JP2003016006A - メールまたは文書の作成支援システム、作成支援方法およびプログラム - Google Patents

メールまたは文書の作成支援システム、作成支援方法およびプログラム

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JP2003016006A
JP2003016006A JP2001199293A JP2001199293A JP2003016006A JP 2003016006 A JP2003016006 A JP 2003016006A JP 2001199293 A JP2001199293 A JP 2001199293A JP 2001199293 A JP2001199293 A JP 2001199293A JP 2003016006 A JP2003016006 A JP 2003016006A
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Denzo Yamakawa
伝三 山川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フル・キーボードを持たないメールおよびイ
ンターネット端末を主な対象に、文字入力の煩雑さを軽
減する文書作成支援を提供する。 【解決手段】 文書作成支援システム130にサービス
利用者の端末機器110、120よりインターネットを
通じてアクセスする。利用者が各種サービスを選択する
と、各サービスに対応するプログラム13A〜13Nが
稼働する。文書作成支援システム130にはデータベー
スとしてユーザ管理データベース133と変換管理デー
タベース134を有する。変換管理データベースには、
短縮入力用の文字コード(Qコード)に対応する単語や
文章を記録するデータベース・テーブル(QT)135
と、テンプレート文を記録するデータベース・テーブル
(TP)136とを含む。利用者からのQコードを含む
変換要求を受けて、システムはQTまたはTPを検索
し、対応する文字・文書またはテンプレート文を返す。
作成された文書は、ファイル137として、または、メ
ール138として、またはホームページ139としてシ
ステムに記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
代表されるネットワーク・サービスに接続可能な端末機
器で使用するメールや文書の作成支援方法、システム、
およびプログラムに関する。特に、端末機器のハードウ
ェア能力に関係無く端末機器での文字変換等の処理を行
うことができ、端末機器の変更に於いても継続使用が可
能で、さらに、複数人数での支援情報の共有や、端末機
器では直接入力不可能な文字コードのメールまたは文書
の作成を可能とする技術の適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナル・コンピュータの普及
に伴い、メールおよびインターネットを日常的に利用す
る人が急速に増えている。そして、いつでも、どこでも
これらを利用したいという需要に答えて、パーソナル・
コンピュータの機能を一部絞り込み、小型化と低価格を
実現した、PDA(Personal Digital Assistance)、
ゲーム機器、携帯電話をはじめとする、実に様々なメー
ルおよびインターネット端末が開発されている。
【0003】携帯型の端末の重要な要件の一つに、携帯
が苦にならない物理的サイズである点を挙げることがで
きるが、小型化に最も有効な方法として採用されるの
が、キーボードの省略または縮小である。この方法は、
主機能の他に、付属としてメールおよびインターネット
端末機能を持たせた、インターネット・テレビやインタ
ーネット冷蔵庫などの家庭用電気機器などでも採用され
ている。この様なフル・キーボードを持たない端末での
文字入力の不便を軽減するため、既に様々な工夫が提
案、実用化されている。
【0004】比較的、大きな画面をもつ端末の場合は、
かな文字やアルファベットを全て画面表示し、選択され
た文字の変換候補を表示する、いわゆるスクリーン・キ
ーボード方式がよく採用されている(たとえば、ゲーム
機器やインターネット・テレビなど)。
【0005】メールおよびインターネットの端末として
の利用が急速に増えつつある携帯電話は、画面も小さく
使用できるキーの数が限られているため、文字や文章の
入力の際にどうしてもキーの押下回数が多くなる。この
欠点をカバーするため、日本語文書の場合は、まず、か
な文字入力の際の押下回数を減らすことが考えられてい
る。
【0006】例えば、特開2000−172417号公
報では、携帯電話のテンキーの上下左右に電気的接点を
作り、『1上』は『あ』,『1右』は『い』というふう
に反応させることで、1回の押下でかな文字を入力する
方法が提案されている。また、特開2000−1654
99号公報では、携帯電話のテンキーにかな文字各列の
初めの文字、『あ』『か』『さ』『た』『な』・・・を
対応させ、『あ』に続いて5を押すと、『あ』行の5番
目の文字、即ち『お』が入力されるという方式を提案し
ている。現在、汎用的に採用されている方式は、各テン
キーにかな文字各列の初めの文字を対応させ、例えば
『あ』行の5番目の文字、即ち『お』の入力には、
『あ』行のテンキーを5回押す方式であり、これに比べ
ると多くても2回の押下で文字が入力できる上記提案方
式は、総合的な押下回数の低減を実現していると言える
であろう。
【0007】日本語文書の場合、入力されたかな文字の
漢字変換に際しても、押下回数を減らす工夫をすること
が可能である。一般的な変換は、変換の候補を列挙し、
選択する候補の番号を入力する方法で行われる。候補の
順序を、文章の前後関係より推測し、より確度の高いも
のから表示するなど、変換処理や内蔵辞書の構成方法な
どで、様々な工夫が行われているものと考えられるが、
際だった技術として公開されているものは、現在のとこ
ろ見あたらない。
