JP2003018551A - データ処理装置、データ処理方法 - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法

Info

Publication number
JP2003018551A
JP2003018551A JP2001202873A JP2001202873A JP2003018551A JP 2003018551 A JP2003018551 A JP 2003018551A JP 2001202873 A JP2001202873 A JP 2001202873A JP 2001202873 A JP2001202873 A JP 2001202873A JP 2003018551 A JP2003018551 A JP 2003018551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
buffer memory
code length
data processing
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001202873A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kobayashi
明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001202873A priority Critical patent/JP2003018551A/ja
Publication of JP2003018551A publication Critical patent/JP2003018551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】相互に符号長の異なる複数のデータをバッファ
リングする際の制御を簡略化し得る良好なデータ処理装
置及び、データ処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】バッファメモリマネージャー9が、バッフ
ァメモリ10の記憶領域10Maを複数のFIFO型メ
モリ領域10Ma1〜10Ma4に分割し、複数の記憶
領域において少なくともひとつの記憶領域の記憶容量を
を、第1の符号長と第2の符号長の最小公倍数の整数倍
値に設定し、第1の符号長を有する第1のデータあるい
は、第2の符号長を有する第2のデータを領域に書き込
むように制御することを特徴とするデータ処理装置及
び、これに適用されるデータ処理方法を以って課題の解
決に当たる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の回路ブロッ
ク間においてデータの転送を行う際にデータをバッファ
リングするメモリを備えたデータ処理装置とこれに適用
されるデータ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】公知文献である特開平7−327195
号公報(公開日:平成7年(1995)12月12日)
には、従来技術における、複数回路ブロック間でデータ
の転送を行う際にデータをバッファリングするためのメ
モリを備えるデータ処理装置の一例が開示されている。
【0003】この従来技術によれば、データをバッファ
リングするためのFIFOメモリが備えられているが、
相互に符号長の異なる第1のデータと、第2のデータと
をバッファリングする際にデータ長の違いによる制御を
それぞれのデータに合せて厳密に制御する必要があっ
た。
【0004】これは、データ転送時に用いられる的確な
タイミングでデータを処理するためのデータストロービ
ングの厳密な制御を意味し、これに用いられるクロック
発振器の発振周波数の厳密な制御を要するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
相互に符号長の異なる第1のデータと、第2のデータと
をバッファリングする際にデータ長の違いによるデータ
ストロービング制御をそれぞれのデータに合せて厳密に
行う必要があった。
【0006】相互に符号長の異なる第1のデータと、第
2のデータとをバッファリングする際にデータ長の違い
による制御を簡略化し得る良好なデータ処理装置及び、
データ処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のデータ処理装置は、複数の回路ブロックを具
備し、この回路ブロック間において転送される第1の符
号長を有する第1のデータと、前記第1の符号長とは異
なる第2の符号長を有する第2のデータとをバッファリ
ングするためのバッファメモリと、前記バッファファメ
モリに対する前記データの書き込みあるいは読み出しを
制御するバッファメモリマネージャーとを具備するデー
タ処理装置において、前記バッファメモリマネージャー
は、前記バッファメモリの記憶領域を複数の記憶領域に
分割し、複数の当該記憶領域において少なくともひとつ
の記憶領域の記憶容量をを、前記第1の符号長と前記第
2の符号長との最小公倍数の整数倍値に設定し、前記第
1のデータあるいは前記第2のデータを当該領域に書き
込むように制御することを特徴とする。
【0008】また、上記課題を解決するために本発明の
