JP2003014202A - 縦型廃熱ボイラ - Google Patents
縦型廃熱ボイラInfo
- Publication number
- JP2003014202A JP2003014202A JP2001201791A JP2001201791A JP2003014202A JP 2003014202 A JP2003014202 A JP 2003014202A JP 2001201791 A JP2001201791 A JP 2001201791A JP 2001201791 A JP2001201791 A JP 2001201791A JP 2003014202 A JP2003014202 A JP 2003014202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- vertical
- transfer tube
- header
- waste heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦型廃熱ボイラにおいて、分配管、連絡管の
サイズを統一することができるようにする。 【解決手段】 排ガスが蒸発室２２内を下から上へ流
れ、ボイラ水が胴１０、分配管１２ａ、入口管寄せ２
４、伝熱管パネル２６、出口管寄せ２８及び連絡管２０
ａを経て胴１０に循環するようにした縦型廃熱ボイラに
おいて、入口管寄せ２４及び出口管寄せ２８を垂直管寄
せとし、伝熱管パネル２６を垂直伝熱管パネルとする。
サイズを統一することができるようにする。 【解決手段】 排ガスが蒸発室２２内を下から上へ流
れ、ボイラ水が胴１０、分配管１２ａ、入口管寄せ２
４、伝熱管パネル２６、出口管寄せ２８及び連絡管２０
ａを経て胴１０に循環するようにした縦型廃熱ボイラに
おいて、入口管寄せ２４及び出口管寄せ２８を垂直管寄
せとし、伝熱管パネル２６を垂直伝熱管パネルとする。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、入口管寄せへの分
配管、及び出口管寄せからの連絡管の大きさを統一する
ことができる縦型廃熱ボイラに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】排ガスが下から上へ流れる構造の従来の
縦型廃熱ボイラでは、図３に示すように、ボイラ水は、
胴１０→分配管１２→入口管寄せ１４→伝熱管パネル１
６→出口管寄せ１８→連絡管２０→胴１６と循環する。
２２は蒸発室（煙道）である。 【０００３】そして、従来の縦型廃熱ボイラでは、図３
及び図４に示すように、伝熱管の構造は、水平パネル、
水平管寄せ方式とされている。なお、伝熱管パネル１６
は、水平な入口管寄せ１４から水平な出口管寄せ１８に
かけて、出口管寄せ側が高くなるように、複数本の伝熱
管が傾斜配置されて構成されている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の縦型廃熱ボイラにおいて、最高温度の排ガスに触
れる最下部の伝熱管パネル１６は蒸発量は最大となり、
最上部の伝熱管パネル１６は熱交換のほぼ終わった最低
温度の排ガスに触れるため、蒸発量は最小となる。 【０００５】良好な水循環を得るためには、分配管１
２、連絡管２０の流速を限界値以下にする必要がある。
各伝熱管パネル１６における蒸発量は異なるので、各連
絡管２０毎にサイズ（口径）を変えるか、又は最も蒸発
量の高い伝熱管パネルに他の伝熱管パネルを合わせる必
要がある。 【０００６】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、伝熱管構造を垂直伝熱管パネル、
垂直管寄せ方式とし、各伝熱管パネル毎の蒸発量を同一
にするようにして、その結果、分配管、連絡管のサイズ
を最適に統一することができるようにした縦型廃熱ボイ
ラを提供することにある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の縦型廃熱ボイラは、排ガスが蒸発室内を
下から上へ流れ、ボイラ水が胴、分配管、入口管寄せ、
伝熱管パネル、出口管寄せ及び連絡管を経て胴に循環す
るようにした縦型廃熱ボイラにおいて、入口管寄せ及び
出口管寄せを垂直（鉛直）管寄せとし、伝熱管パネルを
垂直（鉛直）伝熱管パネルとするように構成されてい
る。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明は下記の実施の形態に何ら限定され
るものではなく、適宜変更して実施することができるも
のである。図１は本発明の実施の第１形態による縦型廃
熱ボイラを示し、図２は下部管寄せの側面を示してい
る。排ガスが蒸発室（煙道）２２内を下方から上方へ流
れ、ボイラ水が胴（ドラム）１０、分配管１２ａ、入口
管寄せ（入口ヘッダー）２４、伝熱管パネル２６、出口
管寄せ（出口ヘッダー）２８及び連絡管２０ａを経て胴
１０に循環するように接続されて縦型廃熱ボイラが構成
されている。 【０００９】このように構成された縦型廃熱ボイラにお
いて、入口管寄せ２４及び出口管寄せ２８を垂直管寄せ
とし、伝熱管パネル２６を垂直伝熱管パネルとしてい
る。なお、垂直な伝熱管パネルの各伝熱管は、垂直な入
口管寄せ２４から垂直な出口管寄せ２８にかけて、出口
管寄せ側が高くなるように、複数本の伝熱管が傾斜配置
されて構成されている。 【００１０】 【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 （１） 伝熱管構造を垂直伝熱管パネル、垂直管寄せ方
式しているので、各伝熱管パネル毎の蒸発量を同一にす
ることができる。その結果、分配管、連絡管のサイズを
最適に統一することができる。
配管、及び出口管寄せからの連絡管の大きさを統一する
ことができる縦型廃熱ボイラに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】排ガスが下から上へ流れる構造の従来の
縦型廃熱ボイラでは、図３に示すように、ボイラ水は、
胴１０→分配管１２→入口管寄せ１４→伝熱管パネル１