【0008】これらの方法は、いずれも、必要なかな文
字を全て入力し変換するという方法であるため、大変重
要な工夫ではあるが、入力の煩雑さを大きく改善するこ
とは難しい。
【0009】比較的高い処理能力を持つPDAコンピュ
ータの場合、手書きの漢字を直接文字認識するという高
度な処理を行うものもある(シャープ株式会社 「ザウ
ルス」シリーズなど(「ザウルス」はシャープ株式会社
の商標))。この場合、かな文字を入力するよりずっと
少ない回数の文字入力で文章の作成が可能であるが、通
常あまり書かない大きさの文字を、比較的丁寧に書く注
意深さが要求され、利用者の得る印象は必ずしも入力回
数の低減によって軽減された煩雑度をそのまま反映する
ものではない。
【0010】事前に登録した定型句や文章などを使用す
る、いわゆるテンプレート機能は、近年のほとんどの携
帯電話に搭載されている。この使用により、頻繁に使用
する文章などは、一部の文字入力のみで使用することが
可能である。しかしこの機能も、現時点では余裕のある
外部記憶媒体やメモリーを持つ端末機器が少なく、登録
できる文章数や使用できる文字数がかなり制限されてい
るのが現状である。また、複数の定型句、定型文を混在
させて呼び出すことができない、等の欠点もある。携帯
電話機が変わった場合にこのテンプレートを簡単に次の
機器に移行できるとは限らない事も不便な点であろう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フル
・キーボードを持たないメールおよびインターネット端
末を主な対象に、文字入力の煩雑さを軽減する文書作成
支援を提供することにある。即ち、利用者が各自にとっ
て、利用頻度の高い文節または文章を、従来技術で提供
される方法より少ない操作手順で作成することができる
方法を課題とする。
【0012】また、当課題の解決を、端末機器内ではな
く外部に提供することにより、登録数や文字数、使用で
きる文字コードなど、端末機器そのものによる制限を克
服し、技術革新が急速で、買い換え頻度の早い端末機器
に依存しない支援情報の利用を可能にし、さらに、複数
人数による支援情報の共有を可能にすることをめざす。
また、携帯電話のi−mode(登録商標)などの様
に、ダウンロードした独自のプログラムが稼働可能な端
末機器に対するサービスを行う場合には、利用者の希望
に応じて一部の処理を端末機器内に持たせ、通信量や処
理速度を軽減する方法も考える。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明における文書作成
支援は、おおまかに、二つの機能を通じて行われる。ひ
とつは、入力された文字や記号を、文字や文節またはよ
り長い文章に変換する機能である。二つ目は、テンプレ
ートと呼ぶ定型文書型の提供機能である。本発明の代表
的な特徴は、変換等の支援情報およびプログラムが端末
機器の内部ではなく、支援サーバに置かれている点にあ
る。これにより、変換は端末機器のハードウェア能力に
関係無く行うことができ、端末機器の変更に於いても継
続使用が可能で、さらに、複数人数での支援情報の共有
や、端末機器では直接入力不可能な文字コードのメール
または文書の作成が可能となる。また、高機能の端末機
器においては、これらの利点を保持しながら一部の処理
を端末機器に持たせ、通信の負荷を軽くする実行形態を
とることも可能である。
【0014】すなわち、本発明では、前記課題の解決手
段を端末機器内部に置かず、サービス提供サーバを通じ
て解決を提供する。
【0015】サービス提供サーバは3つの部分から成
る。1つ目は、利用者がサーバに接続しそのサービスを
利用する手段を提供する部分である。2つ目は、ユーザ
情報、ユーザ別の支援情報やメール情報等を管理するデ
ータベース群である。そして、3つ目は、利用者の要求
するサービスを処理し、サーバ利用手段とデータベース
の間で必要なデータの受け渡しを行うプログラム群であ
る。
【0016】文書または、メールを作成する利用者は、
様々なメールまたはインターネット端末から、サーバ利
用手段に接続し、この中でサービスを利用する。サーバ
の提供する主機能、文書作成支援は、短縮コード変換機
能とテンプレート機能の2種類である。
【0017】短縮コード変換は、語句や文章と、対応す
る短縮コードを変換テーブルに定義しておき、メールや
文書を端末機器で作成する際に、定型句や定型の文章を
入力したい場所に短縮コードを書くというものである。
利用者が内容の確認を要求、もしくは、内容の確定を要
求すると、短縮コードに対応する語句や文章が埋め込ま
れる。短縮コードは、文中、何個あってもよい。
【0018】テンプレート機能は、事前にサーバに登録
しておいた定型文の名前や短縮コードを操作画面から呼
び出し、表示されたものに追加、修正を加える。追加、
修正の際に、短縮コードを使用することもできる。テン
プレート文、短縮コード変換文共に、日本語や英語以外
の文字コードを扱うことのできるパーソナル・コンピュ
ータ等の高機能端末でサーバ側の登録を行っておけば、
テンプレートと短縮コードの組み合わせで、通常の携帯
端末から、日本語・英語以外の文字コード圏への文書や
メールを作成することができる。この場合、自由な文書
の作成を行うことはできないが、ビジネスの場面など、
定型のやりとりが発生する場合には、利用価値のある機
能であると思われる。
【0019】サーバには、上記の主機能を支えるいくつ
かの機能を持たせる。まず、利用者を特定するログイン
機能が挙げられる。サーバはログイン処理を通じて、利
用者毎に異なる短縮コード変換テーブルやテンプレート
などの支援情報の特定を行う。同じグループに属する利
用者は、変換テーブルやテンプレートを共有することが
できる。他には、作成したメールや文書を保存、送信す
る機能がある。作成されたものがメールの場合は、文章
をそのままメールとして送信する場合と、文章をインタ
ーネット上のホームページとしてサーバ上に保存し、そ
のホームページへのアクセス方法とパスワードをメール
