JP2003018427A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

電子機器及びその制御方法

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JP2003018427A
JP2003018427A JP2001204184A JP2001204184A JP2003018427A JP 2003018427 A JP2003018427 A JP 2003018427A JP 2001204184 A JP2001204184 A JP 2001204184A JP 2001204184 A JP2001204184 A JP 2001204184A JP 2003018427 A JP2003018427 A JP 2003018427A
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electronic device
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audio
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JP2001204184A
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Katsuhiko Araki
勝彦 荒木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AV機器内に情報処理装置の入出力機能を付
加することにより、AV機器と情報処理装置との間の制
御を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 この発明は、情報処理装置と接続可能な
電子機器に於いて、制御データが入力される入力手段1
90、200と、入力された制御データを前記情報処理
用入力データに変換するデータ変換手段180と、前記
情報処理装置と前記電子機器との間でデータを伝送する
ためのインターフェース手段100、170と、前記情
報処理装置から伝送された所定のデータを前記電子機器
用入力データに逆変換する逆変換手段180とを具備す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報処理装置と
接続可能なAV機器に係わり、特に、情報処理装置との
入出力インターフェースを内蔵したAV機器に関する。
【0002】
【従来の技術】今日のコンピュータシステム(以下、情
報処理装置と称す。)は、CD/DVD−ROM等を標
準搭載し、オーディオやビデオを楽しむことが可能とな
った。また、テレビ、オーディオやビデオ機器(以下、
AV機器と称す。)と連携して、音楽や映像等を楽しむ
為、専用インターフェースを有したオーディオ機器やT
Vキャプチャ等の周辺機器も発売されている。専用イン
ターフェースを介してAV機器が接続された情報処理装
置は、専用ソフトウェアを利用しなければ、AV機器の
アンプの音量、電源のオン/オフ、パネルキーやリモコ
ン等で曲やチャネルの変更を実行することができなかっ
た。
【0003】また、従来技術の特開平10−11614
5号には、テレビ用リモコンから送信された制御信号を
テレビ受信機が受信し、情報処理装置の制御信号に変換
し、当該制御信号を情報処理装置に出力することを開示
する。しかしながら、情報処理装置とテレビ受信機間
に、映像・音声などのデータを送受信するインターフェ
ースとは別に情報処理装置の制御信号を送信する専用の
インターフェースが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、情報処理装置とAV機器のインターフェースには、
映像・音声などのデータを送受信するインターフェース
とは別に専用のインターフェースを必要とする問題があ
った。
【0005】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めになされたものであり、AV機器内に情報処理装置の
入出力機能を付加することにより、AV機器と情報処理
装置との間の制御を容易にすることを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、情報処理装
置と接続可能な電子機器に於いて、制御データが入力さ
れる入力手段と、前記入力手段により入力された制御デ
ータを前記情報処理用入力データに変換するデータ変換
手段と、前記データ変換手段により、変換された入力デ
ータを前記情報処理装置に伝送するためのインターフェ
ース手段と、前記インターフェース手段を経由して前記
情報処理装置から伝送された所定のデータを前記電子機
器用入力データに逆変換する逆変換手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0007】このような構成にするからこそ、AV機器
と情報処理装置との間の制御を容易にすることができ
