JP2003018725A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JP2003018725A JP2003018725A JP2001199843A JP2001199843A JP2003018725A JP 2003018725 A JP2003018725 A JP 2003018725A JP 2001199843 A JP2001199843 A JP 2001199843A JP 2001199843 A JP2001199843 A JP 2001199843A JP 2003018725 A JP2003018725 A JP 2003018725A
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- circuit
- control board
- board
- junction box
- wiring
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 別体のリレーブロックを省略して車両などの
組付作業性を向上する。 【解決手段】 所望の回路が形成された回路部13と、
この回路部13に接続された制御基板14と、この制御
基板14に設けられた半導体リレー33とをカバー12
aにより覆うことで一体化し、前記半導体リレー33を
介して負荷の制御を行う。
組付作業性を向上する。 【解決手段】 所望の回路が形成された回路部13と、
この回路部13に接続された制御基板14と、この制御
基板14に設けられた半導体リレー33とをカバー12
aにより覆うことで一体化し、前記半導体リレー33を
介して負荷の制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に多数のワ
イヤーハーネスが配索される場合に、それらのワイヤー
ハーネスを集中的に接続・分配する電気接続箱に関す
る。
イヤーハーネスが配索される場合に、それらのワイヤー
ハーネスを集中的に接続・分配する電気接続箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱には、電子制御部としての制
御基板を搭載するようになった図3〜図5に示すような
ものがある。この電気接続箱1は、図3〜図5に示すよ
うに、所望の回路が形成されている回路部2と、この回
路部2に接続された制御基板3とをカバー4により覆う
ことで構成されている。
御基板を搭載するようになった図3〜図5に示すような
ものがある。この電気接続箱1は、図3〜図5に示すよ
うに、所望の回路が形成されている回路部2と、この回
路部2に接続された制御基板3とをカバー4により覆う
ことで構成されている。
【0003】回路部2は、図4,図5に示すように、複
数の電線5,5…を配策された布線プレート6上に、バ
スバー7を配設された配線板8が積層されて形成されて
いる。配線板8は、バスバー7の所定の位置に設けられ
た複数の圧接端子部(不図示)が下側から突出してお
り、これらの圧接端子部が布線プレート6の所定の電線
5,5…に圧接接続されている。
数の電線5,5…を配策された布線プレート6上に、バ
スバー7を配設された配線板8が積層されて形成されて
いる。配線板8は、バスバー7の所定の位置に設けられ
た複数の圧接端子部(不図示)が下側から突出してお
り、これらの圧接端子部が布線プレート6の所定の電線
5,5…に圧接接続されている。
【0004】回路部2に接続された制御基板3は、絶縁
板9に制御用マイコンをはじめ周知の電子部品10a,
10b,10c,10dなどが設けられている。この制
御基板3は、回路部2の配線板8上に積層され、ジャン
パー線11により配線板8に電気的に接続されている。
板9に制御用マイコンをはじめ周知の電子部品10a,
10b,10c,10dなどが設けられている。この制
御基板3は、回路部2の配線板8上に積層され、ジャン
パー線11により配線板8に電気的に接続されている。
【0005】このような電気接続箱1は、不図示の車両
などに取り付けられてその車両などに装備されている各
種負荷や外部回路からのワイヤーハーネス(不図示)が
集中的に接続される。このとき、電気接続箱1は、負荷
との間に機械式の複数のリレー(不図示)を収容した別
体のリレーブロック(不図示)が接続され、リレーブロ
ックを介して負荷に電力を供給するようになっている。
そして、電気接続箱1は、制御基板3からの制御信号に
よりリレーブロックの各リレーのスイッチング動作を制
御することで、そのリレーブロックの各リレーを介して
負荷の制御を行うこととなる。
などに取り付けられてその車両などに装備されている各
種負荷や外部回路からのワイヤーハーネス(不図示)が
集中的に接続される。このとき、電気接続箱1は、負荷
との間に機械式の複数のリレー(不図示)を収容した別
体のリレーブロック(不図示)が接続され、リレーブロ
ックを介して負荷に電力を供給するようになっている。
そして、電気接続箱1は、制御基板3からの制御信号に
よりリレーブロックの各リレーのスイッチング動作を制
御することで、そのリレーブロックの各リレーを介して
負荷の制御を行うこととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気接続箱1では、別体のリレーブロックの各リレ
