JP2003018077A - 通信システム、通信方法および移動局 - Google Patents

通信システム、通信方法および移動局

Info

Publication number
JP2003018077A
JP2003018077A JP2001202471A JP2001202471A JP2003018077A JP 2003018077 A JP2003018077 A JP 2003018077A JP 2001202471 A JP2001202471 A JP 2001202471A JP 2001202471 A JP2001202471 A JP 2001202471A JP 2003018077 A JP2003018077 A JP 2003018077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
station
mobile station
base stations
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001202471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3824506B2 (ja
Inventor
Manabu Sawada
学 澤田
Kunihiko Sasaki
佐々木  邦彦
Hiroshi Harada
博司 原田
Masayuki Fujise
雅行 藤瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Communications Research Laboratory
Denso Corp
Original Assignee
Communications Research Laboratory
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Communications Research Laboratory, Denso Corp filed Critical Communications Research Laboratory
Priority to JP2001202471A priority Critical patent/JP3824506B2/ja
Priority to US10/187,800 priority patent/US7286504B2/en
Publication of JP2003018077A publication Critical patent/JP2003018077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3824506B2 publication Critical patent/JP3824506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルが散在する通信ゾーンで移動局と基地局
が通信を行う場合のスループットを向上させる。 【解決手段】 複数(図では4つ)の基地局11〜14
が形成するそれぞれのセルにより1つのゾーンを構成し
ている。基地局11〜14のうちゾーンの最初と最後に
ある基地局11、14は、移動局と双方向通信可能な基
地局であり、残りの2つの基地局12、13は、移動局
と単方向(図ではダウンリンク)通信のみを行う基地局
となっている。基地局11〜14は、それぞれゾーン制
御局20とネットワーク的に接続されている。このゾー
ン制御局20は、ゾーン内における移動局との通信を管
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム、通
信方法および通信システムに適用される移動局に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】セル
が散在する通信ゾーンで移動局と基地局が通信を行う場
合、従来では、各セルごとに移動局と基地局間が情報の
やりとりを行っていた。特に、DSRCなどのスポット
セルでは、移動局の滞在時間が短いため、上述したやり
とりを行っていると、スループットの低下が問題とな
る。
【0003】本発明は、トータルスループットを向上さ
せることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、複数の基地局がそれぞ
れ形成する複数のセルにより1つのゾーンを構成し、前
記複数の基地局と接続されたゾーン制御局が前記ゾーン
内における移動局との通信を管理するようになってお
り、前記ゾーンの最初と最後にある基地局は、移動局と
双方向通信を行う基地局となっており、前記ゾーン内の
その他の基地局は、移動局と単方向通信のみを行う基地
局となっている通信システムを特徴としている。
【0005】このようにゾーンの最初と最後にある基地
局の間の基地局を、移動局と単方向通信のみを行う基地
局とすることにより、基地局設置コストを抑えながらス
ループットを向上させることができる。
【0006】この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、前記ゾーン制御局が、移動局から前記最初の基地局