る。
【0008】また、この発明のインターフェース手段
は、ユニバーサル・シリアル・インターフェースである
ことが好ましい。
【0009】また、更に、この発明は、情報処理装置と
接続可能な電子機器に於いて、制御データが入力される
入力ステップと、前記入力ステップにより入力された制
御データを前記情報処理用入力データに変換するデータ
変換ステップと、前記データ変換ステップにより、変換
された入力データを前記情報処理装置に伝送するステッ
プと、前記情報処理装置から伝送された所定のデータを
前記電子機器用入力データに逆変換する逆変換ステップ
とを具備することを特徴とする。
【0010】このような構成にするからこそ、AV機器
と情報処理装置との間の制御を容易にすることができる
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。
【0012】図1と図2には、この発明の一実施形態に
係わる情報処理装置とAV機器の構成が示される。この
情報処理装置は、デスクトップタイプのコンピュータで
ある。このコンピュータのシステムボード上には、プロ
セッサバス1、複数の内部バス2、3、4、5が配線さ
れる。また、このコンピュータに設けられたUSB用接
続スロット60には、USBインターフェース6aを介
して、ユーザによって必要に応じて、図2のAV機器が
接続される。このAV機器は、USBインターフェース
6bを介してPlag&Play可能である。
【0013】図1のコンピュータ内には、CPU10、
CPU−PCIブリッジ装置20、主メモリ30、表示
装置40、PCI−ISAブリッジ装置50、USBイ
ンターフェース線6aを接続するためのUSB用接続ス
ロット60、HDD70、BIOS−ROM80、キー
ボード(KB)90などが設けられる。
【0014】図2のAV機器の一実施形態としては、オ
ーディオ機器である。このAV機器内には、USBハブ
100を介して、USBハブ用接続バス7、8が配置さ
れており、そこには、USBデバイス110、170が
接続される。USBハブ100は、USBインターフェ
ース線6bを介して、コンピュータのUSBスロット6
0に接続可能である。
【0015】また、このAV機器内には、USBデバイ
ス110に接続されるオーディオ用コーデック・ミキサ
回路120やUSBデバイス170に接続される制御回
路180が配置される。オーディオ用コーデック/MI
X回路120は、更に、チューナ回路130、MD回路
140、CD回路150、アンプ回路160に接続され
る。一方、制御回路180は、リモコン回路190、パ
ネルスイッチ200、表示回路210に接続される。制
御回路180は、内部バス7を介して、USBデバイス
110、チューナ回路130、MD回路140、CD回
路150とアンプ回路160に接続される。
【0016】次に、図1乃至図2のコンピュータ及びA
V機器に設けられた各コンポーネントの機能及びその構
成について説明する。
【0017】CPU10は、例えば、米インテル社によ
って製造販売されているマイクロプロセッサなどによっ
て実現されている。このCPU10の入出力ピンに直結
されているプロセッサバス1は、133Mhzのバンド
幅を有する64ビット幅のデータバスを有している。
【0018】主メモリ30は、オペレーティングシステ
ム、USB用オーディオ・ヒューマンインターフェース
デバイスドライバ、実行対象の音楽再生のアプリケーシ
ョンプログラム及び処理データなどを格納するメモリデ
バイスであり、複数のDRAMモジュールによって構成
される。この主メモリ30は、システムボード上に予め
実装されているシステムメモリと、ユーザによって必要
に応じて装着される拡張メモリとから構成されている。
これらシステムメモリ及び拡張メモリを構成するDRA
Mモジュールとしては、シンクロナスDRAMやRam
busなど、バンク毎にメモリクロックの供給が必要な
高速メモリが利用される。
【0019】この主メモリ30は、133Mhzのバン
ド幅を有する64ビット幅のデータバスを有する専用の
メモリバス4を介してCPU−PCIブリッジ装置20
に接続される。メモリバスのデータバスとしては、プロ
セッサバス1のデータバスを利用することも出来る。こ
の場合、メモリバス4は、アドレスバスと各種メモリ制
御信号線とから構成される。
【0020】CPU−PCIブリッジ装置20は、プロ
セッサバス1とPCIバス2との間を繋ぐブリッジLS
Iであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして機能
している。このブリッジ装置20は、プロセッサバス1
とPCIバス2との間で、データ及びアドレスを含むバ
スサイクルを双方向で変換する機能及びメモリバスを介
してメモリ30をアクセス制御する機能などを有する。
【0021】PCIバス2はクロック同期型の入出力バ
スであり、PCIバス2上の全てのサイクルはバスクロ
ックに同期して行われる。PCIバスクロックの周波数
