JP2003018022A - 復号方法及び装置 - Google Patents

復号方法及び装置

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JP2003018022A
JP2003018022A JP2001198293A JP2001198293A JP2003018022A JP 2003018022 A JP2003018022 A JP 2003018022A JP 2001198293 A JP2001198293 A JP 2001198293A JP 2001198293 A JP2001198293 A JP 2001198293A JP 2003018022 A JP2003018022 A JP 2003018022A
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Japan
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search
matrix
decoding
variable
decision
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JP2001198293A
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Akira Agata
亮 縣
Hirohito Tanaka
啓仁 田中
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KDDI Submarine Cable Systems Inc
Original Assignee
KDDI Submarine Cable Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算時間を短縮し、及び/又は訂正能力を高
める。 【解決手段】 軟判定回路12が受光器10の出力を軟
判定し、その判定結果Rをメモリ14に格納する。演算
回路16は後述の復号毎にU=R+a×Wを実行す
る。行復号回路18及び列復号回路20は夫々、Uの各
行及び各列に対し復号処理を実行する。硬判定回路22
は、最終的なUを硬判定する。回路18では、行ベクト
ル抽出回路30が、メモリ14のUから各行ベクトルU
k1を順次、読み出す。探索回路34は、ハミング距離
がUk1に最も近い符号2の符号語D を探索する。計
算回路36は、符号語Dを発見できたときに回路34
から出力される符号語Dから、その各1ビットを反転
した状態での最も確からしい符号語の探索により行ベク
トルWk1を算出する。回路34が符号語Dを発見で
きない場合、硬判定回路38はUk1を硬判定し、計算
回路40は、回路38の判定結果を代数演算で復号(誤
り訂正)し、その復号結果によりWk1を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復号方法及び装置
に関し、より具体的には、ブロックターボ符号のような
符号で誤り訂正符号化された符号を復号する方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信の分野で、シャノン限界
に最も近づく符号としてターボ符号と呼ばれる誤り訂正
符号が盛んに研究されており、移動体通信方式の一つで
あるCDMA方式及び、深宇宙通信などへの応用が検討
されている。
【0003】ターボ符号は、その符号化方法により、並
列連接畳み込み符号(PCCC:Parallel C
oncatenated Combolutional
Codes)と、ブロックターボ符号(BTC:Bl
ock Turbo Codes)の2種類に分けられ
る。一般に、ターボ符号はPCCCを指すことが多い。
しかし、符号化率(全伝送ビット数に占める情報ビット
数の割合)を高めるには、BTCの方が有利である。
【0004】BTCの復号化アルゴリズムとして、BC
JRアルゴリズム(MAPアルゴリズム)、Max−L
og−Mapアルゴリズム(SOVAアルゴリズム)及
びPyndiahアルゴリズムが提案されている。
【0005】BCJRアルゴリズム(MAPアルゴリズ
ム)は、L. R. Bahl,el al., “O
ptimal decoding of linear
codes for minimizing symb
ol error rate”, IEEE Tran
s. IT, vol. 20, pp.284−28
7, Mar.,1974に記載されている。
【0006】Max−Log−Mapアルゴリズム(S
OVAアルゴリズム)は、P. Robertson,
et al., “A comparison of
optimal and sub−optimal
MAP decodingalgorithms op
erating in the log domai
n”, Proc. ICC ’95, pp.100
9−1013, June, 1995に記載されてい
る。
【0007】Pyndiahアルゴリズムは、R. P
yndiah, A. Glavieux, A. P
icart, and S. Jacq,”Near
optimum decoding of produ
ct codes”, Proc, IEEE GLO
VECOM ’94 Conf.,vol. 1/3,
San Francisco, CA, Nov.−
Dec., pp.339−343,(1994)、及
び、R. Pyndidh,”Near−optimu
n decoding of product cod
es:Block turbo codes”, IE
EE Trans. on comm., vol.