送信するという二つの方法を提供する。この機能に付随
して、サーバはメールの履歴管理機能と生成されたホー
ムページ管理機能も持つ。また、文章本体ではなく、ホ
ームページへのアクセス方法を受け取ったメール受信者
への、サーバおよびホームページアクセス機能も提供す
る。
【0020】独自のプログラムを起動することができる
端末機器に対するサービスの分担は、一部テンプレート
・データや短縮コード変換データのダウンロードとこれ
らのデータを優先利用して、文章の変換を行う簡易プロ
グラムをダウンロードすることで行う。
【0021】
【発明の実施の形態】(目次) A.本実施形態におけるシステム構成例 B.本実施形態における基本サービス処理例 C.本実施形態における応用的サービス処理例
【0022】A.実施形態におけるシステム構成例 図1は本発明の一実施の形態である文書作成支援システ
ムの一例を示した概念図である。本実施の形態の文書作
成支援システムの主要部分は、符号130で示す、サー
ビス提供サーバで稼働するソフトウエアおよびデータベ
ースである。サービス利用者は符号110、120で示
す各種端末機器より、これらの機器が標準的に備えてい
るインターネット接続ソフトウエアを通じてサーバにア
クセスする。
【0023】サービスは、文書作成またはメール作成を
行う送信者用サービスと、このサービスを通じて送られ
たメールを受信した受信者用サービスがあり、符号13
0サーバは、それぞれに対応するサーバ利用手段、符号
131と符号132を提供する。
【0024】利用者は、利用手段が提供する画面から、
各種サービスを選択する。サービスが選択されると、符
号13A〜符号13Nで示す各サービスに対応するプロ
グラムが稼働し、データベースに対するデータの読み書
きや、その他必要な処理を実行する。データベースは、
符号133で示すユーザ管理データベースと符号134
で示す変換管理データベースの2種類がある。
【0025】ユーザ管理データベースは、このサーバに
登録されている利用者のユーザIDやパスワード、所属
グループや固有データの場所等を管理する。変換管理デ
ータベースは、各ユーザに固有の情報を管理する。当実
施形態の利用者は、実際の利用に先じて、Qコードと呼
ぶ短縮入力用の文字コードと、対応させる単語や文章を
QTと呼ぶデータベース・テーブルに登録しておく。Q
Tに登録する単語や文章は必ずしも日本語や英語である
必要はない。QT単位で、どの文字コードを使用するか
指定することができ、その文字コードで単語や文章を登
録しておくと、これを使用して他言語圏に送信するメー
ルや文書の作成ができる。このため、QTはQコードに
対応させる日本語を入力する項も持つ。QTは図上符号
135で示す。また同様に、利用したいテンプレート文
をTPと呼ぶデータベース・テーブルに登録しておく。
TPもQTと同様に、通常は使用しないが、コードに対
応させる日本語を入力する項を持つ。TPは図上符号1
36で示す。利用者の送受信したメールやファイルも変
換管理データベース内で管理、保存される。このシステ
ムでは、利用者が生成できるメールは2種類ある。内容
を直接書き込みそのまま送信する、符号138で示す通
常のメールと、内容をパスワードで保護されたホームペ
ージにして、サーバ上に保存し、相手にはパスワード
と、ホームページを参照する方法を送信するという符号
139で示すメールである。前者のメールの受信者は、
通常のメール同様、本文そのものが受信者に届くので通
常の受信の操作で内容を読むことができるが、後者のタ
イプのメールの受信者はメールに記載されたサーバ利用
手段に接続し、パスワードを入力後サービス提供サーバ
内に保存されている内容を参照することになる。この
時、受信内容を、文字でなく画像に変換して読むことも
でき、送信者の使用した文字コードを受信者端末が持た
ない場合には便利である。
【0026】B.本実施形態における基本サービス処理
例 図3は、送信者用の基本サービスを利用した時の利用者
の操作を示す流れ図である。本実施形態の利用者は、ま
ず始めに、符号310で示す、汎用のインターネット接
続プログラムよりサービス提供ページに接続を行う必要
がある。このページから利用したいサービスを選択し先
に進むことになるが、それには本サービスに固有のユー
ザIDおよびパスワードが必要となる。そのため初めて
の利用者は、符号320で示すユーザ登録を行い、サー
ビス画面に戻る。
【0027】登録の済んだ利用者は、この画面から符号
330のログイン手続きを行う。新規の利用者は、ログ
イン後、符号340、350で示すQTおよびTPの作
成を行い、自分に使いやすいQコードやテンプレート文
などを登録する。既に独自のQTおよびTPをもつ既存
ユーザも、QT、TPの追加や編集の必要があれば、こ
れを行う。QT、TPの作成・編集機能は、ログイン直
後以外でも、どの段階でも呼び出し可能である。
【0028】使用したいQT、TPの準備が終わるとサ
ービス提供ページから、符号360で示す、メールやフ
ァイルに保存する文章の入力を行う。この際に、テンプ
レートの呼び出しや、Qコードの入力をし、ページ上提
供されている、『変換』機能を使用する。利用者は、文
章の入力中、いつでも、何回でも『変換』機能を使用す
ることができる。
【0029】文書の入力が終了すると、その文書をどの
様に処理するのかのサービスを選択し、サーバに要求す
る。このステップは、図3上では符号370に対応す
る。利用者は文書を、ファイルに保存するか、通常の形
態のメールで送信するか、ホームページ参照タイプのメ
ールで送信するかを選択することができる。ファイルに
保存した場合は、メールに添付するという形で、このフ
ァイルを利用することもできる。これらの処理を選択
し、サーバから実行結果が返ると、利用者は符号380
で示すログアウトを行い、サービスの利用を終了する。
【0030】図2は、図1でやや装飾的に表現した当シ
ステム実施例のデータ要素とこれらを処理するサービス
・ルーチンを、その対応関係を強調して表現したもので