データ処理方法は、複数の回路ブロックを具備し、この
回路ブロック間において転送される第1の符号長を有す
る第1のデータと、前記第1の符号長とは異なる第2の
符号長を有する第2のデータとをバッファリングするた
めのバッファメモリと、前記バッファファメモリに対す
る前記データの書き込みあるいは読み出しを制御するバ
ッファメモリマネージャーとを具備するデータ処理装置
において、前記バッファメモリマネージャーが、前記バ
ッファメモリの記憶領域を複数の記憶領域に分割するス
テップと、複数の前記記憶領域において少なくともひと
つの記憶領域の記憶容量をを、前記第1の符号長と前記
第2の符号長との最小公倍数の整数倍値に設定するステ
ップと、前記第1のデータあるいは前記第2のデータを
当該領域に書き込むように制御するステップとを具備し
たことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき、図1
を用いて説明する。
【0010】図1は、本発明のデータ処理装置を採用し
たシステムのブロック図である。
【0011】図1において、1は、Y/C(輝度信号/
色信号)分離回路であって、コンポジットビデオ信号S
viが入力されている。このY/C(輝度信号/色信号)
分離回路1はコンポジットビデオ信号Sviから、アナロ
グの輝度信号と映像信号を分離して後段へ転送する。
【0012】Y/C(輝度信号/色信号)分離回路1の
後段には、ビデオAD(アナログトゥデジタル)コンバ
ータ2が接続されている。このビデオADコンバータ2
には、輝度信号と映像信号が転送されており、ビデオA
Dコンバータ2は、これらをデジタル化されたビデオデ
ータとして後段へ転送する。
【0013】ビデオADコンバータ2の後段にはDVD
(デジタルバーサタイルディスク)ストリームエンコー
ダ3が接続されている。
【0014】また、図1において4はオーディオADコ
ンバータである。このオーディオADコンバータ4には
アナログのオーディオ信号SALI,SARIが入力されてお
り、これらのオーディオ信号SALI,SARIはデジタル化さ
れた後、オーディオデータとして後段に接続されたオー
ディオエンコーダ5へ転送される。
【0015】このオーディオエンコーダ5においては、
オーディオデータをDVDビデオレコーディングフォー
マットで規定されているオーディオサンプルデータとな
るようにデータ長を調整する処理を行い、1サンプルデ
ータが16ビット,20ビットあるいは24ビット単位
のリニアPCM(パルスコードモジュレーション)デー
タにして後段に接続されDVDオーディオビデオストリ
ームエンコーダ3へ転送する。
【0016】DVDオーディオビデオストリームエンコ
ーダ3においては、転送されたビデオデータとオーディ
オデータとを、一度、バッファメモリ6においてバッフ
ァリングした後、DVDビデオレコーディングフォーマ
ットで規定されたDVDオーディオビデオストリームに
おける、符号量が2048バイト単位であるビデオパッ
クとオーディオパックにそれぞれエンコーディング処理
する。
【0017】また、DVDオーディオビデオストリーム
エンコーダ3は、記録したビデオデータと、記録時刻と
の同期再生を行うためのデータ、表示制御データ並びに
コピー保護データも合わせてRDI(Real Time Data I
nformation)パックとしてエンコーディング処理する。
【0018】DVDオーディオビデオストリームエンコ
ーダ3において、エンコード処理によりパック化ならび
に時分割多重処理されたビデオパックと、オーディオパ
ックと、RDIパックとはDVDオーディオビデオスト
リームエンコーダ3の後段に接続されたエンコーダイン
ターフェース7に転送される。
【0019】エンコーダインターフェース7は、転送さ
れたビデオパック、オーディオパックそしてRDIパッ
クを適正なタイミングで後段に接続されたブロックへ転
送する。
【0020】エンコーダインターフェース7の後段には
データバスを介して、バッファメモリマネージャー9、
ストリームアウトプットインターフェース10、IDE
(Integrated Drive Electronics)インターフェースコ
ントローラ11の各ブロックが接続されており、各ブロ
ック間においては、ビデオパック、オーディオパック、
あるいはRDIパックの転送がデータバスを介して行わ
れる。
【0021】このデータバスに接続されたバッファメモ
リマネージャー9にはバッファメモリ10が接続されお
り、データバスを介して転送されたビデオパック、オー
ディオパック、及びRDIパックはこのバッファメモリ
10において一時的にバッファリングされて、バッファ
メモリマネージャー9の制御によって、バッファメモリ
10からの入出力が制御される。
【0022】また、バッファメモリマネージャー9は、
プログラマブルコントローラ8と、IDEインターフェ
ースコントローラ12と、ストリームアウトプットイン
ターフェース11の各ブロックと、それぞれ、データバ
スを介して接続されている。
【0023】また、ストリームアウトプットインターフ
ェース11の後段にはDVDオーディオビデオデコーダ
15が接続されている。
【0024】とりわけ、バッファメモリマネージャー9
と、IDEインターフェースコントローラ12とはデー