46,No. 8, pp.1003−1010, A
ug.,(1998)に記載されている。
【0008】Pyndiahアルゴリズムを構成するサ
ブシステムとして、受信語との間のハミング距離が最も
近い符号語を探索する、Chaseと呼ばれるアルゴリ
ズムがある。このChaseアルゴリズムを高い精度で
計算すると、Pyndiahアルゴリズム全体の誤り訂
正能力が高まる反面、復号による遅延が大きく増大す
る。逆にChaseアルゴリズムの精度を落とすと、遅
延は大幅に減少するが、誤り訂正能力が低下する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、提案されている
復号アルゴリズムは、光通信システムのように、高い誤
り訂正能力と小さな復号遅延の両方が求められるシステ
ムに適用するのは難しい。BCJRアルゴリズムとMA
Pアルゴリズムは計算量が非常に多い。Max−Log
−Mapアルゴリズムは、ハードウエア化が困難であ
り、従って、高速化しにくい。Pyndiahアルゴリ
ズムは、訂正能力と計算量の間にトレードオフの関係が
あり、高い訂正能力と少ない計算量の両方を満たすこと
ができない。高い訂正能力を必要とする場合、計算量が
多くなり、従って、遅延時間が長くなる。
【0010】本発明は、高い誤り訂正能力を保ちつつ、
より少ない計算量で誤り訂正符号を復号化する復号方法
及び装置を提示することを目的とする。
【0011】本発明はまた、高速に復号結果を得ること
ができる復号方法及び装置を提示することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る復号方法
は、入力信号を軟判定する軟判定ステップと、当該軟判
定ステップの判定結果に、復号回数に応じて漸増し1で
飽和する可変パラメータに第1の可変行列を乗算した結
果を加算し、一時行列に代入する演算処理ステップであ
って、当該可変パラメータ及び第1の可変行列の少なく
とも一方の値が0である第1演算ステップと、当該一時
行列に最も近い符号語を探索する探索ステップと、当該
探索ステップの探索が成功した場合に、当該探索ステッ
プで探索された符号語から、その各1ビットを反転した
状態での最も確からしい符号語の探索により、当該第1
の可変行列を算出する第2演算ステップと、当該探索ス
テップの探索が成功しない場合に、当該一時行列を硬判
定し、その判定結果の復号結果に従い、当該第1の可変
行列を演算する第3演算ステップと、当該第1演算ステ
ップ、当該探索ステップ、当該第2演算ステップ及び当
該第3演算ステップを所定回数実行した後、当該一時行
列を硬判定する硬判定ステップとを具備することを特徴
とする。
【0013】本発明に係る復号装置は、入力信号を軟判
定する軟判定手段と、当該軟判定手段の判定結果に、復
号回数に応じて漸増し1で飽和する可変パラメータに第
1の可変行列を乗算した結果を加算し、一時行列に代入
する第1の演算手段であって、初期的には当該可変パラ
メータ及び第1の可変行列の少なくとも一方の値が0で
ある第1演算手段と、当該一時行列に最も近い符号語を
探索する探索手段と、当該探索手段で探索された符号語
から、その各1ビットを反転した状態での最も確からし
い符号語の探索により、当該第1の可変行列を算出する
第2演算手段と、当該一時行列を硬判定し、その判定結
果の復号結果に従い、当該第1の可変行列を演算する第
3演算手段と、当該探索手段の探索が成功した場合に、
当該第2演算手段による当該第1の可変行列を選択し、
そうでない場合に、当該第3演算手段による当該第1の
可変行列を選択する選択手段と、当該第1の演算手段、
当該探索手段、当該第2演算手段及び当該第3演算手段
を所定回数実行した後、当該一時行列を硬判定する硬判
定手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例の主ルーチンの
フローチャートを示す。本実施例では、信号は、先ず、
BCH(63,57)により行方向で誤り訂正符号化さ
れ、次に、BCH(63,57)により列方向で誤り訂
正符号化される。このように2方向で誤り訂正符号化さ
れた符号が、光伝送路に送出される。換言すると、本実
施例では、送信データは、2種類の要素符号、即ち符号
1及び符号2の積符号により符号化されている。各符号
はそれぞれ(n,k)符号、(n,k)符号で
あり、それぞれt及びtビット(又はバイト)訂正
可能な誤り訂正符号であるとする。(n,k)符号は、
符号長がnビット(又はバイト)、情報ビット(又はバ
イト)数がkの誤り訂正符号であるとする。積符号の定
義により、このようにして得られる誤り訂正符号(符号
1)×(符号2)は、(n×n ,k×k)符号
であり、t×tビット(又はバイト)の訂正能力を
有する。
【0016】受信装置は、先ず、受信した光パルスを軟
判定し(S1)、判定結果を2次元配列Rに格納する
(S2)。配列Rの行数をn、列数をnとする。本
実施例では、n,n共に64である。
【0017】軟判定は、本来、2値の光パルス値を複数
の閾値により暫定的に判定する処理である。これに対
し、本来、2値の光パルス値を単一の閾値で判定する処
理は硬判定と呼ばれる。図2及び図3は、同じ受信光波
形に対する硬判定及び軟判定の例をそれぞれ示す。図2
に例示する硬判定では、受信値(a,a,a,a
)は、2進表現では(1,1,0,1)と判定され
る。これに対し、図3に示す軟判定では、受信値
(a,a,a,a)は、2ビットの2進表現で
は(11,10,00,11)と判定され、0から1の
範囲の中間値で表現する場合には、(0.875,0.