ある。本節B−1、B−2、B−3、B−4では、図3
で示した、各種サービスに対応する内部処理を、図2を
参照しながら説明する。また、B−5では、ホームペー
ジ参照タイプのメールの受信者用サービスの内部処理
を、説明する。
【0031】(B−1 ユーザ登録)このシステムの初
めての利用者は、サービス提供画面からまずユーザ登録
機能を選択する。ユーザ登録機能が選択されると、サー
バ側では、図2符号22Aのユーザ管理プログラムが起
動し、ユーザID、グループ、パスワードをはじめとす
るユーザ情報の入力を要求する画面を利用者側端末に返
す。利用者の入力を受けて、ユーザ登録処理プログラム
は、ユーザ管理データベースにユーザ情報を追加すると
同時に、変換管理データベースにこのユーザIDに対応
する初期テーブルやレコードを生成し、ファイルやメー
ル、ホームページなど、を保存する場所の確保を行う。
本実施形態においては、ユーザ登録と受信者用サービス
以外の全てのサービス利用は、登録されたユーザIDで
のログインを前提とする。また、同じグループに属する
ユーザは、変換管理データベースのQTおよびTPを共
有し、メール、ファイル、ホームページなどは共有しな
い。
【0032】(B−2 ログイン、ログアウト)利用者
が登録されたユーザIDおよびパスワードを使ってログ
インを実行すると、ログイン要求を受けたサーバでは、
符号22Bで表わすユーザ認証処理が起動する。これが
ユーザ管理データベースを参照し、ユーザIDとパスワ
ードの照合を行い、対応する変換管理データを特定し、
その都度生成させた値を処理IDとして返す。これを受
け取った利用者側端末は、以降、全てのサービス要求
を、この処理IDとともに送信する。また、この処理I
Dは、ログアウトされるか、一定のタイムアウト時間が
経過するまでサーバ側のデータベースに記録され、有効
となる。この処理ID値から発生する要求は、該当ユー
ザの変換管理データに対してのみ実行される。また、ユ
ーザ認証処理は、ログインを要求している端末機器の、
例えばIPアドレスなどの特定値も記録し、この特定値
と処理IDが一致している要求に対してのみ、サービス
を実行する。
【0033】ログアウトは、ログインと同じくユーザ認
証プログラムで処理され、ログイン時に生成した処理I
Dがユーザ管理データベースより削除される。
【0034】(B−3 QTおよびTPの作成・編集)
初めての利用者が、初めてのログイン直後に初期Qコー
ドやテンプレートを使用して、メールや文書を作成し、
送信することも可能であるが、快適に使用するために
は、QTとTPの作成・編集機能を呼び出し、独自のQ
コードやテンプレートの定義を行っておく。
【0035】はじめに、QTの作成・編集処理を説明す
る。QTの作成・編集機能が選択されると、サーバ側で
は、符号22Cの処理ルーチンが起動し、利用者側端末
に、登録されているデリミタとQT一覧を表示する。初
めての利用者の場合は初期QTが表示される。デリミタ
は2種類あり、利用者は各自に使いやすいものを指定す
ることができる。ひとつはQコードの始まりと終わりを
識別する文字、Qコード・デリミタである。たとえば、
Qコード・デリミタが『#』で、Qコード『01』を文
中に埋め込む場合、利用者は『#01#』のように入力
する。もうひとつのデリミタは、デフォルト以外のQT
を使用する際に、QT名とQコードを区切るQTデリミ
タである。たとえば、文字『:』をQTデリミタと指定
した場合、QT『住所』のQコード『01』は、『#住
所:01#』のように入力する。また、QT生成時指定
した略称で指定することも可能である。たとえば、QT
『住所』の略称が『4』の場合は、前述例のQコード
は、『#4:01#』と指定することもできる。
【0036】QTの作成・編集作業は、QT一覧から対
象QTを選択し必要に応じてこの内容を編集するか、ま
たは新規QTを作成し、これにデータを追加する。QT
の生成には、QT名とその略称、そのQTで使用する文
字コードを指定する。ただし文字コードは、サーバで使
用できるコードの一覧から選択して指定する。QTのエ
ントリに対して指定する主な項目は、『Qコード』、
『対応する文章』、『確認時に表示する文章』などであ
る。Qコードには、デリミタで使用した文字は使用しな
い。『対応する文章』の項には、日本語に限らずQTの
作成・編集処理を実行中の端末機器で入力可能な文字コ
ードはどれを使用しても良い。『確認時に表示する文
章』項は、『対応する文章』を、特殊な文字コードで定
義した場合に、同じ内容を日本語や英語で入力しておく
際に使用する。 QTは、例えば仕事用・友達用・英文
用・住所録・商品リスト...など複数を作成すること
ができる。識別のため、複数QTを使い分ける利用者は
QTに名称をつけ、どれをデフォルトとして使用するか
を指定しておく。
【0037】次に、TPの作成・編集処理を説明する。
TPの作成・編集機能が選択されると、サーバ側では、
符号22Dの処理ルーチンが起動し、利用者側端末に、
登録されているTP一覧を表示する。利用者は、TP一
覧から対象TPを選択し必要に応じてこの内容を編集す
るか、または新規TPを作成し、これにテンプレート・
データを追加する。初めての利用者の場合は初期TPが
表示される。TPに定義する主な項目は、『テンプレー
トの名称』、『Qコード』、『テンプレート文』、『確
認時に表示する文章』などである。テンプレートは、そ
の名称でもQコードでも呼び出しが可能である。『確認
時に表示する文章』項には、QTと同様に様々な文字コ
ードの文章を登録することができる。『確認時に表示す
る文章』もQTの同項目と同じ様に使用する。
【0038】(B−4 Qコードおよびテンプレートの
利用と変換)Qコードおよびテンプレートを利用したい
場合、サービス提供画面でログインを行い、ログイン後
表示される画面から、利用者は必要に応じてテンプレー
トを選択し、Qコードを含む文書を入力することにな
る。はじめに、テンプレートの呼び出しを説明する。