タバス28,29,35と接続されており、相互にデー
タ転送を可能としている。
【0025】データバス28はIDEインターフェース
コントローラ12内部のプライマリIDEポートに接続
されており、また、データバス29はプライマリIDE
ポートに接続されている。
【0026】更に、プライマリIDEポートにはIDE
バス26を介してハードディスクドライブ30に接続さ
れており、また、セカンダリIDEポートにはIDEバ
ス27を介してDVD−RAMドライブ31に接続され
ている。
【0027】プライマリIDEポートとハードディスク
ドライブ30とは相互にIDEバス26を介してデータ
転送を行うことができ、セカンダリIDEポートとDV
D−RAMドライブ31とはIDEバス27を介してデ
ータ転送を行うことができる。
【0028】また、IDEインターフェースコントロー
ラ12にはサブIDEポート34が設けられ、このサブ
IDEポート34にはサブIDEバス36を介してIE
EE1394 IDEブリッジ37が接続されている。
IEEE1394I IDEブリッジ37には、ケーブ
ル38が接続されており、このケーブル38の先端には
外部入力インターフェースコネクタ39が設けられてい
る。
【0029】バッファメモリマネージャー9は、バッフ
ァメモリにバッファリングしたビデオパック、オーディ
オパック、及びRDIパック等のデータをIDEインタ
ーフェースコントローラ12を介してハードディスクド
ライブ30あるいはDVD−RAMドライブ31と相互
に転送することができる。
【0030】バッファメモリマネージャー9がデータを
転送することにより、ハードディスクドライブ30ある
いはDVD−RAMドライブ31の記録媒体にビデオパ
ック、オーディオパック、RDIパックを記録すること
ができる。
【0031】また、ハードディスクドライブ30からD
VD−RAMドライブ31の記録媒体にビデオパック、
オーディオパック、RDIパックを記録する場合や、D
VD−RAMドライブ31からハードディスクドライブ
30の記録媒体にビデオパック、オーディオパック、R
DIパックを記録する場合においても、バッファメモリ
10にこれらのデータをバッファリングするようにバッ
ファメモリマネージャ9がデータを転送することによっ
てハードディスクドライブ30からDVD−RAMドラ
イブ31間でデータの相互記録が行える。
【0032】また、ハードディスクドライブ30あるい
はDVD−RAMドライブ31の記録媒体から読み出し
たデータを再生する場合は、ハードディスクドライブ3
0あるいはDVD−RAMドライブ31からデータを転
送して、バッファメモリマネージャー9が、データをバ
ッファメモリ10にバッファリングした後、ストリーム
アウトプットインターフェース11にデータを転送す
る。
【0033】ストリームアウトプットインターフェース
11の後段にはビデオパック、オーディオパック、RD
Iパックをデコードして再生用データであるビデオデー
タ、オーディオデータ、制御データを抽出再生するDV
Dオーディオビデオデコーダ15が接続されている。
【0034】ビデオデータは、MPEG2(Motion Pic
ture Expert Group2)方式で圧縮処理されたビデオデ
ータであり、DVDオーディオビデオデコーダ15は圧
縮処理されたこのビデオデータを伸張処理するものであ
る。
【0035】DVDオーディオビデオデコーダ15には
バッファメモリ16が接続されており、DVDオーディ
オビデオデコーダ15はバッファメモリ16にデータを
バッファリングしながらビデオパック、オーディオパッ
ク、RDIパックをデコードする。
【0036】DVDオーディオビデオデコーダ15によ
って、分離復調されたビデオデータ、オーディオデータ
は、DVDオーディオビデオデコーダ15の後段に接続
されたビデオエンコーダ18あるいはオーディオDAコ
ンバータ17へ転送される。
【0037】オーディオDAコンバータ17はオーディ
オデータをアナログのオーディオ信号にSALO,SARO
変換してオーディオ出力端子から出力する。
【0038】ビデオエンコーダ18は、ビデオデータを
アナログのビデオ信号に変換し、同期信号の付加等処理
を行い、同期信号SY、色信号SC、コンポジットビデオ
信号SNTSCを映像信号出力端子から出力する。
【0039】一方、RDIパックから抽出された制御デ
ータは、ホストMPU19が接続されるホストMPUバ
ス22を介して、ホストMPU19に転送される。
【0040】ホストMPU19に転送された制御データ
は、ホストMPUバス22を介してシステムRAM20
へ転送され、システムRAM20においてバッファリン
グされる。
【0041】また、ホストMPU19には、ホストMP
Uバス22を介してシステムROM21が接続されてお
り、ホストMPU19はシステムROM21から制御プ
ログラムを構成するインストラクション及びデータをフ
ェッチする。
【0042】ホストMPU19には、釦入力/表示制御
回路25が接続されている。この釦入力/表示制御回路
25には、ユーザーインターフェースとしての操作釦2
3と、システムの状態を表示する表示器24が接続され
ている。
【0043】ホストMPU19は、DVD オーディオ
ビデオトリームエンコーダ3や、IEEE1394 I
DEブリッジ37や、IDEインターフェースコントロ