を介して移動局を特定する情報を受け取り、それに対応
して設定されたゾーン内識別情報を用いて移動局と前記
ゾーン内での通信を行うようにするのが好ましい。
【0007】また、請求項3に記載の発明のように、前
記ゾーン制御局は、移動局に送信するデータを分割し、
それぞれの分割データに番号を付して前記単方向通信の
みを行う基地局から移動局に送信を行い、さらに移動局
が受信した分割データの番号を移動局から前記最後の基
地局を介して受信して、移動局が受信できなかった分割
データをチェックすれば、移動局の未受信データを知る
ことができる。また、基地局が予め送信するデータ番号
をすべて通知し、移動局側で受信できなかった番号を基
地局に送信することによっても、移動局の未受信データ
を知ることができる。この場合、請求項4に記載の発明
のように、前記ゾーン制御局が、移動局が受信できなっ
た分割データを次のゾーンにおけるゾーン制御局に送信
すれば、未受信データを次のゾーンで移動局に受信させ
ることができる。
【0008】なお、単方向通信のみを行う基地局のそれ
ぞれに送信する分割データは、請求項5に記載の発明の
ように、少なくとも一部が重複したデータとすることが
できる。
【0009】また、請求項6に記載の発明のように、前
記ゾーン制御局が、移動局から前記最初の基地局を介し
て移動速度情報を受信し、その移動速度情報に基づいて
前記単方向通信のみを行う基地局から送信するデータの
送信タイミングを決定することもできる。
【0010】請求項7に記載の発明では、複数の基地局
がそれぞれ形成する複数のセルにより1つのゾーンを構
成し、前記複数の基地局と接続されたゾーン制御局が前
記ゾーン内における移動局との通信を管理するようにな
っており、少なくとも前記ゾーンの最初にある基地局
は、移動局と双方向通信を行う基地局となっており、前
記ゾーンの最初にある基地局と前記ゾーンの最後にある
基地局との間の基地局は、移動局と単方向通信のみを行
う基地局となっている通信システムを特徴としている。
【0011】この発明によっても、スループットを向上
させることができる。
【0012】請求項8に記載の発明では、複数の基地局
がそれぞれ形成する複数のセルにより1つのゾーンを構
成し、前記複数の基地局と接続されたゾーン制御局が前
記ゾーン内における移動局との通信を管理するようにな
っており、前記ゾーンの最初にある基地局は、移動局と
双方向通信を行い、前記ゾーンの最初にある基地局と前
記ゾーンの最後にある基地局との間の基地局は、移動局
と単方向通信のみを行い、前記ゾーンの最後にある基地
局は、移動局と双方向通信を行う通信方法を特徴として
いる。
【0013】この請求項8に記載の通信方法に対し、請
求項2ないし6に記載した通信システムの特徴を備える
こともできる。
【0014】請求項9ないし11に記載の発明は、上記
したような通信システムに適用できる移動局を特徴とし
ている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態に係る
通信システムの構成を示す。この例では、4つの基地局
11〜14が形成するそれぞれのセルにより1つのゾー
ンを構成している。基地局11〜14のうちゾーンの最
初と最後にある両端の基地局11、14は、移動局と双
方向通信可能な基地局となっており、残りの2つの基地
局12、13は、移動局と単方向(図ではダウンリン
ク)通信のみを行う基地局となっている。基地局11〜
14は、それぞれゾーン制御局20とネットワーク的に
接続されている。このゾーン制御局20は、ゾーン内に
おける移動局との通信を管理する。また、ゾーン制御局
20は、専用バックボーン30を介してサーバ40、イ
ンターネット50と接続されており、専用バックボーン
30を介して移動局に送信するデータを取得する。
【0016】上記したゾーンは、走行路(例えば高速道
路)に沿って複数形成されており、それぞれのゾーンの
ゾーン制御局20は、専用バックボーン30を介して接
続されている。
【0017】図2に移動局と基地局11〜14との送受
信タイミングを示し、図3にデータの経路例を示す。
【0018】ゾーンの最初の基地局11は、それが形成
するセル内で移動局がビーコンを受信できるような間隔
でビーコンを繰り返し送信している。このビーコンに
は、ゾーンの最初であることを示す情報が含まれてい
る。移動局は、そのビーコンを受信し、ゾーンへの進入
を感知すると、自車を特定する情報としての車両ID
(IPの場合もある)および車速情報(移動速度情報)
を基地局11に送信する。基地局11は、その車両ID
および車速情報をゾーン制御局20に通知する。なお、
車速度は移動局側から送信する方法以外に、走行路に設
置した移動局の速度計測装置(レーダ等)で取得したデ
ータをもとに算出してもよい。
【0019】ゾーン制御局20は、基地局11から通知
された情報により新規車両がゾーンに進入したことを感
知すると、ゾーン内車両IDリストにその新規車両の車
両IDを追加し、これに対応するゾーン内ID(ゾーン
内でその移動局を識別可能とする識別情報)を設定す
る。そして、ゾーン制御局20は、基地局11を介して