【0039】本システム例では、テンプレートの呼び出
しに、TP名およびテンプレート名を一覧から選択する
方法と、テンプレートのQコードを直接文書入力画面に
入力する方法の2つを提供する。後者のケースでは、複
数のテンプレートを一度に指定することも可能である。
いずれの場合も、利用者が『変換』を選択すると変換要
求がサーバに送信され、符号22Fの処理ルーチンが起
動する。TP変換処理ルーチンは、返還要求とともに渡
された処理IDに対応する変換管理データベースの指定
TPデータを、利用者側端末の文書入力画面に返す。利
用者は、これに文字やQコードを追加したり変更したり
して文書を完成させる。
【0040】Qコードは、文に直接、B−2に記載の形
式で入力する。デフォルトで指定したQTのQコードを
使用する場合は、QT名とQTデリミタは省略可能であ
る。文中にはいくつQコードの指定があっても良い。入
力したQコードの確認をしたい場合は、画面上の『変
換』ボタンを押すことにより、変換要求がサーバに送信
される。テンプレートの場合と同じく、変換要求を受け
取ったサーバでは符号22EのQT変換処理ルーチンが
起動し、処理IDに対応する変換管理データベースを特
定し、指定されたQTのQコード・データを、利用者側
端末に返す。例えば、『#住所:01#』という入力で
『変換』ボタンを押すと、予めQT『住所』の『01』
に定義されていた、『東京都千代田区1−1−1』が返
される、といった要領である。利用者は、文書作成中、
何度でも『変換』ボタンを押し、入力内容の確認をする
ことが可能であり、また、一切押さないことも可能であ
る。
【0041】文書の入力が終了すると利用者は、文書を
ファイルとして保存するか、通常のメールを作成する
か、ホームページに文書の内容を持たせたホームページ
参照タイプのメールを作成するかを選択する。各要求を
受けたサーバでは、それぞれ、符号22G、22H、2
2Iの対応ルーチンを起動し、データベースや保管場所
にデータを作成する。ファイルとして保存する場合は、
処理IDに対応するデータベースから、その利用者用の
ファイル保管場所を特定し、指定されたファイル名でフ
ァイルを保存する。メールの作成が選択された場合、サ
ーバは、宛先や件名等の入力を利用者に要求する。利用
者はこれらを入力し、通常の形式のメールを送信する
か、ホームページ参照タイプのメールを送信するかを選
択して、送信をサーバに要求する。前者の場合はサーバ
側の符号22Hの対応ルーチンは、メールを作成し、サ
ーバ内のメール用保管場所に保存し、送信メールの情報
をデータベースに追加する。後者のタイプのメールの場
合、符号22Iの処理ルーチンが内容をホームページに
表示可能な形式に変換し、それをホームページ用保管場
所に保存する。そして、サーバのホームページ参照サー
ビスを提供するURL(Universal Resource Locato
r)、メール毎に振られるメールIDとパスワードを盛
り込んだメールを生成し、通常メールの場合と同様にこ
れをサーバ内のメール用保管場所に保存し、送信メール
の情報とパスワードをデータベースに追加する。どちら
の場合も、これらの処理後、符号22Nのメール送受信
処理ルーチンが呼び出され、メールの送信を行う。ホー
ムページ方式のメールは一旦内容が確定しアクセス方法
が送信されると、生成者でも内容の変更ができないまま
サーバ内に保存される。以降、生成者が、符号22Lの
ホームページ管理機能を通じて実行できる処理は、この
ホームページの参照と削除のみとなる。生成者が、内容
の参照を要求すると、この処理ルーチンは、対応する保
管場所から対象ページの内容を読み込み、参照者の端末
に返す。この方法により、ホームページの保管場所は、
ネットワークに公開されることなく、処理ルーチンを通
じてのみ参照することができることになる。本実施形態
では、この機能と後述の配達証明機能の組み合わせを以
って、郵便で言うところの内容証明サービスと同様のサ
ービスを提供している。なお、ホームページ方式のメー
ル内容の変更を防止する技術として、たとえば電子署名
を例示できる。
【0042】利用者は、使用するQTやテンプレートの
作成・変更を、上記のタイミング以外でも、いつでも行
うことができる。また、生成された、ファイル、ホーム
ページ、メールはそれぞれ符号22J、22L、22K
ルーチンを呼び出す機能を通じて名称の変更や削除など
の管理を行うことができる。
【0043】(B−5 メール受信者の、ホームページ
参照手順)本システムを使用して作成された、ホームペ
ージ参照タイプのメールを受け取った受信者は、メール
に記載のメールIDおよびパスワードを使用し記載の場
所にアクセスすることによって、その内容を参照するこ
とができる。内部的には、アクセス時にサーバ内の符号
22Mで表わす、ホームページ接続処理ルーチンが起動
し、利用者にパスワードの入力を要求する。処理ルーチ
ンは、パスワードと共に渡されるメールIDを元に、照
合すべきデータベースを特定し、アクセスの可否を判定
する。メールIDとパスワードの組み合わせが、サーバ
のデータベースに保管されたデータと一致した場合は、
対応する保管場所から対象ページの内容を読み込み、メ
ール参照者の端末に返す。この方法により、ホームペー
ジの保管場所は、ネットワークに公開されることなく、
処理ルーチンを通じてのみ参照することができることに
なる。これを以って、同じ保管場所に保存される、他の
メールへの不正なアクセスの防止とする。また、アクセ
ス時にサーバ側のルーチンが稼動するため、このルーチ
ン稼動を以ってアクセスがあったことを検知できる。そ
してアクセスがあった場合には、例えば、参照者からの
メール参照があった旨の通知メールを、送信者に送るこ
とができる。この通知メールは、ホームページ形式のメ
ールが参照者によって読まれたことをサーバによって証
明するものであり、前記メール改変防止の技術と併せ
て、郵便で言えば配達証明サービスに相当するサービス
を提供できる。同ルーチンには、このようなサービスを
