JP2003015725A - 工程設計システム、工程設計方法、記録媒体、および、プログラム - Google Patents

工程設計システム、工程設計方法、記録媒体、および、プログラム

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JP2003015725A
JP2003015725A JP2001203009A JP2001203009A JP2003015725A JP 2003015725 A JP2003015725 A JP 2003015725A JP 2001203009 A JP2001203009 A JP 2001203009A JP 2001203009 A JP2001203009 A JP 2001203009A JP 2003015725 A JP2003015725 A JP 2003015725A
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Japan
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production
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Makiko Hojo
真季子 北條
Shigeru Uetsune
茂 植常
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Sharp Corp
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率良く製品を生産できる工程設計を行な
う。 【解決手段】 最適工程設計システム7は、CPU1に
よって、全体的な動作を制御される。また、工程計算装
置2は、入力装置3に入力されるデータ(与件データ、
作業条件データ、設備条件データ、および、標準時間係
数データ)ならびにシステム工程設計計算式に基づいて
工程設計のシミュレーションを実行する。また、データ
ベース4は、入力されたデータおよびシミュレーション
結果を格納するためのものである。また、表示装置5
は、入力された情報や計算結果を表示する。出力装置6
は、プリンタ等から構成され、シミュレーション結果等
を出力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工程設計システ
ム、生産工程設計方法、記録媒体、および、プログラム
に関し、特に、シミュレーションにより生産工程の設計
を行なう、工程設計システム、生産工程設計方法、記録
媒体、および、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品の新しいモデルの生産を開始
しようとする場合、生産ラインに精通している熟練者
が、経験や勘に基づいて、工程レイアウトや作業者、部
品および設備配置の設計を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在で
は、製品の需要に伸び悩みが見られる。このため、計画
して製品を生産しても、在庫数が増える傾向が見られる
ようになった。つまり、好景気下の需要の伸びに支えら
れた環境下での設計レイアウトに対して、仕掛かり在庫
や生産ロスをも考慮して、より効率良く製品を生産でき
るような改善が望まれていた。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、効率良く製品を生産できる工
程設計を行なうことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従っ
た工程設計システムは、製品の生産工程を設計するシス
テムであって、前記製品の生産に関するデータであっ
て、与件データと、作業条件データと、設備条件データ
と、標準時間係数データの入力を受付ける処理を実行す
る受付処理部と、前記受付処理部において受付けられた
データに基づいて、前記製品の生産に関する各工程の理
想的な構成をシミュレーションするシミュレーション部
とを含むことを特徴とする。
【0006】本発明のある局面に従うと、与件データに
関連付けられた、作業条件データ、設備条件データ、お
よび、標準時間係数データにより、製品のサイズ、生産
するべき製品の数(生産数)、時間的ロス等のロスにつ
いての許容範囲の数値を得られ、これらを用いてシミュ
レーションを行なうことにより、生産ロスを最小または
許容範囲内に押さえつつ、仕掛かり在庫数を押さえられ
るよう設計された生産工程を得ることができる。
【0007】したがって、工程設計の結果、製品の生産
効率を向上させることができる。また、本発明の工程設
計システムでは、前記シミュレーション部は、さらに、
各工程の理想的な構成に伴う時間的なロスを算出するこ
とが好ましい。
【0008】また、本発明の工程設計システムでは、前
記各工程の理想的な構成には、各工程におけるコンベア
の長さ、および、前記コンベアにおいて作業を行なうこ
とを必要とされる人員の数が含まれることが好ましい。
【0009】また、本発明の工程設計システムは、前記
シミュレーション部におけるシミュレーションの結果を
表示する表示装置をさらに含むことが好ましい。
【0010】また、本発明の工程設計システムでは、前