は、最大33MHzである。PCIバス2は、時分割的
に使用されるアドレス/データバスを有する。このアド
レス/データバスは、32ビット幅である。
【0022】PCIバス2上のデータ転送サイクルは、
アドレスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェ
ーズとから構成される。アドレスフェーズにおいては、
アドレスおよび転送タイプが出力され、データフェーズ
では8ビット、16ビット、24ビットまたは32ビッ
トのデータが出力される。
【0023】表示装置40は、ビデオメモリ(VRA
M)を内蔵し、CPU−PCIブリッジ装置20に専用
のグラフィックスポートに直結されており、主メモリ3
0に展開された画像データを表示バス3を介してVRA
Mに格納し、該画像データをLCDや外部のCRTディ
スプレイに表示する。
【0024】PCI−ISAブリッジ装置50は、PC
Iバス2とISAバス5との間を繋ぐブリッジLSIで
ある。このブリッジ装置50には、ISAバス5に接続
されたデバイス間のバス調停回路、およびDMAコント
ローラ、HDD70を制御するIDEコントローラ、U
SBスロット60を介して接続されたUSBデバイスを
制御するUSBコントローラなどが内蔵される。HDD
70は、音楽用データファイル及び音楽再生のアプリケ
ーションが予め記憶される。
【0025】ISAバス5には、コンピュータ本体の初
期化等のプログラムが格納されるBIOS−ROM8
0、キーボードコントローラ(KBC)が内蔵されたキ
ーボード90が接続される。
【0026】図2のUSBハブ100は、内部配線バス
7、8を介して、AV機器内の各USBデバイス11
0、170と接続され、コンピュータとのブリッジ回路
である。
【0027】USBデバイス110は、USBデバイス
のオーディオデバイスのクラスであり、オーディオのコ
ーデック・ミキサ回路120とUSBハブ100のイン
ターフェースである。図1のコンピュータからは、US
Bデバイス110をUSB用オーディオ機器として見な
される。
【0028】コーデック・ミキサ回路120は、チュー
ナ回路130、MDドライブ回路140、CDドライブ
回路150、アンプ回路160からのデータに基づき、
所定の動作(伸張・ミキシング)処理等を実行する。ま
た、コーデック・ミキサ回路120は、コンピュータか
らUSBインターフェース6a、6bを経由して送られ
てくるデータに基づき、所定の動作(圧縮・ミキシン
グ)処理等を実行し、チューナ回路130、MDドライ
ブ回路140、CDドライブ回路150、アンプ回路1
60に処理加工されたデータを受け渡す。
【0029】USBデバイス170は、USBデバイス
のヒューマンインターフェースデバイス(以下、HID
と称す。)のクラスであり、制御回路180とのインタ
ーフェースである。コンピュータからは、USBデバイ
ス170をUSB用キーボードとして見なされる。
【0030】制御回路180は、オーディオ制御インタ
ーフェース、リモコン受信部、パネルスイッチ入力部、
表示コントローラ、オーディオ制御部とプロトコル変換
部から構成される。制御回路180は、リモコン回路1
90、パネルスイッチ200からのデータ入力に応じ
て、AV機器内の各種デバイス・回路を制御する。ま
た、制御部180は、表示部210にデータを表示す
る。
【0031】制御回路180のオーディオ制御インター
フェースは、内部バス9を介して、USBデバイス11
0、チューナ回路130、MDドライブ回路140、C
Dドライブ回路150、アンプ回路160に接続され、
オーディオ制御部とのインターフェースを制御する。
【0032】制御回路180のリモコン受信部は、リモ
コン回路190から送信されたキーコードを解釈し、所
定のコードをオーディオ制御部に出力する。制御回路1
80のパネルスイッチ入力部は、パネルスイッチ200
から送信されたキーコードを解釈し、所定のコードをオ
ーディオ制御部に出力する。制御回路180の表示コン
トローラは、オーディオ制御部から出力された所定のデ
ータを表示データとして処理し、表示回路210に表示
する。
【0033】制御回路180のオーディオ制御部は、出
力された所定のコードを受信し、コンピュータへのコマ
ンド送信であるか判断する。オーディオ制御部は、コン
ピュータへのコマンド送信であると判断した場合、プロ
トコル変換部に所定のコマンドを出力する。また、オー
ディオ制御部は、オーディオ制御インターフェースを経
由して、チューナ回路130、MDドライブ回路14
0、CDドライブ回路150、アンプ回路160に所定
のコマンドを出力する。制御回路180のプロトコル変
換部は、オーディオ制御部から出力された所定のコマン
ドをUSBの規格で定められているキーボードのコード
へ変換し、USBデバイス1702に出力する。
【0034】図3は、この発明の一実施形態を示すAV
機器からコンピュータを起動する処理を示すフローチャ
ートである。
【0035】図4は、この発明の一実施形態を示すAV
機器からコンピュータに記憶されタ音楽データを再生す