ーラ12や、DVDオーディオビデオデコーダ15の各
ブロックと、ホストMPUバス22を介して接続されて
いる。
【0044】ホストMPU19は、システムROM21
に格納されている制御プログラムによって、RDIパッ
クの制御データや釦入力/表示制御回路25を介して入
力されるユーザー操作に対応した制御データによる動作
を、ホストMPUバス22に接続された各ブロックを制
御することにより実現する。
【0045】本発明において、バッファメモリマネージ
ャー9は、ビデオパック、オーディオパック、及びRD
Iパック等のデータを、IDEインターフェースコント
ローラ12を介して、バッファメモリ10とハードディ
スクドライブ30あるいはDVD−RAMドライブ31
と相互に転送することができるが、この動作はプログラ
マブルコントローラ8から出力されるコマンドによって
行われるものである。
【0046】本発明の実施例では、相互に符号長の異な
るデータをバッファリングする際ににバッファメモリ1
0の記憶領域を複数の領域に分割して管理し、これら複
数の領域のうち少なくともひとつの記憶領域の記憶容量
をを符号長の異なるデータの符号長の最小公倍数の整数
倍値に設定して、これら符号長の異なるデータをメモリ
10に書き込む。
【0047】本発明の動作につき、図1に加えて、図2
乃至図5を用いて説明する。
【0048】図2は、本発明におけるバッファメモリ1
0のメモリマップ、図3は、CD(コンパクトディス
ク)方式のデータ構造とDVDオーディオビデオデータ
ストリームのデータ構造を示す図、図4は、バッファメ
モリ10に対してデータを書き込む際に用いられるデー
タ符号長調整回路のブロック図である。
【0049】図2において、10MaはSDRAM(Sy
nchronous Dynamic Random AccessMemory)型メモリで
あるバッファメモリ10内の記憶領域全域を示す。この
全SDRAM領域10Maは、FIFO(Fast In Fast
Out)型メモリ領域10Ma1と、FIFO型メモリ領
域10Ma2と、未使用領域10Ma3と、マイクロコ
ード格納領域10Ma4に分割管理される。
【0050】前記バッファメモリマネージャー9は前記
バッファメモリ10に対する書き込みまたは読み出しを
8バイトバースト長アクセス方式で実行する。
【0051】具体的には、バッファメモリ10内に設け
られた図示しない境界値レジスタにより、全SDRAM
領域10Maの境界値アドレス10Mcp1〜10Mc
p3を設定することによって、前述のFIFO型メモリ
領域10Ma1と、FIFO型メモリ領域10Ma2
と、未使用領域10Ma3と、マイクロコード格納領域
10Ma4は、それぞれ独立したFIFO型メモリ領域
として機能する。
【0052】ここで、主に本発明のデータ処理装置にお
いて処理される2つのデータの構造について図3を用い
て説明する。
【0053】図3において、(1)はCDデータのデー
タ構造を示し、(2)DVDストリームのデータ構造を
示す。
【0054】CDデータは、1ブロックのデータの符号
長が2352Byteのデータブロック複数個が集合し
て構成されている。
【0055】図3は、CDデータの中でもMPEG1方
式のビデオデータをフォーマットとして採用したビデオ
CDデータの構造を示している。
【0056】その1ブロックのデータの割り当ては、先
頭バイトから最終バイトにかけて、CD−ROM同期パ
ターン(12バイト)、CD−ROMヘッダ(4バイ
ト)、サブヘッダ(8バイト)、MPEGビデオパック
(2342バイト)で構成されている。
【0057】一方、DVDオーディオビデオストリーム
は、RDIデータ、MPEG方式の圧縮ビデオデータ、
オーディオデータをパック化したRDIパック、ビデオ
パック、オーディオパックからなる。
【0058】これら各パックの符号長は2048Byt
eである。
【0059】上記の如く、CDデータのデータブロック
ひとつと、DVDオーディオビデオストリームの1デー
タブロックひとつは、それぞれ、符号長が異なる。
【0060】本発明の実施例におけるデータ処理装置
は、これら2つの符号長の異なるデータブロックを有す
るCDデータと、DVDオーディオビデオストリームを
バッファリングするために、バッファメモリーマネージ
ャー9がバッファメモリ10において分割管理している
FIFO型メモリ領域10Ma1の容量を前述のCDデ
ータの1データブロックの符号長2352Byteと、
DVDオーディオビデオストリームの1データブロック
の符号長2048Byteとの最小公倍数の整数倍の容
量に設定している。
【0061】具体的には、2352Byteの256倍
と、2048Byteの294倍の解である588KB
yte(1Kbyte=1024Byteとして換算)
に容量が設定されるように、バッファメモリーマネージ
ャー9が境界値アドレス10Mcp1を設定する。
【0062】このように、2つの異なる符号長を有する
データブロックの符号長の最小公倍数の整数倍に境界値
アドレスを設定してFIFO型メモリ領域10Ma1を
設定し、CDデータと、DVDオーディオビデオストリ
ームとを1データブロック単位で、バッファメモリマネ
ージャー9がバッファメモリ10へ転送することによっ
て、効率良くデータのバッファリングが行なわれる。