記シミュレーション部は、前記表示装置に、前記各工程
の理想的な構成を、前記製品の生産において実行される
順に表示させることが好ましい。
【0011】また、本発明の工程設計システムでは、前
記シミュレーション部は、前記表示装置に、前記シミュ
レーションの結果を、グラフ化して表示させることが好
ましい。
【0012】また、本発明の工程設計システムは、前記
シミュレーションの結果を記憶する結果記憶部をさらに
含むことが好ましい。
【0013】本発明の他の局面に従った工程設計方法
は、製品の生産工程を設計する方法であって、前記製品
の生産に関するデータであって、与件データと、作業条
件データと、設備条件データと、標準時間係数データの
入力を受付けるステップと、前記受付けられたデータに
基づいて、前記製品の生産に関する各工程の理想的な構
成をシミュレーションするステップとを含むことを特徴
とする。
【0014】本発明の他の局面に従うと、与件データに
関連付けられた、作業条件データ、設備条件データ、お
よび、標準時間係数データにより、製品のサイズ、生産
するべき製品の数(生産数)、時間的ロス等のロスにつ
いての許容範囲の数値を得られ、これらを用いてシミュ
レーションを行なうことにより、生産ロスを最小または
許容範囲内に押さえつつ、仕掛かり在庫数を押さえられ
るよう設計された生産工程を得ることができる。
【0015】したがって、工程設計の結果、製品の生産
効率を向上させることができる。本発明のさらに他の局
面に従った記録媒体は、製品の生産工程を設計させるた
めのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュ
ータに、前記製品の生産に関するデータであって、与件
データと、作業条件データと、設備条件データと、標準
時間係数データの入力を受付けるステップと、前記受付
けられたデータに基づいて、前記製品の生産に関する各
工程の理想的な構成をシミュレーションするステップと
を実行させるプログラムを記録していることを特徴とす
る。
【0016】本発明のさらに他の局面に従うと、コンピ
ュータに、与件データに関連付けられた、作業条件デー
タ、設備条件データ、および、標準時間係数データによ
り、製品のサイズ、生産するべき製品の数(生産数)、
時間的ロス等のロスについての許容範囲の数値が与えら
れ、これらを用いてシミュレーションが行なわれること
により、生産ロスを最小または許容範囲内に押さえつ
つ、仕掛かり在庫数を押さえられるよう設計された生産
工程を得ることができる。
【0017】したがって、工程設計の結果、製品の生産
効率を向上させることができる。本発明の別の局面に従
ったプログラムは、製品の生産工程を設計させるための
プログラムであって、コンピュータに、前記製品の生産
に関するデータであって、与件データと、作業条件デー
タと、設備条件データと、標準時間係数データの入力を
受付けるステップと、前記受付けられたデータに基づい
て、前記製品の生産に関する各工程の理想的な構成をシ
ミュレーションするステップとを実行させることを特徴
とする。
【0018】本発明の別の局面に従うと、コンピュータ
においてプログラムが実行された場合、与件データに関
連付けられた、作業条件データ、設備条件データ、およ
び、標準時間係数データにより、製品のサイズ、生産す
るべき製品の数(生産数)、時間的ロス等のロスについ
ての許容範囲の数値を得られ、これらを用いてシミュレ
ーションが行なわれることにより、生産ロスを最小また
は許容範囲内に押さえつつ、仕掛かり在庫数を押さえら
れるよう設計された生産工程を得ることができる。
【0019】したがって、工程設計の結果、製品の生産
効率を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の工程設計システ
ムの一実施の形態である最適工程設計システムについ
て、図面を参照しつつ、説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施の形態である最適
工程設計システムのブロック図である。最適工程設計シ
ステム7は、CPU1によって、全体的な動作を制御さ
れる。また、工程計算装置2は、入力装置3に入力され
るデータ(与件データ、作業条件データ、設備条件デー
タ、および、標準時間係数データ)ならびにシステム工
程設計計算式(後述する表1〜表3参照)に基づいて工
程設計のシミュレーションを実行する。また、データベ
ース4は、入力されたデータおよびシミュレーション結
果を格納するためのものである。また、表示装置5は、
入力された情報や計算結果を表示する。出力装置6は、
プリンタ等から構成され、シミュレーション結果等を出
力できる。
【0022】CPU1は、工程設計計算装置2、データ
入力装置3、データベース4、表示装置5、および、出
力装置6に接続されている。そして、CPU1は、デー
タベース4に記憶されたプログラムに従って、制御動作
を実行する。
【0023】なお、最適工程設計システム7には、CP
U1に接続され、かつ、記録媒体9に記録された情報を
読取可能な、読取装置8を備えることが好ましい。これ
により、CPU1は、記録媒体9に記憶されたプログラ
ムに従っても、制御動作を実行できる。
【0024】次に、最適工程設計システム7に、複数の