る処理を示すフローチャートである。
【0036】図5は、この発明の一実施形態を示すコン
ピュータに記憶された音楽データをAV機器経由して再
生する処理を示すフローチャートである。
【0037】図6は、この発明の一実施形態を示すAV
機器からコンピュータの電源をオフする処理を示すフロ
ーチャートである。
【0038】次に、図3を参照して、この発明の一実施
形態におけるAV機器からコンピュータを起動する処理
を以下の通りに説明する。
【0039】ユーザは、一定時間、コンピュータのキー
ボード90からキーを入力してない。従って、コンピュ
ータは、現在、低消費電力のスタンバイ又はスリープ状
態に置かれる。
【0040】ユーザは、リモコン回路190上の電源キ
ーを入力する(S100)。制御回路180のリモコン
受信部は、リモコン回路190から送信されてきたキー
コードを受信し、当該キーコードを解釈する。リモコン
受信部は、解釈後のコードを制御回路180のオーディ
オ制御部に送信する(S110)。
【0041】オーディオ制御部は、リモコン受信部から
受信したコードを解析する。オーディオ制御部は、当該
コードがPC本体へのコマンド送信であると判断した場
合、制御回路180のプロトコル変換部にコンピュータ
を起動する為のWakeupコマンドを送信する。同時
に、オーディオ制御部は、制御回路180のオーディオ
制御インターフェースを経由して、各オーディオユニッ
ト130〜160に電源をオンするコマンドを内部バス
7上に出力する。各オーディオユニット130〜160
は、電源オンのコマンドに応答して、起動する(S12
0)。
【0042】制御回路180のプロセス変換部は、オー
ディオ制御部から出力されたWakeupコマンドをU
SBの規格で定義されたキーボードのコードに変換し、
USBデバイス170に出力する(S130)。
【0043】USBデバイス170は、USBのインタ
ーフェース(6a、6b、8、100、60)を経由牛
手、USBキーボードのコードをコンピュータのUSB
ホストコントローラ(PCI−ISAブリッジ装置50
内)に伝送する(S140)。
【0044】USBホストコントローラは、USBデバ
イス170からのキーボードのコードを解釈し、Wak
eupコマンドであると判断する。USBホストコント
ローラは、コンピュータのシステム復帰を示すレジュ−
ムイベントを発行し、コンピュータを起動させる(S1
50)。
【0045】次に、図4を参照して、この発明の一実施
形態におけるAV機器からコンピュータに記憶されタ音
楽データを再生する処理を以下の通りに説明する。
【0046】コンピュータに於いては、予め、ユーザに
よりHDD70に音楽用のデータファイルが記憶されて
いる。音楽用再生アプリケーションもHDD70又は主
メモリ50に記憶又は常駐している。
【0047】ユーザは、リモコン回路190上の再生キ
ーを入力する(S200)。制御回路180のリモコン
受信部は、リモコン回路190から送信されてきたキー
コードを受信し、当該キーコードを解釈する。リモコン
受信部は、解釈後のコードを制御回路180のオーディ
オ制御部に送信する(S210)。
【0048】オーディオ制御部は、リモコン受信部から
受信したコードを解析する。オーディオ制御部は、当該
コードがコンピュータへのコマンド送信であると判断
し、制御回路180のプロトコル変換部に音楽再生の再
生コマンドを出力する。同時に、オーディオ制御部は、
制御回路180のオーディオ制御インターフェースを経
由して、アンプ回路160にオーディオソースをコンピ
ュータに切り替えるコマンドを内部バス7上に出力する
(S220)。
【0049】制御回路180のプロセス変換部は、オー
ディオ制御部から出力された再生コマンドをUSBの規
格で定義されたキーボードのコードに変換し、USBデ
バイス170に送信する(S230)。
【0050】USBデバイス170は、USBのインタ
ーフェース(6a、6b、8、60と100)を経由し
て、キーボードのコードをコンピュータのUSBホスト
コントローラ(PCI−ISAブリッジ装置50内)に
伝送する(S240)。
【0051】USBホストコントローラは、USBデバ
イス170からのキーボードのコードを解釈し、再生コ
マンドであると判断する。USBホストコントローラ
は、USBデバイス170からのデータ入力の為、コン
ピュータのUSB−HIDドライバへデータを転送す
る。USB−HIDドライバは、音楽再生のアプリケー
ションにキーボードのデバイスからの再生コマンドを通
知する(S250)。
【0052】音楽再生のアプリケーションは、キーボー
ドからの再生キーを受付け、音楽データファイルをHD
D70からに主メモリにロードし、再生を開始する(S
260)。
【0053】次に、図5を参照して、この発明の一実施
形態におけるコンピュータに記憶された音楽データをA
V機器に経由して再生する処理を以下の通りに説明す
る。
【0054】音楽再生のアプリケーションは、音楽デー
タのフォーマットの種類(MP3やAAC等)を判断