【0063】具体的には、FIFO型メモリ領域10M
a1の容量が、2つの異なる符号長を有するデータブロ
ックの符号長の最小公倍数の整数倍値に設定されている
ことにより、この記憶領域に余す事無くデータを記憶す
ることができる。
【0064】また、バッファメモリマネージャー9は、
境界値アドレスの値を2つの異なる符号長を有するデー
タブロックの符号長の最小公倍数の整数倍値のみを設定
すればよいので、境界値レジスタ等のシステムリソース
が最小限に止める得るという相乗効果をも生じる。
【0065】具体的に、このバッファメモリマネージャ
ー9の動作を説明する。これら符号長が相互に異なるC
Dデータあるいは、DVDオーディオビデオストリーム
を記憶する際には、バッファメモリマネージャー9は、
IDEインターフェースコントローラ12内に設けられ
た符号長調整回路12ctにおいてこれらデータが処理
された後データを適当なタイミングでバッファメモリ1
0に対して書き込んでいく。
【0066】前記符号長調整回路12CtはDVD−R
AMドライブ31から転送されるデータのブロック長が
前記FIFO型メモリ領域10Ma1のバーストアクセ
ス長で割り切れない場合、mバイトのスタッフィングバ
イトをデータブロックの後に付加し、前記バッファメモ
リ10Maからの読み出し時にバーストアクセス長の整
数倍で1ブロックの読み出しが完了できるようにする。
【0067】以下、図4を用いて符号長調整回路12c
tと、バッファメモリマネージャー9のバッファメモリ
10に対するデータの書き込み動作を説明する。
【0068】図4の符号長調整回路12ctのブロック
図において、201はカウンタ制御回路、202はブロ
ック長カウンタ、203はスタッフィング制御回路、2
04はブロック長レジスタ、205はスタッフィングバ
イト数レジスタ、206はスタッフィング許可レジスタ
である。
【0069】ブロック長レジスタ204、スタッフィン
グ制御回路203、スタッフィング許可レジスタ206
の各レジスタには、ホストMPUバス22’が接続され
ており、また、各レジスタにはタイミング制御のための
ストローブパルスSSTB_00、ストローブパルス
STB_01、ストローブパルスSSTB_02が供給される線路
が接続されている。
【0070】具体的には、ストローブパルスSSTB_00
ブロック長レジスタ204へ、ストローブパルスS
STB_01がスタッフィングバイト数レジスタ205へ、そ
れぞれ供給されるように構成されている。
【0071】カウンタ制御回路201には、システムマ
スタークロックSMCK、DMA転送開始信号
DMA_START、ハードディスクドライブ30あるいはD
VD−RAMドライブ31等からのDMA転送要求信号
DMARQ#、ドライブに対する入出力要求信号SDIOR#
システムリセット信号SRSTが入力されるように線路が
接続されている。
【0072】また、スタッフィング制御回路203に
は、システムマスタークロックSMCK、DMA転送要求
信号SDMARQ#が供給されるように線路が接続されてい
る。
【0073】また、同様にスタッフィング制御回路20
3には、スタッフィング実行信号S DONE、ブロック長カ
ウンタ202から転送されるカウント値検出信号S
Z_DETが供給されるように線路が接続されている。
【0074】スタッフィングの要求を示すスタッフィン
グリクエスト信号SSTF_REQ、スタッフィングの終了を
要求するスタッフィングイネーブルパルスSSTF_ENP
スタッフィングを一時的に中止するためのネゲートパル
スSACK_NEGが出力されるように線路が接続されてい
る。
【0075】図中のブロックにおいて、ブロック長レジ
スタ204は、ホストMPUバス22’からデータブロ
ックを取り込みこのブロックの符号長に合った値のデー
タを内部に設定し、これを次段のブロック長カウンタ2
02のダウンカウント処理のための初期値を供給する。
【0076】上述の通り、カウンタ制御回路201に
は、DMA転送要求信号SDMARQ#、入出力要求信号S
DIOR#が供給されている。
【0077】カウンタ制御回路201は、このDMA転
送要求信号SDMARQ#、入出力要求信号SDIOR#に基づい
て次段のブロック長カウンタ202を制御する。
【0078】そして、ブロック長カウンタ202は、カ
ウンタ制御回路201の制御動作によって動作して、現
在、DMA転送されているデータブロックの転送バイト
数を計測する。
【0079】データのブロック長のカウントが終了する
と、ブロック長カウンタ202は次段のスタッフィング
制御回路203へ転送しているカウント値検出信号S
Z_DETをハイレベルにする。
【0080】カウント値検出信号SZ_DETが転送されて
いるスタッフィング制御回路203にはスタッフィング
バイト数レジスタ205が接続されており、また、スタ
ッフィング許可レジスタ206が接続されている。
【0081】スタッフィングバイト数レジスタ205は
ホストMPUバス22’からデータブロックにスタッフ
ィングすべきスタッフィングデータ数を示す制御信号
を、スタッフィングバイト数レジスタ205にレジステ
ィングする。
【0082】また、スタッフィング許可レジスタ206
は、ホストMPUバス22’からデータブロックにスタ
ッフィングを許可すべきタイミングにおいて、スタッフ