工程を含む、一つの生産ラインを設計させる際、当該最
適工程設計システム7において実行される制御動作につ
いて、図2を参照しつつ説明する。
【0025】まず、S1で、生産ラインに含まれるすべ
ての工程の名称の入力を促す処理が実行される。この場
合、表示装置5には、図3に示すような画面が表示され
る。図3に示す画面30には、上欄31と下欄32が含
まれる。ユーザは、画面30の表示内容に従って、デー
タ入力装置3に、種々の情報を入力する。S1の処理に
よってユーザに入力される条件について、より詳細に説
明する。
【0026】上欄31には、工程1〜工程8の名称を工
程毎に入力できる欄が含まれる。ユーザは、各欄に、各
工程の名称を入力する。図3では、例として、工程1で
あれば、その名称として「PWB(Print Wiring Boar
d:プリント配線板)挿入」が入力され、工程2であれ
ば、その名称として「PWB修正」が入力され、工程3
であれば、その名称として「LIU(Line Interface U
nit)挿入」が入力されている。また、工程4であれ
ば、その名称として「LIU修正検査」が入力され、工
程5であれば、その名称として「メカ(機構ユニットの
組立工程)」が入力され、工程6であれば、その名称と
して「総合検査」が入力されている。つまり、図3に示
される例では、生産ラインは、6工程により構成され
る。
【0027】また、下欄32には、当該生産ラインが所
属する部門名を入力できる欄が含まれる。ユーザは、当
該欄に、そのような部門名を入力することができる(図
3では例として「生産技術開発センター」と入力されて
いる。)。
【0028】図3に示した画面における入力操作が終了
すると、処理はS2に進められ、生産ラインに含まれる
すべての工程の名称の入力を促す処理が実行される。こ
の場合、表示装置5には、図4に示すような画面が表示
される。図4に示す画面40には、共通項目欄41とコ
ンベア条件欄42とパレット使用時設定欄43とが含ま
れる。生産ラインには、コンベア上にさらにパレットを
使用する工程と使用しない工程とが含まれる。共通項目
欄41には、パレットの使用の有無に拘わらず設定でき
る条件が表示される。コンベア条件欄42には、パレッ
トの使用の有無に拘わらず設定できる条件であって、コ
ンべア特有の条件が表示される。パレット使用時設定欄
43には、パレットを使用する際の特有の条件が表示さ
れる。S2の処理によってユーザに入力される条件につ
いて、より詳細に説明する。
【0029】図4の画面に対して、ユーザは、種々の情
報を入力する。共通項目欄41内には、部品箱寸法設定
欄411、就業時間設定欄412、バッファ数設定欄4
13、および、作業エリア設定欄414が表示されてい
る。なお、作業エリア設定欄414には、作業員41
5、作業員415の左右両側に位置する部品箱416、
作業員415の前方に位置するコンベア417、コンベ
ア417上に複数存在するパレット418、および、各
パレット418上に載置された製品419が、それぞれ
模式的に表示されている。
【0030】部品箱寸法設定欄411には、部品箱(実
際に作業員の左右に配置されるもの、部品箱416に相
当)の寸法が入力される。就業時間設定欄412には、
作業員が就業する時間が入力される。バッファ数設定欄
413には、工程間に配置される緩衝在庫の設定値が入
力される。そして、作業エリア設定欄414には、作業
員の作業に必要な幅および奥行(図4内の作業エリア設
定欄414内の幅X,奥行Yに相当),ならびに余裕
(作業を行なうための寸法的な余裕、図4において作業
員415から部品箱416までの余裕Zに相当)と定義
された寸法が、それぞれ入力される。
【0031】コンベア条件欄42には、製品間の余裕欄
421、コンベア幅の余裕欄422、および、エプロン
の奥行欄423が表示されている。製品間の余裕欄42
1には、コンベア上で製品が流される際の流れる方向に
ついての、製品間の間隔(余裕)についての設定値が入
力される。コンベア幅の余裕欄422には、製品が流さ
れる方向に垂直な方向について、コンベアの寸法が、ど
れだけ、製品またはパレットよりも大きい寸法を有する
かについての設定値が入力される。そして、エプロンの
奥行欄423には、コンベアのエプロンの奥行寸法につ
いての設定値が入力される。なお、エプロンとは、コン
ベアから作業員の方へ突出すように設けられている作業
台であり、エプロンの奥行寸法とは、エプロンの、コン
ベア上の製品が流される方向に垂直な方向についての寸
法である。
【0032】パレット使用時設定欄43には、パレット
条件欄431、パレット搬送時間設定欄432、およ
び、コンベア幅の余裕設定欄433が表示されている。
【0033】パレット条件欄431には、パレット上に
載置される製品の寸法に対するパレットの寸法等、パレ
ット自体の具体的な条件が入力される。図4のパレット
条件欄431には、パレット431Pと製品431Qが
模式的に表示され、パレットの、製品に対する2方向に
ついての寸法的な余裕(それぞれ、図中「A」「B」と
記載)が入力される。また、図4のパレット条件欄43
1には、コンベア上のパレット間に配置されるストッパ
ーのサイズも入力される。ただし、パレットにおいて隣
合うパレットと対向する部分に逃げ(凹部)が形成され
ている際には、ストッパーが不要であるため、当該サイ