し、音楽データをデコード処理する。音楽再生のアプリ
ケーションは、USBオーディオドライバを経由して、
USBコントローラに対し、デコード処理された音楽デ
ータを出力する(S300)。
【0055】USBオーディオドライバは、デコード処
理された音楽データをUSBの規格で定義されたプロト
コルデータに変換する。USBホストコントローラは、
USBオーディオドライバからのデータ入力に応答し
て、USBインターフェース(6a、6b、60、7と
110)を経由して、AV機器のUSBオーディオデバ
イス110に伝送する(S310)。
【0056】USBオーディオデバイス110は、US
Bのプロトコルデータをオーディオ用データに変換し、
コーデック・ミキサ回路120の入力端子に出力する
(S330)。
【0057】コーデック・ミキサ回路120は、AV機
器の予め設定された設定条件に従い、当該オーディオ用
データを処理し、アンプ回路160に出力する(S34
0)。アンプ回路160は、オーディオ用データをアナ
ログに変換し、スピーカから出力する。
【0058】次に、図6を参照して、この発明の一実施
形態におけるAV機器からコンピュータの電源をオフす
る処理を以下の通りに説明する。
【0059】ユーザは、リモコン回路190上の電源キ
ーを入力する(S400)。制御回路180のリモコン
受信部は、リモコン回路190から送信されてきたキー
コードを受信し、当該キーコードを解釈する。リモコン
受信部は、解釈後のコードを制御回路180のオーディ
オ制御部に出力する(S410)。
【0060】オーディオ制御部は、リモコン受信部から
出力したコードを解析する。オーディオ制御部は、当該
コードがコンピュータへのコマンド送信であると判断し
た場合、制御回路180のプロトコル変換部にコンピュ
ータを起動する為のシャットダウンコマンドを出力す
る。同時に、オーディオ制御部は、制御回路180のオ
ーディオ制御インターフェースを経由して、各オーディ
オユニット130〜160に電源をオフするコマンドを
内部バス7上に出力する。各オーディオユニット130
〜160は、電源オフを示すコマンドに応答して、シャ
ットダウンする(S420)。
【0061】制御回路180のプロセス変換部は、オー
ディオ制御部から出力されたシャットダウンコマンドを
USBの規格で定義されたキーボードのコードに変換
し、USBデバイス170に出力する(S430)。
【0062】USBデバイス170は、USBのインタ
ーフェース(6a、6b、8、60と100)を経由し
て、キーボードのコードをコンピュータのUSBホスト
コントローラ(PCI−ISAブリッジ装置50内)に
伝送する(S440)。
【0063】USBホストコントローラは、USBデバ
イス170からのキーボードのコードを解釈し、シャッ
トダウンコマンドであると判断する。USBホストコン
トローラは、USB−HIDドライバに当該シャットダ
ウンコマンドを出力する。USB−HIDドライバは、
コンピュータのオペレーションシステム(以下、OSと
称す。)にキーボードからのシャットダウンコマンドを
通知する(S450)。OSは、キーボードからのシャ
ットダウンコマンドを受け付け、コンピュータの電源オ
フを示す処理を開始する(S460)。
【0064】尚、この発明の一実施形態の図4〜図6に
於いては、リモコン回路からのキー入力として説明した
が、パネルスイッチ200からのキー入力でも同様な処
理を実行することができる。
【0065】制御回路180のオーディオ制御部は、リ
モコン回路190又はパネルスイッチ200からキー入
力に応答して、表示回路210をキー入力の種類を表示
することもできる。
【0066】各オーディオユニット130〜160は、
アナログ入出力は無論、デジタル入出力もサポートでき
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、AV機器内に情報処理装置の入出力機能を付加する
ことにより、AV機器と情報処理装置との間の制御を容
易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施形態に係わる情報処
理装置の構成を示すブロック図。
【図2】図2は、この発明の一実施形態に係わるAV機
器の構成を示すブロック図。
【図3】図3は、同実施形態に係わるAV機器からコン
ピュータを起動する処理を示すフローチャート。
【図4】図4は、同実施形態に係わるAV機器からコン
ピュータに記憶されタ音楽データを再生する処理を示す
フローチャート。
【図5】図5は、同実施形態に係わるコンピュータに記
憶された音楽データをAV機器経由して再生する処理を
示すフローチャート。
【図6】図6は、同実施形態に係わるAV機器からコン
ピュータの電源をオフする処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…プロセッサバス、2…PCIバス、3…表示バス、
4…メモリバス、5…ISAバス、6…USB接続ケー
ブル、7、8と9…AV機器の内部バス、10…CP