ィング許可の制御信号をレジストする。
【0083】スタッフィング制御回路203は、これら
の制御信号に基づいて、スタッフィングを要求するスタ
ッフィングリクエスト信号SSTF_REQ、スタッフィング
の終了を要求するスタッフィングエンドパルスS
STF_ENP、データ転送を一時的に中止するためのネゲー
トパルスSACK_NEGを出力する。
【0084】これらの制御信号、スタッフィングリクエ
スト信号SSTF_REQ、スタッフィングエンドパルスS
STF_ENP、ネゲートパルスSACK_NEGはデータバス29、
あるいは28を介して、バッファメモリマネージャー9
に供給される。
【0085】これらの制御信号の供給を受けたバッファ
メモリマネージャー9は、この制御信号に従って、バッ
ファメモリ10内のFIFO型メモリ領域10Ma1に
データを書き込んでいく。
【0086】図2に示されるように、バッファメモリ1
0のFIFO型メモリ領域10Ma1には、2352B
yteの符号長を有するデータブロックが複数個書き込
まれるようになっている。
【0087】1つのデータブロックは2352Byte
であるが、CDデータがVideoCD規格に準拠した
データである場合、データブロックのLSB側4Byt
eを、CD−ROM Mode2 Form2 データ
のエラー検出のためにオプションとしてCDC(Cyc
lic Redundancy Check)コードに
割り当てて、常にCRCコードが記録されているとは限
らないため、前記CRCコード4バイトを除く2348
バイトを転送している。
【0088】この1データブロックについて、符号長調
整回路12ctと、バッファメモリマネージャー9の動
作を説明すると、バッファメモリマネージャー9はデー
タブロックの先頭のデータから2348Byteのデー
タをFIFO型メモリ領域10Ma1に書き込む。
【0089】そして、データブロックの先頭のデータか
ら2348Byteのデータが転送された後は、符号長
調整回路12ct内のスタッフィング制御回路203か
らスタッフィングリクエスト信号SSTF_REQがイネーブ
ル状態に反転し、バッファメモリマネージャー9がスタ
ッフィングのリクエストを検知する。
【0090】そして、更にスタッフィング制御回路20
3は、スタッフィングを開始するためにデータ転送を一
時的に中止するためのネゲートパルスSACK_NEGをイネ
ーブルにする。
【0091】ネゲートパルスSACK_NEGをイネーブルが
イネーブルになると、バッファメモリマネージャー9
は、イネーブルの期間においてFIFO型メモリ領域1
0Ma1に対するデータの転送を中止する。
【0092】CD−ROM Mode2 Form2の
Video−CDデータの1データブロックは前述の通
り、オプションとしてLSB側に4ByteのCRCデ
ータ領域を設けているので、このイネーブル期間はバッ
ファメモリマネージャー9がDVD−RAMドライブ3
1から転送されない4Byte分のスタッフィングデー
タをFIFO型メモリ領域10Ma1に書き込む期間に
相当する。
【0093】このようにして、バッファメモリーマネー
ジャー9は1ブロック2352ByteのCDデータを
FIFO型メモリ領域10Ma1に境界値アドレス10
Mcp1まで、余すことなく書き込んで行く。
【0094】1ブロック2348バイトのVideo
CDデータに対して4バイトのスタッフィングデータを
付加したことにより、バッファメモリマネージャーは2
352バイト/ブロックのデータを294バーストアク
セス(8バイト/バーストアクセス×294バーストア
クセス=2352バイト)で読み出すことができるた
め、DVDオーディオビデオデコーダ15に対して、1
ブロックずつVideoCDデータを転送する際の前記
バッファメモリ10Maからの読み出し処理が簡略化で
きる。
【0095】同様に、1ブロック2048ByteのD
VDオーディオビデオストリームの場合も同様に、FI
FO型メモリ領域10Ma1に境界値アドレス10Mc
p1まで余すことなくデータが書き込まれる。
【0096】これは、前述の通りFIFO型メモリ領域
10Ma1を管理するための境界値アドレス10Mcp
1が、2048ByteのDVDオーディオビデオスト
リームの1データブロックの符号長と、2352Byt
eのCDデータの1データブロックの符号長の最小公倍
数の整数倍に設定されているためである。
【0097】以上のように本発明のデータ処理装置及
び、データ処理方法は、最小公倍数の整数倍に設定され
た境界値アドレスまで、FIFO型メモリ領域10Ma
1にデータを書き込む場合も、データを読み出す場合も
メモリーマネージャーは同じ周期のクロックによって、
データを伝送すればよいので、相互に符号長の異なるC
Dデータと、DVDオーディオストリームのデータとを
バッファメモリ10にバッファリングする際の制御の簡
略化を実現し得るものである。
【0098】
【発明の効果】相互に符号長の異なる第1のデータと、
第2のデータとをバッファリングする際にデータ長の違
いによる制御を簡略化し得る良好なデータ処理装置及
び、データ処理方法を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置を採用したシステムの
ブロック図。