組み込むことも可能である。
【0044】また、ホームページの内容が受信者の使用
している端末機器で表示できない場合、受信者は内容を
画像に変換する機能を呼び出すことができる。サーバで
は、ホームページ接続処理ルーチンがこの要求を受け
て、ホームページ・ファイル内の文字コード・データを
読み、この文字コードで表示したテキスト文書を画像に
変換し、利用者端末に返す。この機能を利用することに
より、受信者端末に送信者の使用した文字コードが無い
場合でも、送信者の意図した内容を受信者に送ることが
できる。
【0045】C.本実施形態における応用サービス処理
例 (C−1 文書作成支援サービス利用:複数人数でのQ
T・TPの共有方法)複数人数で、QTおよびTPを共
有する場合は、共有する利用者のユーザ登録を行う際
に、同じグループ名を使用して登録する。サーバでは、
グループを同じとする利用者は、変換管理データベース
のQTおよびTPデータのみ共有する様、設定が行われ
る。
【0046】(C−2 文書作成支援サービス利用:特
殊文字コードQT・TPの使用手順)QTおよびTPの
生成時に、使用する文字コードを指定し、データの登録
時に、日本語や英語以外の文字コードを扱うことのでき
るパーソナル・コンピュータ等の高機能端末で、変換後
の文章を使用したい文字コードで登録しておけば、登録
された文字コードのままのメールや、ファイル、ホーム
ページが生成され、送信される。ホームページ生成の場
合のみ、使用された文字コードの種類がデータとして一
緒に保存される。サーバでは、QTおよびTPに登録さ
れたものをそのままファイルに出力し、送信するのみ
で、特別な処理は不要である。日本語、英語しか表示で
きない端末機器で、特殊文字コードのQTやTPを使用
する場合、文書入力後に『変換』ボタンを押しても、定
義した通りの内容は、表示されず、対応する日本語や英
語文字が表示されてしまう。この様な状況を避けるた
め、特殊文字コードを使用するQT、およびTPを定義
する際には、変換文に対応する日本語文の項に確認用の
日本語データを入力しておく。サーバのQT変換処理ル
ーチンおよびTP変換処理ルーチンは、この項に入力が
ある場合は、利用者端末に、この項のデータを返す。
【0047】(C−3 高機能端末での利用例1)近年
の携帯型インターネット端末の進歩に伴い、例えば携帯
電話のi−modeのように、インターネット接続プロ
グラムから端末機器内に保存されている別のプログラム
の呼び出しが可能であったり、パーソナル・コンピュー
タ上のアプリケーションのように小型のソフトウエアを
単独で稼動させることができるような高機能の携帯型端
末機器が出現してきている。この様な端末機器に対して
は、利用者の希望に応じて、特定のQTやTPをダウン
ロードしこれらを処理することができる端末機器用プロ
グラムを提供する。
【0048】図2の符号240は、端末機器内で稼働す
るプログラムを表す。利用者は、サービス提供サーバに
ログインし、この端末機器用プログラムと、使用するQ
TおよびTPをダウンロードしておく。サービスを利用
したい時、利用者はこのプログラムを起動し、図上の符
号242で表す文書の編集画面の処理機能を使用して、
メールや文書の内容を入力する。Qコードやテンプレー
ト名を含む文章に対して、利用者が『変換』を要求する
と、符号243および244のローカル変換処理機能が
稼働し、端末機器内に保存された符号245のローカル
QTや符号246のローカルTP情報を参照し、要求さ
れたデータが存在するかの判定を行う。要求データが見
つかった場合は、Qコードや文書の変換を行い、文書編
集画面の処理ルーチンに返す。これは、利用者が参照中
の文書編集画面に表示される。ローカルQTやTPに無
いQコード等があった場合は、各ローカル変換処理機能
から、符号241で表すサーバへのサービス要求処理ル
ーチンに対し、サーバ・データの参照要求が上げられ
る。これを受けて、サーバ・サービス要求処理機能は、
インターネット接続手段を通じて、サーバへの問い合わ
せを行う。サーバからの応答結果は、逆のパスとたどっ
てQコードや文書の変換結果として反映される。文書入
力の終了後、利用者はこれを、メールとして作成および
送信するのか、ファイルとしてサーバに保存するのかな
どの処理を指定する。これは符号241のサーバ・サー
ビス要求処理ルーチンに渡され、インターネット接続手
段を通じてサーバ側の各種サービスを呼び出す。以降の
処理は、端末機器用プログラムが無い端末機器における
処理と同じである。また近い将来、端末機器のハードウ
ェア仕様に余裕があるようなものが出てきた場合は、編
集したファイルを端末機器内に保存したり、より多くの
QTやTPを端末機器側に置いたりするような機能をこ
のプログラムに組み込むことも可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明は、近年急速に普及しつつある、
さまざまな種類のメールおよびインターネット端末機
器、特に入力用のキーボードや使用できる文字コードに
制限のあるなど機能の制限された端末機器を主な対象
に、利用頻度の高い文字の入力の煩雑さを軽減する方法
を提案している。
【0050】当発明で提案する方法が、端末機器内では
なくサービス提供サーバにで稼動することから、登録数
や文字数、使用できる文字コードなど、端末機器そのも
のによる制限が無く、また、複数の端末機器を利用する
ような利用者も、機器に依存しないサービスをうけるこ
とが可能である。さらに、複数人数によるサービス情報
の共有も可能である。また、比較的高機能の端末機器に
おいては、一部の処理を端末機器内にダウンロードし、
サーバに接続することなく一部のサービスを実行するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態におけるシステム構成例を示す概念
図である。
【図2】 実施形態におけるデータ要素、サービス・ル
ーチンの関係図である。