625,0.125,0.875)となる。本実施例で
は、3ビットの軟判定(7個の閾値)の採用する。
【0018】誤り訂正符号の復号化処理を規定回数、実
行する(S3〜S9)。本実施例では、行と列のそれぞ
れで8回、全体では16回の復号化処理を実行する。そ
のループ変数pに0を代入し(S3)、インクリメント
して(S4)、以下の行列演算 U=R+a×W (1) を実行する(S5)。ここで、Uはn×nの作業用
行列である。aは、0.0、0.2、0、3、0.
5、0.7、0.9、1.0というように、式(1)の
演算毎に漸増し、1.0で飽和する定数である。式
(1)でのaの値、即ち、演算毎のaの変化量は、
経験的に決定される。Wはn×nの行列からなり、
外部情報と呼ばれる。通常、Wの全要素の初期値はゼロ
であるが、本実施例では、aの初期値が0であるの
で、Wの初期値は任意で良い。Wの内容は、後述する演
算により変更される。
【0019】pが偶数の場合には(S7)、行の復号を
実行し(S8)、pが奇数の場合には列の復号を実行す
る(S9)。すなわち、行の復号と列の復号を交互に実
行する。これにより、多くの誤りを徐々に訂正する。
【0020】行の復号と列の復号をそれぞれ8回、合計
で16回実行すると(S6)、最終的なUの全要素を硬
判定し、即ち、全要素をそれぞれ中間値0.5で0又は
1に2値化し、判定結果を最終的な復号結果とする(S
10)。
【0021】図4は、行の復号処理(S8)の詳細なフ
ローチャートを示す。ここでは、行数nだけ同じ演算
を実行する。そのために、先ず、ループ変数kに0を
代入し(S21)、インクリメントする(S22)。
【0022】Uのk番目の行ベクトルを取り出してU
k1に代入し(S23)、ハミング距離がUk1に最も
近い符号2の符号語Dを探索する(S24)。ハミン
グ距離は、2つの語の間の距離を示す量である。例え
ば、符号語X=(x,x,・・・,x)と符号語
Y=(y,y,・・・,y)との間のハミング距
離dは、各要素の差の2乗(x−yの和で定義
される。ハミング距離の最も近い符号語を探索する方法
として、Chaseアルゴリズムが知られている(D.
Chase,”Class of algorith
ms for decoding block cod
es with channel measureme
nt information”, IEEE Tra
ns. on information Theor
y, vol. IT−18, No.1,Jan.,
(1972))。
【0023】ステップS24で符号語Dを発見できた
場合(S25)、図5に示す既存の方法で外部情報Wの
行ベクトルWk1を計算し(S26)、符号語Dを発
見できない場合(S25)、図6に示す簡略化された方
法で外部情報Wの行ベクトルWk1を計算する(S2
7)。
【0024】kがnに等しくなるまで(S28)、
ステップS22〜S27を繰り返す。これにより、配列
Wの各行には、Uのn個の各行ベクトルからステップ
S26又はS27により計算された行ベクトルが格納さ
れる。
【0025】図5は、外部情報Wの行ベクトルWk1
公知の方法で計算するステップS26の詳細なフローチ
ャートを示す。ループ変数mを0で初期化し(S3
1)、インクリメントする(S32)。
【0026】符号語Dのm番目のビットdを反転し
たベクトルD’を作成し(S33)、ハミング距離が
’に最も近い、符号2の符号語Cを探索する(S
34)。S33,S34の代わりに、m番目のビットが
符号語Dのそれとは異なる条件の下で、Uk1にハミ
ング距離が最も近い符号2の符号語Cを探索してもよ
い。
【0027】ステップS34で符号語Cを発見できた
場合(S35)、Rk1,C,D から下記式によ
り、 v=d×(|Rk1−C−|Rk1−D)/4 (2) 作業用の行ベクトルVk1の要素vを計算する(S3
6)。ステップS34で符号語Cを発見できない場合
(S35)、下記式 v=b×d (3) から、作業用の行ベクトルVk1の要素vを計算する
(S37)。bは、a と同様に、0以上、1以下の
範囲で、図1に示すループ変数pに対して漸増し、最終
的に1.0で固定されるパラメータである。例えば、本
実施例では、bは、pに対して、0.2、0.4、
0.6、0.8、1.0,1.0、・・・と変化する。