６→出口管寄せ１８→連絡管２０→胴１６と循環する。
２２は蒸発室（煙道）である。 【０００３】そして、従来の縦型廃熱ボイラでは、図３
及び図４に示すように、伝熱管の構造は、水平パネル、
水平管寄せ方式とされている。なお、伝熱管パネル１６
は、水平な入口管寄せ１４から水平な出口管寄せ１８に
かけて、出口管寄せ側が高くなるように、複数本の伝熱
管が傾斜配置されて構成されている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の縦型廃熱ボイラにおいて、最高温度の排ガスに触
れる最下部の伝熱管パネル１６は蒸発量は最大となり、
最上部の伝熱管パネル１６は熱交換のほぼ終わった最低
温度の排ガスに触れるため、蒸発量は最小となる。 【０００５】良好な水循環を得るためには、分配管１
２、連絡管２０の流速を限界値以下にする必要がある。
各伝熱管パネル１６における蒸発量は異なるので、各連
絡管２０毎にサイズ（口径）を変えるか、又は最も蒸発
量の高い伝熱管パネルに他の伝熱管パネルを合わせる必
要がある。 【０００６】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、伝熱管構造を垂直伝熱管パネル、
垂直管寄せ方式とし、各伝熱管パネル毎の蒸発量を同一
にするようにして、その結果、分配管、連絡管のサイズ
を最適に統一することができるようにした縦型廃熱ボイ
ラを提供することにある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の縦型廃熱ボイラは、排ガスが蒸発室内を
下から上へ流れ、ボイラ水が胴、分配管、入口管寄せ、
伝熱管パネル、出口管寄せ及び連絡管を経て胴に循環す
るようにした縦型廃熱ボイラにおいて、入口管寄せ及び
出口管寄せを垂直（鉛直）管寄せとし、伝熱管パネルを
垂直（鉛直）伝熱管パネルとするように構成されてい
る。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明は下記の実施の形態に何ら限定され
るものではなく、適宜変更して実施することができるも
のである。図１は本発明の実施の第１形態による縦型廃
熱ボイラを示し、図２は下部管寄せの側面を示してい
る。排ガスが蒸発室（煙道）２２内を下方から上方へ流
れ、ボイラ水が胴（ドラム）１０、分配管１２ａ、入口
管寄せ（入口ヘッダー）２４、伝熱管パネル２６、出口
管寄せ（出口ヘッダー）２８及び連絡管２０ａを経て胴
１０に循環するように接続されて縦型廃熱ボイラが構成
されている。 【０００９】このように構成された縦型廃熱ボイラにお
いて、入口管寄せ２４及び出口管寄せ２８を垂直管寄せ
とし、伝熱管パネル２６を垂直伝熱管パネルとしてい
る。なお、垂直な伝熱管パネルの各伝熱管は、垂直な入
口管寄せ２４から垂直な出口管寄せ２８にかけて、出口
管寄せ側が高くなるように、複数本の伝熱管が傾斜配置
されて構成されている。 【００１０】 【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 （１） 伝熱管構造を垂直伝熱管パネル、垂直管寄せ方
式しているので、各伝熱管パネル毎の蒸発量を同一にす
ることができる。その結果、分配管、連絡管のサイズを
最適に統一することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の第１形態による縦型廃熱ボイラ
の概略構成図である。 【図２】図１における出口管寄せの側面説明図である。 【図３】従来の縦型廃熱ボイラの概略構成図である。 【図４】図３における出口管寄せの側面説明図である。 【符号の説明】 １０ 胴 １２、１２ａ 分配管 １４、２４ 入口管寄せ １６ 伝熱管パネル １８、２８ 出口管寄せ ２０、２０ａ 連絡管 ２２ 蒸発室（煙道） ２６ 垂直の伝熱管パネル
の概略構成図である。 【図２】図１における出口管寄せの側面説明図である。 【図３】従来の縦型廃熱ボイラの概略構成図である。 【図４】図３における出口管寄せの側面説明図である。 【符号の説明】 １０ 胴 １２、１２ａ 分配管 １４、２４ 入口管寄せ １６ 伝熱管パネル １８、２８ 出口管寄せ ２０、２０ａ 連絡管 ２２ 蒸発室（煙道） ２６ 垂直の伝熱管パネル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中村 義人
滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱工
業株式会社滋賀工場内
(72)発明者 江口 和喜
滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱工
業株式会社滋賀工場内
(72)発明者 柳田 高秀
滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱工
業株式会社滋賀工場内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 排ガスが蒸発室内を下から上へ流れ、ボ
イラ水が胴、分配管、入口管寄せ、伝熱管パネル、出口
管寄せ及び連絡管を経て胴に循環するようにした縦型廃
熱ボイラにおいて、 入口管寄せ及び出口管寄せを垂直管寄せとし、伝熱管パ
ネルを垂直伝熱管パネルとしたことを特徴とする縦型廃
