えられるトランジス
タから成る発熱素子18が固着されている。発熱素子1
8のトランジスタは,電源部6の電源38から電力,例
えば,15Vの電圧が印加されて電流が供給される。
【0028】この美容器では,発振回路3からの電気信
号によって超音波を発生させるトランスデューサー12
は,金属ヘッド2の裏面35の中央部に固着されてい
る。また,発熱素子18とサーミスタ19とが取り付け
られた熱伝達体17は,金属ヘッド2側の中央部を凹部
20に形成したリング状部即ち環状部21を備えてい
る。熱伝達体17の環状部21は,金属ヘッド2の裏面
35の外周部に固着されている。トランスデューサー1
2は,凹部20に対応し,環状部21から隔置した領域
に位置設定して金属ヘッド2の裏面35の中央部に固着
されている。従って,ヒートシンクの熱伝達体17の環
状部21は,金属ヘッド2に対してはトランスデューサ
ー12に比較して大きな接触面積となる。
【0029】遠赤外線は,制御回路4からの電気信号に
よってトランジスタの発熱素子18で発生する温熱によ
って出力され,金属ヘッド2を通じて身体に触れるもの
であるから,金属ヘッド2の温度は,皮膚に接触しても
安全な温度範囲,通常,45℃以下の温度範囲に保つ必
要があるので,ヒートシンクの熱伝達体17には,金属
ヘッド2の温度が45℃以上では電気抵抗が大きくなっ
て電流が自己遮断されるように,正の温度係数(PT
C)を持つサーミスタ19が取り付けられている。即
ち,サーミスタ19は,熱の発生量に比例して電気抵抗
が変化する性質があるので,サーミスタ19の電気抵抗
が一定になるように,コントローラ10によって制御回
路4の直流の電気信号を制御すれば,熱の発生量を一定
に制御することができる。サーミスタ19は,電源37
から電力が供給される。
【0030】コントローラ10は,電源部6からの電流
が供給される発振回路3と制御回路4への電流を,予め
決められた所定時間が経過すると,安全のため遮断する
ためのタイマ24が組み込まれている。タイマ24は,
水晶発振器40による信号によって予め決められた所定
の時間が経過すると,OFFになるように設定されてい
る。従って,この美容器は,長時間にわたって身体に触
れるようなことがあったとしても,電源部6が遮断さ
れ,美容器による障害が発生するようなことがなく,何
ら問題は発生しない。
【0031】この美容器には,スイッチ回路5を付勢す
るためのスイッチ9は,超音波と遠赤外線とを大,中及
び小の3段階にそれぞれ発生させる切換スイッチ27
A,27B,27C,27D,27E,27F,発振回
路3を断接させる超音波スイッチ25,及び制御回路4
を断接させる遠赤外線スイッチ26から構成されてい
る。切換スイッチ27A,27B,27C,27D,2
7E,27Fは,電源部6から発振回路3と制御回路4
への電流の供給を断接するため,少なくとも1つがそれ
ぞれ設けられている。
【0032】この美容器のスイッチ回路5では,図5の
回路に示すように,遠赤外線スイッチ26をオンして切
換スイッチ27Aをオンすると,最も弱い遠赤外線(例
えば,消費ワット数:0.19W)が発生し,次いで,
切換スイッチ27Bをオンすると,中間の遠赤外線(例
えば,消費ワット数:0.41W)が発生し,更に,切
換スイッチ27Cをオンすると,強い遠赤外線(例え
ば,消費ワット数:0.69W)が発生するように設定
されているものであり,切換スイッチ27A,27B,
27Cは順次オンするものであり,加算される回路に構
成されている。また,この美容器のスイッチ回路5で
は,図5の回路に示すように,超音波スイッチ25をオ
ンして切換スイッチ27Dをオンすると,最も弱い超音
波(例えば,消費ワット数:0.12W)が発生し,次
いで,切換スイッチ27Eをオンすると,中間の超音波
(例えば,消費ワット数:0.27W)が発生し,更
に,切換スイッチ27Fをオンすると,強い超音波(例
えば,消費ワット数:0.49W)が発生するように設
定されているものであり,切換スイッチ27D,27
E,27Fは順次オンするものであり,加算される回路
に構成されている。
【0033】
【発明の効果】この発明による美容器は,上記のように
構成されているので,使用する人によるスイッチの操作
のみで,所望の適正な強さの超音波及び/又は遠赤外線
を発生させ,それらの強弱を制御することができ,しか
も予め決められた所定時間経過後にはタイマによって遮
断されるので,身体に対する過剰な遠赤外線と超音波と
が作用することなく,また,サーミスタによって自己温
度制御されており,身体への安全性を考慮した有効なも
のである。しかも,この美容器は,皮膚に触れる部分が
酸化チタン製プレートであり,皮膚のかぶれ等を起こす
ことがなく,適正な超音波と遠赤外線を発生させること
によって,血液の循環をスムースにして新陳代謝を活性
化し,不純物や老廃物を有効に取り除いて肌の角質層を
滑らかにし,また,遠赤外線と超音波との相乗効果によ
って,身体の脂肪分の分解を促進し,筋肉強化と,特
に,顔面のリフトアップ,筋肉の引きしめ効果を促進す
ることができる。
【0034】この美容器によって発生する適正な遠赤外
線は,肌の深部まで浸透して皮下深層の温度を上昇さ
せ,毛細血管を拡張し,血液循環を促進して新陳代謝を
強化し,自律神経の機能を調整し,細胞の活性化を促
し,神経,筋肉等の機能を正常化させることができる。
また,この美容器によって発生する適正な超音波は,引
き締め成分を持つ化粧品を併用することによって真皮へ
の有効な美容成分を直接浸透させることができ,脂肪分
の分解を促進して腰部,肩部等の身体の筋肉を引き締
め,肌の内部からの不純物や老廃物を除去し,毎秒10
0万回の振動により,皮膚のたるみやしわを解消するこ
とができる。更に,この美容器の皮膚に触れる部分は酸
化チタン製のヘッドであるので,超音波と遠赤外線が酸
化チタンを通じて身体に作用するので,生体電流を整
え,自然治癒力を増強し,血液の流れをスムースにして
細胞を活性化させることができる。
【0035】この美容器は,上記のように,各種の作
用,効能を発揮できるものであるが,眼球,頭部,心臓
部等の部分への使用を避けるべきであり,各種の持病等
を持つ人の使用は医者に相談すべきことは勿論であり,
使用に当たっては安全に配慮されるべきであることはい
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による超音波及び遠赤外線を用いた美
容器の一実施例を示す概略外観図である。
【図2】図1の美容器を示す概略断面図である。
【図3】図1の美容器のヘッド部を示す概略断面図であ
る。
【図4】図1の美容器の基本システムを示すブロック図
である。
【図5】図1の美容器における遠赤外線と超音波を発生
させる電気回路を示す回路図である。
【図6】図5の電気回路に組み込まれた電源部を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 金属ヘッド 3 発振回路 4 制御回路 5 スイッチ回路 6 電源部 7 基板 8 コンセント部 9 スイッチ 10 コントローラ 11 ACアダプタ 12 トランスデューサー 13 電源 14 金属ヘッドの表面 15 ダーリントン増幅回路 16 平滑回路 17 熱伝達体 18 発熱素子 19 サーミスタ 20 凹部 21 環状部 24 タイマ 25 超音波スイッチ 26 遠赤外線スイッチ 27A,27B,27C,27D,27E,27F 切
換スイッチ 28 支持体 29 固定リング 30 接続部材 31 ケーシングの係止部 32 接続部材の係止部 33 金属ヘッドのフランジ部 34 接続部材のフランジ部 35 金属ヘッドの裏面 36 ヘッド部回路 37,38,39 電源 40 水晶発振器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61N 5/06 A61N 5/06 A Fターム(参考) 4C074 AA03 AA05 BB01 CC03 DD05 GG01 HH03 HH08 4C082 PA01 PC09 PC10 PE06 PJ21 PL10 5D107 BB07 CC02 CC10 FF07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンセント部とスイッチとが設けらると
    共に表面を露出させた金属ヘッドが取り付けられたケー
    シング,該ケーシング内に配置された基板,該基板に設
    けられた超音波を発生させる発振回路,前記基板に設け
    られた遠赤外線を発生させる制御回路,前記発振回路と
    前記制御回路とを前記スイッチの断接によって付勢する
    スイッチ回路,前記スイッチの断接に応じて前記スイッ
    チ回路を通じて前記発振回路と前記制御回路に電流を流
    すための電源部,及び前記電源部からの前記電流を前記
    スイッチの断接によって前記スイッチ回路を通じて前記
    発振回路で発生する前記超音波と前記制御回路で発生す
    る前記遠赤外線を制御するコントローラ,から成る超音
    波及び遠赤外線を用いた美容器。
  2. 【請求項2】 前記コンセント部に接続して前記電源部
    に電力を供給するため電源に接続するACアダプタが設
    けられることから成る請求項1に記載の超音波及び遠赤
    外線を用いた美容器。
  3. 【請求項3】 前記金属ヘッドは,酸化チタン製プレー
    トによって作製されていることから成る請求項1又は2
    に記載の超音波及び遠赤外線を用いた美容器。
  4. 【請求項4】 前記金属ヘッドには,前記発振回路から
    の電気信号によって前記超音波を発生させるトランスデ
    ューサーが取り付けられていることから成る請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の超音波及び遠赤外線を用いた
    美容器。
  5. 【請求項5】 前記トランスデューサーはセラミック振
    動子から構成されていることから成る請求項4に記載の
    超音波及び遠赤外線を用いた美容器。
  6. 【請求項6】 前記発振回路には,前記トランスデュー
    サーへ供給する電流を調節するダーリントン増幅回路が
    組み込まれていることから成る請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の超音波及び遠赤外線を用いた美容器。
  7. 【請求項7】 前記電源部は平滑回路に構成されている
    ことから成る請求項1〜6のいずれか1項に記載の超音
    波及び遠赤外線を用いた美容器。
  8. 【請求項8】 前記金属ヘッドには熱伝達体が取り付け
    られ,前記熱伝達体には前記制御回路からの電気信号に
    よって発熱する発熱素子と該発熱素子への電流を断接す
    るため温度上昇に応じて抵抗が増大して前記発熱素子へ
    の前記電流を自己遮断制御するサーミスタとが取り付け
    られていることから成る請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の超音波及び遠赤外線を用いた美容器。
  9. 【請求項9】 前記熱伝達体はヒートシンクで構成さ
    れ,前記発熱素子はトランジスタから構成されているこ
    とから成る請求項8に記載の超音波及び遠赤外線を用い
    た美容器。
  10. 【請求項10】 前記発振回路からの電気信号によって
    前記超音波を発生させるトランスデューサーは,前記金
    属ヘッドの裏面の中央部に固着されていることから成る
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の超音波及び遠赤外
    線を用いた美容器。
  11. 【請求項11】 前記制御回路からの電気信号によって
    発熱する発熱素子と該発熱素子への電流を制御するサー
    ミスタとが取り付けられた熱伝達体は,前記金属ヘッド
    側の中央部を凹部に形成した環状部を備え,前記環状部
    が前記金属ヘッドの裏面の外周部に固着され,前記凹部
    に対応した前記環状部から隔置した領域に前記トランス
    デューサーが位置設定されていることから成る請求項1
    0に記載の超音波及び遠赤外線を用いた美容器。
  12. 【請求項12】 前記発振回路と前記制御回路に電流を
    供給する前記電源部には,予め決められた所定時間が経
    過すると安全のため前記電源を遮断するタイマが組み込
    まれていることから成る請求項1〜11のいずれか1項
    に記載の超音波及び遠赤外線を用いた美容器。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ回路を付勢するための前
    記スイッチは,前記超音波と前記遠赤外線とを強,中及
    び弱の3段階にそれぞれ発生させる切換スイッチ,前記
    発振回路を断接させる超音波スイッチ,及び前記制御回
    路を断接させる遠赤外線スイッチから構成され,前記切
    換スイッチ,前記超音波スイッチ及び前記遠赤外線スイ
    ッチは前記遠赤外線及び/又は前記超音波,或いはそれ
    らの強弱の程度に応じて選択的にオン,オフされるよう
    に構成されていることから成る請求項1〜12のいずれ
    か1項に記載の超音波及び遠赤外線を用いた美容器。
  14. 【請求項14】 前記切換スイッチは,前記電源部から
    前記発振回路と前記制御回路への電流の供給を断接する
    ため,少なくとも1つがそれぞれ設けられていることか
    ら成る請求項13に記載の超音波及び遠赤外線を用いた
    美容器。
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