の各数値は数値シミュレーション等により経験的に
得られる。d は、符号語Dのm番目の要素である。
【0028】mがnに等しくなるまで(S38)、S
32〜S37の処理を繰り返す。mがnに等しくなる
と(S38)、ステップS36,S37で得られたv
からなる行ベクトルVk1と、受信信号Rの行ベクトル
k1から、下記式 Wk1=Vk1−Rk1 (4) により外部情報Wのk目の行ベクトルWk1を算出す
る(S39)。
【0029】図5に示すような、1ビットを反転して最
も確からしい符号語を探索し、その結果により、対応す
る要素を推定するという総当たり探索処理は、要素数が
増えるほどに、急速に演算時間がかかることは明らかで
ある。勿論、ハードウエアにより同時演算すればよい
が、その場合、要素数の変化に対応できない、要素数が
増えるとハードウエアの規模が大きくなる、といった問
題点がある。
【0030】図6は、外部情報Wの行ベクトルWk1
簡略な方法で計算するステップS27の詳細なフローチ
ャートを示す。
【0031】行列Uのk番目の行ベクトルUk1を硬
判定し、その判定結果をDに代入する(S41)。行
方向ではtビット(又はバイト)の誤り訂正能力を有
する符号2で誤り訂正符号化されているので、tビッ
ト(バイト)以下の誤りを完全に訂正可能な復号処理で
を復号(誤り訂正)する(S42)。
【0032】ステップS42により復号結果Cが得ら
れた場合(S43)、下記式 Wk1=C−Uk1 (5) により外部情報Wのk目の行ベクトルWk1を算出す
る(S44)。復号結果Cが得られない場合(S4
3)、即ち、誤りを訂正しきれない場合、下記式 Wk1=D−Uk1 (6) により外部情報Wのk目の行ベクトルWk1を算出す
る(S45)。
【0033】このように、本実施例では、行の復号処理
(図4)で符号語Dを発見できない場合(S25)、
図6に示すように、ユークリッド法により簡略的にD
を復号し、その結果により外部情報Wのk目の行ベク
トルWk1を算出するので、計算時間を大幅に短縮でき
る。
【0034】図7は、図1のステップS9(列の復号処
理)の詳細なフローチャートを示す。列方向の復号処理
の内容は、基本的には上述した行方向の復号処理と同じ
である。
【0035】列数nだけ同じ演算を実行するために、
先ず、ループ変数kに0を代入し(S51)、インク
リメントする(S52)。
【0036】Uのk番目の列ベクトルを取り出してU
k2に代入し(S53)、ハミング距離がUk2に最も
近い符号1の符号語Dを探索する(S54)。ステッ
プS54で符号語Dを発見できた場合(S55)、図
8に示す既存の方法で外部情報Wの行ベクトルWk2
計算し(S56)、符号語Dを発見できない場合(S
55)、図9に示す簡略化された方法で外部情報Wの行
ベクトルWk2を計算する(S57)。
【0037】kがnに等しくなるまで(S58)、
ステップS52〜S57を繰り返す。これにより、配列
Wの各行には、Uのn個の各列ベクトルからステップ
S56又はS57により計算された列(外)ベクトルが
格納される。
【0038】図8は、外部情報Wの行ベクトルWk1
公知の方法で計算するステップS56の詳細なフローチ
ャートを示す。ループ変数mを0で初期化し(S6
1)、インクリメントする(S62)。
【0039】符号語Dのm番目のビットdを反転し
たベクトルD’を作成し(S63)、ハミング距離が
’に最も近い、符号1の符号語Cを探索する(S
64)。S63,S64の代わりに、m番目のビットが
符号語Dのそれとは異なる条件の下で、Uk2にハミ
ング距離が最も近い符号1の符号語Cを探索してもよ
い。
【0040】ステップS64で符号語Cを発見できた
場合(S65)、Rk2,C,D から下記式によ
り、 v=d×(|Rk2−C−|Rk2−D)/4 (7) 作業用の列ベクトルVk2の要素vを計算する(S6
6)。ステップS64で符号語Cを発見できない場合
(S65)、下記式 v=b×d (8) から、作業用の列ベクトルVk2の要素vを計算する
(S67)。bは、図5の場合と同じように、pに対
して変化するパラメータである。dは、符号語D
m番目の要素である。
【0041】mがnに等しくなるまで(S68)、S
62〜S67の処理を繰り返す。mがnに等しくなる
と(S68)、ステップS66,S67で得られたv