U、20…CPU−PCIブリッジ装置、30…主メモ
リ、40…表示装置、50…PCI−ISAブリッジ装
置、60…USBスロット、70…HDD、80…BI
OS−ROM、90…KB、100…USBハブ、11
0…USBデバイス(オーディオクラス、120…コー
デック・ミキサ回路、130…チューナ回路、140…
MD回路、150…CD回路、160…アンプ回路、1
70…USBデバイス(HIDクラス)、180…制御
回路、190…リモコン回路、200…パネルスイッ
チ、210…表示回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5B077 NN02 5C056 AA07 BA05 BA08 BA10 CA06 CA19 DA06 DA11 5K032 BA01 BA08 DB22 DB32 5K048 BA02 DA05 EA14 EB02 HA04 HA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置と接続可能な電子機器に於
    いて、制御データが入力される入力手段と、前記入力手
    段により入力された制御データを前記情報処理用入力デ
    ータに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段
    により、変換された入力データを前記情報処理装置に伝
    送するためのインターフェース手段と、前記インターフ
    ェース手段を経由して前記情報処理装置から伝送された
    所定のデータを前記電子機器用入力データに逆変換する
    逆変換手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記入力手段により入力された制御デー
    タに基づき、電子機器の動作状態を制御する制御回路と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記制御データとは、前記電子機器の電
    源オン、又は、電源オフを示すキーコードであり、前記
    キーコードにより、前記情報処理装置の電源をオン又は
    オフすることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記電子機器とは、オーディオ/ビデオ
    機器であり、前記制御データとは、前記電子機器のオー
    ディオ/ビデオの再生を示すキーコードであり、前記キ
    ーコードにより、前記情報処理装置に内蔵または装着さ
    れたオーディオ/ビデオを再生することを特徴とする請
    求項1記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記データ逆変換手段は、オーディオ/
    ビデオを示す再生データを前記電子機器のデータに変換
    することを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記インターフェース手段は、ユニバー
    サル・シリアル・インターフェースであり、前記入力デ
    ータ変換手段は、ユニバーサル・シリアル・インターフ
    ェースのプロトコルに入力データを変換することを特徴
    とする請求項1記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 情報処理装置と接続可能な電子機器に於
    いて、制御データが入力される入力ステップと、前記入
    力ステップにより入力された制御データを前記情報処理
    用入力データに変換するデータ変換ステップと、前記デ
    ータ変換ステップにより、変換された入力データを前記
    情報処理装置に伝送するステップと、前記情報処理装置
    から伝送された所定のデータを前記電子機器用入力デー
    タに逆変換する逆変換ステップとを具備することを特徴
    とする電子機器の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記入力ステップにより入力された制御
    データに基づき、電子機器の動作状態を制御することを
    特徴とする請求項7記載の電子機器の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記入力データ変換ステップは、ユニバ
    ーサル・シリアル・インターフェースのプロトコルに入
    力データを変換することを特徴とする請求項7記載の電
    子機器の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213859A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Fujitsu Component Ltd プリンタ、プログラム、およびプリンタシステム

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