ゾーン内IDを移動局に付与する。
【0020】移動局は、そのゾーン内IDを受領する
と、受信したい情報がある場合、情報要求を基地局11
に送信する。基地局11は、その情報要求を受信する
と、それをゾーン制御局20に通知する。
【0021】ゾーン制御局20は、情報要求に従い目的
とするデータを専用バックボーン30を介して取得し、
取得したデータをゾーン制御局20内のデータ蓄積部に
一旦保存する。ゾーン制御局20は、データ蓄積部に保
存されたデータを、送信するデータの単位(例えばパケ
ット)毎に分割し、それぞれに送信シーケンスナンバを
付加する。ゾーン制御局20は、送信シーケンスナンバ
が付加されたデータ(情報)を、基地局12、13を介
して移動局に送信する。基地局12、13から移動局に
送信されるデータは、パケット毎に重複したデータがな
いように、あるいは同じデータが一部重複するようにし
て基地局12、13毎に振り分けられる。また、そのよ
うな振り分けを行わずに、全く同じデータが基地局1
2、13から送信されるようになっていてもよい。
【0022】移動局は、常に受信状態となっており、送
信された情報を受信する。移動局は、受信できたパケッ
トに対するシーケンスナンバ(以後、受信シーケンスナ
ンバという)をメモリ等に保存する。
【0023】ゾーン最後の基地局14は、それが形成す
るセル内で移動局がビーコンを受信できるような間隔で
ビーコンを繰り返し送信している。このビーコンには、
ゾーンの最後であることを示す情報が含まれている。移
動局は、そのビーコンを受信し、ゾーンの終了を感知す
ると、ゾーン終了に対するACK(受信確認信号)およ
び受信シーケンスナンバを基地局14を介してゾーン制
御局20に通知する。
【0024】ゾーン制御局20は、基地局14を介して
ACKを移動局に返すとともに、送信シーケンスナンバ
と受信シーケンスナンバとを比較して、実際に送信でき
なかったシーケンスナンバをチェックし、送信できなか
ったシーケンスナンバに対するデータを、隣接した次の
ゾーン制御局20に送信する。次のゾーン制御局20
は、送信できなかったシーケンスナンバに対するデータ
を、対応する移動局に送信する。
【0025】上記では、受信したシーケンスナンバを移
動局からゾーン制御局に対して返送したが、最初にゾー
ン制御局から、受信すべきシーケンスナンバを受信し、
その中で受け取れなかったシーケンスナンバをゾーン制
御局に対して返送してもよい。
【0026】なお、サーバ40は、ゾーン制御局との情
報のやり取りを行い、各ゾーン内に存在する移動局の車
両情報を取得し移動局の移動管理を行い、それらの移動
局から、もしくはそれらの移動局宛ての情報パケットの
分配を行う。
【0027】次に、上記したゾーン制御局の処理につい
て、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0028】まず、基地局11を介して移動局から車両
IDおよび車速情報を受信したか否かを判定し(ステッ
プ101)、受信したことを判定すると、ゾーン内車両
IDリストにその車両IDを追加するとともにそれに対
応してゾーン内IDを設定し、ゾーン内IDを基地局1
1を介して移動局に送信する(ステップ102)。
【0029】次に、移動局から情報要求があるか否かを
判定する(ステップ103)。情報要求がある場合に
は、専用バックボーン30に向けて目的とするデータの
取得を要求する(ステップ104)。次に、専用バック
ボーン30から移動局に対するデータがあるか否かを判
定する(ステップ105)。移動局に対するデータがな
い場合は、ステップ103からステップ105への処理
を繰り返す。
【0030】また、移動局に対するデータがある場合
は、専用バックボーン30から取得したデータをデータ
蓄積部に保存し、そのデータに対してパケット毎に送信
シーケンスナンバを付加し、基地局12、13を介して
移動局に送信し、その送信シーケンスナンバをゾーン内
IDに対する送信シーケンスマップとして記憶する(ス
テップ106)。
【0031】この後、移動局から基地局14を介して受
信ACKおよび受信シーケンスナンバを受信したか否か
を判定する(ステップ107)。この判定がNOであれ
ば、上記した処理を繰り返すが、その判定がYESにな
ると、次に、送信シーケンスナンバと受信シーケンスナ
ンバとを比較し(ステップ108)、送信できなかった
シーケンスナンバがあるか否かを判定する(ステップ1
09)。送信できなかったシーケンスナンバがあれば、
それに対するデータ(未送信データ)を次のゾーン制御
局20に送信する(ステップ110)。
【0032】この後、その移動局に係るデータ、すなわ
ちその移動局向けのデータ(データ蓄積部に保存されて
いるもの)、送信シーケンスマップおよびゾーン内車両
IDリスト中の車両IDを全て消去する(ステップ11
1)。
【0033】次に、基地局12、13から移動局にデー
タを送信するタイミングについて説明する。
【0034】ゾーン制御局20には、基地局14を介し
て移動局から車速情報が送信されるため、ゾーン制御局
20は、その車速情報を用いて送信タイミングを決定す
る。図5に、その送信タイミング例を示す。