ズの入力も不要となる。
【0034】パレット搬送時間設定欄432には、パレ
ットがある作業員の前から次の作業員の前へとコンベア
上を搬送される時間の設定値が入力され、コンベア幅の
余裕設定欄433には、パレットの搬送方向と垂直な方
向についての、パレットに対するコンベアの寸法的な余
裕が入力される。
【0035】図4に示した画面における入力操作が終了
すると、処理はS3に進められ、生産ラインにおけるロ
スについての条件の入力を促す処理が実行される。この
場合、表示装置5には、図5に示すような画面が表示さ
れる。図5に示す画面50には、バランス効率設定欄5
1と機種切替設定欄52と取置き時間設定欄53とが含
まれる。S3の処理によってユーザに入力される条件に
ついて、より詳細に説明する。
【0036】バランス効率設定欄51には、ラインバラ
ンス効率が入力される。なお、ラインバランス効率は、
設定者(最適工程設計システム7に情報を入力する者)
側で任意にラインバランス効率を設定してもよいし、作
業者別に入力された基準時間に基づいて計算させてもよ
い。なお、ラインバランス効率の詳細については、後述
する。
【0037】機種切替設定欄52には、生産ラインに乗
せる機種を切り換える際の条件が入力される。また、本
実施の形態では、複数の機種の製品をコンベア上に流す
態様として、或る機種についてすべて流し終わってから
次の機種を投入する態様、または、前機種に続いて順次
投入していく態様を、選択できる。また、機種切替設定
欄52内の欄521は、サイクルタイム差を入力する欄
である。サイクルタイム差とは、コンテナ上に複数の機
種が流された際の、前機種と次機種の作業タクトタイム
の差である。
【0038】取置き時間設定欄53には、取置き時間に
ついての基準値が入力される。なお、取置き時間とは、
作業員が、コンベア上の製品を自分の作業台(エプロ
ン)に取込んでからコンベア上に戻すまでの時間であ
り、図5に示す取置き時間設定欄53では、製品の重さ
に応じて、異なる取置き時間を設定できるようになって
いる。また、取置き時間については、別に、「動作分析
(RWF)」に決められている見積もり時間が使用され
る。
【0039】図5に示した画面における入力操作が終了
すると、処理はS4に進められ、標準時間についての種
々の係数の入力を促する処理が実行される。この場合、
表示装置5には、図6に示すような画面が表示される。
図6に示す画面60には、標準時間を決定するための種
々の値(%単位で)を入力するための欄61〜68が表
示されている。S3の処理によってユーザに入力される
条件について、より詳細に説明する。
【0040】欄61には、作業余裕が入力される。作業
余裕とは、発生が予想し得ず不規則に発生する少々の作
業であって、作業者自身で処理できる作業を、実行する
ための時間の、正味時間に対する割合である。欄62に
は、疲労余裕が入力される。疲労余裕とは、作業員が作
業によって生じる疲労を回復するための時間の、正味時
間に対する割合である。最適工程設計システム7では、
作業余裕と疲労余裕の和が、個人余裕とされている。式
で示すと、式(1)のように記載できる。
【0041】個人余裕=作業余裕+疲労余裕 …(1) 欄63には、組余裕が入力される。組余裕とは、同じ組
内の作業者間のバランスロスについての、基準時間に対
する割合である。欄64には、機種切替余裕が入力され
る。機種切替余裕とは、コンベア上に流す製品の機種の
変更に伴って必要とされる時間の、基準時間に対する割
合である。欄65には、運搬時間係数が入力される。運
搬時間係数とは、部品や製品の運搬に必要とされる時間
の、基準時間に対する割合である。最適工程設計システ
ム7では、組余裕と機種切替余裕と運搬時間余裕の和
が、職場余裕とされている。式で示すと、式(2)のよ
うに記載できる。
【0042】 職場余裕=組余裕+機種切替余裕+運搬時間余裕 …(2) 欄66には、修理時間係数が入力される。修理時間係数
とは、修理人員の作業時間の、基準時間に対する割合で
ある。最適工程設計システム7では、修理時間係数を、
工程品質係数としている。式で示すと、式(3)のよう
に記載できる。
【0043】工程品質係数=修理時間係数 …(3) 欄67には、作業管理指導係数が入力される。作業管理
指導係数とは、作業員に対して教育や指導を行なうため
の時間の、基準時間に対する割合である。欄68には、
分析管理係数が入力される。分析管理係数とは、IE
(industrial engineering:標準時間値の検討、日程計
画と管理、原価管理、工程や設備の設計・計画、標準作
業手順の開発)やQC(Quality Control:製品やサー
ビスの品質を維持し、不良品をなくすための管理活動)
や設備のメンテナンスのために必要とされる時間の、基
準時間に対する割合である。最適工程設計システム7で
は、作業管理指導係数と分析管理係数との和を、工程管
理係数としている。式で示すと、式(4)のように記載
できる。
【0044】 工程管理係数=作業管理指導係数+分析管理係数 …(4) そして、最適工程設計システム7では、標準時間(S
T)は、基準時間(KT)を用いて、式(5)のように
算出される。
【0045】 ST=KT×{1+職場余裕+工程品質管理係数+高齢管理係数}…(5) ここで、基準時間(KT)とは、「正味時間(WT)×