ーを介して負荷の制御を行うため、リレーブロックを車
体などに組み付ける作業やそのリレーブロックと接続す
る作業、およびリレーブロックと負荷とを接続する作業
などを行うこととなり、車両などの組付作業に手間がか
かっていた。
来の電気接続箱1では、別体のリレーブロックの各リレ
ーを介して負荷の制御を行うため、リレーブロックを車
体などに組み付ける作業やそのリレーブロックと接続す
る作業、およびリレーブロックと負荷とを接続する作業
などを行うこととなり、車両などの組付作業に手間がか
かっていた。
【0007】そこで、本発明は、上記課題を考慮してな
されたものであり、車両などの組付作業を容易に行うこ
とができる電気接続箱の提供を目的とする。
されたものであり、車両などの組付作業を容易に行うこ
とができる電気接続箱の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、所望の回路が形成された回路
部と、この回路部に接続された制御基板と、この制御基
板に設けられた半導体リレーとをカバーにより覆うこと
で一体化し、前記半導体リレーを介して負荷の制御を行
うことを特徴とする。
に請求項1記載の発明は、所望の回路が形成された回路
部と、この回路部に接続された制御基板と、この制御基
板に設けられた半導体リレーとをカバーにより覆うこと
で一体化し、前記半導体リレーを介して負荷の制御を行
うことを特徴とする。
【0009】このように構成された請求項1記載の発明
は、制御基板からの制御信号が伝達されることで半導体
リレーがスイッチング動作を行い、それらの半導体リレ
ーのスイッチング動作により電源からの電力を負荷に供
給することで半導体リレーを介して負荷の制御を行うこ
とができる。また、半導体リレーは、回路部と制御器板
と共にカバーにより覆われて一体化されている。したが
って、電気接続箱では、別体のリレーなどを省略するこ
とができる。
は、制御基板からの制御信号が伝達されることで半導体
リレーがスイッチング動作を行い、それらの半導体リレ
ーのスイッチング動作により電源からの電力を負荷に供
給することで半導体リレーを介して負荷の制御を行うこ
とができる。また、半導体リレーは、回路部と制御器板
と共にカバーにより覆われて一体化されている。したが
って、電気接続箱では、別体のリレーなどを省略するこ
とができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
気接続箱であって、前記回路部が、複数の電線を配策さ
れた布線プレートと、この布線プレート上に積層され、
バスバーを配設された配線板とからなることを特徴とす
る。
気接続箱であって、前記回路部が、複数の電線を配策さ
れた布線プレートと、この布線プレート上に積層され、
バスバーを配設された配線板とからなることを特徴とす
る。
【0011】このように構成された請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の作用に加え、布線プレートの
電線により回路部の回路を概ね形成し、必要部分にのみ
配線板のバスバーを用いることができる。このため、回
路部の小型化および軽量化を図ることができる。
は、請求項1記載の発明の作用に加え、布線プレートの
電線により回路部の回路を概ね形成し、必要部分にのみ
配線板のバスバーを用いることができる。このため、回
路部の小型化および軽量化を図ることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の電気接続箱であって、前記制御基板の端縁に設け
られた基板側パッド部と、前記配線板に設けられた回路
部側パッド部と、前記基板側パッド部と前記回路部側パ
ッド部とが接続部材によりボンディングされていること
を特徴とする。
記載の電気接続箱であって、前記制御基板の端縁に設け
られた基板側パッド部と、前記配線板に設けられた回路
部側パッド部と、前記基板側パッド部と前記回路部側パ
ッド部とが接続部材によりボンディングされていること
を特徴とする。
【0013】このように構成された請求項3記載の発明
は、請求項1または2記載の発明の作用に加え、回路部
側パッド部と基板側パッド部とを接続部材によりボンデ
ィングすることで、回路部と制御基板とを接続すること
ができる。
は、請求項1または2記載の発明の作用に加え、回路部
側パッド部と基板側パッド部とを接続部材によりボンデ
ィングすることで、回路部と制御基板とを接続すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる電気接続箱
の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にか
かる電気接続箱を示す一部切欠斜視図、図2は、図1に
示す電気接続箱内に設けられている回路部および制御基
板の分解斜視図である。
の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にか
かる電気接続箱を示す一部切欠斜視図、図2は、図1に
示す電気接続箱内に設けられている回路部および制御基
板の分解斜視図である。
【0015】本実施形態の電気接続箱12は、図1に示
すように、所望の回路が形成された回路部13と、この
回路部13に接続された制御基板14と、この制御基板
14に設けられた半導体リレーモジュール15とをカバ