からなる列ベクトルVk2と、受信信号Rの行ベクトル
k2から、下記式 Wk2=Vk2−Rk2 (9) により外部情報Wのk目の行ベクトルWk2を算出す
る(S69)。
【0042】図9は、外部情報Wの列ベクトルWk2
簡略な方法で計算するステップS57の詳細なフローチ
ャートを示す。
【0043】行列Uのk番目の行ベクトルUk2を硬
判定し、その判定結果をDに代入する(S71)。列
方向ではtビット(又はバイト)の誤り訂正能力を有
する符号1で誤り訂正符号化されているので、tビッ
ト(バイト)以下の誤りを完全に訂正可能な復号処理で
を復号(誤り訂正)する(S72)。
【0044】ステップS72により復号結果Cが得ら
れた場合(S73)、下記式 Wk2=C−Uk2 (10) により外部情報Wのk目の列ベクトルWk2を算出す
る(S74)。復号結果Cが得られない場合(S7
3)、即ち、誤りを訂正しきれない場合、下記式 Wk2=D−Uk2 (11) により外部情報Wのk目の列ベクトルWk2を算出す
る(S75)。
【0045】このように、本実施例では、各列の復号処
理(図4)で符号語Dを発見できない場合(S5
5)、図9に示すように、ユークリッド法により簡略的
にDを復号し、その結果により外部情報Wのk目の
列ベクトルWk2を算出するので、計算時間を大幅に短
縮できる。
【0046】図10は、本発明に係る装置の概略構成ブ
ロック図を示す。受光器10は光伝送路から入力する光
パルスを電気信号に変換し、軟判定回路12が、受光器
10の出力電気信号を7レベルで軟判定する。その判定
結果Rは、メモリ14に格納される。演算回路16が、
図1のステップS5における演算を実行する。行復号回
路18が図1のステップS8における復号処理(図4)
を実行し、列復号回路20が、図1のステップS9にお
ける復号処理(図7)を実行する。硬判定回路22は、
行復号回路18及び列復号回路20による所定回数の復
号処理により得られたUを最終的に硬判定する。システ
ム制御回路24は、演算回路16、行復号回路18、列
復号回路20及び硬判定回路22の動作タイミングを制
御し、演算回路16におけるa並びに回路18,20
におけるbを制御する。
【0047】行復号処理回路18では、行ベクトル抽出
回路30が、メモリ14に記憶される行列Uから、制御
回路32の制御下で、1行目からn行目までの各行ベ
クトルUk1を順次、読み出し、出力する。
【0048】符号語D探索回路34は、図4のステッ
プS24に従い、ハミング距離がU k1に最も近い符号
2の符号語Dを探索する。Wk1計算回路36は、符
号語Dを発見できたときに符号語D探索回路34か
ら出力される符号語Dから、図4のステップS26及
び図5に示されるように、総当たり方式で、行ベクトル
k1を計算する。
【0049】他方、硬判定回路38及びWk1計算回路
40は、符号語D探索回路34が符号語Dを発見で
きない場合の図6の処理を実行する。即ち、硬判定回路
38は、行ベクトル抽出回路30から出力される行ベク
トルUk1を硬判定し、その結果をDとしてWk1
算回路40に印加する。Wk1計算回路40は、誤り訂
正能力tビット(バイト)の代数演算でDを復号
(誤り訂正)し、その復号結果に従い、図6のステップ
S44,S45に示すように、行ベクトルWk1を計算
する。
【0050】符号語D探索回路34は、符号語D
探索できたときには、スイッチ42にWk1計算回路3
6の出力を選択させ、符号語Dを探索できないときに
は、スイッチ42にWk1計算回路40の出力を選択さ
せる。これにより、図4のステップS26,S27で計
算したのと同じ内容の行ベクトルWk1でメモリ16の
外部情報Wが書き換えられる。
【0051】列復号回路20の構成は、基本的には行復
号回路18の構成と同じである。列復号処理回路20で
は、列ベクトル抽出回路50が、メモリ14に記憶され
る行列Uから、制御回路52の制御下で、1列目からn
列目までの各列ベクトルU k2を順次、読み出し、出
力する。
【0052】符号語D探索回路54は、図7のステッ
プS54に従い、ハミング距離がU k2に最も近い符号
1の符号語Dを探索する。Wk2計算回路56は、符
号語Dを発見できたときに符号語D探索回路48か
ら出力される符号語Dから、図7のステップS56及