(1+個人余裕)」という式に基づいて得られる時間で
ある。なお、使用する部品箱の種類数と正味時間は、入
力する必要がある。ここで、正味時間を入力(設定)し
なかった場合は、図9のロス明細画面のバランスロスの
部分が、図5のロス設定画面のバランス効率設定で入力
を行なった90%に自動的に固定された状態で表示され
る。正味時間を入力(設定)した場合であって、図5の
チェックボックス511にチェックの印がされている
と、入力された正味時間より自動計算が行なわれ、図9
のロス明細グラフのバランスロスの表示が行なわれる。
【0046】図6に示した画面における入力操作が終了
すると、処理はS5に進められ、ラインにおける作業に
利用される装置についての種々の条件の入力を促する処
理が実行される。この場合、表示装置5には、図7に示
すような画面が表示される。図7に示す画面70には、
各工程で使用される各装置について、装置名(設備名)
を入力する設備名欄71、当該装置のサイクルタイムを
入力するサイクルタイム欄72、当該装置の幅方向の寸
法,奥行寸法を入力する欄73,74、当該装置によっ
て処理された際の見込み不良率を入力する見込み不良率
欄75、および、当該装置の購入価格を入力する価格欄
76が表示されている。
【0047】図7に示した画面における入力操作が終了
すると、S6〜S9の処理とS10〜S13の処理が平
行して進められる。
【0048】S6では、プロセスのレイアウトについて
の数値の入力を促する処理が実行される。この場合、表
示装置5には、図8に示すような画面が表示される。図
8に示す画面80には、数値入力欄81とレイアウト表
示欄82とが表示されている。S6の処理によってユー
ザに入力される条件について、より詳細に説明する。
【0049】数値入力欄81には、ユーザは、各工程の
標準時間(ST)の仮の設定値、生産台数、選択された
方式(コンベアのみで生産する方式、または、パレット
使用による生産方式)、ならびに、各工程において扱う
際の製品(または、ユニット)の寸法(幅、奥行、高
さ、および、重量)を入力できる。
【0050】これにより、工程設計計算装置2は、S7
で、表1に記載された算出式に従って、総工数を算出
し、さらに、必要人員数も算出する。
【0051】
【表1】
【0052】また、詳細基準時間(「図8のWT」と
「図6の基準時間係数」との積)が入力された際には、
それに基づいて、バランスロス時間や、機種切替時間
(流しきる場合、つまり、複数の機種の製品をコンベア
上に流すときに或る機種をすべて流し終わってから次の
機種を投入する場合)を算出する。なお、これらについ
ては、詳細基準時間が入力されなかった場合、表2中の
「詳細入力が無い場合」の式に従って算出される。な
お、複数の機種の製品をコンベア上に流すときに前機種
に続いて順次投入する場合には、機種切替時間は、「順
次切替」の欄に記載された算出式に従って、算出され
る。
【0053】さらに、工程設計計算装置2は、S1〜S
6で入力された情報を用い、S7で、表2または表3に
記載したような算出式に基づいて、コンベア長等の各項
目を算出する。表2は、コンベア上にパレットを使用す
る際の算出式を示し、表3は、コンベアのみで製品を搬
送する際の算出式を示す。
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】レイアウト表示欄82には、コンベアにお
いて作業する人員数等を大まかに示す図柄や、S1〜S
6において入力された各種数値が、表示されている。
【0057】また、最適工程設計システム7は、算出さ
れた結果を、グラフ化して、表示装置5に表示させるこ
とができる。たとえば、画面80内のグラフボタン83
をクリックされると、表示装置5には、ロス明細とし
て、図9に示す画面90が表示される。画面90では、
算出結果である、搬送ロス、バランスロス、および、取
置きロスの割合が、それぞれ、円グラフ内に示されてい
る。
【0058】また、最適工程設計システム7は、S9
で、出力装置6から、表4および図10に示すような、
プロセスレイアウト設計のシミュレーション結果を出力
する。プロセスレイアウト設計では、各工程別と全工程
の基準時間,生産台数,総工数,および,必要人員数、
製品の寸法および重量、コンベアの長さおよび幅、各工
程別と全工程の床面積、搬送ロス、取置きロス、バラン
スロス、機種切替ロス、ならびに、各工程別と全工程の
仕掛り台数が示されている。
【0059】
【表4】
【0060】なお、図10に示す画面100には、表部
分101およびグラフ102〜104が含まれる。そし
て、表部分101には、表4と同じ内容であって、上記
のプロセスレイアウト設計の各項目が、表形式で記載さ
れている。そして、グラフ102〜104としては、搬
送ロス率、バランスロス率、および、取置きロス率が、
工程毎に、棒グラフとして表されている。
【0061】一方、S10では、表示装置5に、図11
に示す画面を表示させ、ユーザに、工程編成の設定のた
めの各項目の入力を促する処理がなされる。具体的に
は、まず、図11に示される画面110内の工程名入力
部111に、編成の設定の対象となる工程の名前が入力
される。そして、作業名入力欄113には、ユーザによ
って選択された作業名であって、工程名入力部111に
入力された工程を構成する複数の作業の中のいずれかの