【図3】 基本サービス利用の手順を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
110・・・ネットワークに接続可能な利用者端末 120・・・ネットワークに接続可能な利用者端末 130・・・サービス提供サーバ 131・・・送信者用サービス提供手段

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介した利用者端末からの
    サービス要求を処理するメールまたは文書の作成支援シ
    ステムであって、 利用者毎の支援データを記録する変換管理データベース
    と、 前記利用者端末から短縮コードを含む変換要求を受け取
    り、前記変換管理データベースを参照することにより前
    記短縮コードに対応する文書またはテンプレートを抽出
    する手段と、 前記抽出された文書またはテンプレートを、前記利用者
    端末に送信する手段と、 を含むメールまたは文書の作成支援システム。
  2. 【請求項2】 前記利用者毎の支援データには、前記文
    書またはテンプレートを含むデータテーブルを複数含
    み、 前記短縮コードには、前記データテーブルの名前または
    そのコードを含む請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記データテーブルは、固有の文字コー
    ドが割り当てられる請求項2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記文字または前記テンプレートに含ま
    れる文字が、前記利用者端末で表示できない文字を含む
    場合には、前記文字またはテンプレートを画像に変換
    し、前記利用者端末に送信する請求項1記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 文書または前記短縮コードを含む文書を
    前記利用者端末から受け取る手段と、 前記文書に前記短縮コードを含む場合には、前記短縮コ
    ードに対応する文書またはテンプレートを前記短縮コー
    ドの位置に挿入し、新たな文書を生成する手段と、 前記受け取った文書または前記生成した文書を記録する
    手段、または、前記文書に送信先その他メール生成に必
    要な属性を付加してメールを生成する手段と、 前記メールを送信する手段、または、前記メールをHT
    ML、XMLその他ページ記述言語形式に変換して記録
    する手段と、 をさらに含む請求項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記メールが、前記ページ記述言語形式
    で記録される場合には、前記ページ記述言語形式で記録
    された文書のロケーションを前記送信先に送信する手段
    をさらに含む請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記送信先に、前記ロケーションと共に
    前記ページ記述言語形式の文書を参照するためのパスワ
    ードを送信し、 前記ロケーションを指定したリクエストを受け取る手段
    と、 前記パスワードを参照した認証を行う手段と、 前記認証がパスした場合に、前記ページ記述言語形式の
    文書を前記リクエストの発信元に送信する手段と、 をさらに含む請求項6記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記利用者端末で使用する変換支援プロ
    グラムと前記支援データの一部とを、前記利用者端末に
    送信する手段をさらに有し、 前記変換支援プログラムは、 前記利用者端末に入力された短縮コードに対応する前記
    文書またはテンプレートが、利用者端末に送信された前
    記支援データの一部に含まれるかを判断する機能と、 前記判断が真の場合、前記短縮コードに対応する前記文
    書またはテンプレートを前記利用者端末に表示する機能
    と、 前記判断が偽の場合、前記短縮コードを含む前記変換要
    求を前記ネットワークに送信する機能と、を前記利用者
    端末に実現させるものである、 請求項1記載のシステム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介した利用者端末からの
    サービス要求を処理するシステムを利用したメールまた
    は文書の作成支援方法であって、 前記システムには利用者毎の支援データを記録する変換
    管理データベースを含み、 前記利用者端末から短縮コードを含む変換要求を受け取
    るステップと、 前記変換管理データベースを参照することにより前記短
    縮コードに対応する文書またはテンプレートを抽出する
    ステップと、 前記抽出された文書またはテンプレートを、前記利用者
    端末に送信するステップと、 を含むメールまたは文書の作成支援方法。
  10. 【請求項10】 前記利用者毎の支援データには、前記
    文書またはテンプレートを含むデータテーブルを複数含
    み、 前記短縮コードには、前記データテーブルの名前または
    そのコードを含む請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記データテーブルは、固有の文字コ
    ードが割り当てられる請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記文字または前記テンプレートに含
    まれる文字が、前記利用者端末で表示できない文字を含
    む場合には、前記文字またはテンプレートを画像に変換
    するステップと、 前記利用者端末に前記画像を送信するステップと、を有
    する請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 文書または前記短縮コードを含む文書