ー12aにより覆うことで一体化ている。回路部13
は、電線5が配策された布線プレート16と、この布線
プレート16上に積層され、バスバー7が配設されてい
る配線板17とからなる。
すように、所望の回路が形成された回路部13と、この
回路部13に接続された制御基板14と、この制御基板
14に設けられた半導体リレーモジュール15とをカバ
ー12aにより覆うことで一体化ている。回路部13
は、電線5が配策された布線プレート16と、この布線
プレート16上に積層され、バスバー7が配設されてい
る配線板17とからなる。
【0016】布線プレート16は、図1,図2に示すよ
うに、矩形板状に形成されて表面が凹状となった硬質樹
脂プレートからなる。この布線プレート16の表面およ
び裏面には、複数の電線5,5…が所定の交差部分が溶
着されて格子状に配策されている。
うに、矩形板状に形成されて表面が凹状となった硬質樹
脂プレートからなる。この布線プレート16の表面およ
び裏面には、複数の電線5,5…が所定の交差部分が溶
着されて格子状に配策されている。
【0017】この布線プレート16は、複数の電線5,
5…の所定位置に圧接接続され、表面または裏面から突
出した複数の端子部18,18…が設けられている。こ
れらの布線プレート16の端子部18,18…は、外部
回路のコネクタ(不図示)などが装着されるカバー12
aの装着部(不図示)内に配置される。
5…の所定位置に圧接接続され、表面または裏面から突
出した複数の端子部18,18…が設けられている。こ
れらの布線プレート16の端子部18,18…は、外部
回路のコネクタ(不図示)などが装着されるカバー12
aの装着部(不図示)内に配置される。
【0018】また、布線プレート16には、電線5,5
…に圧接接続されて表面から突出し、ヒューズ(不図
示)の下流側となる複数の下流端子部19,19…が長
手方向の一側(紙面手前側)に一括して設けられてい
る。
…に圧接接続されて表面から突出し、ヒューズ(不図
示)の下流側となる複数の下流端子部19,19…が長
手方向の一側(紙面手前側)に一括して設けられてい
る。
【0019】一方、配線板17は、バスバー7が配設さ
れて所望の回路が構成されている。この配線板17は、
複数の貫通孔20を有しており、その貫通孔20を布線
プレート16の端子部18,18…が貫通して上面から
突出している。また、配線板17は、バスバー7から起
立された複数の端子部21a,21a…および21b、
21b、21bが設けられている。これらの配線板17
の端子部21a,21a…および21b、21b、21
bは、外部回路のコネクタなどが装着されるカバー12
aの装着部(不図示)内に配置される。
れて所望の回路が構成されている。この配線板17は、
複数の貫通孔20を有しており、その貫通孔20を布線
プレート16の端子部18,18…が貫通して上面から
突出している。また、配線板17は、バスバー7から起
立された複数の端子部21a,21a…および21b、
21b、21bが設けられている。これらの配線板17
の端子部21a,21a…および21b、21b、21
bは、外部回路のコネクタなどが装着されるカバー12
aの装着部(不図示)内に配置される。
【0020】さらに、配線板17には、バスバー7から
起立されて電流値の高い部分であるヒューズの上流側と
なる複数の上流端子部22,22…が長手方向の一側
(紙面手前側)に一括して設けられている。これらの配
線板17の上流端子部22,22…は、布線プレート1
6の下流端子部19,19…と共にカバー12aのヒュ
ーズ装着部(不図示)内に配置されるようになってい
る。
起立されて電流値の高い部分であるヒューズの上流側と
なる複数の上流端子部22,22…が長手方向の一側
(紙面手前側)に一括して設けられている。これらの配
線板17の上流端子部22,22…は、布線プレート1
6の下流端子部19,19…と共にカバー12aのヒュ
ーズ装着部(不図示)内に配置されるようになってい
る。
【0021】また、配線板17は、図2,図3に示すよ
うに、回路部側パッド部としてのバスバーの所定の端末
23,23が、後述する制御基板14が積層された状態
で露出するように形成されている。
うに、回路部側パッド部としてのバスバーの所定の端末
23,23が、後述する制御基板14が積層された状態
で露出するように形成されている。
【0022】そして、配線板17は、バスバー7に一体
成形されて所定位置から下方に起立された不図示の圧接
端子部を有しており、それらの圧接端子部が複数の電線
5,5…の所定位置に圧接接続されてバスバー7が布線
プレート16の電線5,5…と共に所望の回路を形成し
ている。
成形されて所定位置から下方に起立された不図示の圧接
端子部を有しており、それらの圧接端子部が複数の電線
5,5…の所定位置に圧接接続されてバスバー7が布線
プレート16の電線5,5…と共に所望の回路を形成し
ている。
【0023】制御基板14は、回路を構成する配線パタ
ーン(図示省略)が形成された絶縁板25上に、制御用
マイコンをはじめ周知の電子部品26a,26b,26
c,26e,26f、外部回路と接続されるコネクタ2
7、絶縁板25の放熱をするための放熱フィン28、お
よび小型容量の機械式リレー29などが取り付けられて
いる。この制御基板14は、回路部13の配線板17上
に積層され、下流端子部19,19…および上流端子部