作業の名前が表示される。作業内容入力欄112には、
作業名入力欄113に入力された作業について、作業姿
勢(立ち/座り),内容,難易度(難/中/易),作業
分類(PWB挿入/PWB修正等),正味時間(W
T),使用部品の部品コードまたは部品名・員数・種
類,および,使用設備・治工具の項目が入力可能とな
る。
【0062】そして、工程フローチャート欄114に
は、工程名入力部111に入力された工程を構成する全
作業について、工程フローチャートとして、作業が実行
される順に、作業内容入力欄112に入力された各項目
が、表示される。
【0063】なお、作業姿勢,作業分類等は、入力内容
に対応させた図柄を、予め登録することができる。そし
て、工程フローチャート欄114には、対応する図柄
を、合わせて、表示させることもできる。
【0064】そして、S11では、S1〜S5およびS
10において入力された情報に基づいて、工程フローチ
ャートのシミュレーションがなされ、S12では、当該
シミュレーションの結果が、表示装置5に表示される。
このときのシミュレーション結果としては、たとえば、
図12に示された画面のようなものとなる。図12に示
された画面120には、工程フローチャート欄114に
表示された工程フローチャートを、一覧表として見るこ
とができる。
【0065】そして、S13では、図12に示された一
覧表が、出力装置5から出力される。
【0066】そして、S14では、S1〜S13におけ
る入力データおよびシミュレーション結果が、データベ
ース4に記憶され、処理が終了する。これにより、以降
に実行されるシミュレーションにおいて、今回のシミュ
レーションの結果を利用することができる。
【0067】たとえば、以下に、図8に示した画面にお
いて入力するパレットの使用の有無について、入力条件
を変更させたシミュレーション結果の比較について、説
明する。
【0068】具体的には、図8に示した画面では、PW
B挿入、PWB修正、LIU挿入、および、LIU修正
検査、の各工程ではコンベアのみを使用し、メカ、およ
び総合検査の工程ではパレットを使用するよう入力して
いる。これにより、図9に示す画面90が表示可能とな
り、また、図10および表4に示した内容が、出力装置
6から出力される。
【0069】一方、S6において、図8の画面80に対
して異なる態様でデータが入力された状態の画面図を、
図13に示す。図13に示す画面130では、図8の画
面と同様に、数値入力欄131とレイアウト表示欄13
2が表示されている。そして、画面130中の数値入力
欄131においては、すべての工程においてパレットを
使用するよう、データが入力されている。
【0070】これにより、画面130内のグラフボタン
133がクリックされると、表示装置5には、図14に
示す、円グラフを含む画面140が表示される。また、
画面130に示された態様でデータが入力された場合、
出力装置6から、シミュレーション結果として、図15
に示す画面150に示す内容が出力される。画面150
には、表部分151およびグラフ152〜154が含ま
れ、表部分151の内容は、表5に、示した内容と同様
である。
【0071】
【表5】
【0072】図14のグラフと、図9のグラフを比較す
ると、入力された条件(すべての工程でパレットを使
用、または、一部の工程でパレットを使用)が異なるこ
とから、搬送ロス等の値が異なっている。つまり、本実
施の形態では、グラフ化することにより、ロス率を視覚
的に容易に理解でき、かつ、以前のシミュレーション結
果と比較表示させることができるため、ユーザの望むシ
ミュレーション結果が得られ易いように、シミュレーシ
ョン条件を入力できる。
【0073】さらに、図15または表5に示したシミュ
レーション結果についても、図10または表4に示した
シミュレーション結果と比較できる。なお、図15また
は表5に示したシミュレーション結果が出力される際、
その前に実行されたシミュレーションの結果である図1
0または表4に示した内容は、データベース4に記憶さ
れている。これにより、データ入力装置3に対して所定
の操作がなされることにより、工程設計計算装置2は、
両シミュレーションの結果を比較する表(表6に示す)
を、表示装置5に表示、または、出力装置6から出力、
させることができる。また、この場合、表6に示すよう
に、両結果間で値が異なる項目については、その旨を視
覚的に認識できるよう、態様を変えて、表示または出力
されることが好ましい。
【0074】
【表6】
【0075】なお、表6を参照すると、コンベア長は、
図10または表4に示したシミュレーション結果(表6
では、「図10」と記載、以下「パレットのみの場合」
と言う)では、96.8mであるのに対して、図15ま
たは表5に示したシミュレーション結果(表6では、
「図15」と記載、以下「コンベア+パレットの場合」
と言う)では、111.4mとなっている。つまり、1
4.6mの長さの差が生じている。また、取置きロス
は、コンベア+パレットの場合でのみ発生しているが、
搬送ロスに関しては、コンベア+パレットの場合の方
が、パレットのみの場合に比べて半分となっている。ま
た、仕掛り在庫は、コンベア+パレットの場合では18
4台となっているのに対し、パレットのみの場合では1
71台となっている。これにより、本実施の形態では、