    を前記利用者端末から受け取るステップと、 前記文書に前記短縮コードを含む場合には、前記短縮コ
    ードに対応する文書またはテンプレートを前記短縮コー
    ドの位置に挿入し、新たな文書を生成するステップと、 前記受け取った文書または前記生成した文書を記録する
    ステップ、または、前記文書に送信先その他メール生成
    に必要な属性を付加してメールを生成するステップと、 前記メールを送信するステップ、または、前記メールを
    HTML、XMLその他ページ記述言語形式に変換して
    記録するステップと、 をさらに含む請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記メールが、前記ページ記述言語形
    式で記録される場合には、前記ページ記述言語形式で記
    録された文書のロケーションを前記送信先に送信するス
    テップをさらに含む請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記送信先に、前記ロケーションと共
    に前記ページ記述言語形式の文書を参照するためのパス
    ワードを送信するステップと、 前記ロケーションを指定したリクエストを受け取るステ
    ップと、 前記パスワードを参照した認証を行うステップと、 前記認証がパスした場合に、前記ページ記述言語形式の
    文書を前記リクエストの発信元に送信するステップと、 をさらに含む請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記利用者端末で使用する変換支援プ
    ログラムと前記支援データの一部とを、前記利用者端末
    に送信するステップをさらに有し、 前記変換支援プログラムは、 前記利用者端末に入力された短縮コードに対応する前記
    文書またはテンプレートが、利用者端末に送信された前
    記支援データの一部に含まれるかを判断する機能と、 前記判断が真の場合、前記短縮コードに対応する前記文
    書またはテンプレートを前記利用者端末に表示する機能
    と、 前記判断が偽の場合、前記短縮コードを含む前記変換要
    求を前記ネットワークに送信する機能と、を前記利用者
    端末に実現させるものである、 請求項9記載の方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介した利用者端末から
    のサービス要求を処理するシステムにおいて、メールま
    たは文書の作成支援を前記システムに実現させるための
    プログラムであって、 前記システムには利用者毎の支援データを記録する変換
    管理データベースを含み、 前記利用者端末から短縮コードを含む変換要求を受け取
    る機能と、 前記変換管理データベースを参照することにより前記短
    縮コードに対応する文書またはテンプレートを抽出する
    機能と、 前記抽出された文書またはテンプレートを、前記利用者
    端末に送信する機能と、 を前記システムに実現させるためのコンピュータが実行
    可能なプログラム。
  18. 【請求項18】 文書または前記短縮コードを含む文書
    を前記利用者端末から受け取る機能と、 前記文書に前記短縮コードを含む場合には、前記短縮コ
    ードに対応する文書またはテンプレートを前記短縮コー
    ドの位置に挿入し、新たな文書を生成する機能と、 前記受け取った文書または前記生成した文書を記録する
    機能、または、前記文書に送信先その他メール生成に必
    要な属性を付加してメールを生成する機能と、 前記メールを送信する機能、または、前記メールをHT
    ML、XMLその他ページ記述言語形式に変換して記録
    する機能と、 をさらに含む請求項17記載のプログラム。
  19. 【請求項19】 前記メールが、前記ページ記述言語形
    式で記録される場合には、前記ページ記述言語形式で記
    録された文書のロケーション、および、前記ページ記述
    言語形式の文書を参照するためのパスワードを送信する
    機能と、 前記ロケーションを指定したリクエストを受け取る機能
    と、 前記パスワードを参照した認証を行う機能と、 前記認証がパスした場合に、前記ページ記述言語形式の
    文書を前記リクエストの発信元に送信する機能と、 をさらに含む請求項18記載のプログラム。
  20. 【請求項20】 短縮コードを指定することにより前記
    短縮コードを文書またはテンプレートに変換するサービ
    スを提供するシステムに、ネットワークを介して接続す
    る利用者端末で用いるプログラムであって、 前記利用者端末に入力された前記短縮コードに対応する
    前記文書またはテンプレートが、前記利用者端末に記録
    されている支援データに含まれるかを判断する機能と、 前記判断が真の場合、前記短縮コードに対応する前記文
    書またはテンプレートを前記利用者端末に表示する機能
    と、 前記判断が偽の場合、前記短縮コードを含む前記変換要
    求を前記ネットワークに送信する機能と、 を前記利用者端末に実現させるコンピュータが実行可能
    なプログラム。
  21. 【請求項21】 前記ページ記述言語形式の文書を前記
    リクエストの発信元に送信する手段が実行されたかを検
    出する手段と、 前記実行が検出された場合には、前記利用者に、前記文
    書が参照された旨の証明を発行する手段と、 をさらに有する請求項7記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記ページ記述言語形式の文書を前記
    リクエストの発信元に送信した場合には、前記利用者
    に、前記文書が参照された旨の証明を発行するステップ
    をさらに有する請求項15記載の方法。
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