熱ボイラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001201791A JP2003014202A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 縦型廃熱ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001201791A JP2003014202A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 縦型廃熱ボイラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003014202A true JP2003014202A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19038693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001201791A Pending JP2003014202A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 縦型廃熱ボイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003014202A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160075789A (ko) * | 2012-01-17 | 2016-06-29 | 제네럴 일렉트릭 테크놀러지 게엠베하 | 관류형 수평 증발기에서 튜브 배열 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62158994A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-14 | Toshiba Corp | 排熱回収熱交換器の製造方法 |
| JPH04340001A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-11-26 | A Ahlstroem Oy | ボイラー |
-
2001
- 2001-07-03 JP JP2001201791A patent/JP2003014202A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62158994A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-14 | Toshiba Corp | 排熱回収熱交換器の製造方法 |
| JPH04340001A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-11-26 | A Ahlstroem Oy | ボイラー |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160075789A (ko) * | 2012-01-17 | 2016-06-29 | 제네럴 일렉트릭 테크놀러지 게엠베하 | 관류형 수평 증발기에서 튜브 배열 |
| US10274192B2 (en) | 2012-01-17 | 2019-04-30 | General Electric Technology Gmbh | Tube arrangement in a once-through horizontal evaporator |
| KR102049106B1 (ko) * | 2012-01-17 | 2019-11-27 | 제네럴 일렉트릭 테크놀러지 게엠베하 | 관류형 수평 증발기에서 튜브 배열 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6286590B1 (en) | Heat exchanger with flat tubes of two columns | |
| JPH0550668B2 (ja) | ||
| JP2003014202A (ja) | 縦型廃熱ボイラ | |
| JP2010007968A (ja) | 給湯装置 | |
| JP2005201491A (ja) | 熱交換器 | |
| CN209213962U (zh) | 一种常压混流管路供热系统 | |
| CN212870845U (zh) | 一种直立式u型结构翅片式换热器 | |
| CN1088179C (zh) | 吸收式制冷机构的发生器 | |
| CN108398046A (zh) | 一种光热釜式蒸发器管束固定结构 | |
| JP3997594B2 (ja) | 空冷吸収器 | |
| CN208187188U (zh) | 一种曲管多隔板式冷却塔 | |
| JP4748900B2 (ja) | 水管式ボイラ | |
| CN110779353A (zh) | 换热结构及换热器 | |
| CN210772812U (zh) | 一种节能型燃气采暖热水炉 | |
| JP4405652B2 (ja) | 燃焼ガス通路に水平な熱吸収用フィンを設けたボイラ | |
| CN216448204U (zh) | 一种燃气锅炉烟气余热利用装置 | |
| JP2004069284A (ja) | 排ガスボイラ | |
| KR101886560B1 (ko) | 연통의 폐열을 회수하기 위한 열교환장치 | |
| JP2004225978A (ja) | 一体型熱交換器 | |
| JPS5928203Y2 (ja) | 熱回収用熱交換器 | |
| JP2605869B2 (ja) | 熱交換装置 | |
| JP2600930B2 (ja) | 熱交換装置 | |
| JP2000028101A (ja) | 排熱回収ボイラの伝熱管構造 | |
| JPH09126554A (ja) | 熱交換装置 | |
| JPH1123086A (ja) | 空冷吸収式冷凍機及びその凝縮器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080602 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100513 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100608 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100716 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110426 |