コンベア+パレットの場合の方が結果としてロスの発生
率は少ない、というように、複数のシミュレーション結
果を総合的に比較できる。
【0076】また、図2に示した処理において、S6と
S10において入力されたデータは、相互に、利用され
る。つまり、先に実行された一方の処理において入力さ
れたデータは、後に実行された他方の処理において再度
入力することを必要とされない。また、S6の処理がS
10よりも先に実行された場合、S6の処理の結果とし
て算出された人員数は、S10の処理の際に、画面11
0内に自動的に入力される。また、S6の処理がS10
よりも先に実行された場合、S10の処理の結果として
算出された部品箱の種類数および正味時間(WT)は、
S6の処理の際に、画面80に自動的に入力される。
【0077】以上説明した本実施の形態では、入力され
た、与件データ、作業条件データ、設備条件データ、お
よび、標準時間係数データに基づいて、工程設計のシミ
ュレーションが行なわれ、その結果が、図10等に示す
ように、出力される。
【0078】なお、与件データとは、図3に示す画面に
おいて入力される、工程名称等の、生産工程に対して、
ユーザや設備の性能等とは無関係に設定することのでき
る条件に関するデータである。
【0079】また、作業条件データとは、図4に示す画
面において入力される、作業員の作業幅や、部品箱,パ
レット等の寸法等の、製品の生産に関与する作業員の作
業環境についてのデータである。
【0080】また、設備条件データは、図5および図7
に示す画面において入力される、機種切替設定条件や装
置についてのサイクルタイム,見込み不良率等の、製品
の生産に関与する設備についてのデータである。
【0081】また、標準時間係数データは、図6に示す
画面において入力される、作業余裕、疲労余裕等の、製
品の生産についての標準時間に対する時間的な余裕の理
想的な割合についてのデータである。
【0082】以上説明した本実施の形態では、図4にお
いて入力されている数値を変更すると、シミュレーショ
ン結果におけるコンベアの長さが変更される。
【0083】また、図5のチェックボックス511
(「作業者別に入力した基準時間にて計算する」に対応
したチェックボックス)にチェックが入れられていなけ
れば、つまり、作業者別には計算しない場合には、ライ
ンバランス効率90%を採用して、図9のグラフの表示
がなされる。一方、チェックボックス511にチェック
が入れられ、作業者別に計算する場合には、図8のレイ
アウト表示欄82に使用されているデータを使用して、
図9のグラフの表示がなされる。
【0084】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0085】
【発明の効果】本発明によると、与件データに関連付け
られた、作業条件データ、設備条件データ、および、標
準時間係数データにより、製品のサイズ、生産するべき
製品の数(生産数)、時間的ロス等のロスについての許
容範囲の数値を得られ、これらを用いてシミュレーショ
ンを行なうことにより、生産ロスを最小または許容範囲
内に押さえつつ、仕掛かり在庫数を押さえられるよう設
計された生産工程を得ることができる。したがって、工
程設計の結果、製品の生産効率を向上させることができ
る。
【0086】また、シミュレーションの結果が、表示部
において表示されるため、ユーザは、容易に、生産工程
において見られる生産ロス等への対策を立てることがで
きる。さらに、表示部におけるシミュレーション結果が
グラフ化されることにより、ユーザは、さらに容易に、
上記の対策を立てることができる。
【0087】また、シミューションの結果を記憶できる
ため、類似のパターンのシミュレーションを実行する
際、以前のシミュレーション結果と比較することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の工程設計システムの一実施の形態で
ある最適工程設計システムのブロック図である。
【図2】 図1の最適工程設計システムにおいて実行さ
れる制御動作の内容を示す図である。
【図3】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図4】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図5】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図6】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図7】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図8】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図9】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図10】 図1の出力装置が出力するシミュレーショ
ン結果の一例を示す図である。
【図11】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図
である。
【図12】 図1の出力装置が出力する工程フローチャ
ートの一覧表の一例を示す図である。