【0035】ゾーン制御局20は、基地局11、12、
13が形成するそれぞれのセルでの移動局の移動距離L
1、L2、L3、セル1とセル2間の距離W1およびセ
ル2とセル3間の距離W2を把握しているものとする。
ゾーン制御局20は、車両がゾーンに進入したことを感
知してから、(L1+W1)/V−A〜(L1+L2+
W1)/V+Bの期間において基地局12を介し移動局
にデータを送信し、また(L1+L2+W1+W2)/
V−C〜(L1+L2+L3+W1+W2)/V+Dの
期間において基地局13を介し移動局にデータを送信す
る。ここで、Vは車速情報に基づく車両の速度であり、
A〜Dはマージンである。すなわち、ゾーン制御局20
は、車両がゾーンに進入したときの車速Vで車両がゾー
ンを通過するものとし、それにマージンを付加して、送
信タイミングを決定している。
【0036】上述したように、この実施形態では、ゾー
ンの両端の基地局11、14を双方向通信可能な基地局
とし、その他の基地局12、13を単方向通信のみの基
地局としている。このため、基地局11、14の無線装
置は、図6(a)に示すように、ネットワークインター
フェース61、無線アクセス制御回路62、変復調回路
63、RF/IF回路64などの双方向通信可能なもの
で構成される。これに対し、基地局12、13の無線装
置は、図6(b)に示すように、ネットワークインター
フェース65、無線アクセス制御回路66、変調回路6
7、RF/IF回路68などの単方向通信を行うもので
構成されるため、双方向通信を行うものに比べ、その構
成を簡易なものとすることができる。
【0037】なお、基地局12、13から移動局に、少
なくとも一部が重複したデータとして送信が行われる場
合、すなわち同じデータが一部重複した形で送信が行わ
れるか全く同じデータが送信される場合には、受信デー
タの重複を排除するため、移動局の受信パケット制御装
置70は、図7に示すように構成される。
【0038】この受信パケット制御装置70は、FIF
O70a、RAM70b、制御回路70cから構成され
ている。移動局の無線装置(図6(a)と同様の構成の
もの)で受信されたデータは、FIFO70aで入力順
に出力され、RAM70bに記憶される。制御回路70
cは、RAM70bに記憶されたデータを基に、図8に
示す受信パケット制御処理を行う。
【0039】まず、ゾーンの最初の基地局11からビー
コンを受信したか否か、すなわち通信ゾーンスタートか
否かを判定する(ステップ201)。通信ゾーンスター
トの場合は、受信パケットテーブルをリセットする(ス
テップ202)。次に、ゾーンの最後の基地局14から
ビーコンを受信したか否か、すなわち通信ゾーン終了か
否かを判定する(ステップ203)。通信ゾーン終了で
ない場合は、以下の処理を繰り返し行う。
【0040】まず、RAM70bに記憶されているパケ
ットをチェックし(ステップ204)、パケットのシー
ケンスナンバが受信パケットテーブルにあるか否かを判
定する(ステップ205)。パケットのシーケンスナン
バが受信パケットテーブルになければ、重複していない
パケットであるとして、そのパケットシーケンスナンバ
を受信パケットテーブルに追加し(ステップ206)、
そのパケットを記憶手段としてのハードディスク(HD
D)71に書き込み(ステップ207)、次のパケット
のチェックに進む。また、パケットのシーケンスナンバ
が受信パケットテーブルにあれば、重複したパケットで
あるので、次のパケットのチェックに進む。このような
処理を通信ゾーンの終了まで繰り返す。このことによっ
て、HDD71には、重複しないパケットが記憶され、
また受信パケットテーブルには、受信したパケットのシ
ーケンスナンバが記憶される。
【0041】その後、通信ゾーンの終了を判定すると、
ゾーン終了に対するACKおよび受信パケットテーブル
にある受信シーケンスナンバを基地局14に送信する
(ステップ208)。
【0042】上記した実施形態では、1つのゾーン内に
4つの基地局11〜14を配置するものを示したが、1
つのゾーン内に配置する基地局は4つより多くてもよ
い。
【0043】また、上記した実施形態では、ゾーンの両
端にある基地局11、14からビーコンを送信し、その
間の基地局12、13からビーコンを送出しないものを
示したが、ゾーンの両端にある基地局11、14から双
方向通信セルであることを示すビーコンを送信し、その
間の基地局12、13から単方向通信セルであることを
示すビーコンを送出するようにしてもよい。
【0044】また、上記した実施形態では、ゾーンの両
端を除く基地局12、13から移動局に向けてダウンリ
ンクの単方向通信を行うものを示したが、移動局から基
地局12、13に向けてアップリンクの単方向通信を行
うようにしてもよい。
【0045】また、ゾーン内の最初の基地局のみ移動局
と双方向通信を行い、それに続くゾーン内の基地局が全
て移動局と単方向通信のみを行うようになっていてもよ
い。
【0046】また、双方向通信を行う基地局をダイナミ
ックに決定し、交通量等の変化に応じて、双方向通信可
能な基地局の数を変動させたり、すべての基地局におい
て双方向通信を行ってもよい。