【図2】本発明におけるバッファメモリ10のメモリマ
ップ。
【図3】CD(コンパクトディスク)方式のデータ構造
とDVDオーディオビデオデータストリームのデータ構
造を示す図。
【図4】バッファメモリ10に対してデータを書き込む
際に用いられるデータ符号長調整回路のブロック図。
【符号の説明】
9… …バッファメモリマネージャー 10… …バッファメモリ 10Ma… …記憶領域 10Ma1〜10Ma… …4FIFO型メモリ領域 10Mcp1… …境界アドレス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の回路ブロックを具備し、この回路ブ
    ロック間において転送される第1の符号長を有する第1
    のデータと、前記第1の符号長とは異なる第2の符号長
    を有する第2のデータとをバッファリングするためのバ
    ッファメモリと、前記バッファファメモリに対する前記
    データの書き込みあるいは読み出しを制御するバッファ
    メモリマネージャーとを具備するデータ処理装置におい
    て、 前記バッファメモリマネージャーは、前記バッファメモ
    リの記憶領域を複数の記憶領域に分割し、複数の当該記
    憶領域において少なくともひとつの記憶領域の記憶容量
    を、前記第1の符号長と前記第2の符号長との最小公倍
    数の整数倍値に設定し、前記第1のデータあるいは前記
    第2のデータを当該領域に書き込むように制御すること
    を特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】複数の回路ブロックを具備し、この回路ブ
    ロック間において転送される第1の符号長を有する第1
    のデータと、前記第1の符号長とは異なる第2の符号長
    を有する第2のデータとをバッファリングするためのバ
    ッファメモリと、前記バッファファメモリに対する前記
    データの書き込みあるいは読み出しを制御するバッファ
    メモリマネージャーとを具備するデータ処理装置におい
    て用いられるデータ処理方法であって、 前記バッファメモリマネージャーが、前記バッファメモ
    リの記憶領域を複数の記憶領域に分割するステップと、 複数の前記記憶領域において少なくともひとつの記憶領
    域の記憶容量をを、前記第1の符号長と前記第2の符号
    長との最小公倍数の整数倍値に設定するステップと、 前記第1のデータあるいは前記第2のデータを当該領域
    に書き込むように制御するステップとを具備したことを
    特徴とするデータ処理方法。
  3. 【請求項3】複数の回路ブロックを具備し、この回路ブ
    ロック間において転送される第1のデータを構成する、
    第1の符号長を有する複数の第1のデータブロックと、
    第2のデータを構成する、前記第1の符号長とは異なる
    第2の符号長を有する第2のデータブロックとを、バッ
    ファリングするためのバッファメモリと、前記バッファ
    ファメモリに対する前記データの書き込みあるいは読み
    出しを制御するバッファメモリマネージャーとを具備す
    るデータ処理装置において、 前記バッファメモリマネージャーは、前記バッファメモ
    リの記憶領域を複数の記憶領域に分割し、複数の当該記
    憶領域において少なくともひとつの記憶領域の記憶容量
    をを、前記第1の符号長と前記第2の符号長との最小公
    倍数の整数倍値に設定し、前記第1のデータあるいは前
    記第2のデータを当該領域に書き込むように制御するこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】複数の回路ブロックを具備し、この回路ブ
    ロック間において転送される第1のデータを構成する、
    第1の符号長を有する複数の第1のデータブロックと、
    第2のデータを構成する、前記第1の符号長とは異なる
    第2の符号長を有する第2のデータブロックとを、バッ
    ファリングするためのバッファメモリと、前記バッファ
    ファメモリに対する前記データの書き込みあるいは読み
    出しを制御するバッファメモリマネージャーとを具備す
    るデータ処理装置において用いられるデータ処理方法で
    あって、 前記バッファメモリマネージャーが、前記バッファメモ
    リの記憶領域を複数の記憶領域に分割するステップと、 複数の前記記憶領域において少なくともひとつの記憶領
    域の記憶容量をを、前記第1の符号長と前記第2の符号
    長との最小公倍数の整数倍値に設定するステップと、 前記第1のデータあるいは前記第2のデータを当該領域
    に書き込むように制御するステップとを具備したことを
    特徴とするデータ処理方法。
JP2001202873A 2001-07-04 2001-07-04 データ処理装置、データ処理方法 Pending JP2003018551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001202873A JP2003018551A (ja) 2001-07-04 2001-07-04 データ処理装置、データ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001202873A JP2003018551A (ja) 2001-07-04 2001-07-04 データ処理装置、データ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003018551A true JP2003018551A (ja) 2003-01-17