【図13】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図
である。
【図14】 図1の表示装置の表示画面の一例を示す図
である。
【図15】 図1の出力装置が出力するシミュレーショ
ン結果の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU、2 工程設計計算装置、3 データ入力装
置、4 データベース、5 表示装置、6 出力装置、
7 最適工程設計システム、8 読取装置、9記録媒
体。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の生産工程を設計するシステムであ
    って、 前記製品の生産に関するデータであって、与件データ
    と、作業条件データと、設備条件データと、標準時間係
    数データの入力を受付ける処理を実行する受付処理部
    と、 前記受付処理部において受付けられたデータに基づい
    て、前記製品の生産に関する各工程の理想的な構成をシ
    ミュレーションするシミュレーション部とを含む、工程
    設計システム。
  2. 【請求項2】 前記シミュレーション部は、さらに、各
    工程の理想的な構成に伴う時間的なロスを算出する、請
    求項1に記載の工程設計システム。
  3. 【請求項3】 前記各工程の理想的な構成には、各工程
    におけるコンベアの長さ、および、前記コンベアにおい
    て作業を行なうことを必要とされる人員の数が含まれ
    る、請求項1または請求項2に記載の工程設計システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記シミュレーション部におけるシミュ
    レーションの結果を表示する表示装置をさらに含む、請
    求項1〜請求項3のいずれかに記載の工程設計システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記シミュレーション部は、前記表示装
    置に、前記各工程の理想的な構成を、前記製品の生産に
    おいて実行される順に表示させる、請求項4に記載の工
    程設計システム。
  6. 【請求項6】 前記シミュレーション部は、前記表示装
    置に、前記シミュレーションの結果を、グラフ化して表
    示させる、請求項4または請求項5に記載の工程設計シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記シミュレーションの結果を記憶する
    結果記憶部をさらに含む、請求項1〜請求項6のいずれ
    かに記載の工程設計システム。
  8. 【請求項8】 製品の生産工程を設計する方法であっ
    て、 前記製品の生産に関するデータであって、与件データ
    と、作業条件データと、設備条件データと、標準時間係
    数データの入力を受付けるステップと、 前記受付けられたデータに基づいて、前記製品の生産に
    関する各工程の理想的な構成をシミュレーションするス
    テップとを含む、工程設計方法。
  9. 【請求項9】 製品の生産工程を設計させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、コンピュータに、 前記製品の生産に関するデータであって、与件データ
    と、作業条件データと、設備条件データと、標準時間係
    数データの入力を受付けるステップと、 前記受付けられたデータに基づいて、前記製品の生産に
    関する各工程の理想的な構成をシミュレーションするス
    テップとを実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 製品の生産工程を設計させるためのプ
    ログラムであって、コンピュータに、 前記製品の生産に関するデータであって、与件データ
    と、作業条件データと、設備条件データと、標準時間係
    数データの入力を受付けるステップと、 前記受付けられたデータに基づいて、前記製品の生産に
    関する各工程の理想的な構成をシミュレーションするス
    テップとを実行させるプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282572A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Maeda Corp 情報処理装置
CN102768511A (zh) * 2011-05-05 2012-11-07 北京三博中自科技有限公司 一种流程行业故障事件的原因搜索方法和系统
CN104731038A (zh) * 2013-12-23 2015-06-24 上海西门子工业自动化有限公司 基于comos的过程控制系统机柜设计开发系统及开发方法

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JP2010282572A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Maeda Corp 情報処理装置
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