【0047】また、各基地局とゾーン制御局との間は、
直接データのやり取りをしてもよいし、光ファイバ無線
技術を用いて基地局から送出される信号をゾーン制御局
で生成し、基地局側には光と無線との間のコンバータの
みをおくことにより実現してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る通信システムの構成
を示す図である。
【図2】移動局と基地局11〜14との送受信タイミン
グを示す図である。
【図3】データの経路例を示す図である。
【図4】ゾーン制御局の処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】基地局12、13から移動局にデータを送信す
る場合の送信タイミング例を示す図である。
【図6】基地局11〜14の無線装置の構成を示す図で
ある。
【図7】受信パケット制御装置70の構成を示す図であ
る。
【図8】受信パケット制御装置70中の制御回路70c
の受信パケット制御処理を示す図である。
【符号の説明】
11〜14…基地局、20…ゾーン制御局、30…専用
バックボーン、40…サーバ、50…インターネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 邦彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 原田 博司 東京都小金井市貫井北町4−2−1 独立 行政法人通信総合研究所内 (72)発明者 藤瀬 雅行 東京都小金井市貫井北町4−2−1 独立 行政法人通信総合研究所内 Fターム(参考) 5K030 JT09 LB05 5K067 AA13 BB21 BB25 BB41 DD11 DD17 DD19 DD36 DD51 EE02 EE06 EE10 EE13 EE16 EE44 FF13 GG02 HH22 JJ04 JJ17 JJ21 JJ37 JJ63 JJ72 JJ76

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局がそれぞれ形成する複数の
    セルにより1つのゾーンを構成し、前記複数の基地局と
    接続されたゾーン制御局が前記ゾーン内における移動局
    との通信を管理するようになっており、前記ゾーンの最
    初と最後にある基地局は、移動局と双方向通信を行う基
    地局となっており、前記ゾーン内のその他の基地局は、
    移動局と単方向通信のみを行う基地局となっていること
    を特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記ゾーン制御局は、移動局から前記最
    初の基地局を介して移動局を特定する情報を受け取り、
    それに対応して設定されたゾーン内識別情報を用いて移
    動局と前記ゾーン内での通信を行うことを特徴とする請
    求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記ゾーン制御局は、移動局に送信する
    データを分割し、それぞれの分割データに番号を付して
    前記単方向通信のみを行う基地局から移動局に送信を行
    い、さらに移動局が受信した分割データの番号を移動局
    から前記最後の基地局を介して受信して、移動局が受信
    できなかった分割データをチェックすることを特徴とす
    る請求項2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記ゾーン制御局は、移動局が受信でき
    なった分割データを次のゾーンにおけるゾーン制御局に
    送信することを特徴とする請求項3に記載の通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記単方向通信のみを行う基地局は、複
    数あって、それぞれの基地局に送信する分割データは、
    少なくとも一部が重複したデータとなっていることを特
    徴とする請求項3または4記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記ゾーン制御局は、移動局から前記最
    初の基地局を介して移動速度情報を受信し、その移動速
    度情報に基づいて前記単方向通信のみを行う基地局から
    送信するデータの送信タイミングを決定することを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の通信シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 複数の基地局がそれぞれ形成する複数の
    セルにより1つのゾーンを構成し、前記複数の基地局と
    接続されたゾーン制御局が前記ゾーン内における移動局
    との通信を管理するようになっており、少なくとも前記
    ゾーンの最初にある基地局は、移動局と双方向通信を行
    う基地局となっており、前記ゾーンの最初にある基地局
    と前記ゾーンの最後にある基地局との間の基地局は、移
    動局と単方向通信のみを行う基地局となっていることを