22,22…を避けた配線板17の長手方向の他側(紙
面向こう側)上に配置されている。この制御基板14
は、複数の貫通孔20を有しており、それらの貫通孔2
0を布線プレート16の端子部18,18…が貫通して
上面から突出している。
ーン(図示省略)が形成された絶縁板25上に、制御用
マイコンをはじめ周知の電子部品26a,26b,26
c,26e,26f、外部回路と接続されるコネクタ2
7、絶縁板25の放熱をするための放熱フィン28、お
よび小型容量の機械式リレー29などが取り付けられて
いる。この制御基板14は、回路部13の配線板17上
に積層され、下流端子部19,19…および上流端子部
22,22…を避けた配線板17の長手方向の他側(紙
面向こう側)上に配置されている。この制御基板14
は、複数の貫通孔20を有しており、それらの貫通孔2
0を布線プレート16の端子部18,18…が貫通して
上面から突出している。
【0024】この制御基板14は、絶縁板25の端縁に
アルミや金や銅などの蒸着により形成され、配線パター
ンに接続された基板側パッド部30,30を有してい
る。これらの制御基板14の基板側パッド部30,30
は、それぞれワイヤーボンディング技術を利用して、ア
ルミ板、金板または銅板などからなるクランク状の接続
部材31,31により配線板17のバスバー7の端末2
3,23にボンディングされている。すなわち、制御基
板14は、回路部13に電気的に接続されている。
アルミや金や銅などの蒸着により形成され、配線パター
ンに接続された基板側パッド部30,30を有してい
る。これらの制御基板14の基板側パッド部30,30
は、それぞれワイヤーボンディング技術を利用して、ア
ルミ板、金板または銅板などからなるクランク状の接続
部材31,31により配線板17のバスバー7の端末2
3,23にボンディングされている。すなわち、制御基
板14は、回路部13に電気的に接続されている。
【0025】このような制御基板14に設けられている
半導体リレーモジュール15は、電源に接続されて絶縁
板25上に取り付けられたダイパッド部32上に、複数
の半導体リレー33,33…が電気的に接続されて樹脂
封止された樹脂モールド部34と、この樹脂モールド部
34の一方の側面から伸延された複数のヒューズ端子部
35と、樹脂モールド部34の他方の側面から伸延され
た複数の基板接続リード部35とを備えている。この半
導体リレーモジュール15は、樹脂モールド部34内
で、各半導体リレー33と、各ヒューズ端子部35およ
び基板接続リード部35とがそれぞれワイヤーボンディ
ングにより電気的に接続されている。
半導体リレーモジュール15は、電源に接続されて絶縁
板25上に取り付けられたダイパッド部32上に、複数
の半導体リレー33,33…が電気的に接続されて樹脂
封止された樹脂モールド部34と、この樹脂モールド部
34の一方の側面から伸延された複数のヒューズ端子部
35と、樹脂モールド部34の他方の側面から伸延され
た複数の基板接続リード部35とを備えている。この半
導体リレーモジュール15は、樹脂モールド部34内
で、各半導体リレー33と、各ヒューズ端子部35およ
び基板接続リード部35とがそれぞれワイヤーボンディ
ングにより電気的に接続されている。
【0026】そして、半導体リレーモジュール15は、
基板接続リード部36を介して制御基板14からの制御
信号が伝達されることで各半導体リレー33がスイッチ
ング動作を行い、それらの半導体リレー33のスイッチ
ング動作によりヒューズ端子部35に電源からの電力を
供給するようになっている。
基板接続リード部36を介して制御基板14からの制御
信号が伝達されることで各半導体リレー33がスイッチ
ング動作を行い、それらの半導体リレー33のスイッチ
ング動作によりヒューズ端子部35に電源からの電力を
供給するようになっている。
【0027】また、半導体リレーモジュール15は、ヒ
ューズ端子部35がカバー12aのモジュール用ヒュー
ズ装着部(不図示)内に配置されてそのヒューズ端子部
35がモジュール用ヒューズ37の上流側に接続されよ
うになっており、モジュール用ヒューズ37の下流側に
コネクタなどにより各種負荷が接続されることで負荷と
各半導体リレー33とが電気的に接続される。
ューズ端子部35がカバー12aのモジュール用ヒュー
ズ装着部(不図示)内に配置されてそのヒューズ端子部
35がモジュール用ヒューズ37の上流側に接続されよ
うになっており、モジュール用ヒューズ37の下流側に
コネクタなどにより各種負荷が接続されることで負荷と
各半導体リレー33とが電気的に接続される。
【0028】このように構成された電気接続箱12を用
いる場合には、不図示の車両などに取り付けて各種負荷
や外部回路からのワイヤーハーネスを集中的に接続す
る。この状態では、電気接続箱12により外部回路の分
岐および各種負荷の制御が行われている。
いる場合には、不図示の車両などに取り付けて各種負荷
や外部回路からのワイヤーハーネスを集中的に接続す
る。この状態では、電気接続箱12により外部回路の分
岐および各種負荷の制御が行われている。
【0029】電気接続箱12による各種負荷の制御は、
基板接続リード部36を介して制御基板14からの制御
信号が伝達されることで半導体リレーモジュール15の
各半導体リレー33にスイッチング動作を行い、それら
の半導体リレー33のスイッチング動作によりヒューズ