び図8に示されるように、総当たり方式で、行ベクトル
k2を計算する。
【0053】他方、硬判定回路58及びWk2計算回路
60は、符号語D探索回路54が符号語Dを発見で
きない場合のステップS57(図9)を実行する。即
ち、硬判定回路58は、行ベクトル抽出回路50から出
力されるレ通ベクトルUk2を硬判定し、その結果をD
としてWk2計算回路60に印加する。Wk2計算回
路60は、誤り訂正能力tビット(バイト)の代数演
算でDを復号(誤り訂正)し、その復号結果に従い、
図9のステップS74,S75に示すように、列ベクト
ルWk2を計算する。
【0054】符号語D探索回路54は、符号語D
探索できたときには、スイッチ62にWk2計算回路5
6の出力を選択させ、符号語Dを探索できないときに
は、スイッチ62にWk2計算回路60の出力を選択さ
せる。これにより、図7のステップS56,S57で計
算したのと同じ内容の列ベクトルWk2でメモリ16の
外部情報Wが書き換えられる。
【0055】各実施例では、同じ誤り訂正能力では、C
HASEアルゴリズムを忠実に実行する場合に比べ、演
算時間を1/3以下に短縮でき、同じ演算時間では、大
幅に誤り訂正能力を高めることができる。
【0056】上記実施例では、判定レベル数7の軟判定
処理(3ビット軟判定)を用いたが、判定レベル数は、
この例に限定されず、一般的には3以上であればよい。
光津新システムでは、軟判定レベル数を多くすることは
できず、通常、3〜8、つまり、2ビット又は3ビット
の軟判定になる。BCH(63,57)どうしの積符号
の実施例を説明したが、本発明における符号1及び符号
2は、互いに積符号を構成可能な符号であれば良く、互
いに符号長が同じである必要はない。パラメータa
初期値がゼロでない場合に、行列Wの初期値をゼロにす
る必要がある。誤り訂正の反復回数を16回としたが、
本発明は、これに限定されない。図6及び図9では、復
号にユークリッド法を用いたが、その他に、ピーターソ
ン法又はバーレカンプ・マッシー法(BM法)を用いて
も、同じ結果が得られる。ハミング距離の最も近い符号
語を探索する手段としてChaseアルゴリズムを用い
たが、その他の手法を用いても良い。上記実施例では、
行の復号を先に実行したが、列の復号を先に実行しても
良い。
【0057】2次元の誤り訂正の実施例を説明したが、
本発明は、一次元の場合及び3次元以上の場合にも適用
できることは明らかである。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、誤り訂正に要する演算時間を大幅
に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の主ルーチンのフローチャートであ
る。
【図2】 硬判定の説明図である。
【図3】 軟判定の説明図である。
【図4】 図1のステップS8の詳細なフローチャート
である。
【図5】 図4のステップS26の詳細なフローチャー
トである。
【図6】 図4のステップS27の詳細なフローチャー
トである。
【図7】 図1のステップS9の詳細なフローチャート
である。
【図8】 図7のステップS56の詳細なフローチャー
トである。
【図9】 図7のステップS57の詳細なフローチャー
トである。
【図10】 本発明の一実施例の装置の概略構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10:受光器 12:軟判定回路 14:メモリ 16:演算回路 18:行復号回路 20:列復号回路 22:硬判定回路 24:システム制御回路 30:行ベクトル抽出回路 32:制御回路 34:符号語D探索回路 36:Wk1計算回路 38:硬判定回路 40:Wk1計算回路 42:スイッチ 50:列ベクトル抽出回路 52:制御回路 54:符号語D探索回路 56:Wk2計算回路 58:硬判定回路 60:Wk2計算回路 62:スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B001 AA03 AB05 AC01 AD06 AE02 5J065 AC02 AD05 AE06 AH02 AH03 AH21 5K014 AA01 BA09 EA01 HA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を軟判定する軟判定ステップ