    特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】 複数の基地局がそれぞれ形成する複数の
    セルにより1つのゾーンを構成し、前記複数の基地局と
    接続されたゾーン制御局が前記ゾーン内における移動局
    との通信を管理するようになっており、 前記ゾーンの最初にある基地局は、移動局と双方向通信
    を行い、 前記ゾーンの最初にある基地局と前記ゾーンの最後にあ
    る基地局との間の基地局は、移動局と単方向通信のみを
    行い、 前記ゾーンの最後にある基地局は、移動局と双方向通信
    を行うことを特徴とする通信方法。
  9. 【請求項9】 複数の基地局がそれぞれ形成する複数の
    セルにより1つのゾーンを構成し、前記ゾーンの最初と
    最後にある基地局は、移動局と双方向通信を行う基地局
    となっており、前記ゾーン内のその他の基地局は、移動
    局と単方向通信のみを行う基地局となっており、さらに
    前記複数の基地局と接続されて前記ゾーン内における移
    動局との通信を管理するゾーン制御局を備えた通信シス
    テムに適用される移動局であって、 前記最初の基地局から定期的に送信されるビーコンを受
    信すると、当該移動局を特定する情報を前記最初の基地
    局に送信し、前記ゾーン制御局から前記最初の基地局を
    介して送信されるゾーン内識別情報を用いて前記ゾーン
    内での通信を行うようになっている移動局。
  10. 【請求項10】 複数の基地局がそれぞれ形成する複数
    のセルにより1つのゾーンを構成し、前記ゾーンの最初
    と最後にある基地局は、移動局と双方向通信を行う基地
    局となっており、前記ゾーン内のその他の基地局は、移
    動局と単方向通信のみを行う基地局となっており、さら
    に前記複数の基地局と接続されて前記ゾーン内における
    移動局との通信を管理するゾーン制御局を備え、このゾ
    ーン制御局は、移動局に送信するデータを分割し、それ
    ぞれの分割データに番号を付して前記単方向通信のみを
    行う基地局から移動局に送信を行うようになっている通
    信システムに適用される移動局であって、 前記最後の基地局から定期的に送信されるビーコンを受
    信すると、当該移動局が受信した分割データの番号を前
    記最後の基地局に送信する手段を備えたことを特徴とす
    る移動局。
  11. 【請求項11】 複数の基地局がそれぞれ形成する複数
    のセルにより1つのゾーンを構成し、前記ゾーンの最初
    と最後にある基地局は、移動局と双方向通信を行う基地
    局となっており、前記ゾーン内のその他の基地局は、複
    数あって、移動局と単方向通信のみを行う基地局となっ
    ており、さらに前記複数の基地局と接続されて前記ゾー
    ン内における移動局との通信を管理するゾーン制御局を
    備え、このゾーン制御局は、移動局に送信するデータを
    分割し、少なくとも一部が重複した分割データとして前
    記単方向通信のみを行う基地局からそれぞれ送信を行う
    ようになっている通信システムに適用される移動局であ
    って、 前記単方向通信のみを行う基地局からそれぞれ送信され
    たデータを受信し、重複したデータを排除する手段を備
    えたことを特徴とする移動局。
JP2001202471A 2001-07-03 2001-07-03 通信システム、通信方法および移動局 Expired - Fee Related JP3824506B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001202471A JP3824506B2 (ja) 2001-07-03 2001-07-03 通信システム、通信方法および移動局
US10/187,800 US7286504B2 (en) 2001-07-03 2002-07-03 Radio communication using a plurality of base stations

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001202471A JP3824506B2 (ja) 2001-07-03 2001-07-03 通信システム、通信方法および移動局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003018077A true JP2003018077A (ja) 2003-01-17
JP3824506B2 JP3824506B2 (ja) 2006-09-20

Family

ID=19039271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001202471A Expired - Fee Related JP3824506B2 (ja) 2001-07-03 2001-07-03 通信システム、通信方法および移動局

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7286504B2 (ja)