端子部35を介して電源からの電力を負荷に供給するこ
とで行われる。
基板接続リード部36を介して制御基板14からの制御
信号が伝達されることで半導体リレーモジュール15の
各半導体リレー33にスイッチング動作を行い、それら
の半導体リレー33のスイッチング動作によりヒューズ
端子部35を介して電源からの電力を負荷に供給するこ
とで行われる。
【0030】このため、電気接続箱12では、カバー1
2aにより覆うことで回路部13と制御基板14とに一
体化された半導体リレーモジュール15を介して負荷の
制御を行うことができ、従来のように別体のリレーブロ
ックを必要としない。この結果、電気接続箱12では、
直接、負荷を接続することができ、車両などの組付作業
性を向上することができる。
2aにより覆うことで回路部13と制御基板14とに一
体化された半導体リレーモジュール15を介して負荷の
制御を行うことができ、従来のように別体のリレーブロ
ックを必要としない。この結果、電気接続箱12では、
直接、負荷を接続することができ、車両などの組付作業
性を向上することができる。
【0031】また、電気接続箱12では、直接、負荷を
接続することができるため、その分、ワイヤーハーネス
などを省略することができる。したがって、電気接続箱
12では、車両などの軽量化および車両などの製造コス
トの低減を図ることができる。
接続することができるため、その分、ワイヤーハーネス
などを省略することができる。したがって、電気接続箱
12では、車両などの軽量化および車両などの製造コス
トの低減を図ることができる。
【0032】さらに、電気接続箱12では、半導体リレ
ーモジュール15を用いているため、大型化することが
ない。
ーモジュール15を用いているため、大型化することが
ない。
【0033】また、電気接続箱12では、半導体リレー
モジュール15により制御基板14を通さずに電源と負
荷とを接続することができるため、制御基板14を流れ
る電流を小さくして制御基板14と回路部13との接続
を簡易化でき、組付性の向上および小型化を図ることが
できる。
モジュール15により制御基板14を通さずに電源と負
荷とを接続することができるため、制御基板14を流れ
る電流を小さくして制御基板14と回路部13との接続
を簡易化でき、組付性の向上および小型化を図ることが
できる。
【0034】電気接続箱12では、電線5が配策された
布線プレート16上に、バスバー7が配設された配線板
17を積層することで回路部13が形成されているた
め、布線プレート16の電線5により回路部13の回路
を概ね形成し、電流値の高いヒューズの上流側にのみバ
スバー7を用いることができる。したがって、電気接続
箱12では、回路部13を小型化および軽量化し、全体
としての小型化および軽量化を図ることができる。
布線プレート16上に、バスバー7が配設された配線板
17を積層することで回路部13が形成されているた
め、布線プレート16の電線5により回路部13の回路
を概ね形成し、電流値の高いヒューズの上流側にのみバ
スバー7を用いることができる。したがって、電気接続
箱12では、回路部13を小型化および軽量化し、全体
としての小型化および軽量化を図ることができる。
【0035】電気接続箱12では、配線板17のバスバ
ー7の端末23,23と制御基板14の基板側パッド部
30,30とを接続部材31,31によりボンディング
することで、回路部13と制御基板14とを接続するこ
とができる。したがって、電気接続箱12では、回路部
13と制御基板14との接続の簡易化を実現することが
できる。
ー7の端末23,23と制御基板14の基板側パッド部
30,30とを接続部材31,31によりボンディング
することで、回路部13と制御基板14とを接続するこ
とができる。したがって、電気接続箱12では、回路部
13と制御基板14との接続の簡易化を実現することが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、カバーで覆うことにより回路部と制御基板とに一体
化された半導体リレーを介して負荷の制御を行うことが
できるため、別体のリレーなどを必要とせず、車両など
の組付作業性を向上することができる。
は、カバーで覆うことにより回路部と制御基板とに一体
化された半導体リレーを介して負荷の制御を行うことが
できるため、別体のリレーなどを必要とせず、車両など
の組付作業性を向上することができる。
【0037】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、布線プレートの電線により回路部の回
路を概ね形成し、必要部分にのみ配線板のバスバーを用
いることができる。したがって、回路部を小型化および
軽量化でき、全体としての小型化および軽量化を図るこ
とができる。
明の効果に加え、布線プレートの電線により回路部の回
路を概ね形成し、必要部分にのみ配線板のバスバーを用
いることができる。したがって、回路部を小型化および
軽量化でき、全体としての小型化および軽量化を図るこ
とができる。
【0038】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の効果に加え、回路部側パッド部と基板側パ
ッド部とを接続部材によりボンディングすることで、回
路部と制御基板とを接続することができ、その回路部と