Family

ID=19039595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001202873A Pending JP2003018551A (ja) 2001-07-04 2001-07-04 データ処理装置、データ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003018551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018426A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Alpine Electronics Inc データ処理装置及びデータ転送方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018426A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Alpine Electronics Inc データ処理装置及びデータ転送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3926873B2 (ja) コンピュータシステム
JPH0918829A (ja) データ再生装置
US6111592A (en) DMA data transfer apparatus, motion picture decoding apparatus using the same, and DMA data transfer method
JP2006259898A (ja) I/oコントローラ、信号処理システム、およびデータ転送方法
EP1093122A2 (en) System for signal processing and signal transmission
US20020071655A1 (en) Information recording method and apparatus and information recording medium
JP3635169B2 (ja) データ伝送装置
JP2003283499A (ja) データ転送制御装置、電子機器及びデータ転送制御方法
US6240469B1 (en) System for transferring motion picture data between peripheral device interfaces by second peripheral interface issuing data transaction based on information set by processor to designate first peripheral interface
JPH1091393A (ja) データバッファリング装置
US6035096A (en) Video/audio decoding and reproducing apparatus and method
JPH10161630A (ja) 動画データ出力デバイスおよびその環境設定方法
JP4428779B2 (ja) データ多重装置
JP2003018551A (ja) データ処理装置、データ処理方法
US6205180B1 (en) Device for demultiplexing information encoded according to a MPEG standard
JP3097174B2 (ja) マルチメディアレコーダ
JP4075360B2 (ja) データ転送制御装置及び電子機器
JPH09265730A (ja) データ再生装置、再生方法
JP4257656B2 (ja) オーディオデータ処理装置
JP2006050078A (ja) データ転送制御装置及び電子機器
JP2002369147A (ja) データ処理装置、データ処理方法
KR0153900B1 (ko) Cd-rom 디코더의 내부레지스터 직접제어장치
US6434162B1 (en) PCM data outputting method and PCM data output device enabling output of PCM group information and PCM data correctly correlated with each other
JP4496935B2 (ja) オーディオ・ビデオ出力デバイス及びオーディオ・ビデオ出力方法
JP2000152236A (ja) 動画像符号化装置および多重化方法とその装置および記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050414

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606