JP (1) JP3824506B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8111653B2 (en) 2004-07-28 2012-02-07 Nec Corporation Wireless transmission system having reduced interference
JP2013538495A (ja) * 2010-08-06 2013-10-10 エヌイーシー ヨーロッパ リミテッド ワイヤレスネットワークにおけるエネルギー消費を管理する方法および対応するワイヤレスネットワークシステム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101195335B1 (ko) * 2003-07-17 2012-10-29 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 보조 데이터의 전송 방법 및 시스템
US20050128977A1 (en) * 2003-07-23 2005-06-16 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for determining and managing congestion in a wireless communications system
US8005055B2 (en) 2003-07-23 2011-08-23 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for determining and managing congestion in a wireless communications system
FI118112B (fi) * 2004-10-22 2007-06-29 Sandvik Tamrock Oy Liikkuvan kaivoslaitteen tiedonsiirron järjestäminen
EP1737160B1 (en) * 2005-06-21 2013-08-14 Alcatel Lucent Method for predicting access points along a travel route
JP5094724B2 (ja) 2006-08-24 2012-12-12 パナソニック株式会社 通信システム、通信方法、無線端末、無線中継装置及び制御装置
US8274405B2 (en) * 2008-09-03 2012-09-25 GM Global Technology Operations LLC System and method for device management on a dedicated short-range communication network
WO2018091088A1 (en) * 2016-11-16 2018-05-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) SCHEDULING LEGACY UEs IN HST BIDIRECTIONAL SCENARIOS
JP7167392B2 (ja) * 2018-11-22 2022-11-09 国立大学法人京都大学 送信装置および送信方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754961A (en) * 1994-06-20 1998-05-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio communication system including SDL having transmission rate of relatively high speed
US6999438B2 (en) * 1996-01-18 2006-02-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio communication system
JPH09307564A (ja) * 1996-05-16 1997-11-28 Casio Comput Co Ltd 双方向通信システム
JP2000232670A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Sony Corp 通信装置、通信システムおよびその方法
KR100379459B1 (ko) * 1999-02-12 2003-04-10 엘지전자 주식회사 이동 통신 시스템에서 패킷 데이터 서비스 제공 시스템 및 이를 이용한 운용 방법
JP2000331285A (ja) 1999-05-17 2000-11-30 Hitachi Ltd 情報配信方式および情報配信システム
JP2001069070A (ja) 1999-06-21 2001-03-16 Kdd Corp ゾーンシフト制御装置を有する移動通信システム