制御基板との接続の簡易化を実現することができる。
記載の発明の効果に加え、回路部側パッド部と基板側パ
ッド部とを接続部材によりボンディングすることで、回
路部と制御基板とを接続することができ、その回路部と
制御基板との接続の簡易化を実現することができる。
【図1】図1は、本発明にかかる電気接続箱の一実施形
態を示す一部切欠斜視図である。
態を示す一部切欠斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す電気接続箱内に設けられて
いる回路部および制御基板の分解斜視図である。
いる回路部および制御基板の分解斜視図である。
【図3】図3は、従来の電気接続箱を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図4は、図3に示す電気接続箱内に設けられて
いる回路部および制御基板を示す斜視図である。
いる回路部および制御基板を示す斜視図である。
【図5】図5は、図4に示す回路部および制御基板を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
5 電線
7 バスバー
12 電気接続箱
12a カバー
13 回路部
14 制御基板
16 布線プレート
17 配線板
23 端末(回路部側パッド部)
30 基板側パッド部
31 接続部材
33 半導体リレー
フロントページの続き
Fターム(参考) 5E077 BB02 BB13 BB18 DD11 FF01
JJ20 JJ21
5G361 BA01 BA03 BB01 BB03 BC01
BC02
Claims (3)
- 【請求項1】 所望の回路が形成された回路部と、この
回路部に接続された制御基板と、この制御基板に設けら
れた半導体リレーとをカバーにより覆うことで一体化
し、 前記半導体リレーを介して負荷の制御を行うことを特徴
とする電気接続箱。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記回路部が、複数の電線を配策された布線プレート
と、この布線プレート上に積層され、バスバーを配設さ
れた配線板とからなることを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の電気接続箱であ
って、 前記制御基板の端縁に設けられた基板側パッド部と、前
記回路部に設けられた回路部側パッド部と、前記基板側
パッド部と前記回路部側パッド部とが接続部材によりボ
ンディングされていることを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199843A JP2003018725A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199843A JP2003018725A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003018725A true JP2003018725A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19037072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001199843A Abandoned JP2003018725A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003018725A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004135396A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
KR100766996B1 (ko) * | 2006-02-15 | 2007-10-17 | 화남전자 주식회사 | 차량용 퓨즈 및 릴레이 박스 |
JP2009284600A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Autonetworks Technologies Ltd | 回路構成体及び電気接続箱 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001199843A patent/JP2003018725A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004135396A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
KR100766996B1 (ko) * | 2006-02-15 | 2007-10-17 | 화남전자 주식회사 | 차량용 퓨즈 및 릴레이 박스 |
JP2009284600A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Autonetworks Technologies Ltd | 回路構成体及び電気接続箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060711 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060905 |