    と、 当該軟判定ステップの判定結果に、復号回数に応じて漸
    増し1で飽和する可変パラメータに第1の可変行列を乗
    算した結果を加算し、一時行列に代入する演算処理ステ
    ップであって、当該可変パラメータ及び第1の可変行列
    の少なくとも一方の値が0である第1演算ステップと、 当該一時行列に最も近い符号語を探索する探索ステップ
    と、 当該探索ステップの探索が成功した場合に、当該探索ス
    テップで探索された符号語から、その各1ビットを反転
    した状態での最も確からしい符号語の探索により、当該
    第1の可変行列を算出する第2演算ステップと、 当該探索ステップの探索が成功しない場合に、当該一時
    行列を硬判定し、その判定結果の復号結果に従い、当該
    第1の可変行列を演算する第3演算ステップと、 当該第1演算ステップ、当該探索ステップ、当該第2演
    算ステップ及び当該第3演算ステップを所定回数実行し
    た後、当該一時行列を硬判定する硬判定ステップとを具
    備することを特徴とする復号方法。
  2. 【請求項2】 当該第2演算ステップが、 当該探索ステップで探索された符号語の各1ビットを反
    転した符号語に最も近い所定の符号語を探索する内部探
    索ステップと、 当該内部探索ステップの探索に成功した場合に、Rを当
    該軟判定ステップの判定結果、Dを当該探索ステップで
    探索された符号語、dをDのm番目の要素、Cを当該
    探索ステップで探索された符号語Dの各1ビットを反転
    した符号語に最も近い所定の符号語、Wを当該第1の
    可変行列のm番目の要素、RをRのm番目の要素とし
    たとき、下記式 W=v−R =d×(|R−C|−|R−D|)/4 から当該第1の可変行列Wを計算し、 当該内部探索ステップの探索に失敗した場合に、b
    復号回数に応じて漸増し1で飽和する可変パラメータ、
    をDのm番目の要素、Wを当該第1の可変行列の
    m番目の要素、RをRのm番目の要素としたとき、下
    記式 W=v−R =b×d から当該第1の可変行列Wを計算する計算処理とを具備
    する請求項1に記載の復号方法。
  3. 【請求項3】 当該第2演算ステップが、 各1ビットが当該探索ステップで探索された符号語の対
    応するビットの値とは異なる条件の下で、当該一時行列
    にハミング距離が最も近い所定の符号語を探索する内部
    探索ステップと、 当該内部探索ステップの探索に成功した場合に、Rを当
    該軟判定ステップの判定結果、Dを当該探索ステップで
    探索された符号語、dをDのm番目の要素、Cを当該
    探索ステップで探索された符号語Dの各1ビットを反転
    した符号語に最も近い所定の符号語、Wを当該第1の
    可変行列のm番目の要素、RをRのm番目の要素とし
    たとき、下記式 W=v−R =d×(|R−C|−|R−D|)/4 から当該第1の可変行列Wを計算し、 当該内部探索ステップの探索に失敗した場合に、b
    復号回数に応じて漸増し1で飽和する可変パラメータ、
    をDのm番目の要素、Wを当該第1の可変行列の
    m番目の要素、RをRのm番目の要素としたとき、下
    記式 W=v−R =b×d から当該第1の可変行列Wを計算する計算処理とを具備
    する請求項1に記載の復号方法。
  4. 【請求項4】 当該第3演算ステップが、 当該一時行列を硬判定する内部硬判定ステップと、 当該内部硬判定ステップの判定結果を誤り訂正する復号
    ステップと、 当該復号ステップで誤りを訂正できた場合に、Cを当該
    復号ステップの復号結果、Uを当該一時行列、Wを当該
    可変行列としたとき、下記式 W=C−U から当該第1の可変行列Wを計算し、 当該復号ステップで誤りを訂正できない場合に、Dを当
    該内部硬判定ステップの判定結果、Uを当該一時行列、
    Wを当該可変行列としたとき、下記式 W=D−U から当該第1の可変行列Wを計算する計算処理とを具備
    する請求項1に記載の復号方法。
  5. 【請求項5】 入力信号を軟判定する軟判定手段と、 当該軟判定手段の判定結果に、復号回数に応じて漸増し
    1で飽和する可変パラメータに第1の可変行列を乗算し
    た結果を加算し、一時行列に代入する第1の演算手段で
    あって、初期的には当該可変パラメータ及び第1の可変
    行列の少なくとも一方の値が0である第1演算手段と、 当該一時行列に最も近い符号語を探索する探索手段と、 当該探索手段で探索された符号語から、その各1ビット
    を反転した状態での最も確からしい符号語の探索によ
    り、当該第1の可変行列を算出する第2演算手段と、 当該一時行列を硬判定し、その判定結果の復号結果に従
    い、当該第1の可変行列を演算する第3演算手段と、 当該探索手段の探索が成功した場合に、当該第2演算手
    段による当該第1の可変行列を選択し、そうでない場合
    に、当該第3演算手段による当該第1の可変行列を選択
    する選択手段と、 当該第1の演算手段、当該探索手段、当該第2演算手段
    及び当該第3演算手段を所定回数実行した後、当該一時
    行列を硬判定する硬判定手段とを具備することを特徴と
    する復号装置。
  6. 【請求項6】 当該第2演算手段が、 当該探索手段で探索された符号語の各1ビットを反転し
    た符号語に最も近い所定の符号語を探索する内部探索手
    段と、 当該内部探索手段で探索に成功した場合に、Rを当該軟
    判定手段の判定結果、Dを当該探索手段で探索された符
    号語、dをDのm番目の要素、Cを当該探索手段で探
    索された符号語Dの各1ビットを反転した符号語に最も
    近い所定の符号語、Wを当該第1の可変行列のm番目
    の要素、RをRのm番目の要素としたとき、下記式 W=v−R =d×(|R−C|−|R−D|)/4 から当該第1の可変行列Wを計算し、 当該内部探索手段の探索に失敗した場合に、bを復号
    回数に応じて漸増し1で飽和する可変パラメータ、d
    をDのm番目の要素、Wを当該第1の可変行列のm番
    目の要素、RをRのm番目の要素としたとき、下記式 W=v−R =b×d から当該第1の可変行列Wを計算する計算処理とを具備
    する請求項5に記載の復号装置。
  7. 【請求項7】 当該第2演算手段が、 各1ビットが当該探索手段で探索された符号語の対応す
    るビットの値とは異なる条件の下で、当該一時行列にハ
    ミング距離が最も近い所定の符号語を探索する内部探索
    手段と、 当該内部探索手段で探索に成功した場合に、Rを当該軟
    判定手段の判定結果、Dを当該探索手段で探索された符
    号語、dをDのm番目の要素、Cを当該探索手段で探
    索された符号語Dの各1ビットを反転した符号語に最も
    近い所定の符号語、Wを当該第1の可変行列のm番目
    の要素、RをRのm番目の要素としたとき、下記式 W=v−R =d×(|R−C|−|R−D|)/4 から当該第1の可変行列Wを計算し、 当該内部探索手段の探索に失敗した場合に、bを復号
    回数に応じて漸増し1で飽和する可変パラメータ、d
    をDのm番目の要素、Wを当該第1の可変行列のm番
    目の要素、RをRのm番目の要素としたとき、下記式 W=v−R =b×d から当該第1の可変行列Wを計算する計算処理とを具備
    する請求項5に記載の復号装置。
  8. 【請求項8】 当該第3演算手段が、 当該一時行列を硬判定する内部硬判定手段と、 当該内部硬判定手段の判定結果を誤り訂正する復号手段
    と、 当該復号手段で誤りを訂正できた場合に、Cを当該復号
    手段の復号結果、Uを当該一時行列、Wを当該可変行列
    としたとき、下記式 W=C−U から当該第1の可変行列Wを計算し、 当該復号手段で誤りを訂正できない場合に、Dを当該内
    部硬判定手段の判定結果、Uを当該一時行列、Wを当該
    可変行列としたとき、下記式 W=D−U から当該第1の可変行列Wを計算する計算処理とを具備
    する請求項5に記載の復号装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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