JP4338901B2 (ja) 2001-01-15 2009-10-07 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 移動体用情報伝達システム及び与信システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8111653B2 (en) 2004-07-28 2012-02-07 Nec Corporation Wireless transmission system having reduced interference
EP2445291A2 (en) 2004-07-28 2012-04-25 NEC Corporation Wireless transmission system and communications method
US8923242B2 (en) 2004-07-28 2014-12-30 Nec Corporation Wireless transmission system having reduced interference
US9596062B2 (en) 2004-07-28 2017-03-14 Nec Corporation Base station and mobile station
JP2013538495A (ja) * 2010-08-06 2013-10-10 エヌイーシー ヨーロッパ リミテッド ワイヤレスネットワークにおけるエネルギー消費を管理する方法および対応するワイヤレスネットワークシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3824506B2 (ja) 2006-09-20
US7286504B2 (en) 2007-10-23
US20030007467A1 (en) 2003-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2020221148A1 (zh) Ue信息的报告方法、车联网资源配置方法及装置
Bharati et al. CAH-MAC: cooperative ADHOC MAC for vehicular networks
Shahen Shah et al. CB‐MAC: a novel cluster‐based MAC protocol for VANETs
CN100570663C (zh) 实现公交信号优先申请的方法、系统及信号融合装置
CN110099366A (zh) 通信节点的运行方法
Bhover et al. V2X communication protocol in VANET for co-operative intelligent transportation system
JP2018530174A (ja) 測定情報及び遅延に敏感な車両関連通信のための方法、基地局、インフラストラクチャ・ノード及び端末
CN105722231A (zh) 一种连续协调的多信道车载网mac协议
Bharati et al. Link-layer cooperation based on distributed TDMA MAC for vehicular networks
JP2003018077A (ja) 通信システム、通信方法および移動局
US8797938B2 (en) Multicasting system and method for vehicular communication network
KR101732155B1 (ko) 차량통신 핸드오버 지원을 위한 장치 및 방법
US11039286B2 (en) V2V interaction/V2IOT communication method and device
JP2002271258A (ja) 路車間通信システムにおけるハンドオーバのデータ制御方法
CN103236910A (zh) 一种专用短程通信协议的低速数据延迟响应方法
CN114145068A (zh) 车联网系统中资源选择的方法、装置、终端和介质
Bharati et al. Link-layer cooperative communication in vehicular networks
KR20150015264A (ko) 무선 네트워크의 분산 접속 방법 및 장치
JP3446028B2 (ja) 移動体通信システム
JP2000115055A (ja) データ通信方法
CN114257967B (zh) 基于广播的单播会话方法和装置
KR20120138612A (ko) 차량 통신 네트워크의 멀티캐스팅 시스템 및 그 방법
JP2004153759A (ja) 無線通信システム及び無線通信機器
KR101982928B1 (ko) 차량 환경용 무선 접속을 위한 차량 통신 방법 및 장치
JP2002026799A (ja) 路車間通信システムおよびそれに用いる端末局、基地局並びに制御局

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3824506

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees