JP2002271258A - 路車間通信システムにおけるハンドオーバのデータ制御方法 - Google Patents

路車間通信システムにおけるハンドオーバのデータ制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速走行する道路上の移動局と、該道路に沿
ってセル径30m程度のマイクロセルが連続配置された
複数の無線基地局とがハンドオーバを行いながら通信す
る路車間通信システムについて、正確且つ効率的な通信
を実現するデータ制御方法を提供する。 【解決手段】 移動局又は無線基地局である送信側局
は、データ信号を、固定時間長で規定される複数のパケ
ット信号に分割する分割段階と、該パケット信号毎に順
序制御情報を含む制御用データ信号を付加して送信する
送信段階とを有し、無線基地局又は移動局である受信側
局は、複数のパケット信号を、順序制御情報を用いて順
番に結合する結合段階を有する方法である。順序制御情
報は、順番識別符号と、パケット総数と、分割パケット
信号の有無とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路上の移動局
と、該道路に沿って連続的配置された複数の無線基地局
とが通信する路車間通信システムにおけるハンドオーバ
のデータ制御方法に関する。詳細には、複数の無線基地
局によって、サービスカバレッジが数m〜100m程度
のマイクロセルを、高速道路、交差点、又は一般道に連
続的に配置する道路無線システムであって、そのハンド
オーバ時に実行されるデータ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯/自動車電話システムやPH
Sなどでは、連続、かつ、安定した通信サービスをユー
ザに提供することを目的とするため、セルカバレッジに
途切れが生じないようにセル設計が行われていた。一
方、路車間通信システムにおいて想定されているセルサ
イズは30mと非常に小さく、電波的に途切れのない連
続通信サービスを提供するためには膨大な数の基地局を
配置する必要がある。更に、繰り返し周波数も2〜3程
度しか確保できないため、基地局間の設置距離が短い場
合、同一チャネル干渉の影響により回線品質が劣化する
可能性が高い。そのため、図1に示すように、路車間通
信システムにハンドオーバ機能を実装する場合は、セル
径30m程度のマイクロセルが一定間隔で配置されるこ
とが予想される。この場合、車両は新しいセルに進入す
る度に基地局との間でリンク接続、リンク切断を繰り返
し行うとともに、連続した通信を実現するために、基地
局間でハンドオーバのための情報の受け渡しを行う必要
がある。
【0003】一方、電波産業会(ARIB)の標準規格
である「有料道路自動料金収受システム(ARIB S
TD−T55)」のような従来の路車間通信システムで
は、スポット的に配置された10〜30m程度の無線ゾ
ーン内に存在する車両と単一の無線基地局間の双方向通
信を想定しており、連続的又は離散的スポット通信シス
テムである路車間通信システムで必要となるハンドオー
バ機能は考慮されていない。更に、現在、電通技審等で
検討されている汎用DSRCについても、連続的又は離
散的に配置された複数の無線基地局と車両間における継
続的な情報通信サービス提供を想定しているものの、変
復調方式やアプリケーションに関する検討が先行して行
われており、継続的な情報通信を実現するためのハンド
オーバ手法については具体的に規定されていない。
【0004】また、既存のPHSやセルラーシステムで
は、複数の基地局を制御する回線制御局(交換局)によ
って基地局と制御局の通信経路を切り替えることにより
ハンドオーバを実現していたが、上記のような路車間通
信システムではマイクロセル間を車両が高速移動するた
めに従来のような回線切替的なハンドオーバは適用する
ことができず、回線制御局を介さずに複数の無線基地局
間でハンドオーバ制御を直接行う必要があるが、具体的
なシステムとして実用化された実績はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】セル径30m程度のマ
イクロセルを道路上に連続的に配置する路車間通信シス
テムにおいて、高速走行する複数の車両が複数の無線基
地局にわたって継続した通信を行うためには、移動車両
が在圏していた無線基地局の通信エリアから退出する際
に移動車両と無線基地局との間で行っていた通信を一旦
中断し、移動車両が次の無線基地局の通信エリアに進入
して通信リンクを再確立した後に、通信を迅速、かつ、
正確に再開する手順が必要となる。特に、道路交通の安
全性・効率性の向上、道路交通環境の改善、並びにドラ
イバーの利便性・快適性の向上を図ることを目的とする
走行支援システムでは、障害物や交差車両等の走行支援
に関わる情報を正確、かつ、リアルタイムにドライバー
に対して提供する必要がある。
【0006】図9は、走行支援システムにおける連続的
な無線ゾーンの構成図である。図9によれば、走行車線
上に停車している故障車両に関する情報と、危険回避の
ための警報情報とを、連続的な複数の無線ゾーン区間に
わたって走行車両に対して提供可能とするものである。
このように連続的に配置された無線ゾーン間を車両が高
速移動する場合、車両・無線基地局間にわたるハンドオ
ーバ処理は、走行支援システムで要求される通信遅延時
間を考慮し、迅速、かつ、確実に行う必要がある。
【0007】そこで、本発明は、セル径30m程度のマ
イクロセルが道路上に連続的に配置される路車間通信シ
ステムにおいて、高速走行する複数の車両に対し、継続
した通信を効率的に実現するために必要となるハンドオ
ーバ時のデータ制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による路車間通信システムにおけるハンドオ
ーバのデータ制御方法は、移動局又は無線基地局である
送信側局は、データ信号を、固定時間長で規定される複
数のパケット信号に分割する分割段階と、該パケット信
号毎に順序制御情報を含む制御用データ信号を付加して
送信する送信段階とを有し、無線基地局又は移動局であ
る受信側局は、複数のパケット信号を、順序制御情報を
用いて順番に結合する結合段階を有する。特に、従来、
サーバ−移動局間で行われていたデータ信号単位の順序
制御を、本発明では、無線基地局−移動局間でパケット
信号単位で行うことに特徴がある。
【0009】また、本発明の他の実施形態によれば、順
序制御情報は、分割された複数のパケット信号の順番を
識別する符号と、分割されたパケット信号の総数と、継
続した分割パケット信号の有無を識別する符号とを含む
ことも好ましい。また、制御用データ信号は、送信側局
を識別する情報と、受信側局を識別する情報とを更に含
むものであってもよい。
【0010】更に、本発明の他の実施形態によれば、受
信側局は、ハンドオーバの前に受信した第1のパケット
信号の順序制御情報と、ハンドオーバの後で受信した第
2のパケット信号の順序制御情報とが同一である場合、
該第2のパケット信号を破棄する段階を有することも好
ましい。ハンドオーバによって、送信側局と受信側局と
の間でパケット信号の送受信の一貫性が確保されないた
めに、このような処理段階は有用である。
【0011】更に、本発明の他の実施形態によれば、受
信側局は、ハンドオーバの前に受信したパケット信号の
順序制御情報と、ハンドオーバの後で受信したパケット
信号の順序制御情報との間で、受信されていない順序制
御情報に相当するパケット信号があることを検出した際
に、当該順序制御信号に相当するパケット信号の再送を
要求するリクエスト信号を送信側局へ送信する段階を有
することも好ましい。
【0012】更に、本発明の他の実施形態によれば、受
信側局は、ハンドオーバの直前に正常に受信したパケッ
トの順序制御情報を、ハンドオーバの直後にリクエスト
信号として送信側局へ送信する段階を有することも好ま
しい。
【0013】更に、本発明の他の実施形態によれば、送
信側局が1つの移動局であり、受信側局が複数の無線基
地局となる下り方向の情報伝送について、第1の無線基
地局は、ハンドオーバの直前に正常に送信完了したパケ
ット信号の順序制御情報を保持し、移動局が第2の無線
基地局との間で通信が確立した際に、該順序制御情報を
第2の無線基地局へ送信する段階を有し、第2の無線基
地局は、第1の無線基地局から受信した順序制御情報の
次の順序制御情報に相当するパケット信号から送信する
段階を有することも好ましい。
【0014】更に、本発明の他の実施形態によれば、送
信側局の分割段階と受信側局の結合段階とは、OSI参
照モデルにおける、データリンク層とアプリケーション
層との間の層に、データリンク層の副層である論理リン
ク制御副層に、データリンク層の副層である媒体アクセ
ス制御副層に、又は論理リンク制御副層と媒体アクセス
制御副層との間の層に実現されることも好ましい。
【0015】道路上に連続的に配置されるセル径30m
程度のスポットビームから構成される路車間通信システ
ムに本発明によるハンドオーバ時のデータ制御方法を適
用することにより、車両の高速移動に対応したハンドオ
ーバを正確、かつ、効率的に実現することが可能とな
る。また、本発明によってハンドオーバ処理を迅速に行
うことができるので、路車間通信システムのスループッ
ト特性を改善するとともに、ハンドオーバにより生じる
通信の切断時間を極力抑えることができ、継続、かつ、
安定した通信をユーザに提供することができる。更に、
セルラー系システムのように、複数の無線基地局を制御
する無線制御局と無線基地局間の制御信号の送受信が基
本的に行われないため、コストの高い専用回線が不要と
なる。また、ハンドオーバの制御を移動局と限定された
無線基地局との間でのみ行うため、全無線基地局を互い
に接続するネットワーク上に流れる制御信号のトラヒッ
ク量を極力抑えることができる。更に、既に実用化され
ているETCに対して、大幅な装置改修を施すことな
く、ハンドオーバ機能を実装することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下では、図面を用いて、本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明による路車間通信システム
のシステム構成図である。図1によれば、複数の無線基
地局4−1〜4−N(Nは任意の自然数)は8の道路上
に連続的に配置されるとともに3のローカルエリアネッ
トワークに接続され、1のゲートウェイを介した外部ネ
ットワーク、2のローカルサーバ、並びに3のローカル
エリアネットワークに接続されている全無線基地局と互
いに通信が行えるように構成されている。また、4−1
〜4−Nの無線基地局は、5−1〜5−Nの無線周波数
f1〜fNを用いて8の道路上に6−1〜6−Nの無線
セルを構成し、高速走行する7の移動車両との間で上り
方向(10)、下り方向(11)の通信を行う。ここ
で、9は7の移動車両の走行方向を示している。以下、
本発明の実施例を説明する。
【0018】図1において、7の移動車両が6−1の無
線セルエリア内に進入すると、4−1の無線基地局から
定期的に送信される11のフレーム制御信号を7の移動
車両が受信、検出することにより、自局が4−1の無線
基地局が提供するサービスエリア内に進入したことを認
識する。次に、7の移動車両は4−1の無線基地局に対
して通信リンクを確立するためのリクエスト信号を送出
し、4−1の無線基地局でリクエスト信号を受け付ける
ことにより通信リンクが確立される。このとき、リンク
を確立するためにやり取りされる情報としては移動局の
識別符号、無線基地局の識別符号、対応可能なアプリケ
ーション情報等が想定される。なお、本実施例では、ア
プリケーションとして下り方向の情報ダウンロードサー
ビスを想定して説明を行う。
【0019】図2は、路車間通信システムにおいて生じ
るデータ転送手順の説明図である。4−1の無線基地局
は、7の移動車両からの要求に基づき、2のローカルサ
ーバにアクセスし、12のデータ転送を要求する。次
に、2のローカルサーバから転送された情報データは、
一旦4−1の無線基地局に保存され、無線基地局−移動
局間の通信プロトコルに基づき13のデータ転送が順次
行われる。ここで、無線回線上で発生するマルチパスや
フェージング、シャドウイング等の劣化要因に対処する
ため、本発明によるデータ制御方法では、情報データを
データ量の小さなパケットに分割し、そのパケット単位
で送信、並びに、受信側からの受信確認通達を繰り返し
ながら情報データの転送を行うように構成されている。
従って、送信側では情報データをパケット化するデータ
分割処理段階と、受信側では細分化されて送信されたデ
ータを元に戻すデータ結合処理段階とが各々必要とな
る。なお、情報データの細分化に際しては、各パケット
の先頭に送受信パケットの順序制御を行うための制御情
報が付加される。具体的には、データ種別、4−1の無
線基地局と7の移動車両に搭載している車載端末の識別
符号、細分化されたパケットの順序制御を行うためのパ
ケット番号、パケット総数、継続するパケットの有無を
識別する符号から構成される。
【0020】次に、図2において、7の移動車両が9の
方向に移動しつづけると、4−1の無線基地局が提供す
るサービスエリア、すなわち6−1の無線セルから、退
出することになるため、4−1の無線基地局と7の移動
車両との間で行われていた通信は一旦終了する必要があ
る。このとき、アプリケーション(本実施形態では下り
方向のデータ転送)を継続するためには、無線基地局−
移動車両間でハンドオーバ処理を行うためのデータ制御
が必要となる。すなわち、7の移動局、あるいは4−1
の無線基地局において、7の移動局が6−1の無線セル
を退出するタイミングを検出した際に、7の移動局では
4−1の無線基地局から伝送された自局宛のパケット信
号のデータ種別(アプリケーション種別)とパケットの
順序制御情報を確認し、受信完了した情報データをパケ
ット番号順にメモリ等に保存するとともに、受信完了点
を表すパケット番号、並びに未完了パケット数を検出、
記録する。
【0021】一方、6−1の無線基地局では、パケット
単位で7の移動車両から返送される受信成功・不成功を
表す応答パケットを確認することにより、送信が完了し
た情報データのパケット番号、並びに残りのパケット送
信数等が常時把握されている。ここで、別途検出したハ
ンドオーバの起動タイミングに基づき、6−1の無線基
地局においても、7の移動局に対して送信したパケット
信号のデータ種別(アプリケーション種別)と最終送信
パケットの順序制御情報が確認され、送信完了点を表す
パケット番号、並びに未完了パケット数、未完了情報デ
ータ、移動局の識別符号等と併せて、14のハンドオー
バ制御情報として6−2の無線基地局に転送される。な
お、移動局が無線セルから出るタイミングを判断する方
法としては、パケット受信誤り率や受信信号レベル等を
観測し、事前に設定したスレッショルドレベルを下回っ
た時点とする方法、又はタイマー設定により自動的に通
信リンクを切断する方法などが想定される。
【0022】図3は、本発明による路車間通信システム
におけるハンドオーバ制御手順の説明図である。図3に
よれば、7の移動車両が4−2の無線基地局が提供する
サービスエリア、すなわち6−2の無線セル内に進入す
ると、7の移動車両は15のフレーム制御信号を受信
し、その情報に基づき4−2の無線基地局に対して通信
リンクを確立するためのリクエスト信号16を送出し、
4−2の無線基地局でリクエスト信号を受け付けること
により通信リンクが確立される。このとき、リンクを確
立するために移動局の識別符号、最後に通信を行った無
線基地局の識別符号、及び継続すべきアプリケーション
に関する情報等が送受信される。更に、7の移動車両か
らは自局で保存されたハンドオーバ制御情報が上り回線
の最初のパケット信号の情報データ系列の一部として転
送される。これらの制御情報に基づき、4−2の無線基
地局は別途4−1の無線基地局から転送された7の移動
車両に関する情報を自局のメモリ等から読み出し、パケ
ット信号のデータ種別(アプリケーション種別)、最終
送信パケットの順序制御情報、すなわち、送信完了点ま
たは送信未完了点を表すオフセット情報、並びに未完了
パケット数、未完了情報データを確認する。そして、6
−2の無線基地局は、次に送るべき情報データ及びハン
ドオーバ制御用ヘッダを含むパケット信号を生成し、7
の移動車両に対して情報データのダウンロードを再開す
ることにより、複数の無線基地局間にわたった継続通信
が実現可能となる。
【0023】次に、図2および図3の手順を明確にする
ため、図4に本発明によるハンドオーバ制御手順の通信
シーケンス図を示す。図4において、6−1の無線セル
に進入した7の移動車両は4−1の無線基地局から定期
的に送信される21のフレーム制御信号を受信し、指定
されたタイミングに基づいて22のリクエスト信号を4
−1の無線基地局に対して送信する。次に、4−1の無
線基地局は、22のリクエスト信号を正常に受信した場
合に23のリンク確立通知を7の移動車両に対して送信
する。7の移動車両は、24のアプリケーション起動リ
クエストを4−1の無線基地局に対して送出し、4−1
の無線基地局がそのリクエストを受け付けることによ
り、分割化された情報信号が下り回線により順次転送さ
れることになる。ここで、25の情報データ信号#1に
対しては、26の受信成功通知信号が、26の情報デー
タ信号#2に対しては、28の受信成功通知信号が7の
移動車両から送信されることにより、4−1の無線基地
局は送信完了パケットの識別番号を常時把握することが
可能になる。なお、7の移動車両が6−1の無線セルの
通信エリア端に近づくと、29のリンク切断手順が起動
され、通信完了データ又は通信未完了データに関する情
報が7の移動車両の識別番号やアプリケーション種別等
の情報とともに、30のハンドオーバ制御情報として4
−2の無線基地局に転送される。
【0024】次に、6−2の無線セル内に移行した7の
移動車両は、4−2の無線基地局から定期的に送信され
る31のフレーム制御信号を受信し、指定されたタイミ
ングに基づいて32のリクエスト信号を4−2の無線基
地局に対して送信する。7の移動車両は4−2の無線基
地局から送信される33のリンク確立通知を受信した
後、34のハンドオーバ制御情報をハンドオーバ確立の
ための初期情報として送信する。4−2の無線基地局で
は、34のハンドオーバ制御情報をもとに前記に示した
データ制御手順に基づき、ハンドオーバ処理を実行す
る。そして、35の情報データ信号#3を7の移動車両
に対して送信することにより、情報データ転送が再開さ
れることになる。なお、図4では、35の情報データ信
号#3の受信失敗時の手順を示しており、36の受信不
成功通知信号が7の移動車両から4−2の無線基地局に
転送されることにより、37の情報データ信号#3が再
送され、継続してデータ通信が行われる様子が示されて
いる。
【0025】以下、本発明によるハンドオーバ時のデー
タ制御方法の構成要素であるデータ分割処理段階とデー
タ結合処理段階について説明する。
【0026】図5は、本発明による情報データのパケッ
ト分割・結合処理方法の説明図を表している。まず、送
信側に実装される41のデータ分割処理段階では、43
の上位層から受け渡された47の識別符号と48の情報
データから構成される46の情報フレームのうち、48
の情報データ部分の分割化、50−1〜50−nの分割
化された情報データに対する49−1〜49−nのハン
ドオーバ制御用ヘッダ及び47の識別符号の付加が行わ
れ、これらの処理が施された45−1〜45−nのパケ
ット信号群は、無線伝送を行う40の下位層にそのまま
受け渡される。このとき、情報データの分割化は、既存
のフレーム構成を考慮して実施され、40の下位層の5
1−1〜51−nの制御ヘッダを付加した場合でも情報
データの伝送用として用意されたデータ領域を超えない
ように送信データの分割化が行われる。なお、49−1
〜49−nのハンドオーバ制御用ヘッダは順序が確認で
きる識別番号、後続データの有無、データ長、分割パケ
ット総数等の情報から構成されており、また、誤り検出
符合による再送制御は40の下位層の手順により実施さ
れる。
【0027】次に、受信側に実装される42のデータ結
合処理段階では、40の下位層を介して受け渡された4
5−1〜45−nのパケット信号に対して、49−1〜
49−nのハンドオーバ制御用ヘッダが順次解読され、
受信パケットの順序を表す識別番号が検出される。この
とき、42のデータ結合処理段階では、受信パケットの
識別番号が正しい順番であるか否かを確認し、正しい番
号であれば既に受信済みの正常パケットを再結合し、自
局が保有するメモリにその都度書き込む等の処理が行わ
れる。以上の手順を繰り返し行い、分割化されたパケッ
ト信号が全て正常に受信された場合、42のデータ結合
処理段階により再結合された48の情報データは、上位
層を介してアプリケーション側に受け渡される。
【0028】次に、ハンドオーバ時の処理手順につき説
明する。無線回線品質の劣化等により、データ転送が完
了しないままリンクが切断された場合、データ結合処理
段階では連続して受信した最終パケット信号の識別番号
を確認し、アプリケーション情報、在圏していた無線基
地局の識別符号とともにメモリ等に保存する。ここで、
移動車両が第1の無線制御局から第2の無線制御局が提
供する通信エリアに移行し、通信リンクが再確立された
時点において、移動車両から最初に送信されるパケット
信号の情報データ領域には、図6に示すハンドオーバ制
御用初期フィールドが特別に付加される。ここで、61
は情報データに割り当てられているフィールド全体を表
しており、62のサブフィールド1、63のサブフィー
ルド2、64のサブフィールド3から構成される。更
に、62のサブフィールド1は、66のデータ種別1、
67のデータ長、68のアプリケーション番号から構成
されており、順に62のサブフィールドの内容を表す種
別、制御情報のデータ長、制御情報(ここではアプリケ
ーションに関する情報)を意味している。63のサブフ
ィールド2は、69のデータ種別2、70のデータ長、
71のオフセット情報から構成されており、特に71の
オフセット情報にはハンドオーバを実現するために必須
となるデータ送信未完了点(あるいはデータ送信完了
点)に関する情報が含まれている。64のサブフィール
ドは、72のデータ種別3、73のデータ長、74の情
報データ信号から構成されており、61の情報データフ
ィールドから65のハンドオーバ制御用初期フィールド
を除いた部分が、実際の情報データ伝送に利用できるフ
ィールドとなる。このハンドオーバ制御用初期情報を移
動車両から第2の無線基地局に転送することにより、継
続中のアプリケーション情報と送信完了点(送信未完了
点)、すなわち、受信完了したパケット信号の最終識別
番号が第2の無線基地局に通知されることになる。な
お、ハンドオーバ制御用初期フィールドは、下り回線の
最初のパケット信号にも付加することにより、上下回線
の何れの方向に対する情報転送にも対処することができ
る。
【0029】第2の無線基地局のデータ分割処理段階で
は、移動車両から送信されたパケット信号のハンドオー
バ制御用初期フィールドに格納されているアプリケーシ
ョン情報、及びオフセット情報に基づき、同一アプリケ
ーションが継続して行われるよう処理が施される。すな
わち、送信完了点を表すオフセット情報に基づき、送信
すべき情報データの送信未完了点から情報データの分割
化処理が再開され、パケット転送が継続して行われる。
なお、以後、パケット信号の識別番号は最終識別番号か
ら1だけ増加され、同様の手順によりデータ転送が完了
するまでハンドオーバ処理が継続して行われる。ここ
で、ハンドオーバ処理のために必要となるオフセット情
報に関する説明図を図7に示す。図において、81は情
報データ、82は情報データの先端、83は情報データ
の末端を表しており、データ分割処理段階において複数
の小さなパケットに分割される。ここで、87−1〜8
7−kは、既に送信が完了した通信完了パケット信号8
4を、88−1〜88−mは、送信が完了していない通
信未完了パケット信号85を各々表しており、これらの
中間地点である86の通信完了点(通信未完了点)がハ
ンドオーバのためのオフセット情報を表すことになる。
【0030】なお、ハンドオーバによりデータ転送が再
開されて最初に受信されたパケット信号が、既に受信済
みの場合には、重複パケットであるとの判断を行い、デ
ータ結合処理段階で破棄されることになる。逆に、最初
に受信したパケット信号の識別番号からパケットの抜け
が生じたものと判断された場合には、別途用意される制
御用上りリンクを通じて、移動車両側から欠損パケット
の識別番号を付加した制御パケットが無線基地局に対し
て送信され、その指示に基づき、無線基地局から指定さ
れたパケット信号が再送されることにより、パケット信
号の欠落に対処可能となる。
【0031】最後に、国際標準であるOSI参照モデル
を対象としたハンドオーバのためのデータ制御方法の実
施例を図8に示す。図8は、96のデータリンク層と9
1のアプリケーション層の間にデータ分割処理とデータ
結合処理を行う92のハンドオーバ用データ制御層を設
ける手法の層構成を示しており、具体的には91のアプ
リケーション層と93の論理リンク制御副層の間に、9
6のデータリンク層の制御ヘッダとは独立にハンドオー
バ制御用の制御ヘッダを、情報データの伝送用に確保さ
れているデータ領域の一部に用意することを特徴として
いる。すなわち、新規に定義する92のハンドオーバ用
データ制御層において送信データの分割化、受信データ
の再結合等のデータフレーム制御、並びに、送信未完了
データの継続通信制御等を行うことにより、スポット的
なエリアで通信を行うETCのような既存の路車間通信
システムのフレームフォーマット、アクセス制御手順、
媒体アクセス制御副層の変数等を変更することなく、ハ
ンドオーバによる複数の無線基地局間にわたった継続通
信が実現可能となる。なお、94は96のデータリンク
層の一部である媒体アクセス制御副層、95は物理層を
各々表しており、92のハンドオーバ用データ制御層を
93の論理リンク制御副層、あるいは、94の媒体アク
セス制御副層の一部として用意する、又は、93の論理
リンク制御副層と94の媒体アクセス制御副層の間に用
意する形態も可能である。
【0032】前述した本発明の種々の実施形態によれ
ば、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変
更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことが
できる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約し
ようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及
びその均等物として限定するものにのみ制約される。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を有する。 (1)道路上に連続的に配置されるセル径30m程度の
スポットビームから構成される路車間通信システムにお
いて、車両の高速移動に対応したハンドオーバを正確、
かつ、効率的に実現することが可能となる。 (2)車両が移動することにより生じるハンドオーバを
迅速に行えるため、路車間通信システムのスループット
特性を改善することができる。 (3)ハンドオーバにより生じる通信の切断時間を極力
抑えることができ、継続、かつ、安定した通信をユーザ
に提供することができる。 (4)セルラー系システムのように、複数の無線基地局
を制御する無線制御局と無線基地局間の制御信号の授受
が基本的に行われないため、コストの高い専用回線が不
要となる。 (5)ハンドオーバの制御を移動局と限定された無線基
地局との間でのみ行うため、全無線基地局を互いに接続
するネットワーク上に流れる制御信号のトラヒック量を
極力抑えることができる。 (6)既に実用化されているETCに対して、大幅な装
置改修を施すことなく、ハンドオーバ機能を実装するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による路車間通信システムのシステム構
成図である。
【図2】路車間通信システムにおいて生じるデータ転送
手順の説明図である。
【図3】本発明による路車間通信システムにおけるハン
ドオーバ制御手順の説明図である。
【図4】本発明による路車間通信システムにおけるハン
ドオーバ制御手順を表す通信シーケンス図である。
【図5】本発明による路車間通信システムにおけるハン
ドオーバのデータ制御方法の説明図である。
【図6】ハンドオーバ制御用初期フィールドの説明図で
ある。
【図7】ハンドオーバ時のデータ制御に用いられるオフ
セット情報である。
【図8】ハンドオーバのためのOSIモデルの構成図で
ある。
【図9】走行支援システムにおける連続的な無線ゾーン
の構成図である。
【符号の説明】
1 ゲートウェイ 2 ローカルサーバ 3 ローカルネットワーク 4−1〜4−N 無線基地局 5−1〜5−N 無線周波数 6−1〜6−N 無線セル 7 移動車両 8 道路 9 移動方向 10 リクエスト信号 11 フレーム制御信号 12 ローカルサーバから無線基地局へのデータ転送 13 無線基地局から移動車両へのデータ転送 14 ハンドオーバ制御情報 15 フレーム制御信号 16 リクエスト信号 21 フレーム制御信号 22 リクエスト信号 23 リンク確立通知 24 アプリケーション起動リクエスト 25 情報データ信号#1 26 受信成功通知信号 27 情報データ信号#2 28 受信成功通知信号 29 リンク切断 30 ハンドオーバ制御情報 31 フレーム制御信号 32 リクエスト信号 33 リンク確立通知 34 ハンドオーバ制御情報 35 情報データ信号#3 36 受信不成功通知信号 37 情報データ信号#3 38 受信成功通知信号 39 リンク切断 40 下位層 41 データ分割処理段階 42 データ結合処理段階 43 上位層 44−1〜44−n 下位層におけるパケット信号群 45−1〜45−n データ分割処理段階から下位層に
受け渡されるパケット信号群、または下位層からデータ
結合処理段階に受け渡されるパケット信号群 46 情報フレーム 47 識別符号 48 情報データ 49−1〜49−n ハンドオーバ制御用ヘッダ 50−1〜50−n 分割化された情報データ 51−1〜51−n 下位層制御用ヘッダ 61 情報フレーム 62 サブフィールド1 63 サブフィールド2 64 サブフィールド3 65 ハンドオーバ制御用初期フィールド 66 データ種別1 67 データ長 68 アプリケーション番号 69 データ種別2 70 データ長 71 オフセット情報 72 データ種別3 73 データ長 74 情報データ信号 81 情報データ 82 情報データの先端 83 情報データの末端 84 通信完了パケット信号群 85 通信未完了パケット信号群 86 通信完了点(通信未完了点) 87−1〜87−n 通信完了パケット信号 88−1〜88−n 通信未完了パケット信号 91 アプリケーション層 92 ハンドオーバ用データ制御層 93 論理リンク制御副層 94 媒体アクセス制御副層 95 物理層 96 データリンク層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 敬三 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 (72)発明者 篠永 英之 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB02 BB04 CC12 DD01 FF13 FF27 5K033 CB03 CC01 DA19 5K067 AA34 BB03 BB04 CC08 DD17 EE02 EE10 EE16 EE44 HH23 JJ39

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路上の移動局と、該道路に沿って連続
    的配置された複数の無線基地局とが通信する路車間通信
    システムにおけるハンドオーバのデータ制御方法におい
    て、 前記移動局又は前記無線基地局である送信側局は、デー
    タ信号を、固定時間長で規定される複数のパケット信号
    に分割する分割段階と、該パケット信号毎に順序制御情
    報を含む制御用データ信号を付加して送信する送信段階
    とを有し、 前記無線基地局又は前記移動局である受信側局は、前記
    複数のパケット信号を、前記順序制御情報を用いて順番
    に結合する結合段階を有することを特徴とする路車間通
    信システムにおけるハンドオーバのデータ制御方法。
  2. 【請求項2】 前記順序制御情報は、分割された前記複
    数のパケット信号の順番を識別する符号と、分割された
    パケット信号の総数と、継続した分割パケット信号の有
    無を識別する符号とを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記制御用データ信号は、前記送信側局
    を識別する情報と、前記受信側局を識別する情報とを更
    に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記受信側局は、ハンドオーバの前に受
    信した第1のパケット信号の順序制御情報と、ハンドオ
    ーバの後で受信した第2のパケット信号の順序制御情報
    とが同一である場合、該第2のパケット信号を破棄する
    段階を有することを特徴とする請求項1から3のいずれ
    か1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記受信側局は、ハンドオーバの前に受
    信したパケット信号の順序制御情報と、ハンドオーバの
    後で受信したパケット信号の順序制御情報との間で、受
    信されていない順序制御情報に相当するパケット信号が
    あることを検出した際に、当該順序制御信号に相当する
    パケット信号の再送を要求するリクエスト信号を前記送
    信側局へ送信する段階を有することを特徴とする請求項
    1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記受信側局は、ハンドオーバの直前に
    正常に受信したパケットの順序制御情報を、ハンドオー
    バの直後にリクエスト信号として前記送信側局へ送信す
    る段階を有することを特徴とする請求項1から5のいず
    れか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記送信側局が複数の前記無線基地局で
    あり、前記受信側局が1つの前記移動局となる下り方向
    の情報伝送について、 第1の無線基地局は、ハンドオーバの直前に正常に送信
    完了したパケット信号の順序制御情報を保持し、前記移
    動局が第2の無線基地局との間で通信が確立した際に、
    該順序制御情報を前記第2の無線基地局へ送信する段階
    を有し、 前記第2の無線基地局は、前記第1の無線基地局から受
    信した順序制御情報の次の順序制御情報に相当するパケ
    ット信号から送信する段階を有することを特徴とする請
    求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記送信側局の前記分割段階と前記受信
    側局の前記結合段階とは、OSI参照モデルにおける、
    データリンク層とアプリケーション層との間の層に、デ
    ータリンク層の副層である論理リンク制御副層に、デー
    タリンク層の副層である媒体アクセス制御副層に、又は
    論理リンク制御副層と媒体アクセス制御副層との間の層
    に実現されることを特徴とする請求項1から7のいずれ
    か1項に記載の方法。
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